JPH0920878A - 無溶剤型塗料組成物 - Google Patents

無溶剤型塗料組成物

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JPH0920878A
JPH0920878A JP17088795A JP17088795A JPH0920878A JP H0920878 A JPH0920878 A JP H0920878A JP 17088795 A JP17088795 A JP 17088795A JP 17088795 A JP17088795 A JP 17088795A JP H0920878 A JPH0920878 A JP H0920878A
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epoxy
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formaldehyde resin
resin
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Kazuyoshi Yamagishi
和敬 山岸
Seiji Kita
誠二 北
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、密着性と防食性に優れたエポキシ
樹脂系無溶剤型塗料組成物を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 1分子中に2個以上のエポキシ基を持つ
エポキシ当量が250以下のビスフエノール型エポキシ
樹脂、粘度が20〜2000cp(25℃での測定値)
である低粘度芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂、及
び顔料からなるエポキシ系主剤(A)とアミン系硬化剤
(B)との2液からなる無溶剤型塗料組成物であって、
エポキシ系主剤(A)中、該ビスフエノール型エポキシ
樹脂100重量部に対し、該低粘度芳香族炭化水素ホル
ムアルデヒド樹脂が5〜60重量部配合されていること
を特徴とする無溶剤型塗料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無溶剤型塗料組成
物に関し、詳しくは、鋼製構造物の上に塗装しても、安
全衛生上の問題がなく白色塗装でき、更にタールエポキ
シ樹脂塗膜の上に塗装した場合でも、簿膜条件下でター
ル分のブリード現象を抑制し、かつ良好な防食性能を有
し、長期に渡り白色化を維持できる無溶剤型塗料組成物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防食用のエポキシ塗料としては、
タールエポキシ塗料が長年にわたり使用されてきたが、
タールを含有することから、衛生上の問題が指摘される
場合があると同時に、黒色であることから着色がしにく
いという問題点があった。従って、ノンタール系のエポ
キシ樹脂塗料の開発が以前から望まれており、例えば、
添加剤としてキシレンホルムアルデヒド樹脂(三菱瓦斯
化学(株)、商品名:ニカノールH、L、M)を使用す
る事が特開昭63−27590、特開平3−2037
5、特公平3−12591に開示され、実用化されてき
た。
【0003】しかし、従来のキシレンホルムアルデヒド
樹脂では、粘度が15000〜100000cp(25
℃での測定値)と高く、無溶剤系で使用するには粘度が
高く作業性に問題があるため、溶剤系で使用される事が
一般的であった。溶剤系の塗料は閉された環境で塗装す
ると溶剤が揮散するので、作業者の衛生上の点からあま
り好ましくない。従って、溶剤を含有しない無溶剤型エ
ポキシ樹脂塗料組成物の開発が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、海洋鋼製構
造物、淡水、海水に接する鋼管及び、鋼管等の内面を塗
装する場合に、安全衛生上の問題がなく、かつ、タール
エポキシ樹脂塗膜の上に塗装した場合でも、タール分の
ブリード現象を仰制しながら、白色化を図ることがで
き、かつ、長期間に渡り白色化を維持でき、更に密着性
と防食性に優れた無溶剤型塗料組成物及び塗膜構造を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記のよう
な課題を解決するため、税意研究を行った結果、エポキ
シ樹脂系主剤中に低粘度芳香族炭化水素ホルムアルデヒ
ド樹脂を使用することが有効な解決方法であることを見
出し、本発明を完成させた。
【0006】すなわち本発明は、1分子中に2個以上の
エポキシ基を持つエポキシ当量が250以下のビスフエ
ノール型エポキシ樹脂、粘度が20〜2000cp(2
5℃での測定値)である低粘度芳香族炭化水素ホルムア
ルデヒド樹脂、及び顔料からなるエポキシ系主剤(A)
とアミン系硬化剤(B)との2液からなる無溶剤型塗料
組成物であって、エポキシ系主剤(A)中、該ビスフエ
ノール型エポキシ樹脂100重量部に対し、該低粘度芳
香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂が5〜60重量部配
合されていることを特徴とする無溶剤型塗料組成物に関
する発明である。
【0007】以下本発明を詳細に説明する。まず、本発
明に使用するエポキシ樹脂は、架橋塗膜を形成すること
が可能な2個以上のエポキシ基をもつエポキシ当量が2
50以下、好ましくは、200以下のビスフェノール型
エポキシ樹脂である。エポキシ当量が250を越えると
粘度が著しく高くなり、塗装作業に支障を来す。この様
な特性を有するエポキシ樹脂としてはビスフェノールA
ジグリシジルエーテル、ビスフェノールFジグリシジル
エーテル、ビスフェノールADジグシジルエーテル等が
ある。
【0008】これらのエポキシ樹脂と硬化剤のみを展色
剤(ビヒクル)として、顔料、体質顔料、添加剤等の成
分を添加するには、限度があり塗膜の隠ぺい力や色安定
牲を保持することは難しい。また、顔料を多く入れると
相当の粘度増加をきたし、塗装作業効率に大きな支障を
きたす。そこで、本発明においては、前記エポキシ樹脂
に対し、一定割合の低粘度芳香族炭化水素ホルムアルデ
ヒド樹脂を添加することを特徴とするものであり、この
ことにより塗料組成物を低粘度に希釈でき、顔料濃度の
高い、かつ塗膜硬化物としての特性に従来みるとができ
ないものを得ることができる。
【0009】本発明においては、前記エポキシ樹脂10
0重量部に対し、粘度が20〜2000cp(25℃で
の測定値)である芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
を5〜60重量部添加する。この低粘度芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂が5重量部よりも少ない場合は、
その効果が顕著ではなく60重量部よりも多い場合は塗
膜が柔かすぎる傾向や、耐食牲を落としたりする。尚、
この場合の低粘度芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
の粘度は、20〜2000cp(25℃での測定値)で
あることが望ましく20cp未満の場合はタールのブリ
ードを促進したりする。又、2000cpを超える場合
は、塗料粘度が増大し、無溶剤塗料化が困難である。
【0010】すなわち、低粘度芳香族炭化水素ホルムア
ルデヒド樹脂を添加することの最大なる利点は、その他
の液状の改質剤、例えば脂肪族系石油樹脂、石炭系樹
脂、ジシクロペンタジエンを重合させた脂環族系石油樹
脂などに比べ、はるかに低粘度であることと、樹脂自身
の加熱残分も高く、化学安定性もよいため樹脂添加によ
り粘度の低い無溶剤型塗料を提供できることにある。ま
た、顔料濃度を高くすることも可能なことより塗膜にお
ける色安定牲を向上させることができる。更に、エポキ
シ樹脂との相溶牲もよいことから優れた耐食牲を示すこ
とかできる。ここで述べる低粘度芳香族炭化水素ホルム
アルデヒド樹脂とは、キシレンまたはメシチレンを原料
とし、ホルマリン、パラホルムアルデヒドの様なホルム
アルデヒドとメタノールを硫酸の様な酸触媒下で反応さ
せた縮合生成物を指す。ここで、芳香族炭化水素として
キシレンを用いた場合は、キシレンホルムアルデヒド樹
脂であり、メシチレンを用いた場合は、メシチレンホル
ムアルデヒド樹脂である。
【0011】該芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂の
ガードナー色数は3以下、好ましくは1以下がよい。ガ
ードナー色数が3を超る場合は、白色系に着色するに、
多くの白色顔料等を要し、塗装適性粘度を超えやすい。
従って、色相は3以下がよく、好ましくは、2以下がよ
い。
【0012】なお、本発明の無溶剤型塗料組成物として
は、その他の塗膜形成成分として、展色剤(ビヒクル)
形成成分としては別に反応性希釈剤を添加することもで
きる。例えば、ブチルグリシジルエーテル等の一官能エ
ポキシ、ネオぺンチルグリコールジグリシジルエーテル
等の二官能エポキシ、トリメチロールプロパントリグリ
シジルエーテル等の三官能エポキシ、更に多官能の反応
性希釈剤やこれらの混合物を添加してもよい.しかしな
がら、これらを多量に添加することはエポキシ樹脂本来
の性能を低下させることから、エポキシ樹脂100重量
部に対し、反応性希釈剤は80重量部までの範囲が望ま
しい。
【0013】エポキシ系主剤(A)に、顔料として、塗
膜硬度、耐食性、耐水性、色安定性等を付与するため
に、白色系顔料である酸化チタンをはじめベンガラ、カ
ーボンブラック等の着色顔料、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、クレー等の体質顔料、リン酸亜鉛等の防錆顔料
を配合する。
【0014】また、本発明のエポキシ系主剤(A)に
は、チクソトロピー性付与剤、レベリング剤等の添加剤
類を添加してもよい。
【0015】本発明のアミン系硬化剤(B)としては、
通常エポキシ樹脂硬化剤として利用されている化合物を
用いることができる。具体的には、脂肪族ポリアミン、
変性脂肪族ポリアミン、ポリアミドアミン、脂環族ポリ
アミン、変性脂環族ポリアミン、芳香族ポリアミン、変
性芳香族ポリアミン等があげられ、これらから選ばれた
1種または2種以上を混合して使用してもよい。
【0016】また、本発明の無溶剤型塗料組成物を下塗
りとしたあと、更に酸化チタン等の着色顔料により白色
化した前記の無溶剤型塗料組成物を上塗りとする場合
で、例えばその下塗り膜厚が80〜150μm、及び上
塗り膜厚が80〜150μmの2層構造からなる塗膜構
造も、本発明はの範囲に含まれる。又、本発明において
低粘度芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂の添加が白
色化を長期に維持できる理由としては、前述の如く低粘
度芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂は粘度が低く、
エポキシ樹脂、アミン系硬化剤との相溶牲がきわめて良
いことと、化学的に不活性であること、更に、白色系顔
料濃度を上げることが可能であることに起因しているも
のと思われる。
【0017】なお、塗膜構造は下塗り、上塗りとも80
〜150μm程度にするのが望ましく、その理由は、膜
厚が80μm未満では塗膜の耐食性の点で不足になり易
く、ブリード現象も生じ易くなるからであり、150μ
mを越えると性能的には問題はないが、過剰設計になる
ためである。
【0018】
【実施例】以下実施例および比較例により本発明の効果
を具体的に説明する。表1は、使用した芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂を性状を示す。表2、3中の実施
例1〜8は、本発明塗料組成物の性状を示すものであ
る。尚、表4、5中の比較例1〜8は、本発明の請求項
の範囲外の例を示す。
【0019】本実施例、比較例で使用した塗料化組成物
を以下に示す。 (a)エポキシ樹脂 エピコート807 :油化シェルエポキシ(株)製、エポキ
シ当量:170 (b)改質剤 芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂(三菱瓦斯化学
(株)製)の粘度、ガードナ一色数、及び樹脂種は以下
の通りである。尚、表1中XFRは、キシレンホルムア
ルデヒド樹脂を表し、MFRは、メシチレンホルムアル
デヒド樹脂を表す。
【0020】
【表1】 粘度(cp/25℃) ガードナ一色数 樹脂種 ニカノールY−50 30 〜100 1 XFR ニカノールY−1000 800〜1,500 1 XFR ニカノールY−51 30 〜100 1 MFR ニカノールY−1001 800〜1,500 1 MFR ニカノールH 80,000〜100,000 1 XFR ニカノールL 15,000〜 20,000 1 XFR ニカノールM 30,000〜 50,000 1 MFR
【0021】(c)顔料 石原産業(株)製、酸化チタン CR−97 堺化学工業(株)製、硫酸バリウムBA (d)硬化剤 大都産業(株)製 MXDA系変性アミン(活性水素当量:
95)
【0022】表2〜5中の性状評価方法の判定基準は以
下の(1)〜(4)によった。 (1)塗装作業性:ハケ塗りで無溶剤型塗料組成物を鋼
板に厚さ120μmに塗装して、作業性を評価した。そ
の評価結果は下記で表示する。 ○;良好 △;やや良好 ×;不良 (2)耐食性:無溶剤型塗料組成物を塗膜厚150μm
となるように塗布し、23℃で7日乾燥養生後、JIS
−K 5400に準じた塩水噴霧試験を行い、300時
間後のクロスカット部からのふくれ、錆、ハガレで判定
した。その評価結果は下記で表示する。 ○;良好 △;やや良好 ×;不良
【0023】(3)耐ブリード性:150mm×70m
m×1mmの鋼板に、タールエポキシ樹脂塗料(関西ペ
イント(株)製、エボジールNO200)を乾燥膜厚3
00μmとなるようにスプレー塗装を行い、23℃で1
週間養生後、40℃で5日間養生したタールエポキシ樹
脂塗膜に、無溶剤型塗料組成物を塗装(120μm×
2)後、23℃で7日間養生し、40℃のオープン中に
3週間人れ、ブリードの有無を観察した。その評価結果
は下記で表示する。 ○;良好 △;やや劣る ×;劣る
【0024】(4)白色安定性:耐ブリード性試験に供
した塗膜を70℃オーブン中に更に2週間投入し、その
後の塗膜をサンプル板とし、標準板の塗膜との差異を評
価した。尚、標準板は、鋼板上に無溶剤型塗料組成物を
2回塗装(120μm×2)した後、23℃で7日間養
生したものを用いた。その評価結果は下記で表示する。 ○;標準板と同じ △;やや変色 ×:黄変
【0025】実施例1〜8 エポキシ樹脂(エピコート807)100重量部に対し
て、酸化チタン35重量部、硫酸バリウム50重量部を
3本ロールを用いてよく混練し、改質剤として、ニカノ
ールを表2、3に示すように5〜60重量部、硬化剤5
5重量部添加配合して塗料組成物を調製し、上記(1)
〜(4)の評価をおこなった。評価結果を表2、3に示
すが、本発明により得られた無溶剤塗料組成物は、優れ
た塗料作業性、耐食性、耐ブリード性、白色安定性を示
した。
【0026】比較例1 エポキシ樹脂(エピコート807)100重量部に対し
て、酸化チタン35重量部、硫酸バリウム50重量部を
3本ロールを用いてよく混練し、改質剤として、ニカノ
ールを添加せず、硬化剤55重量部添加配合して塗料組
成物を調製し、上記(1)〜(4)の評価をおこなっ
た。評価結果を表4に示すが、ハケ塗りするには粘度が
高すぎ、塗装作業性に難があり、耐食性、白色安定性も
満足すべきものではなかった。
【0027】比較例2〜5 エポキシ樹脂(エピコート807)100重量部に対し
て、酸化チタン35重量部、硫酸バリウム50重量部を
3本ロールを用いてよく混練し、改質剤として、ニカノ
ールYを70重量部、硬化剤を55重量部添加配合して
塗料組成物を調製し、上記(1)〜(4)の評価をおこ
なった。評価結果を表4、5に示すが、この無溶剤塗料
組成物は、優れた塗料作業性を示したが、耐食性、耐ブ
リード性、及び白色安定性に難があった。
【0028】比較例6〜8 エポキシ樹脂(エピコート807)100重量部に対し
て、酸化チタン35重量部、硫酸バリウム50重量部を
3本ロールを用いてよく混練し、改質剤として、表5に
示す既存のニカノールを20重量部、硬化剤を55重量
部添加配合して塗料組成物を調製し、上記(1)〜
(4)の評価をおこなった。評価結果を表5に示すが、
この無溶剤塗料組成物は、ハケ塗りするには粘度が高す
ぎ、塗料作業性に難があったが、耐食性、耐ブリード
性、及び白色安定性に優れた塗膜が得られた。
【0029】
【発明の効果】本発明は、鋼製構造物の上に塗装するこ
とにより安全衛生上の問題がなく、かつ、タールエポキ
シ樹脂塗膜の上に塗装した場合でも、薄膜条件下でのタ
ール分のブリード現象を抑制しながら、白色化を図るこ
とができかつ、長期間に渡り、白色化を維持できる、密
着性と防食牲に優れた無溶剤型塗料組成物を提供するこ
とができる。
【0030】
【表2】実施例番号 1 2 3 4 塗料組成物 エポキシ樹脂 100 100 100 100 改質剤 ニカノール Yー50 5 50 − − ニカノール Yー1000 − − 30 60 顔料 酸化チタン 35 35 35 35 硫酸バリウム 50 50 50 50 硬化剤 55 55 55 55 評価結果 塗装作業性 ○ ○ ○ ○ 耐食性 ○ ○ ○ ○ 耐ブリード性 ○ ○ ○ ○ 白色安定性 ○ ○ ○ ○
【0031】
【表3】実施例番号 5 6 7 8 塗料組成物 エポキシ樹脂 100 100 100 100 改質剤 ニカノール Yー51 10 40 − − ニカノール Yー1001 − − 30 50 顔料 酸化チタン 35 35 35 35 硫酸バリウム 50 50 50 50 硬化剤 55 55 55 55 評価結果 塗装作業性 ○ ○ ○ ○ 耐食性 ○ ○ ○ ○ 耐ブリード性 ○ ○ ○ ○ 白色安定性 ○ ○ ○ ○
【0032】
【表4】比較例番号 1 2 3 4 塗料組成物 エポキシ樹脂 100 100 100 100 改質剤 ニカノール Yー50 0 70 − − ニカノール Yー1000 − − 70 − ニカノール Yー51 − − − 70 顔料 酸化チタン 35 35 35 35 硫酸バリウム 50 50 50 50 硬化剤 55 55 55 55 評価結果 塗装作業性 × ○ ○ ○ 耐食性 △ × △ × 耐ブリード性 ○ △ △ △ 白色安定性 △ △ △ △
【0033】
【表5】比較例番号 5 6 7 8 塗料組成物 エポキシ樹脂 100 100 100 100 改質剤 ニカノール Yー1001 70 − − − ニカノール H − 20 − − ニカノール L − − 20 − ニカノール M − − − 20 顔料 酸化チタン 35 35 35 35 硫酸バリウム 50 50 50 50 硬化剤 55 55 55 55 評価結果 塗装作業性 ○ × × × 耐食性 △ ○ ○ ○ 耐ブリード性 △ ○ ○ ○ 白色安定性 △ ○ ○ ○

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1分子中に2個以上のエポキシ基を持つ
    エポキシ当量が250以下のビスフエノール型エポキシ
    樹脂、粘度が20〜2000cp(25℃での測定値)
    である低粘度芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂、及
    び顔料からなるエポキシ系主剤(A)とアミン系硬化剤
    (B)との2液からなる無溶剤型塗料組成物であって、
    エポキシ系主剤(A)中、該ビスフエノール型エポキシ
    樹脂100重量部に対し、該低粘度芳香族炭化水素ホル
    ムアルデヒド樹脂が5〜60重量部配合されていること
    を特徴とする無溶剤型塗料組成物。
  2. 【請求項2】 ガードナー色数3以下である請求項1記
    載の無溶剤型塗料組成物。
  3. 【請求項3】 芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂が
    キシレンホルムアルデヒド樹脂である請求項1記載の無
    溶剤型塗料組成物。
  4. 【請求項4】 芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂が
    メシチレンホルムアルデヒド樹脂である請求項1記載の
    無溶剤型塗料組成物。
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