JP3031770B2 - 梱包機のプールフィードユニットによるバンドリールのバンド弛み取り方法 - Google Patents

梱包機のプールフィードユニットによるバンドリールのバンド弛み取り方法

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JP3031770B2
JP3031770B2 JP4000257A JP25792A JP3031770B2 JP 3031770 B2 JP3031770 B2 JP 3031770B2 JP 4000257 A JP4000257 A JP 4000257A JP 25792 A JP25792 A JP 25792A JP 3031770 B2 JP3031770 B2 JP 3031770B2
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誠一郎 小山
健一 遠田
博 古川
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ストラパック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、梱包機のプールフィー
ドユニットにおけるバンドリールのバンド弛み取り方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から図1及び図5に示すように梱包
機におけるバンドリール60は、本体11の側面等に取
付けられておりベース70に回転自在に軸承した軸71
にセンタドラム61を有するサーキュラプレート62と
他のサーキュラプレート63を挿通し、ナットハンドル
65でセンタドラム61に嵌装したバンドコイル64を
挾持するよう締め付けてセットする。 前記バンドコイ
ルは通常の梱包機に用いられ汎用のものはポリプロピレ
ンなどのプラスチックにより形成された幅15.5mm
の一連の帯状に整形したバンド約2500mを紙芯に多
重層状に巻きつけ、外径約400mm,幅200mmの
円筒状にしたもので、重量は約12kgとなる。
【0003】このバンド80は後述アーム72の水平部
分に取り付けたガイドローラ74及びリールガード76
下方に取り付けたフリーアングルローラ75を介して本
体内の一対のプールローラにより本体へ引き込まれフィ
ードローラからなるバンド供給機構へ至り、前記プール
ローラが作動すると、引張られて本体11内へ送り込ま
れ、ついで、前記バンド供給機構により本体外へ供給さ
れるが、バンドコイル64は本体内のプールローラが作
動を停止してもその回転慣性によりバンドリール60、
従って、バンドコイル64は、軸71、ブレーキドラム
67、センタドラム61、サーキュラプレート62,6
3と共に回転が継続し、図6に示すようにバンド80が
サーキュラプレート62,63の外周端を飛び越えてサ
ーキュラプレート62,63下方へ落下してしまう。そ
こで以下に述べるブレーキ機構が提案された。
【0004】これは図4および図5に示すようにセンタ
ドラム61を有するサーキュラプレート62にブレーキ
ドラム67を固着し、軸(71)承すると共に、該ドラ
ム67に巻装したベルト68の一端をベース70の同図
左方下端に取り付け、他端を後述するアーム72の上端
に取り付けると共に、このアーム72はL字形状を成し
ベース70の同図下端右方に擺動自在に軸承されセンタ
ドラム61方向に突出するよう形成され、L字状屈曲部
近傍に、ベース70の同図下端左方へ一端を固定したス
プリング73の他端を取付けて、アーム72を平時は同
図時計回り方向へ付勢するよう設けられている。
【0005】従って、平時はアーム72の上端に取付け
たベルト68は引張られてブレーキドラム77に強く巻
付き圧接するため、バンドコイル64は回転しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6は、前記ブレーキ
ドラム67、バンドコイル64、アーム72およびベル
ト68の関係を示すもので、バンド80が本体内のプー
ルローラにより引張られると、バンドに対する張力によ
りアーム72は、スプリング73に抗して原位置Aから
Cへ至り、次いでB位置へと擺動する。このときベルト
68は、AからCへ移動する段階でブレーキドラム67
の外周から離れ始めるためブレーキが解除されサーキュ
ラプレート62、従ってバンドコイル64は回転し、バ
ンド80が次々と引き出される。本体内のプールローラ
の作動が停止するとバンドに対する張力(引張り力)が
無くなるためスプリング73によりアーム72が原位置
Aへ復帰し、このときベルト68がブレーキドラム77
外周へ巻き付きバンドコイル64の回転が停止する。す
なわちこの場合もプールローラの作動停止からバンドコ
イル64の回転停止迄に若干の時間を要するため、ベル
ト68が摩耗している場合に特に顕著となるが、図1及
び図6に示すごとくバンドコイル64の回転慣性により
アーム72がB→A間にあるときにバンドがサーキュラ
プレート63を越えて飛び出してしまう事態の発生が避
けられず、次回バンド引き出し時に円滑にバンド供給が
できずとくに自動梱包ラインにおいて大きな弊害となっ
ていた。
【0007】尚、かような弊害は叙上の従来技術すなわ
ち、ブレーキドラムにベルトを擺動自在のアームにより
圧接離自在に設けたものに限らず、図示は省略するが、
前記軸71に電磁ブレーキを設けたものや、前記アーム
に皮製等のブレーキシューを取付け、このブレーキシュ
ーを擺動するアームにより回転するサーキュラプレート
の外周縁あるいは、バンドコイルに同期回転するブレー
キドラムに圧接離自在に設けてバンドコイルの回転及び
停止を行わしめるよう構成したものにおいても同様に発
生することは言う迄も無い。
【0008】本発明はかかる弊害を解消するために、バ
ンドコイルの回転慣性で引き出された余分のバンドのた
るみをとることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においてはかかる
目的を達成するために梱包機本体に付設したバンド案内
アーチへバンドを供給する一対のフィードローラを備え
るフィードユニットと、バンドを所定量プ−ルするプー
ルボックスと、このプールボックス内へ、制動機構を備
える回転自在のバンドコイルから取り出したバンドを供
給する一対のプールローラを備え、前記プールボックス
内の所定量のバンドプールの有無を検知する検知手段に
より前記一対のプールローラによるバンドの供給を制御
すると共にこのプールローラのバンド供給時前記バンド
コイルの制動機構が解除される梱包機のプールユニット
において、前記検知手段の所定のバンドプール量存在検
知信号で停止したプールボックス内への前記一対のプー
ルローラによるバンドの供給を、この停止の一定短時間
経過後、再開し、設定極短時間行うと共に再び停止する
ことを特徴とする。 また、前記プールローラによるバ
ンド供給の制御が、常時バンドを介して圧接する一対の
プールローラの内少なくとも一方を回転駆動するプール
モータを、前記プールボックス内の所定量のバンドプー
ルの有無を検知する検知手段の検知信号により作動する
開閉器を介して電源に接続し、前記検知手段の所定のバ
ンドプール量存在検知信号で、前記モータと電源の接続
を遮断し、前記検知手段の所定のバンドプール量不存在
検知信号で、前記モータと電源を接続するプールフィー
ドユニットからなる場合には、前記検知手段の所定のバ
ンドプール量存在検知信号で遮断された前記モータと電
源間を、前記遮断後一定短時間経過後、設定極短時間接
続した後再び遮断することを特徴とする。
【0010】また、前記検知手段の所定のバンドプール
量存在検知信号で遮断された前記モータと電源の接続
を、前記遮断後0.3秒経過後、0.15秒間接続す
る。
【0011】
【作用】バンドがプールフィードユニットにより引張ら
れるとバンドコイルの制動機構が解除され、バンドコイ
ルが回転しつつバンドが引き出される。所定プール量バ
ンドがプールされると、検知手段の所定のバンドプール
量存在検知信号でプールモータが停止するが、制動機構
が作動するまで、バンドコイルは回転慣性により回転し
つづけ、バンドが余分に引き出され、バンドコイルの周
面のバンドが大きく弛みそうになるが、プールボックス
内への前記一対のプールローラによるバンドの供給を、
前記検知手段の所定のバンドプール量存在検知信号で停
止した後一定短時間経過後、再開し、設定極短時間行う
と共に再び停止し、また、遮断された前記モータと電源
間を、遮断後一定短時間例えば、0.3秒経過した後、
設定極短時間例えば0.15秒間接続し前記プールロー
ラを回転駆動することにより、前記余分に引き出された
バンドをプールボックス内へ引き込みバンドの弛みを取
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の実施例にもとづ
き説明する。
【0013】図1に示すように、10はいわゆる縦型の
全自動梱包機で、米国特許第3,447,447号およ
び第4,043,261号をはじめ公知のバンドの供
給、先端側の把持、供給側の引戻し、引締め、切断及び
バンド重合部の接着を行う諸機構を成すコントロールユ
ニット50を内蔵する略方形の箱状を成す本体11と、
この本体11の上面に載置した作業テーブル18の中央
で長手方向の両端縁に渡り跨設された下向きコ字状のバ
ンド案内アーチ12と、本体11の長手方向一側面に設
けられ前記バンド案内アーチ12と直交する方向でバン
ドコイルを装填可能なバンドリール63を備え、又、本
体11の前記バンド案内アーチ12と同一平面の側面に
は、バンドリール63に装填されたコイル状のバンドを
プールボックス21内へ給送するプールフィードユニッ
ト20から構成されるプールユニット30を備えてい
る。
【0014】プールユニット30 プールユニット30を構成するプールボックス21は図
2(A)、(B)に示すように、横長の長方形状を成す
一の板材、フロントプレート43の一方の面を本体外板
44にバンド幅より微かに大きな間隙を介して平行に対
峙させ箱状に形成したもので、このプールボックス21
内には少なくとも、一梱包で前記バンド案内アーチ12
に供給されるバンド量より多量のバンドを収容すること
ができる大きさに形成される。14はバックプールでプ
ールボックス21と同様に本体外板44にバンド幅より
微かに大きな間隙を介して対峙する板材39から箱状に
形成され、略下半分をプールボックス21に隣接して内
部空間を連通し、プールボックスの一部を成し、略上半
分を前記外板44上のリアープレート46に前記間隙を
介して対峙させ、後述のテンションアーム15に臨んで
バンド出口49が形成されている。また、45はドア蓋
で、前記板材39の上部側縁に蝶番によりリアープレー
ト46の突出片46’に面し、該部の空間を開閉自在に
設けられている。すなわち、上記バンド出口49はバッ
クプール14の空間のフロントプレート43上端縁の延
長線上ということになる。
【0015】プールフィードユニット20 プールボックス21の下方端縁に設けられるプールフィ
ードユニット20の構成は図3に示すように、駆動ロー
ラ22がベアリングケース25内のベアリングに支持さ
れる軸を介してプーリ31に連結され、このプーリ31
がVベルト32によって図示せざるプールモータに連結
される。また、遊動ローラ23は偏心軸24に軸承さ
れ、この偏心軸24の一端にはレバー47が取り付けら
れると共に、他端にはアジャスターピン27が挿通され
る。このアジャスターピン27の下端にはスプリング3
8の一端が連結され、このスプリング38の他端が、ベ
アリングケース25に取り付けられたスプリングフック
36に連結される。スプリング38はアジャスターピン
27を介して偏心軸24を常時一定方向(図3紙面時計
回り方向)へ回動させ、これにより遊動ローラ23を駆
動ローラ22に摺接せしめている。
【0016】バンドプール量検知手段 偏心軸24には、所定量のバンドプールの有無を検知す
る検知手段たる断面L字状のバランスバー29が擺動自
在に軸承され、このバランスバー29が前記プールボッ
クス21内へ挿入される。またバランスバー29には連
動杆28が突設され、この連動杆28の先端にはスプリ
ング37の一端が連結され、このスプリング37の他端
に調整ボルト34の先端が連結される。そして、前記調
整ボルト34が円板部材35の螺孔内で進退自在に取り
付けられ、この調整ボルト34の進退に応じて、連動杆
28すなわちバランスバー29を上方へ引張するスプリ
ング37の引張力が調整される。
【0017】ベアリングケース25の下面には所定量の
バンドプールの有無を検知信号を発生する図示せざるリ
ミットスイッチが前記連動杆28の先端下方にそのリー
ド片を臨ませて設けられる。すなわち、プールボックス
21内のバンドの張力(腰)によって前記バランスバー
29すなわち連動杆28が下方へ擺動してリミットスイ
ッチのリード片に接すると、所定のバンドプール量存在
検知信号を発生し、この信号で、前記プールモータがO
FFとなり駆動ローラ22を停止させ、逆に、プールボ
ックス21内のバンドが消費され所定のプール量以下と
なると、バランスバー29すなわち連動杆28が上方へ
擺動してリミットスイッチのリード片から離れ、所定の
バンドプール量不存在検知信号を発生し、前記プールモ
ータがONとなり駆動ローラ22を回転駆動させる。
【0018】そして、本願発明においては、前記電源と
プールモータ間のリミットスイッチの回路の前記所定の
バンドプール量存在検知信号を入力する回路に、前記検
知信号入力後0.3秒経過後、0.15秒間前記プール
モータに引加するICからなる回路を分岐接続したもの
である。 前記各設定時間は、勿論可変であり、この設
定値は、前述汎用のバンドコイルの使用開始時のバンド
コイルが最も大径のとき、すなわち、バンドコイルを挟
持する前出サーキュラプレート62,63からバンド繰
り出し端が最も外れやすいときを基準に設定されたもの
である。
【0019】尚、26はバンド通過用の溝部を備えたプ
ールシュータである。
【0020】また、テンションアーム15は、カムの回
転によって擺動しバンドの引締めを行う。このテンショ
ンアーム15上部に形成されたバンド案内溝の入口が前
記テンションアーム15の擺動時バックプール14のバ
ンド出口49の開口縁に臨むように支持される(図
1)。
【0021】かような構成の装置にあって、バンドの装
填は、バンドリール63のブレーキを解除して所望長さ
のバンドをバンドリール63のバンドコイルから引き出
し、レバー47を図5紙面反時計回り方向へ回動し、駆
動ローラ22に対する遊動ローラ23のスプリング38
による圧接を解除して両ローラ22,23間に間隙を形
成してプールシュータ26よりバンド先端を遊動ローラ
23と駆動ローラ22間に挿入させ、フロントプレート
43と板材39の間隙53からドア蓋45内のテンショ
ンアーム15へ導き、次いで本体外部へバンドを供給
し、引き戻す一対のフィードローラ51で構成されるフ
ィードユニット(図1)へ挿通して行う。
【0022】このバンド装填が終了し、プールボックス
21内にはいまだバンドがプールされていないため、バ
ランスバー29はスプリング37によって図2(A)点
線の位置にあり、また遊動ローラ23はスプリング38
の付勢を受けて常時駆動ローラ22に摺接した状態にあ
る。
【0023】モータ電源をONにすると、連動杆28の
先端がスプリング37の付勢により図示せざるリミット
スイッチのリード片から離れているため、プールモータ
がONとなり駆動ローラ22が回転する。これにより、
スプリング38の付勢で駆動ローラ22に摺接する遊動
ローラ23もバンドを介して回転し、バンドリール63
を回転させてプールボックス21内へバンドが給送され
る。そして、プールボックス21内のバンドが所定量に
達して、その張力(腰)あるいは重量によって検知手段
たるバランスバー29が図2(A)下方へ擺動すると、
このバランスバー29と一体の連動杆28が図3紙面反
時計回り方向へ擺動してリミットスイッチのリード片に
当接する。と同時に所定のバンドプール量検知信号を発
生し、この信号で、プールモータがOFFとなって、プ
ールボックス21内へのバンドの給送を停止する。
【0024】バンドが本体内のプールフィードユニット
の一対のプールローラ22,23より引張られると図6
に示すようにアーム72はスプリング73に抗して原位
置AからBへ回動しブレーキが解除されバンドコイル6
4が回転しつつバンド80が引き出される。アーム72
がB位置で一対のプールローラ22,23が停止する
と、バンドに張力がかからなくなるためアーム72はス
プリング73により原位置A方向へ復帰しようとする
が、この間バンドコイル64は回転慣性により回転しつ
づけ、アーム72が旧位Aへ復帰して初めてブレーキが
働くのでバンドが余分に引き出される結果となるが、前
記所定のバンドプール量検知信号を入力したIC回路に
おいて、0.3秒経過後、前記プールモータを電源に導
通する信号を発生し、0.15秒経過後引加が断たれ
る。従って、プールモータ停止後、バンドリールの回転
慣性により余分に引き出されたバンドは、一対のプール
ローラにより本体のプールボックス21内へ引き込まれ
ることになるため前記余分に引き出されたバンドのたる
みをとることになり、図6に示すようなバンドのサーキ
ュラプレート63からの飛び出しを防ぐことができる
(図6実線)。
【0025】次いでプールボックス21内にプールされ
たバンドがバンド案内アーチ12内へ供給され、プール
ボックス21内のバンド量が減少すると、バランスバー
29と共に連動杆28が図3紙面時計回り方向に回動し
て、その先端がリミットスイッチのリード片から離れ、
この信号でプールモータが再びONとなり、駆動ローラ
22と遊動ローラ23が回動し、プールボックス21内
へバンドが給送され、その後所定量のバンドがプールさ
れると再びバランスバー29が下方へ押し下げられ、前
記と同様にバンドの給送を停止する。
【0026】かように、バンド案内アーチ12へのバン
ドの供給によりプールボックス21内のハンドの減少に
応じて上記動作が繰り返され、プールボックス21内の
バンド量は所定量に維持される。このプール量の調整
は、前述のように、調整ボルト34の操作によりスプリ
ング37の引張力すなわちバランスバー28の擺動のタ
イミングを適宜変更することによって行うことができ
る。
【0027】尚、バンド案内アーチ12への供給後フィ
ードローラ51により引き戻され、テンションアーム1
5により引き締められたバンドの供給側は幾分たるんだ
状態で本体11内に設けた前記プールボックスと一体又
はこれに隣接するバックプール14内にプールされる。
【0028】尚本願発明は図示の実施例に示す所謂縦型
自動梱包機にかぎらず、図3の梱包機を90°転回した
横型あるいは、プールボックスを含むプールユニットを
梱包機本体とは別個に設置するものなど種々の梱包機に
対応することができる。
【0029】又、実開昭63年第62307号のよう
に、前記プールボックス内の所定量のバンドプールの有
無を検知する検知手段を、一対のプールローラの内少な
くとも一方を回転駆動するプールモータをタイマを介し
て電源に接続し、前記一対のプールローラのバンド供給
方向前方端近傍と、フィードユニットのバンド供給方向
後方に近い側の前記プールボックスのバンド出口を結ぶ
直線の、前記一対のプールローラのバンド供給方向前方
の空間に存在するバンドにより遮断される位置に光線を
発する光電スイッチを取り付けると共に、この光電スイ
ッチのバンドの不存在信号を前記プールモータのタイマ
に入力する手段によるものにも適用可能である。
【0030】さらに、実公昭52年第29107号のよ
うに、前記プールボックス内の所定量のバンドプールの
有無を検知する検知手段であるバランスバーにより前記
一対のプールローラによるバンドの供給を制御する手段
を、遊動ローラ23を軸承する偏心軸24の一端にバラ
ンスバー29を取り付け、このバランスバー29の擺動
により、遊動ローラ23を常時回転する駆動ローラ22
に圧接離自在に構成したものにおいても、前記図示せざ
るリミットスイッチの所定量のバンドプールの存在検知
信号で、偏心軸24をソレノイドなどにより駆動ローラ
22に圧接するよう設け、同様に本願発明を実施でき
る。
【0031】本発明は以上の実施例について説明したよ
うに極めて簡単な構成から成り使用に際しては、バンド
80先端アーム72のブラケットのガイドローラ74を
通し、さらにフリーアングルローラ75を介して本体内
のバンド供給機構へ到達するようセットする。
【0032】
【発明の効果】以上実施例について説明したように本発
明は、梱包機本体に付設したバンド案内アーチへバンド
を供給する一対のフィードローラを備えるフィードユニ
ットと、バンドを所定量プ−ルするプールボックスと、
このプールボックス内へ、制動機構を備える回転自在の
バンドコイルから取り出したバンドを供給する一対のプ
ールローラを備え、前記プールボックス内の所定量のバ
ンドプールの有無を検知する検知手段により前記一対の
プールローラによるバンドの供給を制御すると共にこの
プールローラのバンド供給時前記バンドコイルの制動機
構が解除される梱包機のプールユニットにおいて、前記
検知手段の所定のバンドプール量存在検知信号で停止し
たプールボックス内への前記一対のプールローラによる
バンドの供給を、この停止の一定短時間経過後、再開
し、設定極短時間行うと共に再び停止するよう構成した
から従来発生したバンドのサーキュラプレートからの飛
び出しを防ぎ、またバンドコイル上での不必要のバンド
のたるみをとることを可能としたもので、とくに自動梱
包ライン中の梱包機において極めて有効なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】梱包機の全体斜視図
【図2】(A)プールユニット全体の斜視図 (B)プールボックスの分解斜視図、
【図3】プールフィードユニットの分解図
【図4】従来からの梱包機におけるバンドリールの一例
を示す全体の斜視図、
【図5】従来の梱包機におけるバンドリールの分解斜視
図、
【図6】従来の梱包機におけるバンドリールの作用説明
【符号の説明】
11…本体 40…スイングアーム 41…ブラケット 42,43…孔 44…挿孔 60…バンドリール 61…センタドラム 62,63…サーキュラプレート 64…バンドコイル 65…ナットハンドル 77…ブレーキプーリ 68…ベルト 70…ベース 71…軸 72…アーム 73…スプリング 74…ガイドローラ 75…フリーアングルローラ 76…リールガード 80…バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相沢 義勝 神奈川県川崎市川崎区日の出2−1−19 ストラパック株式会社川崎工場内 (56)参考文献 実開 昭63−117702(JP,U) 実開 昭62−203804(JP,U) 実開 昭62−115308(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 13/00 - 13/34 B65B 27/00 - 27/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包機本体に付設したバンド案内アーチ
    へバンドを供給する一対のフィードローラを備えるフィ
    ードユニットと、バンドを所定量プ−ルするプールボッ
    クスと、このプールボックス内へ、制動機構を備える回
    転自在のバンドコイルから取り出したバンドを供給する
    一対のプールローラを備え、前記プールボックス内の所
    定量のバンドプールの有無を検知する検知手段により、
    前記一対のプールローラによるバンドの供給を制御する
    と共にこのプールローラのバンド供給時前記バンドコイ
    ルの制動機構が解除される梱包機において、 プールボックス内への前記一対のプールローラによるバ
    ンドの供給を、前記検知手段の所定のバンドプール量存
    在検知信号で停止した後一定短時間経過後、再開し、設
    定極短時間行うと共に再び停止することを特徴とする梱
    包機のプールフィードユニットによるバンドリールのバ
    ンド弛み取り方法。
  2. 【請求項2】 梱包機本体に付設したバンド案内アーチ
    へバンドを供給する一対のフィードローラを備えるフィ
    ードユニットと、バンドを所定量プ−ルするプールボッ
    クスと、このプールボックス内へ、制動機構を備える回
    転自在のバンドコイルから取り出したバンドを供給する
    一対のプールローラを備え、該一対のプールローラの内
    少なくとも一方を回転駆動するプールモータを、前記プ
    ールボックス内の所定量のバンドプールの有無を検知す
    る検知手段の検知信号により作動する開閉器を介して電
    源に接続し、前記検知手段の所定のバンドプール量存在
    検知信号で、前記モータと電源の接続を遮断し、前記検
    知手段の所定のバンドプール量不存在検知信号で、前記
    プールモータと電源を接続するプールフィードユニット
    を有し、このプールフィードユニットのバンド供給時前
    記バンドコイルの制動機構が解除される梱包機におい
    て、 前記検知手段の所定のバンドプール量存在検知信号で遮
    断された前記プールモータと電源間を、前記遮断後、一
    定短時間経過後、設定極短時間接続した後再び遮断する
    ことを特徴とする梱包機のプールフィードユニットによ
    るバンドリールのバンド弛み取り方法。
  3. 【請求項3】 前記検知手段の所定のバンドプール量存
    在検知信号で遮断された前記モータと電源の接続を、前
    記遮断後、0.3秒経過後、0.15秒間接続すること
    を特徴とする請求項2記載の梱包機のプールフィードユ
    ニットによるバンドリールのバンド弛み取り方法。
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