JPS63202964A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ - Google Patents
ヘテロ接合バイポーラトランジスタInfo
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- JPS63202964A JPS63202964A JP3610487A JP3610487A JPS63202964A JP S63202964 A JPS63202964 A JP S63202964A JP 3610487 A JP3610487 A JP 3610487A JP 3610487 A JP3610487 A JP 3610487A JP S63202964 A JPS63202964 A JP S63202964A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、超高速・超高周波トランジスタとして有望な
ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(以下HBTと称す
)およびその製造方法に関するものである。
ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(以下HBTと称す
)およびその製造方法に関するものである。
従来の技術
近年、バイポーラトランジスタ(以下BTと称す)のエ
ミッタとしてベースよりもバンドギャップの大きい半導
体材料を用いたHBTは超高速・超高周波トランジスタ
の有力候補の一つとして研究がさかんに行われるにいた
っている。
ミッタとしてベースよりもバンドギャップの大きい半導
体材料を用いたHBTは超高速・超高周波トランジスタ
の有力候補の一つとして研究がさかんに行われるにいた
っている。
第6図は従来のHBTの構造と製造方法を示す。
1は基板、2はエミッタのオーミンクコンタクトの形成
を容易にするためのエミッタと同型の高ドープの半導体
材料層、2−aはエミッタ電極取り出し領域、3はエミ
ッタ領域を形成するための半導体材料層、3−aはエミ
ッタ領域、4はベース領域を形成するための半導体材料
層、4−aはベース領域、4−bはベース電極を取り出
すための外部ベース領域、5はコレクタ領域を形成する
ための半導体材料層、5−aはコレクタ領域、6はコレ
クタのオーミックコンタクトの形成を容易にするための
、コレクタと同型の高ドープの半導体材料層、5−aは
コレクタ領域上部のコレクタキャップ層、7は1ないし
6の半導体材料から形成される多層構造材料、F3−a
はコレクタ電極、8−bばコレクタ引き出し電極、9−
aはベース電極、9−bはベース引き出し電極、10−
aはエミッタ電極、10−bはコレクタ引き出し電極で
ある。基板1の上にエピタキシー形成した多層構造材料
7 (第6図(a))を用いて、フォトリソグラフィー
とエツチングにより、第6図(b)に示すよウニ、6−
aと5−bからなるコレクタ領域、4−aと4−bから
なるベース領域、エミッタ領域3−b、エミッタ電極取
り出し領域2−aを有する構造とする。ついで、第6図
tc+のように、コレクタ電極8a、ベース電極9a、
エミッタ電極10aを形成する。さらに、全体をSiO
□膜で覆い、引き出し電極の取り出し穴を設け、コレク
タ引き出し電極8b、ベース引き出し電極9b、コレク
タ引き出し電極10bを形成する。(第6図(d))。
を容易にするためのエミッタと同型の高ドープの半導体
材料層、2−aはエミッタ電極取り出し領域、3はエミ
ッタ領域を形成するための半導体材料層、3−aはエミ
ッタ領域、4はベース領域を形成するための半導体材料
層、4−aはベース領域、4−bはベース電極を取り出
すための外部ベース領域、5はコレクタ領域を形成する
ための半導体材料層、5−aはコレクタ領域、6はコレ
クタのオーミックコンタクトの形成を容易にするための
、コレクタと同型の高ドープの半導体材料層、5−aは
コレクタ領域上部のコレクタキャップ層、7は1ないし
6の半導体材料から形成される多層構造材料、F3−a
はコレクタ電極、8−bばコレクタ引き出し電極、9−
aはベース電極、9−bはベース引き出し電極、10−
aはエミッタ電極、10−bはコレクタ引き出し電極で
ある。基板1の上にエピタキシー形成した多層構造材料
7 (第6図(a))を用いて、フォトリソグラフィー
とエツチングにより、第6図(b)に示すよウニ、6−
aと5−bからなるコレクタ領域、4−aと4−bから
なるベース領域、エミッタ領域3−b、エミッタ電極取
り出し領域2−aを有する構造とする。ついで、第6図
tc+のように、コレクタ電極8a、ベース電極9a、
エミッタ電極10aを形成する。さらに、全体をSiO
□膜で覆い、引き出し電極の取り出し穴を設け、コレク
タ引き出し電極8b、ベース引き出し電極9b、コレク
タ引き出し電極10bを形成する。(第6図(d))。
以上のように構成されたHBTについて、その動作につ
いて説明する。
いて説明する。
HBTの高速動作の指標であるf、およびfmは次のよ
うに表わさされる。
うに表わさされる。
ft=1/2π(τや+τ3+τ。+τ。。)f、−J
[/、1頁13cBQ ここに、τB (エミッタ空乏層走向時間)−yB (
CBo十CBB+CPB)、τB (ベース走向時間)
−WB2/ηD8、τ。(コレクタ空乏層走向時間)−
W。/2■5、τ。。(コレクタ空乏層充電時間)−(
R8F3+Ro)(C8o+CP。)、RBはベース抵
抗、CBoはベース・コレクタ間容量、08Bはベース
・エミッタ間容量、CPBはベース層浮遊容量、C1゜
はコレクタ間浮遊容量、WBはベース層の厚さ、DBは
ベース層拡散係数、Woはコレクタ空乏層の厚さ、■8
はコレクタ走向速度、RBEはエミッタコンタクト抵抗
、Roはコレクタ抵抗である。
[/、1頁13cBQ ここに、τB (エミッタ空乏層走向時間)−yB (
CBo十CBB+CPB)、τB (ベース走向時間)
−WB2/ηD8、τ。(コレクタ空乏層走向時間)−
W。/2■5、τ。。(コレクタ空乏層充電時間)−(
R8F3+Ro)(C8o+CP。)、RBはベース抵
抗、CBoはベース・コレクタ間容量、08Bはベース
・エミッタ間容量、CPBはベース層浮遊容量、C1゜
はコレクタ間浮遊容量、WBはベース層の厚さ、DBは
ベース層拡散係数、Woはコレクタ空乏層の厚さ、■8
はコレクタ走向速度、RBEはエミッタコンタクト抵抗
、Roはコレクタ抵抗である。
HBTはエミッタとしてベースよりもバンドギャップの
大きい半導体材料を用いることによりベースからエミッ
タへの正孔のリーク(npn型の場合)がおさえられる
ので、通常のBTと反対にベースを高ドープ、エミッタ
とコレクタを低ドープにすることができる。このことに
よりトランジスタの高速・高周波化にとって重要なベー
ス抵抗RBの低減をはかることができるのでLが太きく
なる。さらに、一般にBTにおいてはcEB’CBoは
接合容量のドーピングによる因子cEC(n、h)、C
B C(n、h)と接合面積AEB、A8oとの積で表
わされる。HBTでは、エミッタとコレクタが低ドープ
、ベースが高ドープとなっているため、CBB (n
、h) 、CB (: (n。
大きい半導体材料を用いることによりベースからエミッ
タへの正孔のリーク(npn型の場合)がおさえられる
ので、通常のBTと反対にベースを高ドープ、エミッタ
とコレクタを低ドープにすることができる。このことに
よりトランジスタの高速・高周波化にとって重要なベー
ス抵抗RBの低減をはかることができるのでLが太きく
なる。さらに、一般にBTにおいてはcEB’CBoは
接合容量のドーピングによる因子cEC(n、h)、C
B C(n、h)と接合面積AEB、A8oとの積で表
わされる。HBTでは、エミッタとコレクタが低ドープ
、ベースが高ドープとなっているため、CBB (n
、h) 、CB (: (n。
h)は、エミッタ・コレクタのドーピングにのみ依存し
CF38.CBoは次のようになる。
CF38.CBoは次のようになる。
CEB″L−”EB・
CBoω万7・A8゜
従って、HBTでは通常のBTに比べてCや8゜CBo
が小さくなるのでτ6.τ。。が小さくなりf、の増大
が可能となる。また、CBBが小さくなるので前記した
RBが小さいことと合わせてII[lを大きくすること
が可能となる。
が小さくなるのでτ6.τ。。が小さくなりf、の増大
が可能となる。また、CBBが小さくなるので前記した
RBが小さいことと合わせてII[lを大きくすること
が可能となる。
このように、HBTはヘテロ構造に基づく理由により本
質的に高速化にとって有利となる。しかしながら、高速
化を一層はかるためには、これに加えて、デバイス構造
の微細化をはかり、たとえば、コレクタのサイズを小さ
くしてベース・コレクタ間接合面積ABCを小さくしC
8oを小さくすること、エミッタ・ベース間接合面積A
BBを小さくすることによりCB8を小さくすることな
どが重要となる。また、外部ベース領域の抵抗(外部ベ
ース抵抗)を小さくすることなどがft、f、を大きく
するのに非常に重要となる。
質的に高速化にとって有利となる。しかしながら、高速
化を一層はかるためには、これに加えて、デバイス構造
の微細化をはかり、たとえば、コレクタのサイズを小さ
くしてベース・コレクタ間接合面積ABCを小さくしC
8oを小さくすること、エミッタ・ベース間接合面積A
BBを小さくすることによりCB8を小さくすることな
どが重要となる。また、外部ベース領域の抵抗(外部ベ
ース抵抗)を小さくすることなどがft、f、を大きく
するのに非常に重要となる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、第6図のような構造と製造方法では、C
BGを小さくするために、コレクタのサイズ5a、、6
aを小さくし、CF3Bを小さくするためにベース電極
取り出し領域4−bの面積を小さくすると、コレクタ電
極8aやベース電極9aを形成するのが極めて難しく、
さらに、コレクタ引き出し電極8bやベース引き出し電
極9bを形成するのが極めて難しかった。また、引き出
し電極は、段差のあるところに設けるため段切れが生じ
やすいという問題点があった。また、外部ベース抵抗を
小さくするためには、ベース電極をコレクタ・ベース接
合部分に対してできるだけ近距離に形成することが有効
となるが、これは通常のマスク合わせでは不可能に近か
った。
BGを小さくするために、コレクタのサイズ5a、、6
aを小さくし、CF3Bを小さくするためにベース電極
取り出し領域4−bの面積を小さくすると、コレクタ電
極8aやベース電極9aを形成するのが極めて難しく、
さらに、コレクタ引き出し電極8bやベース引き出し電
極9bを形成するのが極めて難しかった。また、引き出
し電極は、段差のあるところに設けるため段切れが生じ
やすいという問題点があった。また、外部ベース抵抗を
小さくするためには、ベース電極をコレクタ・ベース接
合部分に対してできるだけ近距離に形成することが有効
となるが、これは通常のマスク合わせでは不可能に近か
った。
本発明は、上記問題点に鑑み、コレクタおよびベースの
サイズが小さくても、コレクタ電極、コレクタの引き出
し電極、ベース電極、ベース引き出し電極が容易にかつ
段切れを生じずに形成でき、それに加えてベース電極9
がコレクタ・ベース接合部と極めて近距離に形成できる
、新しいHBTの構造および製造方法を提供しようとす
るものである。
サイズが小さくても、コレクタ電極、コレクタの引き出
し電極、ベース電極、ベース引き出し電極が容易にかつ
段切れを生じずに形成でき、それに加えてベース電極9
がコレクタ・ベース接合部と極めて近距離に形成できる
、新しいHBTの構造および製造方法を提供しようとす
るものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明のHBTでは、H
BT形成のもとになるエピタキシー形成した多層構造材
料を用いて、HBTのベース領域に対応する部分の周辺
部を、多層構造材料の表面から、少くともベースを形成
する層まで、多くともエミッタのコンタクトを形成する
層を残すところまで、不純物を導入して半絶縁性化し、
コレクタ部分から半絶縁性領域に伸長して存在するスト
ライプ状のマスク層を設け、前記マスク層をマスクとし
て湿式エツチングにより前記ストライプの伸長方向に沿
った側面の両側が実質的に垂直か、片方が実質的に垂直
で他方が逆メサ状、もしくは両方が逆メサ状となった、
コレクタ部分を含む、。
BT形成のもとになるエピタキシー形成した多層構造材
料を用いて、HBTのベース領域に対応する部分の周辺
部を、多層構造材料の表面から、少くともベースを形成
する層まで、多くともエミッタのコンタクトを形成する
層を残すところまで、不純物を導入して半絶縁性化し、
コレクタ部分から半絶縁性領域に伸長して存在するスト
ライプ状のマスク層を設け、前記マスク層をマスクとし
て湿式エツチングにより前記ストライプの伸長方向に沿
った側面の両側が実質的に垂直か、片方が実質的に垂直
で他方が逆メサ状、もしくは両方が逆メサ状となった、
コレクタ部分を含む、。
ストライブ状突起と、その両側に外部ベース領域を形成
する工程と、前記ストライプ状突起の全面を覆い、かつ
、前記ストライプ状突起の少くとも伸長方向の両側にカ
サ状に突き出したコレクタ電極金属層を形成する工程も
しくは前記工程のあと前記材料の上面をコレクタ電極、
ベース電極およびヘテロ接合バイポーラトランジスタ形
成材料に対して選択的に除去できる材料からなる保護膜
で覆い、かつ異方性ドライエツチング法を用いて、コレ
クタ電極金属の上面とベース電極取り出し領域の上面を
除去して、コレクタ電極の側壁と前記のストライブ状に
突出したコレクタ側壁部分に前記材料からなる保護膜か
らなる側壁を形成する工程と、上方向からベース電極金
属を蒸着し、前記コレクタ電極金属層のカサ、もしくは
前記側壁を有するコレクタ電極金属のカサの直下の周辺
部の外部ベース領域から、HBT形成部の周辺部の半絶
縁性領域に伸長して存在するベース電極金属層を形成す
る工程と、を少くとも用いて、コレクタ電極金属層がコ
レクタ引き出し電極を兼ねて、コレクタ部分からHBT
形成部分の周辺部の半絶縁性領域に伸長して存在し、か
つ、ベース電極金属層がベース引き出し電極を兼ねて、
コレクタに極めて近接して存在し、HBT形成部分の周
辺部の半絶縁性領域に伸長して存在した構造を有するH
BTを形成する。
する工程と、前記ストライプ状突起の全面を覆い、かつ
、前記ストライプ状突起の少くとも伸長方向の両側にカ
サ状に突き出したコレクタ電極金属層を形成する工程も
しくは前記工程のあと前記材料の上面をコレクタ電極、
ベース電極およびヘテロ接合バイポーラトランジスタ形
成材料に対して選択的に除去できる材料からなる保護膜
で覆い、かつ異方性ドライエツチング法を用いて、コレ
クタ電極金属の上面とベース電極取り出し領域の上面を
除去して、コレクタ電極の側壁と前記のストライブ状に
突出したコレクタ側壁部分に前記材料からなる保護膜か
らなる側壁を形成する工程と、上方向からベース電極金
属を蒸着し、前記コレクタ電極金属層のカサ、もしくは
前記側壁を有するコレクタ電極金属のカサの直下の周辺
部の外部ベース領域から、HBT形成部の周辺部の半絶
縁性領域に伸長して存在するベース電極金属層を形成す
る工程と、を少くとも用いて、コレクタ電極金属層がコ
レクタ引き出し電極を兼ねて、コレクタ部分からHBT
形成部分の周辺部の半絶縁性領域に伸長して存在し、か
つ、ベース電極金属層がベース引き出し電極を兼ねて、
コレクタに極めて近接して存在し、HBT形成部分の周
辺部の半絶縁性領域に伸長して存在した構造を有するH
BTを形成する。
作用
本発明のHBTの構造と製造方法では、コレクタ電極が
コレクタ引き出し電極を兼ねてセルファラインで形成さ
れ、かつ、ベース電極がベース引き出し電極を兼ねてセ
ルファラインでコレクタ・ベース接合部に対して極めて
近距離に容易に形成できる。また、極めて微小なサイズ
のHBTでも形成が容易であり、このため、コレクタ・
ベース間容量CBo、ベース・エミッタ間容量cBBを
小さくできる。また、外部ベース抵抗が著しく小さくな
り、ベース抵抗RBの低減に極めて効果がある。これに
より、f、、f、の増大に著しい効果を発揮する。
コレクタ引き出し電極を兼ねてセルファラインで形成さ
れ、かつ、ベース電極がベース引き出し電極を兼ねてセ
ルファラインでコレクタ・ベース接合部に対して極めて
近距離に容易に形成できる。また、極めて微小なサイズ
のHBTでも形成が容易であり、このため、コレクタ・
ベース間容量CBo、ベース・エミッタ間容量cBBを
小さくできる。また、外部ベース抵抗が著しく小さくな
り、ベース抵抗RBの低減に極めて効果がある。これに
より、f、、f、の増大に著しい効果を発揮する。
実施例
以下本発明の一実施例のヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ(HBT)およびその製造方法について図面を参照
しながら説明する。
スタ(HBT)およびその製造方法について図面を参照
しながら説明する。
実施例1
第1図は、本発明のHBTの製造方法を断面図を用いて
示したものであり、第2図は、HBTの各部分の配置を
平面図に示したものである。第1図(alに示すように
、(001)GaAs基板1の上に、エミッタのオーミ
ックコンタクトの形成を容易にするためのエミッタと同
型の高ドープのGaAs (n”−GaAs)層2、
エミッタ領域を形成するためのn型のA#)(Ga1−
XAs(N−Aj!XGa1−XAs)層3、ベース領
域を形成するためのP型のGaAs (p−GaAs)
層4、コレクタ領域を形成するためのn型のGaAs
(n−GaAs)層5、コレクタのオーミックコンタ
クトの形成を容易にするための高ドープのn型のGaA
s (n”−GaAs)層6をこの順序にエピタキシー
形成し、多層構造材料7を形成し、ついで第1図(b)
と、第2図に示すように、ベース領域4bに対応したベ
ース島17を、多層構造材料の表面から不純物を少くと
もエミツタ層3に到達し、多くともエミッタ・コンタク
ト層2が残るように導入してベース島17の周辺部に半
絶縁性領域18を形成し、ついでその上に、湿式エツチ
ングにより下地のn” −GaAsに対し選択的に除去
でき、かつ、湿式エツチングによって実質的に侵されな
い材料からなる5iOX保護膜11を設け、その上に第
2図に示すようにコレクタ領域から周辺部の半絶縁性領
域に伸長して存在する金属Alの仮のコレクタ12をス
トライブの伸長方向が<110>方向となるように設定
して設け、ついで前記板の金属/lのコレクタ12をマ
スクとして異方性のドライエツチングを行って、第1図
(C)に示すように、S iOX保護膜11と金属/1
12からなる仮のコレクタ13を形成する。ついで、第
1図(d)のように、仮のコレフタ13をマスクとして
湿式エツチングによりベースを形成するための層4まで
エツチングし、ストライプの伸長方向に沿った両側が逆
メサ状になった、コレクタ5−aとキャンプ層6−aと
からなるコレクタ領域から半絶縁性領域17に伸長した
ストライプ状の突起19を形成する。ついで、第1図(
elのように、全面をフォトレジスト14でコートし、
ドライエツチングにより、仮のコレクタ13の頭出しを
行い、仮のコレクタをエツチング除去し、第1図(fl
のように凹み15を形成し、ついで、コレクタ電極金属
を蒸着リフト・オフし、第1図(幻のように、コレクタ
電極金属層8がストライプ状突起19の上部の全面を覆
い、かつ、ストライプ状突起19の周辺部にカサ状に突
き出したコレクタ電極金属層8を形成する。ついで、第
1図(hlのように、フォトリソグラフィー、エツチン
グと蒸着・リフトオフの方法にエミッタ電極10を形成
する。ついで、第1図(1)と第2図のように、水素イ
オンを注入してHBTの周辺部を絶縁化し、素子間分離
を行う。ついで、第2図の9の形状のマスクを用いて、
ストライプ状突起19のレジストに覆された部分の方か
らベース電極金属を斜め蒸着し、リフトオフし、第1図
(J)および第2図のようにベース電極金属層9を形成
する。
示したものであり、第2図は、HBTの各部分の配置を
平面図に示したものである。第1図(alに示すように
、(001)GaAs基板1の上に、エミッタのオーミ
ックコンタクトの形成を容易にするためのエミッタと同
型の高ドープのGaAs (n”−GaAs)層2、
エミッタ領域を形成するためのn型のA#)(Ga1−
XAs(N−Aj!XGa1−XAs)層3、ベース領
域を形成するためのP型のGaAs (p−GaAs)
層4、コレクタ領域を形成するためのn型のGaAs
(n−GaAs)層5、コレクタのオーミックコンタ
クトの形成を容易にするための高ドープのn型のGaA
s (n”−GaAs)層6をこの順序にエピタキシー
形成し、多層構造材料7を形成し、ついで第1図(b)
と、第2図に示すように、ベース領域4bに対応したベ
ース島17を、多層構造材料の表面から不純物を少くと
もエミツタ層3に到達し、多くともエミッタ・コンタク
ト層2が残るように導入してベース島17の周辺部に半
絶縁性領域18を形成し、ついでその上に、湿式エツチ
ングにより下地のn” −GaAsに対し選択的に除去
でき、かつ、湿式エツチングによって実質的に侵されな
い材料からなる5iOX保護膜11を設け、その上に第
2図に示すようにコレクタ領域から周辺部の半絶縁性領
域に伸長して存在する金属Alの仮のコレクタ12をス
トライブの伸長方向が<110>方向となるように設定
して設け、ついで前記板の金属/lのコレクタ12をマ
スクとして異方性のドライエツチングを行って、第1図
(C)に示すように、S iOX保護膜11と金属/1
12からなる仮のコレクタ13を形成する。ついで、第
1図(d)のように、仮のコレフタ13をマスクとして
湿式エツチングによりベースを形成するための層4まで
エツチングし、ストライプの伸長方向に沿った両側が逆
メサ状になった、コレクタ5−aとキャンプ層6−aと
からなるコレクタ領域から半絶縁性領域17に伸長した
ストライプ状の突起19を形成する。ついで、第1図(
elのように、全面をフォトレジスト14でコートし、
ドライエツチングにより、仮のコレクタ13の頭出しを
行い、仮のコレクタをエツチング除去し、第1図(fl
のように凹み15を形成し、ついで、コレクタ電極金属
を蒸着リフト・オフし、第1図(幻のように、コレクタ
電極金属層8がストライプ状突起19の上部の全面を覆
い、かつ、ストライプ状突起19の周辺部にカサ状に突
き出したコレクタ電極金属層8を形成する。ついで、第
1図(hlのように、フォトリソグラフィー、エツチン
グと蒸着・リフトオフの方法にエミッタ電極10を形成
する。ついで、第1図(1)と第2図のように、水素イ
オンを注入してHBTの周辺部を絶縁化し、素子間分離
を行う。ついで、第2図の9の形状のマスクを用いて、
ストライプ状突起19のレジストに覆された部分の方か
らベース電極金属を斜め蒸着し、リフトオフし、第1図
(J)および第2図のようにベース電極金属層9を形成
する。
何故ならば、ストライプの端では、正常型のメサが形成
されており、上方から蒸着すると、コレクタ電極とベー
ス電極が短絡するためである。これにより、ベース電極
金属層9が、コレクタ電極金属のカサの直下の外部ベー
ス領域に隣接した外部ベース領域に、コレクタ・ベース
接合部分に対し極めて近距離に形成される。それと同時
にコレクタ電極金属層9は、第2図に示すように、HB
Tの周辺部の半絶縁性領域18に伸長して存在し、ベー
ス引き出し電極を兼ねている。
されており、上方から蒸着すると、コレクタ電極とベー
ス電極が短絡するためである。これにより、ベース電極
金属層9が、コレクタ電極金属のカサの直下の外部ベー
ス領域に隣接した外部ベース領域に、コレクタ・ベース
接合部分に対し極めて近距離に形成される。それと同時
にコレクタ電極金属層9は、第2図に示すように、HB
Tの周辺部の半絶縁性領域18に伸長して存在し、ベー
ス引き出し電極を兼ねている。
実施例2
第3図は、実施例1に示した第1図(1)の構造を形成
後、ストライプ状の突出部19にS s OX 薄膜の
側壁16−aを設け、ベース電極形成時の蒸着により蒸
着金属がコレクタの側壁部分に回り込むことがあった場
合にそれを防ぎ、短絡を防止して信頼性を増す方法であ
る。まず、全面をうすい5iOXi膜16で第3図(a
lのように覆い、ついで、異方性のドライエツチングに
よりコレクタの上部とベース電極取り出し部分の5iO
Xを除去し、第3図山)のような5iOXからなる側壁
16−aを形成する。ついで、実施例1に示した方法に
よりベース電極金属層を形成し、ついで、側壁の310
X16 aをエツチングにより除去して、コレクタ側
壁部を回り込で付着してベース電極金属を除去し、コレ
クタとベース電極との短絡を防ぐ。この方法により、ベ
ース電極金属がコレクタ側壁部分に回り込んだ場合でも
、ベース電極が問題なく形成される。
後、ストライプ状の突出部19にS s OX 薄膜の
側壁16−aを設け、ベース電極形成時の蒸着により蒸
着金属がコレクタの側壁部分に回り込むことがあった場
合にそれを防ぎ、短絡を防止して信頼性を増す方法であ
る。まず、全面をうすい5iOXi膜16で第3図(a
lのように覆い、ついで、異方性のドライエツチングに
よりコレクタの上部とベース電極取り出し部分の5iO
Xを除去し、第3図山)のような5iOXからなる側壁
16−aを形成する。ついで、実施例1に示した方法に
よりベース電極金属層を形成し、ついで、側壁の310
X16 aをエツチングにより除去して、コレクタ側
壁部を回り込で付着してベース電極金属を除去し、コレ
クタとベース電極との短絡を防ぐ。この方法により、ベ
ース電極金属がコレクタ側壁部分に回り込んだ場合でも
、ベース電極が問題なく形成される。
実施例3
第4図は、第1図Telに示した多層構造材料7におい
て、ストライプ状の仮のコレクタ13の伸長方向を<1
00>方向となるように設定した場合を示す。この場合
には、ストライプの伸長方向に沿った両側の壁およびス
トライプの両端の壁が、仮のコレクタ13をマスクとし
て湿式エツチングすることにより第4図(alに示すよ
うにほぼ垂直となったストライプ状突起が形成される。
て、ストライプ状の仮のコレクタ13の伸長方向を<1
00>方向となるように設定した場合を示す。この場合
には、ストライプの伸長方向に沿った両側の壁およびス
トライプの両端の壁が、仮のコレクタ13をマスクとし
て湿式エツチングすることにより第4図(alに示すよ
うにほぼ垂直となったストライプ状突起が形成される。
ついで、実施例1と同様の方法を用いて仮のコレクタを
コレクタ電極に変換することにより、ストライプ状突起
19の全面を覆い、かつ、ストライプ状突起19の周辺
部分に突き出したカサ状のコレクタ電極金属層8が第4
図011)のように形成される。これを用いて、実施例
1と同様の方法により第4図(0)のように、コレクタ
・ベース接合部分に近接して存在し、かつ、半絶縁性領
域18に伸長して存在するべ・−スミ極金属層9を形成
する。ただし、この場合には、ストライプの周辺部の全
域にコレクタ電極のカサが形成されているので、上部か
らベース電極金属を蒸着することができる。
コレクタ電極に変換することにより、ストライプ状突起
19の全面を覆い、かつ、ストライプ状突起19の周辺
部分に突き出したカサ状のコレクタ電極金属層8が第4
図011)のように形成される。これを用いて、実施例
1と同様の方法により第4図(0)のように、コレクタ
・ベース接合部分に近接して存在し、かつ、半絶縁性領
域18に伸長して存在するべ・−スミ極金属層9を形成
する。ただし、この場合には、ストライプの周辺部の全
域にコレクタ電極のカサが形成されているので、上部か
らベース電極金属を蒸着することができる。
実施例4
第5図は、実施例3に示した第4図(C1において、ベ
ース電極金属層9を形成する前に、第3図の場合と同様
にして、まず、第4図011のように、S s Ox
薄膜16で材料の表面を覆い、ついで異方性のドライエ
ツチングにより5iOX薄膜からなる側壁16−aを第
5図(blのように形成する。
ース電極金属層9を形成する前に、第3図の場合と同様
にして、まず、第4図011のように、S s Ox
薄膜16で材料の表面を覆い、ついで異方性のドライエ
ツチングにより5iOX薄膜からなる側壁16−aを第
5図(blのように形成する。
ついで、実施例1と同様の方法を用いて、ベース電極金
属を蒸着・リフトオフにより形成し、ついで、S i
OX 薄膜の側壁16−aをエツチングにより除去しコ
レクタ側壁部についた金属を除去し、ベース電極がコレ
クタと短絡するのを防止する。
属を蒸着・リフトオフにより形成し、ついで、S i
OX 薄膜の側壁16−aをエツチングにより除去しコ
レクタ側壁部についた金属を除去し、ベース電極がコレ
クタと短絡するのを防止する。
実施例4の場合でも直線性の良い蒸着ビームを用いる場
合には、ベース電極がコレクタと短絡することはないが
、本実施例の場合には、蒸着ビームの直線性の良くない
場合でも極めて有効となる。
合には、ベース電極がコレクタと短絡することはないが
、本実施例の場合には、蒸着ビームの直線性の良くない
場合でも極めて有効となる。
実施例1ないし4に示した仮のコレクタをマスクとする
方式では、下地の半導体材料に接触したマスクとして5
iOXを用いているが、下地の半導体材料に対して選択
的に除去できる材料として、5iOXやS I N x
は一般性のある材料として用いることができる。また、
下地が化合物半導体材料の場合には、GeやSi、下地
の半導体材料がGeやStの場合には化合物半導体材料
を仮のコレクタとして用いることができる。この方式で
は、仮のコレクタとして、熱処理時に下地材料と反応し
ないS iOxや5iNXやその他の材料を選ぶことに
より、イオン注入などの熱処理を必要とするプロセスと
結合できるメリットがある。
方式では、下地の半導体材料に接触したマスクとして5
iOXを用いているが、下地の半導体材料に対して選択
的に除去できる材料として、5iOXやS I N x
は一般性のある材料として用いることができる。また、
下地が化合物半導体材料の場合には、GeやSi、下地
の半導体材料がGeやStの場合には化合物半導体材料
を仮のコレクタとして用いることができる。この方式で
は、仮のコレクタとして、熱処理時に下地材料と反応し
ないS iOxや5iNXやその他の材料を選ぶことに
より、イオン注入などの熱処理を必要とするプロセスと
結合できるメリットがある。
実施例5に示したコレクタ電極をマスクとする方式では
、下地の半導体材料の湿式エツチング時にエツチング液
に侵されない金属材料を選ぶ必要がある。また、これに
加えて熱処理時に下地の半導体材料と反応しない金属材
料を選ぶことにより熱処理を必要とするイオン注入など
のプロセスと結合できる。
、下地の半導体材料の湿式エツチング時にエツチング液
に侵されない金属材料を選ぶ必要がある。また、これに
加えて熱処理時に下地の半導体材料と反応しない金属材
料を選ぶことにより熱処理を必要とするイオン注入など
のプロセスと結合できる。
実施例1ないし4では、仮のコレクタ13をマスクとし
てベースを形成する層4までエツチングしているが、コ
レクタを形成する層の途中までエツチングし、イオン注
入などの熱処理をともなうプロセスを実施後、コレクタ
電極金属層8を形成し、ついで、エツチングにより外部
ベース層を露出せしめた後、実施例の方法を適用するこ
ともできる。また、仮のコレクタ13をマスクとして、
コレクタを形成する層までエツチングして、主に高ドー
プのキャップ層からなるストライプ状突起を形成し、つ
いで、イオン注入によりコレクタを形成する層の外部ベ
ース領域に対応する部分をイオン注入により外部ベース
領域に変えた後、コレクタ電極金属層を形成し、実施例
の方法を適用することもできる。
てベースを形成する層4までエツチングしているが、コ
レクタを形成する層の途中までエツチングし、イオン注
入などの熱処理をともなうプロセスを実施後、コレクタ
電極金属層8を形成し、ついで、エツチングにより外部
ベース層を露出せしめた後、実施例の方法を適用するこ
ともできる。また、仮のコレクタ13をマスクとして、
コレクタを形成する層までエツチングして、主に高ドー
プのキャップ層からなるストライプ状突起を形成し、つ
いで、イオン注入によりコレクタを形成する層の外部ベ
ース領域に対応する部分をイオン注入により外部ベース
領域に変えた後、コレクタ電極金属層を形成し、実施例
の方法を適用することもできる。
実施例1ないし4では、仮のコレクタをコレクタ電極に
変えた後、ベース電極金属層9を形成しているが、仮の
コレクタのついた状態で、仮のコレクタのカサもしくは
、仮のコレクタとストライプ状コレクタの側壁にs i
OXFt膜をそなえた仮のコレクタのカサを利用して、
ベース電極金属層9を形成することもできる。
変えた後、ベース電極金属層9を形成しているが、仮の
コレクタのついた状態で、仮のコレクタのカサもしくは
、仮のコレクタとストライプ状コレクタの側壁にs i
OXFt膜をそなえた仮のコレクタのカサを利用して、
ベース電極金属層9を形成することもできる。
実施例2と4においては、ストライプ状突起およびコレ
クタ電極金属層8の側壁形成材料として5iO)(i膜
を用いているが、コレクタ電極金属、ベース電極金属や
HBT形成材料に対して選択的に除去できる、5iNX
やその他の材料を用いることができる。
クタ電極金属層8の側壁形成材料として5iO)(i膜
を用いているが、コレクタ電極金属、ベース電極金属や
HBT形成材料に対して選択的に除去できる、5iNX
やその他の材料を用いることができる。
実施例1ないし4においては、HBT形成材料としてG
aAs−A7!XGa、−XAs系のジンクブレンド型
材料を用いているが、これら以外のジンクブレンド型材
料にも実施例は適用できる。また、ジンクブレンド型材
料とGeやSiのどのダイヤモンド型材料からなる多層
構造材料を用いたHBTの製造にも本実施例の方法は適
用できる。
aAs−A7!XGa、−XAs系のジンクブレンド型
材料を用いているが、これら以外のジンクブレンド型材
料にも実施例は適用できる。また、ジンクブレンド型材
料とGeやSiのどのダイヤモンド型材料からなる多層
構造材料を用いたHBTの製造にも本実施例の方法は適
用できる。
実施例1ないし4ではエピタキシー形成した(100)
面上に、ストライプ状に突起したコレクタ領域を形成し
ているが、これ以外のエピタキシー形成した面でも用い
ることができる。たとえば、ジンクブレンドまたはダイ
ヤモンド構造型結晶の(2,11)面にエピタキシー形
成して作成した多層構造材料の面内の<iio>方向に
、その伸長方向が一致するように、コレクタのストライ
プ状突起を設けることができる。この場合には、一つの
(111)面がストライプに平行で面に垂直、一つの(
111)面がストライプに平行で逆メサ状に位置するの
で、伸長方向に沿った両側の片側が垂直、他の側が逆メ
サ状になったストライプ状コレクタ形成できる。このた
め実施例工ないし4に示した場合と同様に、カサ状のコ
レクタ電極金属層を形成することができる。このように
、本発明の製造方法では、実施例に示したような、(1
00)成長した多層構造材料を用いて伸長方向に沿った
両側が実質的に垂直または逆メサとなったコレクタのス
トライブ状突起を形成するだけでなく、種々の結晶方位
に成長した多層構造材料を用いて、ストライプの伸長方
向の両側が垂直、逆メサ、もしくは片側が垂直、他方が
逆メサとなったストライブ状突起のコレクタ領域を形成
して、カサ状のコレクタ電極を形成する場合にも適用で
きる。
面上に、ストライプ状に突起したコレクタ領域を形成し
ているが、これ以外のエピタキシー形成した面でも用い
ることができる。たとえば、ジンクブレンドまたはダイ
ヤモンド構造型結晶の(2,11)面にエピタキシー形
成して作成した多層構造材料の面内の<iio>方向に
、その伸長方向が一致するように、コレクタのストライ
プ状突起を設けることができる。この場合には、一つの
(111)面がストライプに平行で面に垂直、一つの(
111)面がストライプに平行で逆メサ状に位置するの
で、伸長方向に沿った両側の片側が垂直、他の側が逆メ
サ状になったストライプ状コレクタ形成できる。このた
め実施例工ないし4に示した場合と同様に、カサ状のコ
レクタ電極金属層を形成することができる。このように
、本発明の製造方法では、実施例に示したような、(1
00)成長した多層構造材料を用いて伸長方向に沿った
両側が実質的に垂直または逆メサとなったコレクタのス
トライブ状突起を形成するだけでなく、種々の結晶方位
に成長した多層構造材料を用いて、ストライプの伸長方
向の両側が垂直、逆メサ、もしくは片側が垂直、他方が
逆メサとなったストライブ状突起のコレクタ領域を形成
して、カサ状のコレクタ電極を形成する場合にも適用で
きる。
発明の効果
以上のように、本発明のHBTの構造と製造方法により
、コレクタ電極がコレクタ引き出し電極を兼ねてセルフ
ァラインで形成され、ベース電極がベース引き出し電極
を兼ね、かつ、コレクタ・ベース接合部に近接してセル
ファラインで形成できる。これにより、極めて微小なサ
イズのHBTでも形成が容易であり、コレクタ・ベース
間接合容I CB C、ベース・エミッタ間容量C88
を著しく小さくでき、また、外部ベース抵抗を著しく小
さくできる。これらのことにより、f、、fmの増大に
著しい効果がある。
、コレクタ電極がコレクタ引き出し電極を兼ねてセルフ
ァラインで形成され、ベース電極がベース引き出し電極
を兼ね、かつ、コレクタ・ベース接合部に近接してセル
ファラインで形成できる。これにより、極めて微小なサ
イズのHBTでも形成が容易であり、コレクタ・ベース
間接合容I CB C、ベース・エミッタ間容量C88
を著しく小さくでき、また、外部ベース抵抗を著しく小
さくできる。これらのことにより、f、、fmの増大に
著しい効果がある。
第1図ないし第5図は本発明のHBTの製造方法を示す
工程図、第6図は従来のHBTの製造方法を示す工程図
である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・エミッタのオーミ
ックコンタクトの形成を容易にするだめの高ドープ層、
2−a・・・・・・エミッタ電極取り出し領域、3・・
・・・・エミッタ領域を形成するための半導体材料層、
3−a・・・・・・エミッタ領域、4・・・・・・ベー
ス領域を形成するための半導体材料層、4−a・・・・
・・ベース領域、4−b・・・・・・ベース電極を取り
出すための外部ベース領域、5・・・・・・コレクタ領
域を形成するための半導体材料層、5−a・・・・・・
コレクタ領域、6・・・・・・コレクタのオーミックコ
ンタクトの形成を容易にするための高ドープ層、6−a
・・・・・・コレクタ上部のコレクタキャップ層、7・
・・・・・エピタキシー形成した多層構造材料、8・・
・・・・コレクタ電極とコレフタ引き出し電極、9・・
・・・・ベース電極とベース引き出し電極、10・・・
・・・エミッタ電極、11・・・・・・仮のコレクタを
形成するための保護膜層、12・・・・・・仮のコレク
タの部分の金属層、13・・・・・・仮のコレクタ、1
4・・・・・・フォトレジスト、15・・・・・・フォ
トレジスト14中にコレクタ部分に形成された凹み、1
6・・・・・・コレクタ電極およびコレクタ領域の側壁
を形成するための保護、16−a・・・・・・保護膜1
6より形成されたコレクタ電極およびコレクタ領域の側
壁、17・・・・・・ベース島、18・・・・・・HB
T内部の半絶縁性領域、19・・・・・・HBT外部の
絶縁性領域、20・・・・・・HBT外部の絶縁性領域
。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名ロt1傷−
Hト堕普Δ i 11 Q) 93℃ −〇 11 1 ・ 116゜ −へ 内 喝 (喝さ 煉 Φ そ if 1iili i o 4[> ミさ口5ジ ミ 第1図 ベース電極ン ベース11き出し電極 1−IE1丁外部の絶縁性 積載 第2図 第4図 第5図 18開昭63−202964(10) 第6図
工程図、第6図は従来のHBTの製造方法を示す工程図
である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・エミッタのオーミ
ックコンタクトの形成を容易にするだめの高ドープ層、
2−a・・・・・・エミッタ電極取り出し領域、3・・
・・・・エミッタ領域を形成するための半導体材料層、
3−a・・・・・・エミッタ領域、4・・・・・・ベー
ス領域を形成するための半導体材料層、4−a・・・・
・・ベース領域、4−b・・・・・・ベース電極を取り
出すための外部ベース領域、5・・・・・・コレクタ領
域を形成するための半導体材料層、5−a・・・・・・
コレクタ領域、6・・・・・・コレクタのオーミックコ
ンタクトの形成を容易にするための高ドープ層、6−a
・・・・・・コレクタ上部のコレクタキャップ層、7・
・・・・・エピタキシー形成した多層構造材料、8・・
・・・・コレクタ電極とコレフタ引き出し電極、9・・
・・・・ベース電極とベース引き出し電極、10・・・
・・・エミッタ電極、11・・・・・・仮のコレクタを
形成するための保護膜層、12・・・・・・仮のコレク
タの部分の金属層、13・・・・・・仮のコレクタ、1
4・・・・・・フォトレジスト、15・・・・・・フォ
トレジスト14中にコレクタ部分に形成された凹み、1
6・・・・・・コレクタ電極およびコレクタ領域の側壁
を形成するための保護、16−a・・・・・・保護膜1
6より形成されたコレクタ電極およびコレクタ領域の側
壁、17・・・・・・ベース島、18・・・・・・HB
T内部の半絶縁性領域、19・・・・・・HBT外部の
絶縁性領域、20・・・・・・HBT外部の絶縁性領域
。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名ロt1傷−
Hト堕普Δ i 11 Q) 93℃ −〇 11 1 ・ 116゜ −へ 内 喝 (喝さ 煉 Φ そ if 1iili i o 4[> ミさ口5ジ ミ 第1図 ベース電極ン ベース11き出し電極 1−IE1丁外部の絶縁性 積載 第2図 第4図 第5図 18開昭63−202964(10) 第6図
Claims (2)
- (1)バイポーラトランジスタのエミッタとコレクタの
うち、少くともエミッタとしてベースよりもバンドギャ
ップの大きい半導体材料を用い、前記コレクタを上側に
設けたヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、コ
レクタ部分から前記ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の周辺部に隣接して設けた半絶縁性領域に伸長したスト
ライプ状の突起であって、前記ストライプ状突起の上部
の全面を覆い、かつ、前記ストライプ状突起の周辺部に
カサ状に突出したコレクタ電極金属層と、前記コレクタ
電極金属のカサの下部の外部ベース領域に隣接した外部
ベース部分から前記ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の周辺部の半絶縁性領域に伸長して存在するベース電極
金属層とを有することを特徴とするヘテロ接合バイポー
ラトランジスタ。 - (2)バイポーラトランジスタのエミッタとコレクタの
うち少くともエミッタとしてベースよりもバンドギャッ
プの大きい半導体材料を用い、前記コレクタを上側に設
けた前記ヘテロ接合バイポーラトランジスタを、前記エ
ミッタ形成のためのバンドギャップの大きい半導体材料
層、前記ベース形成のための半導体材料層および前記コ
レクタ形成のための半導体材料層を少くとも含むエピタ
キシー形成した多層構造材料から形成する製造プロセス
において、前記ヘテロ接合バイポーラトランジスタのベ
ース領域に対応する部分の周辺部を、前記多層構造材料
の上部から少くともベース層まで、多くともエミッタ・
コンタクト層を残すところまで不純物を導入して半絶縁
性化する工程と、前記多層構造材料の表面に保護層を設
け、前記保護層の上に前記コレクタから前記ヘテロ接合
バイポーラトランジスタに隣接する前記半絶縁性領域に
伸長したストライプ状のマスク材料層を形成する工程と
、前記マスク材料層の周辺部の前記保護層を除去し、か
つ、前記マスク材料層の周辺部の前記多層構造材料を、
エッチングしてストライプ状の突起を形成し、かつ、前
記ストライプ状突起の周辺部に外部ベース領域を形成す
る工程と、前記多層構造材料の上部をフォトレジストで
コートし、ドライエッチングにより前記フォトレジスト
をエッチングして前記コレクタの上部に形成された前記
マスク材料層もしくは前記保護層の頭出しを行ったのち
、前記マスク材料層および前記保護層をエッチング除去
し、前記エミッタ周辺部に残されたフォトレジストを用
いてコレクタ電極金属に蒸着しリフトオフし、前記スト
ライプ状突起の上面の全面を覆い、かつ、前記ストライ
プ状突起の周辺部にカサ状に突き出したコレクタ電極金
属層を設ける工程もしくは前記工程のあと、前記材料の
上面をコレクタ電極、ベース電極およびヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタ形成材料に対して選択的に除去でき
る材料からなる保護層で覆い、かつ、異方性のドライエ
ッチング法を用いて、コレクタ電極金属の上面とベース
電極金属の側壁と前記上面に突出したコレクタ部分の側
壁に前記材料からなる保護膜を形成する工程と、上方向
からベース電極金属を蒸着し、前記エミッタ電極金属の
カサもしくはコレクタ電極金属と前記側壁からなるカサ
の直下の外部ベース領域に隣接した外部ベース領域から
前記の周辺部の半絶縁性領域に伸長して存在するベース
電極金属層を設ける工程、とを少くとも有すること ■■■■■驛wテロ接合バイポーラトランジスタの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62036104A JPH0654780B2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62036104A JPH0654780B2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63202964A true JPS63202964A (ja) | 1988-08-22 |
JPH0654780B2 JPH0654780B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=12460462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62036104A Expired - Lifetime JPH0654780B2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654780B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02165636A (ja) * | 1988-10-31 | 1990-06-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | バイポーラ・トランジスタの製造方法 |
US5256580A (en) * | 1992-04-06 | 1993-10-26 | Motorola, Inc. | Method of forming a light emitting diode |
US5270245A (en) * | 1992-11-27 | 1993-12-14 | Motorola, Inc. | Method of forming a light emitting diode |
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JPH0654780B2 (ja) | 1994-07-20 |
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