JPS63202705A - 光フアイバケ−ブルの接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 光ファイバケーブルと、光コネクタプラグまたは光コネ
クタジャックとを接続する際に、光ファイバケーブルと
、光コネクタプラグまたは光コネクタジセックとを溶着
させることにより、高温放置状態での光ファイバケーブ
ルと光コネクタプラグまたは光コネクタジャックとの結
合力を安定化させると共に伝送特性の劣化を無（した接
続方法。

〔産業上の利用分野〕

本発明は光通信装置等の主要構成要素の一つである光デ
ータリンクに使用される光ファイバケーブルの接続方法
に関する。

光ファイバケーブル（以下略して光ケーブル）は、近年
通信・計測・医療分野から車載用にまで幅広く使用され
るようになってきたが、用途によって例えば自動車のエ
ンジンルームや特殊機器内配線での使用では、１２０℃
付近の高温に長時間さらされる場合がある。従って光ケ
ーブルと光コネクタプラグ（以下略してプラグ）との接
続もこれら高温度に長時間に亙ってさらされても特性を
落とすことなく耐えることが要求されている。このため
高温度に耐え且つ安価に供給出来る接続方法の開発が望
まれている。

〔従来の技術〕

第４図は従来の圧着による光ケーブルとプラグの接続を
示す断面図であり、（Ａ）は発光ダイオード（ＬＥＤ）
　、フォトダイオード（ＡＰＤ）等各種光電変換素子が
装着されている光コネクタジャック断面図、（Ｂ）は光
ケーブルとプラグの接続を示す断面図、第５図は従来の
接着による光ケーブルとプラグの接続を示す断面図であ
り、（Δ）は第４図（＾）と同じ光コネクタジャック断
面図、（Ｂ）は光ケーブルとプラグの接続を示す断面図
である。

第４図（Ｂ）において、従来のプラグ１３は本体部１３
−ａと其の先端部に設けられた光コネクタジャック挿入
部１３−ｂ及び本体部の他端に設けられた光ケーブル締
結部１３−ｃよりなっており、該プラグ１３に設けられ
ている光ケーブル貫挿穴に先端部のみ被覆材１５が剥離
された状態の光ケーブル１を貫挿させた後、締結部１３
−ｃに嵌合された圧着リング１７を機械的に圧着して光
ケーブルとプラグの両者を接続させている。尚第４図（
Ａ）の光コネクタジャックとの接続はジャック挿入部１
３−ｂを、発光ダイオード、フォトダイオード等の光電
変換素子２０が装着された光コネクタジャック１８のプ
ラグ挿入穴１９に挿入することにより完成する。

第５図（Ｂ）においては、プラグ１３のケーブル貫挿穴
に第４図（Ｂ）と同様の光ケーブル１を貫挿させた後、
プラグ１３の貫挿穴内壁と光ケーブル１の芯線１４及び
ケーブル被覆材１５とをそれぞれ接着剤１６により接着
し光ケーブルとプラグの両者を接続させている。尚第５
図（Ａ）の光コネクタジャックとの接続は第４図（八）
の場合と同様である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の圧着による接続方法では、高温中で被覆材が熱変
形しやすくなる為、機械的圧着による応力が直接芯線自
身に加わり芯線が変形することにより、伝達光量の減少
等伝送特性の劣化や、圧着力の低下を来たし、また接着
による接続方法では被覆材に主にポリエチレンやポリプ
ロピレン等のオレフィン系樹脂が多く用いられているた
め接着性に乏しく、高温中に長時間放置されると接着力
が低下し、光ケーブルがプラグから抜けやすくなるとい
う問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点は、光コネクタプラグを光ファイバケーブル
のケーブル被覆材と溶着容易な材料を用いて形成し、光
ファイバケーブルと光コネクタプラグを接続する際に、
溶着により一体化して接続することによって解決される
。

〔作　用〕

互いに接しているケーブル被覆材と、プラグが同種類ま
たは溶着容易な材料であるため、加熱溶着時の相溶性が
良く一体化接続が容易である。また接着剤も要らず、接
続後は機械的圧着の場合と異なって芯線に応力が加わる
ことが無いため熱変形は起こらず、特性劣化や圧着力低
下を起こすことなく容易にかつ確実に光ケーブルとプラ
グを接続させることができる。

〔実施例〕

以下添付図により本発明の実施例について説明する。

第１図は本発明になる接続方法に使われる光ケーブル、
プラグ組合せの一実施例を示す図であり、第２図は本発
明に係る接続を実施する加熱溶着機ヘッド部構成図、ま
た第３図は、本発明に係る接続を実施する超音波溶着機
ヘッド部構成図である。

なお、企図を通じ同じ対象物は同一記号で表している。

第１図において、芯線１４及びケーブル被覆材１５より
構成され且つその先端部のみケーブル被覆材１５が剥離
されている光ケーブル１は、ケーブル被覆材１５と同種
類または溶着容易な材料で形成され、且つ形状・寸法が
第４図記載のプラグ１３と全く同等のプラグ２に貫挿さ
れている。３は本発明に関する溶着部分を示したもので
ある。

第２図において、昇温のためヒータ７が埋め込まれた上
下の加熱溶着治具５，６　　がプレスアーム４と連動す
るようになっており、中央の円形中空部分１０に予め組
合わされた第１図記載実施例の溶着部分３を挿入し、プ
レス動作により光ケーブルとプラグ両者を加熱溶着する
ものである。なお８は熱電対、９は加熱溶着寸法調整用
のスペーサである。

第３図においては、超音波発振源を持つホーン１１と受
は治具１２の間に上記同様に溶着部分３を挿入し光ケー
ブルとプラグ両者を超音波溶着する。

次頁に示す表は、第１図に示す被覆外径２　、２　＋ｎ
の光ケーブルＪと、溶着部分３の内径が２．５ｍ。

同外径が４．３龍で、材料としてポリプロピレン樹脂（
三菱モンサンド製、商品名ｒサントブレンＪ）で形成さ
れたプラグ２とを接続するに際して、本発明に係る溶着
方法と従来方法のそれぞれの場合について、表示条件の
もとての接続（引張り）強度を比較したものである。

表より明らかなように、溶着の場合はいずれも接続時は
もとより長時間高温放置後にも充分なる強度を保持して
いる。

表 〔発明の効果〕 上記の如（本発明の実施により、光ケーブル１とプラグ
２を短時間に確実に接続でき、かつ高温放置時にも安定
した伝送特性と接続強度を保持する光ファイバケーブル
の接続方法を提供することができる。

尚、本発明を説明するにあたり光ファイバケーブルと光
コネクタプラグの接続について述べているが、光ファイ
バケーブルと光コネクタジャックの場合でも同等の効果
を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる接続方法に使われる光ゲルプル、
プラグ組合せの一実施例を示す図、第２図は本発明に係
る接続を実施する加熱溶着機ヘッド部構成図、 第３図は本発明に係る接続を実施する超音波溶着機ヘッ
ド部構成図、 第４図は従来の圧着による光ケーブルとプラグの接続を
示す断面図、 第５図は従来の接着による光ケーブルとプラグの接続を
示す断面図、 である。 図において １は光ファイバケーブル、 ２は光コネクタプラグ、 ３は溶着部分、　　　　４はプレスアーム、５．６は加
熱溶着治具、７はヒータ、 ８は熱電対、　　　　　９はスペーサ、１０は円形中空
部分、　１１はホーン、１２は受は治具、 １４は光ファイバケーブル芯線、 １５は光ファイバケーブル被覆材、 １８は光コネクタジャック、 １９はプラグ挿入穴、 ２０は光電変換素子、 である。 光ケープｊレプラデ灯１汗芒の一実、ｆ！Ｊ籾「４第　
１　図 篇　２　図 オム介声月（こイ糸る才妄界叱Σｒ莢方包７ろ起音シ及
シ魚看禾較へ・７ド部未島仄図第　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）光コネクタジャックまたは光コネクタプラグ（２）
   を、光ファイバケーブル（１）のケーブル被覆材（１５
   ）と溶着容易な材料を用いて形成し、前記光ファイバケ
   ーブル（１）と、光コネクタジャックまたは光コネクタ
   プラグ（２）を接続する際に、溶着により一体化して接
   続することを特徴とする光ファイバケーブルの接続方法
   。 ２）前記光ファイバケーブル（１）と、光コネクタジャ
   ックまたは光コネクタプラグ（２）との溶着を、加熱溶
   着法により行うことを特徴とする特許請求範囲第１項記
   載の光ファイバケーブルの接続方法。 ３）前記光ファイバケーブル（１）と、光コネクタジャ
   ックまたは光コネクタプラグ（２）との溶着を、超音波
   溶着法により行うことを特徴とする特許請求範囲第１項
   記載の光ファイバケーブルの接続方法。