JPS63214802A - オペレ−タ−ズコンソ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＣＲＴ表示装置とキーボードとからなるオペレ
ーターズコンソールに関する。

〔従来の技術〕

従来のオペレーターズコンソールにおいて、プロセス機
塁の０Ｎ１０　Ｆ　Ｆ操作用ＣＲＴ画面、切替え操作用
ＣＲＴ画面は、その表示の特殊性、キーオペレーション
の特殊性から一般のプラント運転用画面であるＤＤＣア
ナログ計器画面やシーケンス画面とは別の専用画面、別
のキーオペレーションを余−なくされたものであり、ま
たプラントの運転上密接な関連がありながらオペレータ
ーズコンソールの操作の統一性は考慮されてぃなかった
ものである（特開昭５９−２２３８１４号公報参照）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来ＣＲＴを用いたプロセスのディジタル制御装置では
、アナログ計器タイプ（以下、ＤＤＣアナログ計器と称
す）の表示はあったが、多品種製造プロセスの制御で特
に重要となる原料選択スイッチや、タンクなどのプロセ
ス機器の選択スイッチを例とするような、多数の信号名
称を表示し。

そのうちの一点を選択可能とし、その選択状態を表示可
能とするような計器タイプ（以下、一点選択計器と称す
）はなかった。

また、上記と同様な機能を持った専用画面はあったがＤ
ＤＣアナログ計器の表示操作画面とは別画面であるため
失望のプラント運転の際は、　ＣＲＴ両面の切り替え操
作が多くなり使いずらい物であった。

本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり
、その目的は、プラントの運転に関る操作を簡単にする
とともに、統一性のとれたプロセス運転、監視のできる
オペレーターズコンソールを提供するにある。

〔問題点を解決するための手段〕

このような目的を達成するため１本発明は、複数のＤＤ
Ｃアナログ計器を表示する画面においてこれに対応する
複数個の専用の操作キーに選択ポイント切り替えの機能
を追加すると同時に、複数の選択ポイントを表示する部
分のＣＲＴ画面上の表示をＤＤＣアナログ計器と同じ大
きさ、類似のフォーマットにしてＤＤＣアナログ計器と
同心画面上の計器として表示可能とすることにより達成
できる。

則ちＣＲＴのＤＤＣアナログ計器表示画面の計器表示分
割エリアに、スイッチを識別するためのスイッチ名称２
還択を行う複数の信号名称、または機器名称を表示し、
現在選択されている一つの信号名称９機器名称をたとえ
ば色かえ表示、又はリバース表示等の特定表示をするこ
とによりオペレータによる識別を可能とすることができ
るようにし、またスイッチの選択状態を変える時は、選
択しようとする複数の信号名称９機器名称をたとえばカ
ーソルの位置、又は色変え表示、ブリンク表示等の識別
表示により次の選択予定の信号名称を識別できるように
し、この識別マークを専用操作キーにより移動させるこ
とにより望む信号９機器を選択したあと、設定操作をす
ることにより１点選択の状態を新たな状態（選ばれた信
号をＯＮ。

他の信号を０ＦＦ）に変更することができるようにする
。

また、専用操作キーは、分割エリアにＤＤＣアナログ計
暑を表示している場合はＤＤＣアナログ計器の制御モー
ドの変更、設定値、操作出力値を増減する機能を持ち、
１点選択スイッチ計器を表示している場合は１選択ポイ
ントの切替え機能。

次の選択ポイントを指定する機能を有するようにしたも
のである。

〔作用〕

このように構成したオペレーターズコンソールは、複数
の一点選択スイッチ計器と、ＤＤＣアナログ計器を表示
する画面において、これに対応する複数個のキーは表示
されている計器により異なった機能を有することになる
。すなわち、一点選択スイッチ計器が表示されている部
分と対応するキーは、選択ポイントの切替機能を持つキ
ーと次に選択するポイントを指定する機能を持つキーと
なり、アナログ計器が表示されている部分と対応するキ
ーは、制御モードの切替機能を持つキーと。

設定値や操作出力値を増減する機能を持つキーとなる。

したがって、このように一つの画面に一点選択スイッチ
計器とアナログ計器を表宗させ、それぞれ対応するキー
に表示しである計器に対応する機能をもたせることによ
り、従来みられたように選択スイッチ専用ＣＲＴ画面と
ＤＤＣアナログ計器画面をいろいろ切替えて運転、操作
を行なう必要がなくなり、効率のよい運転、操作を行な
うことができるようになる。

〔実施例〕

第１図は本発明が適用されているプロセス制御装置の構
成図を示す。

同図において、４は計算機制御装置、３はオペレーター
ズコンソールである。前記計算制御装置中は計算機と各
種インターフェースとから構成され、制御対象であるプ
ロセス７からのデータを計装信号ケーブル６を介して信
号の授受がなされ、一定周期でＤＤＣアナログ制御、シ
ーケンス制御、あるいは一点選択制御を実行するように
なっている。前記オペレーターズコンソール３は通信ケ
ーブル５を介して前記計算制御袋Ｗ１４と接続され、ア
ナログ制御、シーケンス制御あるいは選択スイッチの各
状態をカラーＣＲＴｌ上に表示できるようになっている
。また、前記オペレーターズコンソール３はＣＲＴＩお
よびキーボード２によってオペレータおよび計算機との
コミュニケーションが行なわれるようになっている。

上記コミュニケーションはたとえば次のようにしてなさ
れる。

プロセス７の反応缶１０の温度検出センサ１１からの温
度信号を計算制御装置ｉ４で受信し、その温度データを
通信ケーブル５を介してオペレーターズコンソール３へ
送信するようになっている。

このオペレーターズコンソール３では受信した温度信号
を前記ＣＲＴＩを用いてオペレータに直感的に判断し易
い形状で、たとえばアナログ計器と同様のバーグラフタ
イプで表示を行うようになっている。また、反応缶１０
のレベル検出センサ１２からのレベル信号も計算制御装
置４で受信し上述と同様にＣＲＴＩにより表示を行なう
ようになっている。オペレータは前記ＣＲＴＩを観察し
キーボード２を用いて希望のレベルの値また（よ各種制
御パラメータの値を設定するようになっている。このよ
うに設定された各種データは通信ケーブル５を介して計
算制御袋！！４に送信され、この計算制御装置４ではこ
れらの値に基づき制御演算を行ない仕込弁８，９の０Ｎ
１０ＦＦの制御によって原料の投入を行なうようになっ
ている。

このように本実施例のプロセス制御装置は、監視を行な
うループ、制御を行なうループを多数備え、しかも、こ
れらのデータ転送、監視制御の演算を一定周期でサイク
リックに行い得、さらに、これら監視ループまたは制御
ループと１対１で対応するＣＲ７表示の模擬計器を有し
ている。

また、前記プロセス制御装置は、多数の信号名称を表示
し、そのうちの一点を選択可能とし、その選択状態を表
示可能とするいわゆる一点選択スインチ計器が備えられ
ている。この一点選択スイッチ計器は前述のＣＲＴ表示
計器と同一画面上に配置されるもので１次に説明するよ
うな処理がほどこされている。

１）前記ＣＲＴ表示計器と類似のフォーマットとなって
いる。

これは、ただ単にＣＲＴ表示上の形を合わせるのみでな
く、ソフトウェア上のリンケージも他のＣＲＴ表示計器
と同じようにしたものである。これにより、ＣＲＴ表示
計器と同じ扱いで登録、変更ができるようになる。

２）ＣＲＴ表示計器と類似のキー処理とする。

これは、他のＣＲＴ表示計器と同じキーオペレーション
とすることにより、操作の単純化、オペレーションのミ
ス低減化を図るためである。

第２図は、ＣＲＴの表示画面の一例を示している。同図
において、符号２５が一点選択スイッチ計器を表わして
いる。また符号２６ないし３２はアナログ計器の調節計
を模擬したＤＤＣアナログ計器を表わしている。

前記一点選択スイッチ計器２５の一番上の行に表示され
ているのがスイッチ魔名称、その下２行にスイッチのサ
ービス名称、さらにその下から該当選択を行いたい機器
の名称が表示されている。

このうち現在選択中の機器、たとえば赤、それ以外の選
択はたとえば緑というように１機器の選択の０Ｎ１０Ｆ
Ｆ状態を識別可能なように色変え表示を行っている。ま
た、選択名称の左にはカーソル表示エリアがあり唯一の
選択名称の前にカーソル４３がブリンク表示されており
、次に選択される機器を識別可能としている。

図中キーボード２には、ＣＲＴ画面と対応して操作キー
３３ないし４２が配置されており、これらの操作キーに
より前記画面に表示されている計器について各種操作を
行なうようになっている。

たとえば、操作キー３５６（ＵＰキー）を押すと、次に
選択したい機器を識別するためのカーソル４３が上方に
移動し、また操作キー３５　ｃ　（ｄｏ％Ｉｎキー）を
押すと前記カーソル４３は下方へ移動する。この操作に
よって選択したい機器を選ぶことがでができる６次に、
０Ｎ１０ＦＦキー３４を押しながら、ＵＰキー３５ｄを
押すことにより１機器の選択状態が新たな選択状態へと
移行できるようになっている。

なお、ＤＤＣアナログ計器を表示している場合。

操作キー３６ｂ、３６ｃを押すと、計器の制御モードに
より設定値や操作出力値が変更されるようになっている
。

第３図は上記説明をさらに詳述するための説明図である
。オペレーターズコンソール３のＣＲＴピュア１に、今
、一点選択スイッチ計器２５が表示されている。計器に
対応した操作キー（ＵＰキー３５ｂ、ｄｏ曽ｎキー３５
ｃ）を操作することによりカーソル４３が上下に移動さ
れるようになっている。

次に選択したい機器名称表示３０９を前記カーソルの移
動で選択した後、ＯＮ１０　Ｆ　Ｆキー３４を押しなが
らＵＰキー３５ｂを押す操作をする。

これにより、選択機器変更検出回路３０１が働き、変更
指令とカーソル位置データが計算制御装置４の選択機器
変更処理回路３０２へ通信ケーブル５を介して伝送され
るようになっている。この選択機器変更処理回路３０２
では、上記データを受けて一点選択制御回路３０５へ一
選択状態の変更要求を発行するようになっている。

前記計算制御装置！４では１機器の選択状態を記憶する
ビットテーブル３０Ｂを備えている。ここで前記変更要
求が発生すると、前記一点選択制御回路３０５は対応し
たビットテーブル３０７の０Ｎ１０ＦＦ状態を新たな状
態への設定を行うようになっている。

そして、ＤＤＣ制御回路、およびシーケンス制御回路３
０４はこのビットテーブル３０６を参照して制御を行う
ようになっている。

一方、オペレーターズコンソール３側において′もこの
ビットテーブル３０６の内容を参照して機器の選択状態
表示を行うようになっている。

このように構成したプロセス制御装置によれば、シーケ
ンスの工程によって、あるいはプラントの運転条件によ
って、原料やプラント機器を選択変更しなければならな
いようなプラント について、一点選択スイッチ計器とアナログ計器を同一
画面に表示することができる。これにより同じ画面にお
いて原料や機−の変更やＤＤＣアナログ計優の設定値や
操作出力値の増減などができるので、工程も条件によっ
て様々に変化するプラントの状態の中からオペレータが
必要とする情報を集約でき、運転を簡単、迅速に行なう
ことができるようになる。

また、一点選択スイッチ計器の現状の選択状態を見なが
ら、次の選択状態を設定するためオペレータの誤動作が
少なくなる０機器の選択状態を変更するためには。

１）選択したい機器を決定しカーソルを合わせる。

２）選択切替操作を行う。

の一挙動操作となるため、操作の信頼性が高くなる等の
効果が得られる。

このような効果を、第４図に示す本実施例と第５図に示
す従来例とを比較して具体的に示す。

まず、第１図に示すプラント７の運転を考える。

このプラントと反応缶１０の温度とレベルがある一定値
まで達すると、内容液と格納缶１７ないし２０のうちい
ずれか一つの格納缶へ移送する。すなわち、オペレータ
は１反応缶１０の温度とレベル、格納缶１７ないし２０
のレベルを監視して、反応終了時、移送可能な格納缶を
判定し電磁弁１３ないし１６のうちいずれか一つの電磁
弁を開するという操作ができる。

従来例（第５図）の場合は、ＤＤＣアナログ、計器画面
５０１を表示して１反応缶１０の温度とレベル、また格
納缶１７ないし２０のレベルを監視し１反応終了で格納
缶＾内溶液を移送するために、グラフィック画面５０２
を下記手段で表示する。

１）グラフィック画面キー５０３を押し、２）グラフィ
ック画面ベージ翫をキーインし、３）エントリーキーを
押す。

次に、グラフィック画面で開したい電磁弁を選択する。

この操作は、 ４）カニ’））Ｌｉ＊−５０６１’１ｊｌｆしたい電磁
弁。横。

カーソルを移動し、 ５）エントリーキーを押す。

次に、電磁弁の開指令を行うため、 ６）データセットキー５０４を押し、 ７）開すなわちｕ　１　ｕをキーインし。

８）エントリーキーを押す。

次に、再たびＤＤＣアナログ計器画面５０１を表示し移
動状態を監視する必要があるため９）ＤＤＣアナログ計
器画面呼出しキー５０７を押す。

１０）呼出したい画面のタグ嵐５０８をキーインする。

１１）エントリーキー５０５を押す。

これに対して、本実施例のように一点選択スイッチ計器
を用いた場合、一点選択スイッチ計器を関連するＤＤＣ
アナログ計器と並べて配置されることから、第４図に示
すような操作で同時の機能が発揮される。すなわち、同
じ画面の反応缶の温度、レベルまたは各格納缶のレベル
を監視しながら、一点選択スイッチ計器に対応した操作
キーを下記手順で操作することができる。

１）　ＵＰ−ｄｏｗｎキー３５ｂ、３５ｃを用いて開し
たい電磁弁の横にカーソルを移動させる。

２）ＯＮ１０ＦＦ切替キー３４を押しながらＵＰキー３
５ｂを押す。

このような簡単な操作にも拘わらず、さら−に移送状態
も同一画面で確認できるという効果を有する。

〔発明の効果〕

以上説明したことから明らかなように１本発明によるオ
ペレーターズコンソールによれば、操作が簡単で、かつ
統一性のとれたプロセス運転・監視ができるようになる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるオペレーターズコンソールが適用
されるプロセス制御装置の一実施例を示すブロック図、
第２図は前記オペレーターズコンソールのＣＲＴピュア
およびキーボードを示す図、第３図は前記オペレーター
ズコンソールの機能を示したブロック図、第４図は本発
明による効果を示す説明図、第５図は従来の機能を説明
する説明図である。 １・・・ＣＲＴピュア、２・・・キーボード、３・・・
オペレーターズコンソール、４・・・計算制御装置、５
・・・通信ケーブル、６・・・入出カケ−プル、７・・
・プロセス、８．９．１３〜１６・・・電磁弁、１０・
・・反応缶、１７〜２０・・・格納缶、１１・・・温度
センサー、１２゜２１〜２４・・・レベルセンサー、２
５・・・一点選択スイッチ計器、２６〜３２・・・ＤＤ
Ｃアナログ計器、３３〜４２・・・キーユニット、４３
・・・カーソル、３０１〜３０５・・・制御ロジック、
３０６〜３０７・・・出力ビツトテーブル、４０１・・
・一点選択スイッチ計器を配したＣＲＴ画面、５０１・
・・従来のＤＤＣアナログ計器画面、５０２・・・グラ
フィック画面、５０３〜５０７・・・専用キーユニット
、５０８・・・ＴＡＧ　　＆・・・キーイン処理。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、プロセス運転状態を表示するカラーＣＲＴ、及びそ
   れに対応する専用操作装置を構成要素とするデジタル制
   御システムで、プロセス運転用のＣＲＴ画面を分割して
   、その各々のエリアに独立にプロセス状態を表示し、そ
   の各々のエリアに対して操作装置を対向させて直接プロ
   セスの運転操作を行うことのできるオペレーターズコン
   ソールにおいて、 分割エリア内に、多数の信号名称を表示し、現在選択さ
   れているただ一つの信号名称を特定表示することにより
   識別できるようにし、この分割エリアに対応する操作装
   置を操作することにより、次に選択したい信号を指定で
   きるようにし、その選択状態を識別表示できるようにし
   、かつ、専用操作装置で操作することにより信号選択状
   態を選択したい状態に変更することができる手段を備え
   たことを特徴としたオペレーターズコンソール。