JPS63184701A - 鏡 - Google Patents

Info

Publication number
JPS63184701A
JPS63184701A JP1598887A JP1598887A JPS63184701A JP S63184701 A JPS63184701 A JP S63184701A JP 1598887 A JP1598887 A JP 1598887A JP 1598887 A JP1598887 A JP 1598887A JP S63184701 A JPS63184701 A JP S63184701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
film
silver
protective film
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1598887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2720913B2 (ja
Inventor
Yoichi Kawamoto
河本 洋一
Takashige Suzuki
鈴木 孝成
Tsutomu Yamada
務 山田
Hideyuki Serizawa
芹沢 英幸
Hiromichi Nishimura
啓道 西村
Akio Kondo
近藤 彰夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Dai Nippon Toryo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd, Dai Nippon Toryo KK filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP62015988A priority Critical patent/JP2720913B2/ja
Publication of JPS63184701A publication Critical patent/JPS63184701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2720913B2 publication Critical patent/JP2720913B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐蝕性に優れ、かつ切断、面取りなどの加工
性が容易な改良された鏡に関する。
[従来の技術] 従来、ガラス基板裏面に銀鏡面膜を鍍金してなる鏡にお
いては、銀鏡面膜の水蒸気、各種耐蝕性ガスあるいは各
種薬品等による変色や剥離、あるいは機械的損傷を防止
するために、銀鏡間膜上に銅保護被膜を形成し、更にそ
の上に光明丹、弁柄、鉛シアナミド、炭酸カルシウムや
アルキッド系樹脂塗料を塗布して裏止め塗膜を形成する
ことが行なわれていた。
しかし、前記した様な裏止め塗膜を施した鏡は、それぞ
れそれなりの効果をもたらすが、鏡のあらゆる使用条件
下において存在する悪環境に対しては充分満足のゆ〈性
能が得られなかった。
本発明者は、かかる点から更に#触性、耐久性を向上さ
せるために、裏止め塗膜としてエポキシ樹脂塗料を用い
ることを試みた。エポキシ樹脂塗料を用いた裏止め塗膜
は、エポキシ樹脂自体が一般的に耐蝕性、耐久性が優れ
、又銅などの金属保護膜との接着性も高く、従来の鏡に
比べ充分高い耐蝕性及び耐久性が得られるが、鏡の加工
上において別の問題点が見出された。
即ち、鏡を使用する時において、工場から出荷された大
板サイズの鏡を所定の寸法に切断する時、あるいは所定
の形状に切断された鏡の切断端面を面取り加工する時、
切断部、あるいは面取り部の裏止め塗膜、あるいは銀鏡
面間が、あるいはこれらが同時に剥離し、耐蝕性、耐久
性を低下せしめるという問題点が見出された。あるいは
又、大板サイズの鏡を所定の寸法に切断した時、切離れ
が悪く、切断作業性が低下するという問題点も見出され
た。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明の目的は、エポキシ樹脂塗料を用いた裏止め塗膜
が形成された鏡の有する前述の問題点を解決し、鏡の切
断時、あるいは面取り加工時に鏡の裏止め塗膜あるいは
銀鏡面間が剥離せず、又は鏡の切断後の切離れ性の良好
な耐蝕性、耐久性及び加工性が優れた鏡を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、ガラス基板上に銀鏡面間と該膜上に金属保護膜を順
次形成してなる鏡において、金属保護股上にエポキシ樹
脂及び硬化剤を30〜85重量部、ロジン及び/又は石
油樹脂を15〜70重量部の割合で含む塗料を塗布し、
硬化してなる裏止め塗膜を形成したことを特徴とする鏡
を提供するものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る鏡の一具体例を示したものであ
り、lはガラス基板、2はガラス基板に形成された銀鏡
面間、3は銀鏡面間2の化学的耐久性を高めるために銀
鏡面上に形成された金属保護膜、4は銀鏡面間及び金属
保護膜を保護し、更に耐蝕性、耐久性を向上させるため
に金属保護膜上に形成された裏止め塗膜を示す。
上記した鏡において、銀鏡面間としては、無電解メッキ
法よりガラス基板面に膜状に析出させて形成させる膜が
通常使用されるが、必ずしもこれに限定されることはな
く、真空蒸着法、スパッター法、その他各種の被膜形成
法により形成される銀膜も鏡面膜として使用できる。か
かる銀鏡面間は、鏡として要求される反射率が充分得ら
れ、かつ耐久性に優れた銀鏡面間が得られる様に0.5
〜2g/m2の膜厚が適当である。
又、金属保護膜は、化学的に変質しやすい銀鏡面間の化
学的耐久性を高める保護膜として形成されるものであり
、銀鏡面間との密着性が良く、化学的安定性の高い金属
、更に好ましくは銀鏡面間と同様な被膜形成方法、例え
ば無電解メッキ法により容易に形成しうる金属が選ばれ
る0代表的な金属保護膜は銅保護膜であり、その他銅合
金、ニッケル、ニッケル合金、錫、錫合金などの金属保
護膜も使用できる。なお、金属保護膜は一層であっても
よいし、あるいは又異種の金属を組み合わせた二層以上
としてもよい、かかる金属保護膜は、充分な化学的耐久
性効果が得られ、かつ銀鏡面間との密着性も損なわれな
い様に、0.1〜1 g/m2程度の膜厚とするのが適
当である。
銀鏡面間及び金属保護膜の形成された鏡の代表的な製造
方法は、表面が平滑で、かつ表面欠点のないガラス板を
用意し、このガラス板を充分に洗滌した後、銀鏡面間の
形成される面を活性化処理し、その表面に無電解メッキ
法、例えば所謂銀鏡反応によって銀を析出する銀メツキ
液をスプレーして銀鏡面間を形成し、次いで銀鏡膜上に
無電解メッキ法によりCu、旧、 Snなどの金属ある
いはこれらの合金を析出する金属メッキ液をスプレーし
て金属保護膜を形成し、次いで洗滌、乾燥する方法が挙
げられるが、その他各種方法によっても製造することが
できる。
本発明においては、上記金属保護膜上に銀鏡面間及び金
属保護膜の耐蝕性、機械的耐久性を高めるために、下記
する塗料が塗布され、硬化処理されて裏止め塗膜が形成
される。
本発明に使用される塗料組成物は、少くとも(A)エポ
キシ樹脂及び硬化剤を30〜85重量部、(B)ロジン
及び/又は石油樹脂を15〜70重量部の割合で含む組
成物である。
前記エポキシ樹脂とは、1分子中に少なくとも2個のエ
ポキシ基を有する樹脂であり、例えばビスフェノール型
エポキシ樹脂として、一般に市販されている油化シェル
化学(株)製の商品名工ビコート828.同834.同
836゜同1001 、同1004.同DX−255;
チバガイギ−(株)製の商品名アラルダイトGY−26
0.ダウ・ケミカル(株)製の商品名DER330,同
331.同337;大日本インキ化学工業(株)装量品
名エビクロン800;ノボラック型エポキシ樹脂として
例えば油化シェル化学(株)製の商品名エピコート15
2゜同154;ダウ・ケミカル(株)製の商品名DEN
431.同438;ポリグリコール型エポキシ樹脂とし
て例えば、チバガイギー(株)製の商品名アラルダイ)
CT508;ダウ・ケミカル(株)製の商品名DER7
32,同736;エステル型エポキシ樹脂として、例え
ば大日本インキ化学工業(株)製の商品名エピクロン2
00、同400;エポキシ化ポリブタジエンとして、日
本曹達(株)製の商品名BF−1000;住友化学工業
(株)製の商品名Sumikaoil # 50’;エ
ポキシ化油として7デカ・アーガス化学(株)製の商品
名7デカφサイザー0−180;同0−130F、など
を挙げることができる。
更にこれらの組成物から、容易に類推されるエポキシ系
化合物ならびに上記エポキシ樹脂の誘導体も本発明の範
囲内に含まれることに留意すべきである0例えばポリオ
ール型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ハロゲン含
有エポキシ樹脂などが含まれる。
更に、塗料組成物の作業性、塗膜性能、塗膜状態を改良
するために必要により、エポキシ基を1個有するモノエ
ポキシ化合物を併用することもできる0例えばアリルグ
リシジルエーテル、2−エチルへキシルグリシジルエー
テル、メチルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエ
ーテル、フェニルグリシジルエーテル、スチルンオキサ
イド、シクロヘキセンオキサイド。
エピクロルヒドリンなどを挙げることができる。
前記エポキシ樹脂は分子量300〜3000程度、エポ
キシ当量150〜1500程度の樹脂である。特に好ま
しくは、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反
応生成物であるビスフェノール型エポキシ樹脂である。
一方、前記エポキシ樹脂の硬化剤としては、エポキシ樹
脂中のエポキシ基と反応するため、1分子中に少なくと
も2個の窒素原子およびこれに結合した活性水素基を有
するアミノ系硬化剤が使用される。該硬化剤としては、
例えばアミンアダクト、ポリアミド樹脂、ポリアミンな
どが代表的な例として挙げられる。
前記アミン系硬化剤をより具体的に例示すると、ポリア
ミド樹脂として一般に市販されている富士化成工業(株
)装量品名トーマイドY−25、同245.同2400
 、同2500;第一ゼネラル(株)装量品名ゼナミド
2000゜パーサミド115.同125.DSX−12
80;三和化学(株)製部品名サンマイド320、同3
30;油化シエル化学(株)装量品名エピキュアー32
55 、同4255;アミンアダクト樹脂として富士化
成工業(株)製部品名トーマイド238.フジキュアー
202;地竜化(株)装量品名アデカハードナーEH−
531;複素環状ジアミンとして油化シェル化学(株)
製部品名エボメー)B−002、同C−〇〇2.同5o
os、の如きものがある。これらの硬化剤は目的に応じ
て一種もしくは二種以上の混合物として使用される。
更に、本発明の塗料組成物に使用される(B)成分とし
てのロジンは、ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロ
ジン、ロジンエステル等であり、又、石油樹脂は、05
〜C9の炭化水素系樹脂であり、いずれも軟化点が好ま
しくは70〜140℃程度のものである。
前記塗料組成物において、硬化剤を含むエポキシ樹脂と
ロジン及び/又は石油樹脂との使用比率はエポキシ樹脂
と硬化剤の合計量30〜85重量部に対し、ロジン及び
/又は石油樹脂は15〜70重量部の割合である。
前記割合において、ロジン及び/又は石油樹脂の使用量
が15重量部に満たない場合には、本発明の目的とする
、鏡製造時の加工性(切りばなれ性、面取り加工性)が
著しく低下するとともに、塗装作業性(フローコーター
塗布性、可使時間のコントロール、塗装時の温度管理中
等)が低下し、逆にその使用量が70重量部をこえると
、塗膜の耐薬品性、耐温性、耐水性、および付着性を含
む塗膜物性等の性能が低下し、鏡表面の銀面保護という
基本的な性能を有する塗膜が得られなだめ、いずれの場
合も好ましくない。
本発明に使用される塗料組成物には必要に応じてタルク
、硫酸バリウム、マイカ、炭酸カルシウム、パライト粉
などの体質顔料;酸化チタン、亜鉛華、弁柄、黄鉛、酸
化クロム、酸化鉄1群青、フタロシアニンブルー、カー
ボンブラック、鉄黒などの着色顔料;鉛酸カルシウム、
塩基性クロム酸鉛、鉛丹、シアナミド鉛などの防錆顔料
;ガラスファイバー、ガラスフレ一り、雲母粉、アスベ
スト、合成シリカなどの補強顔料;その他項粘剤、防錆
剤、沈殿防止剤、硬化促進剤などを添加することができ
る。
又、当然のことながら、各樹脂を溶解又は分散せしめる
ため、必要に応じて芳香族炭化水素系、脂肪族炭化水素
系、エステル系、エーテル系、ケトン系、アルコール系
等公知の溶剤を必要量用いることができる。
前記塗料組成物は、エポキシ樹脂とロジン及び/又は石
油樹脂及び必要に応じて各種顔料、添加剤、溶剤などを
常法により混合して主剤とし、使用時に硬化剤と混合す
るか、又はエポキシ樹脂とロジン及び/又は石油樹脂の
一部、及び必要に応じて各種顔料、添加剤、溶剤なとを
混合して主剤とし、硬化剤とロジン及び/又は石油樹脂
の残部とを混合して得られる硬化剤組成物とを使用時混
合して用いられる。
前記混合比は、(エポキシ樹脂中のエポキシ基)/(硬
化剤中の窒素原子に結合した活性水素)が’/2〜27
1程度の割合であることが好ましい。
又、本発明においては、裏止め塗膜の柔軟性、弾力性、
伸張性、切り離れ性を改善するために、ロジン及び/又
は石油樹脂とともに、場合によってはクロマン−インデ
ン樹脂や瀝青質を裏止め塗膜形成用の塗料組成物に加え
てもよい。
かくして得られた塗料組成物は、鏡表面へ刷毛、ローラ
ー、スプレー、フローコーター等の方法で乾燥膜厚30
〜100終程度になるよう塗布する。ついで、常温もし
くは250℃以下程度の加熱乾燥し、仕上げられる。
本発明の裏止め塗膜は、切断時、あるいは面取り時に銀
鏡面膜裏止め塗膜あるいはこれらが同時に!′II#シ
ない様に、あるいは、切断時の切離れ性が良好となる様
に、その接着強度は5〜13kg/cm2の範囲、伸び
率は0.05〜0.5%、応力は1.0〜2.5 kg
/mm2、弾性率は500〜1000kg/mm2の範
囲とするのが最適である。
[実施例] 次に本発明の実施例を示す。
実施例 充分に洗節されたガラス基板(サイズ;72ffi層X
 38smX 5mm )面上に銀鏡反応によって銀を
析出する硝酸銀を含む溶液と銀を還元させる還元液との
銀メツキ液をスプレーし、Ig/m2厚の銀鏡面膜を形
成し、この膜面を水洗した後、無電解メッキ法によって
銅を析出する硫酸銅を含む溶液と銅を還元させる還元液
との銅メッキ液をスプレーし、0.303/m2厚の銅
からなる金属保護膜を形成し、次いで水洗した後乾燥し
た。
この銀鏡面膜及び銅保護膜の形成されたガラス板の上記
銅保護膜上に第1表に示した各種配合のエポキシ系塗料
組成物(実施例1〜5及び比較例1〜3)をそれぞれフ
ローコーター法により乾燥膜厚30gmとなる様に塗布
し、ガラス板温80℃にて5分間焼付けして乾燥膜25
gg+の被膜を形成せしめ更にガラス板温120°Cに
て5分間焼付けを行ない、各種試験片を得た。
これら各種試験片について、各種性能試験を行なった結
果を第2表に示す。
性能試験方法 1.基盤目試験 JIS K 5400 El、15に
より行ない、判定は、評価点10点のこ と。
2、温水浸漬  純水80℃に240時間浸漬し取出し
た時、銀面に異常を認め ないこと。
3、水蒸気試験 60℃蒸気中に 240時間暴露し取
出した時、銀面に異常を 認めないこと。
4、硫化水素ガス試験 硫化水素ガスを飽和したデシケ
ータ−中にて、−20 ℃48時間暴露し、取出した 時、銀面に異常を認めないこ と。
5、塩酸浸漬  0.5%wt塩酸(試薬1級)水に2
0℃72時間を浸漬し、取出 した時、銀面に異常を認めな いこと、但し、試験片の4辺 はシーリングした。
8、カセイソーダ水浸漬 4%wt、カセイソーダ(試
薬1級)水に20″048時 間浸漬し取出した時、銀面に 異常を認めないこと。
7、アンモニア水浸漬 アンモニア水(試薬1級)50
重量部と純水50重量部 を混ぜたものに20℃48時間浸 漬し取出した時、銀面に異常 を認めないこと。
8、ホルマリン浸漬 ホルマリン(試薬1級)に20℃
、240時間浸漬し取出 した時、銀面に異常を認めな いこと。
9、塩水噴霧試験 JIS Z 2371による塩水噴
霧試験を、 240時間行なった時 に銀面に異常を認めないこ と。
10、促進耐候試験 JIS K 5400 El、1
7による促進耐候試験を240時間行なっ た時に銀面に異常を認めず、 塗膜は、しわ、ふくれ、わ れ、はがれがなく白亜化の程 度が小さいこと。
11、切りばなれ試験 クロス切機にて24”X18”
’(厚さ 5mm)試験片を 12”X9”まで4分割すると き、切線挿入層、切線下に爪 楊枝をおき、上から押え板折 りし、そのま−爪楊枝を上げ て、離れる高さが100m層以下 を合格とした。
12、面取り加工試験 120℃で1時間加熱の後、裏
面取1@3+s+a、2.5m/分のスピードにて面取
りを行 い、エツジ部の剥離の有無を 判定する。(剥離なし二合 格、剥離あり:不合格) 13、可使時間  JIS K 5884タールエポキ
シ樹脂塗料5.8ポツトライフによ り試験する。
[発明の作用・効果] 本発明による鏡は、金属保護膜との密着性がよく、かつ
耐水蒸気性、耐水性、耐アルカリ性、耐酸性、耐ホルマ
リン性、耐硫化水素性などの化学的耐久性に優れ、更に
接着強度、破断強度、耐衝撃性などの機械的特性にも優
れたエポキシ系の樹脂塗料により形成された裏止め塗膜
を有しており、かつかかるエポキシ系樹脂塗料には、ロ
ジン及び/又は石油樹脂が添加されて適度の柔軟性、弾
力性、伸張性、切り離れ性が付与されて、裏止め塗膜の
硬さ、金属保護膜との接着極度、残留応力、熱膨張率等
が調整されているので、鏡の切断時、あるいは面取り加
工時に切断部、あるいは面取り部の裏止め塗膜、金属保
護膜、あるいは銀鏡面膜が剥離することがなく、又鏡の
切断後の切離れ性が良好で、更に機械的な損傷も少ない
、この様に本発明によれば、耐食性、耐久性及び加工性
のいずれもが優れた鏡を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一具体例に係る鏡の縦断面図である
。 1ニガラス基板、2:銀鏡面膜、3:金属保護膜、4:
裏止め塗膜 ! 第1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス基板上に銀鏡面膜と該膜上に金属保護膜を
    順次形成してなる鏡において、金属保護膜上にエポキシ
    樹脂及び硬化剤を30〜85重量部、ロジン及び/又は
    石油樹脂を15〜70重量部の割合で含む塗料を塗布し
    、硬化してなる裏止め塗膜を形成したことを特徴とする
    鏡。
JP62015988A 1987-01-28 1987-01-28 Expired - Fee Related JP2720913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62015988A JP2720913B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62015988A JP2720913B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63184701A true JPS63184701A (ja) 1988-07-30
JP2720913B2 JP2720913B2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=11904040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62015988A Expired - Fee Related JP2720913B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2720913B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5096785A (en) * 1989-01-26 1992-03-17 Glaverbel Mirror and method of manufacturing same
JPH04292442A (ja) * 1990-11-03 1992-10-16 Glaverbel Sa 反射性物品及びその製造法
US5519542A (en) * 1993-06-21 1996-05-21 Central Glass Company, Limited Coating composition for preparing back coating film of mirror
JP2007050056A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Central Glass Co Ltd 鏡用裏止め塗膜およびそれを用いた鏡
JPWO2009136578A1 (ja) * 2008-05-09 2011-09-08 パイオニア株式会社 空間映像表示装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942897A (ja) * 1972-09-02 1974-04-22
JPS51109037A (ja) * 1975-03-19 1976-09-27 Seitetsu Kagaku Co Ltd Setsuchakuseijushisoseibutsu
JPS6038477A (ja) * 1983-07-14 1985-02-28 モ−ビル オイル コ−ポレ−ション アルミニウム含有エポキシ‐ウレタン塗料組成物
JPS6138741A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Nippon Kokan Kk <Nkk> 薄肉金属帯の製造装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942897A (ja) * 1972-09-02 1974-04-22
JPS51109037A (ja) * 1975-03-19 1976-09-27 Seitetsu Kagaku Co Ltd Setsuchakuseijushisoseibutsu
JPS6038477A (ja) * 1983-07-14 1985-02-28 モ−ビル オイル コ−ポレ−ション アルミニウム含有エポキシ‐ウレタン塗料組成物
JPS6138741A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Nippon Kokan Kk <Nkk> 薄肉金属帯の製造装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5096785A (en) * 1989-01-26 1992-03-17 Glaverbel Mirror and method of manufacturing same
JPH04292442A (ja) * 1990-11-03 1992-10-16 Glaverbel Sa 反射性物品及びその製造法
JPH04292441A (ja) * 1990-11-03 1992-10-16 Glaverbel Sa 反射性物品の製造
US5519542A (en) * 1993-06-21 1996-05-21 Central Glass Company, Limited Coating composition for preparing back coating film of mirror
JP2007050056A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Central Glass Co Ltd 鏡用裏止め塗膜およびそれを用いた鏡
JP4703317B2 (ja) * 2005-08-16 2011-06-15 セントラル硝子株式会社 鏡用裏止め塗膜およびそれを用いた鏡
JPWO2009136578A1 (ja) * 2008-05-09 2011-09-08 パイオニア株式会社 空間映像表示装置
JP2012177922A (ja) * 2008-05-09 2012-09-13 Pioneer Electronic Corp 空間映像表示装置
JP5143898B2 (ja) * 2008-05-09 2013-02-13 パイオニア株式会社 空間映像表示装置
US8867136B2 (en) 2008-05-09 2014-10-21 Pioneer Corporation Floating image display device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2720913B2 (ja) 1998-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0873775A (ja) 耐指紋性、耐食性、塗装密着性にすぐれた皮膜形成用金属表面処理剤および処理方法
US5519542A (en) Coating composition for preparing back coating film of mirror
JP4389066B2 (ja) 水分散型防錆塗料用組成物
US4060655A (en) Resin coated metal substrates
JPH0215177A (ja) 高耐食性表面処理鋼板の製造方法
CA1205231A (en) Process for applying a coating to a substrate and a liquid aqueous composition to be used therein
WO2014103894A1 (ja) 裏止め塗料組成物および鏡
JP3784638B2 (ja) 金属表面処理剤およびそれを塗布した金属材料
JP5733212B2 (ja) 裏止め塗料組成物および鏡
JPS63184701A (ja)
JP2720914B2 (ja) 改良された鏡
JPH11343454A (ja) 防食塗料組成物、塗膜、防食方法および船舶バラストタンク
JPH09263713A (ja) 防食塗料組成物
JPH0749015B2 (ja) 改良された鏡
JP6629540B2 (ja) 防食塗料組成物、防食塗膜、防食塗膜付き基材及びその製造方法
JPH05161531A (ja) 改良された鏡
JPH0375007A (ja) 改良された鏡
JP2000144046A (ja) 変性エポキシ樹脂塗料組成物
JP4047991B2 (ja) 鏡縁用塗料組成物及び鏡
JP2005307179A (ja) 鏡用縁塗り液および該縁塗り液を塗布した鏡
JPH05156582A (ja) 亜鉛メッキ鋼線用被覆組成物およびこれを施したケーブル用亜鉛メッキ鋼線
WO2012137678A1 (ja) 鏡及びその製造方法
JPH0920878A (ja) 無溶剤型塗料組成物
JPH06277138A (ja) 改良鏡
JP2005054074A (ja) ステンレス防食用亜鉛含有塗料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees