JPS63218590A - 壁面外装材組成物 - Google Patents
壁面外装材組成物Info
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- JPS63218590A JPS63218590A JP62052690A JP5269087A JPS63218590A JP S63218590 A JPS63218590 A JP S63218590A JP 62052690 A JP62052690 A JP 62052690A JP 5269087 A JP5269087 A JP 5269087A JP S63218590 A JPS63218590 A JP S63218590A
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Landscapes
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は建築物の外壁の外装仕上げに用いられる外装
材組成物に関する。
材組成物に関する。
従来の技術と問題点
木造住宅における外壁施工は、その壁下地の上にラスを
張ったのち、左官工事によってセメントモルタルを塗着
して仕上げるのが一般的である。この場合、セメントモ
ルタルはセメントの収縮により亀裂が入り易い。このた
めモルタルを、1週間程度の養生期間をはさんで2〜3
回塗りして仕上げるのが普通であり、従って、外壁仕上
げには最低2週間程度の工事日数を必要とする。更には
、セメントモルタル塗りの場合には、塗りムラが出馬い
ため、塗り付は後カラ鏝押えを行い、更に水刷毛で表面
を平滑に刷毛引きする必要があり、近時益々強く、要請
される工期の短縮、省力化に対応し得ないという本質的
な問題点を有するものであった。
張ったのち、左官工事によってセメントモルタルを塗着
して仕上げるのが一般的である。この場合、セメントモ
ルタルはセメントの収縮により亀裂が入り易い。このた
めモルタルを、1週間程度の養生期間をはさんで2〜3
回塗りして仕上げるのが普通であり、従って、外壁仕上
げには最低2週間程度の工事日数を必要とする。更には
、セメントモルタル塗りの場合には、塗りムラが出馬い
ため、塗り付は後カラ鏝押えを行い、更に水刷毛で表面
を平滑に刷毛引きする必要があり、近時益々強く、要請
される工期の短縮、省力化に対応し得ないという本質的
な問題点を有するものであった。
一方において、壁面外装塗層は、もとより本質的に可及
的軽量であり、耐候性、耐久性に優れていて、経時的に
亀裂等を発生することが少なく、更には断熱性、耐火性
能等にも優れたものであることが要望される。かかる要
望に対処するため、従来から、セメントモルタルに代わ
る壁面外装材として種々の提案がなされてきている。そ
れらの中でも、軽量、断熱、耐火等の諸性能の向上を主
眼としたものとして、骨材にパーライトを用いた軽量骨
材モルタル組成物、あるいはまた下地面との接着性、塗
装作業性等の改善、上塗層の亀裂防止等を主な狙いとし
たものとして、発泡ポリスチレン粒子をセメントに混合
した発泡スチレン粒モルタル組成物(例えば特開昭55
−142862号)等が提案され一部実用化されている
。しかし前者の軽量骨材モルタル組成物の場合は、その
塗着層の自由収縮量が大きいために比較的短期間のうち
に亀裂を生じ易いのみならず、塗装作業性が悪く、更に
は殊に寒冷地域において凍結すると層内破壊を起こし、
耐久性が悪いという欠点があった。
的軽量であり、耐候性、耐久性に優れていて、経時的に
亀裂等を発生することが少なく、更には断熱性、耐火性
能等にも優れたものであることが要望される。かかる要
望に対処するため、従来から、セメントモルタルに代わ
る壁面外装材として種々の提案がなされてきている。そ
れらの中でも、軽量、断熱、耐火等の諸性能の向上を主
眼としたものとして、骨材にパーライトを用いた軽量骨
材モルタル組成物、あるいはまた下地面との接着性、塗
装作業性等の改善、上塗層の亀裂防止等を主な狙いとし
たものとして、発泡ポリスチレン粒子をセメントに混合
した発泡スチレン粒モルタル組成物(例えば特開昭55
−142862号)等が提案され一部実用化されている
。しかし前者の軽量骨材モルタル組成物の場合は、その
塗着層の自由収縮量が大きいために比較的短期間のうち
に亀裂を生じ易いのみならず、塗装作業性が悪く、更に
は殊に寒冷地域において凍結すると層内破壊を起こし、
耐久性が悪いという欠点があった。
また後者の発泡ポリスチレン粒モルタル組成物では、そ
れ自体の強度が弱く、かつ塗層表面が粗い状態に仕上が
るものであるために、その上に更に仕上げ材の塗着施工
を必要とし、壁面下塗り材としてしか使用できないもの
であった。
れ自体の強度が弱く、かつ塗層表面が粗い状態に仕上が
るものであるために、その上に更に仕上げ材の塗着施工
を必要とし、壁面下塗り材としてしか使用できないもの
であった。
この発明は、上記のような従来技術のもつ欠点を悉く解
消しうる壁面外装材組成物を提供することを目的してな
されたものである。即ち、塗着作業性が良く、工期の短
縮、省力化をはかりうると共に、亀裂を生じることがな
く、経時的劣化が少なく、耐久性に富み、加えて断熱性
、防火性能、結露防止性等にも優れた性能を有する壁面
外装材組成物を提供せんとするものである。
消しうる壁面外装材組成物を提供することを目的してな
されたものである。即ち、塗着作業性が良く、工期の短
縮、省力化をはかりうると共に、亀裂を生じることがな
く、経時的劣化が少なく、耐久性に富み、加えて断熱性
、防火性能、結露防止性等にも優れた性能を有する壁面
外装材組成物を提供せんとするものである。
問題点を解決するための手段
本発明者は、上記同様の目的において、先の出願に係る
特願昭60−169394号の発明を提案した。この先
願発明は、セメントと、パーライトと、加えて柔軟な発
泡ポリスチレン粒子とを所定割合で混合した壁面外装塗
層であり、上記発泡ポリスチレン粒子によって塗着層に
柔軟性を与え、亀裂発生の防止、耐久性の向上に寄与す
るものであるが、この場合においてもなお塗着層の表面
仕上り状態かや\粗いものとなり、外観的になお些かの
難を有するものであった。しかるに、その後の更なる実
験と研究の結果、弾性混和材粒子として発泡ポリスチレ
ン粒子とともに軟質ゴム粒子を所定割合で混合すること
により、上記の点を改善して好適な結果が得られること
を見出すに至り、本発明を完成し得たものである。
特願昭60−169394号の発明を提案した。この先
願発明は、セメントと、パーライトと、加えて柔軟な発
泡ポリスチレン粒子とを所定割合で混合した壁面外装塗
層であり、上記発泡ポリスチレン粒子によって塗着層に
柔軟性を与え、亀裂発生の防止、耐久性の向上に寄与す
るものであるが、この場合においてもなお塗着層の表面
仕上り状態かや\粗いものとなり、外観的になお些かの
難を有するものであった。しかるに、その後の更なる実
験と研究の結果、弾性混和材粒子として発泡ポリスチレ
ン粒子とともに軟質ゴム粒子を所定割合で混合すること
により、上記の点を改善して好適な結果が得られること
を見出すに至り、本発明を完成し得たものである。
而して、この発明は、基本的には、セメントと、該セメ
ント100体積部に対してパーライト50〜250体積
部、軟質ゴム粒子20〜250体積部、及び発泡ポリス
チレン粒子20〜250体積部とを主成分とする混合物
からなる壁面外装材組成物を要旨とするものであり、更
には上記の基本組成に加えて、無機粉末混和材20〜2
00体積部を加えて混合した壁面外装材組成物を提案す
るものである。
ント100体積部に対してパーライト50〜250体積
部、軟質ゴム粒子20〜250体積部、及び発泡ポリス
チレン粒子20〜250体積部とを主成分とする混合物
からなる壁面外装材組成物を要旨とするものであり、更
には上記の基本組成に加えて、無機粉末混和材20〜2
00体積部を加えて混合した壁面外装材組成物を提案す
るものである。
この発明に係る上記外装材組成物による外壁施工は、壁
下地にラスを張設したのち、1回塗り作業で所要厚みに
塗着施工されるものである。
下地にラスを張設したのち、1回塗り作業で所要厚みに
塗着施工されるものである。
この発明の組成物の構成成分について説明すると次のと
おりである。
おりである。
セメントは、純セメントを用いても良いことはもちろん
であるが、コスト面で有利なフライアッシュセメントを
用いることが推奨される。
であるが、コスト面で有利なフライアッシュセメントを
用いることが推奨される。
この場合、混入材としてのフライアッシュの作用で、凝
固のさいの容積収縮や発熱を減少し、亀裂発生の防止効
果を助長しうる利点をも享受しうる。
固のさいの容積収縮や発熱を減少し、亀裂発生の防止効
果を助長しうる利点をも享受しうる。
パーライトは、軽量化、断熱性、防火性、結露防止に貢
献を果すと共に、発泡ポリスチロール粒子と共存して亀
裂発生の防止に役立つものである。ここにいうパーライ
トは、広義において「かるいし」も含む概念で用いられ
ているものであり、真珠岩パーライト、松脂岩パーライ
ト等の使用も許容されるが、最も好適には、入手の容易
性、コスト、上記の作用の確実性等の諸点から黒曜石パ
ーライトを用いることが望ましい。該パーライトの混入
量は、セメント100体積部に対して50〜250体積
部に規制される。パーライトの混入量が上記50体積部
未満である場合にはその混入による効果が不充分であり
、250体積部を超えて多量に混入すると、強度劣化、
塗着作業性の劣化、吸水性の増大、表面性状の粗荒化を
招き、耐久性も劣化する。最も好ましい混入量の範囲は
、セメント100体積部に対して概ね100〜200体
積部程度である。パーライトの粒子径は、平均粒径にお
いて0.5〜3m程度のものを好適に使用しうる。粒径
のあまり小さいものでは、作業性劣化、重量増大、断熱
性劣化の懸念があり、逆に粒径のあまり大きいものでは
、混入量が過大である場合と同様の弊害を生じる。但し
、0゜5厘以下のものも若干混入することによって粒度
分布のバランスを向上するものとなすことは更に好適で
ある。
献を果すと共に、発泡ポリスチロール粒子と共存して亀
裂発生の防止に役立つものである。ここにいうパーライ
トは、広義において「かるいし」も含む概念で用いられ
ているものであり、真珠岩パーライト、松脂岩パーライ
ト等の使用も許容されるが、最も好適には、入手の容易
性、コスト、上記の作用の確実性等の諸点から黒曜石パ
ーライトを用いることが望ましい。該パーライトの混入
量は、セメント100体積部に対して50〜250体積
部に規制される。パーライトの混入量が上記50体積部
未満である場合にはその混入による効果が不充分であり
、250体積部を超えて多量に混入すると、強度劣化、
塗着作業性の劣化、吸水性の増大、表面性状の粗荒化を
招き、耐久性も劣化する。最も好ましい混入量の範囲は
、セメント100体積部に対して概ね100〜200体
積部程度である。パーライトの粒子径は、平均粒径にお
いて0.5〜3m程度のものを好適に使用しうる。粒径
のあまり小さいものでは、作業性劣化、重量増大、断熱
性劣化の懸念があり、逆に粒径のあまり大きいものでは
、混入量が過大である場合と同様の弊害を生じる。但し
、0゜5厘以下のものも若干混入することによって粒度
分布のバランスを向上するものとなすことは更に好適で
ある。
軟質ゴム粒子は、主として弾力性の向上による亀裂発生
の防止、表面仕上り状態の向上に貢献する。もっとも、
亀裂発生防止のメカニズムは定かではないが、パーライ
トと共存して好結果を生むことに鑑み、柔軟な軟質ゴム
粒子と、硬いパーライトとが相互に干渉し合う形で亀裂
発生防止に好ましい影響を与えているものと考えられる
。ここに用いる軟質ゴム粒子は、ゴム硬度(ショアーD
硬度)が80度以下、特に好適には30〜50度程度の
ものを用いるのが好適である。ゴムの材質は特に限定さ
れない。しかし可及的経時劣化、変質の少ない種類のも
のを用いるものが望ましいことは勿論であり、天然ゴム
系のものより合成ゴム系のものを用いるのが適している
。市販の最も入手しやすいものとしては、エバ粉と称さ
れるEVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合体)粉末
を好適に用いることができる。ゴム粒子はまた発泡体か
らなるものであっても良い。
の防止、表面仕上り状態の向上に貢献する。もっとも、
亀裂発生防止のメカニズムは定かではないが、パーライ
トと共存して好結果を生むことに鑑み、柔軟な軟質ゴム
粒子と、硬いパーライトとが相互に干渉し合う形で亀裂
発生防止に好ましい影響を与えているものと考えられる
。ここに用いる軟質ゴム粒子は、ゴム硬度(ショアーD
硬度)が80度以下、特に好適には30〜50度程度の
ものを用いるのが好適である。ゴムの材質は特に限定さ
れない。しかし可及的経時劣化、変質の少ない種類のも
のを用いるものが望ましいことは勿論であり、天然ゴム
系のものより合成ゴム系のものを用いるのが適している
。市販の最も入手しやすいものとしては、エバ粉と称さ
れるEVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合体)粉末
を好適に用いることができる。ゴム粒子はまた発泡体か
らなるものであっても良い。
組成物中へのゴム粒子の許容混入量は、セメント100
体積部に対して20〜250体横25ある。この規定量
より混入量が少ないと、前記の所期効果の実現性に乏し
く、逆に多すぎる場合は、外装材塗層の強度劣化による
耐久性の低下、防火性能の劣化を招き好ましくない。最
も好適な配合量の範囲は概ねセメント100体積部に対
して100〜200体積部程度である。
体積部に対して20〜250体横25ある。この規定量
より混入量が少ないと、前記の所期効果の実現性に乏し
く、逆に多すぎる場合は、外装材塗層の強度劣化による
耐久性の低下、防火性能の劣化を招き好ましくない。最
も好適な配合量の範囲は概ねセメント100体積部に対
して100〜200体積部程度である。
又、軟質ゴム粒子の粒径は、平均1〜5履程度のものを
良好に用いうる。粒径11m未満のものは入手の容易性
に乏しく、5mをこえる粗粒を用いるときは、塗層の表
面状態が粗くなると共に、強度面でも低下傾向があられ
れる。
良好に用いうる。粒径11m未満のものは入手の容易性
に乏しく、5mをこえる粗粒を用いるときは、塗層の表
面状態が粗くなると共に、強度面でも低下傾向があられ
れる。
一方、発泡ポリスチレン粒子は、主として鏝離れを良く
することによる塗着作業性の向上、塗層の軽量化ととも
に、亀裂発生防止に有効に作用する。
することによる塗着作業性の向上、塗層の軽量化ととも
に、亀裂発生防止に有効に作用する。
この発泡ポリスチレン粒子の許容混入量は、セメント1
00体積部に対して20〜250体横25あり、この規
定量より混入量が少ないと、前記の所期効果の実現性に
乏しく、逆に多すぎる場合は、外装材塗層の強度劣化に
よる耐久性の低下、防火性能の劣化、塗層表面性状の劣
化を招き好ましくない。最も好適な配合量の範囲は概ね
セメント100体積部に対して8〜150体積部程度で
ある。又、発泡ポリスチレン粒子の粒径は、平均1〜5
厘程度のものを良好に用いうる。粒径1m未満のものは
入手の容易性に乏しく、5m+をこえる粗粒を用いると
きは、塗層の表面状態が荒くなると共に、強度面でも低
下傾向があられれる。
00体積部に対して20〜250体横25あり、この規
定量より混入量が少ないと、前記の所期効果の実現性に
乏しく、逆に多すぎる場合は、外装材塗層の強度劣化に
よる耐久性の低下、防火性能の劣化、塗層表面性状の劣
化を招き好ましくない。最も好適な配合量の範囲は概ね
セメント100体積部に対して8〜150体積部程度で
ある。又、発泡ポリスチレン粒子の粒径は、平均1〜5
厘程度のものを良好に用いうる。粒径1m未満のものは
入手の容易性に乏しく、5m+をこえる粗粒を用いると
きは、塗層の表面状態が荒くなると共に、強度面でも低
下傾向があられれる。
この発明による組成物の塗着外装は、上記のような軟質
ゴム粒子、発泡ポリスチレン粒子及びパーライトの混入
によって既に亀裂の生じにくいものであるが、この亀裂
発生防止を更に助長するためにはセメントの凝固収縮率
を小さくするような混和材を付加的に混入することが有
効である。この混和材としては、炭酸カルシウム、スラ
グ等の無機粉末、ガラス繊維、岩綿、合成繊維等の繊維
物質を主なものとして挙げることができる。上記無機粉
末混和材の配合量は、セメント100体積部に対して2
0〜200体積部の範囲とすべきであり、これが過多に
混入されると塗着物の強度低下、耐久性の劣化を招く。
ゴム粒子、発泡ポリスチレン粒子及びパーライトの混入
によって既に亀裂の生じにくいものであるが、この亀裂
発生防止を更に助長するためにはセメントの凝固収縮率
を小さくするような混和材を付加的に混入することが有
効である。この混和材としては、炭酸カルシウム、スラ
グ等の無機粉末、ガラス繊維、岩綿、合成繊維等の繊維
物質を主なものとして挙げることができる。上記無機粉
末混和材の配合量は、セメント100体積部に対して2
0〜200体積部の範囲とすべきであり、これが過多に
混入されると塗着物の強度低下、耐久性の劣化を招く。
その他この発明に係る組成物は、適宜増粘剤を配合して
使用されることはいうまでもない。
使用されることはいうまでもない。
実施例
次に、この発明の好適な実施例としての外装材組成物の
配合例を示す。
配合例を示す。
実施例 1
セメント(フライアッシュセメント)
100体積部
黒曜石パーライト 100 〃
(平均粒径:2m)
ゴム粒子 70 〃
(EVA、平均粒径:3M1、
ゴム硬度=30度)
発泡ポリスチレン粒子 240 〃
(平均粒径:3as+)
ガラス繊維 0.1〃
その他の添加剤 20 〃
実施例 2
セメント(フライアッシュセメント)
100体積部
黒曜石パーライト 100 〃
(平均粒径:2IIIIl)
ゴム粒子 110 〃
(EVA、平均粒径:3麿、
ゴム硬度:40度)
発泡ポリスチレン粒子 80 〃
(平均粒径:3aa)
炭酸カルシウム 45 〃
ガラス繊維 2 〃
その他の添加剤 10 〃
実施例 3
セメント 100体積部黒曜石パーライ
ト 180 〃 (平均粒径:2〃m) ゴム粒子 20 〃 (EVA、平均粒径:2rrms ゴム硬度ニア0度) 発泡ポリスチレン粒子 100 〃 (平均粒径:3厘) 炭酸カルシウム 30 〃 合成繊維 3 〃 SBRエマルジョン 10 〃 その他の添加剤 5 //上記実施例1
〜3の組成物につき、その凝固物のヤング率、熱伝導率
、24時間吸水量を調べると共に、耐火試験、凍結融解
試験、結露試験を行って、砂モルタル(セメント+砂)
、軽量骨材モルタル(セメント+パーライト)、及び発
泡ポリスチレン粉モルタル(セメント十発泡ポリスチレ
ン粒子)の場合と比較したところ、結果は下記の第1表
に示すとおりであった。
ト 180 〃 (平均粒径:2〃m) ゴム粒子 20 〃 (EVA、平均粒径:2rrms ゴム硬度ニア0度) 発泡ポリスチレン粒子 100 〃 (平均粒径:3厘) 炭酸カルシウム 30 〃 合成繊維 3 〃 SBRエマルジョン 10 〃 その他の添加剤 5 //上記実施例1
〜3の組成物につき、その凝固物のヤング率、熱伝導率
、24時間吸水量を調べると共に、耐火試験、凍結融解
試験、結露試験を行って、砂モルタル(セメント+砂)
、軽量骨材モルタル(セメント+パーライト)、及び発
泡ポリスチレン粉モルタル(セメント十発泡ポリスチレ
ン粒子)の場合と比較したところ、結果は下記の第1表
に示すとおりであった。
なお、ヤング率の測定はLIS A 1168に従
って行った。熱伝導率の測定はJISA 1412平
板比較法に準じて行ったまた、耐火試験は、16InI
It厚防火構造試験によって行い、これに合格したもの
を○印、不合格のものをX印で示した。
って行った。熱伝導率の測定はJISA 1412平
板比較法に準じて行ったまた、耐火試験は、16InI
It厚防火構造試験によって行い、これに合格したもの
を○印、不合格のものをX印で示した。
凍結融解試験は、ASTMC666−75(−18℃で
凍結し+5℃で融解を繰返す)に準じて行い、80サイ
クル時異常のなかったものをO印、少なくとも一部に亀
裂発生等の異常の認められたものをX印で示した。
凍結し+5℃で融解を繰返す)に準じて行い、80サイ
クル時異常のなかったものをO印、少なくとも一部に亀
裂発生等の異常の認められたものをX印で示した。
[以下余白コ
発明の効果
この発明の効果は次のとおりである。
(1)塗層に亀裂が発生しない。
即ち、この発明による組成物においては、前記第1表に
見られるように砂モルタル、あるいは軽量骨材モルタル
等に較べて顕著に弾力性に優れたものとなる。例えば実
施例2の組成物においては、ヤング率が3X103fi
f/cIiで、砂モルタルに較べ顕著に高い弾力性を保
有する。おそらくはこのことが主たる要因をなしている
ものと考えられるが、塗着直後はもとより長期に亙って
塗着層に亀裂を (生じることがない。
見られるように砂モルタル、あるいは軽量骨材モルタル
等に較べて顕著に弾力性に優れたものとなる。例えば実
施例2の組成物においては、ヤング率が3X103fi
f/cIiで、砂モルタルに較べ顕著に高い弾力性を保
有する。おそらくはこのことが主たる要因をなしている
ものと考えられるが、塗着直後はもとより長期に亙って
塗着層に亀裂を (生じることがない。
(2) 塗着作業性が良く、工期の短縮、省力化をはか
りうる。
りうる。
即ち、軟質ゴム粒子に加えて発泡ポリスチレン粒子の混
入によって鏝離れが良く、塗装作業自体が行い易いばか
りでなく、前記のように塗着層に亀裂を生じないこと、
及び軽量(嵩比重0.8程度)で厚塗りしても所謂ダレ
を生じにくいこと等も相俟って、ラス張設の壁下地上に
、1回塗りで15〜205+11の所要厚さに塗着する
ことが可能となる。従って、従来のセメントモルタル(
砂モルタル)の場合のように、亀裂発生のために2〜3
回に分けて重ね塗りする手間を要しないばかりか、その
間の養生期間も不要のものとなり、加えて塗着施工後直
ちに化粧仕上用の吹付材を表面に施工することも可能と
なるので、全体の所要外装工事期間を著しく短縮し、か
つ大幅な省力化を達成しうるちのである。
入によって鏝離れが良く、塗装作業自体が行い易いばか
りでなく、前記のように塗着層に亀裂を生じないこと、
及び軽量(嵩比重0.8程度)で厚塗りしても所謂ダレ
を生じにくいこと等も相俟って、ラス張設の壁下地上に
、1回塗りで15〜205+11の所要厚さに塗着する
ことが可能となる。従って、従来のセメントモルタル(
砂モルタル)の場合のように、亀裂発生のために2〜3
回に分けて重ね塗りする手間を要しないばかりか、その
間の養生期間も不要のものとなり、加えて塗着施工後直
ちに化粧仕上用の吹付材を表面に施工することも可能と
なるので、全体の所要外装工事期間を著しく短縮し、か
つ大幅な省力化を達成しうるちのである。
3) 強度、耐久性に優れる。
例えば実施例2の組成物のJIS R5212による
曲げ強度は、材令28日で27〜288If/alであ
り、発泡スチレン粉モルタルのそれが14.0Kgf/
alであるのに較べて鑑みても明らかなように強度に優
れている。一方、凍結融解試験の結果から明らかなよう
に、寒冷時において凍結、融解が繰返されるような苛酷
な環境条件下においても、砂モルタル、軽量骨材モルタ
ル等に較べて優れた耐性をもつ。従って、前記の亀裂発
生をしないことも相俟って、顕著に優れた耐久性を発現
する。
曲げ強度は、材令28日で27〜288If/alであ
り、発泡スチレン粉モルタルのそれが14.0Kgf/
alであるのに較べて鑑みても明らかなように強度に優
れている。一方、凍結融解試験の結果から明らかなよう
に、寒冷時において凍結、融解が繰返されるような苛酷
な環境条件下においても、砂モルタル、軽量骨材モルタ
ル等に較べて優れた耐性をもつ。従って、前記の亀裂発
生をしないことも相俟って、顕著に優れた耐久性を発現
する。
(4) 断熱性、防火性、結露防止性に優れる。
内部に独立気泡のパーライトに加えて更に発泡ポリスチ
レン粒子及び軟質ゴム粒子が比較的多量に存在すること
により、断熱性に優れると共に、防火性能においても優
れたものとなる。更には内部に気泡部分を有することで
勿論結露防止性能にも優れたものとなる。
レン粒子及び軟質ゴム粒子が比較的多量に存在すること
により、断熱性に優れると共に、防火性能においても優
れたものとなる。更には内部に気泡部分を有することで
勿論結露防止性能にも優れたものとなる。
(5) 塗着層の表面性状が良好である。
塗着後の状態において、その塗着層の表面は、従来のセ
メントモルタル塗着層の表面を刷毛引きした場合と同程
度の粗さをもった平滑表面状態に仕上がるので、従来の
刷毛引き作業を不要とするのみならず、そのま−を仕上
材として使用することができ、従来の発泡ポリスチレン
粉モルタルの場合のように、別途仕上用上塗り材を施工
する必要がない。
メントモルタル塗着層の表面を刷毛引きした場合と同程
度の粗さをもった平滑表面状態に仕上がるので、従来の
刷毛引き作業を不要とするのみならず、そのま−を仕上
材として使用することができ、従来の発泡ポリスチレン
粉モルタルの場合のように、別途仕上用上塗り材を施工
する必要がない。
Claims (9)
- (1)セメントと、該セメント100体積部に対してパ
ーライト50〜250体積部、軟質ゴム粒子20〜25
0体積部、及び発泡ポリスチレン粒子20〜250体積
部とを主成分とする混合物からなる壁面外装材組成物。 - (2)パーライトが、黒曜石パーライトからなる特許請
求の範囲第1項記載の壁面外装材組成物。 - (3)パーライトは、平均粒径0.5〜3mmのもので
ある特許請求の範囲第1項または第2項記載の壁面外装
材組成物。 - (4)軟質ゴム粒子は、EVA樹脂またはその他の合成
ゴムの1種または2種以上からなる特許請求の範囲第1
項ないし第3項のいずれか1に記載の壁面外装材組成物
。 - (5)軟質ゴム粒子は、平均粒径0.5〜5mmのもの
である特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1
に記載の壁面外装材組成物。 - (6)セメントが、フライアッシュセメントである特許
請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1に記載の壁
面外装材組成物。 - (7)発泡ポリスチレン粒子は、平均粒径1〜5mmの
ものである特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれ
か1に記載の壁面外装材組成物。 - (8)セメントと、該セメント100体積部に対してパ
ーライト50〜250体積部、軟質ゴム粒子20〜25
0体積部、及び発泡ポリスチレン粒子20〜250体積
部とを主成分として含み、更に無機粉末混和材20〜2
00体積部を含んだそれらの混合物からなる壁面外装材
組成物。 - (9)無機粉末混和材が炭酸カルシウムからなる特許請
求の範囲第8項記載の壁面外装材組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62052690A JPS63218590A (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | 壁面外装材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62052690A JPS63218590A (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | 壁面外装材組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63218590A true JPS63218590A (ja) | 1988-09-12 |
JPH0565473B1 JPH0565473B1 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12921884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62052690A Withdrawn JPS63218590A (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | 壁面外装材組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63218590A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54133517A (en) * | 1978-04-07 | 1979-10-17 | Terada Kenzai Kk | Wall coating blended material such as plaster |
JPS56155056A (en) * | 1980-05-01 | 1981-12-01 | Yamaso Kk | Low shrinkage mortar and its constructing method |
JPS5711863A (en) * | 1980-06-24 | 1982-01-21 | Tokuyama Soda Kk | Plaster mortar composition |
JPS57140360A (en) * | 1981-02-17 | 1982-08-30 | Hattori Seiichi | Construction mortar admixing material |
JPS5930756A (ja) * | 1982-08-13 | 1984-02-18 | 株式会社 北辰 | モルタル混和材 |
JPS59137351A (ja) * | 1983-01-21 | 1984-08-07 | 株式会社小野田 | 亀裂の生じ難いモルタル組成物 |
JPS60215587A (ja) * | 1984-04-11 | 1985-10-28 | 菊水化学工業株式会社 | モルタル組成物 |
JPS60226467A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-11 | 日本セメント株式会社 | パ−ライト系左官用材料 |
JPS6230675A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-09 | 金井 正巳 | 壁面外装材組成物 |
-
1987
- 1987-03-06 JP JP62052690A patent/JPS63218590A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6230675A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-09 | 金井 正巳 | 壁面外装材組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0565473B1 (ja) | 1993-09-17 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |