JPH0391741A - 写真フィルムパトローネ用容器本体 - Google Patents

写真フィルムパトローネ用容器本体

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JPH0391741A
JPH0391741A JP1229652A JP22965289A JPH0391741A JP H0391741 A JPH0391741 A JP H0391741A JP 1229652 A JP1229652 A JP 1229652A JP 22965289 A JP22965289 A JP 22965289A JP H0391741 A JPH0391741 A JP H0391741A
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photographic film
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film cartridge
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Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真フィルムパトローネを収納する容器の本
体に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、写真フィルムパトローネ用の容器本体は主として
射出戒形で製造されており、例えば第9図、又は第lO
図に示すようなものがあった。
第9図はキャップ嵌合方式の容器を示し、この図におい
て符号lは容器本体、符号2は容器キャップである。容
器本体1は底部3と周壁部4とからなり、周壁部4の上
部は内側に嵌合溝5が形威された開口部6となっている
第lO図はキャップ被嵌方式の容器を示し、この写真フ
ィルムパトローネ用容器の容器本体1は底部3と周壁部
4とからなり、周壁部4の上部は外側に嵌合突起7が形
成された開口部6となっている. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、容器本体の射出成形においては、透明容器の
透明度低下を防ぐために金型コアを鏡面仕上げにし、容
器本体の内側周壁部の平滑化を図っているため金型コア
と容器本体とは非常な密着状態にある. しかし従来の容器本体は、底部の内径と開口部の内径が
略同一か、又は底部の内径が開口部の内径より大きく戒
形されていたので、容器本体から金型コアを抜く時に一
瞬容器本体内が真空状態になり、第9図及び第lO図中
2点鎖線で示すように底部及び周壁部が容器本体内側に
底ヒケ及び座屈といわれる変形を起こすので、完全に冷
却固化させた後でないと金型コアを抜くことができなか
った。
また、金型コアを抜く時に、鋭い曝発音を発生するとい
う問題点もあった。
以上の問題点を解決するために、本発明者は周壁部の内
面を粗雑面にした容器本体を提案したく特開昭63−1
93142号公報)。この容器本体は上述した変形及び
曝発音が発生しない極めて優れたものであるが、粗雑面
が形威された部位の透明性が落ち、写真フィルムパトロ
ーネの回転により摩耗が発生するという問題点があった
本発明は以上の問題点を解決し、良好な透明性を維持し
つつ、変形及び曝発音の発生を防止することができる写
真フィルムパトローネ用容器本体の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達或するためになされたもので、
底部の内径を開,口部の内径より小さく形成することに
より解決した。
すなわち、本発明は、周壁部と底部からなる上方が開口
した有底筒形の写真フイルムパト白一ネ用容器本体にお
いて、該底部内径aと開口部内径bが、b−a>0.1
mでかつ周壁部と底部とのなす内角αが、α〉90度で
あることを特徴として構戒されている。
本発明の容器本体は、底部の内径aは開口部の内径bよ
り小さく戒形され、少なくとも底部の内径aと開口部の
内径bは、b−a>0.1mmであり、好ましくはb−
a>0.5mm、特に好ましくはb一B>l.Qamで
ある.又底部の内径aは、写真フィルムパトローネのボ
ート部を変形させない大きさが必要であり、好ましくは
28.0〜31.5m、特に好ましいのは28.8〜3
0.0mである.b−aが0.1 trysを越えると
、この差異によって容器本体の離型に際し、金型コアお
僅かな移動で両者間に速に間隙が生じ、密着が解消され
て底ヒケ、座屈を生じない。b−aが0.1011以下
であると、上記作用が著しくなく効果を減ずるので好ま
しくない。
本発明の容器本体は、周壁部の内面と底部の内面とのな
す内角αが、90度より大きく(α>90度)形或され
ている. 内角αは、底部の内径aと開口部の内径bとの差異と、
底部から開口部までの距離によって変わるが、少なくと
もα〉90度であり、好ましくはα〉91度、特に好ま
しくはα〉92度である。
内角αが90度未満では底部の内径aが開口部の内径b
より大きく、容器本体から金型コアを無理抜きする結果
となり底ヒケ、座屈を生ずるので好ましくない. 以上のような容器本体は、周壁部を均一な肉厚でかつ開
口部へ近づくに従って拡開した逆台形状に形威したり、
周壁部の肉厚を開口部へ近づくに従って薄肉になるよう
に形威して行う。
また、周壁部の内外面に高低差0.7μ彊以上の粗雑面
を形戒することが好ましい. 写真フィルムパトローネ用容器本体を形成する樹脂は、
剛性の大きい樹脂が好ましいが、必ずしも剛性が大きい
必要はなく、剛性の小さい樹脂であっても威形サイクル
は長くすることなく使用できる。
例えば、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン・αオレ
フィンランダム共重合体樹脂、ブロビレン・αオレフィ
ンブロック共重合体樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、耐
衝撃剛性ゴム人ボリスチレン樹脂及びこれらの樹脂と各
種ポリオレフィン樹脂(例えばエチレン共重合体樹脂や
熱可塑性エラストラー)及び/又は各種フィラー等の添
加剤をブレンドしたポリオレフィン樹脂が安価で戒形性
も優れているので好ましい。
特に、適度の剛性と透明性・に優れ、衝撃強度等が大き
いので、エチレン含有率が0.5〜6,0重量%のプロ
ピレン・エチレンランダム共重合体樹脂が好ましい。
また、樹脂の曲げ剛性(23゜C JISκ7203)
は口元変形や底ヒケや座屈等の発生防止のため8000
kg/cd以上であることが好ましい。
なお、本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体は、
写真フィルムパトローネの他、液体、粉末、錠剤、人形
、ビン、クリップ、小銭、種子等を収容する容器に用い
ることもできる。
〔作用〕
本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体は、金型コ
アを容器本体から抜く時、金型コアの僅かな移動で金型
コアの表面全体に空気層が形威され、容器本体内が陰圧
になるのを防げる. 〔実施例〕 本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体の一実施例
を第1図に基づいて説明する。
第1図は本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体の
断面図である。
第l図に示す写真フィルムパトローネ用容器本体はキャ
ップ嵌合方式のもので、この容器本体の周壁部6は、底
部3との境界から開口部7へ行くに従って薄肉になるよ
うに形威され、かつその外面は平行な円柱状に形威され
るとともに、内面は開口部7へ行くに従って拡開して形
威されている。
そして、この写真フィルムパトローネ用容器本体は、底
部3の内径a−29.3am、開口部7の内径b =3
1.5am、底部3の内面と周壁部6の内面のなす内角
α=91度、周壁部6の最下端の肉厚t,=0.85論
、最上端の肉厚t,=0.7 m,である.第2図から
第4図はそれぞれ他の実施例の断面図である。
第2図に示す写真フィルムパトローネ用容器本体もキャ
ップ嵌合方式のもので、この容器本体の周壁部8は、底
部3との境界から開口部9まで均一の肉厚で形威され、
かつ開口部9に行くに従って拡開、即ち断面逆台形状に
形威されている。
そして、この写真フィルムパトローネ用容器本体は、底
部3の内径a =29.0ffllls開口部9の内径
b−31.8m、底部3の内面と周壁部9の内面のなす
内角α−92度、周壁部8の内厚t.=o.75msで
ある。
第3図に示す写真フィルムパトローネ用容器本体はキャ
ップ被嵌方式のもので、この容器本体の周壁部10は、
底部3から開口部1lへ行くに従って薄肉になるように
形威され、かつその外面は平行な円柱状に形成されると
ともに、内面は開口部11へ行くに従って拡開して形威
されている。
そして、この写真フィルムパトローネ用容器本体は、底
部3の内径3 =294+++m、開口部11の内径b
 =31.2mm、底部3の内面と周壁部10の内面の
なす内角α=91度、周壁部10の最下端の内厚ta=
1.0閣、最上部近傍の肉厚t+=0.9 mである。
第4図に示す写真フィルムパトローネ用容器本体はキャ
ップ被嵌方式のもので、この容器本体の周壁部12は、
底部3から開口部13まで均一の肉厚で形威され、かつ
開口部13に行くに従って拡開、即ち断面逆台形状に形
威されている. そして、この写真フイルムバトローネ用容器本体は、底
部3の内径a =29.0m、開口部13の内径b =
31.8mm、底部3の内面と周壁部12の内面のなす
内角α=92度、周壁部12の肉厚to=0.8 mで
ある。
第5図から第7図は、それぞれ粗雑面を形戒した実施例
を示す. 第5図は粗雑面を形威した実施例の縦断面図である。こ
の図に示す写真フイルムバトローネ用容器本体は、周壁
部l4の内側面全体に高低差略Iμ階の粗雑面15が形
威されている他は、第2図に示す写真フイルムパトロー
ネ用容器本体と同一である。
第6図も粗雑面を形戒した実施例の正面図である。この
図に示す写真フィルムパトローネ用容器本体は、周壁部
16の外側面全体に高低差略10μ翔の粗雑面l7が形
或されている他は、第2図に示す写真フィルムパトロー
ネ用容器本体と同一である。
第7図も粗雑面を形戒した実施例の横断面図である.こ
の図に示す写真フィルムパトローネ用容器本体は、周壁
部l8の内外側面に高低差略5μmの粗雑面19、20
が形戒されている他は、第2図に示す写真フィルムパト
ローネ用容器本体と同一である. 第8図も他の実施例の縦断面図である。この図に示す写
真フィルムパトローネ用容器本体は、周壁部21と底部
3の内面のなす内角αを大きく設定し、複数個重ね合わ
せることができるようにしたものである. 〔発明の効果] 本発明は以上のように構或することにより、戒形サイク
ルを遅くすることなく、金型コアを抜く際、変形及び曝
発音を防止でき、しかも透明性が良好で、衝撃強度は大
きいが、口元変形や底ヒケや座屈が発生しやすい剛性の
低い安価な樹脂でも使用できる。さらに、写真フィルム
パトローネが輸送中回転し難くなり周壁部内面の傷付き
や摩耗が減少する。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明による写真フィルムパトローネ用容器本
体の一実施例の縦断面図、第2図から第6図はそれぞれ
他の実施例の縦断面図、第7図も他の実施例の横断面図
、第8図も他の実施例の縦断面図、第9図及び第lO図
はそれぞれ従来例の縦断面図である。 3・・・底部 6、8、lO、12、14、l6、l8、21・・・周
壁部7、9、11..13・・・開口部 a・・・底部の内径 b・・・開口部の内径

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 周壁部と底部とからなる上方が開口した有底筒形の写真
    フィルムパトローネ用容器本体において、該底部内径a
    と開口部内径bがb−a>0.1mmで、かつ周壁部の
    内面と底部の内面とのなす内角αがα>90度であるこ
    とを特徴とする写真フィルムパトローネ用容器本体
JP22965289A 1989-09-05 1989-09-05 写真フィルムパトローネ用容器本体 Expired - Fee Related JP2731954B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006315726A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Dainippon Printing Co Ltd プラスチック容器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099586U (ja) * 1983-12-12 1985-07-06 株式会社田村電機製作所 コ−ド保持構造
JPS60148099U (ja) * 1984-03-15 1985-10-01 株式会社クボタ 深層エアレ−シヨンにおける曝気槽
JPS63193142A (ja) * 1987-02-06 1988-08-10 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フイルムパトロ−ネ用容器本体

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