JPS63219720A - 半水没型掘削船 - Google Patents

半水没型掘削船

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JPS63219720A
JPS63219720A JP62306839A JP30683987A JPS63219720A JP S63219720 A JPS63219720 A JP S63219720A JP 62306839 A JP62306839 A JP 62306839A JP 30683987 A JP30683987 A JP 30683987A JP S63219720 A JPS63219720 A JP S63219720A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は双胴船型の沖合掘削用半水没型掘削船に係り、
より詳細には、2つの船体とデツキとを有し、上記船体
は細長い形であって、ほぼ平行に、かつ、ほぼ水平に離
間し、上記デツキは上記船体の上に支持されると共に上
記船体に取付用構造体によって結合され、中央部に開口
部を有し、上記開口部は2つの船体の間の空間に突出し
、デリックによって取り囲まれ、上記取付用構造体は垂
直な柱を有し、このうちの2対以上の柱が船体の端部を
、デツキと、パイプ格納装置及びパイプ運搬装置とに結
合させる構造の半水没型掘削船に関する。上記取付用構
造体は垂直な柱を有し、このうちの2対以上の柱は船体
の端部をデツキに結合させる。
〔従来技術及びその問題点〕
」二記のような構造は公知であり、例えば、米国特許出
願第4,435,108号によって開示されている。こ
のような掘削船には、さらに、各種の装置、特にクレー
ン、パイプ格納装置、及び、パイプ運搬装置が取り付け
られる。
このパイプという用語は、掘削船等に大量に使用され、
基本的には円筒形の長い部材を意味し、具体的には、例
えば、長さが約10メートル、直径が約12センチメー
トルの掘削管、及び、長さが約15メートル、直径が約
1メートル未満の立管等の部材を意味する。
このようなパイプは、通常、水平に格納されるので、英
国特許出願第1,319,270号明細書に記載された
ような運搬装置が必要である。この運搬装置は、パイプ
を持ち上げ、垂直にした後に、使用できる状態で下げる
ことができる構造である。
パイプの姿勢をむやみに変えなくても済むようにするた
めに、個々の掘削管を垂直に格納することができる装置
が、既に提案されている。米国特許出願第4,044,
895号、又は、英国特許出願第1,494,964号
に開示された装置は、掘削船の重心を下げるために、掘
削船のデツキの下の格納区域の全面に、掘削管を隣接接
触させるように格納する。格納上の大きい問題は、床面
の任意の位置に移動して、パイプを上に取り出し得る装
置を設けないかぎり、所要床面積が非常に大きくなり、
しかも、異なる掘削管に逐次的にしか接近することがで
きず、そのために、掘削船全体の寸法が大きくなるとい
う点である。
雑誌roccan IndustryJ 1985年8
月号に掲載された論文は双胴船計画について報告してい
る。
これによれば、双胴船の2つの船体を結合している部分
の中央部の平行六面体形のケーソンの中に、立管を垂直
に格納する。しかしながら、このケーソンには大きい欠
点がある。その欠点の一つは、船体の間では、テンプレ
ートを取り扱う上で支障があり(米国特許出願第4,4
35,108号を参照されたい)、その全体の寸法が1
0X40メートルとなる。さらに、この中央のケーソン
は大きい波を作り出し、それが船をがぶらせる原因とな
る。従って、双胴船に、これを横断する壁体を付加する
のが最も優れた方法であり、これによって、撃留装置の
数を大幅に増加させることができる。
上記のほかに、「トレンドセッタ(Trcndsct−
tcr)Jという名称の掘削船計画があり、これは、フ
リートマン及びゴールドマン(アメリカ合衆国ルイジア
ナ州二ニーオールリンズ)によるものである。この計画
では、デリックの中央部の下に円筒形環状のケーソンを
設け、その周囲に、かつ、厚さ方向に、立管を垂直に格
納する。しかしながら、この計画にも、既に説明した計
画の場合と同様に、中央のケーソンがあるので、テンプ
レート取扱い上の不便さが残る。そのうえに、この中央
のケーソンの容積を厳しく制限せざるを得ない。
なぜなら、そうしなければ、波に暴される面積が大きく
なるからである。さらに、この装置でも、掘削管を水平
に格納する。さらに、このケーソンには、極めて大きい
力と、静力学的な力によって生じる歪みとが加えられる
。このケーソンは筋かい構造部分、すなわち、プレース
を含む。しかしながら、プレースは、溶接部が比較的弱
いから、通常、掘削船のウィークポイントとなる。従っ
て、プレースの数を増加させるのは最上の方法ではない
。そのうえさらに、掘削船の掘削作業中に、この掘削船
のケーソンの開放された空間の中まで水が上昇し、この
水が上記ケーソンが洗う危険がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記欠点に悩まされず、立管と掘削管
を格納でき、安定性がよく、構造的な弱点のない、新規
な半水没型掘削船を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的は、2本以上の中空の柱を有し、この中空の柱
がケーソンを形成すると共に、その内部に、パイプ格納
装置を有し、このパイプ格納装置が垂直格納を行い得る
ように配設され、上記柱が相互に対向し、相互に離間し
、かつ、各船体のほぼ中央にある構造の、船体をデツキ
に結合させる取付用構造部又は組立体によって達成され
る。掘削船の格納能力を最大にし、掘削船の重心を下げ
るだめに、パイプの格納を、柱の全長に亘って組織的に
行うのが好ましい。また、数種類の長さのパイプを垂直
に格納することもできる。
また、取付用構造体の柱を格納の目的で使用するので、
大きい補助プレースを設ける必要がなく、さらに、支柱
が相互に離間しているので、その間の中央部の空間を利
用してテンプレートを取り扱うことができるので、双胴
船の船体の方向に向かう横断壁体を設ける必要もない。
柱の形状を決める時には、格納容積、特に、柱の垂直な
壁体に平行な、真っ直ぐな形の格納部分の容積を、大き
くする。そのために、上記垂直壁体を半円筒形とし、こ
の半円筒形部分を掘削船の外部の方向に湾曲させ、この
湾曲した部分を、内側に、2つの横方向のフランジ又は
側面まで延ばし、これにより、組織的格納を行うための
直線的な循環路を横方向のいずれかの側に逃がし、パイ
プの取出し装置を、個々の各格納位置に、直接的に接近
させることができる。この直接接近する取出し装置に、
運搬用舌状部を備えた1つ以上の移動式クレーンを設け
るのが好ましい。格納用の柱からパイプを取り出す時に
は、昇降装置の走行案内部材を用いるのが好ましい。
パイプは、基本的に、中空の柱の半円形壁体と横方向の
側面に平行に2列に格納されるので、この中空の柱の中
心部に他の材料の格納に利用できる空間が残る。そこで
、この空間に、最大重量時の重心を出来るだけ下げるた
めに、幾つかの粒状材料収納用サイロを設けることがで
きる。この方法によイて、柱に格納する量を1.50(
マンにすることができる。
上記サイロの設置位置の上に、各格納用の柱のポケット
又はキャビティを設ける。このポケット又はキャビティ
は、柱の上部と運搬用支持部材又は移動式滑車とを結合
するレールを用いて、接近出来る構造にする。上記ポケ
ットは噴出防止装置、すなわち、ブローアウト・プレペ
ンタの格納空間としての作用をする。
上記装置は、必要に応じて、異なる物を格納し運搬でき
るように、完全に自動化することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図によって詳細に説明する。
第1図に本発明に基く掘削船を示す。この掘削船は水没
型船体1,2を有し、この船体1.2はほぼ水平であり
、かつ、ほぼ平行である。また、長さが約90メートル
、幅が約17.5メートル、高さが約8.5メートル、
離間距離が約30メートルである。この船体182は、
取付部を介して、矩形のデツキ3を支持する。上記取付
部は、4本の柱4ないし7を組み立てて成る構造体であ
る。
この柱4ないし7はアングル材で作られ、長さが11メ
ートルであり、その断面形状はほぼ正方形であってその
角に丸味を帯びた形である。この柱は船体1,2の外側
に配設され、この船体1,2から外側に向かって延びる
。この柱の端部は基本的に船体1.2の丸みを帯びた端
部の近傍に取り付けられる。これは、デツキ3に最適安
定性を与えるためである。このデツキ3の下面は上記船
体の約30メートル上方にある。
支持部材8ないし11は、柱の脚部の内側への回転防止
を目的として、柱の脚部の側面を補強するために取り付
けられる。この支持部材8ないし11は、対を成す形に
なるように、プレース12゜13によって結合され、こ
のプレース12.13の取付によって上記取付構造部組
立体に所要の剛性と強度が与えられる。
デツキ3は上下に重なる3段構成である。このデツキ3
の中央部には開口部14が設けられ、この開口部14は
デリック15によって取り囲まれる。このデツキには、
各種の施設設備及び機器(図示せず)、例えば、各種の
クレーン、格納装置の走行案内部材、若底装置の走行案
内部材等が設けられる。このデツキの付属装置、例えば
撃留装置などについては、本発明が完全に又は部分的に
属する分野の当業者にとって周知であるから、細部の説
明を省略する。
本発明においては、上記取付用構造体に、さらに、2本
の付加的な柱、すなわち、補助柱16゜17が設けられ
る。この補助柱16.17は、船体1.2の中央部に、
相互に対向するように取り付けられる。この各補助柱1
6.17は、船体1゜2に部分的に係合し、相互に対向
する方向に、かつ、上記デツキの中央部に向かうように
延びる。
この補助柱の対向する面は約20メ一トル離間する。
各補助柱16.17は外側の部分18.19と内側の部
分20.21とを有する。この外側の部分18.19は
半円形であり、基本的に船体1゜2に係合する。上記内
側の部分20.21は、その外側の船体1,2まで、及
び、この船体1,2の下面の高さまで延びる。横方向の
結合部、すなわち、支持板22ないし25は、船体1,
2と同じ厚さであり、補助柱16.17を補強するため
に、補助柱16.17の内側部20.21又はフランジ
を、船体1.2の内側に結合させる。
上記船体及び補助柱は、板金で作られ、二重構造である
。この二重構造は公知の海洋工事に使用される方法を用
いて作られる。この二ff1l造の輪郭を、参考として
、第2図及び第4図に示す。この二重構造の部分の一例
として、補助柱17の半円形部分19の二′m構造19
’、19’を、第4図に示す。補助柱16.17は、全
てのタイプの、掘削管及び立管等、全てのタイプの管を
垂直な状態で収容する。この補助柱の管を格納する部分
は、補助柱16.17の半円形の壁体に平行な経路(直
線状部分と円形部分とから成る)、及び、この補助柱1
6.17の側部である。
2本のレール31.32は、適当な支持装置を用いて、
各補助柱の上部に取り付けられる。このレール31.3
2は、各補助柱の上部の外側を取り囲み、この各補助柱
の上部との間に適当な間隙を保持する。このレール31
.32と各補助柱の上部との間隙の幅は、上記円形の経
路のいずれかの側部に、上記収納用空間を形成し得る大
きさである。クレーン33は、その数が1基以上であり
、操作装置34を有し、レール31.32の上を自動的
に移動することができる。この操作装置t34は、クレ
ーン33に沿って、経路30を横断する方向に、上記収
容空間の内部の任意の位置まで移動することができる。
クレーン33は、周知の方法による遠隔操作が可能であ
り、操作装置30の下部にグリップ部材34′ (例え
ば、舌状部材)が設けられ、このグリップ部材34′は
垂直に移動することができる。
上記立管、掘削管、及び、柱の有効長は、既に説明した
ような寸法(すなわち、立管が15.24メートル(5
0フイート)、掘削管が9,14メートル(30フイー
ト)、柱の有効長が約40メートル))であるから、立
管を対にするようにグループ分けして(例えば、立管3
5と立管36とを結合させて)、掘削管を、その端部に
取り付けられる3本のパイプのストリングに合わせるの
が便利である。上記パイプの直径(12,74センチメ
ートル(5インチ))は、上記立管の直径(116,8
4センチメートル(46インチ))よりも充分小さいか
ら、円筒形の格納容器37の内部で、上記パイプのスト
リングを、海洋産業では公知の12個のドラムの装置に
区分格納することができ、この区分格納されたストリン
グの直径は上記立管の直径に近くなる。
立管35,36と格納容器37は、円形の経路30のい
ずれかの側に収容されるが、この立管35.36及び格
納容器37の収容位置の位置決めを行うのは、上記格納
容器の床39に設けられた位置決め部分38(窪んでい
る部分、又は、突出している部分)と、2本の平行なう
ツク40(図には、その一方のラックのみを示す)の鋸
歯状部分である。このラックは側部に上記ラックを取り
出す開口部を有し、また、このラックに固定装置が取り
付けられる。
柱の床の位置決め部分38は円錐形であり、弾力を有し
、上に突出し、その上面が内側に窪んだ形状すなわち反
転した形状であり、この位置決め部分に立管35,36
の下端部が挿入整合される(この立管35,36の下端
部も中空行状である)。上記固定機構は、ラック40の
開放形リングと、立管35,36又は格納容器37の上
部との共働によって形成される。立管35,36又は格
納容器37の上部の、ラック40の開放形リングと共働
する部分は、その底部から頂部まで直径が増加する形状
であり、このラック40の開放形リングと共働する部分
の最も細い部分の直径は、この部分が上記開放形リング
の開口部(その角度は180’以下)を通過し得る大き
さであり、上記共働する部分の最も太い部分の直径は、
この部分が上記開放形リングの開口部を通過し得る大き
さであるから、上記立管35,36又は格納容器37の
細い部分がラック40の1個の開放形リングの開口部を
通過し得る状態で、立管35. 36又は格納容器37
を、ラック40の1個の開放形リングの中に入れること
ができる。その後に、固定装置34′を下降させる。こ
の固定装置34′は、上記立管又は格納容器を充分に固
定できる高さになるまで下げる。
立管35.36と格納容器37を、搬送装置又は移動滑
車を用いて、各社の内部に取り付け、又は、この各社の
内部から取り出すことができる。
この搬送装置又は移動滑車のいずれかの側に、約20個
のそれぞれ独立した格納部分が設けられ、この格納部分
に直線部分及び円形部分を有する経路と直線的な装置と
が設けられ、この直線部分及び円形部分を有する経路と
直線的な装置との作用によって、上記約20個のうちの
任意の格納部分に対して、立管35,36と格納容器3
7を、優先順序なしに自由に格納することができる。
デリック15、又は、独立の昇降装置を用いて、立管3
5,36及び格納容器37を、各社16゜17の内部ま
で移動させることができる。上記独立の昇降装置は、例
えば、傾斜したエレベータ走行案内部材41を有する。
この走行案内部材41は上記柱の床39から、デツキ3
の開口部14の上まで延びる。
このようなエレベータ走行案内部材の原理は、例えば、
米国特許出願第4,379.676号に記載されており
、周知である。このような走行案内部材は1個以上のエ
レベータ用の移動滑車70を有し、このエレベータ用の
移動滑車70は走行案内部材41上に案内されて走行し
、この走行案内部材41は無端チェノにより、好ましく
はビニオン72とラック73から成る装置によって移動
する。走行案内部材41には、例えば(第5図を参照さ
れたい)2本のゝド行なうツク73が取り付けられ、こ
のラック73に移動滑車70のビニオン72が作用し、
このビニオン72がモータ74で駆動される。このモー
タ74は上記移動滑車に取り付けられる。
移動滑車70は細長い形のフレーム75を有し、このフ
レーム75の底部にブラケット76が設けられ、このブ
ラケット76には弾力をHする反転形の円錐形部分77
が設けられ(この円錐形部分77は円錐形部分38と同
形である)、この反転形の円錐形部分77に立管35′
の下端部が挿入される。フレーム75は2つの側面78
を有し、この2つの側面78の間にホイール79が取り
付けられ、このホイール79は走行案内部材41の水平
なローラのトラック80によって案内される。
上記フレームの上端部に第2のブラケットが設けられ、
この第2のブラケットは開放形リングを支持する。この
開放形リングはラック40の開放形リングと同形である
上記立管又は格納容器は、次の要領で、上記中空の柱か
ら取り出される。すなわち、移動型クレーン33は上記
格納位置にある立管35,36又は格納容器37を捜し
、この立管35,36又は格納容器37を、経路30に
沿って、走行案内部材41(第4図に符号35’ 、 
 36’で示す)の方向に移動させる。この立管35,
36又は格納容器37の移動は、上記立管の下端部が走
行案内部材41の移動式滑車70の反転形の円錐形部分
77の上に来るまで継続される。その後に、クレーン3
3が走行案内部材41に向かって移動して、上記走行案
内部材(第4図に符号35’、36″で示す位F!りに
載せられた立管を取り出し、この立管の上部を、エレベ
ータ用移動滑車70のフレームの上側の開放形リングの
中に挿入する。この時に、上記操作装置34を若干下げ
れば、立管35′の下端部を円錐形部分77に整合させ
、立管の頂部36′を開放形リングの中に固定すること
ができる。この開放形リングは、立管の頂部36′を固
定させるために設けられたものである。
その後に、クレーン33を移動させて立管から外し、移
動式滑車7oを走行案内部材41に沿って上昇させる。
上記立管をデツキ3がら引き離せば、この立管をデリッ
クの昇降装置、又は、これとは独立の任意の装置を用い
て捕捉することができる。
2本の柱16.17を用いて立管35,36、及び格納
容器37を格納することができるから、この立管35,
36、及び、格納容器37の取出し及び結合を極めて迅
速に行うことができる。
柱16.17の頂部のレール31.32より上の部分を
表皮部材51が覆い、この表皮部材51を外被部材50
が覆う。この構造によって、上記柱16.17の頂部の
レール31.32より上の部分が格納用架橋部分として
の作用を行うことができる。この柱16.17の頂部に
必要な剛性及び強度は、この柱16.17、及び、柱4
ないし7の頂部に結合されたビーム(図示せず)によっ
て確保される。
細長い環状の格納用架橋部分51は2本のilZ行なレ
ール52.53を取り囲み、このレール52゜53は2
本の柱16.17を結合すると共に、モータ駆動により
回転される2個の移動滑車54を支持し、この移動式滑
車54はブリペンタ55を格納するために移動させるの
に使用する。
上記噴出防止装置、すなわち、ブリペンタの下部56は
重量が大きく、この下部56は、移動滑車54によって
支持されたまま、ポケット58の中に適当に格納される
。このポケット58は、3柱16,17の上部のレール
52.53より低い部分に設けられる。このレール52
.53はパイプを格納しない部分に設けられる。上記ブ
リペンタの上部57(この部分には上記立管の下部が取
り付けられる)は、架橋部分51に、水゛14な状態で
適当に格納される。
格納されているブリペンタ55を使用する時には、移動
滑車54を用いて、ブリペンタ55をデリックの軸線ま
で移動させ、デリックの昇降装置を用いて、ブリペンタ
55を、移動滑車54のブリベンタ取出し用開口部から
取り出し、この取り出したブリペンタ55を、従来の方
法で装管する。
ブリペンタを格納する時には、上記手順を逆順で行う。
6柱の内部のプリペンタ格納用ポケット58の下の部分
はサイロ5つとして使用する。このサイロ5つは、粒状
物(骨材、セメントなど)を格納するためのものであり
、2つのサイロに、上記粒状物を異なる高さまで入れる
ことができる。
柱16.17の対向する面の基部には円錐形又は角柱状
の凹部60があり、この四部60はデリックの昇降装置
に懸吊されたパイプロ1の水平移動距離を増大させるた
めに使用する。このパイプロ1は、パイプの軸線とデリ
ックの垂直な中心軸線との角度が12″になるまで、水
平方向に移動させることができる。
以上説明した本発明に基(半水没型掘削船は、水深約2
4メートルの水中に沈めることを意図するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に基く掘削船の長手方向の斜視略図、第
2図は第1図の掘削船のデツキを取り除いた状態の横断
方向の斜視略図、第3図は第1図の掘削船の平面略図、
第4図は内部にパイプが取り付けられた状態の2本の付
加的な柱の部分破断斜視図、第5図はエレベータの走行
案内部材の下部の細部を示す側面図である。 1.2・・・水没型掘削船の船体、3・・・デツキ、4
ないし7・・・柱、8ないし11・・・支持部材、12
゜13・・・プレース、14・・・開口部、16.17
・・・補助柱、18.19・・・補助柱の外側部、20
. 21・・・補助柱の内側部、22ないし25・・・
支持数、30・・・経路、31.32・・・レール、3
3・・・クレーン、34・・・操作装置、34′・・・
固定装置、35゜36・・・立管、37・・・格納容器
、38・・・位置決め部分、39・・・柱の床、41・
・・走行案内部材、51・・・架橋部分、55・・・噴
出防止装置、58・・・ポケット、59・・・サイロ、
61・・・パイプ、70・・・移動滑車、72.73・
・・ビニオン及びラック、77・・・位置決め部分。 出願入代、理大  佐  藤  −雄 手続補正書防式) 昭和63年3月2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2つの船体とデッキとを有し、上記船体は細長い形
    であって、ほぼ平行に、かつ、ほぼ水平に離間し、上記
    デッキは上記船体の上に支持されると共に上記船体に取
    付用構造体によって結合され、中央部に開口部を有し、
    上記開口部は2つの船体の間の空間に突出し、デリック
    によって取り囲まれ、上記取付用構造体は垂直な柱を有
    し、このうちの2対以上の柱が船体の端部を、デッキと
    、パイプ格納装置及びパイプ運搬装置とに結合させる構
    造の半水没型掘削船において、取付用構造体は2本以上
    の中空の柱を有し、上記中空の柱はケーソンを形成し、
    その内部にパイプ格納装置が設けられ、上記パイプ格納
    装置は垂直格納を行い得るように配設され、上記柱は各
    船体のほぼ中央部にあり、相互に離間対向することを特
    徴とする半水没型掘削船。 2、上記パイプ格納装置は上記中空の柱の垂直な壁体に
    平行に直線的に作動することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載された半水没型掘削船。 3、上記中空の柱の垂直な壁体は、半円筒形部分を有し
    、上記半円筒形部分は掘削船の外部及び水平な側面の方
    向に湾曲することを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載された半水没型掘削船。 4、上記パイプ格納装置は、横方向の出入部分に直接接
    近する装置を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    2項又は第3項に記載された半水没型掘削船。 5、上記格納されるパイプは、上記パイプを、中空の柱
    の高さ方向の全ての部分に格納させるために、垂直格納
    時の長さに応じて幾つかのグループに区分されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かの項に記載された半水没型掘削船。 6、上記格納装置は1基以上の移動式クレーンを有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項の
    いずれかの項に記載された半水没型掘削船。 7、上記格納装置は1つ以上の移動式昇降装置の走行案
    内部材を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第6項のいずれかの項に記載された半水没型掘削
    船。 8、上記中空の柱は粒状材料を収容するためのサイロを
    収容し得るように配設されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第7項のいずれかの項に記載された
    半水没型掘削船。 9、上記中空の柱は噴出防止装置格納用ポケットを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第8項
    のいずれかの項に記載された半水没型掘削船。
JP62306839A 1986-12-03 1987-12-03 半水没型掘削船 Expired - Lifetime JPH086305B2 (ja)

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