JPH11324020A - 建設車両の作業機操作装置及び運転室 - Google Patents

建設車両の作業機操作装置及び運転室

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JPH11324020A
JPH11324020A JP14668498A JP14668498A JPH11324020A JP H11324020 A JPH11324020 A JP H11324020A JP 14668498 A JP14668498 A JP 14668498A JP 14668498 A JP14668498 A JP 14668498A JP H11324020 A JPH11324020 A JP H11324020A
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JP
Japan
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lever
operating
handle
operating device
cab
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JP14668498A
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Inventor
Takaaki Sato
隆昭 佐藤
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性を犠牲にすることなく、建設車両を小
型化することが可能な、作業操作装置を提供する。 【解決手段】 建設車両の作業機操作装置において、上
部が前記ハンドル5よりも上方に突出した少なくとも1
本の操作レバー2とアームレスト1とを有するレバーボ
ックス3をハンドル5の側方でかつ近傍に配置し、ハン
ドル5の操作時には、操作レバー2、アームレスト1及
びレバーボックス3が前方に回動されて倒伏され、かつ
任意の回動位置で固定されるようにしている。また、前
記ハンドル5は、前記レバーボックス3の回動の回転軸
6Aの近傍に設けた回転軸6Bを中心とするチルト機構
を有している。さらに運転室には、前記操作レバー2よ
りも上方に配置されたモニター11Bを備えており、モ
ニター11Bに表示される作業機の状況を監視しながら
作業を行なうようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設車両の作業機
操作装置に関し、特には運転室の小型化が可能な作業機
操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市部の狭隘な工事現場が増加
し、工事現場への移動及び現場作業のために、建設車両
の小型化が進行している。これに伴い、建設車両の運転
室の小型化が求められているが、作業機用の操作レバー
を有する作業機操作装置の小型化は、作業性の低下に繋
がる可能性がある。
【0003】図3は、本出願人が実開平7−25052
号公報に開示した運転室の一例の平面図であり、以下同
図に基づいて従来技術を説明する。同図に示すように、
従来、クレーン等の建設車両の運転室には、作業者が着
座する座席4と、座席4の左右に配置され、作業者が腕
を置くアームレスト1及び作業機の操作を行なう操作レ
バー2を備えたレバースタンド3と、走行時に操作され
るハンドル(図示せず)とが備えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開平7−25052号公報に開示された従来技術には、
次のような問題がある。即ち、従来の運転室は、座席4
と左右のレバースタンド3,3が横方向に一列に配置さ
れているので、運転室の幅Wを、座席4の幅W1、レバ
ースタンド3の幅W2 及び幅W3 をすべて加えた値より
も小さくすることができない。そのため、運転室の幅W
により、建設車両の小型化が制約を受けて、さらに小型
化することができなくなっている。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、建設車両の運転室及びその運転室を小型
化することが可能な作業機操作装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1構成の発明は、ハンドルを備
えた建設車両の運転室内に配置され、少なくとも1本の
作業機操作用の操作レバーと、この操作レバーを保持す
るレバーボックスとを有する作業機操作装置において、
ハンドルの側方で、かつ近傍に配置されるとともに、
ハンドルの操作時には前方に回動されて倒伏されるよう
にしている。
【0007】第1構成記載の発明によれば、レバーボッ
クスをハンドルの側方でかつ近傍に配置しているので、
運転室の幅が狭められ、建設車両を小型化することがで
きる。また、ハンドル操作時にはレバーボックスを前方
に回動させて倒しているので、操作レバーがハンドル操
作の邪魔になることがなく、スムーズにハンドル操作を
行なうことが可能である。
【0008】第2構成の発明は、第1構成記載の作業機
操作装置において、前記操作レバーがハンドルの近傍に
あるときに、操作レバーの上部が、前記ハンドルよりも
上方に突出するようにしている。
【0009】第2構成記載の発明によれば、操作レバー
の上部、つまり操作部を、ハンドルよりも上方に突出さ
せているので、操作レバーを操作する際にハンドルが邪
魔になることがなく、作業機の操作性がよい。
【0010】第3構成の発明は、第1構成記載の作業機
操作装置において、前記レバーボックスは、操作レバー
の近傍にアームレストを保持している。
【0011】第3構成記載の発明によれば、操作レバー
の近傍にアームレストを保持しているので、操作レバー
の細かな操作が容易となり、微操作性が良い。また、こ
のアームレストは、操作レバーと一体に回動されるの
で、走行する場合には倒伏でき、ハンドル操作の邪魔に
なることがない。
【0012】また、第4構成の発明は、第1構成記載の
作業機操作装置において、前記ハンドルがチルト機構を
有するとともに、前記レバーボックスの回動の回転軸
は、このチルト機構の回転軸の近傍にあるようにしてい
る。
【0013】第4構成記載の発明によれば、前記ハンド
ルがチルト機構を有している場合には、前記レバーボッ
クスの回動の回転軸が、ハンドルのチルト機構の回転軸
の近傍にあるようにしている。これにより、ハンドルを
チルトさせる場合、及びレバーボックスを回動させる場
合に、類似の操作感覚によりこれを行なうことができる
ので、操作性が良くなる。
【0014】また、第5構成に記載の発明は、第1構成
に記載の作業機操作装置を備えた建設車両の運転室にお
いて、運転室内に前記操作レバーよりも上方に配置され
た、作業機の作業状況を監視するモニターを備えてい
る。
【0015】第5構成記載の発明によれば、前記操作レ
バーよりも上方に配置されたモニター(例えばクレーン
車両の場合のモーメントリミッタ装置等)を備えている
ので、運転室の前方上方にある作業機(ブーム等)を見
ながら作業を行なう際に、モニターを見やすくなり、よ
ってモニターを監視しながら作業を行なうことができ、
作業性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1、図2に基づいて、実
施形態を詳細に説明する。図1は、実施形態に係わる建
設車両の運転室と作業機操作装置の側面図を示してい
る。同図において、オペシート4(従来技術の座席4に
相当する)の前方に設けられたハンドル5の左右側方で
かつ近傍には、それぞれ少なくとも1本の作業機用の操
作レバー2と、操作レバー2の近傍(例えば手前)に設
けられたアームレスト1とを有するレバーボックス3
(従来技術のレバースタンドに相当する)が配設されて
いる。アームレスト1は、例えばネジ等の調整機構1A
により、上下方向の位置が調整可能とされている。作業
者はオペシート4に着座し、前方に手を伸ばしてアーム
レスト1に手首又は腕を固定した状態で、操作レバー2
を操作できるようになっている。作業機操作装置は、こ
のアームレスト1、操作レバー2、及びレバーボックス
3を有している。
【0017】このレバーボックス3は、図中二点鎖線で
示したように回転軸6Aを中心として、操作レバー2と
アームレスト1と一体で前後方向に回動自在となってお
り、また固定手段(詳細は後述する)により、任意の回
動位置に固定することができるようになっている。これ
により、建設車両の走行時、即ちハンドル5の操作時に
は、操作レバー2とアームレスト1とをハンドル5から
離れた前方へ回動させて、ハンドル5の操作の邪魔にな
らないようにしている。
【0018】ここで、レバーボックス3の固定手段の一
例について説明する。レバーボックス3の下部にはロッ
クシリンダ7の一端が回動自在に取着されており、ロッ
クシリンダ7の他端は車体側に回動自在に取着されてい
る。そして、レバーボックス3が回動する際には、この
ロックシリンダ7が伸縮してその動きを補助している。
ロックシリンダ7は、その伸縮をロックするロック機構
8を有しており、このロック機構8はシリンダロッドの
外周面に配設され、かつ径の縮小及び拡大可能なスプリ
ングコイルより構成されている。このスプリングコイル
は、シリンダロッドの軸芯を中心に回動自在なブラケッ
トに取着され、このブラケットの回動により、径が縮小
或いは拡大するようになっている。また、レバーボック
ス3の下部には回動可能なレバー9が設けられ、このレ
バー9の端部はワイヤ10により前記ブラケットに接続
されている。
【0019】ロックシリンダ7は、通常は前記ロック機
構8によってロックされており、レバーボックス3はそ
のままでは回動できないように固定されている。即ち、
レバーボックス3を回動する際には、レバー9を図中略
矢視Y方向に操作して、ワイヤ10を介してロック機構
8のロックを解除(ここでは、前記ブラケットの回動に
よりスプリングコイルを拡大させる)してから行なう。
そして、レバーボックス3の回動が終了すれば、レバー
9を元の位置に戻し、ロックをかけることにより、レバ
ーボックス3を任意の回動位置に固定することができ
る。このときレバー9は、スプリング(図示せず)等の
力によって、手を離すと自動的に元のロック位置に戻る
ことが好ましい。
【0020】また、ハンドル5は、走行時にオペシート
4に着座した作業者がハンドル5を操作性良く操作する
ために、回転軸6Bを中心として、所定角度のチルトが
可能とされている。チルトのための機構は、例えばレバ
ーボックス3のチルト機構と同様の構造でよく、任意の
チルト位置に固定可能である。このとき、前記回転軸6
Bは、レバーボックス3の回転軸6Aの近傍に配置され
ている。
【0021】また、運転室には、ハンドル5の前方にモ
ニター11Aが設置されている。従来ではすべての建設
車両に関する情報をこのモニター11Aに表示していた
のに対し、実施形態ではレバーボックス3との干渉を避
けるため、情報の一部をハンドル5の前方上方に配置し
たモニター11Bに表示するようにしている。この情報
とは、ダンプトラックの場合は例えば積荷の重量であ
り、ホイールローダの場合は例えばバケットの積載状況
である。クレーン車両の場合は、例えばモーメントリミ
ッタ装置が表示されている。或いは、作業機の操作モー
ド(例えば作業機が上昇中であるなど)でもよい。この
ように、作業者は上方のモニター11Bを監視すること
で、建設車両の状態を検知することができる。
【0022】図2に、運転室の平面図を示す。図2に示
すように、運転室の幅Wは、オペシート4の幅W1 、レ
バーボックス3の幅W2 及び幅W3 をすべて加えた値よ
りも小さくなっており、これによって運転室の小型化が
可能となる。
【0023】また、操作レバー2及びアームレスト1の
上部がハンドル5の上方に突出しているため、作業者が
操作レバー2を操作する際に、ハンドル5が邪魔になる
ことはない。さらに、走行時にはレバーボックス3を前
方に回動させて倒伏させるので、操作レバー2及びアー
ムレスト1がハンドル5の操作に邪魔になることがな
い。また、走行時には前方視野が広く確保されるので、
走行が容易になる。
【0024】また、ハンドル5のチルトによって、走行
時のハンドル5の操作性を向上させているが、レバーボ
ックス3の回転軸6Aをこのチルトの回転軸6Bの近傍
に配設している。これによって、レバーボックス3の回
動とハンドル5のチルトとを類似の操作感覚で行なうこ
とができ、作業性が向上する。
【0025】また、例えば車両クレーンやホイールロー
ダでは、作業時には吊り上げられるワークは作業者より
も前方上方にあることが一般的である。そのため、ワー
クを見ながら作業を行なう際に、前方上方にあるモニタ
ー11Bを同時に監視して、作業状況を知ることができ
るので、作業性が向上する。しかも、モニター11Bを
前方上方に配置したので、モニター11Aが小型化し、
前方が開けて視界が良くなる。
【0026】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、建設車両の操作性を犠牲にすることなしにその運転
室を小型化することができ、建設車両の小型化が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる運転室の側面
図。
【図2】運転室の平面図。
【図3】従来技術による、運転室の平面図。
【符号の説明】
1…アームレスト、2…操作レバー、3…レバーボック
ス、4…オペシート、5…ハンドル、6A,6B…回転
軸、7…シリンダ、8…ロック機構、9…レバー、10
…ワイヤ、11A,11B…モニター。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル(5) を備えた建設車両の運転室
    内に配置され、少なくとも1本の作業機操作用の操作レ
    バー(2) と、この操作レバー(2) を保持するレバーボッ
    クス(3) とを有する作業機操作装置において、 ハンドル(5) の側方でかつ近傍に配置されるとともに、
    ハンドル(5) の操作時には前方に回動されて倒伏される
    レバーボックス(3) を備えたことを特徴とする作業機操
    作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作業機操作装置におい
    て、 前記操作レバー(2) がハンドル(5) の近傍にあるとき
    に、操作レバー(2) の上部が前記ハンドル(5) よりも上
    方に突出することを特徴とする作業機操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の作業機操作装置におい
    て、 前記レバーボックス(3) は、操作レバー(2) の近傍にア
    ームレスト(1) を保持することを特徴とする作業機操作
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の作業機操作装置におい
    て、 前記ハンドル(5) がチルト機構を有するとともに、 前記レバーボックス(3) の回動の回転軸(6A)は、このチ
    ルト機構の回転軸(6B)の近傍にあることを特徴とする作
    業機操作装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の作業機操作装置を備えた
    建設車両の運転室において、 運転室内に前記操作レバー(2) よりも上方に配置され
    た、作業機の作業状況を監視するモニター(11)を備えた
    ことを特徴とする建設車両の運転室。
JP14668498A 1998-05-13 1998-05-13 建設車両の作業機操作装置及び運転室 Pending JPH11324020A (ja)

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JP14668498A JPH11324020A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 建設車両の作業機操作装置及び運転室

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JP14668498A JPH11324020A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 建設車両の作業機操作装置及び運転室

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JP (1) JPH11324020A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9702112B2 (en) 2013-01-18 2017-07-11 Komatsu Ltd. Hydraulic excavator
CN109983417A (zh) * 2017-07-18 2019-07-05 株式会社久保田 作业机
JP2020101057A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 株式会社クボタ 作業機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9702112B2 (en) 2013-01-18 2017-07-11 Komatsu Ltd. Hydraulic excavator
CN109983417A (zh) * 2017-07-18 2019-07-05 株式会社久保田 作业机
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