JP3492224B2 - エポキシ塗料組成物及び防食塗装方法 - Google Patents

エポキシ塗料組成物及び防食塗装方法

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JP3492224B2 JP37071898A JP37071898A JP3492224B2 JP 3492224 B2 JP3492224 B2 JP 3492224B2 JP 37071898 A JP37071898 A JP 37071898A JP 37071898 A JP37071898 A JP 37071898A JP 3492224 B2 JP3492224 B2 JP 3492224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防食塗装などにお
ける下塗り塗料として用いることができるエポキシ塗料
組成物及びそれを用いた防食塗装方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】船舶、
橋梁、タンク、プラント等の大型構造物には、厳しい腐
食環境において長期に渡る防食性を保持するため、一般
に防食塗装が施される。防食塗装は下塗り(さび止
め)、中塗り、上塗りと塗り重ねられるのが一般的であ
る。中塗り及び下塗りとしては、付着力が良好で防食性
に優れることからエポキシ樹脂塗料が多く用いられる。
【0003】しかしながら、エポキシ樹脂塗料は、一般
に耐候性が悪いため、同種または異種塗料を重ね塗りす
る場合、エポキシ樹脂塗料の塗装後一定期間(一般に
「塗り重ねインターバル」と呼ばれる。以後、「インタ
ーバル」という。)内に塗り重ねる必要がある。例え
ば、あるエポキシ樹脂塗料のインターバルが5日である
とすれば、それを超える7日後に上塗り塗料を塗装する
と、上塗りとの間の付着力が通常の10分の1以下にな
り、層間で剥離して容易に上塗り塗膜が剥がれてしまう
などの問題を生じた。
【0004】これまでに、ビニル樹脂をエポキシ樹脂塗
料に添加することによってインターバルが長くなること
が知られていた。この場合、インターバルを長くできる
が、上塗りを行った場合にチヂミ現象(上塗り塗料中の
溶剤により下塗り層が膨潤する現象)が発生することが
あるという問題点を有していた。
【0005】本発明の目的は、インターバルを長くし、
上塗りを行っても不具合のない、エポキシ塗料組成物及
びそれを用いた防食塗装方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエポキシ塗料組
成物は、アミン化合物を硬化剤とするエポキシ塗料組成
物であり、以下の一般式(1)で表される構造単位と、
極性官能基Xを含む化合物を含むことを特徴としてい
る。
【0007】
【化4】
【0008】 (式中、R1、R2、R3及びR4は、炭素
数4〜9の不飽和または飽和炭化水素基、Yは、水素原
子であるかまたは共同で結合を作る。但し、Yが水素原
子のときはR1〜R4は飽和炭化水素基である。)一般式
(1)における極性置換基Xとしては、水酸基(−OH
)を挙げることができる。
【0009】 以下、本発明のエポキシ塗料組成物中の
各成分について説明する。一般式(1)の構造単位と極性官能基Xを含む化合物 上記一般式(1)の構造単位と極性官能基Xを含む化合
物は、種々の化合物から誘導することができる。上記一
般式(1)のR1及びR2は、それぞれの炭素数が3〜9
の不飽和または飽和炭化水素基、R3及びR4はそれぞれ
の炭素数が4〜9の不飽和または飽和炭化水素基を示し
ており、さらにR1及びR2は、一般式(1)に示すよう
に結合手を持っている。本発明に従う好ましい実施形態
において、R1〜R4の炭素数の総和は30である。ま
た、上記一般式(1)におけるYは、水素原子または共
同で結合を作るものであり、例えば、Yが水素原子であ
る場合は、上記一般式(1)はシクロヘキサン環構造に
なり、共同で結合を作る場合は、上記一般式(1)はシ
クロヘキセン環構造になる。なお、上記Yが水素原子で
ある場合は、上記R1〜R4は飽和炭化水素基である。ま
た、極性官能基Xは、水酸基である。このような一般式
(1)の構造単位と極性官能基Xを含む化合物として、
具体的には、以下の一般式(2)及び(3)で表される
化合物を挙げることができる。
【0010】
【化5】
【0011】
【化6】
【0012】(式中、R1 ′及びR2 ′は炭素数3〜8
の不飽和または飽和炭化水素基であり、R3 及びR4
炭素数4〜9の不飽和または飽和炭化水素基であり、R
5 は、炭素数1〜12の飽和または不飽和の炭化水素基
(炭素骨格内にエーテル結合が含まれていてもよい。)
であるか、あるいはダイマー酸から誘導されるジオール
から水酸基を除いた残基であり、nは1〜4の整数であ
る。) 上記一般式(2)及び(3)の化合物は、上記一般式
(1)の構造単位と上記極性官能基Xを有している。こ
れらの化合物は、例えば、ダイマー酸から誘導すること
ができる。ダイマー酸は乾性油、半乾性油などから得ら
れる不飽和脂肪酸を2分子重合させて得ることができる
二塩酸基であり、一般には化合物全体の炭素数の総和が
36のものが知られている。ダイマー酸の原料となる代
表的な不飽和脂肪酸としては、オレイン酸及びリノール
酸等が挙げられる。一般にダイマー酸には単量体や三量
体などの不純物が含まれている場合が多いが、本発明に
おいては、純度の高い精製したダイマー酸を用いること
が好ましい。また、ダイマー酸の不飽和二重結合に水素
を添加して飽和結合とした水添ダイマー酸の誘導体も、
上記一般式(2)及び(3)の化合物として用いること
ができる。以下、ダイマー酸及び水添ダイマー酸を併せ
て、単に「ダイマー酸」という場合がある。
【0013】 上記一般式(2)の化合物は、上記一般
式(1)の構造単位と上記極性官能基Xからなり、X
は、水酸基であり、また、Yは、水素原子または共同で
結合を作るものである。上記一般式(2)の化合物とし
て、具体的には、ダイマー酸のカルボキシル基を変性し
たものを挙げることができる。極性官能基Xが水酸基で
ある一般式(2)の化合物は、具体的には、商品名「ソ
バモール650NS」、「ソバモール908」(いずれ
もヘンケル社製)、「ペスポールWY−401」、「ペ
スポールHP−1000」(いずれも東亜合成社製)等
を挙げることができる
【0014】また、上記一般式(3)の化合物は、上記
一般式(1)の構造単位、上記極性官能基X及びR5
らなる。R5 は、炭素数の総和が1〜12の不飽和また
は飽和炭化水素基(炭素骨格内にエーテル結合が含まれ
ていてもよい。)、あるいは、ダイマー酸から誘導され
るジオールから水酸基を除いた残基である。上記一般式
(3)の化合物としては、例えば、ダイマー酸のカルボ
キシル基にグリコール等のジオールを縮合したものを挙
げることができる。ダイマー酸のカルボキシル基に縮合
させるグリコールとしては、例えば、エチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−
ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオ
ール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオ
ール、2,4−ヘプタンジオール、2,2−ジエチル−
1,3−プロパンジオール、2−メチル−2−プロピル
−1,3−プロパンジオール、2−エチル−1,3−ヘ
キサンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プ
ロパンジオール、1,12−ドデカンジオール等の脂肪
族多価アルコール、1,4−シクロヘキサンジメタノー
ル、1,4−シクロヘキサンジオール等の脂肪族多価ア
ルコール、上記一般式(2)の化合物のうち極性官能基
Xが水酸基であるもの等が挙げられる。このような一般
式(3)の化合物として、具体的には、商品名「ペスポ
ール(ポリエステルポリオール)」、「ペスポール20
0」、「ペスポール600」、「ペスポール601」、
「ペスポール801」(いずれも東亜合成社製)等を挙
げることができる。
【0015】本発明において、上記一般式(1)の構造
単位と上記極性官能基Xからなる化合物の配合量として
は、顔料を含有した塗料組成物中の硬化樹脂固形分に対
して0.5〜35重量%であることが好ましく、さらに
好ましくは3〜20重量%である。本発明で用いる硬化
樹脂固形分とは、硬化反応に関与する成分の樹脂固形分
を意味し、主としてエポキシ樹脂とアミン化合物の総和
となるが、もし塗料組成物に含まれるその他の成分が硬
化反応に関与する場合には、このような成分も含むこと
となる。これらの範囲を外れ、上記一般式(1)の構造
単位と上記極性官能基Xからなる化合物を多量に配合す
ると、硬化表面の状態が悪くなり、いつまでも硬化せ
ず、べたつき等の不具合が生じる場合がある。また、シ
クロヘキサン化合物等の配合量が上記範囲よりも少ない
と、重ね塗りするまでのインターバルを長期間にするこ
とができるという本発明の効果が十分に得られない場合
がある。
【0016】上記一般式(1)の構造単位と上記極性官
能基Xを含む化合物の上記極性官能基Xがアミノ基であ
る場合には、この一般式(1)の構造単位と上記極性官
能基Xが硬化剤として働く。このような場合、上記一般
式(1)の構造単位と上記極性官能基Xからなる化合物
の配合量は、塗料組成物中の硬化樹脂固形分に対して
0.5〜50重量%であることが好ましく、さらに好ま
しくは10〜45重量%である。これらの範囲を外れ、
上記一般式(1)の化合物が少量であったり、または、
多量であったりすると、塗膜の硬化性不良となる恐れが
ある。
【0017】本発明におけるエポキシ塗料組成物中に
は、上記一般式(1)の構造単位と極性官能基Xを含ん
だ化合物を2種以上用いることができ、例えば、上記一
般式(1)の構造単位のYが水素原子であるものと共同
で結合を作っているものや、極性官能基Xが水酸基のも
のとアミノ基のものを併用することができる。
【0018】エポキシ樹脂 本発明においては、アミン化合物を硬化剤とするエポキ
シ樹脂が用いられる。エポキシ樹脂としては、ビスフェ
ノール型に代表される一般的なエポキシ樹脂を用いるこ
とができる。汎用タイプのエポキシ樹脂の市販品として
は、商品名「エピコート#828」(ビスフェノールA
型液状エポキシ樹脂、エポキシ当量184〜194、分
子量約380、油化シェル社製)、「エピコート#10
01」(ビスフェノールA型固形エポキシ樹脂、エポキ
シ当量450〜500、分子量約900、油化シェル社
製)、「エピコート#1004」(ビスフェノールA型
固形エポキシ樹脂、エポキシ当量875〜975、分子
量約1600、油化シェル社製)、「エピコート#10
07」(ビスフェノールA型固形エポキシ樹脂、エポキ
シ当量1750〜2200、分子量約2900、油化シ
ェル社製)、「エピコート#807」(ビスフェノール
F型液状エポキシ樹脂、エポキシ当量160〜175、
分子量約330、油化シェル社製)などが挙げられる。
【0019】多官能タイプのエポキシ樹脂の市販品とし
ては、商品名「エピコート#154」(フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、エポキシ当量176〜180、
分子量約540、油化シェル社製)が挙げられる。
【0020】可撓性タイプのエポキシ樹脂の市販品とし
ては、商品名「YR−450」(ゴム変性エポキシ樹
脂、エポキシ当量400〜500、分子量約800〜1
000、東都化成社製)などが挙げられる。本発明に用
いられるエポキシ樹脂は上記エポキシ樹脂に限定される
ものではなく、一般に市販されているその他のエポキシ
樹脂なども使用することができる。
【0021】アミン化合物 本発明において用いるアミン化合物は、上記エポキシ樹
脂の硬化剤として用いることができるものであればよ
く、脂肪族ポリアミン、脂環式ポリアミン、芳香族ポリ
アミン及びそれらの変性ポリアミン等を用いることがで
きる。
【0022】脂肪族ポリアミンの具体例としては、ジエ
チレントリアミン(DTA)、トリエチレンテトラミン
(TTA)、エチレンジアミン、メタキシレンジアミン
(MXDA)等が挙げられる。
【0023】脂環式ポリアミンの具体例としては、イソ
ホロンジアミン(IPDA)、1,3−ビスアミノメチ
ルシクロヘキサン(1,3−BAC)、パラアミノシク
ロヘキシルメタン(PACM)などが挙げられる。
【0024】また、本発明においては、上記アミン化合
物を変性した変性ポリアミン等を用いることができる。
アミン化合物の変性方法としては、ダイマー酸変性(ポ
リアミド化)、エポキサイド付加、マンニッヒ変性、マ
イケル付加、ケチミン化などが挙げられる。
【0025】ダイマー酸変性したポリアミンとしては、
例えば、商品名「SUNMIDE150−65」、「S
UNMIDE 153−60S」(三和化学社製)が挙
げられる。エポキサイド付加した変性ポリアミンとして
は、商品名「SUNMIDE X−2015」(三和化
学社製)が挙げられる。マンニッヒ変性したポリアミン
としては、商品名「SUNMIDE X−963」、
「SUNMIDE W−500」(三和化学社製)が挙
げられる。マイケル付加した変性ポリアミンとしては、
商品名「SUNMIDE X−10AC」、「SUNM
IDE X−13A」(三和化学社製)が挙げられる。
ケチミン化した変性ポリアミンとしては、商品名「パー
サミン K−13」(ヘンケル白水社製)が挙げられ
る。
【0026】また、上述のように極性置換基がアミノ基
である上記一般式(1)の構造単位と極性官能基Xを含
有する化合物を用いる場合には、この化合物を硬化剤と
してもよい。上述したアミン化合物は、単独で用いても
よいし、2種以上混合して用いてもよい。
【0027】エポキシ樹脂とアミン化合物との配合比率 エポキシ塗料の硬化は、エポキシ樹脂中のオキシラン環
にアミンが付加反応することにより生じる。従って、塗
料中に含まれているエポキシ基に対するアミン化合物中
の1級アミノ基または2級アミノ基の活性水素の当量比
(エポキシ基:アミノ基)が、好ましくは1:0.5〜
1:1.5の範囲である。これらの範囲を外れると、造
膜後、防錆性及び耐水性等の塗膜性能を十分に発揮でき
ない場合がある。
【0028】また、極性置換基がアミノ基である上記一
般式(1)の構造単位と極性官能基Xを含有する化合物
をアミン化合物として用いる場合や上述したアミン化合
物を2種以上混合して用いる場合においても、上記配合
比率の範囲内となるように設定してもよい。
【0029】ビニル樹脂 本発明のエポキシ塗料組成物においては、上塗り塗膜に
対する付着性をさらに向上させるため、ビニル樹脂を添
加してもよい。ビニル樹脂としては、塩化ビニル樹脂、
塩化ビニル共重合体などが挙げられ、中でも、塩化ビニ
ル/ビニルイソブチルエーテル共重合体が塗装作業性等
の観点から好ましい。市販品としては、BASF社製の
Laroflexシリーズを用いることができ、具体例
としては、商品名「Laroflex MP−45」
(塩化ビニル/ビニルイソブチルエーテル共重合体(モ
ノマー比率約75/25)、BASF社製)を挙げるこ
とができる。
【0030】ビニル樹脂の使用量としては、顔料を含ん
だ塗料組成物中の硬化樹脂固形分に対して0.1〜50
重量%が好ましく、さらに好ましくは10〜30重量%
である。ビニル樹脂の配合量が少ないと、上塗り塗膜に
対する付着性向上の効果が十分に得られない傾向にあ
り、ビニル樹脂の配合量が多すぎると上塗り適合性が低
下し、上塗りを塗装した際にチヂミ現象(上塗り塗料中
の溶剤により下塗り層が膨潤する現象)が発生する場合
がある。
【0031】その他の成分 本発明のエポキシ塗料組成物には、必要に応じて、併用
樹脂、溶剤、顔料、硬化触媒、添加剤等を添加すること
ができる。
【0032】併用樹脂としては、例えば、石油系樹脂
(キシレン樹脂)、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等
を用いることができる。これらは塗膜物性改善のために
用いられるものである。
【0033】溶剤としては、エポキシ樹脂の溶剤であれ
ば特に限定されるものではなく、例えば、トルエン、キ
シレン、イソプロピルアルコール、メチルエチルケトン
等を用いることができる。
【0034】顔料としては、防食塗料に一般的に含有さ
れる顔料を含有することができ、無機充填剤などの体質
顔料や、各種防錆顔料を用いることができる。体質顔料
としては、例えば、酸化チタンや炭酸カルシウムなどの
一般的な無機充填剤が挙げられる。防錆顔料としては、
シアナミド鉛(PbCN2 )、亜鉛末(Zn)、リン酸
亜鉛、鉛丹(Pb3 4 )、亜酸化鉛(Pb2 O)、塩
基性クロム酸鉛(PbCrO4 ・PbO)、塩基性硫酸
鉛(2PbSO4 ・PbO)、鉛酸カルシウム(2Ca
O・PbO2 )、ジンククロメート(ZPC型)(K2
O・4CrO3・4ZnO・3H2 O)、ジンククロメ
ート(ZTO型)(ZnCrO4 ・4Zn(O
H)2 )、アルミ粉(Al)、亜鉛華(ZnO)などが
挙げられる。
【0035】さらに、顔料として雲母状酸化鉄(MI
O:Micasious Iron Oxide)や、ガラスフレーク等を用
いてもよい。硬化触媒としては、エポキシ樹脂の一般的
な硬化触媒を用いることができ、例えば、2,4,6−
トリス(ジエチルアミノメチル)フェノール(DMP3
0)を代表とする第3級アミンを用いることができる。
また、硬化触媒としてフェノール類も用いることができ
る。
【0036】添加剤としては、例えば、ダレ止め・沈降
防止剤、色別れ防止剤、消泡・ワキ防止剤、レベリング
剤、ツヤ消し剤などの添加剤を用いることができる。ダ
レ止め・沈降防止剤としては、例えば、商品名「ディス
パロン6900−20X」(脂肪族ビスアマイド揺変
剤、楠本化成社製)が挙げられる。色別れ防止剤として
は、商品名「ディスパロン2100」(シリコン添加脂
肪族系多価カルボン酸、楠本化成社製)を挙げることが
できる。消泡・ワキ防止剤としては、商品名「ディスパ
ロン1950」(特殊ビニル系重合物、楠本化成社製)
を挙げることができる。
【0037】エポキシ塗料組成物の製造方法 本発明のエポキシ塗料組成物は、エポキシ樹脂を用いた
一般的な塗料と同様にして製造することができる。すな
わち、エポキシ樹脂に硬化剤であるアミン化合物以外の
各成分を混合して塗料液とし、硬化剤であるアミン化合
物単体またはこれを溶剤等で希釈したものを硬化剤と
し、使用する直前に塗料液と硬化剤とを混合するいわゆ
る2液型塗料として調製することができる。
【0038】また、極性置換基がアミノ基であるシクロ
ヘキサン化合物等を用いる場合、この化合物を塗料液中
に混合するとエポキシ樹脂が硬化するおそれがあるの
で、このような場合シクロヘキサン化合物等を硬化剤の
方に添加しておくことが好ましい。
【0039】エポキシ塗料組成物の塗装方法 上述のように、2液型塗料とする場合には、塗布する直
前に予め塗料液と硬化剤とを混合して使用する。塗装
は、刷毛、ローラー、スプレー等の一般的な塗装方法に
より塗装することができる。塗装は、塗料液及び硬化剤
の混合後可使時間内に塗装する。可使時間は、一般的に
30分〜8時間程度であり、溶剤型塗料の場合には、3
〜8時間程度である。乾燥は、一般的に常温で行い、乾
燥時間は8〜24時間程度が一般的である。
【0040】防食塗装方法 本発明の防食塗装方法は、被塗物に対して、下塗り層を
形成した後、上塗り層を形成する方法であり、下塗り層
の最表面を、上記本発明のエポキシ塗料組成物を用いて
形成することを特徴としている。
【0041】被塗物としては、防食を必要とする対象物
であれば特に限定されるものではないが、例えば、橋
梁、船舶、石油プラントなどの鋼板、鋼製構造物及び建
築の鋼製部分、及び、旧塗膜の残る被塗物、その他のコ
ンクリートや非鉄金属表面を有する被塗物が挙げられ
る。
【0042】なお、被塗物表面には、さび止め塗装、プ
ライマー塗装などが施されていてもよい。本発明の防食
塗装方法において、下塗り層の少なくとも最表面は上記
本発明のエポキシ塗料組成物を塗布することにより形成
される。上記本発明のエポキシ塗料組成物の塗布により
形成される塗膜の膜厚は、用いる用途等に応じて種々に
変化するものであるが、一般的には乾燥膜厚で10〜5
00μm程度である。乾燥は、上述のように、一般には
常温で行なわれ、乾燥時間は8〜24時間程度である。
【0043】下塗り層は、複数回塗布することにより形
成してもよい。従って、上記本発明のエポキシ塗料組成
物を複数回に渡って塗布することにより、下塗り層を積
層構造とすることも可能である。また、その際の1回の
塗布量は特に制限されるものではなく、上記乾燥膜厚1
0〜500μm程度となるように塗布されるのが一般的
である。
【0044】上記のようにして形成された下塗り層の上
に形成される上塗り層は、防食塗装において用いられて
いるものを用いることができ、例えば、下塗り層として
用いた塗料の他に、通常上塗り塗料として用いられるも
のを用いることもできる。上塗り塗料として具体的に
は、油性系塗料、長油性フタル酸樹脂塗料、シリコンア
ルキッド樹脂塗料、フェノール樹脂塗料、塩化ゴム系樹
脂塗料、エポキシ樹脂塗料、変性エポキシ樹脂塗料、タ
ールエポキシ樹脂塗料、塩化ビニル樹脂塗料、ポリウレ
タン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料、シリコン変性樹脂塗料
などが挙げられる。また、機能性塗料として、生物付着
を妨げるいわゆるアクリル樹脂防汚塗料やビニル樹脂系
防汚塗料を用いてもよい。これらの中でも、特に好まし
くはエポキシ樹脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料、フッ素
樹脂塗料が用いられる。なお、上塗り層に本発明のエポ
キシ塗料組成物を用いた場合には上塗り層の最表面が本
発明のエポキシ塗料組成物によって形成されている。
【0045】上塗り層の乾燥膜厚は、10〜300μm
程度が一般的である。乾燥は、常温で乾燥させるのが一
般的であり、乾燥時間は8〜24時間程度である。ま
た、下塗り層と同様に、上塗り層も複数回塗布して形成
してもよい。
【0046】本発明によれば、下塗り層を形成した後、
上塗り層を形成するまでのインターバルの期間を長くす
ることができる。この理由について詳細は明らかではな
いが、本発明のシクロヘキサン化合物等を添加すること
により、エポキシ塗料組成物から形成される下塗り層の
耐候性を向上させることができ、これによって表面劣化
(変化)を抑制することができ、このためインターバル
の期間を長くしても、上塗り層との付着性を保つことが
できるものと思われる。
【0047】
【発明の効果】本発明のエポキシ塗料組成物は、防食塗
装における下塗り層として用いた場合において、上塗り
層との付着性に優れている。特に、下塗り層を形成した
後、上塗り層を形成するまでのインターバルの期間を長
くすることができるので、従来に比べ、上塗りの塗布作
業の自由度が増すことになる。従って、大型構造物など
の防食塗装において特に有用なものとなる。
【0048】
【発明の実施の形態】実施例1〜5,参考例6〜8及び
比較例1〜2 表1に示す配合で、エポキシ樹脂を含む塗料液及び硬化
剤溶液を調製し、これを表1に示す割合で混合してエポ
キシ塗料組成物を混合、分散、塗料化した。このエポキ
シ塗料組成物を、予め下塗り塗料として変性エポキシ樹
脂塗料ハイポン20デクロ(日本ペイント社製)を乾燥
膜厚50μmに塗装したサンドブラスト処理鉄板に、刷
毛にて乾燥膜厚40μmになるように塗装した。
【0049】なお、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、酸化チ
タン、水添ダイマー酸ジオール、水添ダイマー酸ポリエ
ステルジオール、ダイマー酸ジオール、ダイマー酸ジア
ミン、及び変性ポリアミドアミンとしては、以下のもの
を用いた。
【0050】・エポキシ樹脂:「エピコート#1001
−70X」、ビスフェノールA型固形エポキシ樹脂、エ
ポキシ当量450〜500、分子量約900、油化シェ
ル社製 ・ビニル樹脂:「Laroflex MP−45」、塩
化ビニル/ビニルイソブチルエーテル共重合体(モノマ
ー比率:約75/25)、BASF社製 ・酸化チタン:「チタンCR−820」、石原産業社製 ・水添ダイマー酸ジオール:上記極性官能基Xが水酸基
であり、Yが水素原子である上記一般式(2)の化合
物:「ペスポール HP−1000」、東亞合成社製 ・水添ダイマー酸ポリエステルジオール:上記R5
1,6−ヘキサンジオールであり、Yが水素原子である
上記一般式(3)の化合物:「ペスポール600」、東
亞合成社製 ・ダイマー酸ジオール:上記極性官能基Xが水酸基であ
り、Yが共同で結合を作っている上記一般式(2)の化
合物:「ペスポールWY−401」、東亜合成社製 ・ダイマー酸ジアミン:上記極性官能基Xがアミノ基で
あり、Yが共同で結合を作っている上記一般式(2)の
化合物:「バーサミン551」、ヘンケル社製 ・変性ポリアミドアミン:「SUNMIDE 153−
60S」、ダイマー酸変性ポリアミン、三和化学社製 上記のエポキシ塗料組成物を下塗り層として、乾燥膜厚
50μmになるように上記被塗物の上に形成した後、上
塗り塗料としてのウレタン樹脂塗料ハイポン50上塗り
(日本ペイント社製)を乾燥膜厚25μmになるように
刷毛により塗布した。なお、表1に示すように、下塗り
層を塗布した後、塗板を屋外暴露し、一定期間のインタ
ーバル後に上塗り塗料を塗布した。「初期」は、下塗り
層塗布後、24時間後に上塗り塗料を塗布したものであ
る。
【0051】上塗り付着性評価試験は、上塗り塗装後室
内7日間乾燥後に、JIS−K−5400耐湿性に準じ
て、24時間恒湿乾燥下に放置した後取り出し5分後
に、JIS−K−5400碁盤目法、隙間間隔5mm、
マス目数9にて行った。評価は、10点満点中の点数を
以下の基準で評価した。
【0052】 ◎:8点以上 ○:5点〜7点 △:2点〜4点 ×:1点以下 また、上塗り適合性についてはJIS−K−5400の
上塗り適合性により評価した。ただし、下塗り表面にカ
ッターナイフで下地に達する3cmのカットを予め入れ
ておき、その上に上塗り塗装した。
【0053】評価は以下の基準により行った。 ○:変化なし ×:チヂミあり 以上の評価結果を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】 表1の結果から明らかなように、水添ダ
イマー酸ジオール及び水添ダイマー酸ポリエステルジオ
ール、並びにダイマー酸ジオール及びダイマー酸ジアミ
ンを配合したエポキシ塗料組成物を下塗り層として用い
た実施例1〜5及び参考例6〜8においては、インター
バルの期間が長くなっても上塗り層に対する付着性が良
好であり、なおかつ上塗り適合性において優れている。
また実施例3及び参考例8の結果から明らかなように、
さらにビニル樹脂としての塩化ビニル/ビニルイソブチ
ルエーテル共重合体を配合することにより、良好な上塗
り付着性が得られるインターバルの期間をさらに長くす
ることができる。また、参考例7及び8から明らかなよ
うに、極性官能基Xがアミノ基である一般式(1)の構
造単位を有する化合物を用いると、インターバルをさら
に長くすることができる。この理由について詳細は明ら
かではないが、アミノ基の一部とエポキシ樹脂とが反応
し、この反応点がアンカーの役割を果たし、インターバ
ルをさらに長くすることができるものと思われる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09D 5/08 C09D 5/08 (56)参考文献 特開 平5−117368(JP,A) 特開 昭60−168718(JP,A) 特開 平4−96926(JP,A) 特開 平9−286841(JP,A) 特開 昭56−20047(JP,A) 特開 昭56−72018(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 163/00 - 163/10 B05D 5/00 C08G 59/00 - 59/72 C09D 5/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アミン化合物を硬化剤とするエポキシ塗
    料組成物において、以下で表される一般式(1)の構造
    単位と、極性官能基X(Xは、水酸基である。)を含む
    化合物を含有することを特徴とするエポキシ塗料組成
    物。 【化1】 (式中、R1及びR2は、炭素数3〜9の不飽和または飽
    和炭化水素基であり、R3及びR4は炭素数4〜9の不飽
    和または飽和炭化水素基であり、Yは、水素原子である
    かまたは共同で結合を作る。但し、Yが水素原子のとき
    はR1〜R4は飽和炭化水素基である。)
  2. 【請求項2】 前記R1、R2、R3及びR4までの炭素数
    の総和が30である請求項1に記載のエポキシ塗料組成
    物。
  3. 【請求項3】 前記化合物が一般式(2)である請求項
    1または2に記載のエポキシ塗料組成物。 【化2】
  4. 【請求項4】 前記化合物が以下で表される一般式
    (3)である請求項1に記載のエポキシ塗料組成物。 【化3】 (式中、R1′及びR2′は炭素数3〜8の不飽和または
    飽和炭化水素基であり、R3及びR4は炭素数4〜9の不
    飽和または飽和炭化水素基であり、R5は、炭素数1〜
    12の飽和または不飽和の炭化水素基(炭素骨格内にエ
    ーテル結合が含まれていてもよい。)であるか、あるい
    はダイマー酸から誘導されるジオールから水酸基を除い
    た残基であり、nは1〜4の整数である。)
  5. 【請求項5】 前記化合物がダイマー酸から誘導される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のエポキシ塗料組成
    物。
  6. 【請求項6】 前記化合物がダイマー酸とグリコールま
    たはジオールから製造される請求項4に記載のエポキシ
    塗料組成物。
  7. 【請求項7】 前記極性官能基Xが水酸基である化合物
    を、塗料組成物中の硬化樹脂固形分に対して0.5〜3
    5重量%含有している請求項1〜4のいずれか1項に記
    載のエポキシ塗料組成物。
  8. 【請求項8】 前記エポキシ塗料組成物がさらにビニル
    樹脂を含んでいることを特徴とする請求項1〜のいず
    れか1項に記載のエポキシ塗料組成物。
  9. 【請求項9】 前記エポキシ塗料組成物が、前記ビニル
    樹脂を、前記エポキシ塗料組成物中の硬化樹脂固形分に
    対して0.1〜50重量%含有している請求項に記載
    のエポキシ塗料組成物。
  10. 【請求項10】 被塗物に対して、下塗り層を形成した
    後、上塗り層を形成する防食塗装方法において、前記下
    塗り層の最表面を、請求項1〜のいずれか1項に記載
    のエポキシ塗料組成物を用いて形成することを特徴とす
    る防食塗装方法。
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