JPH0716184Y2 - 作業車の操作レバー取付構造 - Google Patents
作業車の操作レバー取付構造Info
- Publication number
- JPH0716184Y2 JPH0716184Y2 JP4338689U JP4338689U JPH0716184Y2 JP H0716184 Y2 JPH0716184 Y2 JP H0716184Y2 JP 4338689 U JP4338689 U JP 4338689U JP 4338689 U JP4338689 U JP 4338689U JP H0716184 Y2 JPH0716184 Y2 JP H0716184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- fitting
- operation lever
- fitted
- mounting structure
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- Expired - Lifetime
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、握り操作部とレバー基端部との中間において
屈曲部を形成してある操作レバーを備えた作業車の操作
レバー取付構造に関する。
屈曲部を形成してある操作レバーを備えた作業車の操作
レバー取付構造に関する。
上記操作レバー取付構造において、従来では、前記握り
操作部を操作しやすい位置に変更させるためには、操作
レバーとレバー連係用部材との間に嵌合部やスプライン
状の嵌合部を形成して、任意の位置に嵌め替え操作でき
るよう構成するのが一般的であった。
操作部を操作しやすい位置に変更させるためには、操作
レバーとレバー連係用部材との間に嵌合部やスプライン
状の嵌合部を形成して、任意の位置に嵌め替え操作でき
るよう構成するのが一般的であった。
ところが上記したような従来構造では、握り操作部の位
置変更作業の作業性を良くさせようとすると前記嵌合部
においてガタツキが生じる欠点があり、ガタツキを防止
するために角形嵌合部を高精度に加工すると嵌め替え作
業性が格段に低いものになるとともに、加工コストがア
ップする等の弊害が生じていた。特に、操作レバーの被
操作対象における操作変位量に高精度を要求される場合
においては、上記したような欠点が顕著な問題となって
いた。
置変更作業の作業性を良くさせようとすると前記嵌合部
においてガタツキが生じる欠点があり、ガタツキを防止
するために角形嵌合部を高精度に加工すると嵌め替え作
業性が格段に低いものになるとともに、加工コストがア
ップする等の弊害が生じていた。特に、操作レバーの被
操作対象における操作変位量に高精度を要求される場合
においては、上記したような欠点が顕著な問題となって
いた。
本考案は、上記したような不具合点を解消することを目
的としている。
的としている。
本考案の特徴は、冒頭に記載した操作レバーの基端部
を、レバー連係用部材に対して抜差し自在に嵌合連結可
能に構成するとともに、前記操作レバーの基端部に、レ
バー嵌入方向先端側ほど小径となる円錐形状のテーパ嵌
合部とこのテーパ嵌合部よりもレバー嵌入方向での先端
側に位置させて前記操作レバーを前記レバー連係用部材
に対して複数の相対回動位置で位置決め自在な位置決め
用嵌合部とを設け、前記レバー連係用部材に、前記位置
決め用嵌合部に嵌合して操作レバーの相対回動を規制す
る被嵌合部と前記テーパ嵌合部に嵌合する被嵌合部とを
設け、さらに、前記操作レバーを前記レバー連係用部材
側に付勢する付勢機構を設けた点にあり、その作用・効
果は次の通りである。
を、レバー連係用部材に対して抜差し自在に嵌合連結可
能に構成するとともに、前記操作レバーの基端部に、レ
バー嵌入方向先端側ほど小径となる円錐形状のテーパ嵌
合部とこのテーパ嵌合部よりもレバー嵌入方向での先端
側に位置させて前記操作レバーを前記レバー連係用部材
に対して複数の相対回動位置で位置決め自在な位置決め
用嵌合部とを設け、前記レバー連係用部材に、前記位置
決め用嵌合部に嵌合して操作レバーの相対回動を規制す
る被嵌合部と前記テーパ嵌合部に嵌合する被嵌合部とを
設け、さらに、前記操作レバーを前記レバー連係用部材
側に付勢する付勢機構を設けた点にあり、その作用・効
果は次の通りである。
つまり、操作レバーの握り操作部を所望位置に変更させ
る場合には、操作レバーを前記付勢機構の付勢力に抗し
て引張り、位置決め用嵌合部の嵌合を解除させた状態で
操作レバーを相対回動させて位置変更させる。そして所
望の位置で手を離すと、前記付勢機構によって位置決め
用嵌合部及びテーパ嵌合部が嵌り合うことになり、位置
決め用嵌合部において操作レバーの位置決めを行い、テ
ーパ嵌合部において円錐形状テーパ面が密状態に圧接さ
せることになる。
る場合には、操作レバーを前記付勢機構の付勢力に抗し
て引張り、位置決め用嵌合部の嵌合を解除させた状態で
操作レバーを相対回動させて位置変更させる。そして所
望の位置で手を離すと、前記付勢機構によって位置決め
用嵌合部及びテーパ嵌合部が嵌り合うことになり、位置
決め用嵌合部において操作レバーの位置決めを行い、テ
ーパ嵌合部において円錐形状テーパ面が密状態に圧接さ
せることになる。
従って、本考案によれば、操作レバーの位置決め用嵌合
部における寸法精度を必要以上に高くすることなく、前
記テーパ嵌合部において確実な密接状態を維持できて操
作レバーのガタつきが生じるのを防止できることとな
り、操作レバーにおける握り操作部の位置変更を嵌め替
え時の作業性よく行えるものでありながら、操作レバー
のガタつきをなくし操作感覚を常に一定に維持させるこ
とができるものを、高精度加工にするコストアップを招
くことなく、得ることができるに至った。
部における寸法精度を必要以上に高くすることなく、前
記テーパ嵌合部において確実な密接状態を維持できて操
作レバーのガタつきが生じるのを防止できることとな
り、操作レバーにおける握り操作部の位置変更を嵌め替
え時の作業性よく行えるものでありながら、操作レバー
のガタつきをなくし操作感覚を常に一定に維持させるこ
とができるものを、高精度加工にするコストアップを招
くことなく、得ることができるに至った。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に本考案に係る作業車の一例であるバックホウを
示している。このバックホウは、走行機体上に縦軸芯周
りで全旋回自在に旋回台(1)を搭載するとともに、こ
の旋回台(1)に堀削作業装置(2)、原動部(3)、
運転部(4)等を配設して構成してある。
示している。このバックホウは、走行機体上に縦軸芯周
りで全旋回自在に旋回台(1)を搭載するとともに、こ
の旋回台(1)に堀削作業装置(2)、原動部(3)、
運転部(4)等を配設して構成してある。
前記堀削作業装置(2)は、スイングブラケット(5)
を介して縦軸芯周りで格納可能に旋回台(1)に連結す
るとともに、3個の油圧シリンダ(6),(7),
(8)によって各別に揺動するブーム(9)、アーム
(10)、バケット(11)から成る。又、旋回台(1)旋
回駆動は、油圧モータ(12)によりおこなうよう構成し
てある。そして、前記各油圧シリンダ(6),(7),
(8)及び前記旋回用油圧モータ(12)は、運転部
(4)における運転座席(13)の横側部に配設した操作
レバー(14)を人為操作することで図示しない油圧制御
バルブのスプールを切換えて駆動するよう構成してあ
る。左側の操作レバー(14)は、旋回台(1)アーム
(10)の駆動用油圧シリンダ(7),及び旋回用油圧モ
ータ(12)の駆動制御を行うよう構成し、右側操作レバ
ー(14)は前記ブーム(9)及びバケット(11)の各駆
動用油圧シリンダ(6),(8),の駆動制御弁を行う
よう構成してある。左右の操作レバー(14),(14)の
取付構造は略同一であるので、以下左側操作レバー(1
4)の取付構造について説明する。
を介して縦軸芯周りで格納可能に旋回台(1)に連結す
るとともに、3個の油圧シリンダ(6),(7),
(8)によって各別に揺動するブーム(9)、アーム
(10)、バケット(11)から成る。又、旋回台(1)旋
回駆動は、油圧モータ(12)によりおこなうよう構成し
てある。そして、前記各油圧シリンダ(6),(7),
(8)及び前記旋回用油圧モータ(12)は、運転部
(4)における運転座席(13)の横側部に配設した操作
レバー(14)を人為操作することで図示しない油圧制御
バルブのスプールを切換えて駆動するよう構成してあ
る。左側の操作レバー(14)は、旋回台(1)アーム
(10)の駆動用油圧シリンダ(7),及び旋回用油圧モ
ータ(12)の駆動制御を行うよう構成し、右側操作レバ
ー(14)は前記ブーム(9)及びバケット(11)の各駆
動用油圧シリンダ(6),(8),の駆動制御弁を行う
よう構成してある。左右の操作レバー(14),(14)の
取付構造は略同一であるので、以下左側操作レバー(1
4)の取付構造について説明する。
第1図ないし第4図に示すように、前記操作レバー(1
4)は、運転座席(13)の横側において旋回台(1)上
面から立設した箱形支持台(15)の前部に左右軸芯
(X1)周りで運転者の体格に応じ前後に角度調節自在に
取付けたレバーケース(16)に、基端部の前後軸芯
(Y1)並びに左右軸芯(X2)夫々の周りで揺動操作自在
に取付けてある。詳述すると、前記レバーケース(16)
の内面に固定取付した支持ブラケット(17)に、操作レ
バー(14)を支持するためのレバー支持部材(18)を、
前記左右軸芯(X2)よりも後方下方側における内方側程
後方側に位置する斜め軸芯(Z1)の周りで揺動自在にピ
ン(19)枢支するとともに、前記レバー支持部材(18)
に一体的に形成した縦筒部(20)に、操作レバー(14)
の枢支ユニット部(A)の筒状支軸(21)を相対回動自
在に内嵌させてある。
4)は、運転座席(13)の横側において旋回台(1)上
面から立設した箱形支持台(15)の前部に左右軸芯
(X1)周りで運転者の体格に応じ前後に角度調節自在に
取付けたレバーケース(16)に、基端部の前後軸芯
(Y1)並びに左右軸芯(X2)夫々の周りで揺動操作自在
に取付けてある。詳述すると、前記レバーケース(16)
の内面に固定取付した支持ブラケット(17)に、操作レ
バー(14)を支持するためのレバー支持部材(18)を、
前記左右軸芯(X2)よりも後方下方側における内方側程
後方側に位置する斜め軸芯(Z1)の周りで揺動自在にピ
ン(19)枢支するとともに、前記レバー支持部材(18)
に一体的に形成した縦筒部(20)に、操作レバー(14)
の枢支ユニット部(A)の筒状支軸(21)を相対回動自
在に内嵌させてある。
前記枢支ユニット部(A)は、前記筒状支軸(21)の上
部に平面視略扇形の支持板(22)を一体的に固定すると
ともに、この支持板(22)の上部の筒状支軸(21)から
後方に位置ずれした箇所に片持ち枢支部(23)を一体的
に形成し、前記片持ち枢支部(23)は、第1回動部材
(24)とレバー連係用部材としての第2回動部材(25)
とを前記前後軸芯(Y1)周りで回動自在に片持ち支持し
てある。つまり、第1回動部材(24)をベアリング(2
6)支承し、第1回動部材(24)上に正面視コの字形の
第2回動部材(25)を跨設して左右軸芯(X2)周りで相
対回動自在に枢支連結してある。又、第2回動部材(2
5)と、旋回用油圧モータ(12)制御用バルブスプール
に連動連係した操作ワイヤ(27)とをボールジョイント
(28)を介して前記左右軸芯(X2)周りで相対回動自在
に連結し、前記アーム(10)制御用バルブスプールに連
動連係した操作ワイヤ(29)と、第2回動部材(25)と
をボールジョイント(30)を介して前後軸芯(Y1)周り
で相対回動自在に連係してある。前記両操作ワイヤ(2
7),(29)のアウタワイヤは、前記支持板(22)から
下方に連設した平面視くの字形のブラケット(31)の下
部に形成したアウタワイヤ受け部(32),(32)で支持
するよう構成してある。
部に平面視略扇形の支持板(22)を一体的に固定すると
ともに、この支持板(22)の上部の筒状支軸(21)から
後方に位置ずれした箇所に片持ち枢支部(23)を一体的
に形成し、前記片持ち枢支部(23)は、第1回動部材
(24)とレバー連係用部材としての第2回動部材(25)
とを前記前後軸芯(Y1)周りで回動自在に片持ち支持し
てある。つまり、第1回動部材(24)をベアリング(2
6)支承し、第1回動部材(24)上に正面視コの字形の
第2回動部材(25)を跨設して左右軸芯(X2)周りで相
対回動自在に枢支連結してある。又、第2回動部材(2
5)と、旋回用油圧モータ(12)制御用バルブスプール
に連動連係した操作ワイヤ(27)とをボールジョイント
(28)を介して前記左右軸芯(X2)周りで相対回動自在
に連結し、前記アーム(10)制御用バルブスプールに連
動連係した操作ワイヤ(29)と、第2回動部材(25)と
をボールジョイント(30)を介して前後軸芯(Y1)周り
で相対回動自在に連係してある。前記両操作ワイヤ(2
7),(29)のアウタワイヤは、前記支持板(22)から
下方に連設した平面視くの字形のブラケット(31)の下
部に形成したアウタワイヤ受け部(32),(32)で支持
するよう構成してある。
このようにして、操作レバー(14)を中立位置から左右
方向に揺動操作することで、アーム(10)の駆動制御を
行うことができ、前後方向に揺動操作することで、油圧
モータ(12)の駆動制御を行うことができる。又、前記
操作レバー(14)は運転座席(13)に着座した運転者が
操縦しやすくなるよう、その基端部(14a)と握り操作
部(14b)との中間において屈曲部(14c)を形成し握り
操作部(14b)が運転者側に寄った状態で操作を行なえ
るよう考慮してある。
方向に揺動操作することで、アーム(10)の駆動制御を
行うことができ、前後方向に揺動操作することで、油圧
モータ(12)の駆動制御を行うことができる。又、前記
操作レバー(14)は運転座席(13)に着座した運転者が
操縦しやすくなるよう、その基端部(14a)と握り操作
部(14b)との中間において屈曲部(14c)を形成し握り
操作部(14b)が運転者側に寄った状態で操作を行なえ
るよう考慮してある。
前記レバーケース(16)の前方側には、前方側に突出す
るロック解除位置とレバーケース(16)の外面に近接し
たロック作用位置とに切換え自在なレバーロック部材
(33)を設けてある。このレバーロック部材(33)は、
前記支持ブラケット(17)に形成した枢支ボス部(34)
に回動支軸(35)を内嵌支持させ、この回動支軸(35)
の軸端から前記レバーロック部材(33)を延設するとと
もに、回動支軸(35)の途中部位からL字形の駆動レバ
ー(36)を固設し、前記筒状支軸(21)内にスライド自
在に内嵌したスライドロッド(37)の下端に固定した板
状部(38)の長孔(39)に前記駆動レバー(36)を係合
させてある。そしてレバーロック部材(33)をロック作
用位置に回動させると、スライドロッド(37)が連動上
昇して前記第2回動部材(25)の下部に形成した係合孔
(40)に係入し、第2回動部材(25)つまりは操作レバ
ー(14)を中立位置にロックするよう構成してある。そ
して、レバーロック部材(33)を更にロック作用位置側
に操作すると、枢支ユニット部(A)及びレバー支持部
材(18)が前記斜め軸芯周りで外方後方に傾動するよう
構成し、操作レバー(14)が外方後方に退避揺動して運
転者の乗降の際、邪魔にならないよう考慮してある。
るロック解除位置とレバーケース(16)の外面に近接し
たロック作用位置とに切換え自在なレバーロック部材
(33)を設けてある。このレバーロック部材(33)は、
前記支持ブラケット(17)に形成した枢支ボス部(34)
に回動支軸(35)を内嵌支持させ、この回動支軸(35)
の軸端から前記レバーロック部材(33)を延設するとと
もに、回動支軸(35)の途中部位からL字形の駆動レバ
ー(36)を固設し、前記筒状支軸(21)内にスライド自
在に内嵌したスライドロッド(37)の下端に固定した板
状部(38)の長孔(39)に前記駆動レバー(36)を係合
させてある。そしてレバーロック部材(33)をロック作
用位置に回動させると、スライドロッド(37)が連動上
昇して前記第2回動部材(25)の下部に形成した係合孔
(40)に係入し、第2回動部材(25)つまりは操作レバ
ー(14)を中立位置にロックするよう構成してある。そ
して、レバーロック部材(33)を更にロック作用位置側
に操作すると、枢支ユニット部(A)及びレバー支持部
材(18)が前記斜め軸芯周りで外方後方に傾動するよう
構成し、操作レバー(14)が外方後方に退避揺動して運
転者の乗降の際、邪魔にならないよう考慮してある。
又、前記操作レバー(14)の操作方向に対する操作対象
を切換えられるよう構成してある。つまり、前記レバー
支持部材(18)に横向き軸芯(X3)周りで回動自在並び
に前方に回動付勢した係止部材(41)が、前記支持板
(22)に形成した第1係合凹所(42)に係入して位置決
めした状態から、前記係止部材(41)の係入を解除させ
て、枢支ユニット部(A)を90°回転させる。そして支
持板(22)に形成した第2係合凹所(42)に係止部材
(41)を係入させて位置決めできるよう構成してある。
このようにして、操作レバー(14)の左右方向操作で旋
回動作制御を行えるとともに、前後方向の操作でアーム
(10)の動作制御を行えるよう構成してある。又、上記
したように、枢支ユニット部(A)を回動させた場合に
操作レバー(14)の握り操作部(14b)を運転者側に戻
すべく位置変更できるよう構成してある。
を切換えられるよう構成してある。つまり、前記レバー
支持部材(18)に横向き軸芯(X3)周りで回動自在並び
に前方に回動付勢した係止部材(41)が、前記支持板
(22)に形成した第1係合凹所(42)に係入して位置決
めした状態から、前記係止部材(41)の係入を解除させ
て、枢支ユニット部(A)を90°回転させる。そして支
持板(22)に形成した第2係合凹所(42)に係止部材
(41)を係入させて位置決めできるよう構成してある。
このようにして、操作レバー(14)の左右方向操作で旋
回動作制御を行えるとともに、前後方向の操作でアーム
(10)の動作制御を行えるよう構成してある。又、上記
したように、枢支ユニット部(A)を回動させた場合に
操作レバー(14)の握り操作部(14b)を運転者側に戻
すべく位置変更できるよう構成してある。
詳述すると、第1図に示すように、前記操作レバー(1
4)の基端部(14a)を、レバー連係用部材としての第2
回動部材(25)に対して抜差し自在に嵌合連結可能に構
成するとともに、前記操作レバー(14)の基端部に、こ
の操作レバー(14)を前記レバー連係用部材(25)に対
して90°毎の相対回動位置で位置決め自在な位置決め用
嵌合部(44)と、その位置決め用嵌合部(44)の上部
に、前記位置決め用嵌合部(44)の径方向のガタ付きを
防止する円錐形状のテーパ嵌合部(45)とを設け、前記
レバー連係用部材(25)に、前記位置決め用嵌合部(4
4)に対する角形被嵌合部(25a)と前記テーパ嵌合部
(45)に対する円錐形状の被テーパ嵌合部(25b)とを
設け、さらに、前記操作レバー(14)を前記第2回動部
材(25)側に付勢する付勢機構としての圧縮スプリング
(46)とを設けてある。このようにして、前記角形嵌合
部(44)により操作レバー(14)の位置決めを行い、テ
ーパ嵌合部(45)により、操作レバー(14)のガタつき
の発生を防止するよう考慮してある。
4)の基端部(14a)を、レバー連係用部材としての第2
回動部材(25)に対して抜差し自在に嵌合連結可能に構
成するとともに、前記操作レバー(14)の基端部に、こ
の操作レバー(14)を前記レバー連係用部材(25)に対
して90°毎の相対回動位置で位置決め自在な位置決め用
嵌合部(44)と、その位置決め用嵌合部(44)の上部
に、前記位置決め用嵌合部(44)の径方向のガタ付きを
防止する円錐形状のテーパ嵌合部(45)とを設け、前記
レバー連係用部材(25)に、前記位置決め用嵌合部(4
4)に対する角形被嵌合部(25a)と前記テーパ嵌合部
(45)に対する円錐形状の被テーパ嵌合部(25b)とを
設け、さらに、前記操作レバー(14)を前記第2回動部
材(25)側に付勢する付勢機構としての圧縮スプリング
(46)とを設けてある。このようにして、前記角形嵌合
部(44)により操作レバー(14)の位置決めを行い、テ
ーパ嵌合部(45)により、操作レバー(14)のガタつき
の発生を防止するよう考慮してある。
前記角形嵌合部(44)に代えてスプライン嵌合部等を用
いてもよい。
いてもよい。
本考案は、バックホウに限らず、フロントローダ等の他
の土木作業車やコンバイン等の農作業車に適用できる。
の土木作業車やコンバイン等の農作業車に適用できる。
図面は本考案に係る作業車の操作レバー取付構造の実施
例を示し、第1図は縦断背面図、第2図は縦断側面図、
第3図はレバー支持部材配設部の横断平面図、第4図は
操作ワイヤ連係部の横断平面図、第5図はバックホウの
全体側面図である。 (14)…操作レバー、(14a)…レバー基端部、(14b)
…握り操作部、(14c)…屈曲部、(25)…レバー連係
用部材、(25a),(25b)…被嵌合部、(44),(45)
…嵌合部、(46)…付勢機構。
例を示し、第1図は縦断背面図、第2図は縦断側面図、
第3図はレバー支持部材配設部の横断平面図、第4図は
操作ワイヤ連係部の横断平面図、第5図はバックホウの
全体側面図である。 (14)…操作レバー、(14a)…レバー基端部、(14b)
…握り操作部、(14c)…屈曲部、(25)…レバー連係
用部材、(25a),(25b)…被嵌合部、(44),(45)
…嵌合部、(46)…付勢機構。
Claims (1)
- 【請求項1】握り操作部(14b)とレバー基端部(14a)
との中間において屈曲部(14c)を形成してある操作レ
バー(14)を備えた作業車の操作レバー取付構造であっ
て、 前記操作レバー(14)の基端部(14a)を、レバー連係
用部材(25)に対して抜差し自在に嵌合連結可能に構成
するとともに、前記操作レバー(14)の基端部に、レバ
ー嵌入方向先端側ほど小径となる円錐形状のテーパ嵌合
部(45)とこのテーパ嵌合部(45)よりもレバー嵌入方
向での先端側に位置させて前記操作レバー(14)を前記
レバー連係用部材(25)に対して複数の相対回動位置で
位置決め自在な位置決め用嵌合部(44)とを設け、前記
レバー連係用部材(25)に、前記位置決め用嵌合部(4
4)に嵌合して操作レバー(14)の相対回動を規制する
被嵌合部(25a)と前記テーパ嵌合部(45)に嵌合する
被嵌合部(25b)とを設け、さらに、前記操作レバー(1
4)を前記レバー連係用部材(25)側に付勢する付勢機
構(46)を設けてある作業車の操作レバー取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4338689U JPH0716184Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 作業車の操作レバー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4338689U JPH0716184Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 作業車の操作レバー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02133719U JPH02133719U (ja) | 1990-11-06 |
JPH0716184Y2 true JPH0716184Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31555756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4338689U Expired - Lifetime JPH0716184Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 作業車の操作レバー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716184Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5722723B2 (ja) * | 2011-07-29 | 2015-05-27 | 株式会社クボタ | 作業車の油圧装置 |
-
1989
- 1989-04-13 JP JP4338689U patent/JPH0716184Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02133719U (ja) | 1990-11-06 |
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