JPH0823432B2 - 空気調和機の風量制御方法 - Google Patents

空気調和機の風量制御方法

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JPH0823432B2
JPH0823432B2 JP1266894A JP26689489A JPH0823432B2 JP H0823432 B2 JPH0823432 B2 JP H0823432B2 JP 1266894 A JP1266894 A JP 1266894A JP 26689489 A JP26689489 A JP 26689489A JP H0823432 B2 JPH0823432 B2 JP H0823432B2
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英二 中角
邦夫 日名
克典 斧林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インバータ装置を搭載し、マイコンの指示
によって圧縮機の運転周波数を変化させ、能力制御を行
う空気調和機において、室内機の騒音を低減する風量制
御方法に関する。
従来の技術 従来のインバータ装置搭載の空気調和機における冷房
運転時の風量制御は、遠隔制御装置の風量設定値に従う
ものであり、騒音低減を目的として風量を変化させるも
のではなかった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来の制御方法によれば、インバータ装
置により運転周波数が低下し、冷凍サイクル中の冷媒循
環量低減に伴い、冷媒循環による騒音が低下しても、遠
隔制御装置による風量設定値は変化しないため、空気調
和機としての室内騒音は、遠隔制御装置による設定風量
による騒音に支配され、使用者がより低騒音を期待して
いたとしても実現が困難な状況下にあった。
本発明は、このような点に関して発明されたものであ
り、使用者が低騒音を期待する状況下にあっては、空気
調和機本体が定める条件を満たすことを条件に、低騒音
による空気調和機の運転状態を使用者に提供することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するため、室内機,室外機
より構成される分離型空気調和機に、室内機に熱交換器
温度を検出する配管温度センサ、室内風量を調節する室
内ファンを設けたものである。
作用 本発明は、上記した構成により、空気調和機の使用者
が低騒音を期待し、遠隔制御装置のファン速の設定を、
「最低速」とした場合、空気調和機本体が定める条件を
満たすことを条件に、低騒音による空気調和機の運転状
態を使用者に提供することが可能となる。
実施例 第1図に本発明の空気調和機の風量制御方法を有しす
る空気調和機の構成の一実施例を示す。
第1図において、1は空気調和機の運転条件を使用者
が設定するための遠隔制御装置、2は室内風量を制御す
る室内送風機、3は室内機の熱交換器の温度を検出する
ための配管温度センサ、4は前記遠隔制御装置による運
転条件を空気調和機本体に受信するための受信装置、5
は前記遠隔制御装置による運転条件により空気調和機の
運転を制御するマイクロコンピュータ等の室内側制御装
置、6は前記室内側制御装置による運転命令を送信され
室外機の運転を制御するマイクロコンユータ等の室外側
制御装置、7は同室外側制御装置により制御され、8の
圧縮機の運転周波数を可変とするためのインバータ装置
である。
これらの構成は、以下の説明を除く点で周知のもので
よいため、詳細な説明を省略する。
第2図は、本発明の空気調和機の風量制御方法の一実
施例を示す流れ図である。
第2図においてSTARTから開始して、まずSTEP1とし
て、遠隔制御装置による運転条件設定の中の運転モード
が冷房であり、かつ室内送風機の設定ファン速の選定が
「最低速」、この2つの条件を満たしていなければ制御
に入らず、遠隔制御装置による室内送風機のファン速は
設定通りに運転される。満たしていれば、本発明の風量
制御に入り次のSTEP2に移行する。次のSTEP2に移行する
間に、まずファン速は、遠隔制御装置による室内送風機
のファン速である最低速に設定される。
STEP2では、室内機の熱交換器の温度を検出するため
の配管温度センサ3により検出された温度が、予め設定
された温度t1よりも小か大かが判断される。小であれ
ば、記憶された温度tが、予め設定された温度t1よりも
大となるまで、次のSTEP3に移行せずファン速は遠隔制
御装置による室内送風機のファン速である「最低速」の
ままである。
大であれば次のSTEP3に移行する。
ここで、配管温度tの検出の必要性に付いて説明す
る。
圧縮機の運転周波数を変化させることにより能力制御
を行うインバータ装置搭載の分離型空気調和機の特徴と
して、遠隔制御装置1による設定温度に対し、被空調空
間の温度が近づいてくると、空気調和機の室内側制御装
置5は、必要能力が低減したと判断し、室外側制御装置
6に対し、圧縮機8の回転数の低減を指示する。この指
示により、室外側制御装置6は、インバータ装置7を制
御し、圧縮機8の回転数を低減する。
これら一連の運転制御により、空気調和機の冷凍サイ
クル中の冷房循環量は低減し、室内側熱交換器の温度
は、能力低下の方に向かうために、必然的に上昇する。
本発明は、この点に着目し、騒音低減のための室内送
風機ファン速低減の条件となる、冷凍サイクル内の冷媒
循環量の低減による、冷媒循環による騒音低下の判断
を、熱交換器の温度により行なうものである。
STEP3では、STEP2にて上記したように騒音低減のため
の室内送風機ファン速低減の条件となる、冷凍サイクル
内の冷房循環量の低減による騒音低下の条件判断が、熱
交換器の温度により確認されるため、室内制御装置5に
より、室内風量を調節する室内ファン速を、「最低速」
の状態よりもさらに減少させ、空気調和機の室内機の、
低騒音による運転状態を実現する。
STEP4以降は、風量制御の解除条件に関する流れ図を
示す。
STEP4では、遠隔制御装置1による運転条件設定の中
の室内送風機2の設定ファン速の設定が「最低速」から
変更されていないか否かを判断する。
変更されていれば直ちに風量制御を解除し、室内送風
機2のファン速を設定通りにとし運転を継続する。
変更されていなければ、次のSTEP5へ移行する。
STEP5では、先にSTEP2にて行った。配管温度tと、予
め設定された温度t1との比較を再度行う。比較の結果、
依然として配管温度tが、予め設定された温度t1よりも
大であれば、STEP3まで戻り、STEP5までを繰り返す。
配管温度tが、予め設定された温度t1よりも小となっ
ていれば、STEP6へ移行し、ファン速を「最低速」に変
更し、STEP2の配管温度の監視状態に入る。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、室内機に熱
交換器温度を検出する配管温度センサ、室内風量を調節
する室内ファンを設け、さらに冷房運転時、遠隔制御装
置のファン速の設定が「最低速」、経過時間記憶装置に
記憶された時間が所定の値以上、の条件を満たし、且つ
配管温度センサによる検出温度が、所定の値以上になっ
たとき、室内風量を調節する室内ファン速を、「最低
速」の状態よりもさらに減少させ、遠隔制御装置のファ
ン速の設定が「最低速」の条件を満たさなくなった時点
で上記風量制御を解除、あるいは、配管温度センサによ
る検出温度が、所定の値以下となった時点で、室内風量
を調節する室内ファン速を遠隔制御装置のファン速の設
定「最低速」、の状態に変更するように風量制御方法を
構成することにより、空気調和機の使用者が低騒音を期
待し、遠隔制御装置のファン速の設定を、「最低速」と
した場合、空気調和機本体が定める条件を満たすことを
条件に、低騒音による空気調和機の運転状態を使用者に
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空気調和機の風量制御方法を有する空
気調和機の制御構成の一実施例を示すブロック図、第2
図は同空気調和機における風量制御方法の一実施例を示
す流れ図である。 1……遠隔制御装置、2……室内送風機、3……配管温
度センサ、4……受信装置、5……室内側制御装置、6
……室外側制御装置、7……インバータ装置、8……圧
縮機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斧林 克典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−15752(JP,A) 実開 昭54−49745(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機の運転周波数を変化させることによ
    り能力制御を行うインバータ装置搭載の分離型空気調和
    機において、室内機に熱交換器温度を検出する配管温度
    センサ、室内風量を調節する室内ファンを設け、さらに
    冷房運転時、遠隔制御装置のファン速の設定が「最低
    速」の条件を満たし、且つ配管温度センサによる検出温
    度が、所定の値以上になったとき、室内風量を調節する
    室内ファン速を、「最低速」の状態よりもさらに減少さ
    せ、遠隔制御装置のファン速の設定が「最低速」の条件
    を満たさなくなった時点で上記風量制御を解除、あるい
    は、配管温度センサによる検出温度が、所定の値以下と
    なった時点で、室内風量を調節する室内ファン速を遠隔
    制御装置のファン速の所定「最低速」の状態に変更する
    空気調和機の風量制御方法。
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KR100897612B1 (ko) * 2002-07-03 2009-05-14 엘지전자 주식회사 에어컨의 초기 냉방운전 제어방법
KR20040003678A (ko) * 2002-07-03 2004-01-13 엘지전자 주식회사 에어컨의 초기 냉방운전 제어방법
CN103851744B (zh) * 2012-12-05 2016-08-24 珠海格力电器股份有限公司 空调的控制方法及装置
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