JPS63189344A - 原稿搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、原稿トレイ内に積載収容された原稿を原稿反
転手段によりその表裏を反転させて原稿載置台へ搬送す
る原稿搬送装置に係わり、特に原稿載置台の近傍に原稿
反転手段を配量しても原稿載置台に対する原稿の位置決
めが可能な原稿搬送装置の改良に関するものである。

［従来の技術］ 従来この種の原稿搬送装置は複写機等に組込まれて利用
されており、上記原稿反転手段を備える原稿搬送装置と
して第８図に示すように、原稿トレイ（ａ）に積載収容
された原稿（ｂ）をその上方側から送出し、原稿（ｂ）
の表裏を反転させてその片面ずつ順次プラテン（Ｃ）側
へ搬送させる機種や、第９図に示すように原稿トレイ（
ａ）内にそのコピー面を上側にして積載収容した原稿（
ｂ）をその下方側から送出し、その表裏を反転させてプ
ラテン（Ｃ）側へ搬送させる機種等が知られている。

づ−なわち第８図に示す原稿搬送装置は、複写機本体（
ｄ）の上面側に配置され、プラテン（Ｃ）の原稿搬入側
に配設されて原稿（ｂ）を積載収容する原稿トレイ（ａ
＞と、積載収容された原稿（ｂ）をその上方側から１枚
ずつ送出す送出し手段（ｅ）と、送出された原稿（ｂ）
を上記プラテン（Ｃ）而に沿って矢印方向へ搬送するエ
ンドレス搬送ベルト（ｆ）と、コピー済み原稿（ｂ）を
プラテン（Ｃ）から原稿受はトレイ（ｑ）へ搬送する原
稿排出路（ｈ）と、原稿排出路（ｈ）と原稿トレイ（ａ
）間に設けられ片面コピー済み原稿（ｂ）を上記プラテ
ン（Ｃ）の原稿搬入側へフィードバックするフィードバ
ック原稿搬送路（ｊ）と、正逆回転可能な駆動ローラ（
ｋｌ）とピンチローラ（ｋ２）より成り上記フィードバ
ック原稿搬送路（、ｊ）中に設けられてフィードバック
される原稿（ｂ）の搬送方向を反転させその表裏を変更
させる原稿反転手段（ｋ）とで構成されるものである。

そしてこの装置においては、上記原稿トレイ（ａ）内に
収容した原稿（ｂ）をプラテン（Ｃ）側へ送出しその片
面側をコピーした後、その原稿（ｂ）を上記原稿排出路
（ｈ）とフィードバック原稿搬送路（ｊ）を通過させて
原稿反転手段（ｋ）側へ搬送し、この部位で原稿（ｂ）
の搬送方向を反転させてその表裏を変更し、再度プラテ
ン（Ｃ）側へ搬送してその裏面側もコピーするものであ
る。

一方、第９図に示す原稿搬送装置は、原稿トレイ（ａ）
内に積載収容した原稿（ｂ）の頁順と、この原稿（ｂ）
に基いてコピーしたコピー済み複写用紙（図示せず）の
頁順との整合を容易に行える装置であって、複写機本体
（ｄ）の上面側に配置された原Ｉｔ〜レイ（ａ）と、こ
の原稿トレイ（ａ）の下面側に配置され上記原石トレイ
（ａ）に積載収容した原稿（、ｂ）をその下面側から１
枚ずつ送出す送出ベルト（ｍ）と、上記原稿トレイ（ａ
）とプラテン（Ｃ）間に設けられ上記原稿（ｂ）をプラ
テン（Ｃ）側へ搬送する原稿搬送路（ｎ）と、正逆回転
可能な駆動ローラ（ｋｌ）とピンチローラ（ｋ２）から
成り上記原稿搬送路（ｎ）中に設けられて原稿（ｂ）の
搬送方向を反転させその表裏を変更する原稿反転手段（
ｋ）と、反転させた原稿（ｂ）をプラテン（Ｃ）面に沿
って搬送Ｊるエンドレス搬送ベルト（ｆ）と、コピー済
み原稿（ｂ）をプラテン（Ｃ）がら原稿受はトレイ（ｌ
へ搬送する原稿排出路（ｈ）とで構成されるものである
。

そしてこの装置においては、上記原稿トレイ（ａ）内に
頁順を揃えかつコピー面を上側にして積載収容された原
稿（ｂ）をその下面側から１枚ずつ送出し、上記原稿反
転手段（ｋ）によりその表裏を反転させた状態でプラテ
ン（Ｃ）側へ搬送し、コピーをとった後上記コピー済み
原稿（ｂ）を原稿受はトレイ（０）へ排出すると共に、
コピー済み複写用紙を複写機本体（ｄ）に設けられた図
示外のコピー受はトレイヘコピー面を上側にして排出す
るもので、原稿（ｂ）と複写用紙との頁順が整合された
状態でもって各トレイへ排出されるため、その取扱が簡
便となる長所を有しているものである。

［発明が解決しようとする問題点］ ところで、この種の原稿搬送装置をコーナーレジストレ
ーション型の複写機に組込む場合、第１０図〜第１１図
に示すように原稿（ｂ）の−側部をプラテン（Ｃ）のサ
イド位置決め部材（ｐ）に当接させてその載置位置を規
制する、例えば斜行スリップローラ等の位置決め手段（
ｑ）を上記プラテン（Ｃ）の原稿搬入側に配設する必要
があった。

しかしながら、上記原稿搬送路（ｎ）中に正逆回転可能
な駆動ローラ（ｋｌ）とピンチローラ（ｋ２）より構成
される原稿反転手段（ｋ）を備える装置においては、プ
ラテン（Ｃ）の原稿搬入側に上記斜行スリップローラ等
の位置決め手段（Ｑ）を配設しても、上記原稿反転手段
（ｋ＞をプラテン（Ｃ）の原稿搬入側近傍に配置した場
合、上記原稿（ｂ）はその端部側を駆動ローラ（ｋｌ）
とピンチローラ（ｋ２）に挟持された状態でプラテン（
Ｃ）側へ搬入されることとなるため、上記位置決め手段
（Ｑ）を作用さけても原稿（ｂ）が位置決めされないと
いった問題点があった。

このため、プラテン（Ｃ）の原稿搬入側に上記斜行スリ
ップローラ等の位置決め手段（Ｑ）を配置する場合には
、第１０図に示すように上記原稿反転手段（ｋ）をプラ
テン（Ｃ）から離れた位置に配設しなければならなくな
り、その分原稿搬送路（ｎ＞が長くなって原稿搬送装置
が大型になる問題点があると共に、原稿搬送路（ｎ＞が
長くなるにつれて原稿（ｂ）の紙詰まりが起こり易くな
る問題点があった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は以上の問題点に着目してなされたもので、その
課題とするところは、原稿載置台の近傍に原稿反転手段
を配置しても原稿載置台に対する原稿の位置決めが可能
な原稿搬送装置を提供することにある。

すなわち本発明は、原稿トレイと、この原稿トレイ内に
収容された原稿を原稿載置台へ搬送する原稿搬送路と、
正逆回転可能な駆動ローラとこの駆動ローラに圧接する
ピンチローラより構成され上記原稿搬送路中に設けられ
て搬送中における原稿の搬送方向を反転させその表裏を
変更する原稿反転手段とを備える原稿搬送装置を前提と
し、上記原稿載置台の原稿搬入側には、この原稿載置台
に設けられたサイド位置決め部材に原稿の一側部を当接
させてその載置位置を規制する位置決め手段を設けると
共に、上記原稿反転手段には位置決め手段の動作時に上
記駆動ローラとピンチローラとを離反させるニップ解除
手段を設けたことを特徴とするものである。

この様な技術的手段において上記位置決め手段は、原稿
載置台のサイド位置決め部材に原稿の一側部を当接させ
て原稿載置台に対する原稿の載置位置を規制するもので
、例えば斜行スリップローラ、斜行スリップパドル等で
これを構成することができる。またこの配設位置につい
ては、原稿を原稿載置台に搬送する原稿搬送路中に設け
ても良く、あるいは原稿搬送路と原稿載置台間の隙間に
配設しても良く任意である。

また上記ニップ解除手段は、位置決め手段の動作時に上
記駆動ローラとピンチローラとを離反させるもので、例
えば上記位置決め手段の近傍に配置され原稿通過時にそ
の先端部を検出するセンサと、上記駆動ローラ又はピン
チローラに設けられ上記センサからの出力信号に基き駆
動ローラ又はピンチローラの軸芯を変位させてこれ等ロ
ーラを離反させるソレノイドとでこれを構成することが
できる。

またこの技術的手段は、原稿の表裏を反転させその片面
づつ順次原稿載置台へ搬送させる原稿搬送装置や、原稿
トレイ内にコピー面を上側にして収容された原稿をその
表裏を反転させて原稿載置台へ搬送させる原稿搬送装置
に適用でき、その適用範囲についても任意である。

［作用］ 上述したような技術的手段によれば、原稿載置台の原稿
原稿搬入側に位置決め手段を設け、Ｖｙ、稿反転手段に
は上記位置決め手段の動作時に駆動ローラとピンチロー
ラとを離反させるニップ解除手段を設けているため、上
記原稿反転手段を原稿載置台の原稿搬入側近傍に配置し
た場合においても、位置決め手段の動作時に上記駆動ロ
ーラとピンチローラにより原稿が挟持されなくなって原
稿載置台に対りる原稿の位置決めが可能となる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明すると、この実施例に係る原稿搬送装置は複写機に組
込まれて第１図に示すように、複写機本体（１）の上面
側に配置されるものである。

すなわちこの原稿搬送装置は、複写機本体（１）のプラ
テン（２）上方側に配置された原稿トレイ（３）並びに
原稿受はトレイ（４）と、上記原稿トレイ（３）の原稿
送出し側に設けられリタードパッド（５〉と送出しパド
ル（６）より成る原稿送出し手段（７）と、Ｓ字状搬送
部（８）と垂直搬送部（９）及び各搬送部（８）（９）
の連結部から上方に伸びる反転搬送部（１０）より成り
上記原稿！・レイ（３）からプラテン（２）側へ原稿（
１１）を搬送する原稿搬送路（１２）と、上記反転搬送
部（１０）に設けられ正逆回転可能な駆動ローラ（１３
）とピンチローラ（１４）より成る原稿反転手段（１５
）と、第２図〜第３図に示すように上記垂直搬送部（９
）に設けられ原稿（１１）をその−側部をプラテン（２
）のサイド位置決めガイド（１６）に当接させて搬送す
る斜行スリップパドル（１７）と、この斜行スリップパ
ドル（１７）の近傍に配設されて上記垂直搬送部（９）
を通過する原稿（１１）の先端部を検出するセンサ（１
８）と、上記プラテン（２）の長さ方向に亘って配置さ
れ駆動ローラ（１９）と従動ローラ（２０）間に巻装さ
れて矢印方向へ回動するエンドレス搬送ベルト（２１）
と、上記プラテン（２）の原稿排出側と原稿受はトレイ
（４）間に設けられコピー済み原稿（１１）を原稿受は
トレイ（４）へ搬送させる原稿排出搬送路（２２）とで
その主要部を構成するものである。

そして上記原稿反転手段（１５）は、第４図〜第５図に
示ずように図示外の駆動源に連結されて矢印方向へ回動
する駆動ローラ（１３）と、この駆動ローラ（１３）に
圧接配置されるピンチローラ（１４）とで構成されてお
り、このピンチローラ（１４）については、基端側が回
動軸〈２３〉に軸受されその先端側が揺動する支持体（
２４）の先端部に取付けられて上記駆動ローラ（１３）
に対しリトラクト可能となっている。すなわち、第５図
に示すように上記支持体（２４）の回動軸（２３）には
リンク（２５）が連結されており、かつこのリンク（２
５）の先端部には上記センサ（１８）からの出力信号に
基き作動して回動輪（２３）を矢印六方向へ回動させる
ソレノイド（２６）と、このソレノイド（２６）の停止
時に回動軸（２３）を矢印Ｂ方向へ回動させるスプリン
グ（２７）が取付けられており、上記回動軸く２３〉の
回動により支持体（２４）の先端側が揺動して上記ピン
チローラ（１４）が駆動ローラ（１３）に対しリトラク
ト可能となるものである。

また、上記各搬送路（１２）　　（２２）には駆動ロー
ラ（２８）と従動ローラ（２９）より成り、各搬送路（
１２）　　（２２）内に沿って原稿（１１）を搬送させ
るための原稿搬送手段（３０）〜（３０）が複数配設さ
れていると共に、上記原稿搬送路（１２）のＳ字状搬送
部（８）と垂直搬送部（９）との交わる部位には、スプ
リング（３１）により常時Ｓ字状搬送部（８）側へ付勢
される分岐ガイド（３２）が配設されている。

そしてこのように構成された原稿搬送装置を利用してコ
ピーを行うには、まず原稿トレイ（３）内に原稿（１１
）をそのコピー面を下側にし頁を揃えて積載収容し、次
いで複写機本体（１）に設けられた図示外のスタートボ
タンを操作すると、上記原稿トレイ（３）に配設した送
出しパドル（６）が回動し、原稿トレイ（３）の底面側
に設けられたりタートパッド（５）に原稿（１１）の先
端側を当接させながらその上面側より１枚ずつ原稿（１
１）を原稿搬送路（１２）内へ送出し、この原稿（１１
）は第６図に示すように原稿搬送手段（３０）によりＳ
字状搬送部（８）に沿って搬送される。

そして上記原稿（１１）は、その先端部によりＳ字状搬
送部（８）と垂直搬送部（９）との交わる部位に設けら
れた分岐ガイド（３２）を押圧して開放させながら反転
搬送部（１０）に沿って原稿反転手段（１５）側へと搬
送される。尚、このとき上記原稿反転手段（１５）のピ
ンチローラ（１４）に設けられたソレノイド（２６）は
、第５図に示すようにＯＮの状態となっており、ピンチ
ローラ（１４）を支持すする支持体（２４）の回動軸（
２３）を矢印六方向へ回動させて駆動ローラ（１３）と
ピンチローラ（１４）とは圧接状態になっている。

次いで、上記原稿（１１）の後端側が分岐ガイド（３２
）を通過すると、分岐ガイド（３２）はスプリング（３
１）の付勢力でもってＳ字状搬送部（８）側へ閉止する
と共に、分岐ガイド（３２）の近傍に設けられた図示外
のセンサにより原稿（１１）の通過が検出される。そし
て上記センサがらの出力信号に基いて上記原稿反転手段
（１５）の駆動ローラ（１３）が逆回転し、原稿（１１
）の搬送方向を反転させると共に、その搬送方向を上記
プラテン（２）に対し略垂直となる方向へ変更させる。

次いで上記原１ｆｉ（１１）は、第７図に示すように垂
直搬送部（９）に沿って搬送されて上記斜行スリップパ
ドル（１７）の近傍位置までくると、原稿（１１）先端
部がセンサ（１８）により検出されこの検出信号に基い
て上記ピンチローラ（１４）に設けられたソレノイド（
２６）がＯＦＦの状態となる。

そしてソレノイド（２６）がＯＦＦ状態になると、上記
リンク（２５）はスプリング（２７）の付勢力により引
イ１１プられてその端部側が上方側へ変位し、これによ
って上記回動軸（２３）が矢印Ｂ方向へ回動しピンチロ
ーラ（１４）は駆動ローラ（１３）がらりトラクトする
。　そして上記原稿（１１）は、垂直搬送部（９）に設
けられた斜行スリップパドル（１７）によりその−側部
をプラテン（２）のサイド位置決めガイド（１６）に当
接されて位置決めされながら搬送され、かつエンドレス
搬送ベルト（２１）により搬送されてプラテン（２）の
適正位置に載置される。

次いで、複写機本体〈１）内部に配設された図示外の感
光ドラム、帯電器、現像器、転写器等の像形成機器が作
動して上記原稿（１１）がコピーされた後、上記エンド
レス搬送ベルト（２１）が回動してコピー済み原稿（１
１）を原稿排出搬送路（２２）を介して原稿受はトレイ
（４）へ搬送し、コピー操作は終了する。

尚、この原稿搬送装置が組込まれている複写機は、複写
用紙のコピー面を上側にして図示外のコピー用紙受はト
レイへ排出するようになっており、このコピー用紙受は
トレイには頁の大ぎな原稿（１１）から順にコピーされ
た複写用紙がそのコピー面を上側にして排出されるため
、原稿（１１）の頁順とコピー済み複写用紙の頁順の整
合が容易となる長所を有している。

このように、この実施例に係る原稿搬送装置においては
、プラテン（２）の原稿搬入側の原稿搬送路（１２）内
に斜行スリップパドル（１７）が配置されており、原稿
搬送路（１２）に沿って搬送される原稿（１１）の−側
部をプラテン（２）のサイド位置決めガイド（１６）に
当接させ位置決めしながらプラテン（２）の適正位置に
原稿（１１）を載置できるため、ミスコピーを確実に防
止できる長所を有していると共に、上記原稿反転手段（
１５）を構成するピンチローラ（１４）にはいト記斜行
スリップパドル（１７）の動作時にピンチローラ（１４
）を駆動ローラ（１３）がらりトラクトさせるソレノイ
ド（２６）　１（７）ニップ解除手段が配設されている
ため、原稿反転手段（１５）をプラテン（２）の原稿搬
入側近傍に配置しても原稿（１１）が上記駆動ローラ（
１３）とピンチローラ（１４）に挟持されなくなって原
稿（１１）の位置決めが可能となる長所を有している。

従って、原稿トレイ（３）がらプラテン（２）側へ原１
（１１）を搬送させる原稿搬送Ｆ８（１２）の搬送路長
を短く設定できるため、装置の小型化が図れると共に、
原稿（１１）の紙詰まりが起こり鼎くなる長所を有して
いる。

［発明の効果］ 本発明は以上のように、原稿載置台の原稿原稿搬入側に
位置決め手段を設け、原稿反転手段には上記位置決め手
段の動作時に駆動Ｏ−ラとピンチローラとを離反させる
ニップ解除手段を設けているため、上記原稿反転手段を
原稿載置台の原稿搬入側近傍に配置りることが可能とな
る。

従って、原稿トレイから原稿載置台へ原稿を搬送させる
原稿搬送路の搬送路長を短く設定できるため、原稿搬送
装置の小型化が図れると共に、原稿の紙詰まりが起こり
難くなる効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第７図は本発明の実施例を示しており、第１図
、Ｍ６図、及びＭ７図はこの実施例に係る原稿搬送装置
の断面図、第２図はその部分拡大図、第３図はその位置
決め手段の説明平面図、第４図は第１図の部分拡大図、
第５図は第４図の背面断面図を示し、また第８図〜第１
１図は従来の原稿搬送装置を示しており、第８図及び第
９図はその断面図、第１０図及び第１１図は従来の原稿
搬送装置に位置決め手段を設けた場合の部分断面図、及
びその説明平面図である。 ［符号説明］ （２）・・・プラテン （３）・・・原稿トレイ （４）・・・原稿受はトレイ （１１）・・・原稿 （１２）・・・原稿搬送路 （１３）・・・駆動ローラ （１４）・・・ピンチローラ （１５）・・・原稿反転手段 （１６）・・・サイド位置決めガイド （１１）・・・斜行スリップパドル （１８）・・・センサ （２３）・・・回動軸 （２４）・・・支持体 （２５）・・・リンク （２６〉・・・ソレノイド （２７）・・・スプリング 第８図 第９図 第１０図 第１１図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿トレイと、この原稿トレイ内に収容された原
   稿を原稿載置台へ搬送する原稿搬送路と、正逆回転可能
   な駆動ローラとこの駆動ローラに圧接するピンチローラ
   より構成され上記原稿搬送路中に設けられて搬送中にお
   ける原稿の搬送方向を反転させその表裏を変更する原稿
   反転手段とを備える原稿搬送装置において、上記原稿載
   置台の原稿搬入側には、この原稿載置台に設けられたサ
   イド位置決め部材に原稿の一側部を当接させてその載置
   位置を規制する位置決め手段を設けると共に、上記原稿
   反転手段には位置決め手段の動作時に上記駆動ローラと
   ピンチローラとを離反させるニップ解除手段を設けたこ
   とを特徴とする原稿搬送装置。
2. （２）上記位置決め手段が、斜行スリップローラ又は斜
   行スリップパドルにより構成されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の原稿搬送装置。
3. （３）上記ニップ解除手段が、位置決め手段の近傍に配
   置され原稿通過時にその先端部を検出するセンサと、上
   記駆動ローラ又はピンチローラに設けられ上記センサか
   らの出力信号に基き駆動ローラ又はピンチローラの軸芯
   を変位させてこれ等ローラを離反させるソレノイドとで
   構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の原稿搬送装置。