JPS63210974A

JPS63210974A - 現像装置

Info

Publication number: JPS63210974A
Application number: JP4455987A
Authority: JP
Inventors: Mitsuharu Yukinaga; 幸長　光治
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1987-02-27
Filing date: 1987-02-27
Publication date: 1988-09-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写
真装置に適用される現＊ｉｉ装置い係わり、特に現像剤
を予め収容した状態で出荷される現像ＩｉＨの改良に関
する。

（従来の技術）近年、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真装
置において、小型軽量で低コストのものが開発、実用化
され、広く一般に普及しつつある。

一方、これに伴いこれら装置に組込まれる現像装置とし
て、現像剤数容部を有する現像装置本体内に、現像ロー
ラ、現像剤搬送ローラ、現像剤層厚規制部材等を一体に
組込んだ小型軽量で低コストの簡易型のものが実用化さ
れている。

また、このような簡易型の現像＠冒は、通常、現像剤を
予め収容した状態で出荷され、速やかに使用に供される
ような構成となっている。

しかしながら、現像剤を予め収容した状態で出荷するよ
うにした場合、現像装置を被装着部に装着するまでの間
、現像剤が現像ローラ露出用の開口部から零れないよう
にする手立を必要としていた。

そこで、従来は現像＠冒本体を上下方向に貫通する状態
に仕切り板を設けて現像剤数容部を隔離し、現像剤が現
像ローラ露出用の開口部から零れないようにしており、
使用にあたっては仕切り板に形成された開口部を閉塞す
るシールテープを剥がす構成となっている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、このような従来のものにおいては、組立
上の問題、スペース上の問題、およびコスト上の問題を
十分満足するものでなかった。

すなわち、仕切り板の取付けは、通常、その周縁部を現
像装置本体に形成されたフランジ部に＾周波溶着あるい
は超音波溶着するようになっており、さらに、シールテ
ープを仕切り板の開口部を閉塞する状態に熱溶着するも
のであり、特別な組立用装置を持つ必要があるとともに
組立に時間がかかるといった問題がある。

また、現像ｉｉ＊本体外にフランジ部が突出した状態と
なって、その分だけ大きな専有スペースを必要とすると
いったＩＮがある。

さらに、部品点数が多く、しかも、組立に時間がかかる
ためコストがアップするといった問題があった。

本発明は、上記事情に基づきなされたもので、その目的
とするところは、特別なスペースや特別の組立用＠置を
必要とすることなく容易に組立てることができ、しかも
、部品点数の減少とあいまって安価に構成できるもので
ありながら、現像装置を被装着部に装着するまでの間、
確実に現像剤漏れを防止可能とした現像装置を提供しよ
うとするものである。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明は、上記ｒ！ａＷＡ点を解決するために、現１１
ｏ−ラ露出用の開口部を有するとともに内部に現像剤収
容部を有する現像装置本体と、この現像装置本体内かつ
上記開口部から一部を露出させた状態に配置された現像
ローラと、この１２ＩＩローラに摺接して現像剤収容部
の現像剤を現＠ローラに搬送する現像剤搬送ローラと、
上記□現像ローラに弾性的に接触して開口部側に導かれ
るｌ！働ローラ上の現像剤の層厚を規制するとともに現
像剤を摩擦帯電させる現像剤層厚規制部材と、この現像
剤層厚ｌ！制部材の両側端縁部に沿う状態かつ上記現像
ローラの両端部肩山に沿う状態に設けられたサイドシー
ルとを具備してなる現ｌＩ装置において、上記サイドシ
ールと現像ローラとの相互対向面部。

サイドシールと現像剤層厚規制部材との相互対向面ｉ、
および現像ローラと現像剤搬送ローラとの相互対向面部
の少なくとも３個所を通る状態に張設されて上記開口部
からの現像剤漏れを防止するとともに使用時には取除き
可能な現像剤漏れ防止用シートを設けたものである。

（作用）すなわち、本発明は現像ローラ、現像剤搬送ローラ、現
像剤層厚規制部材、サイドシール等の現像機構部の構成
部材を利用して現像剤漏れ防止用シートを保持するよう
にしたから、従来のように特別なスペースや特別の組立
装置を必要とすることなく最低限の部材で、しかも安価
な構成で現像剤漏れを防止することが可能となる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

図中１は現像Ｉ！１本体であり、この現像装置本体１は
ｌｉ像ローラ露出用の開口部２を有するとともに内部に
現像剤収容部３を有した状態となっている。

また、この現＊＊ｉｗ本体１内には、上記開口部２から
一部を露出させた状態にｌ！像ローラ４が設けられてい
るとともに、この現像ローラ４に摺接して現像剤収容部
３の一成分トナーなどの現像剤５を１２−ローラ４に搬
送する現像剤搬送ローラ６が設けられている。

さらに、上記現像ロー５４に弾性的に接触して開口部２
側に導かれる現像ローラ４上の現像剤５の層厚を規制す
るとともに現像剤５を摩擦帯電させる現像側層厚Ｍ制部
材としてのブレード７が設けられているとともに、開口
部２の開口下縁側に位置して現像ローラ４に弾性的に接
触した状態にスクイブレード８が設けられている。

また、これらブレード７．８の両側端縁部に沿う状態か
つ上記現像０−５４の両端部Ｗ４面に沿う状態にサイド
シール９．９が設けられている。

なお、第１図に示すように現’ＩＩＩ装置本体１の側面
には現像剤５を現像剤収容部３に入れるための現像剤供
給口１０が形成されており、キャップ１１により閉塞さ
れた状態となっている。

また、この現像装置！１２においては、ｍｓ剤収容部３
に現像剤５が予め収容された状態で出荷されても良いよ
うに、現’Ｉｌｌ＠Ｒ１２を被装着部に装着するまでの
間、現像剤５が開口部２から零れないような構成となっ
ている。

すなわち、第２図に示すように上記サイドシール９と現
像ローラ４との相互対向面部、サイドシール９とブレー
ド７との相互対向面部、および現１１ｏ−ラ４と現像剤
搬送ローラ６との相互対向面部の少なくとも３１所（こ
の実１１１！１のようにスクイブレード８を備えたもの
にあってはスクイブレード８と現像ロー５４との相互対
向面部を加えた４１１所゛）を通る状態に張設されて上
記開口部２からの現像剤漏れを防止するとともに使用時
には取除き可能な現像剤漏れ防止用シート１３が組込ま
れた状態となっている。

この現像剤漏れ防止用シート１３は、その一端部１３ａ
が現像装置本体１の上面に形成されたシート引抜き口１
４から延出した状態となっているとともに、他端部１３
１）が１！像ローラ４の開口部２からの露出部を覆うよ
うに上方に折返した状態に延出してその先端部が接着テ
ープ１５で現像装置本体１に止められた状態となってい
る。

しかして、出荷、輸送時などの非使用時（被装着部へ装
着させる以前）には、第１図および第２図に示すように
現像剤漏れ防止用シート１３を組込んだままの状態とし
、この現像剤漏れ防止用シート１３により予め現像剤収
容部３に収容された現像剤５が開口部２から零れるのを
防止するとともに、現像ローラ４の開口部２から露出す
る部分を覆うことにより現像ローラ４の汚れや傷付きを
防止することになる。

また、現像装置１１２を使用すべく被装着部に装着する
にあたっては、現像剤漏れ防止用シート１３の他端部を
止めている接着テープ１５を剥がして他端部１３ｂをフ
リー状態とした後、第３図および第４図に示すように現
像剤漏れ防止用シート１３の一端部１３ａを摘まんで上
方（矢印六方向）に引張って引抜くことになる。

そして、第５図および第６図に示すように現像剤漏れ防
止用シート１３を完全に引抜いた後、第゛６図の二点鎖
線で示すように像担持体としての感光体ドラム１６に現
像ローラ４が対向する状態に装着するとともに現像ロー
ラ４および１！像剤搬送ローラ６を矢印方向に回転させ
ることにより、感光体ドラム１６上に形成された静電潜
像を現像させることになる。

なお、シート引抜き口１４には、弾性部材からなる現像
剤掻落し部材１７が設けられており、現像剤漏れ防止用
シート１３を引抜く際に現像剤漏れ防止用シート１３に
付着した現像剤５が外に零れ出ないように掻落すように
なっている。また、この現像剤掻落し部材１７がシール
部材を兼用しており、現像剤漏れ防止用シート１３の引
抜き後のシート引抜き口１４を閉塞してシート引抜き口
１４から現像剤５が飛散しないようになっている。

また、現像剤漏れ防止用シート１３は、たとえば厚みが
１５０−以下の紙０合成樹脂等の可撓性物質で構成され
ていて、組込みおよび−引き抜きが良好に行なえるとと
もに良好な漏れ防止効果と保護効果を維持できるように
なっている。

なお、本発明は上記一実施例に限らず、本発明の要旨を
変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば現像ローラ、現像
剤搬送ローラ、現像剤層厚ｍ割部材、サイドシール等の
現像機構部の構成部材を利用して現像剤漏れ防止用シー
トを保持するようにしたから、従来のように特別なスペ
ースや特別の組立装置を必要とすることなく最低限の部
材で、しかも安価な構成でありながら、現像装置を被装
着部に装着するまでの問、確実に現像剤漏れを防止可能
としたｍ像装置を提供できるといった効果を秦する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は現像剤
漏れ防止用シートを組込んだ状態を示す外観斜視図、第
２図は同じく要部の断面図、第３図は現像剤漏れ防止用
シートを引抜く途中の状態の外観斜視図、第４図は同じ
く要部の断面図、第５図は現像剤漏れ防止用シートを完
全に引抜いた状態の外観斜視図、第１図は同じく要部の
断面図である。１・・・現像＠冒本体、２・・・現像ローラ露出用の開
口部、３・・・現像剤数容部、４・−Ｉ！―ローラ、５
・・・現像剤、６・・・現像剤搬送ローラ、７・・・現
像剤層厚規制部材（ブレード）、９・・・サイドシール
、１２・・・現像装置、１３・・・現像剤漏れ防止用シ
ード、１４・・・シート引抜き口、１６・・・シール部
材兼用の現楡剤掻き落し部材。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第　２　図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）現像ローラ露出用の開口部を有するとともに内部に現像剤収容部を有する現像装置本体と、
この現像装置本体内かつ上記開口部から一部を露出させ
た状態に配置された現像ローラと、この現像ローラに摺
接して現像剤収容部の現像剤を現像ローラに搬送する現
像剤搬送ローラと、上記現像ローラに弾性的に接触して
開口部側に導かれる現像ローラ上の現像剤の層厚を規制
するとともに現像剤を摩擦帯電させる現像剤層厚規制部
材と、この現像剤層厚規制部材の両側端縁部に沿う状態
かつ上記現像ローラの両端部周面に沿う状態に設けられ
たサイドシールとを具備してなる現像装置において、上
記サイドシールと現像ローラとの相互対向面部、サイド
シールと現像剤層厚規制部材との相互対向面部、および
現像ローラと現像剤搬送ローラとの相互対向面部の少な
くとも３個所を通る状態に張設されて上記開口部からの
現像剤漏れを防止するとともに使用時には取除き可能な
現像剤漏れ防止用シートを設けたことを特徴とする現像
装置。
（２）現像剤漏れ防止用シートが、その一端部を現像装置本体の上面に形成されたシート引抜き口
から延出した状態に張設されることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の現像装置。
（３）現像剤漏れ防止用シートが、その他端部を現像ローラの開口部からの露出部を覆う状態に延
出した状態に張設されることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の現像装置。
（４）現像剤漏れ防止用シートが、厚みが１５０μｍ以下の可撓性物質で構成されることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の現像装置。
（５）シート引抜き口が、現像剤漏れ防止用シートに付着した現像剤を掻落す現像剤掻落し部材を
備えていることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載
の現像装置。
（６）現像剤掻落し部材が、現像剤漏れ防止用シートの引抜き後のシート引抜き口を閉塞するシー
ル部材を兼用することを特徴とする特許請求の範囲第５
項記載の現像装置。