JPS63218657A - クメンヒドロペルオキシド化合物およびその製造法 - Google Patents

クメンヒドロペルオキシド化合物およびその製造法

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JPS63218657A
JPS63218657A JP13763387A JP13763387A JPS63218657A JP S63218657 A JPS63218657 A JP S63218657A JP 13763387 A JP13763387 A JP 13763387A JP 13763387 A JP13763387 A JP 13763387A JP S63218657 A JPS63218657 A JP S63218657A
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ether
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秀二 市川
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藤井 克也
Takeo Nomura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はクメンヒドロペルオキシド化合物およびその製
造法に関する。本発明によって提供されるクメンヒドロ
ペルオキシド化合物は過酸化物活性化物質例えば血液ま
たはヘモグロビンの検出に有効に利用される。
尿、糞便または嘔吐物等の中に血液またはヘモグロビン
が含まれている場合には腎臓、胃、腸等泌尿器または消
化器系において炎症、潰瘍等の何らかの疾病が進行して
いるものと推定しつる。
従ってこれらの疾病を速やかに診断、治療するためには
上記尿、糞便、嘔吐物等中の血液またはヘモグロビン(
潜血)を正確に検出することが重要である。本発明のク
メンヒドロペルオキシド化合物はこのような潜血の検査
用試薬として好適に使用される。
[従来技術およびその問題点コ 潜血検出用試験具は、有機ヒドロペルオキシド、呈色指
示薬、緩衝剤、湿潤剤、活性剤および安定剤を含浸する
担体からなり、試料中にヘモグロビンが存在すると有機
ヒドロペルオキシドが活性化されて発生期の酸素を生じ
、これによって指示薬が酸化されて発色する。有機ヒド
ロペルオキシドとして従来2,5−ジメチルヘキサン−
2,5−ジヒドロペルオキシドおよびクメンヒドロペル
オキシドが知られている。これらの過酸化物は実用化さ
れてはいるが経時的安定性がないため検出感度の低下が
著しいこと、ビタミンCが試料尿中に含まれている場合
に偽陰性と判断されること、尿中成分検出用多項目試験
片の場合、隣接する他の試験片を変色させ、性能低下を
もたらすこと、呈色感度が低いこと等の欠点がある。こ
れらの欠点を改良したヒドロペルオキシドとして近年ク
メンヒドロペルオキシドのベンゼン環にC1−8アルキ
ル基、CD 、Br 、I、NO2またはカルボキシル
基が置換した化合物が提案されている(特開昭59−1
90883号公報)。この過酸化物は従来のものよりか
なり改善されてはいるが経時的安定性が充分満足できる
ものではなかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記の欠点のない過酸化物を提供せんとするも
のであり、本発明は下記のクメンヒドロペルオキシド化
合物およびその製造法よりなる。
1)一般式(1) 〔式中R,RおよびR3は同一または異なって水素原子
、低級アルキル基、ハロゲン原子、カルボキシル基、ニ
トロ基または鎖中にエーテル基を1つ以上含む直鎖状も
しくは分枝鎖状の酸素含有アルキル基を示す。但し、R
,R及びR3の少くとも1つは上記酸索含をアルキル基
を示す〕 で示されるクメンヒドロペルオキシド化合物。
2)R’ 、R2およびR3の少なくとも1つが下記の
式で示されるアルキル基のいずれかである第1項記載の
クメンヒドロペルオキシド化合物。
(以下余白) /Q \ 、 χ /Q I            Q を示す)  R3 (n:0〜15) 3) 4− (2,4,7−トリオキサオクチル)クメ
ンヒドロペルオキシド; 4− (2,5,8,11,14,18,19−ヘプタ
オキサエイコサニル)クメンヒドロペルオキシド;ポリ
エチレングリコール4− (α〜ヒドロペルオキシイソ
プロピル)ベンジルメチルエーテル; 4− (8−ヒドロキシ−4−オキサオクチル)クメン
ヒドロペルオキシド; 3− (1,1−ジメチル−2,4,7−トリオキサオ
クチル)クメンヒドロペルオキシド; 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル
ベンジルエーテル; 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル
4−ニトロベンジルエーテル;4− (α−ヒドロペル
オキシイソプロピル)ベンジル3.4.5−トリメトキ
シフェニルエーテル; ポリエチレングリコール4−(α−ヒドロペルオキシイ
ソプロピル)ベンジル4−(1,1,3,3−テトラメ
チルブチル)フェニルエーテル; 3.4−ビス(2,5,8,11,14−ペンタオキサ
ペンタデカニル)クメンヒドロペルオキシド;3.4.
5− トリス(2−オキサ−3−フェニルプロピル)ク
メンヒドロペルオキシド;1−クロロ−4−(α−ヒド
ロペルオキシイソプロピル)−2−(2−メトキシエト
キシメトキシメチル)ベンゼン; 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)−2−メ
チルベンジルベンジルエーテル;または 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)−2,6
−ジクロロベンジルベンジルエーテル である第1項または第2項に記載のクメンヒドロペルオ
キシド化合物。
(以下余白) 4)一般式(n) 〔式中R,RおよびRは同一または異 なって水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子、カル
ボキシル基、ニトロ基または鎖中にエーテル基を1つ以
上含む直鎖状もしくは分枝鎖状の酸素含有アルキル基を
示す。但し、■2 R,R及びR3の少くとも1つは上記酸素含有アルキル
基を示す〕 で示されるα−ヒドロキシクメン化合物を過酸化水素水
溶液で酸化することを特徴とする一般式(I) 〔式中R,RおよびR3は前述したものと同一意義を有
する〕 で示されるクメンヒドロペルオキシド化合物の製造法。
上記式(1)または(旧において、R1。
RおよびR3は前述したように同一または異なって水素
原゛子、低級アルキル基、ハロゲン原子、カルボキシル
基、ニトロ基または鎖中にエーテル基を1つ以上含む直
鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示すが、R1,R
2およびR3の少なくとも1つは上記アルキル基を示す
。アルキル基は直鎖状または分枝鎖状のいずれでもよい
が鎖中に1つ以上のエーテル結合を有することを要する
アルキル基の炭素原子数には特に制限はないが1〜20
が好ましい。アルキル基中に存在するエーテルの数は1
以上であれば特に制限はないが好ましくは1〜7である
。該アルキル基はさらに前記呈色指示薬の発色を阻げな
い置換基、例えばハロゲン原子(CL sr、I)、ニ
トロ基、水酸基、スルホン基、カルボキシル基、アミド
基、フェニル基、置換フェニル基等によって置換されて
いてもよい。かかるアルキル基の好ましい例としては、
2.4.7− トリオキサオクチル、 2.5.8.11.14.18.19−ヘプタオキサエ
イコサニル、 メチルポリエチレングリコールメチル [−CH2−0+CH2CH20)IICH3゜m 二
 〇〜20] 、 8−ヒドロキシ−4−オフサオクチル、1.1−ジメチ
ル−2,4,7−トリオキサオクチル、2−オキサ−3
−フェニルプロピル、 (置換)フェノキシメチル、 1.1.3.3−テトラメチルブチルポリエチレングリ
コールメチル neo〜15] 本発明のクメンヒドロペルオキシド化合物の代表的な化
合物としては以下のものがあげられる。
4− (2,4,7−トリオキサオクチル)クメンヒド
ロペルオキシド; 4− (2,5,8,11,14,16,19−ヘプタ
オキサエイコサニル)クメンヒドロペルオキシド;ポリ
エチレングリコール4− (α−ヒドロペルオキシイソ
プロピル)ベンジルメチルエーテル; 4− (8−ヒドロキシ−4−オキサオクチル)クメン
ヒドロペルオキシド; 3− (1,1−ジメチル−2,4,7−トリオキサオ
クチル)クメンヒドロペルオキシド; 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル
 ベンジルエーテル; 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル
4−ニトロベンジルエーテル:4− (α−ヒドロペル
オキシイソプロピル)ベンジル3,4.5−トリメトキ
シフェニルエーテル; ポリエチレングリコール4− (α−ヒドロペルオキシ
イソプロピル)ベンジル4−(1,1,3,3−テトラ
メチルブチル)フェニルエーテル; 3.4 −ビス(2,5,8,11,14−ペンタオキ
サペンタデカニル)クメンヒドロペルオキシド;3.4
.5− )リス(2−オキサ−3−フェニルプロピル)
クメンヒドロペルオキシド;1−クロロ−4−(α−ヒ
ドロペルオキシイソプロピル)−2−(2−メトキシエ
トキシメトキシメチル)ベンゼン; 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)−2−メ
チルベンジルベンジルエーテル;または 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)−2,6
−ジクロロベンジルベンジルエーテル。
本発明の前記式(I)で示されるクメンヒドロペルオキ
シド化合物は新規化合物であって前記式(II)で示さ
れるα−ヒドロキシクメン化合物を酸性条件下で過酸化
水素水溶液で酸化することによって製造される。好まし
くはα−ヒドロキシクメン化合物(II)をエーテル等
の適当な有機溶剤にとかし、この溶液に30%〜50%
過酸化水素水溶液および少量の鉱酸、例えば硫酸または
塩酸を加え室温で十数時間反応させる。反応終了後、所
望の生成物は常法に従って反応混合物中から採取される
。例えば反応混合物に水を加え、酢酸エチル等の適当な
有機溶剤で抽出し・、抽出物から溶剤を留去し、残留物
をカラムクロマトグラフィー等で精製することによって
所望の生成物を得ることができる。
α−ヒドロキシクメン化合物(II)は一般式%式%) 〔式中(R)  、(R2)’および(R3)’は同一
または異なって水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原
子、カルボキシル基、ニトロ基またはエーテル化して鎖
中にエーテル基を1つ以上含む直鎖状もしくは分枝鎖状
の酸素含有アルキル基に変換されうる基を示す。但し、
(R)  、  (R”)’及び(R3)′の少くl 
 / とも1つは上記酸素含有アルキル基に変換されうる基を
示す〕 で示されるフェニルハライド誘導体を常法に従ってエー
テル化し、次いで得られた生成物をn−ブチルリチウム
(またはマグネシウム)と反応させることによって得ら
れる。上記エーテル化は好ましくは水酸基またはハロゲ
ン原子を有する(R’ )’〜(R3)’ とハロゲン
原子または水酸基を有するアルキル化合物とを水素化ナ
トリウムまたはアミンの存在下、ジメチルホルムアミド
、ジクロロメタンのような適当な有機溶剤中20〜10
0℃の温度で反応させることによって実施される。かく
して得られる生成物とn−ブチルリチウムまたはマグネ
シウムとの反応は、通常のグリニヤ反応と同様の条件で
実施される。例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエー
テル等の適当な有機溶媒中、両化合物を一78℃(n−
ブチルリチウムの場合)または室温ないし還流下(マグ
ネシウムの場合)で反応させ次いでアセトンを加える。
本発明のクメンヒドロペルオキシド化合物(1)は前述
したように、過酸化物活性化物質のn1定における過酸
化物として使用され、特に尿、糞便、嘔吐物中の潜血の
検出に有利に使用される。
かかる潜血検出用試験具は本発明のクメンヒドロペルオ
キシド化合物(I)および酸化指示薬ならびに必要によ
り緩衝剤、湿潤剤、活性剤、安定剤および溶剤からなる
組成物を担持する担体からなる。
指示薬としては酸化されて呈色するいわゆる酸化指示薬
と呼ばれるものが使用され、その例としてオルトトリジ
ン、ベンジジン、ロイコマラカイトグリーン等があげら
れる。
緩衝剤は試験具上のpH値を一定に保つために使用され
、例えばクエン酸塩、リンゴ酸塩、コハク酸塩のような
試験具を試料中に浸漬した際のpH値が4〜8の範囲に
維持できるようなものが好ましい。湿潤剤は試験具を試
料中に浸したとき、試料液が試験具に均一に湿潤するよ
うに使用され、例えばラウリル硫酸ナトリウム、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジオクチルスルホコ
ハク酸ナトリウム等の界面活性剤が好適に使用される。
活性剤は試験具上での呈色反応の感度を高めるために用
いられ、3−アミノキノリン、キニン、イソキノリン等
が好ましい。安定剤は試験具から試験薬の流出を防止す
るために粘稠剤が使用され、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、ポリエチレングリコール等の重合
物あるいはゼラチン、アラビアゴム等が好ましい。溶剤
は上記薬剤の混合物が容易に溶けるものであればよく、
有利にはエチルアルコール、アセトン、ベンゼン、トル
エン、クロロホルム等が使用される。担体としては1戸
紙、ガラス繊維、プラスチック素材からなる不織布が好
適であり、上記溶剤に溶けたり反応したすせず、かつ上
記組成物を吸収するものであればよい。
上記試験組成物および試験具に用いられるクメンヒドロ
ペルオキシド化合物およびその他の試薬の量は特に重要
ではなく、従来のものに準じて適宜決定される。即ち、
検出対象の過酸化物活性化物質に対して反応させ、呈色
反応を起させるに十分な量が選択される。
次に参考例、実施例および試験例を示して本発明をさら
に具体的に説明する。
実施例 1 4− (2,4,7−トリオキサオクチル)クメンヒド
ロペルオキシド アルゴン雰囲気下、4−ブロモベンジルアルコール4.
56g (24,41off )の乾燥ジクロロメタン
(48ml)溶液にβ−メトキシエトキシメチルクロラ
イド3.32m1 (29,1ml1ojll )とN
、N −ジイソプロピルエチルアミン6.40m1 (
36,7smo1)を加え室温にて15時間反応させた
。その溶液に水を加えジクロロメタンにて抽出をおこな
い、有機層を水洗し減圧濃縮した。得られる残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこな
った。ジクロロメタンで溶離することにより4−ブロモ
ー1− (2,4,7−ドリオキザオクチル〕ベンゼン
8.18g(22,5ma+oR)を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物8.18g (22,5
mmoN )の乾燥テトラヒドロフラン(180ml)
溶液にn−ブチルリチウムの1.80Mヘキサン溶液(
21,0ml、 33.8 mmoII)を−78℃に
て加えた後、30分間反応させた。その溶液に、アセト
ン84 ml(I13sso1)を加え一78℃にて1
0分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗した
後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロロメタ
ン−メタノール(25:1)で溶離することにより1−
 (α−ヒドロキシイソプロピル)−4−(2,4,7
−)リオキサオクチル)ベンゼン3.78g (14,
9+noN )を得た〇 上記ヒドロキシ化合物3.78g (14,9mmo1
)にエーテル10m1.80%過酸化水素水溶液20m
1と濃硫酸0.500 mlを加え、室温にて18時間
反応させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこなっ
た。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこ
なった。酢酸エチル−ヘキサン(1: 1)で溶離する
ことにより4− (2,4,7−ドリオキサオクチル)
クメンヒドロペルオキシド3.30g(12,2mmo
II)を得た。
NMR(ppm、CDCl5) 8.22(s、IH)、 7.48〜7.17(m、4
H)。
4.73(s、2H)、 4.57(s、2H)、 3
.82〜3.43(11,4H)、 3.35(s、3
H)、 1.57(s、6H)1R(ν(至)、 CH
Cll3) 3530.3330実施例 2 4− (2,5,8,11,14,1B、19−ヘプタ
オキサエイコサニル)クメンヒドロペルオキシド アルゴン雰囲気下、鉱油中60%含有の水素化ナトリウ
ム1.49 、 (37゜31■ofI)の乾燥ジメチ
ルホルムアミド(70ml)溶液に3.6.9.12.
14.17−へキサオキサオクタデカ−1−ノール7.
00g (24,8mmoJ7 )を加え406〜50
℃にて30分間反応させた後、4−ブロモベンジルブロ
マイド5.17 g (20,7nueo1)を加え室
温にて16時間反応させた。0℃にて反応液に飽和塩化
アンモニウム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出をおこな
った。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をお
こなった。ジクロロメタンで溶離することにより1−ブ
ロモ−4=<2.5.8.11.14,18.19−ヘ
プタオキサエイコサニル)ベンゼン8.03g (17
,8+u+oj? )を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物8.03゜(17,ll
smol)の乾燥テトラヒドロフラン(200ml)溶
液にn−ブチルリチウムの1.60Mヘキサン溶液(1
8,7ml、2B、7 taraoll )を−78℃
にて加えた後、30分間反応させた。その溶液に、アセ
トン6.50m1CB8.5Iltsol )を加え一
78℃にて10分間反応させた後、飽和塩化アンモニウ
ム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機
層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこなった。
ジクロロメタン−メタノール(50:1)で溶離するこ
とにより4− (2,5,8,11,14,18,19
−ヘプタオキサエイコサニル)−1−(α−ヒドロキシ
イソプロピル)ベンゼン7.28g (16,9m’m
off )を得た。
上記ヒドロキシ化合物L28g (1B、9auaof
f )にエーテル20m130%過酸化水素水溶液40
m1と濃硫酸1.00m1を加え、室温にて15時間反
応させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった
。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこな
った。酢酸エチル−ヘキサン(2:1)で溶離すること
により4− (2,5,8,11,14,1B、19−
ヘプタオキサエイコサニル)クメンヒドロペルオキシド
5.36g (12,0mmofI)を得た。
NMR(ppIl、cDcj! 3) 8.48(s、IH)、  8.47〜8.17(II
l、4H)。
4.88(S、2)り、 4.50(s、21()、 
3.63(s、2H)。
3J5(s、3H)、 1.57(s、6)1)IR(
シ艶−’、 CHC,l) 3 ) 3530.332
0実施例 3 ポリエチレングリコール4−(α−ヒドロペルオキシイ
ソプロビル)ベンジル メチルニーアルゴン雰囲気下、
鉱油中60%含有の水素イヒナト1功ム1.63g (
40,8++a+oΩ)の乾燥ジメチルホルムアミド チレン グリコール メチルエーテル)4.94g(平
均して、6.59mmoj? )を加え40°〜50℃
1こて30分間反応させた後、4−ブロモベンジル ブ
ロマイド2.47g (9.8Jl+smo1)を加え
室温;こて1611ffl用反応させた。0℃反応液に
飽和塩化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出
をおこなった。
有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ごて分離精製をおこな
った。
ジクロロメタン−メタノール(50:1)で溶離するこ
とにより下記に示す構造の化合物3.8Lg(平均して
4.15a+moN )を得た。
(nの平均値は16) アルゴン雰囲気下、上記化合物3.81g (平均して
4.15mmoI)の乾燥テトラヒドロフラン(40m
l)溶液にn−ブチルリチウムの1.60Mヘキサン溶
液(3,90m1. 8.24+uoj? )を−78
℃にて加えた後、30分間反応させた。その溶液に、ア
セトン2.60m1(35,41soN )を加え一7
8℃にて10分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム
水溶液を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層
を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこなった。ジ
クロロメタン−メタノール(50二1)で溶離すること
により、下記に示す構造の化合物2.19g (平均し
て2.48■−0g)を得た。
(nの平均値は1B) 上記ヒドロキシ化合物2.19g (平均して2.48
 +uoN )にエーテル2、Oml、30%過酸化水
素水溶液40m1と濃硫酸1.00m1を加え、室温に
て18時間反応させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出
をおこなった。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られ
る残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離
精製をおこなった。ジクロロメタン−メタノール(25
:1)で溶離することにより、所望の生成物1.06 
g (平均してL18txmol )を得た。
NMR(ppm、CDCj? 3) 8、tO(bs、lH) 、 7.47〜7.10(m
、4H)。
4.50(s、2H)、  3.63(s、84)1)
 、 3.33(s、3H)、 1.48(8,81[
)I R(シcm−1. CH(j!3 ) 3530
.3330実施例 4 4−(8,−ヒドロキシ−4−オキサオクチル)クメン
ヒドロペルオキシド アルゴン雰囲気下、1.4−ブタンジオール1800g
 (lG、2+gmoN )の乾燥ジメチルホルムアミ
ド20m1溶液にtert−ブチルジフェニルシリルク
ロライド2.80g (10,2mmoj! )とイミ
ダゾール3.47g (51,OimoN )を加え0
℃にて24時間反応させた。その溶液に水を加えジクロ
ロメタンにて抽出をおこなった。有機層を水洗した後、
減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて分離精製した。ジクロロメタン−メタノー
ル(100:1)で溶離することにより4−  (te
rt−ブチルジフェニルシロキシ)−1−ブタノール2
.17g (6,62+noN )を得た。
アルゴン雰囲気下、該化合物2.17g (8,62m
mo、& )の乾燥ピリジン(48ml)溶液にp−ト
ルエンスルホニル クロライド1.39g (7,29
+u+o# )を加え室温にて6時間反応させた後、水
を加えベンゼンにて抽出をおこなった。有機層を水洗し
減圧濃縮して得られる残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロロメタン
−ヘキサン(1: 2)で溶離することにより4−  
(Lert−ブチルジフェニルシロキシ)−1−(p−
トルエンスルホキシ)ブタン2.94g(6,l0m5
oN )を得た。
次に、アルゴン雰囲気下、鉱油中60%含有の水素化ナ
トリウム405 mg(lo、l+nofI)の乾燥ジ
メチルホルムアミド(20ml)溶液に3−(4−ブロ
モフェニル)−1−プロパツール1.44g (6,7
0augoil )を加え100℃にて30分間反応さ
せた後、4−(tert−ブチルジフェニルシロキシ)
−1−(p−トルエンスルホキシ)ブタン2.94g(
(1,10m5oN )を加え100℃にて、16時間
反応させた。0℃にて反応液に飽和塩化アンモニウム水
溶液を加えベンゼンにて抽出をおこなった。有機層を水
洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロ
ロメタン−へキサン(1;4)で溶離することにより4
−  (8−(tart−ブチルジフェニルシロキシ)
−4−オキサオクチル〕 −1−ブロモベンゼン1.2
9g (2,48a++aog)を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物1.29g(2,4au
aoN )の乾燥テトラヒドロフラン(50ml)溶液
にn−ブチルリチウムの1.60Mヘキサン溶液(1,
115m1. 2.Q6anog)を−78”Cにて加
えた後、30分間反応させた。その溶液に、アセトン1
.ooml(13,6aegon )を加え一78℃に
て10分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液
を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗
した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロロ
メタン−メタノール(100:1)で溶離することによ
り4−  [8−(tert−ブチルジフェニルシロキ
シ)−4−オキサオクチル]−1−(α−ヒドロキシイ
ソプロピル)ベンゼン898 ag(1,84mmon
 )を得た。
上記ヒドロキシ化合物898 g (1,84mmoΩ
)にエーテル5ml、80%過酸化水素水溶液10m1
と濃硫酸0.25m1を加え、室温にて11時間反応さ
せた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有
機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこなった
。酢酸エチル−ヘキサン(1: 2)で溶離することに
より4−  [8−(tert−ブチルジフェニルシロ
キシ)−4−オキサオクチル〕クメンヒドロペルオキシ
ド853 mg(1,89濡l1oI)を得た。
次に、アルゴン雰囲気下、上記化合物853mg(1,
69m+*oN )の乾燥テトラヒドロフラン(16m
l)溶液に、テトラブチルアンモニウム フルオライド
の1.0Mテトラヒドロフラン溶液(3,40m1゜3
.40 m5on )を加え室温にて6時間反応させた
その溶液に、水を加え酢酸エチルにて抽出し、有機層を
水洗した後、減圧濃縮した。得られる残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて分離精製し、ジクロロメ
タン−メタノール(25:1)で溶離することにより4
−(8−ヒドロキシ−4−オキサオクチル)クメンヒド
ロペルオキシド428 mg(1,52+no1)を得
た。
NMR(ppIl、c D C1g )8.03(s、
1II)、  7.38〜7.04(m、4H)。
3.52〜3.18(m、611)、 2.56〜2.
23(i、21り。
2.06〜1.77(膳、8H)、  1.58(s、
611)I R(シcm−1. CHCII 3 ) 
[10,3580,3400実施例 5 3− (1,1−ジメチル−2,4,7−)リオキサオ
クチル)クメンヒドロペルオキシド アルゴン雰囲気下、3′ −ブロモアセトフェノン34
4g (16,8mmo1)の乾燥ジエチルエーテル(
88ml)溶液に、メチルリチウムの1.4 Mジエチ
ルエーテル溶液(18,0ml、25.2 tnrao
ll )を0℃にて加えた後、30分間反応させた。そ
の溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチル
にて抽出をおこなった。有機層を水洗した後、減圧濃縮
し得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて分離精製をおこなった。ジクロロメタン−メタノー
ル(50:1)で溶離することにより3− (α−ヒド
ロキシイソプロピル)−1−ブロモベンゼン3.47g
 (1[i、1m5oII)を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物3.47g(16,1m
mojJ )の乾燥ジクロロメタン(35ml)溶液に
、β−メトキシエトキシメチル クロライド2.20m
1 (19JmIlo1)とN、N −ジイソプロピル
エチルアミン4.20m1 (24,1m1oj? )
を加え16時間還流させた。その溶液に水を加えジクロ
ロメタンにて抽出をおこない、有機層を水洗し減圧濃縮
した。
得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て分離精製をおこなった。ジクロロメタンで溶離するこ
とにより3− (1,1−ジメチル−2,4,7−ドリ
オキサオクチル)−1−ブロモベンゼン4.34g (
14,3auaoN )を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物4.34 。
(L4.3mtxol )の乾燥テトラヒドロフラン(
160ml)溶液にn−ブチルリチウムの1.60Mヘ
キサン溶液(13,4ml、 21.4 mraol 
)を−78℃にて加えた後、30分間反応させた。その
溶液に、アセトン5.30m1(72,2ratxof
) )を加え一78℃にて10分間反応させた後、飽和
塩化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出をお
こなった。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製
をおこなった。ジクロロメタン−メタノール(50:1
)で溶離することにより3− (1,1−ジメチル−2
,4,7−)リオキサオクチル)−1−(α−ヒドロキ
シイソプロピル)ベンゼン3.51g (12,4ra
taol )を得た。
上記ヒドロキシ化合物3.5br (12,4mmoj
! )にエーテル20m1.30%過酸化水素水溶液4
0m1と濃硫酸1.00m1を加え、室温にて14時間
反応させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこなっ
た。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこ
なった。酢酸エチル−ヘキサン(1: 1)で溶離する
ことにより3− (1,1−2,4,7−トリオキサオ
クチル)クメンヒドロペルオキシド3.07 g(10
,3tlmo# )を得た。
NMR(pps+、cDcN 3) 8.20(s、LH)、  7.55〜7.23(m、
4H)。
4.71(s、2H)、  3.85〜3.31(s、
4H)。
3.33(s、3tl)、 1.95(s、6H)、 
1.55(s、6H)1R(ν国 、 CHCN 3’
) 3530.3320実施例 6 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル
 ベンジルエーテル・ アルゴン雰囲気下、鉱油中60%含有の水素化ナトリウ
ム1.07g (264mso1)の乾燥ジメチルホル
ムアミド(80ml)溶液にベンジルアルコール4.0
2g (21,5s+soN )を加え40’ 〜50
℃にて30分間反応させた後、4−ブロモベンジル ブ
ロマイド4.47g (17,911of )を加え室
温にて19時間反応させた。
0℃にて反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え酢
酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗した後、
減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロロメタン−
ヘキサン(1: 2)で溶離することにより4−ブロモ
フェニルフェニルエーテル4.61 g (lI3Jm
ioj! )を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物4.61 g(16,6
u+og)の乾燥テトラヒドロフラン(100ml)溶
液にマグネシウム1.21g (49,8mmon )
を加え室温にて2時間反応させた。その溶液に、アセト
ン7.50m1 (102mson )を加え、0℃に
て10分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液
を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗
した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて分離精製をおこなった。
ジクロロメタン−メタノール(100:1)で溶離する
ことにより4− (α−ヒドロキシイソプロピル)ベン
ジル ベンジルエーテル3.45g (13,5I+m
oN )を得た。
上記ヒドロキシ化合物3.45g (13,5m−01
)にエーテル10m1.30%過酸化水素水溶液20m
1と濃硫酸0.50m1と加え、室温にて14時間反応
させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。
有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこなっ
た。酢酸エチル−へ牛サン(1: 2)で溶離すること
により4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベ
ンジル ベンジルエーテル3.23g (11,9m■
on )を得た。
N M R(ppm、CD C13) 8.23(bs、111) 、 7.52〜7.20(
m、!IHI)。
4.52(s、411)、 157(s、611)1 
R(νcm  、 CHCl 3) 3530.332
0(以下余白) 実施例 7 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル
 4−ニトロベンジル エーテルアルゴン雰囲気下、鉱
油中60%含有の水素化ナトリウム812■(20,3
amof )の乾燥ジメチルホルムアミド(100ml
)溶液に4−ブロモベンジルアルコール3.01g (
18,1mwoj7)を加え40” 〜5G℃にて30
分間反応させた後、4−ニトロベンジル ブロマイド2
.85g (13,2a+soN )を加え室温にて1
7時間反応させた。0℃にて反応液に飽和塩化アンモニ
ウム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有
機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこなった
。ジクロロメタン−ヘキサン(1: 1)で溶離するこ
とにより4−ブロモベンジル 4−ニトロベンジル エ
ーテル2.76g(8,57sno1)を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物2.78g(8,57m
moN )の乾燥テトラヒドロフラン(90ml)溶液
にn−ブチルリチウムの1.60Mヘキサン溶液(6,
43m1S10.3 m5ofI)を−78℃にて加え
た後、30分間反応させた。その溶液に、アセトン3.
20m1(43,8m■ol )を加え一78℃にて1
0分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗した
後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロロメタ
ン−メタノール(50:1)で溶離することにより4−
 (α−ヒドロキシイソプロピル)ベンジル 4−ニト
ロベンジル エーテル1.37g(4,55厘■ol 
)を得た。
上記ヒドロキシ化合物り、3hr (4,55m5+o
I)にエーテル10m1.30%過酸化水素水溶・液2
0m1と濃硫酸0.50m1を加え、室温にて16時間
反応させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこなっ
た。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこ
なった。酢酸メチル−へキサン(1: 1)で溶離する
ことにより4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル
)ベンジル 4−ニトロベンジルエーテル1.01 g
 (3,19mmof )を得た。
NMR(ppm、CD CD 3) 8.23(s、IH)、  8.08(d、2H,J−
7Hz)。
7.55〜7.23(m、8H)、 4.78(s、2
■)。
4.55(s、2H)、 1.58(s、6H)=1 1R(ν備 、 CHCfI3)3530.3330実
施例 8 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル
 3.4.5− トリメトキシフェニルエーテル アルゴン雰囲気下、鉱油中60%含有の水素化ナトリウ
ム1.46 g (38,5mwoIl)の乾燥ジメチ
ルホルムアミド(50ml)溶液に3.4.5−トリメ
トキシフェノール2.02g (11,0+noII)
を加え0℃にて15分間反応させた後、4−ブロモベン
ジルブロマイド3.80g (14,4smoI)を加
え室温にて24時間反応させた。0℃にて反応液に飽和
塩化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出をお
こなった。
有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこなっ
た。ジクロロメタン−ヘキサン(1: 1)で溶離する
ことにより4−ブロモベンジル 3.4.5−トリメト
キシフェニル エーテル3.28g (9,28s+g
oN )を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物3.28 g(9,28
gmoj! )の乾燥テトラヒドロフラン(120ml
)溶液にn−ブチルリチウムの1.80 Mヘキサン溶
液(8,70ml、 13.9 m5of )を−78
℃にて加えた後、30分間反応させた。その溶液に、ア
セトン3.40m1(46,3m■all )を加え一
78℃にて10分間反応させた後、飽和塩化アンモニウ
ム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機
層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲル
力ラムクロマドグラフィーにて分離精製をおこなった。
酢酸エチル−へキサン(1: 3)で溶離することによ
り4− (α−ヒドロキシイソプロピル)ベンジル1.
72g (5,17m5+of )を得た。
上記ヒドロキシ化合物1.72g (5,17+no1
)にエーテルfoml、 30%過酸化水素水溶液20
m1と濃硫酸0.500m1を加え、室温にて15時間
反応させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこなっ
た。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこ
なった。酢酸エチル−ヘキサン(1: 1)で溶離する
ことにより4− (α−ヒドロキシイソプロピル)ベン
ジル 3.4.5−トリメトキシフェニル エーテルl
、tag (4,25gmoj! )を得た。
NMR(pp■、CDCfl8) 8.87(bs、IH) 、  7.53〜7.27(
m、4H)。
4.95(s、2H)、 3.77(s、9H)、 1
.57(s、IH)IR(ν備 、 CHCl 3) 
3530.3130(以下余白) 実施例 9 ポリエチレングリコール 4− (α−ヒドロペルオキ
シイソプロビル)ベンジル 4− <1.3−ジメチル
ブチル)フェニルエーテル (nの平均値が10) アルゴン雰囲気下、鉱油中60%含有の水素化ナトリウ
ム2.14g (5L4s−of )の乾燥ジメチルホ
ルムアミド(120ml)溶液にトリトン x −io
5.66g (平均して8.761mol )を加え4
011〜50℃にて30分間反応させた後、4−ブロモ
ベンジルブロマイド4.41g (17,6mggon
 )を加え60℃にて30分間反応させた後、0℃にて
反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチル
にて抽出をおこなった。有機層を水洗した後、減圧濃縮
し得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて分離精製をおこなった。ジクロロメタン−へキサン
(4:1)で溶離することにより下記の構造を有する化
合物2.54g (平均して’a、L2IImol )
を得た。
(nの平均値は10) アルゴン雰囲気下、上記化合物2.54g (平均して
3.12Ilioil )の乾燥テトラヒドロフラン(
80ml)溶液にn−ブチルリチウムの1.80Mヘキ
サン溶液(4,00m1.8.40sioI)を−78
℃にて加えた後、30分間反応させた。その溶液に、ア
セトン5.001!11(88,1m■oj! )を加
え一78℃にて10分間反応させた。
飽和塩化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出
をおこなった。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られ
る残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離
精製をおこなった。ジクロロメタン−メタノール(25
:1)で溶離することにより、下記の構造を存する化合
物2.89g (平均して、3.84mmofI)を得
た。
(以下余白) 該ヒドロキシ化合物2.89g(平均して3.64 m
5o1)にエーテル10m1.30%過酸化水素水溶液
20m1と濃硫酸0.500 mlを加え、室温にて4
8時間反応させた後、水を加え酢酸エチル仲て抽出をお
こなった。
有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこなっ
た。ジクロロメタン−メタノール(25:1)で溶離す
ることにより、所望の生成物L40tr (平均して1
.73sioI)を得た。
NMR(ppm、CDCg3) 9.07(bs、LH) 、 7.82〜8.83(m
、8H)。
4.80(s、4H)、  3.73(s、40H) 
、  1.82(s、2H)、 1.87(s、6H)
、 1.48(s、8H)。
0.83(s、9H) IR(シcm−’、 CHCII  ) 3520実施
例 10 3.4−ビス(2,5,8,11,14−ペンタオキサ
ペンタデカニル)クメンヒドロペルオキシド アルゴン雰囲気下、3.4−ジメチル−1−ブロモベン
ゼン4.13g (22,3*soj! )の四塩化炭
素(160ml)溶液に、N−ブロモスクシンイミド8
.73g (49,Ou+oN )と過酸化ベンゾイル
150mg(0,82sso1)を加え、18時間還流
した。その反応液に水を加えベンゼンにて抽出をおこな
い、有機層を水洗し減圧濃縮をおこなった。得られる残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製
をおこない、ヘキサン−ジクロロメタン(loll)で
溶離することにより3.4−ビス(ブロモメチル)−1
−ブロモベンゼン2.57g(7,49s■01)を得
た。
次に、アルゴン雰囲気下、鉱油中60%含有の水素化ナ
トリウム1.92g (4g、On+oI)の乾燥ジメ
チルホルムアミド(65ml)溶液に3.8.9.12
−テトラオキサ−1−トリデカノール3.74g (1
8,0mIIoN )を加え40@〜50℃にて30分
間反応させた後、3.4−ビス(ブロモメチル)−1−
ブロモベンゼン2.57g (7,49+uo1)を加
え室温にて19時間反応させた。0℃にて反応液に飽和
塩化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出をお
こなった。
有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこなっ
た。ジクロロメタンで溶離することにより3,4−ビス
(2,5,8,11,14−ペンタオキサペンタデカニ
ル)−1−ブロモベンゼン3.08g(5,18gmo
I)を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物3.08g (5,16
1−ol )の乾燥テトラヒドロフラン(150ml)
溶液にn−ブチルリチウムの1.60Mヘキサン溶液(
4,80m1.7.68ssoN )を−78℃にて加
えた後、30分間反応させた。その溶液に、アセトン1
.90m1(25,9wmo1)を加え一78℃にて1
0分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗した
後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロロメタ
ン−メタノール(50:1)で溶離することにより3.
4−ビス(2,5,8,11,14−ペンタオキサペン
タデカニル)−1−(α−ヒドロキシイソプロピル)ベ
ンゼン2.58g (4,44−loll )を得た。
上記ヒドロキシ化合物は2.58 g (4,44gg
ofI)にエーテル10m1.80%過酸化水素水溶液
20m1と濃硫酸0.50m1を加え、室温にて15時
間反応させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこな
った。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をお
こなった。酢酸エチル−ヘキサン(2:1)で溶離する
ことにより3,4−ビス(2,5,Lll、14−ペン
タオキサペンタデカニル)クメンヒドロペルオキシド2
.28g (3,82sio# )を得た。
NMR(pps、cDcfI3) 8.12(s、1tl)、  7.53〜7.21(1
,311)。
4.58(S、4H)、  3.68(s、3211)
 、  3.35(s、OR)、  1.51(s、6
H)1 R(νcm  、 CHCRa ) 3530
.3320実施例 11 3.4.5−トリス(2−オキサ−3−フェニルプロピ
ル)クメンヒドロペルオキシド アルゴン雰囲気下、3,4.5− )ジメチル−1−ブ
ロモベンゼン3.63g (18,2mmon )の四
塩化炭素(200ml)溶液にN−ブロモスクシンイミ
ド10.7g (60,1snofI)と過酸化ベンゾ
イル1ft5mg(0,6111mmof )を加え2
4時間還流した。その反応液に水を加えベンゼンにて抽
出をおこない、有機層を水洗し減圧濃縮をおこなった。
得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て分離精製をおこないヘキサン−ジクロロメタン(10
:1)で溶離することにより3.4.5−トリス(ブロ
モメチル)−1−ブロモベンゼン1.51g (3,4
6gmofI)を得た。
アルゴン雰囲気下、鉱油中60%含有の水素化ナトリウ
ム726 mg(18,2m1oJ2 )の乾燥ジメチ
ルホルムアミド(30ml)溶液にベンジルアルコール
1.31g (12,11gmofI)を加え40” 
〜50℃にて30分間反応させた後、3,4.5− ト
リス(ブロモメチル)−1−ブロモベンゼン1.51g
 (3,46−−ofl )を加え室温にて400時間
反応せた。0℃にて反応液に飽和塩化アンモニウム水溶
液を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水
洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロ
ロメタン(1: 1)で溶離することにより3.4.5
−トリス(2−オキサ−3−フェニルプロピル)−1−
ブロモベンゼン1.04g (2,01−−all )
を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物1.04g(2,01m
mofI)の乾燥テトラヒドロフラン(20ml)溶液
にn−ブチルリチウムの1.60Mへキサン溶液(1,
90m1. 3.04a+moN )を−78℃にて加
えた後、30分間反応させた。その溶液に、アセトン1
.50m1(20,4℃g+o# )を加え一78℃に
て10分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液
を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗
した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロロ
メタン−メタノール(100:1)で溶離することによ
り3,4.5− )リス(2−オキサ−3−フェニルプ
ロピル)−1−(α−ヒドロキシイソプロピル)ベンゼ
ン917 mg(1,85m5of )を得た。
上記ヒドロキシ化合物は917■(1,85snoN 
)にエーテル5ml、30%過酸化水素水溶液fowl
と濃硫酸0.25 mlを加え、室温にて18時間反応
させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。
有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をおこなっ
た。酢酸エチル−ヘキサン(1: 2)で溶離すること
により3.4.5− トリス(2−オキサ−3−フェニ
ルプロピル)クメンヒドロペルオキシド831 g (
1,62s+woN )を得た。
N M R(ppm、 CD Cfl a )8.30
(s、IH)、  7.38(s、2H)、  7.3
0(s、15H) 、 4.55(s、12H) 、 
1.53(S、8H)I R(シミn−1,CHCj!
  ) 3530.3380実施例 12 1−クロロ−4−(α−ヒドロペルオキシイソプロビル
)−2−(2−メトキシエトキシメトキシメチル)ベン
ゼン アルゴン雰囲気下、5−ブロモ−2−クロロベンジルア
ルコール1.00+r (4,52g1so1)の乾燥
ジクロロメタン(20ml)溶液に2−メトキシエトキ
シメチルクロライド675 mg(5,42厘口01)
とN、N −ジイソプロピルエチルアミン1.20m1
 (8,89−一01)を加え室温にて18時間反応さ
せた。0℃にて反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液
を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗
した後、減圧濃縮して得られる残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにて分離精製した。ジクロロメタン
−へキサン(1: 5)で溶離することにより4−ブロ
モ−1−クロロ−2−(2−メトキシエトキシメトキシ
メチル)ベンゼン1.23 g(3,98m5o# )
を得た。
アルゴン雰囲気下上記化合物1.23g (3,98g
moN )の乾燥テトラヒドロフラン(30ml)溶液
にn−ブチルリチウムの1.80Mヘキサン溶液(2,
99m1゜4.78 ggmofl)を−78℃にて加
えた後、30分間反応させた。その溶液にアセトン5.
0 ml(68,0ssoj! )を加え一78℃にて
10分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を
加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗し
た後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロロメ
タン−メタノール(50:1)で溶離することにより、
1−クロロ−4−(α−ヒドロキシイソプロピル)−2
−(2−メトキシエトキシメトキシメチル)ベンゼン8
29 a+g(2,87a+moj! )を得た。
上記ヒドロキシ化合物829 mg(2,87+uoN
 )にエーテル5.0 mL 50%過酸化水素水溶液
30m1、濃硫酸0.2 mlを加え、室温にて17時
間反応させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこな
った。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製をお
こなった。酢酸エチル−へ牛サン(3: 1)で溶離す
ることにより1−クロロ−4−(α−ヒドロペルオキシ
イソプロピル)−2−(2−メトキシエトキシメトキシ
メチル)ベンゼン699mg(2,18mmon )を
得た。
N M R(ppm、CD CII a )8.21(
S、IH)、 7.41〜7.08(s、3H)、 4
.73(s、2H)、 4.52(s、2H)、  3
.82〜3.43(+g、4H)、 3.35(s、3
H)、 1.56(s、8H)IR(シロ 、 CHC
l 3) 3530.3330(以下余白) 実施例 13 〔4−(α−ヒドロペルオキシイソプロピル)−2−メ
チル〕ベンジル ベンジルエーテル アルゴン雰囲気下、鉱油中60%含有の水素化ナトリウ
ム298■(7,46mmof )の乾燥ジメチルホル
ムアミド(20ml)溶液に4−ブロモ−2−メチルベ
ンジルアルコール1.00g <4.97mmol )
を加え40〜50℃にて30分間反応させた後ベンジル
ブロマイド1.02g (5,98+noI)を加え室
温にて17時間反応させた。0℃にて反応溶液に飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチルにて抽出をおこ
なった。有機層を水洗した後、減圧濃縮して得られる残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製
した。酢酸エチル−ヘキサン(173)で溶離すること
により(4−ブロモ−2−メチル)ベンジル ベンジル
エーテル1.28g (4,32℃1moi) )を得
た。
アルゴン雰囲気上上記化合物1.28g (442wa
ofI)の乾燥テトラヒドロフラン(20ml)溶液に
n−ブチルリチウムの1.60Mヘキサン溶液(3,2
4m1.5.18 rimoO)を−78℃にて加えた
後、30分間反応させた。その溶液にアセトン5.0 
ml(88,0−■ofl )を加え一78℃にて10
分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え
酢酸エチルにて抽出を□ おこなった。有機層を水洗し
た後、減圧濃縮し得られる残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて分離精製をおこなった。ジクロロメ
タン−メタノール(too:1)で溶離することにより
、 (4−(α−ヒドロキシイソプロピル)−2−メチ
ル〕ベンジル ベンジルエーテル818mg(3,32
maoN )を得た。
上記ヒドロキシ化合物898 mg(3,32gmoj
! )にエーテル5.0 ml、 50%過酸化水素水
溶液30m1.濃硫酸0.2mlを加え、室温にて17
時間反応させた後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこ
なった。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得られる残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製を
おこなった。酢酸エチル−ヘキサン(1:4)で溶離す
ることにより〔4−(α−ヒドロペルオキシイソプロピ
ル)−2−メチル〕ベンジル ベンジルエーテル783
 @g(2,59a+a+off )を得た。
N M R(ppm、CD CRa )8.22(br
、111) 、 7.51〜7.18(n+、811)
4.48(s、411)、 2.28(s、311)、
 1.57(s、ell)1R(ν(至)、 CHCl
 3) 3530.3320実施例 14 4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル)−2,6
−ジクロロベンジル ベンジルエーテルアルゴン雰囲気
下、鉱油中60%含有の水素化ナトリウム338 mg
(8,39m5oj? )の乾燥ジメチルホルムアミド
(30ml)溶液に、4−ブロモ−2,6−ジクロロ−
ベンジルアルコール1.43g(5,59mmoN )
を加え、40″〜50℃にて、30分間反応させた後、
ベンジルブロマイド1.15g (6,71w5oN 
)を加え室温にて18時間反応させた。0℃にて反応液
に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチルにて抽
出をおこなった。有機層を水洗した後、減圧濃縮し得ら
れる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分
離精製をおこなった。ジクロロメタン−ヘキサン(1:
 1)で溶離することにより(4−ブロモ−2,8−ジ
クロロ)ベンジル ベンジルエーテル1.88g (4
,86tsofI)を得た。
アルゴン雰囲気下、上記化合物1.88g(4,86m
5ojJ )の乾燥テトラヒドロフラン(40ml)溶
液にn−ブチルリチウムの1.60Mヘキサン溶液(3
,65m1.5.83 smail )を−78℃にて
加えた後、30分間反応させた。その溶液にアセトン5
.00m1(68,1ssoIl)を加え一78℃にて
10分間反応させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を
加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層を水洗し
た後、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて分離精製をおこなった。ジクロロメタン−メタ
ノール(100:1)で溶離することにより 〔2,6
−ジクロロ−4−(α−ヒドロキシイソプロピル)ベン
ジルコベンジルエーテル1.17g(3,59saoN
 )を得た。
上記ヒドロキシ化合物1.17g (L59■oN )
にエーテル5ml、30%過酸化水素水溶液20m1と
濃硫酸0.50m1を加え室温にて18時間反応させた
後、水を加え酢酸エチルにて抽出をおこなった。有機層
を水洗した後、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて分離精製をおこなった。
ジクロロメタン−メタノール(100:1)で溶離する
ことにより4− (α−ヒドロペルオキシイソプロピル
)−2,8−ジクロロベンジル ベンジルエーテル87
0■(2,55−■oil )を得た。
NMR(pp■、CDCll3) 7.95(s、IH)、 7.43〜7.08(s、7
)1)、 4.53(s、4H)、 1.57(s、6
H)l I R(νcse  、CHCl a ) 3530.
3330(以下余白) 参考例 試験紙の製造法 溶液エ クメンヒドロベルオキシド化合物(1)分子量x 4.
48 x 1O−3trp−トルエンスルホニル−N−
ジエチルアミド80g ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム1.5゜エ  タ
  ノ  −  ル               1
00゜濾紙を溶液Iに充分湿潤して、40℃の乾燥オー
ブンで20分間乾燥する。
溶液■ アクリルアミド            10gポリエ
チレングリコール       10gクエン酸三ナト
リウム・二水和物   9gクエン酸・−水和物   
      1g:サポニン            
  100■EDTA −2Na          
  30+ag水                 
     100m1溶液Iで乾燥したン戸紙を溶液■
に充分浸潤して40℃の乾燥オーブンで50分間乾燥す
る。
溶液■ オルトトリジン         1.20 [3−ア
ミノキノリン        0.5にベンゼン   
          100  ml溶液■で乾燥した
ン戸紙を溶液■に充分浸潤して40℃の乾燥オーブンで
10分間乾燥する。これを、性能評価用の試験紙として
使用する。
試験例 1 上記試験紙の製造例で示したようにして得られた試験片
を試料中に1秒間浸漬させる。前記試験片の呈色を時間
の経過につれて所定の色調表と照らし合わせて色調表に
記された判定符号を目視により読みとる。前記色調表に
よって呈色の度合から試料中潜血の濃度を判定する。そ
の判定符号と、ヘモグロビン濃度との相関を下に示す。
(以下余白) 表    1 なお、色調表のヘモグロビン濃度と相関する色調は、過
酸化物2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジヒドロベ
ルオキシドを用いて前記製造例で示した方法により作製
した試験片の判定時間60秒後の色を示している。
その結果、4− (2,4,7−トリオキサオクチル)
クメンヒドロペルオキシドと4− (α−ヒドロペルオ
キシイソプロピル)ベンジル ベンジルエーテルは、約
10秒の判定時間で色調表に相当する呈色をしていた。
一方、クメンヒドロペルオキシドを用いた試験紙が色調
表に相当する呈色をするのに約25秒要した。なお色調
表を作成するに用いた2、5−ジメチルヘキサン−2,
5−ジヒドロペルオキシドは80秒を要している。
以上のことから、本発明のクメンヒドロペルオキシド化
合物(1)は、市販されている尿中潜血測定試験紙に用
いられている過酸化物2.5−ジメチルヘキサン−2,
5−ジヒドロペルオキシドとクメンヒドロペルオキシド
よりも高い感度を有していることがわかった。
次に、60℃で貯蔵後に試験をおこなった判定結果を表
2および3に示す。
(以下余白) 表2および表3から側鎖にエーテル結合を有するクメン
ヒドロペルオキシドが、経時変化に対する安定性に優れ
ていることがわかる。特に4−オクチルクメンヒドロペ
ルオキシドとの比較からエーテル結合の有用性がわかる
試験例 2 人尿の中には、飲料水やビタミン剤などによりビタミン
Cが含まれている。このビタミンCにより潜血測定用試
験紙は偽陰性反応をうける。
本発明のクメンヒドロペルオキシド化合物(1)を用い
て前記製造例で示した方法によって作製した試験片で、
尿中のビタミンC濃度20mg/d1と100 mg/
d1における性能検査を行なった。結果を表4および5
に示す。
(以下余白) 表4および5の結果から、本発明の過酸化物4− (α
−ヒドロペルオキシイソプロビル)ベンジル ベンジル
エーテルと4− (2,4,7−ドリオキサオクチル)
クメンヒドロペルオキシドは、クメンヒドロペルオキシ
ドと同等かそれ以上のビタミンC抑制効果があった。ま
た、4− (2,4,7−ドリオキサオクチル)クメン
ヒドロペルオキシドと4−オクチルクメンヒドロペルオ
キシドの結果を比べるとエーテル結合を有する側鎖が有
効であることがわかった。
試験例 3 スティック上で、潜血測定用試験片とブドウ糖測定用試
験片が隣接している場合、ブドウ糖試験紙に変色が生ず
ることが知られている。
過酸化物として4− (2,4,7−ドリオキサオクチ
ル)クメンヒドロペルオキシドを用いて前記製造例で示
した方法により作製した試験片と2.5−ジメチルヘキ
サン−2,5−ジヒドロペルオキシドを用いた試験片と
を、別々のスティック上に貼り、その各々のスティック
上の隣接する部位にブドウ糖試験片を貼り、40℃1力
月間保管した。その結果は、前者がブドウ糖試験片に、
変色がないのに対して、後者は変色が生じていた。この
ことから、本発明の過酸化物(I)は隣接する他の尿中
試験項目への影響が少ない。
[発明の効果] 本発明のクメンヒドロペルオキシド化合物(I)は過酸
化物活性化物質、特に血液またはヘモグロビンの検出に
有効に利用される。即ち、有機ヒドロペルオキシド、呈
色指示薬からなる過酸化物活性化物質測定組成物におい
て有機ヒドロペルオキシドとして本発明のクメンヒドロ
ペルオキシド化合物(I)を使用すると下記の特長を有
する該n1定組成物が得られる。
(1)  経時的に安定であり、長期間貯蔵しても良好
な検出感度を維持することができる。
(2)尿のようにビタミンCを含む試料の試験において
も偽陰性が発生しにくい。
(3)  尿中成分検出用多項目試験片の場合、ブドウ
糖試験片等隣接する他の試験片を変色させることがなく
、性能低下をもたらさない。
(4)従来の測定組成物より呈色反応の速度が力く、呈
色感度が高い。
このように本発明のクメンヒドロペルオキシl化合物(
1)は過酸化物活性化物質測定用の有利ヒドロペルオキ
シドとして非常に優れた性質をイしている。
さらに本発明によれば、かかるクメンヒトロールオキシ
ド化合物(1)の有利な製造法が提供きれる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1、R^2およびR^3は同一または異なっ
    て水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子、カルボキ
    シル基、ニトロ基または鎖中にエーテル基を1つ以上含
    む直鎖状もしくは分枝鎖状の酸素含有アルキル基を示す
    。但し、R^1、R^2及びR^3の少くとも1つは上
    記酸素含有アルキル基を示す〕 で示されるクメンヒドロペルオキシド化合物。 2)R^1、R^2およびR^3の少くとも1つが下記
    の式で示される酸素含有アルキル基のいずれかである特
    許請求の範囲第1項記載のクメンヒドロペルオキシド化
    合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼(m:0〜20) ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼(R^4〜R^6は
    同一 または異なって 水素原子または 低級アルキル基 を示す) ▲数式、化学式、表等があります▼ (n:0〜15) 3)4−(2,4,7−トリオキサオクチル)クメンヒ
    ドロペルオキシド; 4−(2,5,8,11,14,16,19−ヘプタオ
    キサエイコサニル)クメンヒドロペルオキシド; ポリエチレングリコール4−(α−ヒドロペルオキシイ
    ソプロピル)ベンジルメチルエーテル; 4−(8−ヒドロキシ−4−オキサオクチル)クメンヒ
    ドロペルオキシド; 3−(1,1−ジメチル−2,4,7−トリオキサオク
    チル)クメンヒドロペルオキシド; 4−(α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジルベ
    ンジルエーテル; 4−(α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル4
    −ニトロベンジルエーテル; 4−(α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル3
    ,4,5−トリメトキシフェニルエーテル; ポリエチレングリコール4−(α−ヒド ロペルオキシイソプロピル)ベンジル4− (1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニルエー
    テル; 3,4−ビス(2,5,8,11,14−ペンタオキサ
    ペンタデカニル)クメンヒドロペルオキシド; 3,4,5−トリス(2−オキサ−3−フェニルプロピ
    ル)クメンヒドロペルオキシド; 1−クロロ−4−(α−ヒドロペルオキシイソプロピル
    )−2−(2−メトキシエトキシメトキシメチル)ベン
    ゼン; 4−(α−ヒドロペルオキシイソプロピ ル)−2−メチルベンジルベンジルエーテル;または 4−(α−ヒドロペルオキシイソプロピ ル)−2,6−ジクロロベンジルベンジルエーテル である特許請求の範囲第1項または第2項に記載のクメ
    ンヒドロペルオキシド化合物。 4)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中R^1、R^2およびR^3は同一または異なっ
    て水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子、カルボキ
    シル基、ニトロ基または鎖中にエーテル基を1つ以上含
    む直鎖状もしくは分枝鎖状の酸素含有アルキル基を示す
    。但し、R^1、R^2及びR^3の少くとも1つは上
    記酸素含有アルキル基を示す〕 で示されるα−ヒドロキシクメン化合物を過酸化水素水
    溶液で酸化することを特徴とする 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1、R^2およびR^3は前述したものと同
    一意義を有する〕 で示されるクメンヒドロペルオキシド化合物の製造法。
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