JPS63194037A - 建設機械の操縦装置 - Google Patents
建設機械の操縦装置Info
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- JPS63194037A JPS63194037A JP2693987A JP2693987A JPS63194037A JP S63194037 A JPS63194037 A JP S63194037A JP 2693987 A JP2693987 A JP 2693987A JP 2693987 A JP2693987 A JP 2693987A JP S63194037 A JPS63194037 A JP S63194037A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims description 9
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 71
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/2004—Control mechanisms, e.g. control levers
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/24—Safety devices, e.g. for preventing overload
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、バックホウ等の建設機械の操縦装置に関す
る。
る。
従来の技術
この種の建設機械では、一般に遠隔操作用の操作レバー
を備えた操作レバースタンドを、操縦席の前方に配置す
るとともに、上記の操作レバーを前後左右に揺動操作す
ることにより、その操作しバーにリンク機構を介して連
動連結された油圧コントロールバルブの切り換えを行な
って、作業機各部を操縦するようになっている。そして
、作業を行なわない場合には、上記の操作レバーを中立
位置に戻すことにより、前記の油圧コントロールパルプ
を中立状態に保持して、作業機各部への油圧の供給を遮
断するようになっている。
を備えた操作レバースタンドを、操縦席の前方に配置す
るとともに、上記の操作レバーを前後左右に揺動操作す
ることにより、その操作しバーにリンク機構を介して連
動連結された油圧コントロールバルブの切り換えを行な
って、作業機各部を操縦するようになっている。そして
、作業を行なわない場合には、上記の操作レバーを中立
位置に戻すことにより、前記の油圧コントロールパルプ
を中立状態に保持して、作業機各部への油圧の供給を遮
断するようになっている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、従来においては、前記の操作レバーを中
立時にロックするようになっておらず、そのためエンジ
ンをかけたままの状態で操縦者が乗降する場合に、上記
の操作レバーに操縦者の体が触れる等すると、それによ
って操作レバーが中立位置から作動位置に倒れて、作業
機や機体が突然動きだし、周囲の物体にぶつかって物的
損傷を与えたり、最悪の場合には機体の周辺にいる人を
傷つけたり、或いは操縦者を振り落とす等して人身事故
につながるという問題点があった。
立時にロックするようになっておらず、そのためエンジ
ンをかけたままの状態で操縦者が乗降する場合に、上記
の操作レバーに操縦者の体が触れる等すると、それによ
って操作レバーが中立位置から作動位置に倒れて、作業
機や機体が突然動きだし、周囲の物体にぶつかって物的
損傷を与えたり、最悪の場合には機体の周辺にいる人を
傷つけたり、或いは操縦者を振り落とす等して人身事故
につながるという問題点があった。
この発明は、このような問題点に鑑みて、この種の事故
を未然に防止するために、遠隔操作用の操作レバーを備
えた操作レバースタンドを、操縦席の前方に配置した建
設機械において、上記の操作レバーが中立状態にロック
されていない場合には、操縦者が乗降出来ないようなセ
ルフガードシステムを組み込んだ操縦装置を提供するこ
とを目的として成されたものである。
を未然に防止するために、遠隔操作用の操作レバーを備
えた操作レバースタンドを、操縦席の前方に配置した建
設機械において、上記の操作レバーが中立状態にロック
されていない場合には、操縦者が乗降出来ないようなセ
ルフガードシステムを組み込んだ操縦装置を提供するこ
とを目的として成されたものである。
問題点を解決するための手段
この発明では、上記目的を達成するために、前記のよう
な建設機械において、操作レバーを中立位置でロックす
るための中立ロック機構と連動して前後方向に回動する
中立ロック部材を、操作レバースタンドと操縦席との間
に位置する乗降通路を挟んで配置するとともに、上記操
作レバーが中立ロック状態から解除されたフリー状態の
ときに、上記の乗降通路を横切って遮断するロンド部を
上記の中立ロック部材に設けている。
な建設機械において、操作レバーを中立位置でロックす
るための中立ロック機構と連動して前後方向に回動する
中立ロック部材を、操作レバースタンドと操縦席との間
に位置する乗降通路を挟んで配置するとともに、上記操
作レバーが中立ロック状態から解除されたフリー状態の
ときに、上記の乗降通路を横切って遮断するロンド部を
上記の中立ロック部材に設けている。
作 用
すなわち、操作レバーが中立ロック状態から解除された
フリー状態のときには、前記の中立ロックレバ−に設け
たロンド部が、操作レバースタンドと操縦席との間に位
置する乗降通路を横切って遮断し、それによって操縦者
の通行が妨げられることになる。したがって、乗降時に
操作レバーが中立位置から作動位置へ倒れるという不測
の事態が回避されることになる。
フリー状態のときには、前記の中立ロックレバ−に設け
たロンド部が、操作レバースタンドと操縦席との間に位
置する乗降通路を横切って遮断し、それによって操縦者
の通行が妨げられることになる。したがって、乗降時に
操作レバーが中立位置から作動位置へ倒れるという不測
の事態が回避されることになる。
実施例
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係る建設機械としてのバックホウ
の全体側面図を示す0図において、(1)は、走行用の
クローラ(2)を備えた下部走行体を示しており、その
中央部分に操縦席(3)を備えた上部旋回体(4)が、
この下部走行体(1)の上部に水平方向回動自在に取り
付けられている。上記上部旋回体(4)の機体フレーム
(5)の前端側には、ブーム(6)、アーム(7)及び
パケット(8)を備えた作業機(9)が取り付けられて
いる。この作業機(9)と前記の操縦席(3)への間に
は、第2図に示すように、機体フレーム(5)に取り付
けられた方形筒状の下部スタンド部(lO)と、その下
部スタンド部(10)に着脱可能に取り付けられた同じ
く方形筒状の上部スタンド部(11)とからなる操作レ
バースタンド(12)が配置されている。なお、この操
作レバースタンド(12)は、上記の操縦席(3)の前
方に対面配置されるとともに、乗降時に使用する乗降通
路(54)が両者間に設けられている。
の全体側面図を示す0図において、(1)は、走行用の
クローラ(2)を備えた下部走行体を示しており、その
中央部分に操縦席(3)を備えた上部旋回体(4)が、
この下部走行体(1)の上部に水平方向回動自在に取り
付けられている。上記上部旋回体(4)の機体フレーム
(5)の前端側には、ブーム(6)、アーム(7)及び
パケット(8)を備えた作業機(9)が取り付けられて
いる。この作業機(9)と前記の操縦席(3)への間に
は、第2図に示すように、機体フレーム(5)に取り付
けられた方形筒状の下部スタンド部(lO)と、その下
部スタンド部(10)に着脱可能に取り付けられた同じ
く方形筒状の上部スタンド部(11)とからなる操作レ
バースタンド(12)が配置されている。なお、この操
作レバースタンド(12)は、上記の操縦席(3)の前
方に対面配置されるとともに、乗降時に使用する乗降通
路(54)が両者間に設けられている。
上記上部スタンド部(11)の上端部分には、第3図に
示すように、蛇腹状のラバーキャンプ(13)が取り付
けられており、上下方向に配向した操作レバー(14)
の上端部分が、このラバーキャンプ(13)を貫通して
上方へ突出している。また、上部スタンド部(11)の
上端付近には、操縦用のリンク機構を構成するレバー支
持体(15)が内装されるとともに、そのレバー支持体
(15)の上端部分に、前記の操作レバー(14)の下
端部分が嵌入装着されている。このレバー支持体(15
)は、上部スタンド部(11)によって支持された水平
方向の枢支軸(16)の先端部分に設けた球面軸受(1
7)を介して、前後左右方向へ揺動自在に支持されてい
る。そして、このレバー支持体(15)から水平方向に
突出させた第1リンクアーム(18)には、操作レバー
スタンド(12)の内部を貫通して上下方向に配設され
た旋回操作用ケーブル(19)の上端部分が、ボール継
手(20)を介して球支連結されている。この旋回操作
用ケーブル(19)の下端部分は、図示しない油圧コン
トロールバルブの旋回側セクションに連結されるように
なっている。また、レバー支持体(15)には、第4図
に示すように、上記第1リンクアーム(1B)に対して
略直交するようなり、Mで水平方向に突出する第2リン
クアーム(21)が設けられている。この第2リンクア
ーム(21)にも、第2図に示すように。
示すように、蛇腹状のラバーキャンプ(13)が取り付
けられており、上下方向に配向した操作レバー(14)
の上端部分が、このラバーキャンプ(13)を貫通して
上方へ突出している。また、上部スタンド部(11)の
上端付近には、操縦用のリンク機構を構成するレバー支
持体(15)が内装されるとともに、そのレバー支持体
(15)の上端部分に、前記の操作レバー(14)の下
端部分が嵌入装着されている。このレバー支持体(15
)は、上部スタンド部(11)によって支持された水平
方向の枢支軸(16)の先端部分に設けた球面軸受(1
7)を介して、前後左右方向へ揺動自在に支持されてい
る。そして、このレバー支持体(15)から水平方向に
突出させた第1リンクアーム(18)には、操作レバー
スタンド(12)の内部を貫通して上下方向に配設され
た旋回操作用ケーブル(19)の上端部分が、ボール継
手(20)を介して球支連結されている。この旋回操作
用ケーブル(19)の下端部分は、図示しない油圧コン
トロールバルブの旋回側セクションに連結されるように
なっている。また、レバー支持体(15)には、第4図
に示すように、上記第1リンクアーム(1B)に対して
略直交するようなり、Mで水平方向に突出する第2リン
クアーム(21)が設けられている。この第2リンクア
ーム(21)にも、第2図に示すように。
操作レバースタンド(12)を貫通して上下方向に配設
されたアーム操作用ケーブル(22)の上端部分が、同
じくボール継手(20)を介して球支連結されている。
されたアーム操作用ケーブル(22)の上端部分が、同
じくボール継手(20)を介して球支連結されている。
この場合においても、上記アーム操作用ケーブル(22
)の下端部分は、油圧コントロールバルブのアーム側セ
クションに連結されるようになっている。
)の下端部分は、油圧コントロールバルブのアーム側セ
クションに連結されるようになっている。
次ぎに、上部スタンド部(11)の上下中間部分には、
第3図に示すように、水平方向に配設された支持板(2
3)が設けられいる。そして、この支持板(23)に設
けられた案内孔(24)に、例えば旋回操作用ケーブル
(19)のアウタ一部(25)を上下挿通配置するとと
もに、同じく支持板(23)の上下両側に配置したナツ
ト(26) (26)を、上記のアウタ一部(25)
に螺合することにより、この旋回操作用ケーブル(19
)を、操作レバースタンド(12)の上下中間部分の一
個所でぐらつかないように保持している。
第3図に示すように、水平方向に配設された支持板(2
3)が設けられいる。そして、この支持板(23)に設
けられた案内孔(24)に、例えば旋回操作用ケーブル
(19)のアウタ一部(25)を上下挿通配置するとと
もに、同じく支持板(23)の上下両側に配置したナツ
ト(26) (26)を、上記のアウタ一部(25)
に螺合することにより、この旋回操作用ケーブル(19
)を、操作レバースタンド(12)の上下中間部分の一
個所でぐらつかないように保持している。
なお、この実施例では、第5図に示すように、前記アウ
タ一部(25)へ外嵌配置した上下一対のワッシャ(2
7) (27)の間に、その長さが板厚よりも長いカ
ラー(28)を外嵌し、そのカラー(28)を前記の案
内孔(24)へ保合させるともに、その状態で前記のナ
ンド(26) (26)を回すことによって上記の上
記のワッシャ(27) (27)を互いに近づけ、そ
れによって上記カラー(28)を両側から押さえつける
ようにしている。したがって、前記の支持板(23)に
は、上記旋回操作用ケーブル(19)のアウタ一部(2
5)が円周方向回動自在の状態で取り付けられることに
なる。
タ一部(25)へ外嵌配置した上下一対のワッシャ(2
7) (27)の間に、その長さが板厚よりも長いカ
ラー(28)を外嵌し、そのカラー(28)を前記の案
内孔(24)へ保合させるともに、その状態で前記のナ
ンド(26) (26)を回すことによって上記の上
記のワッシャ(27) (27)を互いに近づけ、そ
れによって上記カラー(28)を両側から押さえつける
ようにしている。したがって、前記の支持板(23)に
は、上記旋回操作用ケーブル(19)のアウタ一部(2
5)が円周方向回動自在の状態で取り付けられることに
なる。
なお、もう一方のアーム操作用ケーブル(22)も同様
にして前記の支持板(23)へ取り付けられている。
にして前記の支持板(23)へ取り付けられている。
また、上記の上部スタンド部(11)の上部側には、第
4図に示すように、前記の第2リンクアーム(21)の
突出方向とは反対側に配置された左右一対のガイドブロ
ック(29) (29)が設けられている。そして、
この一対のガイドブロック(29)(29)の間に挿入
配置された筒状スリーブ(3o)が、その一端側から挿
入されたボルト(31)により、レバー支持体(15)
へ一体的に固定されている。なお、この第4図において
は、図示した矢印方向が機体前方を示している。したが
って、前記の操作レバー(14)を、第4図に示すよう
な中立状態から前後方向に揺動させることにより、上記
のレバー支持体(15)の一方の側に突出配置した筒状
スリーブ(30)が、前記のガイドブロック(29)
(29)に添って上下方向に摺動する同時に、その筒
状スリーブ(30)の反対方向へ突出する第2リンクア
ーム(21)が、前記の球面軸受(17)を支点として
前後方向に揺動して、それによって第2リンクアーム(
20)へ連動連結されたアーム操作用ケーブル(22)
が上下方向に動き、作業機(9)のアーム(7)のアッ
プ操作成いはダウン操作が行なわれることになる。
4図に示すように、前記の第2リンクアーム(21)の
突出方向とは反対側に配置された左右一対のガイドブロ
ック(29) (29)が設けられている。そして、
この一対のガイドブロック(29)(29)の間に挿入
配置された筒状スリーブ(3o)が、その一端側から挿
入されたボルト(31)により、レバー支持体(15)
へ一体的に固定されている。なお、この第4図において
は、図示した矢印方向が機体前方を示している。したが
って、前記の操作レバー(14)を、第4図に示すよう
な中立状態から前後方向に揺動させることにより、上記
のレバー支持体(15)の一方の側に突出配置した筒状
スリーブ(30)が、前記のガイドブロック(29)
(29)に添って上下方向に摺動する同時に、その筒
状スリーブ(30)の反対方向へ突出する第2リンクア
ーム(21)が、前記の球面軸受(17)を支点として
前後方向に揺動して、それによって第2リンクアーム(
20)へ連動連結されたアーム操作用ケーブル(22)
が上下方向に動き、作業機(9)のアーム(7)のアッ
プ操作成いはダウン操作が行なわれることになる。
また、操作レバー(14)を、同じく中立状態から左右
方向に揺動させることにより、上記の筒状スリーブ(3
0)が前記のガイドブロック(29) (29)の間
において水平方向に配置された状態で軸心まわりに回動
すると同時に、前記の第1リンクアーム(18)を介し
て旋回操作用ケーブル(19)が上下方向に動いて、上
部旋回体(4)が下部走行体(1)に対して左旋回或い
は右旋回することになる。
方向に揺動させることにより、上記の筒状スリーブ(3
0)が前記のガイドブロック(29) (29)の間
において水平方向に配置された状態で軸心まわりに回動
すると同時に、前記の第1リンクアーム(18)を介し
て旋回操作用ケーブル(19)が上下方向に動いて、上
部旋回体(4)が下部走行体(1)に対して左旋回或い
は右旋回することになる。
次ぎに、機体フレーム(5)へ固定された下部スタンド
部(10)の−側には、第6図に示すように、この発明
に係る中立ロックレバ−(32)の水平方向に配置され
たレバー軸(33)が、前後回動自在として貫通配置さ
れている。このレバー軸(33)は、第1図に示すよう
に、相対する操縦席(3)に対して平行するような状態
で、下部スタンド部(10)の一方の側壁面(10a
)から突出するとともに、その先端部分が屈曲して長尺
の操作ロンド部(34)となっている、また、下部スタ
ンド部(10)の内部において、上記のレバー軸(33
)へ外嵌固定した筒軸(35)には、側方へ突出する操
作アーム(36)の一端側が固定されている。その操作
アーム(36)の他端側は、下部スタンド部(10)の
センターへ向けて水平方向に屈曲した後、再び筒軸(3
5)の方へ向けて屈曲している。
部(10)の−側には、第6図に示すように、この発明
に係る中立ロックレバ−(32)の水平方向に配置され
たレバー軸(33)が、前後回動自在として貫通配置さ
れている。このレバー軸(33)は、第1図に示すよう
に、相対する操縦席(3)に対して平行するような状態
で、下部スタンド部(10)の一方の側壁面(10a
)から突出するとともに、その先端部分が屈曲して長尺
の操作ロンド部(34)となっている、また、下部スタ
ンド部(10)の内部において、上記のレバー軸(33
)へ外嵌固定した筒軸(35)には、側方へ突出する操
作アーム(36)の一端側が固定されている。その操作
アーム(36)の他端側は、下部スタンド部(10)の
センターへ向けて水平方向に屈曲した後、再び筒軸(3
5)の方へ向けて屈曲している。
一方、前記操作レバースタンド(12)の略中夫には、
この実施例における中立ロック機構を構成するロアクロ
ット(37)が、前記の支持板(23)を貫通して上下
方向に配設されており、このロアクロット(37)の下
端部分に設けた上下方向のスリット(38)には、第7
図に示すように、前記操作アーム(36)の先端部分が
挿入配置されるとともに、このロアクロット(37)の
一方の側から挿入した係止ビン(39)を介して、ロッ
クロッド(37)及び操作アーム(36)が上下回動自
在に枢着されている。また、上記のロックロッド(37
)の上端部分には、上下方向の係止穴(40)が穿設さ
れるとともに、前記のレバー支持体(15)の下端部分
には、中立時において上記の係止穴(40)の延長方向
に配置される突出部(41)が設けられている。すなわ
ち、操作レバー(14)を中立位置にセットした状態で
、上記のロアクロット(37)を上方へ移動させると、
レバー支持体(15)の突出部(41)が前記の係止穴
(40)へ入り込んで、そのレバー支持体(15)を中
立状態にロックし、それによって上記の操作レバー(1
4)を中立位置でロックすることとになる。
この実施例における中立ロック機構を構成するロアクロ
ット(37)が、前記の支持板(23)を貫通して上下
方向に配設されており、このロアクロット(37)の下
端部分に設けた上下方向のスリット(38)には、第7
図に示すように、前記操作アーム(36)の先端部分が
挿入配置されるとともに、このロアクロット(37)の
一方の側から挿入した係止ビン(39)を介して、ロッ
クロッド(37)及び操作アーム(36)が上下回動自
在に枢着されている。また、上記のロックロッド(37
)の上端部分には、上下方向の係止穴(40)が穿設さ
れるとともに、前記のレバー支持体(15)の下端部分
には、中立時において上記の係止穴(40)の延長方向
に配置される突出部(41)が設けられている。すなわ
ち、操作レバー(14)を中立位置にセットした状態で
、上記のロアクロット(37)を上方へ移動させると、
レバー支持体(15)の突出部(41)が前記の係止穴
(40)へ入り込んで、そのレバー支持体(15)を中
立状態にロックし、それによって上記の操作レバー(1
4)を中立位置でロックすることとになる。
この場合において、中立ロックレバ−(32)の操作ロ
ンド部(34)が、第1図及び第2図の実線で示すよう
に、操作レバースタンド(12)に添って上方に配向し
た状態では、前記のロックロッド(37)へ枢着された
操作アーム(36)がレバー軸(33)の軸心まわりに
上方へ回動しており、それによってロックロッド(37
)が上方へ移動して、そのロアクロット(37)の係止
穴(40)へ前記の突出部(41)が入り込んだ状態で
保持されるようになっている。したがって、操作レバー
スタンド(12)に設けた操作レバー(14)を、中立
位置から前後左右に動かそうとしても、その操作レバー
(14)を取り付けであるレバー支持体(15)の揺動
運動がロアクロット(37)によって規制されることに
なり、それによって操作レバー(14)が中立位置にロ
ックされることになる。
ンド部(34)が、第1図及び第2図の実線で示すよう
に、操作レバースタンド(12)に添って上方に配向し
た状態では、前記のロックロッド(37)へ枢着された
操作アーム(36)がレバー軸(33)の軸心まわりに
上方へ回動しており、それによってロックロッド(37
)が上方へ移動して、そのロアクロット(37)の係止
穴(40)へ前記の突出部(41)が入り込んだ状態で
保持されるようになっている。したがって、操作レバー
スタンド(12)に設けた操作レバー(14)を、中立
位置から前後左右に動かそうとしても、その操作レバー
(14)を取り付けであるレバー支持体(15)の揺動
運動がロアクロット(37)によって規制されることに
なり、それによって操作レバー(14)が中立位置にロ
ックされることになる。
一方、前記の操作ロフト部(34)を、その下端側のレ
バー軸(33)を支点として第1図の2点鎖線のように
、前記の乗降通路(54)を挟んだ操縦席(3)の方へ
倒すと、中立ロック状態が解除されることになる。すな
わち、その場合には、上記の操作アーム(36)が、第
2図の2点鎖線で示すように、レバー軸(33)と連動
して下方へ回動することになるから、それと連動してロ
ックロッド(37)が下方へ移動し、それによってレバ
ー支持体(15)がロックロッド(37)と分離して、
中立ロック状態が解除されて操作レバー(14)がフリ
ー状態になる。そして、その状態では、前記の操作ロン
ド部(34)が、第1図の2点鎖線で示すように、操縦
席(3)と操作レバースタンド(12)どの間に位置す
る乗降通路(54)を横断するような状態で配置される
ことになるから、そのままでは操縦席(3)に着座して
いる操縦者が席を立うて降りることが困難となり、必然
的に操操作ロンド部(34)を実線のように上へ上げて
、中立ロック状態にしなければならなくなる。したがっ
て、前記の操作レバー(14)の中立ロック状態が解除
されたフリー状態のときには、中立ロックレバ−(32
)の操作ロンド部(34)が乗降通路(54)を横断す
るように配置されて操縦者の乗降が妨げられることにな
り、乗降時の安全性が著しく向上することになる。なお
、(42)は、前記のレバー軸(33)の後方、すなわ
ち運転席側へ配置されたストッパーを示し、このストッ
パー(42)によって中立ロックレバ−(32)の操作
ロンド部(34)が必要以上に回り過ぎないように規制
している。
バー軸(33)を支点として第1図の2点鎖線のように
、前記の乗降通路(54)を挟んだ操縦席(3)の方へ
倒すと、中立ロック状態が解除されることになる。すな
わち、その場合には、上記の操作アーム(36)が、第
2図の2点鎖線で示すように、レバー軸(33)と連動
して下方へ回動することになるから、それと連動してロ
ックロッド(37)が下方へ移動し、それによってレバ
ー支持体(15)がロックロッド(37)と分離して、
中立ロック状態が解除されて操作レバー(14)がフリ
ー状態になる。そして、その状態では、前記の操作ロン
ド部(34)が、第1図の2点鎖線で示すように、操縦
席(3)と操作レバースタンド(12)どの間に位置す
る乗降通路(54)を横断するような状態で配置される
ことになるから、そのままでは操縦席(3)に着座して
いる操縦者が席を立うて降りることが困難となり、必然
的に操操作ロンド部(34)を実線のように上へ上げて
、中立ロック状態にしなければならなくなる。したがっ
て、前記の操作レバー(14)の中立ロック状態が解除
されたフリー状態のときには、中立ロックレバ−(32
)の操作ロンド部(34)が乗降通路(54)を横断す
るように配置されて操縦者の乗降が妨げられることにな
り、乗降時の安全性が著しく向上することになる。なお
、(42)は、前記のレバー軸(33)の後方、すなわ
ち運転席側へ配置されたストッパーを示し、このストッ
パー(42)によって中立ロックレバ−(32)の操作
ロンド部(34)が必要以上に回り過ぎないように規制
している。
なお、図示してはいないが、第4図の操作レバースタン
ド(12)の右方には、同じような構造をした操作レバ
ースタンドが、同じく操縦席(3)に対面して配置され
ており、その操作レバースタンドに設けた操作レバーに
よって、前記作業機(9)のブーム(6)及びパケット
(8)のアップ・ダウンの操作が行なわれるようになっ
ている。また、その操作レバースタンドにも同じように
中立ロックレバ−を設けようにすれば、より安全性が向
上することになる。
ド(12)の右方には、同じような構造をした操作レバ
ースタンドが、同じく操縦席(3)に対面して配置され
ており、その操作レバースタンドに設けた操作レバーに
よって、前記作業機(9)のブーム(6)及びパケット
(8)のアップ・ダウンの操作が行なわれるようになっ
ている。また、その操作レバースタンドにも同じように
中立ロックレバ−を設けようにすれば、より安全性が向
上することになる。
ところで、この種の操縦装置では、前記の操作レバー(
14)による操作パターンを、操縦者の都合により変更
しなければならない場合がある。すなわち、上記の上部
スタンド部(11)が、第4図に示すような状態で、下
部スタンド部(lO)う取り付けられている場合には、
操作レバー(14)の前後方向の揺動操作により、前記
アーム(7)のアンプ・ダウンの操作が選択されるとと
もに、同じく左右方向の揺動操作により、上部旋回体(
4)の旋回方向が選択されるようになっているのである
が、このような操作パターンは共通規格が決められては
おらず、現状では各製造メーカーが独自の操作パターン
を設定するようになっている。
14)による操作パターンを、操縦者の都合により変更
しなければならない場合がある。すなわち、上記の上部
スタンド部(11)が、第4図に示すような状態で、下
部スタンド部(lO)う取り付けられている場合には、
操作レバー(14)の前後方向の揺動操作により、前記
アーム(7)のアンプ・ダウンの操作が選択されるとと
もに、同じく左右方向の揺動操作により、上部旋回体(
4)の旋回方向が選択されるようになっているのである
が、このような操作パターンは共通規格が決められては
おらず、現状では各製造メーカーが独自の操作パターン
を設定するようになっている。
したがって、前記の操作レバースタンド(12)につい
ていえば、例えば、操作レバー(14)の前後方向の揺
動操作をアーム(7)のアップ・ダウンの切り換えとす
るとともに、左右方向の揺動操作を上部旋回体(4)の
左旋回或いは右旋回の切り換えとするような操作パター
ンに変更するような要望が寄せられることがある。
ていえば、例えば、操作レバー(14)の前後方向の揺
動操作をアーム(7)のアップ・ダウンの切り換えとす
るとともに、左右方向の揺動操作を上部旋回体(4)の
左旋回或いは右旋回の切り換えとするような操作パター
ンに変更するような要望が寄せられることがある。
そこで、この実施例では、そのような要望に対処するた
めに、次のような構造を採用している。
めに、次のような構造を採用している。
すなわち、第6図及び第7図に示すように、機体フレー
ム(5)へ固定した方形筒状の下部スタンド部(10)
の上部側には、この下部スタンド部(10)の内壁面に
添った厚手の補強板(43)が一体に固着されており、
下部スタンド部(lO)の外側から螺入した固定ポル)
(44)が上記補強板(43)を貫通して突出するよ
うになっている。一方、上記下部スタンド部(10)と
略同−寸法形状をした方形筒状の上部スタンド部(11
)の下端部分には、その下端部分が下方へ突出する連結
板(45)が一体に固着されており、その連結板(45
)が前記の補強板(43)の内側へ挿入配置されるよう
になっている。そして、前記の固定ボルト(44)を締
め付けることにより、その先端部分が上記の連結板(4
5)に設けた係止穴(46)へ入り込んで、上部スタン
ド部(11)と下部スタンド部(10)とを一体に結合
するようになっている。
ム(5)へ固定した方形筒状の下部スタンド部(10)
の上部側には、この下部スタンド部(10)の内壁面に
添った厚手の補強板(43)が一体に固着されており、
下部スタンド部(lO)の外側から螺入した固定ポル)
(44)が上記補強板(43)を貫通して突出するよ
うになっている。一方、上記下部スタンド部(10)と
略同−寸法形状をした方形筒状の上部スタンド部(11
)の下端部分には、その下端部分が下方へ突出する連結
板(45)が一体に固着されており、その連結板(45
)が前記の補強板(43)の内側へ挿入配置されるよう
になっている。そして、前記の固定ボルト(44)を締
め付けることにより、その先端部分が上記の連結板(4
5)に設けた係止穴(46)へ入り込んで、上部スタン
ド部(11)と下部スタンド部(10)とを一体に結合
するようになっている。
そして、操作パターンを変更する場合には、まず前記の
固定ボルト(44)を緩めてから、上部、スタンド部(
11)を持ち上げてひとまず引き抜く。
固定ボルト(44)を緩めてから、上部、スタンド部(
11)を持ち上げてひとまず引き抜く。
しかる後に、その上部スタンド部(11)を例えば反時
計まわりの水平方向へ略90゛回動させてから、再び前
記の連結板(45)を下部スタンド部(10)の補強板
(43)の内側へ落とし込み、上部スタンド部(11)
を下部スタンド部(10)の上に載置する。そして、前
記の固定ボルト(44)を締め付けて、その先端部分を
再び連結板(45)の係止穴(46)へ押しつけること
により、上部スタンド部(11)と下部スタンド部(1
0)とを一体化させる。なお、その場合に、旋回操作用
ケーブル(19)及びアーム操作用ケーブル(22)を
、第5図のような状態で支持板(23)に取り付けるよ
うにすることにより、上部スタンド部(11)の水平回
動動作に従うて支持板(23)が水平方向に回動しても
、旋回操作用ケーブル(19)及びアーム操作用ケーブ
ル(22)が捻れることがないという利点がある。なお
、その点において特に問題がなければ、これら旋回操作
用ケーブル(19)及びアーム操作用ケーブル(22)
を支持板(23)へ直接固定するようにしてもよい。
計まわりの水平方向へ略90゛回動させてから、再び前
記の連結板(45)を下部スタンド部(10)の補強板
(43)の内側へ落とし込み、上部スタンド部(11)
を下部スタンド部(10)の上に載置する。そして、前
記の固定ボルト(44)を締め付けて、その先端部分を
再び連結板(45)の係止穴(46)へ押しつけること
により、上部スタンド部(11)と下部スタンド部(1
0)とを一体化させる。なお、その場合に、旋回操作用
ケーブル(19)及びアーム操作用ケーブル(22)を
、第5図のような状態で支持板(23)に取り付けるよ
うにすることにより、上部スタンド部(11)の水平回
動動作に従うて支持板(23)が水平方向に回動しても
、旋回操作用ケーブル(19)及びアーム操作用ケーブ
ル(22)が捻れることがないという利点がある。なお
、その点において特に問題がなければ、これら旋回操作
用ケーブル(19)及びアーム操作用ケーブル(22)
を支持板(23)へ直接固定するようにしてもよい。
また、前記の中立ロックレバ−(32)は、機体フレー
ム(5)へ固定された下部スタンド部(10)へ取り付
けられているから、上部スタンド部(11)をどのよう
な状態で下部スタンド部(10)を取り付けた場合であ
っても、その中立ロックレバ−(32)の操作ロンド部
(34)は、前後方向に揺動することになり、中立ロッ
ク時には操作レバースタンド(12)に添って上方へ配
向する一方、中立ロック解除時には常に操縦席(3)の
方へ倒れることになる。
ム(5)へ固定された下部スタンド部(10)へ取り付
けられているから、上部スタンド部(11)をどのよう
な状態で下部スタンド部(10)を取り付けた場合であ
っても、その中立ロックレバ−(32)の操作ロンド部
(34)は、前後方向に揺動することになり、中立ロッ
ク時には操作レバースタンド(12)に添って上方へ配
向する一方、中立ロック解除時には常に操縦席(3)の
方へ倒れることになる。
次ぎに、第8図及び第9図は、この発明の別の実施例を
示す、この実施例では、上−スタンド部(11)の上下
中間部分に設けた支持板(23)へ、前記のレバー支持
体(15)の突出部(41)の中立状態における延長方
向に位置して、上方へ突出、するロックスタンド(48
)を固定するとともに、そのロックスタンド(48)の
ロンド部(48a)と前記の突出部(41)との間に跨
るように、この実施例におけるロック機構を構成するロ
ックスリーブ(49)を上下摺動自在に外嵌している。
示す、この実施例では、上−スタンド部(11)の上下
中間部分に設けた支持板(23)へ、前記のレバー支持
体(15)の突出部(41)の中立状態における延長方
向に位置して、上方へ突出、するロックスタンド(48
)を固定するとともに、そのロックスタンド(48)の
ロンド部(48a)と前記の突出部(41)との間に跨
るように、この実施例におけるロック機構を構成するロ
ックスリーブ(49)を上下摺動自在に外嵌している。
そして、前記の支持板(23)に設けた案内孔(50)
を貫通して上下方向に配置した連結棒(51)の上端部
分を、ボール継手(20)を介して前記のロックスリー
ブ(49)に連動連結する一方、下部スタンド部(10
)の側面壁(10a)を内外に貫通配置された中立ロッ
クレバ−(32)のレバー軸(33)へ側方に突出する
リンクアーム(52)を設けるとともに、そのリンクア
ーム(52)を前記連結棒(51)の下端部分に設けた
逆U字形部(53)へ挿入配置して、これらリンクアー
ム(52)と逆U字形部(53)とを係止ビン(54)
介して枢着している。この場合においても、中立ロック
レバ−(32)の操作ロフト部(34)が操作レバース
タンド(12)に添って上方に配置されている場合には
、第8図の実線のように前記のロックスリーブ(49)
が、レバー支持体(15)の突出部(41)と、支持板
(23)に立設されたロックスタンド(48)のロンド
部(48a)との間に跨がって配置されることになり、
それによって操作レバー(14)が中立ロック状態にな
る。そして、前記の操作ロフト部(34)を手前側、す
なわち操縦席(3)の方へ倒すと、第8図の2点鎖線で
示すように下方へ回動するとともに、連結棒(51)を
介して連動連結されたロックスタンド(48)が、同じ
く第8図の2点鎖線で示すように下方へ移動して、それ
によってレバー支持体(15)がフリー状態になり、中
立ロック状態が解除されることになる。
を貫通して上下方向に配置した連結棒(51)の上端部
分を、ボール継手(20)を介して前記のロックスリー
ブ(49)に連動連結する一方、下部スタンド部(10
)の側面壁(10a)を内外に貫通配置された中立ロッ
クレバ−(32)のレバー軸(33)へ側方に突出する
リンクアーム(52)を設けるとともに、そのリンクア
ーム(52)を前記連結棒(51)の下端部分に設けた
逆U字形部(53)へ挿入配置して、これらリンクアー
ム(52)と逆U字形部(53)とを係止ビン(54)
介して枢着している。この場合においても、中立ロック
レバ−(32)の操作ロフト部(34)が操作レバース
タンド(12)に添って上方に配置されている場合には
、第8図の実線のように前記のロックスリーブ(49)
が、レバー支持体(15)の突出部(41)と、支持板
(23)に立設されたロックスタンド(48)のロンド
部(48a)との間に跨がって配置されることになり、
それによって操作レバー(14)が中立ロック状態にな
る。そして、前記の操作ロフト部(34)を手前側、す
なわち操縦席(3)の方へ倒すと、第8図の2点鎖線で
示すように下方へ回動するとともに、連結棒(51)を
介して連動連結されたロックスタンド(48)が、同じ
く第8図の2点鎖線で示すように下方へ移動して、それ
によってレバー支持体(15)がフリー状態になり、中
立ロック状態が解除されることになる。
なお、前記の支持板(23)に設けられた案内孔(50
)は、第9図に示すように、上部スタンド部(11)の
中央に設けられたロックスタンド(48)のまわりを略
90°の範囲に渡って湾曲状に取り囲む長大状に形成さ
れており、その案内孔(50)の手前側の一側に、前記
の連結棒(51)が上下方向に挿通されている。したが
って、上部スタンド部(11)を、操作パターンを変更
する作業を行なう際には、前記の連結棒(51)が障害
となることがなく、上部スタンド部(11)を第9図の
反時計まわりの方向へ略90°回動させた位置で再び下
部スタンド部(lO)へ固定することができる。
)は、第9図に示すように、上部スタンド部(11)の
中央に設けられたロックスタンド(48)のまわりを略
90°の範囲に渡って湾曲状に取り囲む長大状に形成さ
れており、その案内孔(50)の手前側の一側に、前記
の連結棒(51)が上下方向に挿通されている。したが
って、上部スタンド部(11)を、操作パターンを変更
する作業を行なう際には、前記の連結棒(51)が障害
となることがなく、上部スタンド部(11)を第9図の
反時計まわりの方向へ略90°回動させた位置で再び下
部スタンド部(lO)へ固定することができる。
なお、この場合においても、前記の中立ロックレバ−(
32)のレバー軸(33)は、機体フレーム(5)へ固
定された下部スタンド部(10)へ取り付けられている
から、上部スタンド部(ll)をどのような状態で下部
スタンド部(10)を取り付けた場合であっても、その
中立ロックレバ−(32)の操作ロンド部(34)は、
前後方向に揺動することになり、中立ロック時には操作
レバースタンド(12)に添って上方へ配向する一方中
立ロツク解除時には操縦席(3)の方へ倒れることにな
る。
32)のレバー軸(33)は、機体フレーム(5)へ固
定された下部スタンド部(10)へ取り付けられている
から、上部スタンド部(ll)をどのような状態で下部
スタンド部(10)を取り付けた場合であっても、その
中立ロックレバ−(32)の操作ロンド部(34)は、
前後方向に揺動することになり、中立ロック時には操作
レバースタンド(12)に添って上方へ配向する一方中
立ロツク解除時には操縦席(3)の方へ倒れることにな
る。
発明の効果
以上のように、この発明では、操作レバーを中立位置で
ロックするための中立ロック機構と連動して前後方向に
回動する中立ロック部材を、前記操作レバースタンドと
操縦席との間に位置する乗降通路を挟んで配置するとと
もに、上記操作レバーが中立ロック状態から解除された
フリー状態のときに、上記の乗降通路を横切って遮断す
るロンド部を上記の中立ロック部材に設けたことにより
、前記の操作レバーが中立ロック状態から解除されたフ
リー状態のときには、中立ロック部材に設けたロンド部
が上記の乗降通路を遮断することになるから、それによ
って操縦者の乗降が規制され、乗降時に操作レバーを作
動位置に倒すという不測の事態が回避され、安全性が著
しく向上することになる。
ロックするための中立ロック機構と連動して前後方向に
回動する中立ロック部材を、前記操作レバースタンドと
操縦席との間に位置する乗降通路を挟んで配置するとと
もに、上記操作レバーが中立ロック状態から解除された
フリー状態のときに、上記の乗降通路を横切って遮断す
るロンド部を上記の中立ロック部材に設けたことにより
、前記の操作レバーが中立ロック状態から解除されたフ
リー状態のときには、中立ロック部材に設けたロンド部
が上記の乗降通路を遮断することになるから、それによ
って操縦者の乗降が規制され、乗降時に操作レバーを作
動位置に倒すという不測の事態が回避され、安全性が著
しく向上することになる。
特に、この実施例で示したように、操作レバースタンド
を、操作レバー及びその操作レバーと連動するリンク機
構を支持する上部スタンド部と、機体側へ取り付けられ
た下部スタンド部とに分割構成して、前記の中立ロック
部材を機体側へ固定された下部スタンド部に設けたこと
により、前記の中立ロック部材の操作によって操作レバ
ーをフリー状態にしたときには、その中立ロック部材に
設けたロンド部が常に乗降通路を横切るように配置され
ることになり、前記操作レバーによる操作パターンを、
上部スタンド部を下部スタンド部に対して水平方向に回
動させた複数の位置で変更するようにしたタイプの操縦
装置においても、この発明を適用することができるとい
う利点がある。
を、操作レバー及びその操作レバーと連動するリンク機
構を支持する上部スタンド部と、機体側へ取り付けられ
た下部スタンド部とに分割構成して、前記の中立ロック
部材を機体側へ固定された下部スタンド部に設けたこと
により、前記の中立ロック部材の操作によって操作レバ
ーをフリー状態にしたときには、その中立ロック部材に
設けたロンド部が常に乗降通路を横切るように配置され
ることになり、前記操作レバーによる操作パターンを、
上部スタンド部を下部スタンド部に対して水平方向に回
動させた複数の位置で変更するようにしたタイプの操縦
装置においても、この発明を適用することができるとい
う利点がある。
第り図は、この発明の適用したバックホウの全体側面図
、第2図は、操作レバースタンドの拡大側面図、第3図
は、第2図の1−1線断面図、第4図は、第3図のn−
m線断面図、第5図は、第3図において○で囲んだA部
拡大断面図、第6図は、第2図のm−m線断面図、第7
図は、第6図のIV−IV線断面図、第8図は、この発
明の別の実施例を示す操作レバースタンドの縦断面図、
第9図は、第8図のV−V線断面図である。 (3)・・・操縦席、(5)・・・機体フレーム、(1
0)・・・下部スタンド部、 (11)・・・上部スタンド部、 (12)・・・操作レバースタンド、 (14)・・・操作レバー、(15)・・・レバー支持
体、(18)・・・レバー支持体に設けた第1リンクア
ーム、(19)・・・旋回操作用ケーブル、 (21)・・・レバー支持体に設けた第2リンクアーム
、(22)・・・アーム操作用ケーブル、(32)・・
・中立ロックレバ−1 (34)・・・中立ロンフレバーの操作ロッF6B、(
54)・・・乗降通路。
、第2図は、操作レバースタンドの拡大側面図、第3図
は、第2図の1−1線断面図、第4図は、第3図のn−
m線断面図、第5図は、第3図において○で囲んだA部
拡大断面図、第6図は、第2図のm−m線断面図、第7
図は、第6図のIV−IV線断面図、第8図は、この発
明の別の実施例を示す操作レバースタンドの縦断面図、
第9図は、第8図のV−V線断面図である。 (3)・・・操縦席、(5)・・・機体フレーム、(1
0)・・・下部スタンド部、 (11)・・・上部スタンド部、 (12)・・・操作レバースタンド、 (14)・・・操作レバー、(15)・・・レバー支持
体、(18)・・・レバー支持体に設けた第1リンクア
ーム、(19)・・・旋回操作用ケーブル、 (21)・・・レバー支持体に設けた第2リンクアーム
、(22)・・・アーム操作用ケーブル、(32)・・
・中立ロックレバ−1 (34)・・・中立ロンフレバーの操作ロッF6B、(
54)・・・乗降通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、遠隔操作用の操作レバーを備えた操作レバースタン
ドを操縦席の前方に配置した建設機械において、 前記の操作レバーを中立位置でロックするための中立ロ
ック機構と連動して前後方向に回動する中立ロック部材
を、前記操作レバースタンドと操縦席との間に位置する
乗降通路を挟んで配置するとともに、上記操作レバーが
中立ロック状態から解除されたフリー状態のときに、上
記の乗降通路を横切って遮断するロッド部を上記の中立
ロック部材に設けたことを特徴とする建設機械の操縦装
置。 2、前記の操作レバースタンドを、操作レバー及びその
操作レバーと連動するリンク機構を支持する上部スタン
ド部と、機体へ取り付けられた下部スタンド部とに分割
構成して、一方の上部スタンド部を他方の下部スタンド
部に対して水平方向に回動させた複数の位置で、これら
上・下部スタンド部を着脱可能に連結するとともに、前
記の中立ロック部材を下部スタンド部に前後揺動自在に
支持したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
建設機械の操縦装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2693987A JPS63194037A (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 建設機械の操縦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2693987A JPS63194037A (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 建設機械の操縦装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63194037A true JPS63194037A (ja) | 1988-08-11 |
Family
ID=12207118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2693987A Pending JPS63194037A (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 建設機械の操縦装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63194037A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114309A (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-26 | Kubota Ltd | 作業車の操作レバー取付部構造 |
JPH07280183A (ja) * | 1994-04-06 | 1995-10-27 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 建設機械の安全装置 |
EP1069248A2 (de) * | 1999-07-10 | 2001-01-17 | Deere & Company | Betätigungsvorrichtung |
JP2018199916A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP2021038665A (ja) * | 2017-05-26 | 2021-03-11 | 株式会社クボタ | 旋回作業機 |
-
1987
- 1987-02-06 JP JP2693987A patent/JPS63194037A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114309A (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-26 | Kubota Ltd | 作業車の操作レバー取付部構造 |
JPH07280183A (ja) * | 1994-04-06 | 1995-10-27 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 建設機械の安全装置 |
EP1069248A2 (de) * | 1999-07-10 | 2001-01-17 | Deere & Company | Betätigungsvorrichtung |
EP1069248A3 (de) * | 1999-07-10 | 2001-04-04 | Deere & Company | Betätigungsvorrichtung |
JP2018199916A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP2021038665A (ja) * | 2017-05-26 | 2021-03-11 | 株式会社クボタ | 旋回作業機 |
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