JPS63203510A - 梱包機におけるバンドプ−ル装置 - Google Patents

梱包機におけるバンドプ−ル装置

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JPS63203510A
JPS63203510A JP3754187A JP3754187A JPS63203510A JP S63203510 A JPS63203510 A JP S63203510A JP 3754187 A JP3754187 A JP 3754187A JP 3754187 A JP3754187 A JP 3754187A JP S63203510 A JPS63203510 A JP S63203510A
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pool
pool box
roller
box
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は梱包機におけるバンドプール装置に関する。
【従来技術】
第8図に示すように、10はいわゆる縦型の全自動梱包
機で、バンドの供給、先端側の把持、供給側の引戻し、
引締め、切断及びバンド重合部の接着を行う諸機構を成
すコントロール50を内蔵する略方形の箱状を成す本体
11と、この本体11の上面に載置した作業テーブル1
8の中央で長手方向の両端縁に渡り跨設されたコ字状の
バンド案内アーチ12と、本体11の長手方向−側面に
設けられ前記バンド案内アーチ12と直交する方向でバ
ンドコイルを装填可能なバンドリール13を備え、又、
本体11の前記バンド案内アーチ12と同一平面の側面
には、バンドリール13に装填されたコイル状のバンド
をプールボックス21内へ給送するプールフィードユニ
ット20かう構成されるプールユニット30を備えてい
る。 プールユニット30を構成するプールボックス21は第
8図に示すように、横長の長方形状を成す−の板材、フ
ロントプレート43の一方の面を本体外板44にバンド
幅より徹かに大きな間隙を介して平行に対峙させ箱状に
形成したもので、このプールボックス21内には少なく
とも、−明色で前記バンド案内アーチ12に供給される
バンド量より多量のバンドを収容することができる大き
さに形成される。14はバックプールでプールボックス
21と同様に本体外板44にバンド幅より黴かに大きな
間隙を介して対峙する板材39から箱状に形成され、略
下半分をプールボックス21に隣接して内部空間を連通
し、プールボックスの一部を成し、路上半分を前記外板
44上のリアープレート46に前記間隙を介して対峙さ
せ、後述のテンションアーム16に臨んでバンド出口4
9が形成されている。また、45はドア蓋で、前記板材
39の上部側縁に蝶番によりリアープレート46の突出
片46′に面し、核部の空間を開閉自在に設けられてい
る。すなわち、上記バンド出口49はバックプール14
の空間のフロントプレート43上端縁の延長線上という
ことになる。 プールボックス21の下方端縁に設けられるプールフィ
ードユニット20の構成は第8図に示すように、駆動ロ
ーラ22がベアリングケース25内のベアリングに支持
される軸を介してプーリ31に連結され、このプーリ3
1がVベルト32によって図示せざるブールモータに連
結される。また、遊動ローラ23は偏心軸24に軸承さ
れ、この偏心軸24の一端にはレバー47が取り付けら
れると共に、他端にはアジャスタービン27が挿通され
る。このアジャスタービン27の下端にはスプリング3
8の一端が連結され、このスプリング38の他端が、ベ
アリングケース25に取り付けられたスプリングフック
36に連結される。スプリング3Bはアジャスタービン
27を介して偏心軸24を常時一定方向(第8図紙面時
計回り方向)へ回動させ、これにより遊動ローラ23を
駆動ローラ22に摺接せしめている。 偏心軸24には、アングル状のバランスパー29が振動
自在に軸承され、このバランスパー29が前記プールボ
ックス21内へ挿入される。またバランスパー29には
連動杆28が突設され、この連動杆2Bの先端にはスプ
リング37の一端が連結され、このスプリング37の他
端にm整ボルト34の先端が連結される。そして、前記
調整ボルト34が円板部材35の螺孔内で進退自在に取
り付けられ、この調整ボルト34の進退に応じて、連動
杆28すなわちバランスパー29を上方へ引張するスプ
リング37の引張力が調整される。 ベアリングケース25の下面には図示せざるリミットス
イッチが前記連動杆28の先端下方にそのリード片を臨
ませて設けられる。すなわち、プールボックス21内の
バンドの張力(Illりによって前記バランスパー29
すなわち連動杆2Bが下方へ振動してリミットスイッチ
のリード片に接すると、前記プールモータがOFFとな
り駆動ローラ22を停止させ、逆に、プールボックス2
1内のバンド量が減少してバランスパー29すなわち連
動杆28が上方へli[IIIIシてリミットスイッチ
のリード片から離れると、前記ブールモータがONとな
り駆動ローラ23を回動させる。尚、26はバンド通過
用の溝部を備えたプールシュータである。 また、テンションアーム15は、カムの回転によって振
動しバンドの引締めを行う。このテンシ璽ンアーム15
上部に形成されたバンド案内溝の入口が前記テンシ璽ン
アーム15の振動時バックブール14のバンド出口49
の開口縁に臨むように支持される(第8図参照)。 かような構成の装置にあって、バンドの装填は、バンド
リール13のブレーキを解除して所望長さのバンドをバ
ンドリール13のバンドコイルから引き出し、レバー4
7を第8図紙面反時計回り方向へ@動し、プールシュー
タ26よりバンド先端を遊動ローラ23と駆動ローラ2
2間に挿入させ、フロントプレート43と板材39の間
pH63からドアM4S内のテンシ叢ンアーム15へ導
き、次いで本体外部へバンドを供給し、引き戻す図示せ
ざる一対のフィードローラで構成されるフィードユニッ
ト(第8図参照)へ押通して行う。 このバンド装填が終了し、プールボックス21内にはい
まだバンドがプールされていないため、バランスパー2
9はスプリング37によって第4図二点rtsの位置に
あり、また遊動ローラ23はスプリング38の付勢を受
けて常時駆動ローラ22に摺接した状態にある。 モータ電源をONにすると、連動杆28の先端がスプリ
ング37の付勢により図示せざるリミットスイッチのリ
ード片から離れているため、プールモータがONとなり
駆動ローラ22が@転する。 これにより、スプリング3Bの付勢で駆動ローラ22に
摺接する遊動ローラ23もバンドを介して回転し、バン
ドリール13を回転させてプールボックス21内へバン
ドが給送される。そして、プールボックス21内のバン
ドが所定量に達して、その張力(腰)によってバランス
パー29が第8図下方へ振動すると、このバランスパー
29と一体の連動杆2Bが第8図紙面反時計回り方向へ
振動してリミットスイッチのリード片に当接する。 と同時にプールモータがOFFとなって、プールボック
ス21内へのバンドの給送を停止する。 次いでプールボックス21内にプールされたバンドがバ
ンド案内アーチ12内へ供給され、プールボックス21
内のバンド量が減少すると、バランスパー29と共に連
動杆28が第8図紙面時計回り方向に回動して、その先
端がリミットスイッチのリード片から離れ、この信号で
プールモータが再びONとなり、*動ローラ22と遊動
四−ラ23が回動し、プールボックス21内へバンドが
給送され、その後所定1のバンドがプールされると再び
バランスパー28が下方へ押し下げられ、前記と同様に
バンドの給送を停止する。 かように、バンド案内アーチ12へのバンドの供給によ
りプールボックス21内のハンドの減少に応じて上記動
作が繰り返され、プールボックス21内のバンド量は所
定量に維持される。このプール量のvJ監は、前述のよ
うに、調整ポルト34の操作によりスプリング37の引
張力ずなわちバランスパー28の振動のタイミングを適
宜変更することによって行うことができる。 尚、バンド案内アーチ12への供給後回示せざる一対の
フィードローラにより引き戻され、テンシ璽ンアーム1
6により引き締められたバンドの供給側は幾分たるんだ
状態で本体11内に設けたバックプール14内にプール
される。
【問題点】 上述のバランスパーから成る従来のプール量検知機構を
備えるバンドプール装置はバンド案内アーチ12と平行
に設けられる従来のプールボックス21は必然的に本体
11内に設置される乙ととなり、しかも本体11内に設
けられる他の装置例えば電気制御部等の奥に位置するた
め、作業者Cよバンドの装填や前記スプリング37の付
勢力を調整して行うバンドのプール量の調整に際して本
体11正面のカバーを開き本体11内の奥まで手を差し
入れなければならず、危険且つ極めて煩雑であるほか、
詔勅ローラを常時回転させているため、プールボックス
内のバンドの量によっては、二つのローラ間でバンドを
こすってしまうだけの状態が生じ、またバランスバーが
バタバタとな9不愉快である等の欠点を有していた。又
、バンドの重態、硬さや幅の広狭によりバンドの波形変
形が不規則なため、バンドがプールボックス内でプール
される位置がかたよったときバランスパーへのバンド張
力あるいは重力のかかりかたに著しい差異が生じるため
にリミットスイッチの作動が不正確、不M実でプール量
感知の遅速が大きく梱包工程に悪影響を及ぼすこともあ
った。例えばポリエステルバンドのような比較的張力の
高い(腰の強い)バンドを使用する場合、プールボック
ス内のバンドプール量が小量であってもバランスバーを
押してしまうことがあり、充分な呈のバンドプールが行
えない等の事態が生じる。 また、アーチ全長が極めて長大となる特殊な梱包機等に
おいては、アーチ全長分以上のバンドプール量を確保し
ておくことは、アーチ内へのフィードローラによるバン
ド供給のために不可欠の要件であるが、この種のバンド
プール装置におし)ては前述のようにプールボックス2
1が本体11内に設置されることとなる関係上、プール
ボックス21の大きさは本体11の大きさ以下に規制さ
れ、充分な量のバンドをプールすることが困難となる。 さらにプールされたバンドが次第にコシがなくなりバラ
ンスバーを押し付ける張力がなくなり、プール量検知の
ための圧力が低下して必要以上にバンドを送り込みプー
ルしてしまい、さらに、前期プールされたバンドの折れ
曲がった部分に折り癖がつき、一定時間梱包機を使用し
ない場合にはバンドを全て梱包機のプールボックスから
引き出しておかないと前記折り癖によって次回バンド供
給時に折り癖のついたバンドがバンド案内アーチ内で引
っかか快バンド案内アーチ内へのノ(ンド供給に支障を
きたすという欠点があった。
【発明の目的] 本発明は上記したバランスバ一方式の従来例ノ欠点を解
消すべく開発されたもので、その目的とするところは、
バンドを損傷せずに常に正確かつ確実に所望量のバンド
をプールすることが可能な、かつバンドの折り癖により
次回の梱包の際、プールしていたバンドが使用不能にな
る等の事態を生じさせないバンドプール装置を提供する
ことによって、バンド案内アーチに必要量のバンドを円
滑に供給することを目的とする。 【技術的手段】 本発明においては上記目的を達成すべく、バンド供給、
引締、接着、切断の梱包に必要な諸機構を備える本体1
1と、この本体の一側面に付設され該側面に平行にバン
ドを位置させて被梱包物周囲にバンドを配置ずろバンド
案内アーチ12を備え、バンド入口48と出口49を備
えバンド輻より幾分幅広′の間隙を有するプールボック
ス21を介してバンドコイル65から前記バンド供給機
構を経てバンド案内アーチ12ヘバンドを供給するよう
設けた自動梱包機において、 前記プールボックスの一方の側面近傍のプールボックス
21内の上方に適宜間隔を介して複数の固定ローラ3を
軸承し、且つ該複数の固定ローラの近傍でプールボック
スの前記一方の側面近傍から、この一方の側面に対峙す
る他方の側面近傍のプールボックス21内の下方に至る
、同一直線上を往復移動自在のダンサローラ4を配設す
ると共に、前記バンド供給、引締機構及び又はプールボ
ックス21のバンド出口49近傍にバンドを一定するス
トッパー1を設けたことを特徴とする。
【作用】
従って前記プールボックスの一方の側面近傍のプールボ
ックス21内の上方でダンサ−ローラ4を固定ローラ3
上方に停止させた状態で、それぞれ複数の両ローラ3,
4間にバンドを押通し、前記バンド供給、引締機構及び
又はプールボックス21のバンド出口49近傍に設けた
ストッパーで核部のバンドを固定し、前記一方の側面に
対峙する他方の側面近傍のプールボックス21内の下方
にダンサ−ローラ3を移動させることにより、バンドを
環数の両ローラ3,4間に交互に往復させた後、ダンサ
−ローラ3を前記一方の側面に復帰させてバンドをたる
んだ状態でプールすることができ、このダンサ−ローラ
3の下降中、梱包機のバンド引き戻し及び引締時にはバ
ンド供給引締機構及び又はプールボックス21のバンド
出口49近傍に設けたストッパー1を開放しておくこと
によって、引き戻し分及び引締分のバンドをプールボッ
クス21内にバックプールし、その後のバンドの溶着、
切断時及びバンドプール量が次回バンド給送のための所
定量に達するまではストッパー1を作動させバンドを固
定させておくことにより、梱包機本体11側からプール
ボックス21内へバンドが入り込むことを停止させるこ
とにより、常に正確に一定量のバンドを即座に梱包機内
に給送しうる状態にプールすることができる。
【実施例】
以下本発明の詳細を実施例を示す図に基づき説明する。 なお従来例と同一の部材については同一の符号を用いる
。 第1図において10はいわゆる全自動m包機であってバ
ンド供給、引締、接着、切断の梱包に必要な諸機構を備
えろ本体11と、この本体11の一側面に付設され該側
面に平行にバンドを位置させて被梱包物周囲にバンドを
配置するバンド案内アーチ12全備える。18は被梱包
物を載置する作業テーブルである。 21はプールボックスであって、4枚の板材6がプール
ボックスの一方の側面近傍のプールボックス21内の上
方からこの一方の側面に対峙する他方の側面近傍のプー
ルボックス21内の下方に、長手方向を位置させ、且つ
、適宜間隔を介して並設され3本の溝5を形成し、また
、この板材6と、外板43がバンド幅より若干幅広の間
隙を介して対峙し、バンド収容部を成す箱状に形成され
ている。該プールボックスの一方の側面近傍たる上部に
は、第1図右側にバンド入口48が左側にバンド出口4
9がそれぞれ設けられている。プールボックス21内の
バンド入口48及びバンド出口49の各近傍に、ストッ
パー1及びストッパー2が設けられている。ストッパー
1及び2にはリミットスイッチLS7.LS8が取付け
られ、両者間のバンド存在検知信号を後述梱包機本体内
、及び、ダンサ−ローラのエアシリンダの電磁弁、及び
電気制御系統へ出力する。又、このストッパー1゜2は
エアシリンダ又はソレノイドによって作動するロッド7
が設けられてあり前記リミットスイッチの作動によりロ
ッド7が突出して支持板9の一端との間にバンドを把持
、固定する。尚、支持板9の他端はプールボックス21
外へ突出しており、案内ローラが取り付けられている。 4枚の板材6のバンド出入口48,49より若干他方の
側面近傍のプールボックス21内の下方の位置には回転
自在の4個の固定ローラ3が各々等間隔で軸着されてい
る。4はダンサ−ローラで、第2図に示すようにプール
ボックス21の裏側に設けたエアーシリンダ17に往復
部材16を介して連結した摺動板66が2のガイドポー
ル67゜68上を摺動自在に設けられ、前記一方の側面
近傍から、この一方の側面に対峙する他方の側面近傍の
プールボックス21内の下方に至る、同一直線上の板材
6間の溝5を往復移動すなわち昇降自在に取付けられて
おり、板材6間の溝5を貫通して突出する3本の軸19
にダンサ−ローラ4が各々軸承され、往復部材16の昇
降に同期して溝5上を往復移動自在に構成されている。 3個のダンサーローラ4は4個の固定ローラ3の近傍す
なわち各中間位置に等間隔に並んで設けられ、その往復
ストロークは上昇限すなわち一方の移動限度が固定ロー
ラ3の上方、すなわち前記プールボックスの一方の側面
近傍のプールボックス21内の上方のバンド出入口48
.49より若干上方であり、下降限すなわち他方の移動
限度がエアーシリンダの制御機構により調節可能なプー
ルボックス21の前記一方の側面に対峙する。他方の側
面近傍のプールボックス21内の下方の任意位置(第1
図において符号Zで示す位ff1)である。プールボッ
クス21内にはダンサ−ローラ3の前記上昇限の位置及
び下降限の位置でそれぞれ作動し、ダンサ−ローラ3の
上昇限、下降限の検知信号を発生するリミットスイッチ
LSI(図示せず)及びLS2が設けられている。尚、
65ばバンドコイルである。 以下に上述実施例におけろ各装置作動時の作用を説明す
る。 プールボックス21へのバンドの装填は、ダンサ−ロー
ラ4を一方の側面近傍のプールボックス21内の上方、
上昇限位置に停止させ、ストッパー1及びストッパー2
は共に上昇限りミツトスイッチLSIでOFFの状態、
従って、バンドを固定しない状態で行う。先ず、バンド
リールからバンドを適当な長さ引き出し、バンド入口4
8からバンドをプールボックス21内に導く。バンドは
ストッパー2と支持板9との間隙と、固定ローラ3及び
ダンサ−四−ラ4の間、そしてストッパー1と支持板9
との間隙を通してバンド出口49からプールボックス2
1外へと引き出され、梱包機本体のバンド入口から梱包
機本体内の図示せざるフィードローラ間に送り込まれる
。このとき梱包機本体内でフィードローラ近傍に設けら
れたリミットスイッチLS3のリード片により核部への
バンドの到達が検知され、該リミットスイッチLS3の
信号によりストッパー1がONとなりバンドのプールボ
ックス出口端が固定され、バンドの装填が完了する。 バンド装填完了後の装置初期状態においては、ストッパ
ー1は前述のように梱包機本体内のフィードローラ近i
に設けられなリミットスイッチLS3の信号によりON
となって、ロッド7でバンドを支持板9に把持固定して
いる。プールボックス21内のバンドは固定ローラ3、
ダンサ−ローラ4間に一直線となっており、ストッパー
2はOFFでプールボックス21の入口4B側のバンド
は固定されていない。 起動スイッチによりプールボックス背面のエアーシリン
ダ17が作動し、往復部材16すなわちダンサ−ローラ
4が他方の側面近傍のプールボックス21内の下方に下
降移動を開始する。この際プールボックス21のバンド
出口49側はストッパー1によりバンドが把持固定され
ているため、バンドはバンドコイル65から引き出され
ながらプールボックス内に送り込まれ、複数の固定ロー
ラ3及びダンサ−四−94間に交互に往復して釣り下げ
られた状態となる。 ダンサ−ローラ4が下降限に達すると(第1図において
符号Zで示す位fi)他方の側面プールボックス21の
他方の側面に設けられたリミットスイッチLS2によゆ
エアシリンダ17が逆動作してダンサ−ローラが上昇復
帰移動に転じる。これによりバンドは下にたるんだ状態
でプールされる。 ダンサ−ローラ3が上昇限に達すると、プールボックス
21の上部に設けられたリミットスイッチLSIの信号
によりストッパー1がOFF、 ストッパー2がONで
プールボックス21の出口49側のバンド固定が解除さ
れ、入口4日側のバンドが固定される。同時に、梱包機
本体内のフィードローラが正転を開始しバンド案内アー
チ12内にバンドを給送する。バンドが案内アーチ12
内を−周し、バンド溶着、切断機構の一部を成す図示せ
ざるスライドテーブルに到達する。このスライドテーブ
ル下に設けられたリミットスイッチLS4がバンド先端
の到達を検知する信号を発し、この信号によりバンドの
引き戻し及び引締が開始される。すなわち図示せざるカ
ム軸の回転によりプレス部材がバンド先端側を把持し、
フィードローラが逆転を開始しバンドを引戻し始めると
同時にこのカム軸の回転角度を検知したエアーシリンダ
17がONとなりダンサ−ローラ4が再び下降移動し、
引戻し分のバンドをプールボックス21内にパックプー
ルする(第1図において符号Xで示す位置)。このとき
、ストッパー2がONとなっているため、ダンサ−ロー
ラ4が下降移動しているにかかわらずバンドコイル65
からプールボックス21へのバンドの流れ込みがなく、
余分な量のバンドをプールすることを防止する。 バンドが被梱包物に巻回されると、公知の引戻し終了検
知装置によりフィードローラの逆転が終了する。このと
きストッパー1はOFF、ストッパー2はONの状態の
ままでさらにテンションアームがエアシリンダーにより
振動し、バンドの引締が行われる。この間ダンサーロー
ラ3は下降移動を継続しており、バンド引締分もプール
ボックス21内にパックプールされる。 バンドの引締が終了するとバンド引締終了検知装置によ
りストッパー1がON、ストッパー2がOFFにそれぞ
れ切り替わり、同時にバンド溶融、切断、接着の各工程
が終了する。この間エアシリンダ17によりダンサ−ロ
ーラ3はなおも下降移動を続けており、次回梱包のため
のバンドをバンドコイル65からバンド入口48を通し
てプールボックス21内にプールする。 ダンサ−ローラ3がプールボックス21内の他方の側面
近傍の下降限に達するとプールボックス21下部に設け
られたリミットスイッチLS2が作動し、ダンサ−ロー
ラ3がエアシリンダ17により上昇に転じる。ダンサ−
ローラ3が上昇限に達すると、プールボックス21上部
に設けられたリミットスイッチLSI(図示せず)によ
りストッパー1がOFF、ストッパー2がONにそれぞ
れ切り替オ)す次回梱包のためのバンド給送待機状態と
なる。 以下同様にバンドの給送、バンドをパックプールしなが
らの引き戻し、引締、バンドの切断、接着、さらに次の
回のバンド給送に必要な凰のバンドプールが繰り返し行
われる。 第3図、第4図及び第5図には本発明の第2実施例が示
されており、第3図において54は倒立型梱包機であり
、フレーム55、昇降フレーム56、梱包機本体11、
バンド案内アーチ12よりなる。 梱包機本体11はバンド供給、引締、接着、切断の各機
構を°有し、フレーム55の一側面に架設されたチェー
ン69を介してモータMにより駆動される昇降フレーム
56に懸架、固設され、該昇降フレーム56と共に昇降
自在に設けられる。 梱包機本体11内には第4図に示すように、モータによ
り駆動されバンドを案内アーチ12へ給送する一対のフ
ィードローラ52を回転自在ζこ軸承するベアリングケ
ース51、エアシリンダ機構により振動し、バンドを引
締るテンションアーム15及び中間に屈曲部を有し、テ
ンションアーム15に連結され、該テンションアーム1
5と共に振動するテンシ璽ンアームシュータ62が内蔵
されている。該テンシ叢ンアームシュータ62(こ(よ
ソレノイド等によってロッド7を突出させて〕(ンドを
把持固定するストッパー1が設けられてしする。 バンド案内アーチ12は梱包機本体11が上昇限にある
とき本体11下面の作業テーブル1Bと水平位置になる
上アーチ57.58.及び縦アーチ59,60、下アー
チ61よりなり、各アーチはそれぞれフラップ等のバン
ド離脱手段を有する。 バンドはバンドガイド33を介して、倒立梱包機54外
のバンドコイル65からバンドを梱包機本体11内へ導
く。 第3図〜第5図において、21はプールボックスで第1
実施例と同様に固定ローラ3及びダンサ−ローラ4を有
し、上部に制御盤を設けたバンドリールボックス13を
並設している。バンド出口49近傍にはストッパー1が
設けられておらず、第5図に示すようにクランク機構6
3によりアイドルローラ43と接離自在のハンドルロー
ラ41が設けられている。バンド出口49は固定ローラ
3よりも斜め上方に設けられ、バンドガイド33のバン
ド押入口に直結している。その他は第1実施例と同様で
ある。 第2実施例においてバンドの装填は、ストッパー2をO
FF、ダンサ−ローラ4は上昇限に停止、テンションア
ームシュータ62に設けられたストッパー1はOFF、
ハンドルローラ41とアイドルローラ42はクランク機
構63により隔離させ、昇降フレーム56及び梱包機本
体11は上昇限(第5図において実線で示す位置)に位
置している状態で行われる。 バンドリールボックス13からバンドを適当な長さ引き
出し、バンド入口48からバンドをプールボックス内に
導(。バンドは第1実施例と同様ストッパー2から、固
定ローラ3及びダンサ−ローラ4の間を経て、ハンドル
ローラ41とアイドル四−ラ42の間隙を通してバンド
出口49からプールボックス21外へと引き出され、倒
立梱包機54のバンドガイド33のバンド挿入口に差し
込まれる。この状態でクランク機構63によってハンド
ルローラ41をアイドルローラ42にバンドを介して摺
接せしめ、ハンドルローラ41を手回し等の手段により
回転させることによって、バンドをバンドガイド33か
ら、梱包機本体11のバンド入口及びテンションアーム
シュータ62そしてテンションアーム15を介して一対
のフィードローラ52を有するベアリングケース51内
に送り込む。ベアリングケース51内にはリミットスイ
ッチLS3が設けてあり、バンドがフィードローラ52
に到達したことを検知してテンションアームシュータ6
2に設けられたストッパー1をONにし、バンドの装填
が完了する。 す下策1実施例と同様にプールボックス21のエアシリ
ンダ17によりダンサ−ローラ4が下降し、バンドをバ
ンドコイル65から引き出しつつプールする。ダンサ−
ローラ4が下降限(第5図において符号Zで示される位
ii)に達するとリミットスイッチLS2によりダンサ
−ローラ4が上昇に転じ、バンドプールが完了する。 ダンサ−ローラ4が上昇限に達するとりミツトス、イッ
チLSIによりストッパー2がON、テンションアーム
シュータ62のストッパー1がOFFの状態となりバン
ドの給送が開始される。フィードローラが正転し、バン
ドを上アーチ57、第5図左側縦アーチ59、下アーチ
61、左側縦アーチ60、同図右側上アーチ58の順に
バンドを給送し、さらにテーブル18のリミットスイッ
チLS4にバンド先端が達すると図示せざるプレス部材
によりバンド先端側が把持され、バンド引締及び引き戻
しが開始される。 第2実施例においてバンドの引き戻しは、フィードロー
ラの逆転と同時にチェーン駆動により下降する昇降フレ
ーム56と共に梱包機本体11が下降しながら行われる
。各アーチからバンドが離脱して、波器色物の回りにバ
ンドが巻回されるのと並行して、すなわちバンド引き戻
しと同時にエアシリンダ17が作動し、ダンサ−ローラ
4が下降し、引き戻し分のバンドをバックプールする(
第5回行号Y)。 梱包機本体11がさらに下降すると作業テープル18下
方に突出する被梱包物検知リミットスイッチLS5が被
梱包物に衝突して作動する。IJ EットスイッチLS
5により梱包機本体11が下降を停止、と同時にフィー
ドローラの逆転が終了し、ダンサ−ローラ4が下降を停
止して(エアーシリンダ17がフリーとなる)、バンド
引き戻しが終了する。 バンド引き戻し終了同時に、テンションアームシュータ
62に設けられたストッパー1がONとなり、図示せざ
るエアシリンダによりテンシランアーム15が振動して
バンドの引締が行われ、公知の手段によりバンド溶融、
切断、圧着終了の信号で、ダンサ−ローラ4用のエアー
シリンダ17が再度ONとなる。前記リミットカムの働
きによりm包機本体11が上昇に転じると共にダンサ−
ローラ4が下降を再開し、梱包機本体11が上昇するこ
とによって生じる余分のバンドをバックプールする。 梱包機本体11が上昇限に達するとリミットスイッチL
SIが作動し、ストッパー2をOFFにする。この間も
ダンサ−ローラ4は下降を継続しており、次回バンド給
送のために必要な量のバンドをプールする。 ダンサ−ローラ4が下降限に達すると、リミットスイッ
チLS2によりダンサ−ローラ4は上昇に転じ、上昇限
に達するとリミットスイッチLSIが働%ストッパー2
 カON 、テンシ。ンアームシュータ62のストッパ
ー1がOFFとなり、バンド給送のための待機状態とな
る。 以下同様の作用が繰り返される。
【効果】
本発明は以上のように、バランスパ一方式の従来例の欠
点を除去せしめ、バンドを損傷せずに所望量のバンドを
プールすることができ、また、必要以上にプールボック
ス内へバンドを送り込むということのないバンドプール
装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は第1実施例の正面図、第2図(A)、CB)はそれぞ
れプールボックスの要部断面図、第3図は第2実施例の
正面図、第4図は第2実施例におけるバンド給送、引戻
し、引締め機構部分を示す概略図、第5図は第2実施例
によりプールボックス内を示す概略図である。第6図か
ら第8図は従来の手段を示すもので、それぞれ、全体透
視斜視図、プールボックスの分解斜視図、プールフィー
ドユニットの分解斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 バンド供給、引締、接着、切断の梱包に必要な諸機構を
    備える本体と、この本体の一側面に付設され該側面に平
    行にバンドを位置させて被梱包物周囲にバンドを配置す
    るバンド案内アーチを備え、バンド入口と出口を備えバ
    ンド幅より幾分幅広の間隙を有するプールボックスを介
    してバンドコイルから前記バンド供給機構を経てバンド
    案内アーチへバンドを供給するよう設けた自動梱包機に
    おいて、 前記プールボックスの一方の側面近傍に、適宜間隔を介
    して複数の固定ローラを軸承し、且つ該複数の固定ロー
    ラの近傍でプールボックスの前記一方の側面近傍から、
    この一方の側面に対峙する他方の側面近傍に至る、同一
    直線上を往復移動自在のダンサローラを配設すると共に
    、前記バンド供給、引締機構及び又はプールボックスの
    バンド出口近傍にバンドを固定するストッパーを設けた
    ことを特徴とする梱包機における梱包用バンドのバンド
    プール装置。
JP3754187A 1987-02-20 1987-02-20 梱包機におけるバンドプ−ル装置 Granted JPS63203510A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021031073A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 株式会社かわかみ 結束装置における結束テープの締付力一定化構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021031073A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 株式会社かわかみ 結束装置における結束テープの締付力一定化構造

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