JPH0519399Y2 - - Google Patents

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JPH0519399Y2
JPH0519399Y2 JP1714286U JP1714286U JPH0519399Y2 JP H0519399 Y2 JPH0519399 Y2 JP H0519399Y2 JP 1714286 U JP1714286 U JP 1714286U JP 1714286 U JP1714286 U JP 1714286U JP H0519399 Y2 JPH0519399 Y2 JP H0519399Y2
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JP
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pivot shaft
steering levers
steering
hydraulic
mounting plate
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JP1714286U
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、クローラー式走行装置の上に機体を
構成した、建設機械等における操向レバーに関す
るものである。
(ロ) 従来技術 従来の建設機械等においては、左右の操向レバ
ーは、実開昭59−121068号公報の如く構成されて
いたのである。
即ち、操向レバーの回動を枢支する回動枢支軸
が、機体に対して一定の位置に固定されていて、
調節が不可能だつたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、該従来の構成において、操向
レバーの回動枢支軸が取付板に対して固定状態で
あつた為に、組立時の誤差や長時間の使用による
磨耗によりガタが発生すると、左右の操向レバー
が不揃いとなり、操作時の左右操向レバーの操作
フイーリングが異なつてしまうという不具合があ
つたのである。
この不揃いが生じると、オペレーターは操作の
際にこれを熟知していなければ、操作感覚の異常
により、咄嗟の場合にステアリングの操作ミスを
冒してしまうものである。
本考案はこれを解消するものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明する。
クローラー式走行装置Cの左右の操向レバー2
L,2Rを、前後に回動操作すべく構成したもの
において、該操向レバー2L,2Rを枢支する回
動枢支軸1を、左右の操向レバー2L,2Rに対
して1本に構成し、回動枢支軸1は、中央部に固
定部1bを構成し、左右に小径部1a,1aを構
成し、該小径部1a,1aに操向レバー2L,2
Rのボス部2a,2aを外嵌し、固定部1bに設
けた螺子孔1c,1cに調整固定ボルト25,2
5を螺装し、該調整固定ボルト25,25は、操
作コラムA側の取付板9に設けた長孔9L,9R
を貫通させ、長孔9L,9R内の上下位置で調整
固定ボルト25,25を締結することにより、取
付板9に対して回動枢支軸1の左右位置を調節可
能としたものである。
(ホ) 作用 本考案は以上の如く構成したので、次の如く作
用するものである。
即ち、左右の操向レバー2L,2Rはオペレー
ターの操作に際して、殆ど同じフイーリングで操
作されることが理想的であり、これが一致しない
場合には、咄嗟の場合にオペレーターの操作ミス
が発生して、人身事故につながる恐れがあるので
ある。故に製造組立て時には、注意して操向用油
圧バルブVL,VRと回動枢支軸1の組立が行わ
れるのである。しかし、操向レバー2L,2Rの
長さが長く、かつ操向用油圧バルブVL,VRの
スプール3L,3Rの僅かな移動で切換えが行わ
れる為に、僅かな左右の誤差が大きなフイーリン
グの相違となつて表れる。
また長時間の使用による磨耗によつても、左右
のレバーのフイーリングの相違が出てくるのであ
る。このような場合に、オペレーターは調整固定
ボルト25を弛め、回動枢支軸1の左右を取付板
9に対して上下することにより、スプール3L,
3Rの切換位置を調整することができるのであ
る。
(ヘ) 実施例の構成 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は本考案のバツクホー装置の全体側面
図、第2図は同じくバツクホー装置の操作レバー
と油圧パイピングの関係を示す斜視図、第3図は
同じく側面図、第4図は本考案の要部である回動
枢支軸1の調整状態を示す後面図、第5図は油圧
パイピングのクランプの作用状態を示す平面図、
第6図はクランプ17の後面図、第7図はメイン
ブーム14の後面にクランプ17により油圧パイ
ピングを固定した状態の平面図、第8図は同じく
側面図である。
第1図において、左右のクローラーにより構成
したクローラー式走行装置Cの上に旋回軸受台B
を配置し、該旋回軸受台Bの上に機体フレームF
を載置している。
該機体フレームFの上に前方にメインブーム1
4を左右・上下に回動自在に設け、次に操作コラ
ムAを配置し、その後部にエンジンEを載置し
て、該エンジンEの上に座席Sを配置しているも
のである。また左右のクローラーの間の機体フレ
ームF上にメインブーム14と逆の側に向けて排
土板Dを配置している。
前記のメインブーム14の先端にバケツトブー
ム15を枢支して、更に該バケツトブーム15の
先端にバケツト16を枢支している。そしてバケ
ツト16とバケツトブーム15の間にバケツトシ
リンダー10を介装して、またメインブーム14
とバケツトブーム15の間に掬取りシリンダー1
1を配置し、またメインブーム14と左右回動枢
支体22の間にメインシリンダー12を介装して
いる。また機体フレームFと左右回動枢支体22
の間に左右動シリンダー23を配置している。
次に第2図の構成について説明する。
操作コラムA内に各種の油圧バルブを配置して
いる。そして該油圧バルブより、油圧パイピング
がメインブーム14の方向へ突出している。油圧
パイピング7,7はメインシリンダー12の伸縮
用の圧油を送油するものであり、油圧パイピイン
グ8,8は掬取りシリンダー11を伸縮する為の
ものであり、油圧パイピング19,19はバケツ
トシリンダー10を伸縮する。
本実施例においては、該油圧パイピングのうち
実際に撓みの吸収を必要とする部分以外は、金属
製パイピングを使用している。即ち掬取りシリン
ダー11用の油圧パイピング8,8における8
a,8a部分と、バケツトシリンダー10用の油
圧パイピング19,19における19a,19a
部分である。該油圧パイピング8、油圧パイピン
グ19でも、メインブーム14の基部の部分や、
各シリンダーに近い部分は撓みを受けるので、可
撓性のパイピングにより構成している。
しかし、メインシリンダー12用の油圧パイピ
ング7は油圧バルブに近いので、撓みを受ける部
分が多いので、全長を可撓性の油圧パイピング7
により構成している。そして該油圧パイピング7
がメインブーム14の上下・左右の回動により摩
擦や圧迫を受けて、耐久性を低下させることのな
いように、メインブーム14よりホースガイド5
を突出して支持しかつ該油圧パイピング7の周囲
にはやはり可撓性で耐摩耗性のある保護カバー4
を被覆している。
また前記金属製パイピング8a,19aの部分
がメインブーム14の近辺で揺動するのを防ぐ為
のクランプ17を第5図・第6図の如く構成して
いる。即ちメインブーム14の後面にクランプ台
18を当てて、該クランプ台18の上に金属製パ
イピング8a,19aを載置し、更にその上にク
ランプ17を押圧して固定ボルト20により締結
するのであるが、該クランプ17の外側の曲折片
17aを、従来よりも長くして、クランプ台18
に接当させ、該固定ボルト20の弛み止めの構造
としているものである。クランプ17は内側にも
短い曲折片17bを構成している。該曲折片17
a,17bを設けることによりオペーレータが該
部分に身体の一部を接触した場合にも、従来の如
く角部により傷を受けることが無いのである。
第7図・第8図は該クランプ17により金属製
パイピング8a,19aをメインブーム14に固
定した状態を示している。
また第2図・第3図に示す如く、油圧パイピン
グ7,8,19の各2本ずつをまとめて、操作コ
ラムAとメインブーム14の間に撓み可能に配置
しているので、該部分においても可撓性の油圧パ
イピングに対する磨耗や押圧事故が発生しうるの
である。故に該部分には6本の可撓性の油圧パイ
ピングを集めた状態で、集合保護カバー6を被覆
している。
以上の全体的な構成において、本考案は第2
図・第3図・第4図の如く操向レバー2L,2R
の回動枢支部を構成しているのである。
即ち、左右の操向レバー2L,2Rの回動枢支
軸を1本の回動枢支軸1により構成して、該回動
枢支軸1を取付板9に長孔9L,9Rを介して取
付調整可能としている。
即ち、回動枢支軸1は中央の固定部1bと左右
の小径部1a,1aにより構成されており、該小
径部1a,1aに左右の操向レバー2L,2Rの
ボス部2a,2aが外嵌される。
そして該ボス部2a,2aより前方へ突出した
アーム部2b,2bが、左右の操向用油圧バルブ
VL,VRのスプール3L,3Rに連結されてい
る。
また小径部1a,1aの固定部1bの部分には
調整固定ボルト25,25の為の螺子孔1c,1
cが穿設されている。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、従来においては、操向レバー2L,2
Rを支持する回動枢支軸1が固定状態であり、片
方ずつは勿論、両方とも調整が不可能であつたの
で、組立て時のガタや長時間の使用によるガタに
より、スプール3L,3Rの切換え位置が左右に
より異なる状態が発生し易かつたのである。
これにより、操向レバー2L,2Rの回動角に
対する、前進・停止・後進の切換位置が微妙に相
違して、オペレーターの操作フイーリングに影響
し、咄嗟の場合に事故を引き起こし易い構成とな
つていたのである。
本考案は、該左右の操向レバー2L,2Rの操
作フイーリングの相違を、リンクやアーム部の長
さ相違による調整ではなくて、取付板9に対する
回動枢支軸1の取付位置の調整により簡単に行う
ことが出来るようになつたものである。これによ
り、従来の如き人身事故の発生を防止することが
出来たのである。
第2に、本考案による回動枢支軸1の調整は、
取付板9の外側から、ボルトを弛めることにより
行えるので、取付板9の内部を分解したり、操向
用油圧バルブを取り外したりする必要がなく、ま
た製造時において組立の最終の検査行程において
調整が可能となつたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバツクホー装置の全体側面
図、第2図は同じくバツクホー装置の操作レバー
と油圧パイピングの関係を示す斜視図、第3図は
同じく側面図、第4図は本考案の要部である回動
枢支軸1の調整状態を示す後面図、第5図は油圧
パイピングのクランプの作用状態を示す平面図、
第6図はクランプ17の後面図、第7図はメイン
ブーム14の後面にクランプ17により油圧パイ
ピングを固定した状態の平面図、第8図は同じく
側面図である。 A……操作コラム、B……旋回軸受台、C……
クローラー式走行装置、D……排土板、E……エ
ンジン、F……操向用油圧バルブ、1……回動枢
支軸、1a……小径部、1b……固定部、2L,
2R……操向レバー、3L,3R……スプール、
VL,VR……操向用油圧バルブ、9……取付板、
9L,9R……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クローラー式走行装置Cの左右の操向レバー2
    L,2Rを、前後に回動操作すべく構成したもの
    において、該操向レバー2L,2Rを枢支する回
    動枢支軸1を、左右の操向レバー2L,2Rに対
    して1本に構成し、回動枢支軸1は、中央部に固
    定部1bを構成し、左右に小径部1a,1aを構
    成し、該小径部1a,1aに操向レバー2L,2
    Rのボス部2a,2aを外嵌し、固定部1bに設
    けた螺子孔1c,1cに調整固定ボルト25,2
    5を螺装し、該調整固定ボルト25,25は、操
    作コラムA側の取付板9に設けた長孔9L,9R
    を貫通させ、長孔9L,9R内の上下位置で調整
    固定ボルト25,25を締結することにより、取
    付板9に対して回動枢支軸1の左右位置を調節可
    能としたことを特徴とする操向レバーの取付構
    造。
JP1714286U 1986-02-08 1986-02-08 Expired - Lifetime JPH0519399Y2 (ja)

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