JP2604703B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2604703B2 JP60043149A JP4314985A JP2604703B2 JP 2604703 B2 JP2604703 B2 JP 2604703B2 JP 60043149 A JP60043149 A JP 60043149A JP 4314985 A JP4314985 A JP 4314985A JP 2604703 B2 JP2604703 B2 JP 2604703B2
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秀夫 小方
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は遠隔制御ユニットにより遠方から運転制御信
号を空気調和機本体に伝送し制御する空気調和機の制御
装置に関するものである。
従来の技術 近年、空気調和機は高機能化,システム化が進み、遠
隔制御ユニットにマイクロコンピュータを搭載し、遠隔
制御ユニットから空気調和機本体に制御信号を伝送し運
転制御を行う空気調和機の制御装置が増加しつつある。
以下、図面を参照しながら、上述した空気調和機の制
御装置の一例について説明する。第4図は従来の空気調
和機の制御装置のブロック図、第5図は同従来の空気調
和機の制御装置の遠隔制御ユニットの動作を示すフロー
チャート、第6図は同従来の空気調和機の制御装置の動
作を示すタイミングチャートである。
第4図に於いて、1は空気調和機本体、2は空気調和
機本体1を遠方から制御するための遠隔制御ユニットで
ある。3は空気調和機本体1の電源回路、4は空気調和
機本体1のマイクロコンピュータで、電源端子V′ccに
電源回路3から所定の電圧が供給される。このマイクロ
コンピュータ4内には、入力情報データを記憶するRAM5
と、空気調和機本体1を制御する手順プログラムを格納
したRAM6を有する。
7は空気調和機本体1のリセット回路で、電源の立上
がり時マイクロコンピュータ4の入力端子I′1にリセ
ット信号を入力することにより、ROM6に格納された手順
プログラムをリセットし、RAM5の内容をクリアーする。
8は受信回路で、遠隔制御ユニット2から伝送される
制御信号を受信し増幅,復調しマイクロコンピュータ4
の入力端子I′0に入力する。入力された制御信号はマ
イクロコンピュータ4内のRAM5に記憶され、ROM6に格納
された手順プログラムに従い、出力端子O′0,O′1,O′
2から負荷駆動信号を出力し、ドライバやリレーで構成
された高圧負荷駆動手段9を介して、圧縮機10、四方弁
11、室内ファン12などを駆動する。
13は遠隔制御ユニット2の電源回路で、空気調和機本
体1内の電源回路3から供給される電圧から所定の電圧
を得て遠隔制御ユニット2のマイクロコンピュータ14の
電源端子Vccに電圧を供給する。マイクロコンピュータ1
4内には空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4と
同様にRAM15、ROM16を有する。17は遠隔制御ユニット2
のリセット回路で、マイクロコンピュータ14の入力端子
1にリセット信号を入力する。
18は運転スイッチであり、指で押すと押している間だ
け没入し指を離すと元の初期状態に戻るプッシュ式の操
作部18aと、操作部18aが信押される度にOFFからONまた
はONからOFFに切り換え、電源供給がなくなるとOFFにな
るON/OFF保持手段18bとからなり、マイクロコンピュー
タ14の入力端子I0にON信号またはOFF信号を出力する。
マイクロコンピュータ14の入力端子I0に入力されたO
N/OFFの操作信号データはRAM15に記憶され、ROM16に格
納された手順プログラムに従い出力端子O0から制御信
号を出力し、送信回路19を介して空気調和機本体1に伝
達する構成としている。
以上のように構成された空気調和機の制御装置につい
て、以下第5図に示す遠隔制御ユニットの動作フローチ
ャートと、第6図に示す空気調和機の制御装置のタイミ
ングチャートに基づき、その動作について説明する。
まず、t0で電源が投入されると、遠隔制御ユニット
2では、リセット回路17からマイクロコンピュータ14の
入力端子I1にリセット信号が出力され、手順プログラ
ムがスタートしRAM15の内容はクリアーされる。
ステップ1で、運転スイッチ18のON/OFF保持手段18b
からマイクロコンピュータ14の入力端子I0に出力され
た操作信号データから、運転スイッチ18の状態を確認す
る。電源立上り直後の初期の状態では、運転スイッチ8
がOFFであるので、次のステップ2をYes側に分岐してス
テップ3に進む。
ステップ3では、電源立上り以降に運転スイッチ18が
ONになったことがあるかどうかを判断する。電源立上り
直後の初期の状態では、運転スイッチ8はONになってい
ないので、ステップ3をNo側に分岐しステップ4に進
む。ステップ4に進んだ場合は、省電力化を図るため、
ON信号とOFF信号のどちらの信号も送信しない(伝送出
力停止)。
一方、空気調和機本体1は、t0で電源が投入される
と、リセット回路7からマイクロコンピュータ4の入力
端子I′1にリセット信号が出力され、手順プログラム
がスタートしRAM5の内容はクリアーされ、停止状態であ
る。
そして、t1で運転スイッチ18の操作部18aが押し込ま
れるまでは、ステップ4からステップ1、ステップ2、
ステップ3、ステップ4のループを繰り返す。
1で運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれると、
ON/OFF保持手段18bは、OFF状態からON状態に切り換わ
る。その後ステップ1でマイクロコンピュータ14が運転
スイッチ18の状態を確認すると、運転スイッチ8がONに
変わっているため、次のステップ2をNo側に分岐してス
テップ5に進み、遠隔制御ユニット2は送信回路19から
ON信号を伝送出力する。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてON信号を受信し、高圧負荷駆動
手段9を使って、圧縮機10、四方弁11、室内ファン12等
を駆動して空気調和機の運転を行う。
そして、t2で運転スイッチ18の操作部18aが押し込ま
れると、ON/OFF保持手段18bは、ON状態からOFF状態に切
り換わる。その後ステップ1でマイクロコンピュータ14
が運転スイッチ18の状態を確認すると、運転スイッチ8
がOFFに変わっているため、次のステップ2をYes側に分
岐してステップ3に進む。
ステップ3では、電源立上り以降に運転スイッチ18が
ONになったことがあるかどうかを判断する。今回は、t
1からt2まで運転スイッチ8がONになっていたので、ス
テップ3をYes側に分岐しステップ6に進み、遠隔制御
ユニット2は送信回路19からOFF信号を伝送出力する。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は受信回路8を通じてOFF信号を受信し、高圧負荷駆動
手段9を使って、空気調和機を停止する。
そして、t3で運転スイッチ18の操作部18aが押し込ま
れるまでは、ステップ6からステップ1、ステップ2、
ステップ3、ステップ6のループを繰り返す。
3で運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれると、
ON/OFF保持手段18bは、OFF状態からON状態に切り換わ
る。その後ステップ1でマイクロコンピュータ14が運転
スイッチ18の状態を確認すると、運転スイッチ8がONに
変わっているため、次にステップ2をNo側に分岐してス
テップ5に進み、遠隔制御ユニット2は送信回路19から
ON信号を伝送出力する。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は受信回路8を通じてON信号を受信し、高圧負荷駆動手
段9を使って、圧縮機10、四方弁11、室内ファン12等を
駆動して空気調和機の運転を行う。
ところで、空気調和機本体1と遠隔制御ユニット2間
の配線が長い場合、線路損失により遠隔制御ユニット2
に供給される電圧は下がり、回路の動作電圧に対し余裕
がない。
4で遠隔制御ユニット2の最低動作保証電圧より電
圧が落ちるが空気調和機本体1の最低動作保証電圧は確
保できる瞬時停電が発生すると、遠隔制御ユニット2で
は、t0での電源立上り時と同様に、リセット回路17か
らリセット信号が出力される。また、運転スイッチ18は
瞬時停電によりOFF状態になる。
次にステップ1では運転スイッチ8がOFFであるの
で、次のステップ2をYes側に分岐し、ステップ3で
は、電源立上り以降(瞬時停電の電源立上り以降)に運
転スイッチ18がONになっていないので、ステップ3をNo
側に分岐しステップ4に進む。ステップ4では、ON信号
とOFF信号のどちらの信号も送信しない(伝送出力停
止)。
そして、t5で運転スイッチ18の操作部18aが押し込ま
れるまでは、ステップ4からステップ1、ステップ2、
ステップ3、ステップ4のループを繰り返す。
一方、空気調和機本体1は、瞬時停電の影響はなく、
3から続いている運転状態を継続する。
5で運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれると、
ON/OFF保持手段18bは、OFF状態からON状態に切り換わ
る。その後ステップ1でマイクロコンピュータ14が運転
スイッチ18の状態を確認すると、運転スイッチ8がONに
変わっているため、次にステップ2をNo側に分岐してス
テップ5に進み、遠隔制御ユニット2は送信回路19から
ON信号を伝送出力する。
一方、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてON信号を受信するが、すでに運
転を行っているため、継続して空気調和機の運転を行
う。
そして、t6で運転スイッチ18の操作部18aが押し込ま
れるまでは、ステップ5からステップ1、ステップ2、
ステップ5のループを繰り返す。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、空気調和機本体
1と遠隔制御ユニット2間の配線が長い場合、線路損失
により遠隔制御ユニット2に供給される電圧は下がり、
回路の動作電圧に対し余裕がなく、遠隔制御ユニット2
の最低動作保証電圧より電圧が落ちるが、空気調和機本
体1の最低動作保証電圧は確保できる瞬時停電が発生す
ると、第6図のt4とt5との間の動作に示すように、遠
隔制御ユニット2の運転スイッチ18はOFF状態であるに
もかかわらず、空気調和機本体1内のマイクロコンピュ
ータ4は運転状態を保持し、利用者の混乱を招くととも
に、不必要な空調を行い、電力を無駄に消費するという
不具合点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、遠隔制御ユニットの伝送
出力の省電力化を図るとともに、瞬時停電で、遠隔制御
ユニットのマイクロコンピュータがリセットされたの
に、空気調和機本体内のマイクロコンピュータがリセッ
トされないことが起きても、遠隔制御ユニットの運転ス
イッチのON,OFFの状態と、空気調和機本体内の運転,停
止の状態を合致させることができる空気調和機の制御装
置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の空気調和機の制
御装置は、空気調和機本体から電源の供給を受け、運転
スイッチがON状態のとき前記空気調和機本体へON信号を
送信し、前記運転スイッチがOFF状態のとき前記空気調
和機本体へOFF信号を送信する遠隔制御ユニットと、前
記遠隔制御ユニットからON信号を受信したときは運転を
行い、OFF信号を受信したときは運転を停止し、ON信号
とOFF信号のどちらの信号も受信しないときはそれまで
の運転状態を継続する前記空気調和機本体とからなり、
前記運転スイッチは、OFF状態で前記運転スイッチを操
作するとON状態に切り換わり、ON状態で前記運転スイッ
チを操作するとOFF状態に切り換わり、電源供給がなく
なったときOFF状態になるものであり、前記遠隔制御ユ
ニットは、電源投入時や瞬時停電時等の電源立上り時か
ら所定時間経過するまでの間に前記運転スイッチが操作
された場合は、電源立上り時から前記運転スイッチが操
作されるまでOFF信号を送信し、電源立上り時から所定
時間経過するまでの間に前記運転スイッチが操作されな
い場合は、電源立上り時から所定時間経過するまでOFF
信号を送信した後前記運転スイッチが操作されるまでOF
F信号の送信を停止するよう構成したのである。
作用 本発明では、電源投入時や瞬時停電時等の電源立上り
時から所定時間経過するまでの間に、運転スイッチが操
作された場合は、遠隔制御ユニットが、電源立上り時か
ら運転スイッチが操作されるまでOFF信号を送信し、電
源立上り時から所定時間経過するまでの間に、運転スイ
ッチが操作されない場合は、遠隔制御ユニットが、電源
立上り時から所定時間経過するまでOFF信号を送信した
後、運転スイッチが操作されるまで、OFF信号の送信を
停止するので、遠隔制御ユニットの伝送出力の省電力化
を図るとともに、瞬時停電で、遠隔制御ユニットのマイ
クロコンピュータがリセットされたのに、空気調和機本
体内のマイクロコンピュータが、リセットされないこと
が起きても、遠隔制御ユニットの運転スイッチのON,OFF
の状態と、空気調和機本体内の運転,停止の状態を合致
させることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例の空気調和機の制御装置につ
いて、図面を参照しながら説明するが、従来と同一構成
については同一符号を付してその詳細な説明は省略す
る。第1図は本発明の一実施例の空気調和機の制御装置
のブロック図、第2図は同実施例の空気調和機の制御装
置の遠隔制御ユニットの動作を示すフローチャート、第
3図は同実施例の空気調和機の制御装置の動作を示すタ
イミングチャートである。
第1図に於いて、20は電源立上り時にリセット回路17
からリセット信号を入力すると、ある一定時間(本実施
例では10秒間)カウントするタイマである。
本実施例と従来例との構成上の相違点は、遠隔制御ユ
ニット2内のマイクロコンピュータ14内にタイマ20を付
加したことである。
以上のように構成された空気調和機の制御装置につい
て、以下第2図に示す遠隔制御ユニットの動作フローチ
ャートと第3図に示す空気調和機の制御装置のタイミン
グチャートに基づきその動作について説明する。
まず、T0で電源が投入されると、遠隔制御ユニット2
では、リセット回路17からマイクロコンピュータ14の入
力端子I1にリセット信号が出力され(ステップ11)、
手順プログラムがスタートし、RAM15の内容はクリアー
され、タイマ20による計時を開始する(ステップ12)。
次にステップ13で、運転スイッチ18のON/OFF保持手段
18bからマイクロコンピュータ14の入力端子I0に出力さ
れた操作信号データから、運転スイッチ18の状態を確認
する。電源立上り直後の初期の状態では、運転スイッチ
8がOFFであるので、次のステップ14をYes側に分岐して
ステップ15に進む。
ステップ15では、電源立上り以降に運転スイッチ18が
ONになったことがあるかどうかを判断する。電源立上り
直後の初期の状態では、運転スイッチ8はONになってい
ないので、ステップ15をNo側に分岐しステップ16に進
む。
ステップ16では、電源立上りから10秒を経過したか
を、タイマ20の動作から判断する。電源立上り直後の初
期の状態では、10秒を経過していないのでステップ16を
No側に分岐してステップ17に進み、遠隔制御ユニット2
は送信回路19からOFF信号を伝送出力する。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてOFF信号を受信する。電源立上
り直後の初期の状態では、空気調和機本体1は停止状態
であるので、OFF信号を受信した後も停止状態を継続す
る。
そして、T1(T0とT1との間は10秒以内とする)で
運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれるまでは、ス
テップ17からステップ13、ステップ14、ステップ15、ス
テップ16、ステップ17のループを繰り返す。
1で運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれると、
ON/OFF保持手段18bは、OFF状態からON状態に切り換わ
る。その後ステップ13でマイクロコンピュータ14が、運
転スイッチ18の状態を確認すると、運転スイッチ8がON
に変わっているため、次のステップ14をNo側に分岐して
ステップ18に進み、遠隔制御ユニット2は送信回路19か
らON信号を伝送出力する。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてON信号を受信し、高圧負荷駆動
手段9を使って、圧縮器10、四方弁11、室内ファン12等
を駆動して空気調和機の運転を行う。
そして、T2で遠隔制御ユニット2の最低動作保証電
圧より電圧が落ちるが、空気調和機本体1の最低動作保
証電圧は確保できる瞬時停電が発生するまでは、ステッ
プ18からステップ13、ステップ14、ステップ18のループ
を繰り返す。
2で遠隔制御ユニット2の最低動作保証電圧より電
圧が落ちるが、空気調和機本体1の最低動作保証電圧は
確保できる瞬時停電が発生すると、遠隔制御ユニット2
では、T0での電源立上り時と同様に、リセット回路17
からリセット信号が出力され(ステップ11)、タイマ20
による計時を開始する(ステップ12)。
次にステップ13では、運転スイッチ8がOFFであるの
で、次のステップ14をYes側に分岐し、次のステップ15
では、電源立上り以降(瞬時停電の電源立上り以降)に
運転スイッチ18がONになっていないので、ステップ15を
No側に分岐しステップ16に進む。
ステップ16では電源立上りから10秒を経過したかを、
タイマ20の動作から判断する。瞬時停電の電源立上り直
後の初期の状態では、10秒を経過していないので、ステ
ップ16をNo側に分岐してステップ17に進み、遠隔制御ユ
ニット2は送信回路19からOFF信号を伝送出力する。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてOFF信号を受信し、高圧負荷駆
動手段9を使って、空気調和機を停止する。
そして、T3(T2とT3との間は10秒以内とする)で
運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれるまでは、ス
テップ17からステップ13、ステップ14、ステップ15、ス
テップ16、ステップ17のループを繰り返す。
3で運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれると、
ON/OFF保持手段18bは、OFF状態からON状態に切り換わ
る。その後ステップ13でマイクロコンピュータ14が運転
スイッチ18の状態を確認すると、運転スイッチ8がONに
変わっているため、次のステップ14をNo側に分岐してス
テップ18に進み、遠隔制御ユニット2は送信回路19から
ON信号を伝送出力する。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてON信号を受信し、高圧負荷駆動
手段9を使って、圧縮器10、四方弁11、室内ファン12等
を駆動して空気調和機の運転を行う。
そして、T4で運転スイッチ18の操作部18aが押し込ま
れるまでは、ステップ18からステップ13、ステップ14、
ステップ18のループを繰り返す。
4で運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれると、
ON/OFF保持手段18bは、ON状態からOFF状態に切り換わ
る。その後ステップ13でマイクロコンピュータ14が,運
転スイッチ18の状態を確認すると、運転スイッチ8がOF
Fに変わっているため、次のステップ14をYes側に分岐し
てステップ15に進む。
ステップ15では、電源立上り以降に運転スイッチ18が
ONになったことがあるかどうかを判断する。今回は、T
3からT4まで運転スイッチ8がONになっていたのでは、
ステップ15をYes側に分岐しステップ17に進み、遠隔制
御ユニット2は送信回路19からOFF信号を伝送出力す
る。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてOFF信号を受信し、高圧負荷駆
動手段9を使って、空気調和機を停止する。
そして、T5で運転スイッチ18の操作部18aは押し込ま
れるまでは、ステップ17からステップ13、ステップ14、
ステップ15、ステップ17のループを繰り返す。
5で運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれると、
ON/OFF保持手段18bは、OFF状態からON状態に切り換わ
る。その後ステップ13でマイクロコンピュータ14が,運
転スイッチ18の状態を確認すると、運転スイッチ8がON
に変わっているため、次のステップ14をNo側に分岐して
ステップ18に進み、遠隔制御ユニット2は送信回路19か
らON信号を伝送出力する。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてON信号を受信し、高圧負荷駆動
手段9を使って、圧縮器10、四方弁11、室内ファン12等
を駆動して空気調和機の運転を行う。
そして、T6で遠隔制御ユニット2の最低動作保証電
圧より電圧が落ちるが、空気調和機本体1の最低動作保
証電圧は確保できる瞬時停電が発生するまでは、ステッ
プ18からステップ13、ステップ14、ステップ18のループ
を繰り返す。
6で遠隔制御ユニット2の最低動作保証電圧より電
圧が落ちるが、空気調和機本体1の最低動作保証電圧は
確保できる瞬時停電が発生すると、遠隔制御ユニット2
では、T2での電源立上り時と同様に、リセット回路17
からリセット信号が出力され(ステップ11)、タイマ20
による計時を開始する(ステップ12)。
次にステップ13では、運転スイッチ8がOFFであるの
で、次のステップ14をYes側に分岐し、次のステップ15
では、電源立上り以降(瞬時停電の電源立上り以降)に
運転スイッチ18がONになっていないので、ステップ15を
No側に分岐しステップ16に進む。
ステップ16では、電源立上りから10秒を経過したか
を、タイマ20の動作から判断する。瞬時停電の電源立上
り直後の初期の状態では、10秒を経過していないので、
ステップ16をNo側に分岐してステップ17に進み、遠隔制
御ユニット2は送信回路19からOFF信号を伝送出力す
る。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてOFF信号を受信し、高圧負荷駆
動手段9を使って、空気調和機を停止する。
そして、T7でタイマ20が停止するまでは、ステップ1
7からステップ13、ステップ14、ステップ15、ステップ1
6、ステップ17のループを繰り返す。
7でタイマ20が停止すると、ステップ16で電源立上
りから10秒を経過したと判断し、ステップ16をYes側に
分岐し、次のステップ19で省電力化を図るため、OFF信
号の伝送出力を停止する。
一方、空気調和機本体1は、OFF信号の受信がなくな
っても停止状態を継続する。そして、T8で運転スイッ
チ18の操作部18aが押し込まれるまでは、ステップ19か
らステップ13、ステップ14、ステップ15、ステップ16、
ステップ19のループを繰り返す。
8で運転スイッチ18の操作部18aが押し込まれると、
ON/OFF保持手段18bは、OFF状態からON状態に切り換わ
る。その後ステップ13でマイクロコンピュータ14が、運
転スイッチ18の状態を確認すると、運転スイッチ8がON
に変わっているため、次のステップ14をNo側に分岐し
て、ステップ18に進み、遠隔制御ユニット2は送信回路
19からON信号を伝送出力する。
そして、空気調和機本体1のマイクロコンピュータ4
は、受信回路8を通じてON信号を受信し、高圧負荷駆動
手段9を使って、圧縮器10、四方弁11、室内ファン12等
を駆動して空気調和機の運転を行う。
そして、T9で運転スイッチ18の操作部18aが押し込ま
れるまでは、ステップ18からステップ13、ステップ14、
ステップ18のループを繰り返す。
以上のように本実施例によれば、遠隔制御ユニット2
内のマイクロコンピュータ14内に、リセット信号により
電源立上りから10秒間動作するタイマ20を付加し、電源
投入時や瞬時停電時等の電源立上り時から所定時間経過
するまでの間に運転スイッチ18の操作部18aが操作され
た場合は、遠隔制御ユニット2のマイクロコンピュータ
14が、電源立上り時から運転スイッチ18の操作部18aが
操作されるまで送信回路19を通じてOFF信号を送信し、
電源立上り時から所定時間経過するまでの間に運転スイ
ッチ18の操作部18aが操作されない場合は、遠隔制御ユ
ニット2のマイクロコンピュータ14が、電源立上り時か
ら所定時間経過するまで送信回路19を通じてOFF信号を
送信した後運転スイッチ18の操作部18aが操作されるま
でOFF信号の送信を停止するよう構成したことにより、
遠隔制御ユニット2が、電源立上り時に、OFF信号を送
信し、電源立上りから所定時間を経過するまでの間に運
転スイッチ18の操作部18aの操作がなければ、電源立上
りから所定時間を経過した時点でOFF信号の送信を停止
するため、遠隔制御ユニットの伝送出力の省電力化を図
るとともに、瞬時停電で、遠隔制御ユニット2のマイク
ロコンピュータ14がリセットされたのに空気調和機本体
1内のマイクロコンピュータ4が、リセットされないこ
とが起きても、遠隔制御ユニット2の運転スイッチ18の
ON,OFFの状態と、空気調和機本体1内の運転,停止の状
態を合致させることができる。
発明の効果 以上のように本発明の空気調和機の制御装置は、空気
調和機本体から電源の供給を受け、運転スイッチがON状
態のとき前記空気調和機本体へのON信号を送信し、前記
運転スイッチがOFF状態のとき前記空気調和機本体へOFF
信号を送信する遠隔制御ユニットと、前記遠隔制御ユニ
ットからON信号を受信したときは運転を行い、OFF信号
を受信したときは運転を停止し、ON信号とOFF信号のど
ちらの信号も受信しないときはそれまでの運転状態を継
続する前記空気調和機本体とからなり、前記運転スイッ
チは、OFF状態で前記運転スイッチを操作するとON状態
に切り換わり、ON状態で前記運転スイッチを操作すると
OFF状態に切り換わり、電源供給がなくなったときOFF状
態になるものであり、前記遠隔制御ユニットは、電源投
入時や瞬時停電時等の電源立上り時から所定時間経過す
るまでの間に前記運転スイッチが操作された場合は、電
源立上り時から前記運転スイッチが操作されるまでOFF
信号を送信し、電源立上り時から所定時間経過するまで
の間に前記運転スイッチが操作されない場合は、電源立
上り時から所定時間経過するまでOFF信号を送信した後
前記運転スイッチが操作されるまでOFF信号の送信を停
止するよう構成したことにより、遠隔制御ユニットが、
電源立上り時に、OFF信号を送信し、電源立上りから所
定時間を経過するまでの間に運転スイッチの操作がなけ
れば、電源立上りから所定時間を経過した時点でOFF信
号の送信を停止するため、遠隔制御ユニットの伝送出力
の省電力化を図るとともに、瞬時停電で、遠隔制御ユニ
ットのマイクロコンピュータがリセットされたのに空気
調和機本体内のマイクロコンピュータが、リセットされ
ないことが起きても、遠隔制御ユニットの運転スイッチ
のON,OFFの状態と、空気調和機本体内の運転,停止の状
態を合致させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の空気調和機の制御装置のブ
ロック図、第2図は同実施例の空気調和機の制御装置の
遠隔制御ユニットの動作を示すフローチャート、第3図
は同実施例の空気調和機の制御装置の動作を示すタイミ
ングチャート、第4図は従来の空気調和機の制御装置の
ブロック図、第5図は従来の空気調和機の制御装置の遠
隔制御ユニットの動作を示すフローチャート、第6図は
同従来の空気調和機の制御装置の動作を示すタイミング
チャートである。 1……空気調和機本体、2……遠隔制御ユニット、8…
…受信回路、13……電源回路、14……マイクロコンピュ
ータ、17……リセット回路、18……運転スイッチ、18a
……操作部、18b……ON/OFF保持手段、19……送信回
路、20……タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−139041(JP,A) 特開 昭60−248942(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機本体から電源の供給を受け、運
    転スイッチがON状態のとき前記空気調和機本体へON信号
    を送信し、前記運転スイッチがOFF状態のとき前記空気
    調和機本体へOFF信号を送信する遠隔制御ユニットと、 前記遠隔制御ユニットからON信号を受信したときは運転
    を行い、OFF信号を受信したときは運転を停止し、ON信
    号とOFF信号のどちらの信号も受信しないときはそれま
    での運転状態を継続する前記空気調和機本体とからな
    り、 前記運転スイッチは、OFF状態で前記運転スイッチを操
    作するとON状態に切り換わり、ON状態で前記運転スイッ
    チを操作するとOFF状態に切り換わり、電源供給がなく
    なったときOFF状態になるものであり、 前記遠隔制御ユニットは、電源投入時や瞬時停電時等の
    電源立上り時から所定時間経過するまでの間に前記運転
    スイッチが操作された場合は、電源立上り時から前記運
    転スイッチが操作されるまでOFF信号を送信し、電源立
    上り時から所定時間経過するまでの間に前記運転スイッ
    チが操作されない場合は、電源立上り時から所定時間経
    過するまでOFF信号を送信した後前記運転スイッチが操
    作されるまでOFF信号の送信を停止することを特徴とす
    る空気調和機の制御装置。
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