JPS63216641A - スピ−ドメ−タギヤ組付装置 - Google Patents

スピ−ドメ−タギヤ組付装置

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JPS63216641A
JPS63216641A JP4803587A JP4803587A JPS63216641A JP S63216641 A JPS63216641 A JP S63216641A JP 4803587 A JP4803587 A JP 4803587A JP 4803587 A JP4803587 A JP 4803587A JP S63216641 A JPS63216641 A JP S63216641A
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speedometer gear
gear
speedometer
bolt
cylinder
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Shiro Naito
司郎 内藤
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスピードメータギヤ組付装置に関し、一層詳細
には、自動車用エンジンのトランスミッションにスピー
ドメータギヤを取着する装置であって、前記スピードメ
ータギヤと、これを固定するためのセットプレートとボ
ルトとを整合状態で一体的に保持してトランスミッショ
ンにスピードメータギヤを係合させ、前記ボルトをトラ
ンスミッションに螺合するよう構成して前記スピードメ
ータギヤの取付作業を自動的に行うことを可能としたス
ピードメータギヤ組付装置に関する。
[従来の技術] 近年、自動車産業では極めて自動化されたライン生産工
程により製品としての自動車が効率的に大量生産される
に至っている。従って、この大量生産の要請に沿うべく
夫々の部品を組み付ける組付装置、あるいは部品を所定
の作業位置に順次搬送する搬送装置が使用されているこ
とは謂うまでもない。
ところで、前記自動車の組立ラインにおいて、トランス
ミッションにスピードメータギヤを組み付けるには前記
スピードメータギヤと、これに係合するセットプレート
とボルトとを組み合わせて行わなければならない。この
ため、人手によって行われているのが現状である。しか
も、前記スピードメータギヤの組付作業は、実質的に、
スピードメータギヤとセットプレートの組み付けおよび
ボルトの仮締め作業までを一工程とし、後の工程でボル
トの締付作業が営まれている。従って、前記スピードメ
ータギヤの組付作業で費やされる時間が多大なものとな
って、結局、エンジンを組み立てる作業の効率が低下す
るという欠点が指摘されている。さらに、スピードメー
タギヤの組み付けは人手によって行うため、相当な熟練
が必要とされ、結局、熟練者を常時所定数待機させてお
かなければならないという不都合を露呈している。
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、自動車用エンジンを構成するトランスミッショ
ンにスピードメータギヤを組み付ける際に、前記スピー
ドメータギヤと、これをトランスミッションに固着する
ためのセットプレートとボルトとを夫々整合した状態で
一体的に保持して前記スピードメータギヤをトランスミ
ッションに係合させた後に前記ボルトをトランスミッシ
ョンに螺合させて前記スピードメータギヤの組み付けを
行う組付機構を設け、しかも前記スピードメータギヤを
トランスミッションに係合する時には前記組付機構を所
定量回動してスピードメータギヤとトランスミッション
内のギヤとを噛合するよう構成し、これによって前記ス
ピードメータギヤの組付作業の自動化を図り、当該組付
作業を効率よく確実に行うことを可能としたスピードメ
ータギヤ組付装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明はライン上を搬送
されるエンジンのトランスミッションにスピードメータ
ギヤを取着するための装置であって、当該スピードメー
タギヤ組付装置を構成する把持部に、前記スピードメー
タギヤと当該スピードメータギヤをトランスミッション
に固定するためのセットプレートとボルトとを所定の状
態で保持すると共に前記ボルトの締め付けを行う組付機
構と、前記スピードメータギヤとトランスミッションの
内部に配設されるギヤとを噛合させるために前記組付機
構を所定量回動させる手段とを設けるよう構成すること
を特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るスピードメータギヤ組付装置につい
て好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
第1図において、参照符号2は本発明に係るスピードメ
ータギヤ組付装置を配設する組立ステーションを示し、
この組立ステーション2はライン4上を搬送されるエン
ジン6のトランスミッション8にミッションオイルを注
入する作業とスピードメータギヤ10を装着する作業を
行うものである。すなわち、トランスミッション8には
スピードメータギヤ取付用孔部12が画成され、このス
ピードメータギヤ取付用孔部12を介してトランスミッ
ション8にミッションオイルが注入されると共に、前記
スピードメータギヤ取付用孔部12にスピードメータギ
ヤ10が嵌合装着され、セットプレート14、ボルト1
6を介して固定されるものである(第2図並びに第3図
参照)。
そこで、前記組立ステーション2は、基本的には、スピ
ードメータギヤ組付装置18と、供給装置20と、トラ
ンスミッション8に装着されるスピードメータギヤ10
を搬送する搬送手段24と、キャップ押え装置26およ
び複数のノズル28を保持するノズルスタッカ30とか
らなる(第1図参照)。前記ノズル28は図示しないミ
ッションオイル供給装置に接続されていると共に、前記
供給装置20には管体32を介して接続される第1のパ
ーツフィーダ34と、第2のパーツフィーダ36とが接
続される。前記第1パーツフイーダ34は供給装置20
に対してポル目6を送給するものであり、一方、第2パ
ーツフイーダ36はスピードメータギヤlOと係合する
セットプレート14を供給装置20に送給するためのも
のである。
そこで、前記スピードメータギヤ組付装置18は所定間
隔離間して立設されている支柱40a、40bとこの支
柱40a、40bに橋架される横架部材40cとを含む
。前記横架部材40cには第1の摺動部材42が矢印A
方向に摺動自在に係合し、当該第1摺動部材42には第
2の摺動部材44が係合する。この場合、前記第2摺動
部材44は矢印B方向に変位可能に構成されている。さ
らに、前記第2摺動部材44の、図において、下方の端
部にはアーム部材46が配設される。前記アーム部材4
6は矢印C方向に変位可能である。当該アーム部材46
の先端部には矢印り方向および矢印E方向に変位可能な
把持部48が設けられている。
第4図に示すように、把持部48は、基本的には、板体
50に取着されるノズル保持機構52と、スピードメー
タギヤ保持機構54と組付機構56とからなる。前記ノ
ズル保持機構52は板体5oの上方に取着されるシリン
ダ58を含む。このシリンダ58のシリンダロッド58
aは、図において、下方に指向して突出して前記板体5
0の図示しない孔部を貫通し、その端部は板体状の連結
部材60と係合している。前記連結部材60にはその両
側部に円筒部60a、60bが形成されると共に、一端
面には下方に指向して延在する取付部材60cが取着さ
れている。前記取付部材60cには保持手段62を構成
する直方体を組み合わせた形態の本体部64が取着され
る。前記本体部64の一端側には溝部66が画成されて
おり、当該溝部66に爪部材68a、68bを所定間隔
離間して嵌合する。
実際、前記爪部材68a、68bは前記本体部64の内
部に配設される図示しない駆動源の駆動作用下にピン部
材70a、70bを中心として矢印方向に揺動するよう
構成されている。
一方、前記板体50の下面部には所定間隔離間してガイ
ドロッド72a、72bが吊着される。当該ガイドロッ
ド72a、72bは前記連結部材60の円筒部60a、
60bに夫々嵌合する。また、前記ガイドロッド72a
、72bの端部には板体74が取着される。前記板体7
4の下面には回転駆動源76が配設され、当該回転駆動
源76の回転駆動軸76aには屈曲形状を呈するアーム
部材78が係合する。この場合、前記アーム部材78の
先端部には受皿80を取着しておく。
このように構成されるノズル保持機構52から所定間隔
離間して前記スピードメータギヤ保持機構54を配設す
る。すなわち、前記スピードメータギヤ保持機構54は
、第5図に示すように、板体50に取着されるシリンダ
82を含み、このシリンダ82のシリンダロッド82a
は前記板体50に穿設される孔部を貫通して当該板体5
0の下方に突出する。当該シリンダロッド82aの先端
部には保持手段84が取着される。当該保持手段84は
駆動源を内装する本体部85と、その先端部に支持され
る爪部材86a、86bを有しており、この爪部材86
a、 86bの中、一方の爪部材86aには略V字状の
溝部88が形成される。また、前記保持手段84の本体
部85には膨出部90が形成され、この膨出部90にロ
ッド92の一端側が係合している。当該ロッド92の他
端側は上方に指向して延在し、板体50に取着される円
筒状のガイド部材94に嵌合する。すなわち、前記円筒
状のガイド部材94はその中間部位にフランジ部94a
を有しており、当該ガイド部材94の一端側は板体50
に形成される孔部に嵌合すると共に、前記フランジ部9
4aが前記板体50に当接して位置決め固定される。さ
らに、前記ガイド部材94の内部には円筒状のスリーブ
96a、96bが配設されており、当該スリーブ96a
、96bに前記ロッド92が摺動自在に嵌合する。これ
によって前記保持手段84の回動を防止している。
次に、組付機構56についてこれを回動する手段との関
係において説明する。
前記組付機構56は回動手段100を介して把持部48
を構成する板体50に対して回動自在に構成されている
。すなわち、第6図に示すように、前記板体50には段
付孔部102が形成されており、当該段付孔部102に
はベアリング104が嵌合する。
実際、前記ベアリング104は前記板体50の段部とリ
ング状の押え部材106とによりその外周部近傍を支承
されている。前記ベアリング104には第1の支持部材
108とこれに固着される第2の支持部材110とが夫
々反対側から嵌合する。
前記第2支持部材110は膨出部112を有し、当該膨
出部112はその途上で分岐し下方に延在した後屈曲し
ている。従って、前記膨出部112の先端は略コ字状を
呈することになる。このような形状の膨出部112に連
結部材114が係合する。
前記連結部材114は、第7図に示すように、シリンダ
116のシリンダロッド116aに取着されており、こ
の場合、前記シリンダ116は板体50に固着される。
また、前記第2支持部材110にはブラケット118が
取着されている(第6図参照)。当該ブラケット118
は前記第2支持部材110に取着される上板120aと
下板120bおよび前記上板120aと下板120bと
を連結するロッド120c、120dとから一体的に構
成される。前記下板120bに組付機構56を構成する
ボルト締付手段122が装着される。
前記ボルト締付手段122は、第8図に示すように、円
筒部124と膨出部126とがら一体的に構成される本
体128を含む。この場合、前記円筒部124の上面に
は孔部124aが穿設されると共に、前記本体128の
円筒部124内にはベアリング130a、130bが所
定間隔離間して配設される。
前記ベアリング130aと130bとの間にはリング状
を呈するギヤ132が設けられ、前記ベアリング130
a、130bおよびギヤ132にシリンダ134を嵌合
する。当該シリンダ134は前記ギヤ132の回動に伴
って回転するように構成されている。実質的に、前記シ
リンダ134は中間部位に膨径部を有し、この膨径部が
前記ベアリング130a、130bおよびギヤ132に
嵌合すると共に、一端側にはシール部材136を係合し
ている。
一方、前記シリンダ134の他端側にはその直径方向に
延在してピン部材138が貫通する。さらに、前記シリ
ンダ134により画成される室140にはピストン14
2が摺動自在に嵌合する。当該ピストン142からはピ
ストンロッド144が突出する。当該ピストンロッド1
44は、第8図において、下方に指向して延在し、前記
シリンダ134の外方に突出してその端部にはボルト1
6の頭部と保合可能な凹部を有するソケット146が取
着されている。前記ピストンロッド144の中間部位に
は前記ピン部材13Bと係合するための長孔148が形
成され、且つ前記室140にはコイルスプリング150
が配設される。このコイルスプリング150の一端側は
前記シリンダ134に当接し、一方、前記コイルスプリ
ング150の他端側はピストン142に圧接している。
従って、前記ピストン142並びにピストンロッド14
4は前記コイルスプリング150の弾発力によって、図
において、上方に付勢されると共に、このピストンロッ
ド144は円筒部124の上面に形成される孔部124
aから圧力流体を供給することにより前記コイルスプリ
ング150の弾発力に抗して下方に摺動変位することが
容易に諒解されよう。
次に、前記円筒部124の下方に蓋部材152を取着す
る。当該蓋部材152はフランジ部と柱体部を有し、前
記柱体部には孔部152aが貫通形成される。前記孔部
152aには前記ピストンロッド144およびソケッ目
46が摺動自在に嵌合する。
さらに、前記蓋部材152には一対の爪部材154a、
154bがピン部材156a、156bを介して揺動可
能に配設される。前記爪部材154a、154bの一端
側には夫々コイルスプリング158a、158bが設け
られ、このコイルスブリング158a、 158bによ
って当該爪部材154a、154bの他端側が互いに接
近する方向に付勢されている。
一方、本体128の膨出部126に長尺な回転駆動源1
60を設ける。前記回転駆動源160の駆動軸は前記膨
出部126内にあって当該膨出部126内に配設される
ギヤ162のボス部162aに嵌合している。前記ギヤ
162のボス部162aは膨出部126の内部に上下方
向に所定間隔離間して配設される−組のベアリング16
4.166に嵌合し、これによって当該ギヤ162が回
動自在に支承されている。前記ギヤ162にはギヤ16
8が噛合しており、このギヤ168は前記円筒部124
内に設けられるギヤ132と噛合する。この場合、前記
ギヤ168はギヤ162と略同様にベアリング170.
172を介して回動自在に支承される。このように構成
することによって、回転駆動源160の回転力は前記膨
出部126内に配設されるギヤ162.168を介して
前記ギヤ132へと伝達されることになる。
さらに、前記本体128には傾斜形成される取付部材1
74が一体的に設けられており、当該取付部材174に
スピードメータギヤ把持手段176が取着される。第6
図並びに第9図に示すように、スピードメータギヤ把持
手段176はアクチュエータ178を含み、当該アクチ
ュエータ178の上面部にはポー目80が形成され、一
方、側面部はポート182が画成される。前記アクチュ
エータ17Bの内部にはピストン184が摺動自在に嵌
合する。前記ピストン184は大径部184aと小径部
184bとこれらを連結するロッド部184Cとから一
体的に構成され、前記大径部184aおよび小径部18
4bには夫々シール部材186.188が係合する。こ
の場合、前記小径部184bはアクチュエータ178の
下面部に穿設される孔部を閉塞するよう構成されている
。前記小径部184bからは下方に指向してピストンロ
ッド190が突出形成されており、当該ピストンロッド
190の先端部は前記取付部材174の開口部192に
臨入して膨径すると共に周溝190aを形成している。
前記周溝190aに一対の爪部材194a、 194b
が係合する。
前記爪部材194a、194bは互いに離間する方向に
延在した後に略直角に屈曲して下方に指向すると共に前
記屈曲部位にピン部材196a、 196bを嵌合し、
これによって取付部材174に揺動自在に取着される。
なお、当該スピードメータギヤ把持手段176は、これ
を構成する爪部材194a、194bにより把持される
スピードメータギヤ10を前記ブラケット118の回転
軸と同軸的に保持するよう前記爪部材194a、 19
4bを屈曲形成している (第6図参照)。また、前記
スピードメータギヤ把持手段176の爪部材194a、
 194bと、ボルト締付手段122の爪部材154a
、 154bとの間にマグネッ) 19Bを配設してお
く。
次に、供給装置20について、第10図並びに第11図
により説明する。すなわち、供給装置20はボルト16
およびセットプレート14を所定部位に送給する送給機
構200と、スピードメータギヤ10の姿勢変換を行う
姿勢変換機構202とからなる。
第10図に示すように、前記送給機構200は基台20
4を含み、当該基台204の上部には垂直部206aと
水平部206bとを有する略し字状を呈したベット20
6が載置される。前記垂直部206aには比較的長尺な
シリンダ208が取着され、このシリンダ208のシリ
ンダロッド208aは前記垂直部206aに穿設される
図示しない孔部を通過して当該送給機構200の内方に
指向して延在し、その端部は板体210に係合している
。さらに、前記ベット206の垂直部206aには円筒
状のガイド部材212a、212bを係合する。前記ガ
イド部材212a。
212bには夫々ロッド214a、214bが嵌合して
おり、このロッド214a、214bは前記板体210
に支持されている。
次に、前記垂直部206aの上面には板体215を取着
する。当該板体215は前記ベット206の水平部20
6bと略平行に配設されており、その先端部には孔部2
15aが穿設される。この場合、前記孔部215aには
第1パーツフイーダ34に接続される管体32が嵌合す
る。
前記ベット206の水平部206bの上面にはガイド溝
207が画成されると共に、スライドプレート216が
配設される。前記ガイド溝207の先端部近傍には第2
パーツフイーダ36からセットプレート14が供給され
るよう構成している。また、前記スライドプレート21
6は前記ガイド溝207に沿って矢印F方向に摺動可能
である。前記スライドプレート216の一端側は上方に
若干屈曲しており、当該一端側は板体210と当接して
いる。従って、当該スライドプレート216はシリンダ
208の駆動作用下に板体210を介して矢印F方向に
摺動することになる。前記スライドプレート216の上
部には略筺体状を呈するブラケット218が固着されて
おり、当該ブラケット21Bの端面部にはスプリングケ
ース220が取着される。このスプリングケース220
の内部にはコイルスプリング222が配設され、前記コ
イルスプリング222は前記ブラケット218内に摺動
可能に配設される摺動部材224に係合する。前記摺動
部材224は上面部に切欠部224aを設けると共に、
一端側には前記切欠部224aと連通するスリンl−2
24bが画成されている。前記切欠部224aには一対
の爪片226a、226bが配設される。この爪片22
6a、226bはその一端側において互いに重畳すると
共に、当該爪片226a、226bに穿設される孔部に
ピン部材228を貫通してこれによって当該爪片226
a、226bの他端側か互いに接近および離間する方向
に揺動するよう構成している。前記爪片226a、22
6bの他端側は互いに接近した際に供給されるポル目6
を受容するための受容部を形成する。
一方、前記摺動部材224のスリン) 224bにはブ
ツシュプレート230が係合しており、この場合、前記
ブツシュプレート230は前記ブラケット218に固着
されている。さらに、前記摺動部材224の上面には板
体231が取着される。前記板体231は実質的に前記
爪片226a、226bの上部を覆うように配設され、
その端部には前記爪片226a、226bによって画成
される受容部に対応して孔部231aが穿設される。
このように構成される送給機構200の近傍に姿勢変換
機構202が配設される。前記姿勢変換機構202は基
台232を含み、当該基台232の上部には複数のベア
リング等を内装した軸受部234が装着される(第11
図参照)。前記軸受部234の一側面には回転駆動源2
36が取着されている。
当該回転駆動源236の回転駆動軸は前記軸受部234
内において当該軸受部234の他端側に突出する回転体
238に係合する。当該回転体238には第1の取付部
材240が取着されており、この第1取付部材240に
第2の取付部材242が取着される。この場合、前記第
2取付部材242は、図から容易に諒解されるように、
断面略コ字状を呈しており、当該第2取付部材242の
互いに対峙する部位にロッド244a、244bが橋架
されている。前記ロッド244a、 244bにはアン
グル部材246並びにコイルスプリング248a、24
8bが外嵌する。この場合、前記アングル部材246は
コイルスプリング248a、’ 248bの弾発力によ
って、図において、上方へと付勢される。
次いで、前記アングル部材246の上方にレール部材2
50を取着する。前記レール部材250の略中央部には
溝部250aが形成されており、当該溝部250aは前
記送給機構200のガイド溝207と連通可能に構成さ
れている。また、当該アングル部材246の下方にはス
ピードメータギヤ用把持具252が取着されている。従
って、前記把持具252は回転駆動源236の駆動作用
下に回転体238、第1取付部材240、第2取付部材
242およびアングル部材246を介して矢印G方向に
変位することが容易に諒解されよう。
そこで、前記把持具252は把持具本体254とこの把
持具本体254の一端側に取着される駆動源256と他
端側に支持される屈曲形状を呈する爪部材258a、2
58bとから構成される。前記爪部材258a、258
bの中、一方の爪部材258aは前記駆動源256の駆
動作用下に他方の爪部材258bに対して接近および離
間する方向に変位することが可能である。
次に、キャップ押え装置26について説明する。
すなわち、前記キャップ押え装置26は、第12図並び
に第13図に示すように、基台260上に取着される軸
受部材262を含む。前記軸受部材262の略中央部に
は軸線方向に指向して図示しない孔部が形成されており
、この孔部にフランジ部を有する略円筒状の保合部材2
63が回転自在に嵌合する。前記係合部材263のフラ
ンジ部には膨出部263aが形成されると共に、当該係
合部材263には複数のスプラインを刻設したロッド2
64が嵌合する。実際、前記係合部材263の内周面に
はロッド264に刻設されたスプラインと係合する溝部
が形成されており、これによって前記ロッド264は係
合部材263と共に回動可能である。前記ロッド264
の一端側にはアーム部材266が取着されており、この
アーム部材266は、第13図に示すように、複数屈曲
すると共にその先端部に一対の取付部材268a、26
8bを介して比較的小型なシリンダ270a、 270
bを取着している。
この場合、前記シリンダ270a、 270bは当該シ
リンダ270a、 270bから突出するシリンダロッ
ド272a、272bが互いに対峙するように配設され
ている。前記シリンダロッド272a、272bの先端
部には夫々押え部材274a、274bが取着される。
従って、前記押え部材274a、274bはシリンダ2
70a、270bの駆動作用下に互いに接近・離間する
ように構成されることになる。
一方、前記ロッド264の中間部位近傍には当該ロッド
264と略直交する方向に延在するシリンダ276が取
着されている。実際、前記シリンダ276の取り付けに
際しては当該シリンダ276の略中央部に係合する取付
部材278が用いられる。前記シリンダ276のシリン
ダロッド276aは当該シリンダ276がら前記ロッド
264の方向に指向して突出しており、その先端部には
連結部材280が係合する。前記連結部材280にはス
リット280aが画成されており、このスリット280
aに前記係合部材263の膨出部263aが係合し、ピ
ン部材282によって回動可能に支承されている。
さらに、前記ロッド264の近傍には前記シリンダ27
6の反対側にアングル部材284が取着される。この場
合、前記アングル部材284には前記ロッド264と略
平行に延在するシリンダ286が支持されており、この
シリンダ286のシリンダロッド286aは前記アング
ル部材284の孔部(図示せず)を貫通して前記ロッド
264の他端側近傍まで延在する。当該シリンダロッド
286aの先端部には前記ロッド264方向に指向する
連結部材288の一端側が取着される。前記連結部材2
88の他端側には円筒状の保合部288aが形成されて
おり、この係合部288aに前記ロッド264の他端側
が回動自在に嵌合している。
従って、前記アーム部材266はシリンダ276を駆動
することにより連結部材280、係合部材263および
ロッド264を介して当該ロッド264を中心に矢印H
方向に揺動するよう構成されている。この場合、前記シ
リンダ286の駆動作用下にシリンダロッド286aを
矢印1方向に変位させると、連結部材288およびロッ
ド264を介して前記アーム部材266が矢印1方向に
変位可能である。
本発明に係るスピードメータギヤ組付装置を配設する組
立ステーションは基本的には以上のように構成されるも
のであり、次にその作用並びに効果について説明する。
先ず、搬送手段24の上面にパレットを介してスピード
メータギヤ10を複数個整列させ、当該スピードメータ
ギヤ10をスピードメータギヤ組付装置18の近傍まで
搬送する。次いで、前記スピードメータギヤ組付装置1
8を駆動してこれに装着されるスピードメータギヤ保持
機構54によって前記スピードメータギヤ10を保持す
る。すなわち、スピードメータギヤ組付装置18を矢印
A乃至矢印E方向に変位させて前記スピードメータギヤ
保持機構54を前記スピードメータギヤ10の上方に位
置決めする。次に、前記スピードメータギヤ保持機構5
4のシリンダ82を駆動してシリンダロッド82aを突
出させ、これによって爪部材86a、86bを前記スピ
ードメータギヤ10に係合し本体部85に内装される駆
動源の駆動作用下に前記爪部材86a、86bを互いに
接近する方向に変位させてスピードメータギヤ10を保
持する。
前記スピードメータギヤ保持機構54で保持したスピー
ドメータギヤ10は姿勢変換機構202の爪部材258
a、258bに移行される。この場合、前記姿勢変換機
構202の回転駆動源236を駆動してアングル部材2
46を矢印G方向に揺動させておく。従って、当該姿勢
変換機構202の爪部材258a、 258bは、第1
0図において、上方に指向した状態となっている。前記
姿勢変換機構202にスピードメータギヤ10を移行し
た後に前記姿勢変換機構202の回転駆動源236を駆
動してアングル部材246を矢印Gと反対の方向に変位
させる。この結果、前記スピードメータギヤ10が直立
した状態に姿勢変換され、且つ前記アングル部材246
の上面部に取着されるレール部材250の溝部250a
と送給機構200のベット206に形成されるガイド溝
207とが整合連通する。そして、前記ガイド溝207
に第2パーツフイーダ36からセットプレート14を送
給すると共に、第1パーツフイーダ34から管体32を
介してボルト16を前記送給機構200の爪片226a
、226bによって画成される受容部に供給しておく。
前記の作用と並行してライン4上を搬送されるエンジン
6のトランスミッション8にミッションオイルを注入す
る作業を行う。すなわち、前記スピードメータギヤ組付
装置18を駆動してそのアーム部材46の先端部に装着
される把持部48のノズル保持機構52をノズルスタッ
カ30に保持されるノズル28に接近させる。次いで、
前記ノズル保持機構52を駆動して複数のノズル28の
中、前記エンジン6の機種に対応したいずれか1つのノ
ズル28を保持する。この場合、前記ノズル保持機構5
2のシリンダ58を駆動して保持手段62を変位させる
と共に、当該保持手段62の本体部64に内装される駆
動源の駆動作用下に爪部材68a、68bを互いに離間
する方向に揺動させる。これによって前記爪部材6sa
、6sbの間に前記ノズル28が存在するように位置決
めした後に爪部材68a、68bを互いに接近する方向
に揺動させて当該ノズル28を把持する。
次に、前記スピードメータギヤ組付装置18を再度駆動
して把持部48を矢印A乃至E方向に変位させエンジン
6を構成するトランスミッション8のスピードメータギ
ヤ取付用孔部12に前記ノズル28を嵌合させる。そし
て、図示しないミッションオイル供給装置から前記ノズ
ル28を介してトランスミッション8内にミッションオ
イルを注入する。この際、キャップ押え装置26により
前記トランスミッション8のドライブシャフト嵌合用の
孔部に係合する栓部材の抜は止めをしておく。これは前
記ミッションオイルの注入の際にトランスミッション8
内に発生する圧力により前記栓部材が脱落するという事
故を防止するためのものである。すなわち、前記押え装
置26のシリンダ276の駆動作用下にシリンダロッド
276aを矢印方向に変位させる。これによって、前記
シリンダロッド276aの先端部に係合する保合部材2
63を介してロッド264が所定量回転する。このロッ
ド264の回転に伴ってその一端側に取着されるアーム
部材266が矢印H方向に揺動する。次いで、シリンダ
286を駆動してシリンダロッド286aを矢印11方
向に変位させる。この結果、ロッド264が矢印■、力
方向変位し、さらにアーム部材266に取付部材268
a、268bを介して取着されるシリンダ270a、2
70bが矢印1.方向に変位する。
次に、前記シリンダ270a、270bの駆動作用下に
これらの先端部に固着される押え部材274a、274
bを互いに接近する方向に変位させて前記トランスミッ
ション8のドライブシャフト嵌合用孔部に係合する栓部
材に前記押え部材274a、274bを夫々圧接して当
該栓部材の抜は止めを行う。
このようにしてトランスミッション8内にミッションオ
イルを所定量注入した後に前記とは逆の作用によりノズ
ル28をノズルスタッカ30に係合させる。この場合、
前記爪部材68a、68bに保持されたノズル28の先
端部からミッションオイルが滴下することがある。従っ
て、前記ノズル28の下方に受皿80を配設する。すな
わち、前記ノズル保持機構52の下方に配設される回転
駆動源76を駆動してこの回転駆動源76の駆動軸76
aにアーム部材78を介して取着される受皿80を矢印
方向に揺動させ、前記受皿80をノズル28の下方に位
置させておく。
以上のようにしてトランスミッション8にミッションオ
イルを注入した後にスピードメータギヤ10を前記トラ
ンスミッション8に取着する。
その際、前記スピードメータギヤ10は、前述したよう
に、姿勢変換機構202によって直立した状態に姿勢変
換され、当該姿勢変換機構202の先端部に爪部材25
8a、258bによって保持されている。そこで、前記
スピードメータギヤ組付装置18を駆動し、組付機構5
6のスピードメータギヤ把持手段176によって前記ス
ピードメータギヤ10を把持する。すなわち、第9図に
おいて、ボー1−180からアクチュエータ178の内
部に圧力流体を導入する。この流体の圧力によってピス
トン184が矢印方向に変位し、これに伴ってピストン
ロッド190が矢印方向に変位する。前記ピストンロッ
ド190の周溝190aには爪部材194a、194b
の一端側が係合しているため、当該爪部材194a、1
94bの他端側は前記ピストンロッド190の変位作用
下にピン部材196a、196bを中心として互いに離
間する方向に変位する。次いで、前記爪部材194a、
 194bの間にスピードメータギヤ10が位置するよ
うにスピードメークギヤ組付装置1日を変位させる。次
に、ポート182から圧力流体を供給してピストン18
4を矢印と反対の方向に変位させ、これによってピスト
ンロッド190を介して爪部材194a、194bの他
端側が互いに接近する方向に変位して前記スピードメー
タギヤ10を把持するに至る。この場合、第10図に二
点鎖線で示すように、前記組付機構56を構成するボル
ト締付手段122の爪部材154a、154b並びにマ
グネット198が送給機構200の前方に位置すること
になる。
そこで、前記送給機構200のシリンダ20Bを駆動す
る。前記シリンダ20Bの駆動作用下にシリンダロッド
208aが矢印F、力方向変位し、これに伴って板体2
10、スライドプレート216およびこのスライドプレ
ート216に固着されるブラケット218がガイド溝2
07に沿って矢印F。
方向に変位するに至る。この場合、前記ガイド溝207
には第2パーツフイーダ36からセットプレート14が
供給されているため、前記スライドプレート216は前
記セットプレート14を押しながら矢印F+力方向変位
する。このようにしてセットプレー目4およびブラケッ
ト218が所定量変位すると、当該ブラケット218の
内部に配設される摺動部材224が前記ボルト締付手段
122に当接する。そこで、前記シリンダ208の駆動
作用下にスライドプレート216およびブラケット21
8をさらに矢印F、力方向変位させると、前記スライド
プレート216によりセットプレート14はさらに押圧
され変位し、姿勢変換機構202の先端部に保持される
スピードメータギヤ10に係合する。その際、前記セッ
トプレート14はマグネット198により吸着されて保
持される。
また、前記摺動部材224およびこれに取着される爪片
226a、226bは前記ボルト締付手段122により
その変位を阻止されているため、前記ブラケット218
およびブツシュプレート230のみがコイルスプリング
222の弾発力に抗して矢印F。
方向に変位する。この場合、前記ブツシュプレート23
0は爪片226a、 226bによって保持されるポル
ト16を矢印F1方向に押圧すると共に、前記爪片22
6a、226bはピン部材228を中心としてその他端
側を互いに離間する方向に変位させる。
従って、前記ボルト16はブツシュプレート230の押
圧作用下に摺動部材224が当接するボルト締付手段1
22内に挿入されることになる。前記ボルト締付手段1
22内に挿入されたボルト16は爪部材154a、 1
54bにより保持される。
このようにしてスピードメータギヤ10、セットプレー
ト14およびボルト16を整合した状態で組付機構56
に保持した後に再度前記スピードメータギヤ組付装置1
8を駆動して前記スピードメータギヤ10をトランスミ
ッション8のスピードメータギヤ取付用孔部12に挿入
する。この場合、把持部48に配設されるシリンダ11
6を駆動してシリンダロッド116aを矢印方向に変位
させてこれに係合する第2支持部材110を介してブラ
ケッ[18を所定量回動させる(第7図参照)。
従って、前述したように、前記ブラケッl−118の回
転中心軸と同軸的に保持されるスピードメータギヤ10
が所定量回動し、当該スピードメータギヤ10とトラン
スミッション8の内部に配設されるギヤとが噛合して前
記スピードメータギヤ10が所定量挿入される。次いで
、前記シリンダ116を駆動してセットプレート14お
よびボルト16を所定位置に位置決めする。
次に、前記ポル)16が保持されるボルト締付手段12
2を駆動して前記ボルト16をトランスミッション8に
螺合させ、セットプレー目4を介して前記スピードメー
タギヤ10を固定する。すなわち、回転駆動源160を
所定方向に回転させ、その回転力を膨出部126内に配
設されるギヤ162.16Bを介して円筒部124内に
配設れるギヤ132に伝達する。これによって前記ギヤ
132が係合するシリンダ134とこのシリンダ134
に嵌合するピストンロッド144および当該ピストンロ
ッド144の先端部に取着されるソケッ目46が所定方
向に回転する。次いで、前記円筒部124の上方に穿設
される孔部124aから圧力流体を前記円筒部124内
に導入する(第8図参照)。この結果、前記シリンダ1
34内に配設されるピストン142がコイルスプリング
150の弾発力に抗して、第8図において、下方へと変
位する。すなわち、ピストン142の変位作用下にピス
トンロッド144およびソケット146が下方へと変位
し、前記ソケット146の先端部に形成される凹部がボ
ルト16の頭部と係合すると共に、前記ソケット146
の外周部によって爪部材154a、 154bを互いに
離間する方向に揺動させるに至る。従って、前記ボルト
16はソケット146と共に所定方向に回転し、当該ボ
ルト16が前記トランスミッションに形成される螺孔に
螺合し、所定のトルクで締め付けられるに至る。この結
果、前記スピードメータギヤ10はセットプレート14
を介して前記ボルト16により固定されることになる(
第3図参照)。
以上のように本実施態様によれば、エンジン6を構成す
るトランスミッション8にスピードメータギヤ10を組
み付ける作業を行う際に、前記スピードメータギヤ10
とこれをトランスミッション8に固着するためのセット
プレート14、ポル)16等の部品を整合状態で保持出
来るよう構成している。すなわち、本実施態様に係るス
ピードメータギヤ組付装置18はこれを構成し且つ所定
方向に変位可能な把持部48に組付機構56を配設して
いる。この場合、前記組付機構56は゛回動手段100
の作用下に所定量回動可能に構成されている。しかも、
前記組付機構56はこれを構成するスピードメータギヤ
把持手段176によって前記スピードメータギヤ10を
保持すると共に、前記セットプレート14をマグネット
198により保持し、さらに前記ボルト16をボルト締
付手段122によって保持出来るよう構成している。
このため、前記スピードメータギヤ10とセットプレー
ト14とボルト16とを整合状態で保持して前記スピー
ドメータギヤ10をトランスミッション8に係合した後
に前記ボルト16をトランスミッション8に螺合し、こ
れによってスピードメータギヤ10を固定することが可
能である。なお、前記スピードメータギヤ10をトラン
スミッション8に係合させる際に、回動手段100の駆
動作用下に前記スピードメータギヤ10を所定量回動さ
せて当該スピードメータギヤ10と前記トランスミッシ
ョン8内に配設されるギヤとを噛合させている。従って
、前記スピードメータギヤ10をトランスミッション8
に組み付ける作業を自動的に行うことが出来、この結果
、当該組付作業を効率よく確実に行うことが可能となる
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、自動車用エンジンの組付
ラインに配設され前記ライン上を搬送されるエンジンの
トランスミッションにスピードメータギヤを組み付ける
ための装置であって、当該スピードメータギヤ組付装置
を構成する把持部に組付機構を配設すると共に、前記組
付機構を所定量回動させる回動手段を設けている。しか
も、前記組付機構にはスピードメータギヤを把持するス
ピードメータギヤ把持手段とセットプレートを保持する
マグネットとボルトを保持し且つ所定方向に回転させる
ボルト締付手段とを設け、これによって前記スピードメ
ータギヤとセットプレートおよびボルトとを整合状態で
保持し、前記トランスミッションに組み付ける。従って
、前記スピードメータギヤの組付作業を自動的に行うこ
とが可能となり、この結果、前記組付作業の効率が向上
し、且つ製品の品質を一層向上させることが出来るとい
う利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスピードメータギヤ組付装置が配
設される組立ステーションの概略斜視図、 第2図は第1図に示す組立ステーションより組み立てら
れるエンジンの概略斜視図、第3図は第2図に示すエン
ジンに組み付けられるスピードメータギヤの組付状態を
示す一部省略斜視図、 第4図は本発明に係るスピードメータギヤ組付装置を構
成する把持部の一部省略斜視図、第5図は第4図に示す
把持部を構成するスピードメータギヤ保持機構の一部省
略断面説明図、第6図は第4図に示す把持部を構成する
組付機構の一部断面正面図、 第7図は第6図に示す組付機構を回転可能にするための
回転手段の一部省略平面図、第8図は第6図に示す組付
機構の要部一部省略断面説明図、 第9図は第6図に示す組立機構を構成するスピードメー
タギヤ把持手段の一部省略断面図、第10図は第1図に
示す組立ステーションに配設される供給装置の一部断面
正面図、 第11図は第10図に示す供給装置を構成する姿勢変換
機構の一部省略断面説明図、 第12図は第1図に示す組立ステーションに配設される
押え装置の平面図、 第13図は第12図に示す押え装置の一部省略側面図で
ある。 2・・・組立ステーション 6・・・エンジン8・・・
トランスミッション 18・・・スピードメータギヤ組付装置20・・・供給
装置 26・・・キャップ押え装置 28・・・ノズル48・
・・把持部      52・・・ノズル保持機構54
・・・スピードメータギヤ保持機構56・・・組付機構
     100・・・回動手段122・・・ボルト締
付手段 176・・・スピードメータギヤ把持手段198・・・
マグネット200・・・送給機構202・・・姿勢変換
機構 FIG、6 FIG、7

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ライン上を搬送されるエンジンのトランスミッシ
    ョンにスピードメータギヤを取着するための装置であっ
    て、当該スピードメータギヤ組付装置を構成する把持部
    に、前記スピードメータギヤと当該スピードメータギヤ
    をトランスミッションに固定するためのセットプレート
    とボルトとを所定の状態で保持すると共に前記ボルトの
    締め付けを行う組付機構と、前記スピードメータギヤと
    トランスミッションの内部に配設されるギヤとを噛合さ
    せるために前記組付機構を所定量回動させる手段とを設
    けるよう構成することを特徴とするスピードメータギヤ
    組付装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、組付
    機構は、実質的に、スピードメータギヤを把持するため
    の爪部材を有するスピードメータギヤ把持手段と、セッ
    トプレートを吸着して保持するマグネットと、ボルト投
    入口とボルト把持用の爪部材とを有するボルト締付手段
    とからなるスピードメータギヤ組付装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、ボル
    ト締付手段は回転駆動源と、前記回転駆動源の駆動作用
    下に回動するシリンダと、前記シリンダに嵌合し且つ当
    該シリンダに伴って回動するピストンロッドと、このピ
    ストンロッドに係着されると共にボルトの頭部に係合す
    るソケットとから構成してなるスピードメータギヤ組付
    装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載の装置において、組付機構を所定量回動させる手段は
    、把持部に回転自在に取着されるブラケットと、当該ブ
    ラケットを所定量回動させるためのシリンダとからなり
    、前記ブラケットに前記組付機構を装着するよう構成し
    てなるスピードメータギヤ組付装置。
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