JPH0693099B2 - フィルムパトローネ用容器本体 - Google Patents

フィルムパトローネ用容器本体

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JPH0693099B2
JPH0693099B2 JP60285736A JP28573685A JPH0693099B2 JP H0693099 B2 JPH0693099 B2 JP H0693099B2 JP 60285736 A JP60285736 A JP 60285736A JP 28573685 A JP28573685 A JP 28573685A JP H0693099 B2 JPH0693099 B2 JP H0693099B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真フィルムパトローネ用の容器本体に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来フィルムパトローネ用容器本体は剛性の確保と射出
成形の際のバリや糸引きを防止するためにメルトフロー
インデックス(MI)が10g/10分前後の高密度ポリエチレ
ン樹脂やエチレンを含まないホモタイプのポリプロピレ
ン樹脂あるいはエチレン含有量が2重量%前後のランダ
ムタイプのポリプロピレンエチレン共重合体樹脂が使用
されていた。そして、これらは透明性が劣るために通常
顔料を添加して着色されていた。
また、これらのフィルムパトローネ用容器本体の欠点を
改良するものとして、本発明者が既に提案したフィルム
パトローネ用容器本体があった(特開昭60-163045号、
実開昭60-163451号)。この従来のフィルムパトローネ
用容器本体は、プロピレン単位の含有率が70重量%以上
のポリプロピレン樹脂により、MIが16〜80g/10分であっ
て引張降伏点応力、曲げ弾性率等が特定の値である樹脂
で形成されているものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のMIが10g/10分前後の高密度ポリエ
チレン樹脂やポリプロピレン樹脂を材料にした容器の場
合には、成形故障(ショートショット、底、ヒケ、糸ヒ
キ、ウエルドライン等)が多く且つ圧縮強度、落下強度
等の確保のために肉厚なものになり、透明度が低下する
だけでなくしかも容器本体の射出成形サイクル時間が長
くなって製造コストが高くなっていた。さらにカーボン
ブラックで黒色に着色された容器本体を用いた場合写真
フィルムが容器本体に収納された状態で高温下に長時間
かおれると容器内の温度が上昇して写真フィルムの品質
が低下するという問題があった。また温度の上昇により
容器本体だけでなく内部のポリスチレン樹脂製のスプー
ルの変形も発生していた。
さらに、プロピレンだけを重合したホモタイプのポリプ
ロピレン樹脂は、第6図に示すように、ランダムタイプ
ポリプロピレン樹脂に比して低温での衝撃強さが不足
し、また物理強度も低温では不足するという問題点があ
った。
なお、図中のホモタイププロ樹脂及びランダムタイプポ
リプロピレン樹脂は次の表に示す通りである。
また、本発明者が既に提案したフィルムパトローネ用容
器本体は、上述した従来の肉厚になる等の問題点は解消
しているのであるが、MIが15g/10分以上であるため種々
の問題点が生じていた。すなわち、MIが15g/10分以上
の、ポリプロピレン樹脂は、樹脂間の滑りが悪くなり、
ホッパーから成形機への樹脂の送りが悪くなったり、写
真フィルムパトローネ用プラスチック容器本体の様に球
形でなく円筒形又は直方体形では金型からの取り出し性
(型離れ性)や成形直後結晶化が不十分な状態ではプラ
スチック容器本体間でブロッキングが発生したりキズが
発生したりする。αオレフィンがエチレンであり含有率
が2重量%未満のプロピレン−エチレン共重合体樹脂
は、高所からの落下強度が不足している。また、一般に
プロピレン以外のα−オレフィンを2.0重量%以上にす
るとアイゾット衝撃強度が向上しワレが発生しにくくな
るが静・動摩擦係数が大きくなりキズや光沢ムラが発生
しやすくなる。また、剛度が低下して嵌合強度の低下や
容器本体の変形が発生しやすくなる。さらに容器本体の
内外表面にキズが発生しやすくなるだけでなく射出成形
性が悪化し、成形バリや糸引き、ゲート残りが発生しや
すくなる。特に、MIが15g/10分以上の樹脂ではこれらの
問題点が著しいものとなっていた。
本発明は以上の問題点を全て解消し、肉薄で、成形サイ
クルが短縮でき成形故障が少なく製造が容易で、包装加
工性にすぐれ、高所落下強度にすぐれ、そして透明度の
高い、商品価値にすぐれた安価な写真フィルムパトロー
ネ用容器本体を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、特
定の触媒を用いて重合した特定含有比のプロピレン−α
オレフィン共重合体樹脂に滑剤及び特定のジベンジリデ
ンソルビトール化合物を特定量添加した特定特性を有す
るプロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂組成
物を用いたことを特徴としている。
すなわち、本発明のフィルムパトローネ用容器本体は、
プロピレン単位とその他のαオレフィン単位の重量%比
での含有比が86:14〜98:2であり、かつ、マグネシウ
ム、チタン、ハロゲン及び電子供与体を必須成分とする
チタン触媒成分と有機アルミニウム化合物触媒成分とSi
−O−C結合を有する有機珪素化合物触媒成分とから成
る触媒を用いて共重合されている96.00〜99.98重量%の
プロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂と、0.
01〜1.00重量%の1・3,2・4ジ(メチルベンジリデ
ン)ソルビトールと、0.01〜1.00重量%の滑剤とを少な
くとも含みメルトフローインデックスが15〜60g/10分、
曲げ弾性率が8500kg/cm2以上そして20℃におけるノッチ
付のアイゾット衝撃強度が2.5kg・cm/cm以上であるプロ
ピレン−αオレフィン共重合体樹脂組成物から成り、周
壁部の平均厚さが0.5〜1.1mmに構成されているものであ
る。
前記フィルムパトローネ用容器本体を形成するプロピレ
ン−αオレフィンランダム共重合体樹脂組成物は、少な
くともマグネシウム、チタン、ハロゲン及び電子供与体
を必須成分とするチタン触媒成分と有機アルミニウム化
合物触媒成分とSi−O−C結合を有する有機珪素化合物
触媒成分とから成る触媒を用いて共重合されているプロ
ピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂を96.00〜9
9.98重量%、1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソ
ルビトールを0.01〜1.00重量%、滑剤を0.01〜1.00重量
%含んでいるものである。プロピレン−αオレフィンラ
ンダム共重合体樹脂組成物は、上記各物質を所定量含ん
でいれば他の樹脂及び添加剤を必要により含めることが
できる。
前記プロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂
は、プロピレンとその他のαオレフィンとのランダム共
重合体樹脂である。その他のα−オレフィンはエチレン
又は炭素数が4〜13程度好ましくは4〜10程度のもので
あり、具体的には、エチレン、ブテン−1、ペンテン−
1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1、オクテン
−1、デセン−1、ドデセン−1、オクタデセン−1等
を挙げることが出来る。これらは1種に限定されるもの
ではなく、2種以上共重合させることができる。そし
て、このプロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹
脂は、プロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂
組成物の全重量%の96.00〜99.98重量%である。
プロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂がプロ
ピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂組成物の全
重量のうち96.00重量%未満即ち他の添加物や樹脂が4.0
重量%以上になると透明性が低下したり、成形故障が多
くなったり、コスト高となる。又、本発明に必須の1・
3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビトールが少な
くとも0.01重量%、滑剤が少なくとも0.01重量%含まれ
る必要があるためプロピレン−αオレフィンランダム共
重合体樹脂がプロピレン−αオレフィンランダム共重合
体樹脂組成物の全重量のうち99.98重量%以下とする必
要がある。プロピレン−αオレフィンランダム共重合体
樹脂におけるプロピレン単位とその他のα−オレフィン
単位の含有比率は重量%比で91:9〜98:2が物理強度と射
出成形性のバランスより好ましい。
α−オレフィンの含有量が上記の比率で2.0重量%未満
になると剛度は大きくなるが衝撃強度が小さくなり、包
装加工工程で容器本体同志がぶつかりあったり、パトロ
ーネ入写真フィルム製品を容器本体にポリエチレン樹脂
製キャップで密封した状態で高所から落下させるとワレ
やクラックが発生したりする。又、透明度が低下し、特
にα−オレフィンを含まないホモタイプポリプロピレン
樹脂では透明度が悪い(HAZEが大きい)ばかりでなく、
高所からの落下強度も小さくて、商品価値が非常に低い
容器本体となる。このため容器本体の周壁部や底部の肉
厚を大きくするとともに着色しなければならず、かつ高
価なものとなる。
α−オレフィンの含有量が上記の比率で14重量%を越え
ると剛度が低下して例えば容器本体をホッパー等の集合
箱に多数入れておくと自重により変形したり、キャップ
との嵌合強度が低下して防湿性が悪化したり包装加工工
程中にキャップが外れたりする。また、射出成形性が悪
化するだけでなく糸ヒキやゲート残り、底ヒケ等の成形
故障が発生し商品価値を低下させる。さらに、コンベア
や空気輸送などの搬送工程中に容器本体同志や搬送設備
との接触により容器本体にキズが発生する。もっとも問
題なのは静・動摩擦が非常に高くなりブロッキング等が
発生して搬送不可等のトラブルが発生することである。
このプロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂
は、透明性が高く、白化が発生しない。プロピレン−α
オレフィンランダム共重合体樹脂の場合は、衝撃により
白化が発生しやすく、かつ透明度が劣るので本発明のフ
ィルムパトローネ用容器本体としては商品価値が低く使
用できない。
前記滑剤は、樹脂間の滑り、型離れ性、衝撃強度、射出
成形性、落下強度等を良好にし、更にブロッキング、
傷、静電気の発生を防止するためのものである。この本
発明に使用される滑剤は写真感光材料に悪影響を与えな
いものである。さらに、容器の透明性を問題になる程低
下させず、容器成形時の離型性にすぐれ、金型を腐食さ
せない安価で入手しやすい滑剤が好ましい。代表的な滑
剤の種類としては高級脂肪酸系、シリコーン系、金属石
けん系、脂肪族炭化水素系、脂肪酸アミド系がある。
本発明に特に好ましい滑剤の市販品名を次にあげる。
シリコーン系滑剤; ジメチルポリシロキサン各種(信越シリコーン(株)製
品,東レシリコーン(株)製品)オレイン酸アミド系滑
剤; アーモスリップCP(ライオン・アクゾン(株)製品)、
ニュートロン(日本精化(株)製品)、ニュートロンE1
8(日本精化(株)製品)、アマイドO(日東化学
(株)製品)、アルフローE10(日本油脂(株)製
品)、ダイヤミッドO−200(日本化成(株)製品)、
ダイヤミッドG−200(日本化成(株)製品)、等 エルカ酸アミド系滑剤; アルフローP−10(日本油脂(株)製品)等 ステアリン酸アミド系滑剤; アルフローS−10(日本油脂(株)製品)、ニュートロ
ン2(日本精化(株)製品)、ダアヤミッド200(日本
化成(株)製品)等 ビス脂肪酸アミド系滑剤; ビスアマイド(日本化成(株)製品、,ダイヤミッド20
0ビス(日本化成(株)製品)、アーモワックス−EBS
(ライオン・アクゾ(株)製品) アルキルアミン系滑剤; エレクトロストリッパーTS−2(花王石鹸(株)製品) 等がある。
特にフィルムパトローネ用容器本体の射出成形直後(5
分後)のブロッキング防止可能な滑剤としてはオレイン
酸アミド系滑剤とエルカ酸アミド系滑剤とステアリン酸
アミド系滑剤等がある。この場合の滑剤添加量は0.05重
量%以上が必要である。そして、この滑剤の添加量はプ
ロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂組成物の
0.01〜1.0重量%である。0.01%未満では前述した油脂
の滑り、型離れ性等の問題点の解決が困難でありフィル
ムパトローネ用容器本体としては実用化不可能である。
一方、1.0重量%を越えるスクリューのスリップが発生
するとともにフィルムパトローネ用容器本体表面のベト
ツキ増加とそれによる異物付着及び写真フィルムへの転
写が多くなり現像阻害が起り商品価値を低下させる等の
問題点を生じる。その上、容器本体の透明度も低下す
る。
前記1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビトー
ルは、透明度、成形サイクル、成形性、圧縮強度等を良
好にするためのもので、特にαオレフィンを3重量%以
上含んでいる場合に効果を発揮するものである。1・3,
2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビトールに他のジ
ベンジリデソルビトール化合物をさらに加えることがで
きる。このジベンジリデンソルビトール化合物は、例え
ば1モルのソルビトールに2モルのベンズアルデハイド
を結合した1・3,2・4ジベンジリデンソルビトールが
あり、この例としてはイーシー化学工業(株)製の化学
構造式 が上に示すような商品名EC−1がある。上記化学構造式
のベンゼン環に例えばメチル、エチル、ブチル、ラウリ
ル、ステアリル等の置換基を持っていても同等の効果を
奏する。
その他イーシー化学工業(株)製の他のジベンジリデン
ソルビトール化合物であるベンゼン環にメチル基(CH3
と塩素基(Cl)がついた化学構造式が である商品名EC−4等がある。その他次式で表わされる
ジ置換ベンジリデンソルビトール化合物 (式中、R1及びR2は炭素数1〜8のアルキル、アルコキ
シ又はハロゲンであり、m及びnはいずれも0〜3であ
ってかつm+n≧1である。)、例えば1・3,2・4−
ビス(メチルベンジリデン)ソルビトール等がある。そ
の他イーシー化学工業(株)の商品名EC−1−70シリー
ズのように1・3,2・4ジベンジリデンソルビトール
(商品名EC−1)の表面に、高級脂肪酸の純品をコーテ
ィングしたもののようにジベンジリデンソルビトール化
合物は単独の場合に限らず、二種以上を併用することも
できることはいうまでもない。又他の無機又は有機造核
剤と併用できる。
そして、この1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソ
ルビトールの添加量は、ポリプロピレン油脂の100重量
%中の0.01〜1.0重量%である。0.01重量%未満では、
ほとんど添加効果がなくコストアップになる。1.01重量
%以上では効果は1.0重量%とほとんど差がないだけで
なく悪臭が強くなり且つ不純物が入ってくる可能性が大
きくなり写真フィルムにカブリが発生したり感度低下が
発生し、実用化不可である。
プロピレン−α−オレフィンランダム共重合体油脂に1
・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビトールを添
加する方法はホモポリプロピレン樹脂等に各種添加剤を
添加する一般の方法、例えばドライブレンド方式、マス
ターバッチ方式、コンパウンド方式によって行なえばよ
く、通常はプロピレン−αオレフィンランダム共重合体
油脂に添加して均一に混練すればよい。プロピレン−α
オレフィンランダム共重合体樹脂にこの1・3,2・4ジ
(メチルベンジリデン)ソルビトールの添加によってフ
ィルムパトローネ用容器本体に下記のような各種の効果
が得られる。
結晶を微小化する性質があり、透明性が大きくなる。
0.2重量%添加によりヘイズが約30%減少し0.3%減少
し0.3重量%添加によりヘイズが半分以下に減少する。
射出成形時の寸法安定性が改善される。
ヒケが防止できる。
光沢が良化する。
剛性が向上する。
結晶化温度が高くなり冷却時間を短縮できるので射出
成形のサイクル時間が短縮できる。
表面強度が向上しキズがつきにくくなる。
バリが発生しにくくなる。
アイゾット衝撃強度が向上する。
熱変形温度が高くる。
1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビトールを
プロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂に添加
したプロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂組
成物を用いてフィルムパトローネ用容器本体を射出成形
することによって上記のような効果は得られるが、プロ
ピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂の重合方法
により効果の程度が変化することが判明した。
第1の要因としてプロピレンとα−オレフィンをランダ
ム共重合する時の触媒の種類によって効果が変化する。
共重合触媒としては公知の種々のものがあるが上記の1
・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビトール添加
効果を大きくする共重合触媒としては次の3つの成分か
らなる触媒 (イ)マグネシウム、チタン、ハロゲン及び電子供与体
を必須成分とするチタン触媒成分 (ロ)有機アルミニウム化合物触媒成分及び (ハ)Si−O−C結合又はSi−N−C結合を有する有機
ケイ素化合物触媒成分 が適当である。
この触媒が特に効果が大きいのは、平均粒径が小さく且
つ粒度分布が狭いプロピレン−αオレフィンランダム共
重合体樹脂が得られるためである。平均粒径が大きいプ
ロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂に1・3,
2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビトールを添加し
ても前記の樹脂改質効果は減少する。又プロピレンとα
−オレフィンのランダム共重合方法としては塊状重合
法、気相重合法等がある省エネルギー、ポリマー粒子の
均一性の点から気相重合法によるプロピレン−αオレフ
ィンランダム共重合体樹脂が本発明には好ましい。最も
好ましいのはプロピレンとα−オレフィンを上記の高活
性チタン触媒を含む3成分よりなる触媒を用い気相共重
合法で製造したプロピレン−αオレフィンランダム共重
合体樹脂、特にプロピレン−エチレンランダム共重合体
樹脂である。
以上において、本発明の最も好ましい例は、94〜97重量
%のプロピレンと3〜9重量%のエチレンを共重合した
プロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂中に0.05〜
0.6重量%の高純度アルキル置換ジベンジリデンソルビ
トールである1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソ
ルビトールと0.05〜0.6重量%のオレイン酸アミド系滑
剤を添加した200℃以上の温度履歴をもつ、プロピレン
−エチレンランダム共重合体樹脂組成物よりなるフィル
ムパトローネ用容器本体である。
また、前記プロピレン−αオレフィンランダム共重合体
樹脂組成物は、メルトフローインデックス(ASTM D−12
38)が15〜60g/10分、好ましくは20〜50g/10分、特に好
ましくは30〜40g/10分であり、曲げ弾性率(ASTM D−79
0)が8,500kg/cm2以上、好ましくは13,000kg/cm2以上、
そして20℃におけるノッチ付のアイゾット衝撃強度(AS
TM D−256)が2.5kg・cm/cm以上のものである。
そしてこれらの特性は、プロピレンとαオレフィンの含
有比及び1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビ
トールと滑剤の添加量を前述した範囲内で調整すること
に達成される。なお、需要者に好ましい印象を与える点
で透明性(HAZE;ASTM D−1003による厚さ1mmのシートの
測定値)が60%以下、特に40%以下であることが好まし
い。
前述したようにプロピレン−αオレフィンランダム共重
合体樹脂、滑剤及び1・3,2・4ジ(メチルベンジリデ
ン)ソルビトール以外にプロピレン−αオレフィンラン
ダム共重合体樹脂組成物に各種添加剤を含めることがで
き、この添加剤の公知の代表例を次に示す。
本発明の容器本体の形状は写真フィルムパトローネを収
容しうるものであれば特に限定されるものではないが、
キャップとの嵌合密閉性を充分に発揮しかつキャップの
着脱の容易なものがよく、その点で例えば第1図の例及
び第2図の例のものは好適である。特に、第1図のもの
は片手で容易に開蓋できる利点がある。容器本体1の肉
厚は従来品より薄くすることができ、例えば周壁部2の
肉厚は0.5〜1.1mm、好ましくは0.7〜1.0mm程度が適当で
ある。なお、キャップ3の材質は容器本体1のこれらの
防湿性、嵌合強度等の機能を充分に発揮させるために容
器本体1より柔軟なものがよく、例えば低密度ポリエチ
レン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)樹脂
等は好適である。
容器本体は通常は射出成形によって製造すればよい。射
出成形方法は特に限定されるものではなく、例えば金型
内真空射出成形法によってもよい。金型は、1個取りよ
りも多数個取りのもの、例えば1金型で12個以上の容器
本体を一度に成形しうるものを用いるほうが効率的であ
る。
射出成形する場合には、第1図及び第2図に示すよう
に、樹脂注入口部4に樹脂の突出部5が残るところか
ら、この樹脂注入入口部4は底面6から0.5〜5mm程度、
好ましくは1〜3mm程度凹ませて設けられるが、特に本
発明の容器本体1を製造する場合にはこの部分4にピン
ホールを生じやすいことを本発明者らは見出した。これ
を避けるために樹脂注入口部4付近は図示のように底部
7の平均厚さより厚くすることが好ましい。このこと
は、容器本体1の厚さを薄く、例えば0.7mm以下にした
場合には特に重要である。
一般には、フィルムパトローネ用容器本体はさらにフィ
ルム使用説明書とともに外箱である紙箱に収納して商品
化されているが、本発明の容器本体は透明性にも特徴を
有しているところから、この外箱を兼用させることによ
って、その特徴をさらに発揮させ、あわせてコストダウ
ンをはかることができる。このような用途に供する容器
本体の例を第3〜5図に示す、第3図は円筒形、第4図
は4角同形、そして第5図は外形が4角で収納部が円形
の例である。
〔作用〕
本発明においては、剛性にすぐれ容器本体用の樹脂材料
として適するプロピレン−αオレフィンランダム共重合
体樹脂を基に種々の改良を施して数々の優れた特性を有
する写真フィルムパトローネ用容器本体を完成させてい
る。すなわち、86〜98重量%のプロピレンに2〜14重量
%の適量の他のα−オレフィンを加えてランダム共重合
体樹脂とすることによって衝撃強度を大幅に改良し剛性
を適当範囲に調整するとともに透明度も向上させてい
る。そして、このα−オレフィンの添加によって生ずる
摩擦係数の上昇を0.01〜1.0重量%の適量の滑剤を加え
ることによって抑えている。さらに、0.01〜1.0重量%
の適量の1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビ
トールを加えることによってメルトフローインデックス
を高くしても、曲げ弾性率、アイゾット衝撃強度成形
性、射出成形性等を改善して好ましい物性にするととも
に透明性もさらに改善している。
さらにフィルムパトローネ用容器本体のスリキズ防止、
圧縮強度向上、防湿性向上、嵌合良化、成形サイクルの
短縮、成形性良化(糸ヒキ、ゲート残り、バリ等が発生
しにくくなる。)、寸度安定性向上、底ヒケ防止等多く
の必要特性を向上させている。
〔実施例〕
成形機として住友重機製ネスタール(商品名)を用い、
型締圧150t、取り数24ヶ、ランナー形式はホットランナ
ーとして第1図に示す形状で側壁の厚さ0.8mmのフィル
ムパトローネ用容器本体を射出成形した。
従来品Iとしてはプロピレン単位の含有率が97重量%、
エチレン含有量が3重量%プロピレンエチレンランダム
共重合体体樹脂よりなり、メルトフローインデックスが
12.0g/10分、曲げ弾性率が10,500kg/cm2、20℃における
ノッチ付のアイゾット衝撃強度が3.5kg・cm/cmであり、
滑剤としてオレイン酸アミドを0.2重量%含み、ジベン
ジリデンソルビトール化合物を含まないランダムタイプ
ポリプロピレン樹脂を用いた。
従来品IIとしてはメルトフローインデックスが10g/10
分、滑剤とジベンジリデンソルビトール化合物を含まな
い、曲げ弾性率14,000kg/cm2におけるノッチ付アイゾッ
ト衝撃強度が2.0kg・cm/cmのホモタイプポリプロピレン
樹脂を用いた。
比較品Iとしてはプロピレンの含有率が96重量%、エチ
レン含有量が4重量%のプロピレン−エチレンランダム
共重合体樹脂よりなりメルトフローインデックスが20g/
10分、曲げ弾性率9,000kg/cm2、20℃におけるノッチ付
のアイゾット衝撃強度が4.0kg・cm/cmであり、ジベンジ
リデンソルビトール化合物として1・3,2・4ジベンジ
リデンソルビトールを0.2重量%と滑剤を含まないラン
ダムタイプのポリプロピレン樹脂を用いた。
比較品IIとしてはプロピレン単位の含有率が98重量%エ
チレン含有量が2重量%のプロピレンエチレンランダム
共重合体樹脂よりなり、メルトフローインデックスが3
0.0g/10分、曲げ弾性率12,000kg/cm2、20℃におけるノ
ッチ付のアイゾット衝撃強度が1.5kg・cm/cmであり、滑
剤を含まず造核剤としてパラターシャルブチル安息香酸
を0.1重量%含むランダムタイプポリプロピレン樹脂を
用いた。
本発明品Iとしては、チタン触媒成分として三塩化チタ
ン/無水塩化マグネシウム/エタノール、有機アルミニ
ウム化合物成分としてジエチルアルミニウムクロライ
ド、そして有機珪素化合物触媒成分としてメチルハイド
ロポリシロキサンからなる触媒を用い、プロピレン含有
量が97重量%、エチレン含有量が3.0重量%のプロピレ
ンエチレンランダム共重合体樹脂よりなり、メルトフロ
ーインデックスが40.0g/10分、曲げ弾性率14,000kg/c
m2、20℃におけるノッチ付のアイゾット衝撃強度が5.0k
g・cm/cmであり、滑剤としてオレイン酸アミドを0.3重
量%含み、1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソル
ビトールを0.2重量%含むランダムタイプのポリプロピ
レン樹脂を用いた。
本発明品IIとしては、チタン触媒成分として三塩化チタ
ン/無水塩化マグネシウム/エタノール、有機アルミニ
ウム化合物成分としてジエチルアルミニウムクロライ
ド、そして有機珪素化合物触媒成分としてメチルハイド
ロポリシロキサンからなる触媒を用い、プロピレン含有
量が94重量%、エチレン含有量が6重量%のプロピレン
エチレンランダム共重合樹脂よりなり、メルトフローイ
ンデックスが40.0g/10分、曲げ弾性率12,000kg/cm2、20
℃におけるノッチ付のアイゾット衝撃強度が6.0kg・cm/
cmであり、滑剤としてオレイン酸アミドを0.5重量%含
み、1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビトー
ルを0.2重量%含むランダムタイプのポリプロピレン樹
脂を用いた。
比較品IIIとしては、プロピレン含有量が97.0重量%、
エチレン含有量が3.0重量%のプロピレン・エチレンラ
ンダム共重合体樹脂よりなり、メルトフローインデック
スが40.0g/10分、曲げ弾性率12,500kg/cm2、20℃におけ
るノッチ付のアイゾット衝撃強度が4.8kg・cm/cmであ
り、滑剤としてオレイン酸アミドを0.3重量%含み、1
・3,2・4ジベンジリデンソルビトールンを0.2重量%含
むランダムタイプのポリプロピレン樹脂を用いた。
比較品IVとしてはプロピレン含有量が94重量%、エチレ
ン含有量が6重量%のプロピレン・エチレンブロック共
重合体樹脂よりなり、メルトフローインデックスが20.0
g/10分、曲げ弾性率12,000kg/cm2、20℃におけるノッチ
付のアイゾット衝撃強度が6.5kg・cm/cmであり、滑剤と
してオレイン酸アミドを0.3重量%含み、1・3,2・4ジ
(メチルベンジリデン)ソルビトールを0.15重量%含
み、カーボンブラックを0.3重量%含むブロックタイプ
のポリプロピレン樹脂を用いた。
これら8種のフィルムパトローネ用容器本体を次の評価
方々により各特性を比較した結果を第1表に示す。
以上の実施例は本発明の写真フィルムパトローネ用容器
本体として好ましい実施態様の代表例を示したものであ
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
表中の評価は下記による。
◎非常に優れている ○優れている △実用限度 ▲やや問題あり(改良必要) ×実用不可 表中の試験は下記による。
*1 5mから落下時のワレ発生率;36枚撮りのパトロー
ネ入写真フィルム(フジカラーHR-100 36EX)を入れキ
ャップ密封後5mの高さからコンクリートの床に落下した
時のワレ発生率(室温20℃) *2 透明度;線の太さ0.5mm間隙2mmの平行線を白紙に
描いた透明度検査図用紙と目の間に容器本体を置き目か
ら遠ざけてゆき容器本体の裏の透明度検査図用紙上の平
行線が見えなくなる距離(cm)を透明度とする。
*3 圧縮強度;容器本体に平板で圧力を加えて変形さ
せるのに必要な最高の力を圧縮強度とする。
*4 嵌合度;バネ秤りの先端にキャップをハサム部分
をとりつけ真上に引っぱってキャップをはずすのに必要
な力を測定 *5 容器本体内壁の摩耗度;パトローネ入写真フィル
ムを回転させながら容器本体に挿入させた時に内壁が摩
耗して白粉として写真フィルムに付着する量を目視検査
する。
*6 成形後5分の容器間の滑り;成形後5分たった容
器本体を板に俵積みにし板の角度を大きくしてゆき測定
容器本体が滑り始める角度で測定。値が大きい程滑りに
くい。
*7 底ヒケ;容器本体の底に朱肉をつけてスタンプの
ように白紙に押し、押された形状を目で観察、評価。
*8 ショートショット発生度;1万個射出成形した際に
樹脂充填不足品が発生する程度。
*9 製品取り出し性;板に固定したフィルムパトロー
ネ用容器本体に写真フィルムパトローネを挿入し、角度
を大きくしてゆき写真フィルムパトローネがスベリ出す
角度を測定、値が小さい程とり出しやすく好ましい。
*10 糸ヒキ;50ショット(1200ヶ)射出成形した際に
樹脂注入口跡に長い糸状の故障が発生する程度。
*11 成形サイクル;射出−冷却−取出しまでの1ショ
ットの時間、樹脂温度は最適成形条件に合せて変化。
なお、従来のホモタイププロピレン樹脂組成物等からな
るフィルムパトローネ用容器本体と、本実施例品の本発
明品Iのプロピレン・エチレンランダム共重合体樹脂組
成物中の1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソルビ
トールの添加量を0.2→0.4重量%に増量し、オレイン酸
アミドの添加量を0.3→0.1重量%に減量した外は同一の
プロピレン・エチレンランダム共重合体樹脂組成物から
なるフィルムパトローネ用容器本体の特性を比較したも
のを次の比較一覧表に示す。
〔発明の効果〕 本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体は、透明度
が良好で、アイゾット衝撃強度が大きく、その結果落下
強度が非常に大きく(5mから落下時のワレ発生率が非常
に小さい)加工工程や物流工程でも容器本体のワレが発
生しなくなる。しかも、キャップとの嵌合強度や係合密
封性が良好である。
α−オレフィン含有量を多くして落下衝撃強度が非常に
良化したにもかかわらず圧縮強度や容器本体内壁の耐摩
耗性も低下しない。成形に際しては、成形収縮率が少な
くて寸法安定性が良好であるばかりでなく、糸ヒキやキ
ズの発生も少なく、製品取り出し性も良好である。成形
性にすぐれており、金型と容器の離型性や成形直後の滑
りも良好である。
樹脂の流動性が良好であるところから、ショートショッ
トの発生や底ヒケも少なく、成形サイクルを短縮しかつ
成形不良品の発生を少なくすることが出来る。
上記の特性により容器本体を肉薄にしても所定の強度を
確保することができ、容器本体の透明度を大巾に向上さ
せて商品価値を高めながらコストダウンが達成できる。
この容器本体を外箱と兼用させることによってコストダ
ウンをはかるとともに商品に斬新さを付与し、さらには
内容物を確認できる安心感を需要者に与えることもでき
る。外面に印刷を施して商品価値を向上させたり、説明
文を付与することも有効である。
本発明に係る写真フィルムパトローネ用容器本体は透明
でなくともよく、金属粉末や顔料や染料を添加した半透
明又は不透明にした写真フィルムパトローネ用容器本体
として使用してもよく剛性、落下強度が透明写真フィル
ムパトローネ用容器本体よりさらに向上し従来品に比較
して非常にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を表わすものであり、第
1図及び第2図は容器本体及びキャップの断面図であ
る。第3〜5図は外箱を兼用させた例の斜視図である。
第6図はポリプロピレン樹脂の衝撃強さの温度依存性を
示す図である。 1……容器本体、2……周壁部、3……キャップ、4…
…樹脂注入口部、5……樹脂注入口(ゲート)跡、6…
…底面表面、7……底部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロピレン単位とその他のαオレフィン単
    位の重量%比での含有比が86:14〜98:2であり、かつ、
    マグネシウム、チタン、ハロゲン及び電子供与体を必須
    成分とするチタン触媒成分と有機アルミニウム化合物触
    媒成分とSi−O−C結合を有する有機珪素化合物触媒成
    分とから成る触媒を用いて共重合されている96.00〜99.
    98重量%のプロピレン−αオレフィンランダム共重合体
    樹脂と、0.01〜1.00重量%の1・3,2・4ジ(メチルベ
    ンジリデン)ソルビトールと、0.01〜1.00重量%の滑剤
    とを少なくとも含む、メルトフローインデックスが15〜
    60g/10分、曲げ弾性率が8500kg/cm2以上そして20℃にお
    けるノッチ付のアイゾット衝撃強度が2.5kg・cm/cm以上
    であるプロピレン−αオレフィンランダム共重合体樹脂
    組成物から成り、周壁部の平均厚さが0.5〜1.1mmである
    ことを特徴とするフィルムパトローネ用容器本体
  2. 【請求項2】1・3,2・4ジ(メチルベンジリデン)ソ
    ルビトールが高純度アルキル置換体である特許請求の範
    囲第1項記載のフィルムパトローネ用容器本体
  3. 【請求項3】滑剤がオレイン酸アミド系滑剤である特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載のフィルムパトローネ
    用容器本体
  4. 【請求項4】該プロピレン−αオレフィンランダム共重
    合体樹脂組成物中には着色剤を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載のフィルム
    パトローネ用容器本体
  5. 【請求項5】該容器本体の外形が4角であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は第4
    項記載のフィルムパトローネ用容器本体
  6. 【請求項6】該容器本体の外面に印刷を施したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
    項又は第5項記載の写真フィルムパトローネ用容器本体
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