JPS63209451A - ブラシ取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は小型モータにおけるブラシばねと端子板の固定
構造に関するものである。

［従来の技術］ 従来一般に用いられているブラシばねと端子板の固定方
法はねじによる固定である。第７図に小型モータにおけ
る従来のブラシばねと端子板の固定構造の平面図を、第
８図に第７図中へ−へ線に沿う断面図を示す９両図にお
いて、１は端蓋、２はブラシ、３はブラシを保持するブ
ラシばね、４はブラシばねを介してブラシに電気的導通
をとるための端子板である。図に示すように端蓋１の上
面に位置決めされて設置しであるブラシばね３に端子板
４を重ね合せ、その上からねじ５にて締付け、端蓋１に
ブラシばね３と端子板４とを固定している。端蓋１には
突起部ｌ＾、ＩＢを設け、ブラシばね３および端子板４
の位置決め、および回転方向の規制等の機能を持たせて
いる。この場合、樹脂材で形成されている端蓋１にタッ
プタイトねじで、端蓋の貫通孔部にねじを切りながら締
付ける。その締付トルクの強弱および端蓋貫通孔の寸法
等のばらつきで、端蓋のねし山の破壊、いわゆるねじば
かの発生とか、ねじ締付後のねじの戻しトルク（固定強
度）不足等の問題が発生して電気的接続に不安定が生ず
るので、ねじ締めの工程管理に手間がかかる。

他の従来例として、第７図および第８図のねじ５の代わ
りに鳩目等を用い、鳩目の一方の端部をかしめて固定し
ているものもあるが、やはり工程管理上手間を要する。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述したように従来のブラシ取付構造はブラシばねと端
子板以外にねじ、鳩目等の部品を使用し、しかも電気的
な接続に不安定を生ずる欠点があった。本発明はこのよ
うな従来の欠点を除去し、同時に部品点数の削減された
ブラシ取付構造を提供することを目的とする。

ｃ問題点を解決するための手段］ このような目的を達成するために本発明は、ブラシを保
持するブラシばねと、ブラシと外部電源との電気接続を
行うための端子板とを取付けるブラシ取付構造において
、ブラシばねに設けた礼に端子板に設けた突起部が挿入
され、かつ突起部が塑性変形されてブラシばねと端子部
とが圧着固定されていることを特徴とする。

［作　用］ 本発明の取付構造により、組付作業の工程管理が容易に
なり、更に電気的接続の安定化を計れ、また従来用いて
いたねじも廃止できる。

［実施例］ 以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示す断面図である。図にお
いて１１は端蓋、１３はブラシばね、１４は端子板であ
る。ブラシばね１３は端子板１４の平面部１４Ａに設け
た突起部１４Ｂによってかしめられ、ブラシばね１３と
端子板１４とが密着固定された構造となっている。端子
板１４の折曲部１４Ｇは端Ｊｉｉｌｌに設けた貫通孔１
１Ｃ内に圧入され、端ｉｌｌを貫いて外部電源と電気的
に接続できるようになっている。

第２図および第３図は端子板１４の拡大図であり、第２
図は平面図、第３図は第２図のトロ線に沿った断面図で
ある。１４Ｂは前述した突起部で、例えばバーリング加
工によって平面部１４Ａ上に設けられる。１４Ｄ、１４
Ｅはそれぞれ平面部１４Ａに設けた孔で、後述する端蓋
１１に設けた突起部１１０およびＩＩＥにそれぞれ案内
される。

第４図は第１図に示した実施例の組立てを説明するため
の分解斜視図である。ブラシばね１３には孔１３８，１
３０および１２Ｅが設けられている。孔１３Ｂは端子板
１４の突起部１４Ｂとほぼ同形状で、突起部１４Ｂに案
内される。端ｉｌｌには穴１１Ｃおよび２個の突起１１
０およびＩＩＥが設けられている。そしてこれらの各穴
および突起部の位置関係は端子板１４の折曲部１４Ｇを
端蓋の穴１１Ｇに圧入し端子板１４上にブラシばね１３
を突起部１４Ｂが穴１３Ｂを貫通するように載せた時、
突起部１１０およびＬＩＥがそれぞれ穴１４Ｄと１３０
および１４Ｅと１３Ｅに挿入されるようになっている。

また端子板折曲部１４Ｇは切起し・だぼ出し等を施して
、端蓋貫通孔１１Ｇに対して抜は防止対策がとられた形
状にしである。

組付順序として、まず端子板折曲部１４Ｇの先端を端蓋
貫通孔１１Ｃに案内させながら嵌合圧入し、端蓋突起部
１１０およびＬＩＥに位置決めされた状態で端蓋平面部
に当接させる。ブラシばねも同様に位置決めさせて端子
板に重ね合せる。次にブラシばね平面より突出した端子
板突起部１４Ｂをかしめ治具を使用して、頭部を塑性変
形させブラシばね！３を固定する。このようにすると第
５図に示すようにバーリングエッヂ部１４Ｇがブラシば
ねに若干食い込み、ブラシばねと端子板の電気的導通が
、面接触だけの時より、より確実に安定したものとなる
。

第６図に端、子板の他の形態を示す。第２図に示した例
との相違は突起部１４１１が円ボス形状であることであ
る。上述したように端ｉｉｕ、端子板１４およびブラシ
ばね１３を位置決めして重ね合わせた後、円ボス状の突
起部１４１１を押し潰してリベットと同様の役割りを果
させ、ブラシばね１３と端子板１４とを圧着固定するこ
とかでざる。

［発明の効果コ 以−［説明したように、本発明の取付構造により、組付
作業の工程管理が容易になり、更に電気的接続の安定化
を計れ、また従来用いていたねしも廃Ｉしてきる効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明する断面図、第２図および
第３図はそわぞｉ−Ｌ端子板の平面図おＪ：び断面図、 第４図は本発明の実施例の分解斜視図、第５図は第１図
の要部拡大図、 第６図は端子板の他の例の断面図、 第７図および第８図はそれぞれ従来のブラシ取付構造の
平面図および断面図である。 １・・・端蓋、 ２・・・ブラシ、 ３・・・ブラシばね、 ４・・・端イ板、 ５・・・ねじ、 目・・・端蓋、 １１ｃ・・・貫通孔、 １１Ｄ、ｌＩＥ・・・孔、 １３・・・ブラシばね、 １３Ｂ、１３Ｄ、１３Ｅ・・・孔、 １４・・・端子板、 １４１１・・・突起部、 ｌべＣ・・・折曲部、 １４０．１４Ｅ・・・孔。 ２１ラン 第１図 第２図　　　　第３図 第５図　　　　第６図 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ブラシを保持するブラシばねと、前記ブラシと外部電源
   との電気接続を行うための端子板とを取付けるブラシ取
   付構造において、前記ブラシばねに設けた礼に前記端子
   板に設けた突起部が挿入され、かつ該突起部が塑性変形
   されて前記ブラシばねと前記端子部とが圧着固定されて
   いることを特徴とするブラシ取付構造。