JP2606874B2 - 現像器 - Google Patents

現像器

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JP2606874B2
JP2606874B2 JP63075867A JP7586788A JP2606874B2 JP 2606874 B2 JP2606874 B2 JP 2606874B2 JP 63075867 A JP63075867 A JP 63075867A JP 7586788 A JP7586788 A JP 7586788A JP 2606874 B2 JP2606874 B2 JP 2606874B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置
に備えられる現像器に関する。
(従来の技術) 一般に、現像器は、幅方向に長い開口部を介して相連
通する現像剤収容室と現像室を有するが、当該現像器使
用前にあっては、第9図に示すように現像剤収容室(ト
ナー容器)13に形成された開口部14はシールフィルム12
によって完全に閉じられている。そして、現像器の使用
に際しては、第10図に示すようにシールフィルム12を完
全に取り除いて開口部14を完全に開口せしめており、こ
れによって現像剤収容室13から現像室(図示せず)への
現像剤(トナー)の供給を可能ならしめている。尚、第
9図、第10図で述べた収容室13は通常の装置内において
は、現像器の上の方に位置し、この開口部14は下を向い
て構成されているが、説明のために敢えて開口部14を上
に向けて図示した。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の技術においては以下のよう
な問題があった。
即ち、現像室内に現像剤が十分満たされているときで
も、現像剤収容室内の現像剤搬送手段により過剰な現像
剤が現像室内に供給され、その圧力により現像剤収容室
開口部付近において現像剤が圧縮されて塊状になり、こ
の塊状化した現像剤が現像室内に入って、現像に与る
と、適正な画像の形成が妨げられることとなる。
又、現像剤搬送手段が現像剤収容室開口部を通過した
後、現像室内の現像剤が現像剤収容室開口部から現像剤
収容室へ戻り、現像室内の現像剤貯留量が減少してしま
うため、現像剤搬送手段の動作速度を大きくする必要が
ある。
本発明は斯かる問題に鑑みて案出されたもので、現像
剤の塊状化を防ぎ、現像剤の現像剤収容室から現像室へ
の供給が適正なものとなるようにした現像器及びプロセ
スカートリッジを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、潜像を現像する
ための現像室と、この現像室と開口部を介して連通し開
口部を通して搬送する現像剤を収容する現像剤収容室
と、を有する現像器において、前記開口部の長手方向に
沿って弾性シートを設け、この弾性シートにより現像剤
が通過する開口幅を制限したことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、現像剤搬送手段による圧力を弾性シ
ートの撓みにより吸収することができ、現像剤の塊状化
を防止し、更に弾性シートが逆止弁的作用を発揮するた
め、一度現像室内に供給された現像剤は現像剤収容室に
戻りにくくなり、現像室内の現像剤貯留量が減少しにく
く、従って、現像剤搬送手段の動作速度を低く抑えるこ
とが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図乃至第5図は本発明の第1の実施例を示す図面
であり、第1図は本発明を実施した画像形成装置用プロ
セスカートリッジPの断面図であり、該プロセスカート
リッジPは不図示の画像形成装置本体のカートリッジ収
納部に対して着脱される。
第1図中、感光ドラム1はカートリッジハウジング12
内右側部に回転可能に支持され、これは保護カバー8に
より保護されている。そして、この感光ドラム1に近接
して、摩擦帯電ローラ3が回転自在に設けられている。
又、プロセスカートリッジP内上部は、残留トナーを貯
蔵しておく廃トナー室6が設けられている。
前記感光ドラム1の下方に形成された現像室9内に、
その中にマグネットローラを固設した周知の現像スリー
ブ2が回転自在に設けられている。現像室9に隣接し、
且つ該現像室9と開口部5を介して一成分磁性トナーを
用いるトナー容器4が形成されており、トナー容器4は
トナー11を収容している。このトナー容器4と前記現像
スリーブ2と現像室9とは現像器13を構成している。
前記トナー容器4の内部には、トナー搬送手段として
の回転アーム7aとウレタンゴムシート等の可撓性シート
を100μ厚程度にしたものによるすくいシート7bとが一
体となって回転するよう軸支されている。トナー容器4
と現像室9とを連通する開口部5は、第4図に示すよう
に、トナー容器4と現像室9とを仕切る隔壁14の略全長
に亘って開口している。又、現像室9は感光ドラム1の
下方に位置し、トナー容器4のトナー貯留位置は現像室
9の下方に位置するため、開口部5はトナー容器4の高
さの中間部に設けられている。
第4図によって良く示されるように、上記開口部5の
上縁及び下縁は貼付されたポリエチレンテレフタレート
フィルムやポリプロピレン等の延伸発泡体フィルム、又
はこれらのフィルムにアルミ箔を貼り合せたものを50μ
厚のシートにしたシールフィルム10bにより縁取られて
いる。このシールフィルム10bは前記隔壁14の現像室側
に貼付されたものであり、第4図及び第5図に示すよう
に該シールフィルム10bはプロセスカートリッジPの工
場出荷時には前記開口部5を完全に封じる1枚のフィル
ム10であった。
プロセスカートリッジPを画像形成装置本体に装填す
る際に、トナー容器4の開口部5を封鎖しているシール
フィルム10の中央部は、ピックテープ10aを矢印A方向
に引くことにより剥ぎ取られる。このとき残されたシー
ルフィルム10の残部10bは開口部5の上縁と下縁とを縁
取ることとなる。特に、開口部5の下縁を縁取るシール
フィルム残部10bは、現像器9におけるトナー11の蓄積
量を決定する要因の一つとなる。1枚のシールフィルム
10において、第4図に示すように正確にその中央部のみ
を除去するためには、第5図に示すようにピックテープ
10aをシールフィルム10の裏面に貼着して2重構造と
し、これに加えて、該シールフィルム10が長手方向にの
み引き裂けるようにその耐引き裂き強度に異方性を持た
せることが望ましい。
次に、上記構成のプロセスカートリッジPの作用を説
明する。
先ず、プロセスカートリッジPを不図示の画像形成装
置本体に装填すると、前記保護カバー8が自動的に不図
示の開位置に回転移動して感光ドラム1を露呈せしめ
る。このとき、該感光ドラム1は画像形成装置本体側の
機器、特に光学系と整合する。装置本体に設けられた複
写スイッチが押されると、不図示の駆動系が動作し、感
光ドラム1、現像スリーブ2、摩擦帯電ローラ3及び回
転アーム7aが夫々矢印方向に回転する。該回転アーム7a
の回転によりトナー容器4内のトナー11は撹拌され、す
くいシート7bにより開口部5を経て現像室9に搬送さ
れ、現像スリーブ2に磁着する。
一方、感光ドラム1の周面は摩擦帯電ローラ3により
所定の極性に一様に帯電しており、不図示の光学系の作
用により第1図の一点鎖線状に像露光光の照射を受け、
該感光ドラム1の周面上には潜像が形成される。続い
て、感光ドラム1は現像スリーブ2よりトナー11を受
け、潜像をトナー11の選択的付着により顕像とする。そ
して、このトナー11により形成される顕像が不図示の用
紙に転写され、該用紙は不図示の定着器に送られ、トナ
ー画像が用紙上に固定され、画像形成が完了する。尚、
感光ドラム1に付着したまま現像に与らなかった残留ト
ナーは廃トナー室6に集められる。
次に、第2図に基づいて本実施例の現像器13の作用を
説明する。
シールフィルム10bが、トナー容器4と現像室9とを
隔てる隔壁14の現像室9側に接着剤等で貼付されて支持
されており、該シールフィルム10bは開口部5を通過し
ようとするトナー11により押されて撓む。従って、第2
図に示すように現像室9内にトナー11が十分満たされて
いる場合でも、トナー11を搬送するすくいシート7bはト
ナー11を現像室9内へ過剰に押し込もうとするが、シー
ルフィルム10bが撓むので、トナー11に加えられた圧力
がこの撓みによって吸収される。この結果、開口部5付
近でのトナー11の圧縮とそれによる塊状化が防止され
る。
又、第2図に示されるように、トナー11はトナー容器
4より現像室9に搬送されるので、シールフィルム10b
は現像室9側に撓み、従って、トナー容器4より現像室
9へのトナー11の流れに対しては開口面積が広がるよう
に撓み、逆の流れに対しては開口面積が狭まるように撓
むので、逆止弁に類似した作用をなし、従ってトナー11
の戻りは大幅に防止される。これに加えて、第3図に示
されるように、シールフィルム10bがトナー容器開口部
下端より上方へ突出しているために、現像器9内にトナ
ー11を従来より多く堰止めることができ、現像器9内の
トナー貯留量を多くすることが可能となり、その結果、
トナー容器4からのトナー供給率を低めにしても良くな
り、トナー搬送手段としての回転アーム7aの回転速度を
下げることが可能となる。
第6図に示す第2の実施例は、シールフィルム10bを
トナー容器4内面に貼付したものであり、本実施例にお
いても第1の実施例と同様の効果が得られる。
第7図に示す第3の実施例は、シールフィルム残部10
bが、トナー容器開口部5下縁にのみ貼付されるように
したものであり、第1の実施例或は第2の実施例におけ
るのと同様の開口面積を設けるために、トナー容器開口
部5下縁からの突出高さは大きく設定されている。
第8図に示す第4の実施例は、シールフィルム残部10
bがトナー容器開口部5上縁のみに貼付されるようにし
たものであり、開口部5の開口面積を十分小さくするこ
とにより現像室9内のトナー残留量は大幅に増大する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、現像剤搬送手
段による押圧力を弾性シートの撓みで吸収することがで
き、これによって現像剤の塊状化を防止することがで
き、その結果、適正な画像が形成され易くなる。又、弾
性部材が逆止弁的作用を果たすため、現像室内の現像剤
が現像剤容器に戻ることがなくなり、現像室内の現像剤
貯留量が増加し、現像剤搬送手段の動作速度を低く抑え
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した一例としての画像形成装置用
プロセスカートリッジの断面図、第2図、第3図は第1
図のプロセスカートリッジの部分拡大断面図、第4図は
シールフィルム引き裂き要領を示す斜視図、第5図はシ
ールフィルムの構成例を示す斜視図、第6図乃至第8図
は本発明の他の実施例を示した現像部の部分拡大断面
図、第9図は使用前のトナー容器の斜視図、第10図は従
来のトナー容器の開封要領を示す図である。 4……トナー収容室、5……開口部、9……現像室、10
a……シールフィルムの除去可能部分、10b……シールフ
ィルム(弾性シート)、11……トナー。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像を現像するための現像室と、この現像
    室と開口部を介して連通し開口部を通して搬送する現像
    剤を収容する現像剤収容室と、を有する現像器におい
    て、 前記開口部の長手方向に沿って弾性シートを設け、この
    弾性シートにより現像剤が通過する開口幅を制限したこ
    とを特徴とする現像器。
  2. 【請求項2】前記弾性シートは使用前に開口部をシール
    し、且つ、使用時に破断されるシールフィルムの残留部
    で形成される請求項1記載の現像器。
  3. 【請求項3】前記弾性シートは開口部の上部及び下部に
    設けられている請求項1又は2記載の現像器。
  4. 【請求項4】前記弾性シートは開口部の現像室側に設け
    られている請求項1,2又は3記載の現像器。
  5. 【請求項5】前記現像器は画像形成装置本体に着脱可能
    なカートリッジ構成である請求項1,2,3又は4記載の現
    像器。
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