JPS63193142A - 写真フイルムパトロ−ネ用容器本体 - Google Patents

写真フイルムパトロ−ネ用容器本体

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JPS63193142A
JPS63193142A JP2606187A JP2606187A JPS63193142A JP S63193142 A JPS63193142 A JP S63193142A JP 2606187 A JP2606187 A JP 2606187A JP 2606187 A JP2606187 A JP 2606187A JP S63193142 A JPS63193142 A JP S63193142A
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peripheral wall
photographic film
resin
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Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真フィルムパトローネを収容するプラスチ
ック容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、写真フィルムパトローネ用容器は容器本体に容器
キャップが装着して構成されていた。この写真フィルム
パトローネ用容器本体としては、第9図に示すようなも
のがあった。すなわち、この容器本体1は、周壁部2と
底面部3からなる有底筒形をしており、周壁部2の開口
縁部はやや厚肉に形成され、その内周に断面円弧状の講
4が形成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで現在では、写真フィルムパトローネ用容器本体
はほとんどが射出成形で製造されており、従来のように
周壁部2の内周面が平滑に形成されているものでは、充
填した樹脂が冷却して完全に固化する前に金型を抜き去
ると、第10図中2点鎖線で示すように、金型(コア)
5の移動により内部が除圧となり、底面部3が内方へ変
形する底ひけ、及び内壁部2が内方へ撓む座屈が発生し
た。
従って、不良品の発生を無(そうとすると、その成形サ
イクルが長くなるものであった。
本発明は、上記問題点を解消し、充填した樹脂が完全に
固化する前であっても、底ひけ及び庄屈が発生しない写
真フィルムパトローネ用容器本体を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、
周壁部の底面から173以上の内面が少なくとも7μm
の高低差を有する粗雑面に形成されていることを特徴と
して写真フィルムパトローネ用容器本体を構成したもの
である。
粗雑面は、金型(コア)を容器本体から引き抜く際に金
型(コア)表面と容器本体周壁部内面が完全な密着状態
になるのを防止するためのもので、微少な凹凸状に形成
されている。従って、密着状態を防止できるのであれば
、あらゆる形状の凹凸にすることができる。例えば、断
面形状が三角形状、円弧状、矩形状、台形状、多角形状
等である。
また、この粗雑面の凹凸は、線状に形成しても、点状に
形成しても、その他スパイラル状、格子縞状等に形成し
てもよい。凹凸の代表例としては東京ペアロン■発行の
“ペアロンシボ”見本として210種以上市版されてい
る。凹凸を線状形成したときは、周壁部の母線方向に平
行であっても傾斜していてもよい。又母線方向に平行又
は傾斜する凹凸の突条と交差する突条を組み合せた粗雑
面であってもよい。さらに、凹凸の間隔は規則的に一定
であっても、不規則であってもよい。
また、この粗雑面の凹凸はその高低差が少なくとも7μ
mあることを要する。7μm未満の高低差の凹凸では、
金型と周壁部の密着状態を充分に防止することができな
い。この高低差は、好ましくは10〜500μm、特に
好ましくは30〜200μmである。
さらに、この粗雑面は周壁部の内面全面に形成される必
要はないが、底面から少なくとも1/3の内面には形成
されなければならない。
173未満では、最も変形として発生しやすい底ひけを
防止する為には冷却時間を長くする必要があり、本発明
の目的を達成できない。この点も考え容器本体の底面部
を周壁部より肉厚にしたり、底面部の中央部を周辺端部
より外側に出る形状にして底ひけを修正するようにする
ことが好ましい。
さらに底面部の内面を周壁部と同様に粗雑面として底ひ
け防止をはかることも可能であり好ましい。
また、周壁部の平均厚さは、0.95■−以下であるこ
とが好ましい。
0、95 *sをこえると使用樹脂量が多くなって使用
樹脂コストが高くなるだけでなく成形サイクルが長くな
り成形コストが高くなる。
さらに透明容器本体では、容器本体の透明性も低下し、
商品価値を低下させる。
この写真フィルムパトローネ用容器本体と容器キャップ
との嵌合形式は、従来使用されている種々の形式のもの
が用いられ、例えば、容器キャップの突出形成されたリ
ブを容器本体の溝に嵌合させるもの、容器本体のリブを
容器キャップの溝に嵌合させるものである。写真フィル
ムパトローネ用容器本体の例及び写真フィルムパトロー
ネ用容器本体と容器キャップとの嵌合形式の代表例が、
特開昭60−163045号公報に開示されている。
写真フィルムパトローネ用容器本体を形成する樹脂とし
ては、エチレン含有量が1〜7重量%のプロピレン−エ
チレンランダム共重合体樹脂70重量%以上で滑剤0.
01重量%以上を含み曲げ弾性率(ASTM D−74
7測定法)が7000 kg/cn1以上のポリプロピ
レン系樹脂が好ましい。成形性の点でメルトインデック
ス(ASTM D−1238測定法)は5〜80g/1
0分、好ましくは16〜50g/lO分である。プロピ
レン−エチレンブロック共重合体樹脂では透明度が悪く
、白化が発生し商品価値を低下するので好ましくない。
ホモポリプロピレン樹脂では従来の平滑の内面、を有す
る容器本体でも、周壁部をl +u以上の厚さにしても
、落下強度や衝撃強度が不足して大量生産適正がなかっ
たが、本発明の内面が少くとも7μmの高低差を有する
粗雑面にした容器本体にするとさらに落下強度や衝撃強
度が不足して実用化は困難である。
ホモポリプロピレン樹脂を用いる場合は、直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂等を5〜40重量%ブレンドしないと
実用化困難である。α−オレフィン、特に好ましいのは
エチレンを共重合したプロピレン−エチレンランダム共
重合体樹脂でないと物理強度、白化防止等の点で問題が
ある。プロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂の場
合でも粗雑面の高低差が大きい場合は物理強度の大きい
直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を30重量%未満の範囲
でブレンドして補強する必要がある。
滑剤を0.01重量%以上含まないと樹脂の流動性や、
離型性、写真フィルムパトローネの挿入、取り出し性の
点で問題であり実用化困難である。
然しあまり多く添加すると容器本体の表面がベトツクだ
けでなく、射出成形安定性を欠き、滑剤のコストも高く
なるので、好ましくない。安価で効果が大きく、特に好
ましいのは脂肪酸アミド系滑剤で添加量としては0.0
3〜0.8重量%である。
これらの必要な添加剤を含むポリプロピレン系樹脂の曲
げ弾性率は底ひけ、座屈を防止できる経済的な成形サイ
クルが可能な点で最低でも7000kg / c+d以
上が必要である。もし本発明の粗雑内面形状により成形
可能であっても貯蔵中の容器本体の変形防止、加工包装
工程中での容器キャップはずれ防止の点からも曲げ弾性
率は7000 kg/c♂以上、)・必要である。
〔作 用〕
本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体では、成形
時における金型(コア)を容器本体周壁部内ふら抜き取
る際、粗雑面と金型間に微少な空間を生じさせ、また、
金型の粗雑面を形成させる面と粗雑面以外の周壁部の内
面間に微少な空間を生じさせ、金型外周面と周壁部内面
が完全に密着するのを妨げている。
〔実施例〕
本発明■と比較品Iによる写真フィルムパトローネ用容
器本体の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。
第1図は写真フィルムパトローネ用容器本体の一部拡大
した横断面図、第2図は同上縦断面図である。
これらの図に示される容器本体6は、その周壁部2の内
周面の略全面に粗雑面7が形成されている。この粗雑面
7は、断面形状が略同−の三角形状である突条8・・・
8が連続形成されて構成されている。この突条8は周壁
部2の母線方向と平行に形成されており、幅d=30μ
m、高低差h=30μmであり、また、周壁部2の厚さ
t = O,S11である。
なお、周壁部2の粗雑面7以外は、従来の第9図に示す
写真フィルムパトローネ用容器本体lと同様である。
そして、この写真フィルムパトローネ用容器本体6は、
第1表に記載した、プロピレン−エチレンランダム共重
合体樹脂を用いた。
第3図は、写真フィルムパトローネ用容器本体の他の実
施例の縦断面図である。
この実施例は、粗雑面7が周壁部2の底面部3から17
3の内周面にのみ形成されており、この粗雑面7は第1
図及び第2図に示す実施例と同様に連続する突条8・・
・8で形成されているが、その方向が周壁部2の母線方
向と略45度を持って形成されている。
なお、この実施例の写真フィルムパトローネ用容器本体
6は、周壁部2の上端外側面にリブ9が形成され、この
リブ9が容器キャップ(図示せず)の溝に嵌合する形式
のものである。
第4図は写真フィルムパトローネ用容器本体の他の実施
例の縦断面図である。この実施例は、粗雑面7は第1図
〜第3図に示す実施例と同様に、連続する突条8・・・
8で形成されているが、その方向が周壁部2の母線方向
の突条8aと、母線方向と交差する方向の突条8bで形
成されている。また、底面部3は、その中央部から周辺
部にかけてなだらかに傾斜し、即ち、中央部が外側に少
し出た形状に形成されている。
第5図から第9図は、粗雑面7の凹凸の断面形状の他の
実施例を示す部分断面図である。
第5図の実施例は、断面三角形状の三角凹部10・・・
10が略同−間隔で形成されている。
第6図の実施例は、断面円弧状の円弧状凹部11・・・
11が略同−間隔で形成されている。
第7図の実施例は、本発明品■に用いた容器木体で断面
台形状の台形状凹部 12・・・12が略同−間隔で形
成されている。
第8図の実施例は、三角凹部10、円弧状凹部11及び
台形状凹部12が略同−間隔で順次形成されている。
第9図の実施例は、三角凹部10・・・10が不規則な
間隔で形成されている。
一次に、本発明品1.II、比較品■、従来品I。
Hの特性を比較した実験結果を第1表に示す。
表中の評価は下記による。
◎・・・非常に優れている O・・・優れている・・・
・実用限度 ム・・・やや問題あり(改良必要)×・・
・実用不可 表中の試験は下記による。
*イ 底ヒケ;容器本体の底に朱肉をつけてスタンプの
ように白紙に押し、押され た形状を目で観察、評価。
*口 5mから落下時のワレ発生率;36枚撮りのパト
ローネ人写真フィルム(フ ジカラー11R−10036EX)を入れキャップで密
封後5mの高さからコン クリートの床に落下した時のワレ 発生率。(室温20℃) *ハ 製品取り出し性;板に固定したプラスチック容器
本体に写真フィルムパトロ ーネを挿入し、角度を大きくして ゆき写真フィルムパトローネがス ベリ出す角度を測定、値が小さい 程とり出しやすく好ましい。
*二 座屈;横断面が真円の有底筒形の目標外径Xtm
の容器本体がやっと自重で通 過して落下できる内径X++nの外径 調査用のステンレス類の簡易測定 器を作成して測定しようとする容 器本体6を通過させる。座屈(変 形)して通過しないサンプルの発 生型により評価。
〔発明の効果〕
本発明は、周壁部の底面から173以上の内面を少なく
とも7μmの高低差を有する粗雑面に形成することによ
り、金型に樹脂を充填後金型(コア)を抜き取るとき、
金型(コア)の外周面と周壁部の内周面が完全な密着状
態になるのを妨げるので、周壁部内がほとんど除圧にな
ることなく、樹脂が完全に固化していない状態であって
も周壁部及び底面部を変形させることなく金型(コア)
を円滑に抜き取ることができる。従って、成形サイクル
の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による写真フィルムパトローネ用容器本
体の一実施例の横断面図、第2図は同上縦断面図、第3
図及び第4図は他の実施例の縦断面図、第5図から第9
図は凹凸の形状の他の実施例を示す部分断面図、第10
図は従来の写真フィルムパトローネ用容器本体の縦断面
図である。 1.6・・・写真フィルムパトローネ用容器本体、2・
・・周壁部、3・・・底面部、4・・・溝、5・・・金
型(コア)7・・・粗雑面、8.3a、ab・・・突条
。 特許出願人  富士写真フィルム株式会社代理人 弁理
士  1)中 政 浩 はか1名第1図     第2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周壁部の底面から1/3以上の内面が少なくとも
    7μmの高低差を有する粗雑面に形成されていることを
    特徴とする写真フィルムパトローネ用容器本体
  2. (2)エチレン含有量が1〜7重量%のプロピレン−エ
    チレンランダム共重合体樹脂70重量%以上と滑剤0.
    01重量%以上とを含む曲げ弾性率が7000kg/m
    ^2以上のポリプロピレン系樹脂で形成されている特許
    請求の範囲第1項記載の写真フィルムパトローネ用容器
    本体
JP2606187A 1987-02-06 1987-02-06 写真フイルムパトロ−ネ用容器本体 Expired - Fee Related JPH0797207B2 (ja)

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JPH0797207B2 JPH0797207B2 (ja) 1995-10-18

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0385199A2 (en) * 1989-02-16 1990-09-05 Fuji Photo Film Co., Ltd. Container for photographic film cartridge
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