JPS6318643B2 - - Google Patents
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- JPS6318643B2 JPS6318643B2 JP5523584A JP5523584A JPS6318643B2 JP S6318643 B2 JPS6318643 B2 JP S6318643B2 JP 5523584 A JP5523584 A JP 5523584A JP 5523584 A JP5523584 A JP 5523584A JP S6318643 B2 JPS6318643 B2 JP S6318643B2
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- Japan
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- dephosphorization
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- Expired
Links
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C1/00—Refining of pig-iron; Cast iron
- C21C1/02—Dephosphorising or desulfurising
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、石灰系フラツクスによる溶銑の脱
燐方法に関するものである。
燐方法に関するものである。
従来、Si<0.15%程度に脱珪された溶銑を石灰
系フラツクス(CaO、CaF2、CaCO3等)を用い
て脱燐処理する方法の1つに、溶銑中に前記フラ
ツクスを不活性ガスと共に吹込む、所謂、インジ
エクシヨン法がある。このインジエクシヨン法
は、不活性ガスにより溶銑を撹拌しながらフラツ
クスを溶銑上に上置する、所謂、上置法に比べて
脱燐率は著しく高いがフラツクスの吹込みに長時
間を要する。しかも、フラツクスとしてミルスケ
ール等を用いる場合には、ミルスケールを粉砕す
る必要がある。
系フラツクス(CaO、CaF2、CaCO3等)を用い
て脱燐処理する方法の1つに、溶銑中に前記フラ
ツクスを不活性ガスと共に吹込む、所謂、インジ
エクシヨン法がある。このインジエクシヨン法
は、不活性ガスにより溶銑を撹拌しながらフラツ
クスを溶銑上に上置する、所謂、上置法に比べて
脱燐率は著しく高いがフラツクスの吹込みに長時
間を要する。しかも、フラツクスとしてミルスケ
ール等を用いる場合には、ミルスケールを粉砕す
る必要がある。
本願発明者等は、上述のような観点からフラツ
クスの溶銑中への吹込みを短時間で行える脱燐方
法を得べく種々検討を重ねた。この結果、第1図
に示されるように、全量のフラツクスを溶銑中に
吹込んでも、約1/4の量のフラツクスを溶銑中
に吹込んでも脱燐率は余り変らない点に着目し、
フラツクスの一部をインジエクシヨン法によつて
溶銑中に吹込み、残りのフラツクスを溶銑上に上
置すれば、フラツクスの溶銑中への吹込み時間を
大幅に短縮することができるといつた知見を得
た。
クスの溶銑中への吹込みを短時間で行える脱燐方
法を得べく種々検討を重ねた。この結果、第1図
に示されるように、全量のフラツクスを溶銑中に
吹込んでも、約1/4の量のフラツクスを溶銑中
に吹込んでも脱燐率は余り変らない点に着目し、
フラツクスの一部をインジエクシヨン法によつて
溶銑中に吹込み、残りのフラツクスを溶銑上に上
置すれば、フラツクスの溶銑中への吹込み時間を
大幅に短縮することができるといつた知見を得
た。
この発明は、上述した知見に基きなされたもの
であつて、 脱珪処理された溶銑中にCaO、CaF2を主成分
とする脱燐用フラツクスの一部を不活性ガスと共
に吹込み、残りの前記フラツクスを前記溶銑上に
上置することに特徴を有する。
であつて、 脱珪処理された溶銑中にCaO、CaF2を主成分
とする脱燐用フラツクスの一部を不活性ガスと共
に吹込み、残りの前記フラツクスを前記溶銑上に
上置することに特徴を有する。
この発明の一実施態様を図面を参照しながら説
明する。
明する。
第2図は、この発明の方法の説明図である。第
2図に示されるように、取鍋1内のSi<0.15%に
脱珪処理された溶銑2中にランス3を垂直に挿入
し、ランス3の先端からデイスペンサー4内のフ
ラツクス(CaO、CaF2およびCaCO3)をN2ガス
と共に連続的に吹込む。前記フラツクスの量は脱
燐用の全フラツクス量の約1/4とする。残りの
約3/4のフラツクス(CaO、CaF2、CaCO3お
よびミルスケール)は、取鍋1上に設置したホツ
パー5から溶銑2上に連続的に投入する。同時に
酸素ランス6から酸素を溶銑2に吹付けて溶銑2
の温度を調整しても良い。
2図に示されるように、取鍋1内のSi<0.15%に
脱珪処理された溶銑2中にランス3を垂直に挿入
し、ランス3の先端からデイスペンサー4内のフ
ラツクス(CaO、CaF2およびCaCO3)をN2ガス
と共に連続的に吹込む。前記フラツクスの量は脱
燐用の全フラツクス量の約1/4とする。残りの
約3/4のフラツクス(CaO、CaF2、CaCO3お
よびミルスケール)は、取鍋1上に設置したホツ
パー5から溶銑2上に連続的に投入する。同時に
酸素ランス6から酸素を溶銑2に吹付けて溶銑2
の温度を調整しても良い。
このように、約3/4のフラツクスを上置法に
よつて溶銑2上に投入し、約1/4のフラツクス
のみをインジエクシヨン法によつて溶銑2中に吹
込むことによつて、フラツクス全量を吹込む場合
に比べてフラツクスの吹込み時間が大幅に短縮さ
れる。
よつて溶銑2上に投入し、約1/4のフラツクス
のみをインジエクシヨン法によつて溶銑2中に吹
込むことによつて、フラツクス全量を吹込む場合
に比べてフラツクスの吹込み時間が大幅に短縮さ
れる。
溶銑2上に上置されたフラツクスは、N2ガス
による溶銑2の撹拌によつて溶銑2と容易に反応
する結果、未反応分は生じない。
による溶銑2の撹拌によつて溶銑2と容易に反応
する結果、未反応分は生じない。
この発明の実施例について説明する。
第2図に示した装置において、Si<0.15%に脱
珪処理した130トンの溶銑2を取鍋1に受銑し、
ランス3からN2ガスと共にデイスペンサー4内
のフラツクス(CaO粉:6.4Kg/T、CaF2粉:0.4
Kg/Tおよび生石灰:0.8Kg/T)を約7分間連
続して溶銑2中に吹込んだ。これと同時にホツパ
ー5内のフラツクス(CaOの小塊:7.5Kg/T、
CaF2の小塊:7.5Kg/Tおよびミルスケール:10
Kg/T)を約8分間連続して溶銑2上に上置し、
同時に酸素ランス6から酸素を約3Nm3/Tの割
合で溶銑2に吹付け、溶銑2の温度を調整した。
珪処理した130トンの溶銑2を取鍋1に受銑し、
ランス3からN2ガスと共にデイスペンサー4内
のフラツクス(CaO粉:6.4Kg/T、CaF2粉:0.4
Kg/Tおよび生石灰:0.8Kg/T)を約7分間連
続して溶銑2中に吹込んだ。これと同時にホツパ
ー5内のフラツクス(CaOの小塊:7.5Kg/T、
CaF2の小塊:7.5Kg/Tおよびミルスケール:10
Kg/T)を約8分間連続して溶銑2上に上置し、
同時に酸素ランス6から酸素を約3Nm3/Tの割
合で溶銑2に吹付け、溶銑2の温度を調整した。
このときの脱燐率と脱燐処理後の溶銑温度との
関係を第3図に示す。
関係を第3図に示す。
第3図から明らかなように、きわめて高い脱燐
率を得ることができることが分る。
率を得ることができることが分る。
以上説明したように、この発明によれば、フラ
ツクスの溶銑中へのインジエクシヨン法による吹
込み時間が短縮されるので、脱燐処理時間が短縮
され、しかも、フラツクスとして使用するミルス
ケールはそのまま溶銑上に上置することができる
ので、ミルスケールを粉砕する必要がなくなる等
種々の有用な効果がもたらされる。
ツクスの溶銑中へのインジエクシヨン法による吹
込み時間が短縮されるので、脱燐処理時間が短縮
され、しかも、フラツクスとして使用するミルス
ケールはそのまま溶銑上に上置することができる
ので、ミルスケールを粉砕する必要がなくなる等
種々の有用な効果がもたらされる。
第1図は、インジエクシヨン法によるフラツク
スの吹込み割合と脱燐率との関係を示すグラフ、
第2図は、この発明の一実施態様の説明図、第3
図は、脱燐処理後の溶銑温度と脱燐率との関係を
示すグラフである。図面において、 1……取鍋、2……溶銑、3……ランス、4…
…デイスペンサー、5……ホツパー、6……酸素
ランス。
スの吹込み割合と脱燐率との関係を示すグラフ、
第2図は、この発明の一実施態様の説明図、第3
図は、脱燐処理後の溶銑温度と脱燐率との関係を
示すグラフである。図面において、 1……取鍋、2……溶銑、3……ランス、4…
…デイスペンサー、5……ホツパー、6……酸素
ランス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 脱珪処理された溶銑中にCaO、CaF2を主成
分とする脱燐用フラツクスの一部を不活性ガスと
共に吹込み、残りの前記フラツクスを前記溶銑上
に上置することを特徴とする、溶銑の脱燐方法。 2 前記溶銑上に上置する前記フラツクス中にの
みミルスケールを混入させたことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の、溶銑の脱燐方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5523584A JPS60200904A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 溶銑の脱燐方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5523584A JPS60200904A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 溶銑の脱燐方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60200904A JPS60200904A (ja) | 1985-10-11 |
JPS6318643B2 true JPS6318643B2 (ja) | 1988-04-19 |
Family
ID=12992938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5523584A Granted JPS60200904A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 溶銑の脱燐方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60200904A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01288643A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-20 | Tokico Ltd | 油圧緩衝器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4695312B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2011-06-08 | 新日本製鐵株式会社 | 溶銑の予備処理方法 |
KR101485529B1 (ko) * | 2013-08-07 | 2015-01-22 | 주식회사 포스코 | 용탕의 정련 방법 및 그 장치 |
-
1984
- 1984-03-24 JP JP5523584A patent/JPS60200904A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01288643A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-20 | Tokico Ltd | 油圧緩衝器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60200904A (ja) | 1985-10-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |