JPS63216798A - シヤ−プペンシル - Google Patents

シヤ−プペンシル

Info

Publication number
JPS63216798A
JPS63216798A JP5167087A JP5167087A JPS63216798A JP S63216798 A JPS63216798 A JP S63216798A JP 5167087 A JP5167087 A JP 5167087A JP 5167087 A JP5167087 A JP 5167087A JP S63216798 A JPS63216798 A JP S63216798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
lead
core
sleeve
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5167087A
Other languages
English (en)
Inventor
秀平 陰山
良英 光谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki and Co Ltd filed Critical Kotobuki and Co Ltd
Priority to JP5167087A priority Critical patent/JPS63216798A/ja
Publication of JPS63216798A publication Critical patent/JPS63216798A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は後端ノック動作と分銅動作のそれぞれによっ
て芯送りが行えるシャープペンシルに関する。
【従来の技術】
従来の一般的なシャープペンシルは、先具を有する外筒
内に軸方向へ摺動可能に挿入された芯パイプと、咳芯パ
イプの先端側に配置されたリードチャックを有する芯送
出機構と、該芯送出機構の先端側に配置されたスライダ
ーと、該スライダー内に装着された摩擦付与部とを備え
、上記芯パイプの後端をノック操作することにより、芯
送出機構を関連動作させて芯送りを行なう構成になって
いる。
【発明が解決しようとする問題点】
このような従来のシャープペンシルでは、例えば筆記に
よる芯摩耗時に、その都度、筆記具を握り換えて指先に
よる芯パイプの後端ノック操作を行わなければならず、
このようなノック操作は非常に煩わしいという問題点が
あった。
【発明の概要】
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので
、芯パイプの後端ノック操作による通常の芯送りは元よ
り、筆記による芯摩耗時等には外筒の振り運動による分
銅動作で筆記具を握り換えずに芯送りが行えるシャープ
ペンシルを提供することを目的とする。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 第1図はこの発明の第1実施例に係るシャープペンシル
の断面図であり、図において、■はシャープペンシルの
外筒、2はその外筒1の先端に着脱可能に捻じ込まれた
先兵、3は上記外筒1内に軸方向へ摺動可能に挿入され
た芯パイプ3であり、この芯パイプ3の先端には円筒状
の先端受部4が嵌合連結されている。 この先端受部4の先端には接触間距離(a)の間隔をも
って芯送出機構5が配置されている。 上記先端受部4は、後述するリードチャック6の後端を
押圧係合する先端孔40を有している。 そして、上記先端受部4は、上記外筒lの前端側内部に
軸方向へ摺動可能に挿入されたスリーブ7と軸方向へ移
動可能に保合連結されている。 ここで、上記先端受部4とスリーブ7は、該スリーブ7
の前端が後述する先筒8の後端に当接するまでは両者が
一体的に前進移動し、その後は上記先端受部4のみが前
進移動するようになっている。 即ち、上記スリーブ7の後端側には、第3図および第5
図示のように、その対称位置で軸方向に沿う摺動溝7a
と、該摺動溝7aの後端に傾斜係合溝7bを介して段違
い平行状に接続する後端係合溝70が設けられている。 そして、上記先端受部4の先端側外周面に一体突設した
係合突起41を、上記スリーブ7の後端係合溝7cに嵌
込み係合している。 これにより、上記係合突起41は、上記後端係合溝7c
から傾斜係合溝7bを通って摺動溝7aに前進移動可能
であるが、上記スリーブ7の先端が後述の先筒8に当接
するまでは上記係合突起41が上記傾斜保合溝7bに摩
擦係合して先端受部4とスリーブ7の両者が一体的に前
進移動し、その後は上記係合突起41の前進でスリーブ
7が軸廻り方向に回動し、上記係合突起41が上記傾斜
係合溝7bに当接押圧し、傾斜回転しなから摺動溝7a
に移動することにより、上記先端受部4のみが前進移動
し、リードチャック6を押圧し、該リードチャック6を
前進開放するようになっている。 尚、上記係合突起41が上記傾斜係合溝7bに確実に係
合して後方に抜は出さないようにするため、該後端係合
溝7cの後端は隔壁7dによって閉塞されている。 また、上記係合突起41を上記後端係合溝70に嵌込み
易くするため、該後端係合溝7cの後端延長線上で上記
隔壁7dの裏面には、第5図および第6図示のように、
薄肉溝部7eが設けられ、かつ、該薄肉溝部7eの後端
延長部には誘導溝7fが設けられている。 ここで、上記摺動溝7aは、第3図〜第5図示にょうに
、係合突起41が傾斜係合溝7bに当接押圧し、該傾斜
係合溝7bに沿って傾斜回転可能に対称位置に形成され
ている。 さらに、上記スリーブ7の後端側には、第1図。 第2図、第4図〜第6図示のように、上記摺動溝7aと
の離間位置で軸方向に沿うスリット7gが設けられてい
る。 このスリット7gは、上述のような対称位置の摺動溝7
aと傾斜係合溝7bおよび後端係合溝7Cの一連の溝を
二分する位置で上記スリーブ7に設けられている。 かかるスリット7gによって、上記スリーブ7の後端側
は径方向に弾性変形し易くなっている。 従って、上記スリーブ7後端の誘導溝7rに上記先端受
部4の保合突起41を嵌めて押し込むと、該保合突起4
1が上記隔壁7dの薄肉溝部7e内壁面に乗り上げるが
、この時、上記スリーブ7の後端側がそのスリット7g
によって拡径方向に容易に撓むため、上記係合突起41
は上記隔壁7dを容易に乗り越える。 そして、上記係合突起41が上記隔壁7dを乗り越え通
過すると、その時点で上記スリーブ7の後端側が縮径方
向に弾性変形することにより、上記係合突起41が上記
摺動溝7aの後端係合溝7Cに嵌込み係合される。 このような係合状態では、上記係合突起41の後退移動
が上記隔壁7dによって確実に規制される。 このため、上記係合突起41が上記後端係合溝7Cから
濫りに抜は出すようなことはない。 尚、上記実施例では、スリーブ7にスリット7gを形成
したが、先端受部4側にスリットを設けて、先端受部4
を直径方向に伸縮可能とし、摺動溝7aに係合突起41
を係合させてもよい。さらに、上記スリットをスリーブ
7および先端受部4に全く設けな(ても、該先端受部4
を円形状から小判形にし、他方、スリーブ7を楕円形に
しながら摺動溝7aに係合突起41を係合させてもよい
。 もちろん、その他の構成であっても、先端受部4とスリ
ーブ7との間で、スリーブ7が先筒8に当接するまでは
両者が一体的に移動し、その後は、先端受部4のみが前
進すれば、如何なる構造であってもよい。 上記先端受部4の後側鍔部42と外筒1の内側段部1a
との間には弾性体12が弾着され、この弾性体12によ
って、上記先端受部4は上記スリーブ7と共に後退方向
に付勢されている。 その付勢状態において、上記後側鍔部42の前端と上記
スリーブ7の後端との間には距離(b)が設けられてい
る。 一方、上記芯送出機構5は、2つに分割形成されて上記
スリーブ7内に挿入されたリードチャック6と、該リー
ドチャック6の頭部に設けられたボール保持部9と、こ
のボール保持部9に保持されたボール10と、上記スリ
ーブ7の先端内部に必要に応じて嵌着され、かつ、上記
ボール保持部9との間で上記ボール10を嵌合保持する
内面テーパ壁72が設けられた金属筒71と、この金属
筒71の後端で上記スリーブ7の内周面に設けられた内
向係止段部7hと上記リードチャック6の外向係止段部
6aとの間に弾着されたチャック締付用の第1の弾性体
11とを有する。 上記リードチャック6は、鍛造またプレス、焼結合金、
グイキャスト成形等により形成された金属成形品、ある
いは射出成形、圧縮成形により形成された合成樹脂等で
形成されている。 そして、上記リードチャック6は、第1図および第7図
〜第11図示のように、芯挿通孔60の軸線に沿って2
分割形成され、それぞれが断面半球状に形成された一対
のチャック部材61.62から成っている。 これらのチャック部材61.62は、それぞれの分割面
を組合せ合体して上記スリーブ7内に挿入セットされる
。 かかるチャック部材61.62は、第1図および第7図
示にように、上記ボール保持部9と、上記外向係止段部
6aと、該外向係止段部6aの後端から後方に延びて後
端側が漸次小径となる後部テーパ筒部6bと、軸心部の
上記芯挿通孔60と、上記チャック部材61.62の分
割面に設けられた係合凹部63,64 (第8図、第9
図参照)および保合凸部65.66(第7図〜第9図参
照)並びに開閉支点凸部67.68(第7図、第8図。 第10図参照)とを有する。 ここで、上記係合凹凸部63〜66は、一方のチャック
部材61の係合凸部65が他方のチャック部材62の係
合凹部64に、かつ、他方のチャック部材62の係合凸
部66が一方のチャック部材61の係合凹部63にそれ
ぞれ係合され、チャック部材61.62の相互の軸方向
のズレを防止している。 また、チャック部材61.62の開閉支点凸部67.6
8を相互に当接させ、チャック部材61゜62を開閉方
向にテコ運動させる支点として機能し、かつ、スムーズ
なテコ運動を行わせるために充分な隙間K(第1図参照
)を形成するスペーサ機能を有している。 尚、上記芯挿通孔60の径方向における上記係合凸部6
5.66の長さを、開閉支点凸部67゜68の長さ分だ
け長くすることにより、これらの開閉支点凸部67.6
8を省くことができ、それでいて、上記隙間Kを形成す
るためのスペーサ機能が得られる。 そして、上記リードチャック6の頭部内壁における芯挿
通孔60の先端側には、第7図、第8図。 第11図示のように、小径段差状の芯保持孔部69が設
けられている。 この芯保持孔部69は、各チャック部材61゜62にお
ける半割芯挿通孔60の内周面中心線方向に沿って形成
された半割孔からなり、それらの断面形状は、例えば第
11図〜第14図示のように形成されている。 即ち、上記芯保持孔部69は、芯13のチャック側が漸
次幅広く拡開する断面略U字状に形成されている。 かかる芯保持孔部69の両側内面には、その軸方向に沿
って所定の間隔で複数の歯部69a、69bが一体形成
されている。 これらの歯部69a、69bは、第15図〜第17図示
のように、先端側が漸次尖鋭となるテーバ状に形成され
、それぞれの先端面69c、69dは幅狭の平坦面にな
っている。 また、上記歯部69a、69bの各歯溝底部69e、6
9fも平面状に形成されている。 そして、上記歯部69a、69bは、各チャック部材6
1.62を組合せ合体した状態で芯工3の外周を四点支
持する芯支持部69g〜69J(第11図参照)を形成
している。 これらの芯支持部69g〜69jが芯13を線接触状態
に四点支持するようになっている。 このように上記歯部69a、69bで形成された芯支持
部69g〜69jによって、充分な芯喰着力が得られて
適切な芯保持が従え、しかも、芯カス等のゴミが逃げる
構成となっているため、芯カス等が全体に溜まることも
なく、たとえ、溜まりかかったとしても、芯の送出し等
の芯移動により自然とその除去が行われる。 従うて、長期間に亘る頻繁な筆記によっても、その筆記
時に芯滑りが生じないという優れた効果が得られる。 第15図〜第17図には上記チャック部材61゜62の
他の実施例を示す。 第15図の実施例では、歯部69a、69bを芯支持部
69g〜69j近傍にのみ突設形成し、芯喰着面積を拡
大している。 第16図の実施例では、前実施例における芯保持孔部6
9の歯部69a、69bを取り除き、その芯保持孔部6
9の開放端部両側を芯支持部69g〜69jとしている
。 第17図の実施例では、第16図の芯保持孔部69を断
面V字状に形成している。 従って、第15図および第17図の芯保持孔部69の場
合にあっても、上記第11図〜第14図示の場合とほぼ
同様の効果が得られる。 尚、上記各実施例の芯保持孔部69は、芯13を上述の
ように四点支持し得るものであれば、その他の断面形状
であってもよい。 また、上記各実施例において、リードチャック6は、2
つに分割形成したものを用いたものを示したが、3つ以
上に分割形成してもよく、逆に単体形成であってもよい
。さらに、このリードチャック6の軸方向のズレ等を防
止するため、上記チャック部材61.62相互の合体接
触部に凹凸係合部やズレ止めのギザギザ等を形成しても
よい。 一方、第1図示のように、上記リードチャック6の頭部
に保持されたボール10は、金属筒71によって、確実
かつ耐久性ある安定した転がり接触が行え、しかも、上
記リードチャック6の芯保持が確実に行え且つ耐久性が
増す。 ここで、上記金属筒71は必ずしも必要でなく、通常の
使用においては、内面テーパ壁72をボール10に転が
り接触する形で形成し、金属筒71を省略してもよい。 また、スリーブ7の内面テーパ壁72の先端または金属
筒71の先端内壁には、第1図示のように、必要に応じ
て環状蓋部73を設けるとよい。これによって、ボール
10の脱落を効果的に防止できる。 尚、上記リードチャック6のボール保持部9は、単にボ
ール10を保持する孔であってもよく、要するに、ボー
ル10を脱落しないよう回転自在に収納保持できるもの
であれば、どのような構造であってもよい。 上記先具2の内部には、先筒8を介してスライダー13
が軸方向へ摺動可能に挿入されている。 上記先筒8は、先具2内に嵌合固定されているもので、
後述のように、前進してきたスリーブ7の先端に当接し
て該スリーブ7を停止させる機能および上記先具2内に
完全収納されたスライダー13の後退移動を規制する機
能を有している。 ここで、上記先筒8の後端と上記スリーブ7の前端との
間には距離(C)が設けられている。 この距離(C)は、芯パイプ3の後端ノック時に上記ス
リーブ7が前進することによる芯送出動作の際の芯送り
量に相当する。 上記スライダー13は、上記外筒1の振り運動で軸方向
に分銅動作して芯送りを行なうようになっている。 この実施例において、上記スライダー13は、第1図示
のように、小径段差状の後側筒部14aを同軸上に有し
、該後側筒部14aの先端側外周面に外向係止突部14
bが一体突設された段付円筒状のスライダー本体14と
、このスライダー本体14の先端側中心部に装着された
スライドパイプ15とから成っている。 そして、上記スライダー本体14はプラスチックやゴム
等の軽量部材で形成され、かつ、上記後側筒部14aは
金属等の重錘部材で形成された重錘部となっている。 上記スライダー本体14内には、芯Sに所定の摩擦力を
付与する摩擦付与部16が設けられている。 従って、この実施例のスライダー13は、別々に形成さ
れた上記スライダー本体14と上記後側筒部14aとを
同軸上で一体的に連結した構造になっているが、それら
のスライダー本体14と後側筒部14aの両者を金属等
の重錘部材で一体形成し、スライダー13の全体を重錘
部としてもよ ゛い。 かかるスライダー13は、少な(とも上記後側筒部14
aが重錘部となっていることにより、外筒1の振り運動
時に軸方向への円滑な分銅動作を行なう。 そして、上記スライダー13は、上記外向係止突部14
aの前端と上記先具2の内方段部2aとの間に弾着され
た弾性体17によって、後退方向に付勢され、上記外向
係止突部14bの後端が上記先筒8の内方段部8aに当
接することにより、後退移動が規制される。また、上記
スライダー13の前進時には、スライダー本体14の前
端が上記先具2の前端内方段部2bに当接することによ
り、前進移動が規制される。 ここで、上記先具2の前端内方段部2bと上記スライダ
ー本体14の前端との間には距離(d)が設けられてい
る。 この距離(d)は、上記スライダー13が分銅動作で前
進移動する際の芯送り量に相当する。 また、チャック締付用の弾性体11はノック系統の弾性
体12よりも弾発係数が小さく、かつ、上記摩擦付与部
16が芯Sを摩擦係合した芯喰着状態で上記スライダー
13が前進する力は、リードチャック6の8喰着力より
大きくなっている。 一方、上記摩擦付与部16は、後述する芯送出動作の際
、芯Sに所定の摩擦力を付与するもので、その摩擦力は
、芯Sに対する前進摩擦力と後退摩擦力とからなる。 そして、上記前進摩擦力は、上記リードチャック6の8
喰着力および上記弾性体17の弾発力より強く、また、
上記後退摩擦力は、上記リードチャック6の8喰着力お
よび上記弾性体17の弾発力より弱くなっている。 従って、上記スライダー13の前進時には、摩擦付与部
16が前進摩擦力で芯Sを喰着し、かつ、該芯Sを後方
で喰着しているリードチャック6が芯喰着を解除するま
で該リードチャック6を共連れして前進し、また、上記
スライダー13の後退時に上記摩擦付与部16が芯Sを
喰着せずに後退移動するようになっている。 このように、上記摩擦付与部16は、スライダー13の
前進時に芯Sを確実に喰着して該芯Sをスムーズに送り
出し、上記スライダー13の後退時には芯Sを喰着しな
いように形成されているので、芯パイプ(3)の後端ノ
ックおよび外筒1の振り運動によるスライダー13の分
銅動作の何れの場合においても、リードチャック6から
芯Sを的確に引き出すことができる。 次に、この発明の芯送り動作について説明する。 この芯送り動作は次の2通りである。 (1)、まず、第1の手段は、芯パイプ3の後端ノック
操作により行う通常の手段である。 即ち、先端受部4の係合突起41がスリーブ7の後端保
合溝70に係合した状態で上記後端ノック操作が行われ
ることにより、芯パイプ3と一体に先端受部4が前進す
る。このとき、上記係合突起41がスリーブ7の傾斜係
合溝7bに摩擦係合することにより、上記スリーブ7も
上記先端受部4を介して上記芯パイプ3と一体に前進移
動する。 この前進移動は上記スリーブ7の先端が先筒8の後端に
当接するまで行われ、その前進移動によって芯送りが行
われる。 そして、上記スリーブ7は、その先端が上記先筒8の後
端に当接すると、停止する。 該停止後においても、上記後端ノックの継続で先端受部
4が芯パイプ3と一体に前進移動を続け、上記係合突起
41が上記傾斜係合溝7bを前進することによりスリー
ブ7が回動する。 これにより、上記係合突起41は、上記傾斜保合溝7b
との保合が解除され、該傾斜係合溝7bを通過して摺動
溝7aを前進移動する。 この前進移動により、先端受部4の先端孔40がリード
チャック6の後端に嵌合し、該リードチャック6を押圧
前進させ、該リードチャック6でスライダー13が前方
に押圧され、スライドパイプ15が先具2から突出し、
芯送りが行われる。 (2)、第2の手段としては、例えば、筆記中断時に外
筒1の振り運動による芯送出動作である。 即ち、外筒1を振り運動すると、スライダー13が重錘
部14または14aを有することにより軸方向に分銅動
作し、咳分銅動作による上記スライダー13の前進移動
時には、摩擦付与部16の前進摩擦力で芯Sが喰着され
ることにより、該芯Sが上記摩擦付与部16を介して上
記スライダー13と一体に前進する。 このとき、上記芯を喰着しているリードチャック6も前
進するが、該リードチャック6は僅かな前進で芯喰着を
解除する。 これにより、上記リードチャック6から芯Sが円滑に引
き出されて芯送りが行われる。尚、上記スライダー13
の後退移動時には、弾性体11の弾発力で既に後退いて
いるリードチャック6が芯Sを喰着した状態となってお
り、上記摩擦付与部16は芯Sを喰着しないので、上述
のような芯送り動作は円滑かつ確実に行われる。 第18図〜第20図はスライダー13の他の実施例を示
す。 第18図の実施例では、スライダー13の全体が金属等
で一体形成された重錘部となっている。 また、上記スライダー13は、外向係止突部14aと先
筒8の内方段部8aとの間に弾着された弾性体17によ
って、前実施例の場合と逆に前進方向に付勢されている
。 第19図の実施例では、後側筒部14aを有するスライ
ダー本体14に、その前端側から別体の筒状継手18を
嵌着し、該筒状継手18の先端孔部に別体のスライドパ
イプ15を一体的に嵌合連結した構造になっている。尚
、この実施例のスライダー13は、第1図の実施例の場
合と同様に、スライダー本体14と後側筒部14aが一
体成形または別体成形された何れのものでもよく、少な
くとも上記後側筒部14aが重錘部となればよい。 また、上記筒状継手I8の後端には小径段差状の後側内
筒部18aが一体形成され、この内部に摩擦付与部16
が設けられている。 この場合の摩擦付与部16は、上記後側内筒部18aの
内周に一体形成された摩擦付与孔からなっている。 従って、上記後側内筒部18aを含む筒状継手18は、
プラスチックやゴム等の弾性体で形成されている。 そして、上記後側内筒部18aはスライダー本体14内
に挿入され、該スライダー本体14の内周面と上記後側
内筒部18aの外周面との間には空隙部Fが設けられて
いる。 この空隙部Fは、上記摩擦付与部16に対する芯押入圧
で上記後側内筒部18aを拡径方向に弾性変形可能にす
るためのクリアランスである。 第20図の実施例では、第19図のスライダー本体14
と筒状継手18とを一体形成し、かつ、上記スライダー
本体14と後側筒部14aとを別体構造とし、該後側筒
部14aを重錘部として上記スライダー本体14の後端
に一体的に連結すると共に、上記筒状継手18の先端孔
部にスライドパイプ15を一体的に嵌合連結した構造に
なっている。尚、上記スライダー本体14と上記後側筒
部14aとを一体形成し、それらの全体を重錘部として
もよい。 従って、第18図〜第20図のスライダー13は、第1
図のものと同様の作用効果を奏する。
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、芯パイプの後端ノッ
ク操作による通常の芯送りが行えることは元より、スラ
イダーが重錘部を有することによって、芯摩耗等による
筆記中断時には、外筒の振り運動による上記スライダー
の分銅動作で筆記具を握り換えずに芯送りが行えるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図のこの発明の第1実施例に係るシャープペンシル
の断面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は
スリーブの平面図、第4図は第3図のIV−IV線断面
図、第5図は第3図の■−■線断面図、第6図は第5図
のVl−Vl線断面図、第7図は一方のチャック部材を
示す断面図、第8図は同裏面図、第9図は第8図のIX
−IX線断面図、第10図は第8図のX−X線断面図、
第11図はリードチャックの拡大断面図、第12図は一
方のチャック部材を部分的に拡大して示す平面図、第1
3図は第12図の芯保持孔部の部分的拡大展開図、第1
4図は第13図の歯部の拡大図、第15図〜第17図は
リードチャックのそれぞれ異なった他の実施例を示す断
面図、第18図〜第20図はそれぞれ異なったスライダ
ーの他の実施例を示す断面図である′。 図において、工は外筒、3は芯パイプ、6はリードチャ
ック、7はスリーブ、11はチャック締付用の弾性体、
13はスライダー、14.14aは重錘部、16は摩擦
付与部、17は弾性体である。 特待出願人 株式会社 寿 69第16961 第8図 第9図  第10図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、外筒(1)内に軸方向へ摺動可能に収納された
    芯パイプ(3)と、この芯パイプ(3)の先端側に配置
    され、芯Sの前進は許容するが、後退は阻止する芯喰着
    用のリードチャック(6)と、このリードチャック(6
    )の頭部に外嵌したスリーブ(7)と、このスリーブ(
    7)と上記リードチャック(6)との間に弾着されたチ
    ャック締付用の弾性体(11)と、上記リードチャック
    (6)の先端側に摺動可能に配置されたスライダー(1
    3)と、このスライダー(13)内に設けられ、該スラ
    イダー(13)の前進時に上記芯Sを喰着し且つ後進時
    には喰着しない摩擦付与部(16)とを備え、上記スラ
    イダー(13)は、弾性体(17)で後退方向に付勢さ
    れ、上記外筒(1)の振り運動時に上記弾性体(17)
    に抗して軸方向に分銅動作する重錘部(14)、(14
    a)を有していることを特徴とするシャープペンシル。
  2. (2)、上記スライダー(13)は、その全体が重錘部
    材で一体形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のシャープペンシル。
  3. (3)、上記スライダー(13)は、プラスチックまた
    はゴム等で形成されたスライダー本体(14)と、この
    スライダー本体(14)とは別に重錘部材で形成され、
    該スライダー本体(14)の後端に一体的に連結された
    後側筒部(14a)とからなっていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のシャープペンシル。
  4. (4)、上記スライダー(13)の先端には筒状継手(
    18)が装着され、該筒状継手(18)の後端に一体形
    成されてスライダー本体(14)内に挿入された後側内
    筒部(18a)内に摩擦付与部(16)が一体形成され
    、上記スライダー本体(14)の内周面と上記後側内筒
    部(18a)の外周面との間には、該後側内筒部(18
    a)を拡径方向に弾性変形可能にするための空隙部Fが
    設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のシャープペンシル。
JP5167087A 1987-03-06 1987-03-06 シヤ−プペンシル Pending JPS63216798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167087A JPS63216798A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 シヤ−プペンシル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167087A JPS63216798A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 シヤ−プペンシル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63216798A true JPS63216798A (ja) 1988-09-09

Family

ID=12893314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5167087A Pending JPS63216798A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 シヤ−プペンシル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63216798A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131945A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Pilot Corporation 振出式シャープペンシル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618190B2 (ja) * 1981-02-28 1986-03-12 Toko Kasen Kogyo Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618190B2 (ja) * 1981-02-28 1986-03-12 Toko Kasen Kogyo Kk

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131945A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Pilot Corporation 振出式シャープペンシル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63216798A (ja) シヤ−プペンシル
JPS6168297A (ja) 自動繰出式シヤ−プペンシル
JPH01110199A (ja) シヤープペンシル
US4362410A (en) Mechanical pencil
JP4853944B2 (ja) 化粧材繰出容器
JPH0514876Y2 (ja)
JP5373359B2 (ja) シャープペンシル
JPH045349Y2 (ja)
JPS62158099A (ja) シヤ−プペンシル
JP5373361B2 (ja) シャープペンシル
JPH0118386Y2 (ja)
JP2560818Y2 (ja) シャープペンシルのスライダ
JPS6139596Y2 (ja)
JPH0624983U (ja) シャープペンシル
JPH0539916Y2 (ja)
KR900007187B1 (ko) 샤아프펜슬
KR930003581Y1 (ko) 회전식 필기구
JPS62212198A (ja) シヤ−プペンシル
JPS6139595Y2 (ja)
JPH0872474A (ja) シャープペンシル
KR20230109725A (ko) 출몰식 필기구
JPH0222312Y2 (ja)
JPS63260493A (ja) シヤ−プペンシル
JP2584125Y2 (ja) 触指繰り出し式シャープペンシル
CN2090777U (zh) 自动推出式活芯铅笔