JPH0854138A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0854138A
JPH0854138A JP6190720A JP19072094A JPH0854138A JP H0854138 A JPH0854138 A JP H0854138A JP 6190720 A JP6190720 A JP 6190720A JP 19072094 A JP19072094 A JP 19072094A JP H0854138 A JPH0854138 A JP H0854138A
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JP
Japan
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compressor
temperature
set temperature
current value
air conditioner
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Application number
JP6190720A
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English (en)
Inventor
Hajime Shimayama
一 島山
Manabu Ishihara
学 石原
Tomohide Funakoshi
智英 船越
Yuki Takatsu
由紀 高津
Hiroshi Hirose
浩 広瀬
Masahiro Kobayashi
雅博 小林
Sadao Nonaka
定雄 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/021Inverters therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力の節約を図る。 【構成】 室内熱交換器16と、室外熱交換器28と、
室内熱交換器16及び室外熱交換器28を循環する冷媒
を供給される電流に応じて圧縮する圧縮器26を含んで
構成された冷凍サイクルを循環する冷媒の循環方向を切
換て室内の空気を調和する。ここで、室内ユニット10
で検出した室温をユニット10から入力した室外ユニッ
ト12では、入力した室内の温度と予め設定された設定
温度とに基づいて予め設定された最大電流値を越えない
大きさの電流を供給することにより圧縮器26を制御す
る。そして、リモコンからの省エネモードで運転する指
令の操作信号を受信したユニット10が、該指令の信号
をユニット10からユニット12が入力した時に、設定
された最大電流値を低下させた後圧縮器26の運転能力
の減る側へ設定された設定温度を変更させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係り、よ
り詳しくは、冷媒を循環する冷凍サイクルを備え予め設
定された最大電流値を越えないように圧縮機の運転能力
を補正する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和機は、冷媒の流れる
室内側熱交換器、室外側熱交換器、冷媒を圧縮するコン
プレッサ、冷媒の流通方向を切り換える四方弁等を含ん
で構成された冷凍サイクルを備えている。
【0003】空気調和機は、室内の温度を検出し、検出
した室内の温度と予め設定された設定温度との差を演算
すると共に、得られた差の単位時間あたりの変化量を演
算し、該差と該差の単位時間あたりの変化量とに応じて
ファジイ推論則により周波数増減量を求め、該周波数増
減量に応じてインバータを制御してコンプレッサの周波
数制御を行う。これにより、室内熱交換器を流れる冷媒
量が制御され、該室内側熱交換器を介して室内への送風
を行って、室温が設定温度になるようにしている。な
お、コンプレッサへの通電を制御するインバータに供給
する電流の最大電流値は予め設定され、空気調和機は、
過負荷時にもこの設定された最大電流値を越えないよう
に圧縮機の運転能力を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、空
気調和機が室内の温度が設定温度になるように暖房運転
してしている際、例えば、ホットカーペット等の他暖房
機器を使用する場合には、室内の頭寒足熱の状態を考え
ると、室内の温度を設定温度より低い温度に設定しても
快適感が損なわれることがない。
【0005】しかしながら、他機器を使用しても空気調
和機は、室内の温度が設定温度になるようにする暖房運
転を継続するため、電力が不要に消費される。斯かる電
力を不要に消費させないためには、設定温度を該設定温
度より低い新たな設定温度に設定しなおさなければなら
ない。このような操作は煩わしさを招き、また、新たな
設定温度が快適感が損なわれない範囲の温度より高く設
定される場合があり、この場合も前述したように電力が
不要に消費される。
【0006】また、前述した空気調和機と他機器との双
方を使用する場合において、設定された設定温度を変化
させて該設定温度より低い新たな設定温度が設定された
場合には、これに応じてコンプレッサの周波数増減量を
求め、該周波数増減量に応じてインバータを制御してコ
ンプレッサの周波数制御を行うことになる。この場合、
室内の温度は新たに設定された設定温度以前の設定温度
又は該以前の設定温度に近い温度になっているため、圧
縮機を最大能力で運転する必要もない。
【0007】本発明は、上記事実に鑑み成されたもの
で、消費電力の節約を図る空気調和機を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発機
を用いて構成した冷凍サイクル、及び被調和室の室温と
設定温度とに基づいて室温が設定温度に至るように圧縮
機の運転能力を自動調整する制御部を有する空気調和機
において、前記制御部は圧縮機又は空気調和機に流れる
電流が予め定めた最大電流値を越えないように圧縮機の
運転能力を負側へ補正する第1の補正機構を備えると共
に、制御信号に応答して前記最大電流値を負側へ補正
し、かつ前記設定温度を圧縮機の運転能力の減る側へ補
正する第2の補正機構を備えている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第2の補正機構は、最大電流値を負側
へ補正し、次いで設定温度を圧縮機の運転能力の減る側
へ補正するようにしている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、空気調和機は、圧縮
機、凝縮器、減圧装置、蒸発機を用いて構成した冷凍サ
イクルを備えている。そして、制御部は、被調和室の室
温と設定温度とに基づいて室温が設定温度に至るように
圧縮機の運転能力を自動調整する。
【0011】ここで、前記制御部の第1の補正機構は、
圧縮機又は空気調和機に流れる電流が予め定めた最大電
流値を越えないように圧縮機の運転能力を負側へ補正す
る。また、前記制御部の第2の補正機構は、制御信号に
応答して最大電流値を負側へ補正し、かつ前記設定温度
を圧縮機の運転能力の減る側へ補正する。なお、請求項
2記載の発明では、該第2の補正機構は、最大電流値を
負側へ補正し、次いで設定温度を圧縮機の運転能力の減
る側へ補正する。
【0012】ここで、制御信号に応答する場合として
は、例えば、ホットカーペット等の他暖房機器と併用使
用する場合において、遠隔操作装置(例えば、リモート
コントローラ)からの所定信号を受信し、該所定信号を
受信することにより制御部に出力される制御信号に応答
する場合や、単に遠隔操作装置からの所定信号を受信
し、該所定信号を受信することにより制御部に出力され
る制御信号に応答する場合等がある。また、前述した他
暖房機器が使用されているか否かを検出し、他暖房機器
が使用されているとの検出信号である制御信号に応答す
る場合等がある。
【0013】また、第2の補正機構の設定温度を圧縮機
の運転能力の減る側へ補正する方法としては、例えば、
暖房運転している場合には所定時間経過するまで設定さ
れた設定温度を所定時間毎に下降させかつ冷房運転して
いる場合には設定された設定温度を所定温度上昇させる
ようにする。
【0014】ここで、暖房運転している場合に所定時間
経過するまで設定温度を所定時間毎に下降させるように
するのは、暖房運転している場合に設定温度を下降させ
て室内の温度が下降してもこれを人間が体感しにくいこ
とから、体感しにくい許容範囲内で室内の温度を下降さ
せることにより快適感を損なうことなく消費電力を節約
するためである。また、冷房運転している場合に設定温
度を所定温度上昇させるのに止めているのは、冷房運転
している場合に設定温度を上昇させて室内の温度が上昇
するとこれを人間が体感し易いことから、所定時間毎に
温度を上昇させると快適感を損い易く、よって、設定温
度を所定温度上昇させるのに止めて快適感を損なうこと
なく消費電力を節約するためである。
【0015】このように、暖房運転している場合には所
定時間経過するまで設定温度を所定時間毎に下降させか
つ冷房運転している場合には設定温度を所定温度上昇さ
せるようにすれば、空気調和機の運転モードに応じて不
要な電力の消費を排除することができ、これにより、運
転モードに応じて快適感を損なうことなく消費電力の節
約を図ることができる。
【0016】以上説明したように本発明は、制御信号に
応答して、予め定めた圧縮機又は空気調和機に流れる電
流の最大電流値を負側へ補正し、かつ設定温度を圧縮機
の運転能力の減る側へ補正することから、最大電流値を
負側へ補正した分及び設定温度を圧縮機の運転能力の減
る側への補正した分、不要な電力の消費を排除すること
ができ、消費電力の節約を図ることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。なお、本実施例で用いる数値は一例であっ
て、何ら本発明を限定するものではない。
【0018】本実施例の空気調和機(エアコン)は、図
1に示すように、室内ユニット10と室外ユニット12
とを備えると共に、空気調和機を遠隔操作するために種
々の操作信号を送信するリモートコントローラ(以下、
リモコンという)14を備えている。
【0019】本実施例のエアコンは、図2に示すよう
に、室内ユニット10と室外ユニット12とに冷媒を循
環させる冷媒循環路が設けられている。
【0020】室内ユニット10には、室内熱交換器16
が設けられている。この室内熱交換器16の近傍には、
室内熱交換器16を通過させて送風するための後述する
ファンモータ70Eによって駆動されるファン70fが
設けられている。
【0021】室内熱交換器16は、太管で構成された冷
媒配管18を介して室外ユニット12のバルブ20に接
続されている。また、バルブ20は、マフラー22を介
して四方弁36に接続されている。四方弁36は、アキ
ュムレータ24、コンプレッサ26、マフラ38、及び
四方弁36を介して室外熱交換器28に接続されてい
る。
【0022】室外熱交換器28は、キャピラリーチュー
ブ30及びストレーナ42を介してバルブ32に接続さ
れると共に、電磁弁40を介してマフラ38と四方弁3
6との間に接続されている。そして、バルブ32が、細
管で構成された冷媒配管34を介して室内熱交換器16
に接続されることにより、密閉された冷媒循環路すなわ
ち冷凍サイクルが形成されている。なお、室外熱交換器
28の近傍には、室外熱交換器28を通過させて送風す
るための後述するファンモータ112Aによって駆動さ
れるファン112fが設けられている。
【0023】図3は、室内ユニット10の電気回路を示
すものであり、この電気回路は電源基板70及びコント
ロール基板72を備えている。電源基板70には、室内
への送風量を調整するファンモータ70E(DCブラシ
レスモータ)が接続された駆動回路70A、モータを駆
動するための電力を生成するモータ電源回路70B、制
御回路用の電力を生成する制御回路用電源回路70C、
及びシリアル回路用の電力を生成するシリアル回路用電
源回路70Dが設けられている。
【0024】従って、モータ電源回路70Bから駆動回
路70Aに供給される直流電力の電圧を変えることによ
ってファンモータ70Eの回転数、即ち送風装置の送風
量をマイコンから任意に調節することができる。本実施
例では、例えばこの電圧を12V〜36Vの範囲で25
6ステップに制御している。
【0025】コントロール基板72には、シリアル回路
用電源回路70Dに接続されたシリアル回路72A、モ
ータを駆動する駆動回路72B、及び制御回路としての
マイクロコンピュータ(マイコン)72Cが設けられて
いる。駆動回路72Bには、フラップを上下動させる上
下フラップ用のステップモータ74A、左右フラップ用
のステップモータ74B、74C、及び床面の温度を検
出するフロアセンサの向きを変えるフロアセンサ用のス
テップモータ74Dが接続されている。これらのステッ
プモータは、マイコン72Cからの信号によって回転角
が制御される。
【0026】また、マイコン72Cには、表示基板76
に設けられた運転モード等を表示する表示用LED及び
リモートコントローラからの操作信号を受信する受信回
路が接続され、さらにセンサ基板78に設けられた床面
の温度を検出するフロアセンサ及び光センサが接続され
ている。さらに、マイコン72Cには、室温を検出する
室温センサ80A、室内熱交換器16の温度を検出する
熱交換器用温度センサ80Bが接続されると共に、スイ
ッチ基板82に設けられた自己診断用LED、通常の運
転と試運転とに切り換える運転切換スイッチ及び自己診
断スイッチが接続されている。
【0027】図4は、室外ユニット12の電気回路を示
すものであり、この電気回路は整流回路100及びコン
トロール基板102を備えている。なお、室外ユニット
12の電気回路は、〜として示す複数の端子を介し
て図2の室内ユニット10の電気回路に接続されてい
る。
【0028】コントロール基板102には、室内ユニッ
ト10のシリアル回路用電源回路70Dに接続されたシ
リアル回路102A、ノイズを除去するノイズフィルタ
102B、102C、120D、インバータ104をス
イッチングするための電力を生成するスイッチング電源
回路102E、制御回路としてのマイコン102Fが設
けられている。マイコン102Fは、室内ユニット10
のシリアル回路72A及びシリアル回路102Aを介し
て室内ユニット10のマイコン72Cから送信される制
御信号に基づいてコンプレッサに供給する交流電流の周
波数(18Hz〜150Hz)や各々の機器の動作を制
御する。
【0029】また、ノイズフィルタ102Bには、コン
プレッサ106に流れる電流を検知するため電流検知器
C.T.が設けられている。
【0030】スイッチング電源回路102Eにはインバ
ータ104が接続され、インバータ104には、冷媒を
圧縮するコンプレッサ106が接続されている。なお、
このコンプレッサ106で消費する最大電流値は、15
〔A〕(I00)に設定されている。
【0031】また、マイコン102Fは、外気温度を検
出する外気温センサとしての外気温度サーミスタ110
A、室外熱交換器28の温度を検出するコイル温センサ
としてのコイル温度サーミスタ110B、コンプレッサ
の温度を検出する温度センサとしてのコンプレッサ温度
サーミスタ110Cが接続されている。また、室外ユニ
ット100には、四方弁36及び電磁弁40が接続され
ている。なお、112Aはファンモータ、112Bはフ
ァンモータ用の運転コンデンサである。
【0032】このエアコンによれば、電磁弁40をオフ
した状態で四方弁36を切り換えて、冷媒が室内熱交換
器16、冷媒配管18、バルブ20、マフラー22、四
方弁36、アキュムレータ24、コンプレッサ26、マ
フラ38、四方弁36、室外熱交換器28、キャピラリ
ーチューブ30、ストレーナ42、バルブ32、冷媒配
管34及び室内熱交換器16の順に循環するようにする
と、室内熱交換器16で冷媒が気化しかつ室外熱交換器
28で冷媒が凝縮するため、室内の冷房を行なうことが
できる。また、四方弁36を切り換えて、上記と逆に冷
媒を循環させると、室内熱交換器16で冷媒が凝縮しか
つ室外熱交換器28で冷媒が気化するため、室内の暖房
を行なうことができる。
【0033】さらに、暖房運転時に電磁弁40をオンに
して、コンプレッサ26から吐出される高温の冷媒の一
部を室外熱交換器28に流入するようにすることによ
り、室外側熱交換機28の温度を上げ着霜しにくくする
ことができる。
【0034】図5は、リモコン14の概略外観図が示さ
れている。この図5に示されているようにリモコン14
は、設定温度が数字で表示される表示部142及びエア
コンを操作するための種々の操作信号を送信するための
種々のボタン144〜154を備えている。該ボタン1
44〜154の中の運転切換ボタン144は、1回押す
毎に、エアコンの運転モードを、暖房モード、ドライモ
ード、冷房モードの順に選択するためのものである。省
エネモード選択ボタン146は、エアコンの運転モード
を消費電力を節約するための省エネモードに設定するた
めのものである。省エネモード終了ボタン148は、エ
アコンが運転している省エネモードを終了するためのも
のである。温度上昇ボタン150は、1回押す毎に設定
温度を1°C上昇させるためのものである。温度下降ボ
タン152は、1回押す毎に設定温度を1°C下降させ
るためのものである。運転停止ボタン154は、エアコ
ンが運転している場合には停止させ、また、エアコンが
停止している場合には運転を開始させるためのものであ
る。以上のボタン144〜154が押されると、押され
たボタンに応じた操作信号を室内ユニットの表示基板7
6に設けられた受信回路に送信するようになっている。
【0035】次に、図6を参照して本実施例の省エネモ
ードの制御ルーチンを説明する。室内の温度がT0〔例
えば、30°C(T00)〕の設定温度に設定され、該
設定温度になるようにエアコンが暖房モードで運転して
いるとし、ホットカーペット等の他機器が使用されて、
リモコン14の省エネモード選択ボタン146が押さ
れ、省エネモードを開始する指令の操作信号を受信回路
が受信した場合には、室内ユニット10は、受信した操
作信号を室外ユニット12に出力する。そして、室外ユ
ニット12は、室内ユニット10から該操作信号を入力
した場合(ステップ202)には、ステップ204で、
設定されているインバータ104の最大電流値I0から
所定電流値i分引いた電流値(I0−i)を、インバー
タ104の最大電流値I0として設定する。なお、本実
施例では、所定電流値iを5〔A〕としている。このた
め、前述したように最大電流値I0が15〔A〕に設定
されているので、ステップ204の処理により、インバ
ータ104の最大電流値I0が10〔A〕に設定され
る。
【0036】ステップ206で、S00時間経過したか
否か判断し、S00時間経過した場合(又は室温が略設
定温度T0に達した時からS00時間経過した場合)に
は、ステップ208で、四方弁36の切換状態を検出す
ることにより、エアコンの運転モードを判断する。前述
したように、今、暖房モードで運転していることから、
ステップ208の処理では、暖房モードと判断され、こ
の場合には、ステップ210で、設定された設定温度T
0から所定温度t分引いた温度(T0−t)を、設定温
度T0として設定する。なお、本実施例では、所定温度
tを1°Cとしている。
【0037】このように、インバータ104の最大電流
値I0が10〔A〕に設定され、電流検知器C.T.が
検知した電流値が該最大電流値を越えないように、イン
バータ104からコンプレッサ106に機器される交流
電流の周波数を制御する。室内ユニット10は、室温セ
ンサ80Aにより検出された室内の温度を入力し、入力
した該室内の温度と予め設定された設定温度との差を演
算すると共に、得られた差の単位時間あたりの変化量を
演算し、該差と該差の単位時間あたりの変化量とに応じ
てファジイ推論則によりコンプレッサ106の周波数増
減量を求め、この増減量を室外ユニット12に出力す
る。室外ユニット12では、該周波数増減量に応じてイ
ンバータ104を制御してコンプレッサ106の周波数
制御を行う。これにより、室内熱交換器16を流通する
冷媒量が負荷にみあう最適な能力に制御される。この
時、電流検知器C.T.の検知した電流が10〔A〕を
越えるような時は周波数を負側へ補正する。すなわち、
電流を減らす方向へ補正する。
【0038】このように省エネモードで運転を開始し、
ステップ212で、ステップ210において新たな設定
温度T0が設定された時刻から所定時間S0、本実施例
では、5〔min〕経過したか否か判断し、5〔mi
n〕経過した場合には、ステップ214で、ステップ2
02において操作信号を入力した時刻から、所定時間S
1、本実施例では、16〔min〕経過したか否か判断
する。16〔min〕経過していない場合には、ステッ
プ210に戻って、以上の処理(ステップ210〜ステ
ップ214)を繰り返す。
【0039】このように、操作信号を入力した時刻から
16〔min〕経過するまで、5〔min〕毎に1°C
設定温度が下降し、これに応じて求められたコンプレッ
サ106の周波数変化量に応じてインバータ104を制
御してコンプレッサ106の周波数制御を行う。そし
て、ステップ202で操作信号を入力した時刻から16
〔min〕経過した場合には、本処理を終了する。な
お、この場合には、設定温度が計3°C下がった、27
°Cに設定されており、設定された27°Cになるよう
に、インバータ104を制御してコンプレッサ106の
周波数制御を行う。
【0040】また、エアコンが室内の温度がT0〔例え
ば、26°C(T00)〕の設定温度に設定され、該設
定温度になるように冷房モードで運転しているときに、
前述したように、リモコン14の省エネモード選択ボタ
ン146が押され、省エネモードを開始する指令の操作
信号を受信回路が受信した場合には、エアコンの運転モ
ードを判断するステップ206の処理では、冷房モード
と判断され、この場合には、ステップ214で、設定さ
れた設定温度T0から所定温度t分足した温度(T0+
t)を、設定温度T0として設定して、本処理を終了す
る。なお、本実施例では、所定温度tを1°Cとしてい
る。従って、設定温度が27°Cに新たに設定される。
そして、これに応じて求められたコンプレッサ106の
周波数変化量に応じてインバータ104を制御してコン
プレッサ106の周波数制御を行う。
【0041】次に、前述した省エネモードの制御ルーチ
ン(図6)が実行されている時割り込んで省エネモード
を終了する割込み制御ルーチンを図7を参照して説明す
る。
【0042】前述した省エネモードの制御ルーチン(図
6)が実行されている時、リモコン14の省エネモード
終了ボタン148が押され、省エネモードを終了する指
令の操作信号を受信回路が受信した場合には、室内ユニ
ット10は、受信した操作信号を室外ユニット12に出
力する。そして、室外ユニット12は、室内ユニット1
0から該操作信号を入力した場合(ステップ302)に
は、省エネモードの制御ルーチンに割り込んで省エネモ
ードを終了する処理が開始される。
【0043】ここで、省エネモードの制御ルーチンにお
けるステップ204で、設定されたインバータ104の
最大電流値I0から所定電流値i分引いた電流値(I0
−i)を、インバータ104の最大電流値I0として設
定しているため、新たに設定された最大電流値I0を、
元の最大電流値I00(本実施例では、前述したように
15〔A〕に)設定する。
【0044】また、前述したように、暖房モードでは、
最初に設定された温度T00から3°C下降した温度に
設定され、また、冷房モードでは、最初に設定された温
度T00から1°C上昇した温度に設定されているた
め、ステップ306で、設定音T0を、最初に設定され
た温度T00に設定しなおして、本処理を終了する。
【0045】以上説明したように本実施例によれば、省
エネモードで運転する場合に、インバータの設定された
最大電流値を所定電流値分下げ、かつ、暖房モードで運
転している場合には所定時間経過するまで所定時間毎に
設定温度を所定温度下降させ、冷房モードで運転してい
てる場合には設定温度を所定温度下降させていることか
ら、不要な電力を消費することがなく、また、快適感も
損なわれることがない。このため、本エアコンは、消費
電力の節約を図ることができる。
【0046】また、前述した実施例では、前述した省エ
ネモードを、リモコンの省エネモード選択ボタンを1回
押すことにより開始することかできることから、設定温
度を該設定温度より低い新たな設定温度に設定するよう
な煩わしさを排除すことができる。
【0047】以上説明した実施例では、暖房モードで運
転している場合、設定温度を5〔min〕毎に1°C下
降させるようにしているが、これに限定するものでな
く、例えば、4〔min〕毎や6〔min〕毎に設定温
度を下降させるようにしてもよく、また、所定時間毎に
設定温度を下降させる変化量を2°C等にしてもよい。
【0048】また、前述した実施例では、冷房モードで
運転している場合、設定温度を1°C上昇させるように
しているが、これに限定するものでなく、例えば、2°
C上昇させるようにしてもよい。
【0049】また、前述した実施例では、インバータの
最大電流値が15〔A〕に設定され省エネモードの運転
の場合該最大電流値を5〔A〕下げた10〔A〕に設定
しなおす例について説明したが、これに限定するもので
なく、該最大電流値が他の値に設定されたもの、例え
ば、20〔A〕に設定しているものに適用してもよく、
この場合、省エネモードの運転の場合、例えば、6
〔A〕下げた14〔A〕に設定しなおしてもよい。
【0050】また、前述した実施例では、省エネモード
の制御ルーチンが実行されている時割り込んで省エネモ
ードを終了する割込み制御ルーチンを、リモコンの省エ
ネモード終了ボタンが押されることにより、実行する例
について説明したが、これに限定するものでなく、例え
ば、リモコンの運転停止ボタンが押されることにより実
行するようにしてもよい。なお、この場合、前述した割
込み制御ルーチンを実行した後にエアコンの運転を停止
させるようにする。
【0051】また、前述した実施例では、リモコンによ
り操作信号を室内ユニットに送信する例について説明し
たが、これに限定するものでなく、室内ユニットに操作
信号を出力する室内ユニットに接続された機器を備えた
エアコンに適用してもよく、また、他機器と接続されか
つ他機器が使用しているか否か判断し、他機器が使用し
ている場合に前述した省エネモードを行うようにしても
よい。
【0052】また、前述した実施例では、他機器等との
併用使用時にのみ限定して説明したが、これに限定する
ものでなく、他機器等と併用使用していない場合におい
ても省エネモードの運転を行うようにしてもよい。すな
わち、他機器等と併用使用していない場合において、リ
モコンから省エネモードで運転する指令の操作信号が室
内ユニットに送信された場合や室内ユニットに接続され
た機器から該操作信号を入力した場合に省エネモードの
運転を行うようにしてもよい。
【0053】さらに、前述した実施例では、暖房モード
及び冷房モードで運転可能な空気調和機における省エネ
モードを説明したが、これに限定するものでなく、自動
モード、すなわち、設定温度が定められ、室温が設定温
度より大きい場合に冷房モードで運転し、室温が設定温
度より低い場合に暖房モードで運転するモードで運転可
能な空気調和機において省エネモードを実行するように
してもよい。すなわち、例えば、室温が設定温度より低
く暖房モードで運転し、室温が設定温度にある程度(例
えば、−2°C)近づいた時や、室温が設定温度より高
く冷房モードで運転し、室温が設定温度にある程度(+
1°C)近づいた時に自動的に省エネモードに至る制御
信号を出力するように構成してしもよい。また、暖房モ
ード及び冷房モードのいずれか一方のみで運転可能な空
気調和機において省エネモードを実行するようにしても
よい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、制御信号
に応答して、予め定めた圧縮機又は空気調和機に流れる
電流の最大電流値を負側へ補正し、かつ設定温度を圧縮
機の運転能力の減る側へ補正することから、最大電流値
を負側へ補正した分及び設定温度を圧縮機の運転能力の
減る側への補正した分、不要な電力の消費を排除するこ
とができ、消費電力の節約を図ることができる、という
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の空気調和機の室内ユニットと室外ユ
ニットとに冷媒を循環させる冷媒循環路を示した図であ
る。
【図3】本実施例の空気調和機の室内ユニットの電気回
路である。
【図4】本実施例の空気調和機の室外ユニットの電気回
路である。
【図5】本実施例のリモコンの概略外観図である。
【図6】本実施例の省エネモード制御ルーチンを示す流
れ図である。
【図7】本実施例の省エネモード制御ルーチンに割込み
該ルーチンを終了する割込み制御ルーチンを示す流れ図
である。
【符号の説明】
10 室内ユニット 12 室外ユニット 14 リモコン 144 運転切換ボタン 146 省エネモード選択ボタン 148 省エネモード終了ボタン 150 温度上昇ボタン 152 温度下降ボタン 154 運転停止ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高津 由紀 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 広瀬 浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小林 雅博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 野中 定雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発機を用
    いて構成した冷凍サイクル、及び被調和室の室温と設定
    温度とに基づいて室温が設定温度に至るように圧縮機の
    運転能力を自動調整する制御部を有する空気調和機にお
    いて、 前記制御部は圧縮機又は空気調和機に流れる電流が予め
    定めた最大電流値を越えないように圧縮機の運転能力を
    負側へ補正する第1の補正機構を備えると共に、制御信
    号に応答して前記最大電流値を負側へ補正し、かつ前記
    設定温度を圧縮機の運転能力の減る側へ補正する第2の
    補正機構を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記第2の補正機構は、最大電流値を負
    側へ補正し、次いで設定温度を圧縮機の運転能力の減る
    側へ補正することを特徴とする請求項1記載の空気調和
    機。
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