JPH0356379B2 - - Google Patents

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JPH0356379B2
JPH0356379B2 JP60112821A JP11282185A JPH0356379B2 JP H0356379 B2 JPH0356379 B2 JP H0356379B2 JP 60112821 A JP60112821 A JP 60112821A JP 11282185 A JP11282185 A JP 11282185A JP H0356379 B2 JPH0356379 B2 JP H0356379B2
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indoor
indoor temperature
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、室内温度に応じて冷房運転、暖房
運転、および送風運転などを自動的に選択実行す
る空気調和機に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般に、空気調和機としては、第3図に示すよ
うなヒートポンプ式冷凍サイクルを備え、冷房運
転、暖房運転、および送風運転の実行を可能とす
るものがある。
第3図において、1は能力可変圧縮機で、この
圧縮機1には四方弁2、室外熱交換器3、減圧装
置たとえば膨張弁4、および室内熱交換器5など
が順次連通され、ヒートポンプ式冷凍サイクルが
構成されている。すなわち、冷房運転時は図示実
線矢印の方向に冷媒が流れて冷房サイクルが形成
され、暖房運転時は四方弁2が切換作動すること
により図示破線矢印の方向に冷媒が流れて暖房サ
イクルが形成されるようになつている。しかし
て、室外熱交換器3の近傍には室外フアン6が配
設され、室内熱交換器5の近傍には室内フアン7
が配設されている。
ところで、このような空気調和機にあつては、
室内温度に応じて冷房運転、暖房運転、および送
風運転などを自動的に選択実行し、これにより使
用者にかかる負担を軽減するようにしたものがあ
る。
〔背景技術の問題点〕
ただし、一旦運転を行なつてからの運転再開
時、前回の運転による熱影響で運転モードの誤選
択を行なう危険性があつた。
〔発明の目的〕
この発明は上記のような事情に鑑みてなされた
ものでその目的とするところは、前回の運転に影
響を受けることなく適切な運転モード選択を行な
うことができるが、これにより快適性および信頼
性の向上を可能とする空気調和機を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
この発明は、運転停止から一定時間内での運転
再開時、室内温度にかかわらず所定時間だけ送風
運転を行なうものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
まず、冷凍サイクルは第3図と同である。
第2図は制御回路である。
10は商用交流電源で、この電源10には室内
ユニツトAが接続されている。
室内ユニツトAにおいて、11はマイクロコン
ピユータおよびその周辺回路からなる室内制御部
で、制御電源回路12およびノイズフイルタ13
を介して電源10に接続されており、外部には室
内温度センサ14、イニシヤル(初期値化)回路
15、クロツク回路16、室内フアン制御回路1
7、リレードライバ18、シリアル信号送受信部
19、およひ後述する運転操作部22などが接続
されている。しかして、電源10には上記室内フ
アン制御回路17の指令に応動する室内フアン電
源回路20が接続され、この室内フアン電源回路
20にはフアンモータ駆動回路21を介して室内
フアンモータ7Mが接続されている。また、電源
10の出力は上記リレードライバ18によつて駆
動されるパワーリレー22を介して室外ユニツト
Bに供給されるようになつている。
一方、22は、運転制御部で、運転/停止スイ
ツチ、運転切換(通常/自動)スイツチ、風量切
換スイツチ、および室内温度設定器などを有して
いる。
室外ユニツトBにおいて、31はマイクロコン
ピユータおよびその周辺回路などからなる室外制
御部で、外部には熱交温度センサ32、シリアル
信号送受信部33、リレードライバ34などが接
続されている。リレードライバ34には室外フア
ン用リレー35を介して室外フアンモータ6Mが
接続されるとともに、四方弁用リレー36を介し
て四方弁2が接続されている。一方、37はコン
バータ回路で、室内ユニツトAを介して供給され
る商用交流電源電圧を整流するものである。そし
て、コンバータ回路37の出力はインバータ回路
38に供給されるとともに、電源回路39を介し
て室外制御部31に供給される。インバータ回路
38は、コンバータ回路37の出力を室外制御部
31の指令に応じた周波数(および電圧)の交流
電力に変換し、それを圧縮機モータ1Mへ供給す
るものである。
しかして、室内ユニツトのシリアル信号送受信
部19と室外ユニツトBのシリアル信号送受信部
33との間はシリアル信号線によつて接続されて
いる。
そして、室内制御部11およ室外制御部31
は、次の〜の機能を備えている。
室内温度センサ14で検知される室内温度に
応じて冷房運転、暖房運転、および送風運転の
うち1つを選択実行する自動選択運転の機能。
運転停止からの経過時間を第1内部タイマで
カウント(t)する機能。
運転操作部23で運転の開始操作がなされた
とき、上記カウント値tが設定値t1を超えてい
れば上記自動選択運転に入る機能。
運転操作部23で運転の開始操作がなされた
とき、上記カウント値tが設定値t1に達してい
なければ第2内部タイマのカウントによる所定
時間t1だけ送風運転を実行してから上記自動選
択運転に入る機能。
つぎに、上記のような構成において第1図を参
照しながら動作を説明する。
運転操作部23の運転切換スイツチで自動運転
を設定し、かつ運転/停止スイツチをオンする。
すると、室内制御部11は、先ず第1内部タイマ
のカウント値tおよび第2内部タイマのカウント
値tfをそれぞれクリアし、室内温度センサ14の
検知温度つまり室内温度Taを取込む。そして、
室内温度Taが設定値T1以下(Ta≦T1)であれ
ば、室内フアン7を起動するとともに、室外側制
御部31に指令を与えて四方弁2を切換作動させ
且つ圧縮機1および室外フアン6を起動させる。
こうして、暖房運転が開始される。
この暖房運転時、室内制御部11は室内温度
Taと予め設定されている暖房運転用設定温度
Ts1との差を演算し、その差に応じてインバータ
回路38の出力周波数を制御し、圧縮機1の能力
を変化させる。
暖房運転によつて室内温度Taが上昇し、その
室内温度Taが設定値T1、T2間(T1<Ta≦T2
に至ると、室内側制御部11は圧縮機1および室
外フアン6の運転を停止させ、室内フアン7の運
転のみを継続する。つまり、暖房運転が停止し、
送風運転となる。
また、室内温度Taが設定値T2以上(Ta>T2
になると、室内制御部11は室内フアン7の運転
を継続するとともに、室外制御部31に指令を与
えて圧縮機1および室外フアン6を起動させる。
この場合、四方弁2は作動させない。こうして、
冷房運転が開始される。
この冷房運転時、室内制御部11は室内温度
Taと予め設定されている冷房運転用設定温度
Ts2との差を演算し、その差に応じてインバータ
回路38の出力周波数を制御し、圧縮機1の能力
を変化させる。
しかして、暖房運転、冷房運転、あるいは送風
運転のいずれかが行なわれているとき、使用者が
運転操作部23の運転/停止スイツチをオフした
り、あるいは予め設定された運転時間が経過する
と、室内制御部11は室内フアン7の運転を停止
するとともに、室外制御部31に指令を与えて圧
縮機1および室外フアン6の運転を停止させる。
同時に、室内制御部11は、第1内部タイマのカ
ウントを開始し、運転停止からの経過時間を監視
する。
第1内部タイマのカウント値tが設定値t1に達
するまでの間、つまり運転停止から一定時間t1
間に再び運転開始操作がなされると、室内制御部
11は室内フアン7のみを起動し、送風運転を行
なう。同時に、室内制御部11は第2内部タイマ
のカウントを開始し、そのカウント値tfが設定値
t2に達すると、つまり運転再開操作から所定時間
t2が経過すると、そこで始めて自動選択による運
転を再開する。
なお、運転再開操作が運転停止から一定時間t1
後の場合、室内制御部11は送風運転は行なわ
ず、即時に自動選択運転に入る。
このように、運転停止から一定時間t1の間は前
回の運転モードによる熱影響が残つているこに対
処し、その一定時間t1内に運転再開操作がなされ
た場合には先ず送風運転を所定時間t2だけ行な
い、これにより室内温度分布を均一にし、この状
態で始めて自動選択運転を開始するようにしたの
で、運転モードの誤選択を未然に防止することが
でき、室内環境に見合つた最適な運転を行なうこ
とができる。よつて、快適性および信頼性の向上
が図れる。
しかも、前回の運転の停止から一定時間t1が経
過し、運転モードの誤選択の心配がない状況で
は、送風運転を行なうことなく直ちに次の運転に
入るので、特に暖房運転に入る場合は室内に冷風
が吹き出してしまう不具合、いわゆる冷風感を極
力防ぐことができる。また、この場合、直ちに次
の運転に入るので、室内温度を快適状態へと迅速
に至らせることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可
能なことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明によれば、前回の運
転に影響を受けることなく適切な運転モード選択
を行なうことができ、これにより快適性および信
頼性の向上を可能とする空気調和機を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の動作を説明する
ためのフローチヤート、第2図は同実施例におけ
る制御回路の構成を示す図、第3図は同実施例お
よび一般の空気調和機における冷凍サイクルの構
成を示す図である。 1……能力可変圧縮機、A……室内ユニツト、
11……室内制御部、14……室内温度センサ、
B……室外ユニツト、31……室外制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 室内温度に応じて冷房運転、暖房運転、およ
    び送風運転のうち1つを選択実行する自動選択運
    転の機能を備えた空気調和機において、室内温度
    を検知する室内温度センサと、運転停止からの経
    過時間をカウントする手段と、運転の開始操作が
    なされたとき、前記カウント値が設定値に達して
    いなけれは所定時間だけ送風運転を実行してから
    前記自動選択運転の実行に入る手段と、運転の開
    始操作がなされたとき、前記カウント値が設定値
    を超えていれば直ちに前記自動選択運転に入る手
    段とを具備したことを特徴とする空気調和機。
JP60112821A 1985-05-25 1985-05-25 空気調和機 Granted JPS61272544A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60112821A JPS61272544A (ja) 1985-05-25 1985-05-25 空気調和機

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JP60112821A JPS61272544A (ja) 1985-05-25 1985-05-25 空気調和機

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JPS61272544A JPS61272544A (ja) 1986-12-02
JPH0356379B2 true JPH0356379B2 (ja) 1991-08-28

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AU618534B2 (en) * 1987-06-17 1992-01-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner
JP2000055440A (ja) * 1998-08-07 2000-02-25 Hitachi Ltd 空気調和機
JP2008157563A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和装置および空気調和装置の制御方法

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