JPS63214748A - 写真用支持体の製造方法 - Google Patents

写真用支持体の製造方法

Info

Publication number
JPS63214748A
JPS63214748A JP4969987A JP4969987A JPS63214748A JP S63214748 A JPS63214748 A JP S63214748A JP 4969987 A JP4969987 A JP 4969987A JP 4969987 A JP4969987 A JP 4969987A JP S63214748 A JPS63214748 A JP S63214748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
base paper
pulp
paper
photographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4969987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0648362B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Aizawa
泰洋 相澤
Tetsuya Ashida
芦田 哲也
Toru Noda
徹 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority to JP62049699A priority Critical patent/JPH0648362B2/ja
Publication of JPS63214748A publication Critical patent/JPS63214748A/ja
Publication of JPH0648362B2 publication Critical patent/JPH0648362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/775Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers the base being of paper
    • G03C1/79Macromolecular coatings or impregnations therefor, e.g. varnishes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙ta質として(以下基質たる紙t−原紙と呼
称する)その両面を樹脂で被覆した写真用支持体に関す
るものであり、更に詳しくは支持体端部の裁断面からの
現像処理液(以下現像液と記す)の浸み込みによるエッ
ヂ汚れを防止した写真用支持体に関するものである。
〔従来技術〕
従来、フィルム感光材料を除く写真用支持体としては、
紙の片面に硫酸バリウムを主体とするバライタ層を被覆
した、いわゆるバライタ紙が使用されていたが、最近で
は現像処理の自動化迅速化を図る為に原紙の両面t−樹
脂で被覆した防水支持体が使用される様になってきた。
しかしながら、上記防水支持体を使用した場合でも、支
持体端部の切断面からの現像液の浸透は防止できない、
端部の切断面から浸透し九現像液は短時間の7真処理で
は除去できず、熱あるいは経時によ)茶色に変色し、写
真のエッヂ部の汚れとなり、写真としての価値を著しく
損う、このエッヂ汚れを防止する為に原紙層に高いサイ
ズ性を付与する方法が試みられている。
特公昭47−26961号に示すごとく脂肪酸石けんタ
イプのサイズ剤や、特開昭51−132822号に示す
ごとくアルキルケテンダイマー等が写X原紙用のサイズ
剤として用いられているが、それぞれ欠点を有し、十分
なものではない、すなわち、脂肪酸石けんタイプのサイ
ズ剤は現像液中のアルカリに対してサイズ効果が低く%
原紙全製造する際、用水の硬度の影Wt−受は易い岬の
欠点がある。一方、アルキルケテンダイマーの場合は現
像液中のアルコールに対してサイズ効果が低く、又定着
剤として公知のポリアミドポリアミンエピクロルヒドリ
ン樹脂を比較的多量に使用しないと十分なサイズ性が得
られないという欠点を有しておシ、いずれのサイズ剤も
写真原紙用として十分満足すべきものではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕 従って、本発明の目的は、原紙の両面が樹脂被覆された
写真用支持体の端部への現像液の浸み込みを防止し、エ
ッチ汚れを防止する事である。
〔問題点を解決するための手段をよび作用〕本発明者ら
が、前述の欠点を克服するため鋭意研究の結果、原紙の
両面を樹脂で被覆した写真用支持体の製造方法において
、紙料にカチオン性構造単位を有するポリビニルアルコ
ール系樹脂とサイズ剤とを添加して抄造した原紙t−S
質として用いることによって、本発明の目的が達成され
ることを見出した。
本発明の効果は、カチオン性構造単位を有するポリビニ
ルアルコール系樹脂とサイズ剤とを併用することによっ
てはじめて得られるものであシ、各単独の添加では得ら
れないものである。
本発明の実施に用いられるカチオン性構造単位を有する
ポリビニルアルコール(以下PVAと略す)系樹脂とし
ては、アミン窒素または4級アンモニウム窒素金含む構
造単位金有するPVA系樹脂とPVA系樹脂t−1成分
とする共重合体をさすものである。それらの代表例とし
ては%PVA系樹脂として、PTAと3−クロロ−2−
ヒドロキシプロビルトリメデルアンモニウムクロライド
等のカチオン化剤を反応して得られる4級化PV人、N
−(3−ジメチルアミノプロビル)メタアクリルアミド
、トリメチル−3−(1−メタアクリルアミドープロビ
ル)アンモニウムクロライド等のアクリルアミドタイプ
のカチオン性モノマート酢酸ビニルとの共重合体音ケン
化して得られる樹脂、N−(3−アリルオキシ−2−ヒ
ドロキシプロピル)ジメチルアミン、N−(4−アリル
オキシ−3−ヒドロキシブチル)ジメテルアばン等のア
リルエーテルタイプのカチオン性モノマーと酢酸ビニル
との共重合体をケン化して得られる樹脂、カチオン性モ
ノマーと酢酸ビニルと必要に応じてアクリルアミド、ビ
ニルエーテル等の他の共重合性モノマーとの共重合体を
ケン化して得られる樹脂などがある。マタ、PVA、1
lFi[脂t−1成分、!−1−ル共重合体としては、
末端にメルカプト基金有するPVAまたはカルボキシ変
性PVAにアクリルアミドタイプのカチオン性モノマー
とアクリルア考ド等の別の共重合性モノマーと反応して
得られる共重合体、末端にメルカプト基を有するカチオ
ン化PV人にアクリルアミドま九は/及びアクリル酸と
を反応させて得られる共重合体などがある。
これらのカチオン性構造単位を有するPVA系樹脂の具
体的な合成法としては、fi−開昭56−118997
号、特開昭56−88413号、特開昭59−1927
99号、特開昭60−173198号、特開昭60−2
15899号を参照されたい、また、本発明の実施に用
いられるカチオン性構造単位を有するPVA系樹脂のカ
チオン性構造単位の含有率は、0.01〜18モルチ、
好ましくは0.1〜10そルチの範囲が良い、0.01
モル慢以下だと紙料スラリーへの歩留シが悪くカフ、1
8モル%を越すと支持体端部からの現像液の浸透防止効
果が悪くなって好ましくない。
本発明の実施に用いられるカチオン性構造単位を有する
PVA系樹脂の添加量は、通常対パルプ絶乾重量%で0
.1〜10%、好ましくは0.5〜5゜0%である。添
加量が少ないと支持体端部からの現像液の浸透防止効果
が悪く、多過ぎても浸透防止効果の向上が認められない
本発明の実施に用いられるサイズ剤としては、脂肪酸金
属塩あるいは/及び脂肪酸、アルキルケテンダイマー、
アルケニルまたはアルキルコ/Sり酸無水物、特開昭5
4−147211号に記載のエポキシ化高級脂肪酸アミ
ド、特開昭56−109343号に記載の有機フルオロ
化合物があげられる。
本発明の目的を効果的に達成するために、有利に用いら
れるサイズ剤としては、塩化アルミニウム、硫酸パン土
、ポリ塩化アルミニウム等の水溶性アルミニウム塩でパ
ルプに定着される態様での脂肪酸金属塩あるいは/およ
び脂肪酸、水溶性アルミニウム塩を用いるかあるいは用
いないでパルプに定着される態様でのアルキルケテンダ
イマーあるいはアルキルケテンダイマーとエポキシ化高
級脂肪酸アミドとの組み合わせサイズ剤などをあげるこ
とができる。
本発明の実施に有利に用いられる高級脂肪酸塩あるいは
/および高級脂肪酸としては、その炭素数が12〜22
のものが好ましい、その添加量は、支持体端部の現像液
の浸透防止効果の点から対パルプ絶乾重量当シ0.5〜
4.0重量−の範囲が好ましい、また、脂肪酸金属塩あ
るいは/及び脂肪酸と併用される場合の水溶性アルミ+
ウム塩の添加量は、支持体端部の現像液の浸透防止効果
の点から脂肪酸金属塩あるいは/及び脂肪酸に対して固
形重量基準で1/20〜4/1の範囲が、特に1/10
〜1/1の範囲が好ましい。
本発明の実施に有利に用いられるアルキルケテンダイマ
ーとしては、特開昭51−132822号、Tappi
 Mo1.39. Al (1956)等に開示されて
いるもので、アルキル基の炭素数が8〜30、好ましく
は12〜18のものがよい、アルキルケテンダイマーは
通常、その乳化物として市販されておシ、具体例として
は、ディックバーΦ晶レスCo、のアコ−ベル360X
Cなどがある。アルキルケテンダイマーの添加量は、支
持体端部の現像液の浸透防止効果の点から対パルグ絶乾
重i当シ0.2〜4.0重量%の範囲が好ましい。
本発明の目的、即ち原紙の両面が樹脂被覆された写真用
支持体の端部への現像液の浸み込みを防止し、エッヂ汚
れを防止する事を顕著に達成するために、本発明におけ
るカチオン性構造単位を有するPVA系樹脂とサイズ剤
の系に、陽イオン系湿潤紙力増強剤を添加するのが好ま
しい1本発明の実施に有利に用いられる陽イオン性湿潤
紙力増強剤としては、ポリアミンポリアミドエピクロル
ヒドリン樹脂が好ましく、その添加量はパルプ絶乾重量
に対し、0.05〜4.0重量%の範囲が、特に0.1
5〜1.5重量−の範囲が好ましい。
また、本発明の目的を一層顕著に達成するために、原紙
に二価の金―塩をスプレーあるいはタブサイズプレスに
よって含有せしめるのが有利である。それらの二価の金
属塩としては、カルシウム、マグネシウムなどのアルカ
リ土類金属塩あるいは亜鉛、ニッケルなどの遷移金F4
’に陽イオンとして一方、塩素などのハロゲン元素ある
いは硫酸イオンなどを陰イオンとする塩をあげることが
できる。
特に好ましい金属塩は塩化カルシウム、塩化マグネシウ
ム及び塩化バリウムである。二価の金具塩の含有量とし
ては、支持体端部からの現像液の浸透防止の点から、0
.12β〜5.0か讐の範囲が、特に0.5f/I?〜
2.5t/lriの範囲が好ましい。
本発明の実施に用いられるパルプとしては、天然パルプ
が主に用いられるが、必要に応じて天然パルプ以外の合
成パルプ、合成繊維を用いてもよい、天然パルプは塩素
、次亜塩素数塩、二酸化塩素漂白の通常の漂白処理並び
にアルカリ抽出もしくはアルカリ処理および必要に応じ
て過酸化水素、酸素などによ−る酸化漂白処理など、お
よびそれらの組み合わせ処理を施した針′M樹パルプ、
広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹混合パルプの木材パルプが
有利に用いられ、ま九、クラフトパルプ、サルファイド
パルプ、ソーダパルプなど各種のものを用いることがで
きる。
本発明の実施に用いられる原紙には、紙料スラリー調製
時に本発明におけるPVA系樹脂およびサイズ剤の他に
各種の高分子化合物、添加物を含有せしめることができ
る0例えば、水溶性高分子化合物として、アニオン化ポ
リアクリルアミド、カチオン化澱粉など、填料として、
クレー、カオリン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸
化チタンなど、PH調節剤として、苛性ソーダ、炭酸ソ
ーダーなど、着色顔料として、特開昭54−14703
3号に記載のものなど、蛍光増白剤として、住友化学工
業■製のホワイテツクスシリーズ、新日曹化工■製のケ
イコールシリーズ、バイエル・ジャパン■製のブランコ
フォアシリーズなど、そのほか染料などを適宜組み合わ
せて含有せしめることができる。
本発明の実施に用いられる原紙は、各種の水溶性高分子
化合物、添加剤をスグレーあるいはタブサイズプレスに
よって含有せしめるのが有利である。かかる水溶性高分
子化合物、添加剤としては、例えば水溶性高分子化合物
として、カブオン澱粉、ポリビニルアルコール、カルボ
キシ変性ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセル
ロース、ヒトミキシエチルセルロース、セルロースサル
フェート、ゼラチン、カゼイン、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、スチレン−無水マレイン酸ナトリウム塩、ポリス
チレンスルフオン酸ナトリウムなど、ラテックス、エマ
ルシラン類トシて、石油樹脂エマルジ璽ン、スチレン−
無水マレイン酸共重合体アルキルエステルのアンモニウ
ム塩など、スチレンブタジェン共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリエチレン、塩化ビニリデン共重
合体など、顔料として、クレー、カオリン、メルク、硫
酸バリウム、酸化チタンなど、帯電防止性の塩として、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウム、クエン
酸ナトリウム、クエン酸リチウムなど、PH調節剤とし
て、塩酸、リン酸、苛性ソーダ、炭酸ナトリウムなど、
そのほか前記した着色顔料。
蛍光増白剤、染料などの添加剤全組み合わせて含有せし
めるのが有利である。
また、原紙の厚味に関しては特に制限はないが、紙を抄
造後カレンダーにて圧力を印加して正論するなどした表
面平滑性のよいものが好ましく、その坪量は−40t/
lr?〜250η−が好ましい。
本発明の実施に用いられる原紙被覆用の樹脂としては、
ポリオレフィン樹脂や電子線によって硬化する樹脂を用
いることができる。ポリオレフィン樹脂としては、低密
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリブテン、ポリペンテンなどのオレフィンのホモポ
リマーまたはエチレン−プロピレン共重合体などのオレ
フィンの2つ以上から成る共重合体およびこれらの混合
物であシ、各種の密度および溶融粘度指数(メルトイン
デックス)のものを単独にあるいはそれらを混合して使
用できる。
また、原紙被覆用の樹脂中には、酸化チタン、酸化亜鉛
、メルク、炭酸カルシウムなどの白色顔料、ステアリン
酸アミド、アラキシン酸アミドなどの脂肪酸アミド、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、オクチル
酸ジルコニウム、パルミチン酸ナトリウム、パルきテン
酸カルシウム、ラウリン酸ナトリウムなどの脂肪酸金属
塩、テトラキス〔エチレン−3(3,5−ジーtert
−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
メタン、2.6−シーtart−ブチル−4−メチルフ
ェノールなどの酸化防止剤、コバルトブルー、紺青、群
青、セルリアンブルー、フタロシアニンブルーなどのブ
ルーの顔料や染料、コバルトバイオレット、ファストバ
イオレット、マンガン紫などのマゼンタの顔料や染料、
ビス(tert−ブチル−ベンゾオキサゾール)チオフ
ェン、ビス(メチルベンゾオキサゾール)ナフタレンな
どの蛍光増白剤、チヌビン3201テヌビン326、テ
ヌビン328(以上チバ・ガイギー社の商品名)などの
紫外線吸収剤などの各種の添加剤を適宜組み合わせて加
えるのが好ましい。
本発明によ〕製造される写真用支持体は、走行する原紙
上にポリオレフィン樹脂の場合は、加熱溶融した樹脂を
流延するいわゆる押出コーティング法によりで製造され
、その両面が樹脂によシ被覆される。又電子線によシ硬
化する樹脂の場合は、グラビアコーター、ブレードコー
ター等一般に用いられるコーターによシ樹脂t−m布し
た後、電子線を照射し、樹脂を硬化させて被覆する。ま
た、樹脂を原紙に被覆する前に、原紙にコロナ放電処理
、火炎処理などの活性化処理を施すのが好ましい、写真
用支持体の乳剤側表面は、その用途に応じて光沢面、マ
ット面、絹目面などを有し、裏面は通常無光沢面であシ
、表面あるいは必要に応じて表裏両面にもコロナ放電処
理、火炎処理などの活性処理を施すことができる。また
、樹脂被覆紙の樹脂層の厚さとしては特に制限はないが
、一般に5ミクロン〜50ミクロン程度の厚さに押出し
コーティングしたものが有利である。
本発明における写真用支持体には帯電防止、カール防止
等のために、各種のバックコート層を塗設することがで
きる。また、バックコート層には、特公昭52−180
20号、特公昭57−9059号、特公昭57−539
40号−特公昭58−56859号、特開昭59−21
4849号、特開昭58−184144号等に記載もし
くは例示の無機帯電防止剤、有機帯電防止剤、親水性バ
インダー、ラテックス、硬化剤、顔料、界面活性剤等を
適宜組み合わせて含有せしめることができる。
本発明における写真用支持体は、各種の写真構成層が塗
設されてカラー写真印画紙用、白黒写真印画紙用、写植
印画紙用、複写印画紙用、反転写真材料用、銀塩拡散転
写法ネガ及びポジ用、印刷材料層等各種の用途に用いる
ことができる1例えば、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃
臭化銀、塩沃臭化銀乳剤層を設けることができる。ハロ
ゲン化銀写真乳剤層にカラーカプラーを含有せしめて、
多層ハロゲン化銀構成層金膜けることができる。
また、物理現像核を含有せしめて、銀塩拡散転写受像J
!it−設けることができる。それらの写真構成層の結
合剤としては、通常のゼラチンの他に、ポリビニルピロ
リドン、ポリビニルアルコール、多糖類の硫酸エステル
化合物などの親水性高分子物質を用いることができる。
また、上記の写真構成層には各種の添加剤を含有せしめ
ることができる。
例えば、増感色素として、シアニン色素、メロシアニン
色素など、化学増感剤として、水溶性金化合物、イオク
化合物など、カプリ防止剤もしくは安定剤として、ヒド
ロキシ−トリアゾロピリミジン化合物、メルカプト−複
素環化合物など、硬膜剤として、ホルマリン、ビニルス
ルフォン化合物、アジリジン化合物など、塗布助剤とし
て、ベンゼンスルフォン酸塩、スルホコハク酸エステル
塩など、汚染防止剤として、ジアルキルハイドロキノン
化合物など、そのほか蛍光増白剤、鮮鋭度向上色素、帯
電防止剤、PH調節剤、カプラせ剤、更にハロゲン化銀
の生成・分散時に水溶性イリジウム、水溶性ロジウム化
合物などを適宜組み合わせて含有せしめることができる
本発明に係るハロゲン化銀写真材料は、その写真材料に
合わせて「写真感光材料と取扱法」(共1支出版、宮本
五部著、写真技術講座2)に記載されているような露光
、現像、停止、定着、漂白、安定などなどの処理が行わ
れるが、特に発色現像後−浴漂白定着処理を行う多層ハ
ロゲン化銀カラー写真材料は、CD艷LCD−IVC以
上2種の化合物はコダック社の商品名)、ドロキシクロ
ム(メイアンドベーカー社商品名)などいかなる主薬の
カラー現像液でも処理することができる。かかる主薬を
含む現像液にベンジルアルコール、タリウム塩、フェニ
ドンなどの現像促進剤を含有させてもよい、また、有用
な一浴漂白定着液はアミノポリカルボン酸の金属塩(た
とえば、エチレンジアミン四酢酸、プロピレンジアミン
四酢酸などの第2鉄錯塩など)溶液であり、定着剤とし
ては、tオ硫散ソーダ、チオ硫酸アンモニウムなどが有
用である。かかる−浴漂白定着液には種々の添加剤を含
有させることができる。たとえば、脱銀促進剤(たとえ
ば、米国特許第3,512.979号に記載のメルカプ
トカルボン酸、ベルギー特許第682.426号に記載
のメルカプト−複素環化合物など)、汚染防止剤、pH
調節ないしはpH緩衝剤、硬膜剤(たとえば、硫酸マグ
ネシウム、硫酸アルミニウム、カリ明ばんなと)%界面
活性剤など種々の化合物を組み合わせて含有させること
ができる。tた、かかる−浴漂白定着液は種々のpHで
使用され得るが、有用なpH領域はpH6,0〜8.0
である。
次に本発EJ[−さらに具体的に説明するため、実施例
を述べる。
〔実施例〕
広葉樹漂白クラフトパルプ50重量部と針葉樹サル7ァ
イトパルプ50!量部の混合紙料をカナディアン拳スタ
ンダード・フリーネス310mに叩解し、下記の内添配
合で1702βの紙を抄造した。(配合中の数値は重量
部を示す、)・アルキルケテンダイマーサイズの内添配
合パルプ(LBKP/NBKP=1/1)   100
蛍光増白剤               0.15青
色染料               o、oooos
第1表にh己載のポリマー        3.0At
C1,0,7 CAtCts添加の場合苛性ソーダでpH6,0に調整
)アルキルケテンダイマー乳化物     0.4(ケ
テンダイマー分として) ポリアミンポリアミドエピクロルヒドリン樹脂 0.4
−脂肪酸石ケンサイズの内添配合 パルプ(LBKP/NBKP=、1/1)    10
0蛍光増白剤              0.15青
色染料               o、oooos
第1表に記載のポリff −3,0 脂肪酸石ケン             1.0硫酸パ
ン±               1.Qポリアミン
ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂 0.4得られた湿
紙′ft110℃の加熱プレートで乾燥した。この紙に
、下記の配合の含浸液を3 Of/l?含浸させ、11
0℃の熱風恒温乾燥機で乾燥した。
(配合中の数量はX置部を示す、) カルボキシ変性ポリビニルアルコール    4.0ジ
アミノスブ°ルベンジスルホン酸塩型蛍光増白剤   
 0.05 實色染料               0.002(
塩化カルシウム            4.0)水を
加えて             100含浸、乾燥し
た紙は、線圧90硲−でスーパーカレンダー処理した後
、その両面をコロナ放電処理した0次にその裏面に高密
度ポリエチレン(密度0.96 t/ai、MI5)と
低密度ポリエチレン(密度0.92 f/cd、 MI
 5 >の1:l混合物を樹脂温330℃で溶融押出し
塗布機を用いて30μの厚さにコーティングした1次い
で表面にアナターゼ凰酸化チタン10%を含有する低密
度ポリエチレン(顔料添加前のポリエチレンは密度0.
92 f/j。
MI5)と高密度ポリエチレン(顔料添加前のポリエチ
レンは密度0.96 f/j、MI5)の7:3から成
る樹脂組成物を樹脂温330℃で30μの厚さにコーテ
ィングした。
次いで酸化チタンを含有するポリエチレンの表面にコロ
ナ放電処理した後、支持体に瞬接して順にイエロー発色
カプラーを含む青感ハロゲン化銀乳剤層、中間層、マゼ
ンタ発色カプラーを含む緑感ハロゲン化銀乳剤層、紫外
線吸収層、シアン発色カブラ−を含む赤感ハロゲン化銀
乳剤層および保眼層t−塗設し、カラー印画紙を得た。
このカラー印画紙を連続自動現像機(PCC製作調製カ
ラー臣−ルプロセッサー)によりで現像処理する。
設定6理時間は次のとおシである。
発色現像(33℃、3分30秒)→漂白定着(1分30
秒)→水洗(3分) また、各処理の組成は次のとお〕である。
発色現像液 炭酸ナトリウム(1水塩)      46.Of無水
亜硫酸ナトリウム       2.Of臭化カリウム
           0.5fCD−II     
         4.5fへ中サメタリン酸ナトリウ
ム     0.5を硫酸ヒドロキシルアミン    
   2.Of蛍光増白剤            0
.5tベンジルアル;−ル        12ccジ
エチレングリコール       l0CC水酸化ナト
リウムでP)1=、、10.2Ki1ML、水で全量を
1!に調整する。
漂白定着液 エチレンジアミン四酢酸の第2鉄錯塩    569エ
チレンジアミン四酢酸の2ナトリウム塩   2tチオ
硫酸アンモニウム塩      60f無水亜硫酸ナト
リウム       20f酸性亜硫酸ナトリウム  
      5tリン酸2ナトリウム        
 122水で全量t−14K14整する。
現像処理を終りたカラー印画紙は緑からの液の浸入の深
さを拡大fR1−用いて読み取り九。
得られた結果t−第1表に示す。
?31表から明らかな如く、内添ポリマーとしてカチオ
ン性構造単位を有するPVA系樹脂とサイズ剤としてア
ルキルケテンダイマーを添加した本発明による試料(墓
へ)は、内添ポリマー′f:添加しない試料(Aイ)、
内添ポリマーとしてカチオン化澱粉またはアエオニツク
ポリアクリルアミドを添加した本発明外の試料(墓口、
屓ホ)に比して支持体端部からの現像液の浸み込みが大
きく改善され、この結果印画紙端部の着色もかなシ防止
されていることがよくわかる。tた、内添ポリマーとし
てカチオン性栴造単位?有するPVA系樹脂とサイズ剤
として脂肪酸石ケンt−添加した本発明による試料(ム
チ)は、カチオン化載粉を添加した本発明外の試料(ム
ハ)に比して支持体勾部からの現像液の浸み込みが大き
く改善され、この結果印画紙端部の着色もかな夕防止さ
れていることがよくわかる。更に、本発明の効果は原紙
に塩化カルシウムの様な二価金属塩を含有せしめた場合
(試料ムト及びムリ)に、顕著であることがよくわかる
CQBAの効果〕 本発明によシ、原紙の両面が樹脂被覆された写真用支持
体の端部からの現像液の浸み込みが大きく改善され、そ
れ故エッヂ汚れの防止された優れた写真材料を提供でき
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原紙の両面を樹脂で被覆した写真用支持体の製造
    方法において、カチオン性構造単位を有するポリビニル
    アルコール系樹脂とサイズ剤とを添加して抄造した原紙
    を用いることを特徴とする写真用支持体の製造方法。
  2. (2)該原紙が、サイズ剤としてアルキルケテンダイマ
    ー0.2重量部以上(パルプの重量基準で)を紙料に添
    加して抄造したものである特許請求の範囲第1項記載の
    写真用支持体の製造方法。
  3. (3)該原紙が、サイズ剤として脂肪酸および/または
    その塩0.5重量部以上(パルプの重量基準で)を紙料
    に添加して抄造したものである特許請求の範囲第1項記
    載の写真用支持体の製造方法。
  4. (4)該原紙が、二価の金属塩化合物を含むものである
    特許請求の範囲第1項、第2項および第3項記載の写真
    用支持体の製造方法。
JP62049699A 1987-03-03 1987-03-03 写真用支持体の製造方法 Expired - Fee Related JPH0648362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62049699A JPH0648362B2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03 写真用支持体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62049699A JPH0648362B2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03 写真用支持体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63214748A true JPS63214748A (ja) 1988-09-07
JPH0648362B2 JPH0648362B2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=12838429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62049699A Expired - Fee Related JPH0648362B2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03 写真用支持体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0648362B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04131843A (ja) * 1990-09-25 1992-05-06 Fuji Photo Film Co Ltd 写真印画紙用支持体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54109428A (en) * 1978-02-16 1979-08-28 Mitsubishi Paper Mills Ltd Photographic product
JPS5595943A (en) * 1979-01-16 1980-07-21 Mitsubishi Paper Mills Ltd Photographic polyethylene-covered paper
JPS5880637A (ja) * 1981-11-10 1983-05-14 Fuji Photo Film Co Ltd 写真印画紙用支持体
JPS60217357A (ja) * 1984-04-12 1985-10-30 Mitsubishi Paper Mills Ltd 写真用ポリエチレン被覆紙

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54109428A (en) * 1978-02-16 1979-08-28 Mitsubishi Paper Mills Ltd Photographic product
JPS5595943A (en) * 1979-01-16 1980-07-21 Mitsubishi Paper Mills Ltd Photographic polyethylene-covered paper
JPS5880637A (ja) * 1981-11-10 1983-05-14 Fuji Photo Film Co Ltd 写真印画紙用支持体
JPS60217357A (ja) * 1984-04-12 1985-10-30 Mitsubishi Paper Mills Ltd 写真用ポリエチレン被覆紙

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04131843A (ja) * 1990-09-25 1992-05-06 Fuji Photo Film Co Ltd 写真印画紙用支持体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0648362B2 (ja) 1994-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4133688A (en) Photographic carrier material containing thermoplastic microspheres
US5104722A (en) Photographic support of base paper and polyolefin layers
US4994147A (en) Photographic reflection print material with improved keeping properties
US4994357A (en) Process for producing photographic support
JPH0123772B2 (ja)
US20070009685A1 (en) Support for image recording material
JPS63214748A (ja) 写真用支持体の製造方法
JP2773084B2 (ja) 写真用支持体およびその製造方法
JPH06161029A (ja) 写真要素
JP2899078B2 (ja) 感光材料用支持体
JP2608096B2 (ja) 写真用支持体
JPH0648367B2 (ja) 写真用支持体
JPS63285539A (ja) 写真用支持体
JP2914458B2 (ja) 写真用支持体
JPS62276544A (ja) 印画紙用支持体の製造方法
JP3291319B2 (ja) 写真用支持体
JP2972405B2 (ja) 写真用支持体
JP2871895B2 (ja) 感光材料用支持体
JPH0610740B2 (ja) 写真用樹脂被覆紙
JP2632991B2 (ja) 写真材料の処理方法
JP2871817B2 (ja) 感光材料用支持体
JPS6137613B2 (ja)
JP2907601B2 (ja) 感光材料用支持体
JPH05100357A (ja) 写真用支持体
JP2871356B2 (ja) 写真印画紙用支持体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees