JPH02192172A - 超伝導トランジスタ - Google Patents

超伝導トランジスタ

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Publication number
JPH02192172A
JPH02192172A JP1011719A JP1171989A JPH02192172A JP H02192172 A JPH02192172 A JP H02192172A JP 1011719 A JP1011719 A JP 1011719A JP 1171989 A JP1171989 A JP 1171989A JP H02192172 A JPH02192172 A JP H02192172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
semiconductor substrate
source
drain electrode
superconducting
Prior art date
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Pending
Application number
JP1011719A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fujioka
洋 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02192172A publication Critical patent/JPH02192172A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 超伝導トランジスタに関し、 超伝導トランジスタの歩留りを向上させることを目的と
し、 半導体層表面に段部を設け、段部上と段部下に超伝導体
よりなるソース、ドレイン用の電極を設けるとともに、
上記段部の側壁にゲート電極を形成したことを含み構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、超伝導トランジスタに関し、より詳しくは、
超伝導膜を接合した半導体層に生じる超伝導状態をチャ
ネルとする超伝導トランジスタに関する。
〔従来の技術〕
半導体装置の高速化を図るために、半導体層上に超伝導
膜を形成してこれを臨界温度以下の雰囲気に置くことに
より、半導体層の一部を超伝導特性にする技術が提案さ
れている。
この超伝導状態の部分をチャネルとしたトランジスタと
しては、第4図に例示するように、P型半導体基板50
上に絶縁膜51を介してゲート電極52を形成するとと
もに、その両側に超伝導材よりなるドレイン電極53及
びソース電極54を設けた装置が提案されている。
そして、このトランジスタを臨界温度以下に置いた状態
でドレイン電極53・ソース電極54間に電圧を印加す
るとともに、ゲート電極52に閾値電圧を印加すると、
ゲート電極52下方に位置する半導体基板50の界面に
反転層が形成されるために、ドレイン電極53及びソー
ス電極54下方の半導体基板50界面に発生した超伝導
電子対がその反転層を通って高速でドレイン・ソース間
を移動することになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この超伝導トランジスタを確実に動作させるた
めには、ドレイン電極53とソース電極54の距離を0
.2μm以下にする必要があり、これをリソグラフィー
法によって形成することが難しく、歩留りが悪いといっ
た問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、ドレイン電極とソース電極の距離を狭くして歩留り
を向上することができる超伝導トランジスタを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題は、半導体層表面に段部5を設け、段部5
上と段部5下に超伝導体よりなるソース、ドレイン用の
電極3.4を設けるとともに、上記段部5の側壁にゲー
ト電極6を形成したことを特徴とし、目的を達成する。
〔作 用] 本発明において、半導体層の表面に段部5を形成してお
り、また、この段部5は、エツチングやエピタキシャル
成長によって形成することができるためにその段差を0
.2μm以下に調整することは容易である。
したがって、その段部5の側壁にゲート電極6を形成す
るとともに、段部5の上面、下面のいずれかにソース、
ドレイン用の電極3.4を形成すれば、ソース電極3と
ドレイン電極4の距離を容易に制御することができるこ
とになる。
これにより超伝導トランジスタの動作を確実に行わせる
ことができ、しかも、その歩留りを向上させることがで
きる。
〔実施例] (a)発明の一実施例の説明 第1図は、本発明の一実施例を示す装置の断面図であっ
て、図中符号1は、GaAsよりなる半導体基板2に形
成された超伝導トランジスタで、そのソース電極3とド
レイン電極4はニオブ等の超伝導体により形成されてお
り、このうちのソース電極3は、エツチングやエピタキ
シャル成長によって半導体基板2表面に形成した段部5
の上側に取付けられ、また、ドレイン電極4はその段部
5の下側に形成されている。
6は、アルミニウム等の導電材よりなるゲート電極で、
半導体基板2の段部5側壁にゲート絶縁膜7を介して形
成されている。
次に、この超伝導トランジスタ1の動作について説明す
る。
上記した実施例において、いま、超伝導トランジスタ1
を臨界温度以下の雰囲気に置くと、半導体基板2界面の
うちソース電極3及びドレイン電極4に接する領域の近
傍が超伝導特性を有するようになるため、段部5側壁に
面する半導体基板2の界面のうちの上下部は超伝導状態
となり、その領域においては超伝導電子対の密度が高く
なる。
この状態で、ソース電極3を接地し、ドレイン電極4に
負の電圧V D 3を印加するとともに、ゲート電極6
に正の電圧V。を印加すると、段部5側壁の界面中央に
チャネルが形成されることになる半導体基板2の界面に
存在する超伝導電子eが段部5の側壁を通ってドレイン
電極4からソース電極3に高速で移動する。
次に、上記した装置の製造工程を第2図に基づいて説明
する。
まず、半導体基板2の上に段部5を形成する処理を行う
が、ドレイン電極4とソース電極3との距離を0.2μ
m以下とする必要があるために、段部5の段差は、その
距離にドレイン電極4の膜厚を加えた大きさにする。
最初に、ドレイン電極4とソース電極3との距離(0,
2μm以下)にドレイン電極4の膜厚を加えた厚みWと
なるように、GaAsよりなる半導体基板2の上に窒化
シリコン(SiJ4)層10を積層する。そして、この
上にレジスト11を塗布し、露光処理、現像処理によっ
てソース電極3を形成しようとする領域に窓12を形成
する(第2図(a))。
この後に、燐酸ボイルにより窓12から露出した5i3
Na膜10をエツチングし、半導体基板2の表面の一部
を露出する(第2図(b))。
次に、レジスト膜11を剥離した後に、MBE法、MO
CVD法等によってGaAsを半導体基板2表面にエピ
タキシャル成長させると、5iJn膜10から露出した
領域にGaAs層2aが選択的に形成され、これにより
半導体基板2に段部5が発生することになり、その段差
はWとなる(第2図(C))。
この後に、半導体基板2表面に残存した5iJn膜10
を燐酸ボイルにより除去するとともに、硫酸と過酸化水
素を混合した液を使用し、GaAs素2aを含む半導体
基板2の表面をわずかにエツチングして結晶欠陥を除去
する(第2図(d))。
これにより半導体基板2に段部5を形成する工程が終了
する。
次に、スパッタリング法、真空蒸着法等により半導体基
板2表面にニオブ等の超伝導体を堆積すると、段部5の
上面側と下面側に自己整合的に超伝導体膜が形成される
(第2図(e))。そして、段部5の上面側に形成され
た超伝導体膜をソース電極3とし、その下面側に形成さ
れた超伝導体膜をドレイン電極4として使用する。
この状態で、CVD法によりソース電極3及びドレイン
電極4の上と、段部5の側壁にSiO□の絶縁膜13を
積層しく第2図(f))、さらに絶縁膜13に沿ってこ
の上にアルミニウム膜14を均一な厚さに形成する(第
2図(g))。
そして、塩素系のガスを使用して反応性イオンエツチン
グを行い、アルミニウム膜14を異方性エツチングする
と、半導体基板2の段部5側壁にアルミニウム膜14が
残存することになり、これをゲート電極6とする(第2
図(h))。この場合、半導体基板2表面の絶縁膜13
はゲート酸化膜6となる。
以上の工程により、第1図に示す超伝導トランジスタが
製造されることになる。
なお、段部5の上面側、下面側に形成される電極は、ド
レイン電極、ソース電極のいずれでもよい。
(b)本発明のその他の実施例の説明 上記した実施例では、エピタキシャル成長によって半導
体基板2に段部5を形成したが、第3図に示すように、
半導体基板2の表面にSi、N4膜21よりなるマスク
を設け、半導体基板2のドレインを形成する領域をドラ
イエチングすることにより段部5を形成することも可能
である。
なお、上記した実施例では、半導体基板2をGaAsに
より形成したがその他の化合物半導体やシリコン等の半
導体により形成することもできる。
また、ゲート電極はアルミニウムに限られるものでなく
、不純物を注入したポリシリコン、超伝導体により形成
することもできるし、さらに、ソース電極、ドレイン電
極を構成する超伝導体にニオブ、鉛等の金属や、旧5r
CaCuO等の酸化物を適用することもできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、半導体基板に段部を
設け、この段部の上側、下側のいずれかにソース又はド
レイン用の電極を形成するとともに、その段部の側壁に
ゲート電極をするようにしたので、段部の深さを調整し
てドレインとソースとの距離を0.2μm以下とするこ
とが容易となり、超伝導トランジスタを歩留りを向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す装置の断面図、 第2図は、本発明の一実施例装置の製造工程を示す断面
図、 第3図は、本発明の製造工程のその他の実施例を示す断
面図、 第4図は、従来装置の一例を示す装置の断面図である。 (符号の説明) l・・・超伝導トランジスタ、 2・・・半導体基板、 3・・・ソース電極、 4・・・ドレイン電極、 5・・・段部、 6・・・ゲート電極、 7・・・ゲート絶縁膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 半導体層表面に段部を設け、段部上と段部下に超伝導体
    よりなるソース、ドレイン用の電極を設けるとともに、 上記段部の側壁にゲート電極を形成したことを特徴とす
    る超伝導トランジスタ。
JP1011719A 1989-01-19 1989-01-19 超伝導トランジスタ Pending JPH02192172A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0484232A2 (en) * 1990-10-29 1992-05-06 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Superconducting device having an extremely short superconducting channel formed of oxide superconductor material and method for manufacturing the same
US5552374A (en) * 1992-04-09 1996-09-03 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Oxide superconducting a transistor in crank-shaped configuration
US5793055A (en) * 1995-11-30 1998-08-11 Forschungszentrum Julich Gmbh Hybrid electronic devices, particularly Josephson transistors
WO1999045180A2 (de) * 1998-03-03 1999-09-10 Forschungszentrum Jülich GmbH Abo3 - perowskit mit stufe

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