JPS63189150A - 手術用スポンジおよびその製造方法 - Google Patents

手術用スポンジおよびその製造方法

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JPS63189150A
JPS63189150A JP62319085A JP31908587A JPS63189150A JP S63189150 A JPS63189150 A JP S63189150A JP 62319085 A JP62319085 A JP 62319085A JP 31908587 A JP31908587 A JP 31908587A JP S63189150 A JPS63189150 A JP S63189150A
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sponge
ray
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surgical
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ジヨン・ダイアー
トマス・エイ・デニイ
スチーブン・パツプ・ジユニア
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Johnson and Johnson Products Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l吸へ11 本発明はX線で検出できる織物に関し、さらに詳細には
、スポンジ布の構成成分として印刷したX線で検出でき
る標識を包含する外科用綿棒及びスポンジに関するもの
である。
1吸Δii 手術部位又はその回りを包み、ぬぐい且つ清浄化するた
めの手術手順においては種々の吸収性織物材料を用いる
。典型的な製品は、たとえば4×4インチの不織布の折
り畳んだ手術用ガーゼ、及び織成、不織及び編成開腹パ
ッドを包含する。標準的な手術室の手順は、手術区域に
持ち込んだすべての材料を手術の完了に当って点検する
必要があるけれども、予備のスポンジを不注意で患者中
に残すおそれがある。それ故、手術後の患者中のスポン
ジの存在又は不在を、患者に対する再手術によるのでは
なくてX線検査によって困難なく調べることができるよ
うに、すべての手術用スポンジ上にxli不透過性標識
を包含させることが医学分野において一般的に行なわれ
ている。
手術用スポンジと組合わせて使用する通常のX線検出が
可能な標識は、たとえば硫酸バリウムのようなX線不透
過性充填剤材料を充填した重合体のフィラメント又はリ
ボンである。適当な重合体材料はポリイソブチレン、ポ
リ塩化ビニル及び酢酸ビニルと塩化ビニルの共重合体を
包含する。このようなX線検出の可能な要素は、種々の
方法によってスポンジ材料中に導入することができる。
ガーゼ綿棒の場合には、フィラメントをガーゼの織物中
に織り合わせるか又は織物の表面に融着させ且つスポン
ジ構造中に折り込むことが行なわれている一amパッド
の場合には、X線検出の可能なリボンをパッドの一端に
沿ってかがった縫目中に囲むか、あるいはX線検出がで
きるフィラメントをパッドの織った取っ平帯中又はパッ
ド織物の本体中に組み込むことが行なわれている。不織
布スポンジの場合には、フィラメントを織物の表面上に
熱融合させ・るか又は織物の製造工程の間にX線不透過
性の要素を導入することによって織物中に組み入れる。
すべての場合に、X線検出の可能な要素は、あらかじめ
、リボン、糸又はモノフィラメントの形態としておき、
且つその要素が使用中に織物から離れるときはその織物
はもはやX線で検出できなくなるばかりでなく離れた要
素が手術の場で失なわれ易いから、その要素をスポンジ
織物にしっがつと取り付けることが絶対に必要である。
製造上の考慮からは、最低限度の労力を用いて、連続的
且つ信頼性のある方式で、X線検出可能な標識をスポン
ジに取り付けることが望ましい、最終的な考慮はX線検
出可能な標識がX線像中で容易に認識できることである
かくして、本発明の目的は、手術用スポンジ上に改良し
たX線検出が可能な標識を提供することにある6本発明
の別の目的は、明白で且つ容易に検出できるX線不透明
標識を有する手術用スポンジを提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、迅速、連続的且つ経済的な方
式で織物にX線不透明標識を付与するための方法を提供
することにある。本発明のこれら及びその他の目的は、
以下の説明及び特許請求の範囲から明白となるであろう
1肛へ1法 本発明による手術用スポンジは織物及び視覚的に識別で
きる模様で該織物に結合させたX線不透明標識か4成っ
ている。X線不透明標識は基質織物の表面繊維が包み込
まれるような具合にX線不透明重合体悪濁物又は溶融物
を織物の表面上に押!′1      出すか又は押し
付けることによって、織物に付与する。熱固定、硬化又
は融合によって、X線不透明材料は織物に強固に結合し
、それによって該材料は織物と一体の部分となって容易
には除くことができなくなる。軟らかく、ゴム状の材料
であるプラスチゾル及びラテックスのようなエマルショ
ン重合体は、硫酸バリウム又はその他のX線不透明塩を
多量に充填した場合ですら、本発明において使用するた
めによく適している。
X線検出できる標識の模様は、下層の織物の構成と付与
手段の種類によって決める。標識は、グラビヤ印刷ロー
ルで印刷することによって、高速の連続的方法で織物に
付与することができる。標識に対して適する組成物は、
有効量のたとえば硫酸バリウムのようなX線不透明性充
填剤を含有し且つ印刷又はその他の付与手段に対して適
する粘度を有している生適合性重合体から成っている。
九吸Δ炙1 本発明は手術用のスポンジ織物の表面上に、重量で約1
5%から重量で約70%に至るまでの、たとえば、硫酸
バリウムのような、重金属X線不透過性塩を含有する重
合体材料を付与することから成っている。重合体材料は
、ホットメルト押出しとして、又はラテックス乳濁液あ
るいはプラスチゾルの印刷又は冷押出しによって、連続
的又は断続的方式で織物の表面上に付与することができ
る6熱固定、硬化又は融合によって、下層の織物の繊維
の上方の層がX線不透明材料によって包み込まれ、それ
によって標識は織物の表面に強固に結合して通常の取扱
い又は使用中に離れることはない。
X線不透明性の標識はX線像中で容易に確認できる明確
な模様でw&物に付与する。たとえば織ったガーゼ及び
ある種の不織布のような開いた構造を有する織物の場合
には、X線不透明材料を、織物中の開いた空間を保存す
るような具合に、織物に対して付与することができ、そ
れによって織物構造自体がx&l標識の明確な模様とな
る。
たとえば絹布又は密に織った織物あるいは穴のない不織
布のような、明確な模様を有していない織物の場合には
、印刷ロール又はその他の付与手段の外形によって制御
することができる所定の模様で、織物の表面にX線不透
明材料を付与することが望ましい。
本発明の実施において有用な模様を与えた不織布は、通
常の水力学的からみ合い方法によって製造することがで
きる。簡単に言えば、これら方法は、ランダムに配置し
たステープル長さの繊維の繊維状ウェブを用意し、ウェ
ブを模様付きの、開口したベルト上に置き、且つウェブ
を多くの高圧水力噴流にさらして繊維を支持ベルトの模
様と一致する模様にからみ合わすことから成っている。
次いで、からみ合わせた繊維をベルトから離してホット
ドラム上で乾燥することにより模様を付した不織布を生
じさせる。この製造方法は米国特許第3,068,54
7号;3.129,466号、3.485,706号、
3,494.821号、及び3,681,184号中に
詳細に記してあり、且つこの分野の専門家には公知であ
る。
不織布は綿、レーヨン、アクリル繊維、ポリエステル及
びナイロンを含む天然及び/又は合成繊維材料の適当な
組合わせから成ることができる。
特に好適な繊維組成物は、70%のレーヨン(1,5デ
ニール、約3cmのステープル長さ)と30%のポリエ
ステル(1,5デニール、約36Mのステープル長さ)
のブレンドである。ステープル繊維をブレンドし、たと
えば、ランダムな繊維の配置を有するウェブを与えるラ
ンド−ウニバーのような通常の繊維加工装置上で、繊維
ウェブに転換する。
不織布は約1.0〜3.0オンス/平方ヤード(30〜
100g/l”)の乾燥重量を有しているが、ここで軽
いほうの重さは繊維ウェブの加工性によって制限を受け
、重いほうの重さはスポンジ又は綿棒について所望する
用途と構造によって制限されるけれども、たとえば開腹
パッドのような、ある種の製品の応用に対しては、比較
的重いほうが好適である。
X線不透明性の組成物は、血液と明確なコントラストを
示す青又はその他の適当な色に染色又は/・   顔料
着色することが好ましい0色は、スポンジ中のX線検出
可能な要素の容易な確認を許し、手術室中でのスポンジ
の計数を容易にし且つさらに使用中に血液で飽和したと
きのスポンジの位置付けを助ける1本発明のスポンジの
特性として、X線不透明材料を主として織物の一表面に
付与することができ、且つその結果としてその側からよ
り明確に認めることができる。この増大した可視性は、
X線不透明材料をスポンジの外側に置くことによってス
ポンジを折り畳むときに利用することができる。
次いで第1図を参照すると、この図は番号10で全体的
に示した手術用スポンジを示しており、これは一対の線
12及び13から成るX線不透明標識を有する折り畳ん
だ織物11から成っている。
X線不透明Ill識線は折り畳んだスポンジの長さにわ
たって連続的であって、製造中に、たとえばX線不透明
プラスチゾルを織物の表面上に直接に抑制することによ
って、織物に対して付与することができる。線12及び
13は概して均一な幅と深さの2本の連続的な線のよう
に見えるが、一層精細に検査すると、線は織物の開いた
模様に一致しており且つ織物の表面上で変化する厚さを
有していることがわかる。スポンジの織物上のX線不透
明材料の模様は、X線不透明標識の判然としたX線像の
形成をもたらす、第2図は、上面に印刷した2本の狭い
X線検出可能な帯を有する織物の2重の厚さのX線像の
写真である。X線の模様は全く下層の織物の模様によっ
て生じるけれども、織物自体の模様はX線不透明線の幅
が狭いために、X線像からは明白ではない。
第3図は、一般に“ばらのつぼみ”と呼ばれる模様に放
射状の糸によって相互に連絡させた一連の小さな、広い
間隔を置いた繊維集団によって特徴的な、開いた模様を
もつ不織布の写真である。
第3図中に暗い帯として見える、約1〜2cmの幅にわ
たって織物に均一に付与したxIl不透明材料は、第4
図中に示すようにX線像中で織物の実際の模様を目に見
えるようにするために十分な織物面積を占めている。こ
のようなX線不透明材料の広い帯を織物に対して付与す
る場合は、通常は、1本または2本の材料の帯が各スポ
ンジ中に認められるように材料を不連続的な線として付
与すれば十分である。たとえば、それぞれの折り畳んだ
スポンジを包含する織物の長さが0.5mであるとすれ
ば、織物1重当りに4本の帯の頻度で幅2cm、長さ1
0c++の帯としてX線不透明材料を付与すれば十分で
あり、それによって各スポンジが確実に二つのX線不透
明標識を包含し、その中の少なくとも一つが連続して1
0cI11の長さを有するようになる。
第5図は、表面に付与したX線不透明標識を有している
別の不織布の写真である。第6図に示すような織物のX
線像は織物の模様が第4図のものとは異なることを明確
に示している。
第7図は、この写真中に暗い帯として認められるX線不
透明プラスチゾル材料の帯として印刷した通常の20×
8の織った手術用ガーゼを示している。X線不透明材料
は、被覆の区域内でガーゼの各県を均一に被覆しており
且つガーゼの模様は第8図中に示すように織物のX線像
中で容易に確認される。第7及び8図は、第8図のX線
像中で波状の線として明確に認められ、第7図の織物の
写真においてはそれよりも比較的明白ではない通常の単
繊維標識をも示している。この写真とX線像は同一の織
物についてのものであるけれども、表示した区域は正確
に同一ではないことにも注意すべきである。
第1〜8図に示すように、X線不透明材料は、下層の織
物の実際の模様をX線像中で明らかにするために十分な
面積にわたって、あるいは織物の繰返しの模様を明示す
るには狭すぎるが、それにもかかわらず、下層の織物の
模様の結果としてX線像中にそれ自体の明確な模様を表
示する面積にわたって、開いた網目の織物に付して付与
することができる。
密に編むか又は織った織物の場合には、付与手段によっ
て制御される所定の模様としてX線不透明材料を付与す
る。たとえば、スクリーン印刷又はグラビヤ装置によっ
て織物に対してプラスチゾルを連続的な線として又は不
連続的な帯として且つ任意の模様で付与することができ
る。いうまでもなく、本発明の実施においては無数の異
なる模様が可能であり且つ使用することができる。一つ
の望ましい模様は、手術用品の供給者の名前又は頭文字
及び場合によっては製品の注文番号であって、それらは
X線検出可能性を提供するばかりでなく、手術手順中に
外科医に製品の源泉をも指示する。手術用のスポンジは
通常は丸めて使うから、この情報は実際のX線像中で完
全には読むことができないと思われるが、アルファベッ
トの単一の文字さえ認めることができるならば、手術手
順後のX線像中で異物として容易に認めることができよ
う。
本発明の方法の更に以下の実施例中で例証するがこれら
の実施例中で部数及び百分率は、他のことわりがない限
りは重量による。
火良蝕−1 下記の配合に従って、ポリ塩化ビニル樹脂からプラスチ
ゾル印刷組成物を調製する: ゼオン125−A PVC樹脂    100部フタル
酸ジオクチル可塑剤   100部B a S O< 
          328部青色原料       
      5部ゼオン(商品名)125−A PVC
樹脂は、オハイオ州、アボンレーク、B、F、グツドリ
ッチ社から入手した低粘度ポリ塩化ビニル粉末である。
B a S O4はペンシルバニア州、イーストン、フ
ァイザー社から入手した1号パライトHP(商品名)で
ある。青色顔料はオハイオ州、シンシナチ、サンケミカ
ル社から入手したウルトラマリンブルーである。PVC
樹脂を青色染料含有フタル酸ジオクチル可塑剤中に撹拌
しながらふるい入れ、次いでB a S O4を加える
。生じた組成物は61゜5%のB a S O4を含有
し且つ印刷に適する約20.0OOcpsの粘度を有し
ている。印刷に対して望ましい粘度は一般に5000〜
20,000 cpsの範囲であるけれども、用途によ
っては、それよりも高いか又は低い粘度を用いることも
できる。
K1匠−え 下記の配合に従って乳化ラテックス印刷組成物を調製す
る: 水                     255
部青顔料            10部消泡剤   
           2部レオロジー調整剤    
     4部アンモニア(28%)        
  3部D−’7 L/ ックスに−3(48%)  
  200部Ba30.         501部先
ず水、アンモニア、消泡剤、レオロジー調整剤、顔料及
びローブレックス(商品名)K−3を混合し、次いで撹
拌しながら徐々にBaSO4を添加して67%の固体B
a5O,を取得することによって、ラテックス印刷組成
物を調製する。アンモニアはp Hを約8に高める働き
をし、消泡剤はニュージャージ州、ニューワーク、コロ
イド社から入手できるコロイズ999を用いることがで
き、またレオロジー調整剤は、たとえばコネチカット州
、ダンバリー、ユニオンカーバイド社から入手できるポ
リ−0X(商品名)のような、ポリ(エチレンオキシド
)とすることができる、ロープレックスに−3はペンシ
ルバニア州、フィラデルフィヤ、ロームエンドハース社
がら入手できる46%水性アクリル乳濁液である。織物
に付与し且つ揮発物を除去したのち、生成した重合体組
成物中のB a S 04含量は約80%である。
Ba5O1を含有するX線不透明重合体組成物は、本来
白色であるが、一層よく見えるようにあるために青又は
その他の色で着色してもよいし、あるいは硬化後に標識
上に印刷した薄い青色の線のような、その存在の何らか
の表示を除けば着色しないままとしてもよい、上面に印
刷した狭い青色の線又は有する製造者の頭文字を有する
X線不透明材料の幅の広い、着色してない帯は、手術者
にとって・審美的により快よく、しかもなお前記のよう
な幅の広いX線検出可能な標識の有する利点のすべてを
提供する。
プラスチゾル又はラテックス印刷組成物は、たとえばグ
ラビヤ印刷ロールのような通常の印刷機/   及び印
刷方法を用いて、手術用のWA物に対して付与すること
ができる。印刷した織物を加熱装置中に通じて樹脂を重
合させ且つ揮発性の成分を除く。
かくして得た重合体堆積物は、下層の織物に対して強固
に付着し且つ一般に樹脂結合剤中に約60〜90%のB
aSO4固体を包含している。本発明者は重合物の一体
性とその織物への付着を確実にするためには少なくとも
10%の樹脂結合剤が望ましいことを認めている。
本発明の印刷配合物中で使用するB a S O4は、
約70%に至るまでのB a S O、固体を含有する
ときに望ましい流動特性を有する印刷組成物を与えるた
めには、少なくとも5ミクロンの平均粒径を有すること
が好ましく、10ミクロン以上であることがもっとも好
ましい。われわれは平均粒径が実質的に5ミクロン未満
、たとえば2ミクロンである場合には、このような高い
BaSO4固体含量を含有する配合物は、通常の印刷手
段によって織物に付与するためには適していない、本質
的に乾いた混合物であることを認めている。先行実施例
において用いられた1号パライトHPの場合には、平均
粒径は約10ミクロンであり且つ粒子の約75%が5ミ
クロン以上である。
われわれは60〜70%の硫酸バリウムを含有する硬化
したラテックス又はプラスチゾルのXll検出可能性は
、通常は約60%の硫酸バリウムを含有する従来のモノ
フィラメント標識にひけをとらないことを認めている。
その上、X線不透明材料のX線可視性は、本発明の場合
のほうが大であるが、その理由はX線像を平面図として
撮る場合に標識の模様が目立つ一方、X線像を側面図と
して撮る場合に、標識の厚さが増大してX線像中の標識
の明るさが向上するからである。
織物には、−面に又は両面にXlK不透明材料を印刷す
ることができ且つ両面に重ねた印刷は、X線不透明材料
の乾燥又は硬化を速くするために比較的広い面積に比較
的薄い層を付与することができるという利点を有してい
る。スポンジについて望ましい最終的な幅に一致するよ
うに間隔を置いたxllI不透明材料の平行な帯を幅の
広い織物に対して印刷することもでき、それによってそ
の帯内で織物を裂くことができる。その場合にX線不透
明材料は切断した織物の縁を安定化して糸が解けたり又
は糸くずが落ちたりすることを防ぎ、一方向時に織物に
対してX線検出性を付与するという二重の機能を果す。
手術用スポンジとして使用するための織物上に重合体組
成物を印刷することをめざしている本発明のこれら及び
その他の変更は、この分野の専門家には明白であろう1
本明細書中には記したような織物及び重合体組成物は単
に例証のためのものに過ぎず、本発明を制限するもので
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるX線検出可能な標識を有する折
り畳んだ手術用スポンジの遠近図である。 第2図は、印刷した2本の狭いX線検出できる帯を有す
る不織布の二重の厚さのX線像である。 第3図は、表面に付与したX線不透明標識を有する不織
布の写真である。 第4図は、X線標識の模様を示している第3図の織物の
X線像の陽画である。 第5図は、表面に付与したX線不透明標識を有する別の
不織布の写真である。 第6図はX線標識の模様を示している第5図の織物のX
fi像の陽画である。 第7図は、表面に付与したX線不透明標識を有し且つま
た従来のX線で検出できるモノフィラメントをも含有す
る手術用ガーゼの写真である。 第8図は第7図の繊物のX線像の陽画である。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.付随するX線検出できる標識を有する吸収性織物か
    ら成る手術用スポンジの製造方法において、該織物に対
    して流動性のX線不透明重合体組成物を視覚的に識別で
    きる模様で付与し且つ該重合体組成物を該織物に堅固に
    結合させることを特徴とする改良。
  2. 2.重合体組成物は重金属塩を含有するプラスチゾル又
    はラテックス乳濁液である、特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
  3. 3.重金属塩は約5ミクロンよりも大きい平均粒径を有
    するBaSO_4である、特許請求の範囲第2項記載の
    方法。
  4. 4.重合体組成物は印刷可能な粘度を有する、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.重合体組成物は重量で15〜70%のBaSO_4
    を含有するPVCプラスチゾルである、特許請求の範囲
    第4項記載の方法
  6. 6.重合体組成物は重量で約15〜70%のBaSO_
    4を含有するアクリルラテックス乳濁液である、特許請
    求の範囲第4項記載の方法。
  7. 7.重合体組成物を印刷手段によって織物に付与する、
    特許請求の範囲第4項記載の方法。
  8. 8.該印刷手段はグラビヤ又はスクリーン印刷である、
    特許請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 9.該重合体組成物を織物に対して均一に付与し且つ視
    覚的に識別できる模様は下層にある織物の構造に順応す
    る、特許請求の範囲第7項記載の方法。
  10. 10.該下層の織物は開いた構造を有する織った手術用
    ガーゼ又は不織布である、特許請求の範囲第9項記載の
    方法。
  11. 11.該重合体組成物を印刷手段によつて定まる視覚的
    に識別できる模様で織物に付与する、特許請求の範囲第
    7項記載の方法。
  12. 12.該織物は密に織るか又は編んだ構造物である、特
    許請求の範囲第11項記載の方法。
  13. 13.該手術用スポンジは綿棒又は開腹パッドである、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  14. 14.下層の織物の構造に順応する視覚的に識別できる
    模様で表面に結合させたX線不透明重合体組成物を有す
    る吸収性織物から成る手術用スポンジ。
  15. 15.該織物は開いた構造を有する手術用ガーゼ又は不
    織布から成る、特許請求の範囲第14項記載のスポンジ
  16. 16.該X線不透明重合体組成物は重量で約60〜85
    %のBaSO_4を含有する、特許請求の範囲第14項
    記載のスポンジ。
  17. 17.該BaSO_4は約5ミクロンよりも大きい平均
    粒径を有する、特許請求の範囲第16項記載のスポンジ
  18. 18.織物の表面上に視覚的に識別できる模様で印刷し
    且つそれに対して結合させたX線不透明重合体材料組成
    物を有する、実質的に穴の開いていない織物から成る手
    術用スポンジ。
  19. 19.該織物は密に織るか又は編んだ材料あるいは穴の
    開いていない不織布である、特許請求の範囲第18項記
    載のスポンジ。
  20. 20.該X線不透明重合体組成物は重量で約60〜85
    %のBaSO_4を含有する、特許請求の範囲第18項
    記載のスポンジ。
  21. 21.該BaSO_4は約5ミクロンよりも大きい平均
    粒径を有する、特許請求の範囲第20項記載のスポンジ
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