JPH03108339A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法

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JPH03108339A
JPH03108339A JP24509789A JP24509789A JPH03108339A JP H03108339 A JPH03108339 A JP H03108339A JP 24509789 A JP24509789 A JP 24509789A JP 24509789 A JP24509789 A JP 24509789A JP H03108339 A JPH03108339 A JP H03108339A
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region
bipolar transistor
heterojunction bipolar
collector
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JP24509789A
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Inventor
Hiroshi Masuda
宏 増田
Chushiro Kusano
忠四郎 草野
Katsuhiko Mitani
三谷 克彦
Kazuhiro Mochizuki
和浩 望月
Susumu Takahashi
進 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ヘテロ接合パイポーラトレンジスタに係り、
特にベース、コレクタ間容量を低減したトランジスタ及
びその製造方法に関する。
【従来の技術】
従来、ベース、コレクタ間の容量を低減した構造のヘテ
ロ接合バイポーラトランジスタには、例えば、第5図に
示すものがある。これは、特開昭62−226665に
記載されているもので、ベース電極が形成されている外
部ベース(ベース層の真性領域以外の領域)下のコレク
タ層に酸素や水素をイオン注入し、高抵抗化する。この
ことによりベース、コレクタ間の容量を低減する技術で
ある。
【発明が解決しようとする課題】 上記従来技術はイオン注入を外部ベース層を通して行う
ので外部ベース層の抵抗の増大や、熱工程により高抵抗
化したイオン注入層の抵抗が減少するなどの問題があっ
た。また、GaAsの比誘電率は13.1と大きいため
容量の低減効果についても小さいものとなっていた。さ
らに、イオン注入された高抵抗層の厚さがコレクタ層の
厚さ程度に制限されることから容量の低減効果にも限界
があった。 本発明はイオン注入を行なわずにベース、コレクタ間の
容量を低減できる構造およびその製造方法を与えること
を目的とする。
【課題を解決するための手段1 上記目的を達成するために、本発明による第1のヘテロ
接合バイポーラトランジスタにおいて。 半導体基板上に形成されたコレクタ領域と、該コレクタ
領域上に形成されたベース領域と、該ベース領域上に形
成されたエミッタ領域を備え、上記ベース領域は上記コ
レクタ領域より外部ベース領域分だけ広い構造のヘテロ
接合バイポーラトランジスタにおいて、少なくとも上記
外部ベース領域の上記半導体基板側面および上記コレク
タ層の側面が該コレクタ領域の構成材料より誘電率の小
さい絶縁物で覆われていることを特徴とする。 本発明による第2のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
は、本発明による第1のヘテロ接合バイポーラトランジ
スタにおいて、上記コレクタ領域と上記半導体基板の間
に上記コレクタ領域が雌型なるサブコレクタ領域を挾む
ことにより上記外部ベース領域と上記半導体基板との距
離を大きくしていることを特徴とする。 本発明による第3のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
は1本発明による第1または第2のヘテロ接合バイポー
ラトランジスタにおいて、上記外部ベース領域および上
記半導体基板の対向面には各々第1および第2のエツチ
ングストッパ層が形成されており、上記I!縁物はこれ
らのストッパ層の必要部分に形成されていることを特徴
とする。 本発明による第4のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
は、本発明による第3のヘテロ接合バイポーラトランジ
スタにおいて、上記第1および第2のエツチングストッ
パ層で挾まれた領域が上記絶縁物で埋め込まれているこ
とを特徴とする。 本発明による第5のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
は、本発明による第3のヘテロ接合バイポーラトランジ
スタにおいて、上記第1および第2のエツチングストッ
パ層で挾まれた領域の上記外部ベース領域端部側は一部
分の隙間を残して側壁でほとんど覆われた空間領域を形
成しており、該空間領域はその内壁を完全に覆った上記
絶縁物の薄膜と該薄膜で囲まれた空洞から成り、かつ該
空洞は10Torr以下の真空または不活性ガスで満た
されていることを特徴とする。 また、本発明による第3のヘテロ接合バイポーラトラン
ジスタにおいては、第2のエツチングストッパ層の厚さ
は50nm〜250nmであることを特徴とする。また
、第1のエツチングストッパ層および第2下層のエツチ
ングストッパ層としてInまたはAQまたはSbまたは
PまたはGaまたはAsを含む化合物半導体を用いてい
ることを特徴とする。また、第1のエツチングストッパ
層および第2のエツチングストッパ層のIn組成。 AQ組成、Sb組成、P組成が、それぞれ0.01から
0.3の間であることを特徴とする。 また、上記絶縁物はSiO2、SiN、PSG、塗布絶
縁物が選ばれ、少なくとも1種を含むことを特徴とする
。 本発明による第1のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の製造方法においては、半導体基板上に第1のエツチン
グストッパ層を形成する工程と。 該第1のエツチングストッパ層上にコレクタ層を形成す
る工程と、該コレクタ層上に第2のエツチングストッパ
層を形成する工程と、該第2のエツチングストッパ層上
にベース層を形成する工程と、該ベース層上にエミッタ
層を形成する工程と、上記第1および第2のエツチング
ストッパ層に挾まれたコレクタ層の所定の領域を除去し
てコレクタ領域を形成する工程と上記コレクタ層を除去
した領域に面した層の表面を上記コレクタ層の構成材料
より誘電率の小さい絶縁物で覆う工程を有することを特
徴とする特 本発明による第2のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の製造方法においては、本発明による第1のヘテロ接合
バイポーラトランジスタの製造方法において、上記第1
のエツチングストッパ層とコレクタ層の形成工程の間に
、サブコレクタ層形成工程を有し、かつ上記コレクタ領
域形成工程において外サブコレクタ層の所定領域を除去
することを特徴とする。 本発明による第3のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の製造方法においては、本発明による第1のヘテロ接合
バイポーラトランジスタの製造方法において、上記コレ
クタ層およびサブコレクタ層の除去領域を上記絶縁物で
覆う工程を有し、外被覆工程は上記絶縁物を埋めるもの
であることを特徴とする。 本発明による第4のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の製造方法においては1本発明による第1のヘテロ接合
バイポーラトランジスタの製造方法において、上記第1
および第2のエッチングス暫パ層で挾まれた領域の上記
外部ベース領域端部側に一部分の隙間を残して側壁を形
成する工程と、上記第1および第2のエツチングストッ
パ層に挾まれたコレクタ層の所定の領域を側壁を残して
除去しコレクタ領域および空間領域を形成する工程と、
該空間領域をその内壁を上記絶縁物の薄膜で完全に覆い
、該薄膜により内部が10 Torr以下の・真空また
は不活性ガスで満たされた空洞を形成する工程を有する
ことを特徴とする。 【作用】 本発明によるヘテロ接合バイポーラトランジスタにおい
ては、製造段階でのイオン注入を行なわないため、ベー
ス抵抗の増大や熱工程による不安定性およびイオン注入
に伴う欠陥によるリーク電流がない、また、外部ベース
下の領域を比誘電率の小さい材料、例えばSiO□を用
いた場合、高抵抗化したGaAgに比べその比誘電率は
3分の1以下と小さくできること、さらに、サブコレク
タにより外部ベース、半導体基板間の距離を大きくとれ
、外部ベース、コレクタ間の容量を約5分の1に小さく
することが可能となる。また、絶縁物で覆うことにより
、素子表面を汚れ等から保護すると同時に、物理的強度
も増すことができる。さらに、第2のエツチングストッ
パ層を空乏層厚程度に厚くすることにより、外部ベース
層に対する物理的力に対し十分な強度を保つことができ
る。
【実施例】
以下に本発明の実施例を第1図〜第4図により説明する
。 実施例1 第1図は、エミッタ、ベース間にAQGaAs/GaA
sヘテロ接合を用いたヘテロ接合バイポーラトランジス
タの構造図である。また、第2図(a)〜第2図へ)は
、第1図に示した構造の素子の製造工程を示したもので
ある。半絶縁性GaAs基板1上にn型GaAsサブコ
レクタ層2(膜厚400nm、 ドーピングS i :
 3 X 10”c+m−3) 。 エツチングストッパ層となるn型InGaAs層または
n型AQGaAs層3.n型GaAsサブコレクタ層4
(膜厚200nm、ドーピングSi : 3X400n
m、ドーピングS i : 5 X 10”cm−”)
 。 エツチングストッパ層となるn型InGaAs層または
n型AQGaAs層6yP型GaAsベース層7(膜厚
1100n、ドーピングBe:2X101gcm−”)
 、 n型AQGaAsエミッタ層8(膜厚200nm
、 ドーピングS i : 5 X 1017Cm−”
) 。 n型GaAsキ’rツブ層9(膜厚200nm、ドーピ
ングS i : 3 X 10”cm−3)を順次MB
E法により結晶成長する(第2図(、))、エツチング
ストッパ層3の膜厚は5nm〜20nmの範囲とし、こ
こでは10nmとした。また、エツチングストッパ層3
のドーピング濃度はSiを5 X 10”cm−’とし
た。また、エツチングストッパ層6の膜厚は5nm〜2
50nmの範囲とし。 ここでは200nmとした。また、ドーピング濃度はS
iを5 X 10”cm−’とした。In、AQの組成
はエツチングストッパ層3、エツチングストッパ層6と
もに0.01〜0.30の範囲とし、ここでは、0.0
5とした。 次にエミッタ電極用金属10を堆積し、絶縁膜またはホ
トレジストをマスクに金属膜10をミリングで除去し、
さらにドライエツチングおよびウェットエツチングによ
りn型G a A sキャップH9、n型AQGaAs
エミッタ層8を除去する(第2図(b))。 次に絶縁膜を堆積し、異方性エツチングにより側壁11
を形成する。全面にベース電極用金属12を蒸着し、エ
ミッタ上にのったベース電極用金属を除去した後、絶縁
膜をマスクにベース領域以外のベース電極を除去し、さ
らにコレクタ層5の表面が表れるまでベース層7および
エツチングストッパ層6を除去する。再びI@縁膜を堆
積し異方性ドライエツチングを行うことにより、ベース
層の側面を絶縁膜で覆うように側壁13を形成する(第
2図(C))。 次に、GaAsがエツチングされ、かつAQGaAs、
InGaAsがエツチングされない塩素化合物ガスを用
いた反応性イオンエツチングによりエツチングストッパ
層3を露出させ、さらにオ、−バーエツチングすること
により外部ベース下の二つのエツチングストッパ層に挾
まれた領域を除去する(第2図(d))。 次にエツチングされた外部ベース下の領域をプラズマC
VD法または光CVD法または塗布法による絶縁膜で埋
め込む、ここでは、プラズマCVD法によりSin、1
4を50nm堆積した後、液体状のSin、15を塗布
法により埋込んだ(第2図(e))、次に、全面を異方
性ドライエツチングすることにより外部ベース下には絶
縁膜を残しながら、それ以外の領域の絶縁膜を除去する
(第2図(f))。最後にコレクタ電極の形成領域のエ
ツチングストッパ層3を除去後、リフトオフによりコレ
クタ電極16を形成し第1図の素子が完成する(第2図
(g))。この本発明によるヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタでは、従来のイオン注入によりGaAsを高抵
抗化した場合に比べ、外部ベース、コレクタ間の容量を
約5分の1に小さくすることが可能である。 また、この構造は別の材料を用いて形成するこtができ
る0例えば、エミッタ、ベース間にInAΩAs/In
GaAsヘテロ接合を用いても良い、この場合の素子構
造は、第1図において、1〜9で示される材料を下記の
材料に置き換えたものである。また、その製造方法は第
2図(a)〜第2図(e)において、1〜9で示される
材料を下記の材料に置き換えたものである。 に半絶縁性InP基板、2:n型InGaAsサブコレ
クタ層(膜厚400nm、 ドーピングSi: 2 X
 I Q”cm−’) 、 3 :エッチングストツパ
層となるn型InAQGaAs層(膜厚10nm、ドー
ピングSi : 2X10”am−’)、4 : n型
InGaAsサブコレクタ層(膜厚200nm、 ドー
ピングS i : 2X10”am−”) 、 5 :
アンドープInGaAsコレクタ層(膜厚400nm)
。 6:エツチングストッパ層となるn型 InAfiQaAB層(膜厚200nm、ドーピングS
i : 5X10”cm−3)、7 : p型InGa
Asベース層(膜厚1100n、ドーピングBe : 
2X101″cm−’) 、 8 : n型InAQA
sエミッタ層(膜厚200nm、ドーピングSi:5X
1017am−’) 、 9 : n型I n G a
 A sキャップ層(膜厚200 n m 、ドーピン
グS i : 2 X 10”am−’)なお、エツチ
ングストッパ層n型 InGaAQAs層3およびn型1nGaAQAs層6
のAQの組成は0.05とした。上記のInAQAs/
InGaAsヘテロ接合バイポーラトランジスタにおい
ても、容量の低減効果は実施例1のAnGaAs/Ga
Asヘテロ接合バイポーラトランジスタと同様、従来の
イオン注入によりコレクタ層のInGaAsを高抵抗化
した場合に比べ、外部ベース、コレクタ間の容量は約5
分の1に小さくすることが可能である。 実施例2 第3図は、エミッタ、ベース間にAQGaAs/G a
 A sヘテロ接合を用いた本発明によるヘテロ接合バ
イポーラトランジスタの構造図である。また、第4図(
a)〜第4図<’k>は、第3図に示した構造の素子の
製造工程を示したものである。半絶縁性GaAs基板1
上にn型G a A sサブコレラ5層2(膜厚400
nm、ドーピングSi:3 X 10”Cm−”) 、
エツチングストッパ層となるn型InGaAs層または
n型AQGaAs層3.n型GaAgサブコレクタ層4
(膜厚200 n m 、ドーピングSi : 3X1
0”c+s−”)、n型GaAs:ルクタ層5(膜厚4
00nm、 ドーピングSi:5 X 10”am−”
) 、エツチングストッパ層となるn型InGaAs層
またはn型AQGaAs層6+P型GaAsベース層7
(膜厚1100n、ドーピングBe : 2X10”c
m−’)、n型AQGaAsエミッタ層8(膜厚200
nm、ドーピングSi:5X 10”cm−”) 、 
n型G a A sキーYツブ層9(膜厚200nm、
 ドーピングS i : 3 X 10”cm−3)を
順次MBE法により結晶成長する(第4図(a))。エ
ツチングストッパ層3の膜厚は5nm〜20nmの範囲
とし、ここでは10nmとした。また、エツチングスト
ッパ層3のドーピング濃度はSiを5 X 10”cm
−”とした。また、エツチングストッパ層6の膜厚は5
nm〜250nmの範囲とし、ここでは200nmとし
た。また、ドーピング濃度はSiを5 X 10”cm
−’とした。In、AΩの組成はエツチングストッパ層
3、エツチングストッパ層6ともに0.01〜0.30
の範囲とし、ここでは、0.05とした。 次にエミッタ電極用金属10を堆積し、絶縁膜またはホ
トレジストをマスクに金属膜10をミリングで除去し、
さらにドライエツチングおよびウェットエツチングによ
りn型GaAsキャップyI9、n型AQGaAsエミ
ッタ層8を除去する(第4図(b))。 次に絶縁膜を堆積し、異方性エツチングにより側壁11
を形成する。全面にベース電極用金属12を蒸着し、エ
ミッタ上にのったベース電極用金属を除去した後、絶縁
膜をマスクにベース領域以外のベース電極を除去し、さ
らにベース層7゜エツチングストッパ層6、コレクタM
5およびサブコレクタ層の中間までエツチング除去する
。ここでは、サブコレクタ層を50nmエツチングした
。再び絶縁膜を堆積し異方性ドライエツチングを行うこ
とにより、ベース層、コレクタ層およびサブコレクタ層
の一部の側面を絶縁膜で覆うように側壁13を形成する
(第4図(c))。 次に、GaAsがエツチングされ、かつAQGaAs、
InGaAsがエツチングされない塩素化合物ガスを用
いた反応性イオンエツチングによりエツチングストッパ
層3を露出させ、さらにオーバーエツチングすることに
より外部ベース下の二つのエツチングストッパ層に挾ま
れた領域を除去する(第4図(d))。 次にエツチングされた外部ベース下の領域に面した半導
体表面を絶縁膜で覆うようにプラズマCVD法または光
CVD法による絶縁膜14の堆積を行う(第4図(e)
)、ここでは、プラズマCVD法によりSio2を20
0nm堆積した。この時、外部ベース下には第4図(e
)に示すようにSiO□で囲まれた空洞17ができる。 この空洞部分の比誘電率は約1であり、空洞を比誘電率
が3.9であるSin、で埋め込んだ場合に比べ、外部
ベース、コレクタ間容量は約3分の1以下に、従来のイ
オン注入を用いた高抵抗化による容量低減法に比べ約1
5分の1以下に低減できる0次に、全面を異方性ドライ
エツチングすることにより外部ベース下には絶縁膜及び
空洞を残しながら、それ以外の領域の絶縁膜を除去する
(第4図(f))。 最後にコレクタ電極の形成領域のエツチングストッパ層
3を除去後、リフトオフによりコレクタ電極16を形成
し第3図の素子が完成する(第4図(g))。 また、この構造は別の材料を用いて形成することができ
る0例えば、エミッタ、ベース間にInAΩAs/In
GaAsヘテロ接合を用いても良い、このInAQAs
/InGaAsヘテロ接合バイポーラトランジスタにお
いても、容量の低減効果は実施例2のAUGaAs/G
aAsヘテロ接合バイポーラトランジスタと同様、従来
のイオン注入によりコレクタ層のInGaAsを高抵抗
化した場合に比べ、外部ベース、コレクタ間の容量は約
15分の1に小さくすることが可能である。
【発明の効果】
本発明によれば、外部ベース層とサブコレクタ層の間の
高誘電率の半導体(例えばG a A s、比誘電率:
13.1)を除去し、そこに低誘電率絶縁体(例えばS
iO2、比誘電率: 3.9)を設けること、および、
外部ベース層とサブコレクタ層の間の距離を大きくとる
ことにより(1,5倍)、ベース、コレクタ間容量を約
5分の1以下に低減でき高速動作が可能になり、さらに
ベース層、コレクタ層、サブコレクタ層の半導体表面を
空気にさらさないことにより劣化を生じないという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例のA Q GaAs/
GaAsヘテロ接合バイポーラトランジスタの断面図、
第2図(a)〜第2図(’&)は、本発明の第1の実施
例の製造工程図、第3図は本発明の第3の実施例のAQ
GaAs/GaAsヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の断面図、第4図(a)〜第4図(8)は、本発明の第
3の実施例の製造工程図、第5図は、従来構造のヘテロ
接合バイポーラトランジスタの断面図である。 符号の説明 1.21・・・半絶縁性GaAs基板、2,4・・・n
型GaAsサブコレクタ層、3.6=4nGaAsまた
はAQGaAsエツチングストッパ層、5・・・n型G
aAsコレクタ層、7・・・p型GaAsベース層。 8・・・n型AQGaAsエミッタ層、9・・・n型G
aAsキャップ層、10・・・エミッタ電極、12・・
・ベース電極、14.15・・・絶縁膜、16・・・コ
レクタ電極、17・・・空洞、44・・・0イオン注入
領域(高抵抗半導体)。 ネl副 ネ 3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上に形成されたコレクタ領域と、該コレ
    クタ領域上に形成されたベース領域と、該ベース領域上
    に形成されたエミッタ領域を備え、上記ベース領域は上
    記コレクタ領域より外部ベース領域分だけ広い構造のヘ
    テロ接合バイポーラトランジスタにおいて、少なくとも
    上記外部ベース領域の上記半導体基板側面および上記コ
    レクタ層の側面が該コレクタ領域の構成材料より誘電率
    の小さい絶縁物で覆われていることを特徴とするヘテロ
    接合バイポーラトランジスタ。 2、請求項1記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
    において、上記コレクタ領域と上記半導体基板の間に上
    記コレクタ領域が略重なるサブコレクタ領域を挾むこと
    により上記外部ベース領域と上記半導体基板との距離を
    大きくしているヘテロ接合バイポーラトランジスタ。 3、請求項1記載または請求項2記載のヘテロ接合バイ
    ポーラトランジスタにおいて上記外部ベース領域および
    上記半導体基板の対向面には各々第1および第2のエッ
    チングストッパ層が形成されており、上記絶縁物はこれ
    らのストッパ層の必要部分に形成されているヘテロ接合
    バイポーラトランジスタ。 4、請求項3記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
    において、上記第1および第2のエッチングストッパ層
    で挾まれた領域は上記絶縁物で埋め込まれているヘテロ
    接合バイポーラトランジスタ。 5、請求項3記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
    において、上記第1および第2のエッチングストッパ層
    で挾まれた領域の上記外部ベース領域端部側は一部分の
    隙間を残して側壁でほとんど覆われた空間領域を形成し
    ており、該空間領域はその内壁を完全に覆った上記絶縁
    物の薄膜と該薄膜で囲まれた空洞から成り、かつ該空洞
    は10Torr以下の真空または不活性ガスで満たされ
    ているヘテロ接合バイポーラトランジスタ。 6、請求項3記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
    において、第2のエッチングストッパ層の厚さが50n
    m〜250nmであるヘテロ接合バイポーラトランジス
    タ。 7、請求項3記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
    において、第1のエッチングストッパ層および第2下層
    のエッチングストッパ層としてInまたはAlまたはS
    bまたはPまたはGaまたはAsを含む化合物半導体を
    用いているヘテロ接合バイポーラトランジスタ。 8、請求項3記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
    において、第1のエッチングストッパ層および第2のエ
    ッチングストッパ層のIn組成、Al組成、Sb組成、
    P組成が、それぞれ 0.01から0.3の間であるヘテロ接合バイポーラト
    ランジスタ。 9、請求項3記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
    において、上記絶縁物はSiO_2、SiN、PSG、
    塗布絶縁物が選ばれ、少なくとも1種を含むヘテロ接合
    バイポーラトランジスタ。 10、半導体基板上に第1のエッチングストッパ層を形
    成する工程と、該第1のエッチングストッパ層上にコレ
    クタ層を形成する工程と、該コレクタ層上に第2のエッ
    チングストッパ層を形成する工程と、該第2のエッチン
    グストッパ層上にベース層を形成する工程と、該ベース
    層上にエミッタ層を形成する工程と、上記第1および第
    2のエッチングストッパ層に挾まれたコレクタ層の所定
    の領域を除去してコレクタ領域を形成する工程と上記コ
    レクタ層を除去した領域に面した層の表面を上記コレク
    タ層の構成材料より誘電率の小さい絶縁物で覆う工程を
    有するヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。 11、請求項10記載のヘテロ接合バイポーラトランジ
    スタの製造方法において、上記第1のエッチングストッ
    パ層とコレクタ層の形成工程の間に、サブコレクタ層形
    成工程を有し、かつ上記コレクタ領域形成工程において
    外サブコレクタ層の所定領域を除去するヘテロ接合バイ
    ポーラトランジスタの製造方法。 12、請求項10記載のヘテロ接合バイポーラトランジ
    スタの製造方法において、上記コレクタ層およびサブコ
    レクタ層の除去領域を上記絶縁物で覆う工程を有し、外
    被覆工程は上記絶縁物を埋めるものであるヘテロ接合バ
    イポーラトランジスタの製造方法。 13、請求項10記載のヘテロ接合バイポーラトランジ
    スタの製造方法において、上記第1および第2のエッチ
    ングストッパ層で挾まれた領域の上記外部ベース領域端
    部側に一部分の隙間を残して側壁を形成する工程と、上
    記第1および第2のエッチングストッパ層に挾まれたコ
    レクタ層の所定の領域を側壁を残して除去しコレクタ領
    域および空間領域を形成する工程と、該空間領域をその
    内壁を上記絶縁物の薄膜で完全に覆い、該薄膜により内
    部が10Torr以下の真空または不活性ガスで満たさ
    れた空洞を形成する工程を有するヘテロ接合バイポーラ
    トランジスタの製造方法。
JP24509789A 1989-09-22 1989-09-22 ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法 Pending JPH03108339A (ja)

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