JP2001198521A - 亜鉛めっき鋼構造物の塗装方法 - Google Patents

亜鉛めっき鋼構造物の塗装方法

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JP2001198521A
JP2001198521A JP2000014172A JP2000014172A JP2001198521A JP 2001198521 A JP2001198521 A JP 2001198521A JP 2000014172 A JP2000014172 A JP 2000014172A JP 2000014172 A JP2000014172 A JP 2000014172A JP 2001198521 A JP2001198521 A JP 2001198521A
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resin
organic solvent
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steel structure
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Koji Matsuda
光司 松田
Akira Suehiro
明 末廣
Shinji Iida
眞司 飯田
Tadashi Nakano
正 中野
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】亜鉛めっき鋼構造物に対する付着性、防食性を
損なうことなく、特に旧塗膜上に塗り重ねた際にリフテ
ィング等を起こすことのない亜鉛めっき鋼構造物の塗装
方法を提供する。 【解決手段】亜鉛めっき鋼構造物の表面に、(A)1分
子中にエポキシ基を1個以上有し、かつ下記有機溶剤
(E)に溶解可能なエポキシ樹脂、(B)カルボニル化
合物でブロック化された第1級アミノ基を2個以上有
し、該ブロック化されたアミノ基以外のアミノ基を有さ
ないケチミン類化合物、(C)鱗片状顔料、(D)脱水
剤及び(E)有機溶剤を含有する塗料であって、該有機
溶剤(E)が、脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃
以上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水
素系溶剤を、該有機溶剤(E)中、95重量%以上含有
する一液型エポキシ樹脂塗料組成物を塗装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、亜鉛めっき鋼構造
物に対する付着性、防食性を損なうことなく、特に旧塗
膜上に塗り重ねた際にリフティング等を起こすことのな
い亜鉛めっき鋼構造物の塗装方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】従来、亜鉛めっき鋼構造物の
塗装には、通常、亜鉛めっき面への適性に優れたエポキ
シ樹脂系の下塗塗装後、耐候性に優れた各種上塗り塗装
が行われることが多い。 しかしながら、通常使用され
るエポキシ樹脂系の塗料は、そのほとんどが主剤と硬化
剤とからなる二液型であり、混合後すぐに硬化反応が進
むため使用可能な時間が極めて短く、作業性に問題があ
った。特に既設の送電用や通信用の鉄塔構造物に塗装を
行う場合には、足場のない高所での作業となるため、可
使時間の制約がないことが、作業性や安全性の点から強
く求められている。
【0003】このため可使時間を長くする方法として、
例えばブロックイソシアネート変性エポキシ樹脂などの
潜在性硬化剤を使用する方法や、硬化剤を使用しないで
常温乾燥性を有するエポキシエステル樹脂などの一液型
エポキシ樹脂塗料を用いるなどの手法があるが、前者は
常温乾燥用としての実用性に乏しく、後者は空気酸化型
であるため厚膜塗装であると塗膜内部が乾燥しないうち
に塗膜表面の乾燥が進む、いわゆる中うみが発生しやす
く、さらに一般に二液型エポキシ樹脂塗料からの塗膜に
比べて耐溶剤性が劣り、この上に塗装する上塗塗料の種
類によっては、チヂミが発生するため使用可能な上塗塗
料が大きく限定されるといった問題があった。
【0004】これらの問題を解決できるものとして、特
開平8−217859号公報には、エポキシ樹脂とケチ
ミン化合物と脱水剤と添加樹脂(変性エポキシ樹脂、キ
シレン樹脂、石油樹脂など)を含有する一液型エポキシ
樹脂塗料が開示されており、乾燥性や付着性に優れた塗
膜が得られるものである。しかしながら該塗料は、貯蔵
安定性を良くするなどのために溶剤組成中にケトン系溶
剤などの強溶剤を多く含んでおり、特にこの塗料を亜鉛
めっき面に残る旧塗膜上に塗装した場合に、旧塗膜が該
塗料中の強溶剤に侵され、リフティングが発生するとい
った問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく鋭意検討した結果、特定の一液型エポキシ
樹脂塗料組成物を塗装する方法が、亜鉛めっき鋼構造物
に対する付着性、防食性を損なうことなく、特に旧塗膜
上に塗り重ねた際にリフティング等を起こすことのない
ことを見出し本発明を完成するに至った。
【0006】即ち本発明は、亜鉛めっき鋼構造物の表面
に、(A)1分子中にエポキシ基を1個以上有し、かつ
下記有機溶剤(E)に溶解可能なエポキシ樹脂、(B)
カルボニル化合物でブロック化された第1級アミノ基を
2個以上有し、該ブロック化されたアミノ基以外のアミ
ノ基を有さないケチミン類化合物、(C)鱗片状顔料、
(D)脱水剤及び(E)有機溶剤を含有する塗料であっ
て、該有機溶剤(E)が、脂肪族炭化水素系溶剤及び沸
点148℃以上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ば
れる炭化水素系溶剤を、該有機溶剤(E)中、95重量
%以上含有する一液型エポキシ樹脂塗料組成物を塗装す
ることを特徴とする亜鉛めっき鋼構造物の塗装方法を提
供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で使用される一液型エポキ
シ樹脂塗料組成物は、(A)エポキシ樹脂、(B)カル
ボニル化合物でブロック化された第1級アミノ基を2個
以上有し、該ブロック化されたアミノ基以外のアミノ基
を有さないケチミン類化合物、(C)鱗片状顔料、
(D)脱水剤及び(E)有機溶剤を含有するものであ
る。
【0008】上記エポキシ樹脂(A)は、1分子中にエ
ポキシ基を1個以上、好ましくは平均2個以上、さらに
好ましくは平均2〜5個有する樹脂であって、数平均分
子量が約350〜2000、好ましくは約500〜10
00範囲内にあり、エポキシ当量が約80〜1000、
好ましくは約200〜800範囲内にあることが望まし
く、後記有機溶剤(E)に溶解可能なエポキシ樹脂であ
る。
【0009】上記エポキシ樹脂(A)としては、例え
ば、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエ
ステル型エポキシ樹脂、その他のグリシジルエーテル型
エポキシ樹脂、脂環族エポキシ樹脂;これらのエポキシ
樹脂をアルキルフェノール及び脂肪酸から選ばれる少な
くとも1種の変性剤によって変性されてなる変性エポキ
シ樹脂、アルキルフェノール又はアルキルフェノールノ
ボラック型樹脂とエピクロルヒドリンとを反応させてな
るエポキシ基導入アルキルフェノール又はアルキルフェ
ノールノボラック型樹脂などを挙げることができる。
【0010】上記グリシジルエーテル型エポキシ樹脂
は、例えば、多価アルコール、多価フェノールなどとエ
ピハロヒドリン又はアルキレンオキシドとを反応させて
得ることができるグリシジルエーテル基を有するエポキ
シ樹脂である。上記多価アルコールの例としては、エチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、
グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、ソルビ
トールなどを挙げることができる。また、上記多価フェ
ノールの例としては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン[ビスフェノールA]、2,2−ビス
(2−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2−ヒド
ロキシフェニル)2−(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、ハロゲン化ビスフェノールA、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)メタン[ビスフェノールF]、トリス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、レゾルシン、テ
トラヒドロキシフェニルエタン、1,2,3−トリス
(2,3−エポキシプロポキシ)プロパン、ノボラック
型多価フェノール、クレゾール型多価フェノールなどを
挙げることができる。
【0011】前記グリシジルエステル型エポキシ樹脂と
しては、フタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロ
フタル酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸
ジグリシジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステ
ルなどを挙げることができる。
【0012】前記その他のグリシジル型エポキシ樹脂と
しては、例えば、テトラグリシジルアミノジフェニルメ
タン、トリグリシジルイソシアヌレートなどを挙げるこ
とができる。
【0013】前記脂環族エポキシ樹脂としては、(3,
4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシル)メチル−
3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキ
シレート、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチル
−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、
ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペ
ート、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキ
シルメチル)アジペート、エポリードGT300(ダイ
セル化学工業(株)製、商品名、3官能脂環式エポキシ
樹脂)、エポリードGT400(ダイセル化学工業
(株)製、商品名、4官能脂環式エポキシ樹脂)、EH
PE(ダイセル化学工業(株)製、商品名、多官能脂環
式エポキシ樹脂)などを挙げることができる。
【0014】前記変性エポキシ樹脂は、上記グリシジル
エーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキ
シ樹脂、その他のグリシジルエーテル型エポキシ樹脂又
は脂環族エポキシ樹脂である変性前のエポキシ樹脂をア
ルキルフェノール及び脂肪酸から選ばれる少なくとも1
種の変性剤によって変性したエポキシ樹脂である。上記
変性前のエポキシ樹脂は、平均でエポキシ当量が約25
0以下であることが好適である。
【0015】上記変性剤として使用できるアルキルフェ
ノールとしては、炭素原子数約2〜18のアルキル基を
有するフェノールが好ましく、具体例として、パラt−
ブチルフェノール、パラオクチルフェノール、ノニルフ
ェノールなどを挙げることができる。また上記変性剤と
して使用できる脂肪酸としては、乾性油脂肪酸、半乾性
油脂肪酸が好適であり、具体例として、アマニ油脂肪
酸、サフラワー油脂肪酸、大豆油脂肪酸、ゴマ油脂肪
酸、エノ油脂肪酸、麻実油脂肪酸、ブドウ核油脂肪酸、
キリ油脂肪酸、トウモロコシ油脂肪酸、ヒマワリ油脂肪
酸、綿実油脂肪酸、クルミ油脂肪酸、ゴム種油脂肪酸、
オイチシカ油脂肪酸、魚油脂肪酸、ハイジエン脂肪酸、
トール油脂肪酸及び脱水ヒマシ油脂肪酸などを挙げるこ
とができる。上記変性剤であるアルキルフェノール及び
脂肪酸は、それぞれ1種で又は2種以上を混合して使用
することができる。
【0016】変性エポキシ樹脂は、前記変性前のエポキ
シ樹脂とアルキルフェノール及び/又は脂肪酸である変
性剤とを、必要に応じて触媒の存在下で、100〜20
0℃に加熱することにより得ることができる。変性前の
エポキシ樹脂と変性剤との反応は、エポキシ樹脂中のエ
ポキシ基の当量と、アルキルフェノール中の水酸基と脂
肪酸のカルボキシル基との合計当量との当量比が、前
者:後者の比で、1:0.2〜0.6の範囲内となるよ
うに配合して反応させることが好適である。
【0017】上記ケチミン類化合物(B)は、上記エポ
キシ樹脂(A)の硬化剤であり、カルボニル化合物でブ
ロックされた第1級アミノ基を1分子中に2個以上有
し、該ブロックされたアミノ基以外のアミノ基を有さな
い化合物である。
【0018】ここで「カルボニル化合物でブロックされ
た第1級アミノ基」は、例えば水分の存在によって容易
に加水分解して遊離の第1級アミノ基にかわりうる保護
アミノ基であり、典型的には、下記式(I)
【0019】
【化1】 (式中、R1は水素原子又はアルキル基もしくはシクロ
アルキル基等の1価の炭化水素基を表し、R2はアルキ
ル基又はシクロアルキル基等の1価の炭化水素基を表
す。)で示すことができる。
【0020】ケチミン類化合物(B)は、例えば、1分
子中に第1級アミノ基を2個以上有するポリアミン化合
物をカルボニル化合物と反応させて、ポリアミン化合物
中の第1級アミノ基を実質的に全てブロック化して上記
式(I)で示される保護アミノ基とすることによって得
ることができる。
【0021】上記ブロック化前のポリアミン化合物は、
脂肪族系、脂環族系及び芳香族系のいずれであってもよ
い。該ポリアミン化合物は、一般に、約2000以下、
好ましくは約30〜約1000の範囲内の第1級アミノ
基当量を有することが有利であり、また、一般に約50
00以下、好ましくは約60〜3000の範囲内の数平
均分子量を有することが好適である。
【0022】上記ポリアミン化合物の具体例としては、
エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、ポリ(オキシプロピレ
ン)ジアミンなどの脂肪族ポリアミン類;キシリレンジ
アミン、ジアミノジフェニルメタン、フェニレンジアミ
ンなどの芳香族ポリアミン類;イソホロンジアミン、
1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサンなどの脂環族
ポリアミン類を挙げることができる。
【0023】上記ポリアミン化合物をブロック化するた
めに使用される前記カルボニル化合物としては、例え
ば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソプロピ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケト
ン、シクロヘキサノンなどのケトン類;アセトアルデヒ
ド、ベンズアルデヒドなどのアルデヒド類などを挙げる
ことができる。
【0024】前記ポリアミン化合物を上記ケトン類でブ
ロックすることによってケチミン化でき、また上記アル
デヒド類でブロックすることによってアルジミン化でき
る。本発明におけるケチミン類化合物(B)は、ケチミ
ン化したもの、アルジミン化したもののいずれをも包含
するものとする。
【0025】前記ポリアミン化合物と上記カルボニル化
合物との反応は、それ自体既知の方法によって行うこと
ができ、その際、ポリアミン化合物中に存在する実質的
にすべての第1級アミノ基が、カルボニル化合物と反応
するような量的割合及び反応条件で反応される。該反応
(脱水反応)を容易に進行させるためメチルイソブチル
ケトン、メチルエチルケトンのような水溶性に乏しく且
つ立体障害の小さいケトン類を上記カルボニル化合物と
して使用することが一般に有利である。上記ケチミン類
化合物(B)の配合割合は、前記エポキシ化合物(A)
中のエポキシ基1当量に対して、ケチミン類化合物
(B)のカルボニル化合物が脱離して第1級アミノ基を
生成したポリアミン化合物のアミノ基に結合する活性水
素の合計が0.5〜5.0当量、好ましくは0.6〜
3.0当量になるような割合で用いることが塗膜の硬化
性、非粘着性、防食性の観点から望ましい。
【0026】上記鱗片状顔料(C)は、塗膜硬化時の収
縮応力の緩和や防食性の向上の点から配合されるもので
あり、具体例としては、例えばアルミニウム粉、マイ
カ、タルクなどが使用できる。特にアルミニウム粉やマ
イカは好適である。該鱗片状顔料(C)の含有量は、そ
の種類によって適宜選択され、例えばアルミニウム粉で
は顔料体積濃度(以下「PVC」と略すことがある)で
3〜8%、マイカではPVC5〜15%、タルクでは1
0〜30%の範囲内が夫々好適であり、合計でもPVC
が50%を超えないことが望ましい。該PVCが上記範
囲より少ないと目的とする効果が得られず、一方上記範
囲を超える塗料の貯蔵安定性が低下したり、塗膜性能に
悪影響を及ぼすので好ましくない。
【0027】上記脱水剤(D)としては、それ自体既知
の脱水剤を使用することができ、その代表例として以下
のものを挙げることができる。
【0028】粉末状で多孔性に富んだ金属酸化物又は
炭化物質;例えば、合成シリカ、活性アルミナ、ゼオラ
イト、活性炭など、 CaSO4 、CaSO4 ・1/2H2 O、Ca
Oなどの組成を有するカルシウム化合物類;例えば、焼
き石膏、可溶性石膏、生石灰など、 金属アルコキシド類;例えば、アルミニウムイソプロ
ピレート、アルミニウム sec−ブチレート、テトライソ
プロピルチタネート、テトラn−ブチルチタネート、ジ
ルコニウム2−プロピレート、ジルコニウムn−ブチレ
ート、エチルシリケート、ビニルトリメトキシシランな
ど、 有機アルコキシ化合物類;例えば、オルトギ酸メチ
ル、オルトギ酸エチル、ジメトキシプロパンなど、 単官能イソシアネート類;例えば、メチルイソシアネ
ート、エチルイソシアネート、プロピルイソシアネー
ト、アディティブTI(住友バイエルウレタン(株)
製、商品名)など。
【0029】これらの脱水剤は、単独で又は2種以上併
用して使用することができる。該脱水剤(D)の使用量
は、塗料組成物中に含まれる水分量及び脱水剤の吸収、
吸着能又は水との反応性によって異なるが、貯蔵安定性
及び塗膜性能などの点から、一般的には塗料組成物の重
量を基準にして、0.2〜25重量%、好ましくは0.
5〜15重量%の範囲内であることが適当である。
【0030】上記有機溶剤(E)は、塗料組成物の各成
分の均一溶解又は分散化、粘度調整などの目的で使用さ
れる。有機溶剤(E)は、塗料組成物を旧塗膜の上に塗
り重ねたとき、旧塗膜のリフティングを起こさないこと
が必要であり、脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃
以上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水
素系溶剤を、該有機溶剤(E)中、95重量%以上含有
するものである。
【0031】上記脂肪族炭化水素系溶剤及び高沸点芳香
族炭化水素系溶剤の具体例としては、例えば、VM&P
ナフサ、ミネラルスピリット、ソルベント灯油、芳香族
ナフサ、ソルベントナフサ、ソルベッソ100、ソルベ
ッソ150、ソルベッソ200[「ソルベッソ」はエッ
ソ石油社の登録商標]、スワゾール310、スワゾール
1000、スワゾール1500[「スワゾール」はコス
モ石油社の登録商標]などの比較的溶解力の小さい脂肪
族系又は芳香族系炭化水素類;n−ブタン、n−ヘキサ
ン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソノナン、n−デ
カン、n−ドデカン、シクロペンタン、シクロヘキサ
ン、シクロブタンなどの脂肪族炭化水素類などが用いら
れる。
【0032】本発明方法で使用する塗料組成物中の有機
溶剤は、すべてが脂肪族炭化水素系溶剤又は高沸点芳香
族炭化水素系溶剤であることが最も好ましいが、有機溶
剤中に、脂肪族炭化水素系溶剤及び高沸点芳香族炭化水
素系溶剤以外のその他の有機溶剤を5%以下、好ましく
は3%以下含有していてもよい。その他の有機溶剤量が
増すと、塗り重ね時に旧塗膜のリフティング等を起こし
やすくなる。
【0033】有機溶剤(E)の含有量は、特に限定され
るものではなく、塗料状態や塗料粘度を適性範囲に保持
できる量であればよく、通常、塗料中に20〜80重量
%となる量である。
【0034】本発明で使用される一液型エポキシ樹脂塗
料組成物には、必要に応じて、塗膜硬化時の収縮応力の
緩和や速乾性の点から改質用樹脂成分を、また亜鉛めっ
き面の活性制御、付着性向上の点からシランカップリン
グ剤を配合することができる。
【0035】該改質用樹脂成分としては、例えばエポキ
シ基を有さない変性エポキシ樹脂、キシレン樹脂、トル
エン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂、石油樹脂などが
挙げられる。
【0036】上記シランカップリング剤としては、例え
ばγ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキ
シシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N
−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシランなどのアミノ基含有シラ
ンカップリング剤;γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキ
シシランなどのグリシジル基含有シランカップリング
剤;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどの
メルカプト基含有シランカップリング剤;ビニルトリメ
トキシシランなどのビニル基含有シランカップリング剤
などが挙げられる。
【0037】上記一液型エポキシ樹脂塗料組成物には、
さらに必要に応じて、亜鉛末;着色顔料、体質顔料、防
錆顔料などの上記以外の顔料類;増粘剤、可塑剤、充填
剤、分散剤等の添加剤などを配合することができる。
【0038】本発明方法では、亜鉛めっき鋼構造物の表
面に、上記の通り得られる一液型エポキシ樹脂塗料組成
物を塗装するものである。
【0039】亜鉛めっき鋼構造物とは、各種亜鉛めっき
鋼板面、例えば溶融亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼
板、鉄―亜鉛合金めっき鋼板、ニッケル−亜鉛合金めっ
き鋼板、アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板、これらの
めっき鋼板に各種化成処理が施されてなるものなどの亜
鉛めっき鋼板面を有する構造物であり、本発明方法は特
に送電用又は通信用の鉄塔などの鋼構造物に対して有用
である。また本発明方法は、亜鉛めっき鋼構造物の塗り
替えにも有用であり、残存する旧塗膜上に塗り重ねた際
にもリフティング等が起こらない。
【0040】塗装方法としては、ハケ塗り、スプレー塗
装、各種コーター塗装などの一般的な方法を用いること
ができる。
【0041】上記一液型エポキシ樹脂塗料組成物の塗装
は、特に限定されるものではないが、一般にはクリヤ塗
料の場合には、塗装1回あたり乾燥膜厚で約5〜80μ
m、好ましくは約10〜50μm、顔料を含有するエナ
メル塗料の場合には塗装1回あたり乾燥膜厚で約10〜
150μm、好ましくは約25〜120μmの範囲内と
なるように行われ、通常1〜2回塗装される。
【0042】また本発明方法では、上記一液型エポキシ
樹脂塗料組成物を塗装、乾燥させた塗膜の上に、必要に
応じて上塗塗料を塗装することができる。該上塗塗料と
しては、特に制限なく、それ自体既知の上塗塗料を使用
でき、例えば、アルキド樹脂系、塩化ゴム系、エポキシ
樹脂系、シリコンアルキド樹脂系、ウレタン樹脂系、シ
リコンアクリル樹脂系、フッ素樹脂系などの塗料を使用
することができる。上塗塗料の塗装の前に中塗塗装を行
なってもよい。
【0043】上記上塗塗料の塗装方法としては、ハケ塗
り、スプレー塗装、各種コーター塗装などの一般的な方
法を用いることができ、その塗装は、特に限定されるも
のではないが、一般には塗装1回あたり乾燥膜厚で約5
〜100μm、好ましくは約15〜50μmの範囲内と
なるように行われ、通常1〜2回塗装される。
【0044】
【発明の効果】本発明方法によれば、亜鉛めっき鋼構造
物の表面に、付着性、防食性に優れた塗膜が形成でき、
特に旧塗膜上に塗り重ねた際にもリフティング等の問題
を起こすことがない。
【0045】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。「部」及び「%」は、それぞれ「重量部」及び
「重量%」を意味する。
【0046】塗料組成物の製造 製造例1 容器に、「ハリポールEP−450」(注1)100
部、脱水剤であるビニルトリメトキシシラン20部、タ
ルク(比重2.6)70部、二酸化チタン50部、「A
ソルベント」(注2)73部を順次仕込み混合したもの
を、サンドミルにてツブが60μm以下(JIS K5
400 分散度A法による)となるまで顔料分散を行な
った。この顔料分散物313部に「ケチミンA」(注
3)10部を仕込み、混合、撹拌して塗料組成物を得
た。 (注1)「ハリポールEP−450」:ハリマ化成社
製、商品名、アルキルフェノール変性ビスフェノールA
型エポキシ樹脂の固形分60%有機溶剤溶液(有機溶剤
の組成は脂肪族炭化水素系溶剤である) (注2)「Aソルベント」:日本石油社製、商品名、ミ
ネラルスピリット (注3)「ケチミンA」:メタキシリレンジアミンのケ
チミン化物 製造例2〜9 製造例1において、配合組成を下記表1に示すとおりと
する以外、製造例1と同様の操作を行い、各塗料組成物
〜を得た。但し、マイカは比重2.7のものを使用
し、製造例6においては、「ハリポールEP−450」
のかわりに「エピコート1001」(注4)の固形分6
0%トルエン溶液を用いて顔料分散を行った。表1にお
ける(注4)〜(注7)は、それぞれ下記の意味を有す
る。 (注4)「エピコート1001」:油化シェルエポキシ
社製、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、固形
分100% (注5)「日石ネオポリマー120」:日本石油社製、
石油樹脂、固形分100% (注6)「アルペースト0300X」:東洋アルミニウ
ム社製、リーフィングアルミペースト、固形分65%、
比重2.7(固形分として) (注7)「アルペースト1200N」:東洋アルミニウ
ム社製、ノンリーフィングアルミペースト、固形分65
%、比重2.7(固形分として)
【0047】
【表1】
【0048】実施例1〜5及び比較例1〜4 上記製造例1〜9で得た各塗料組成物を下塗塗料として
用いて夫々、3×70×150mmの溶融亜鉛めっき鋼
板上に刷毛にて乾燥膜厚で約40μmとなるように塗布
し、温度20℃・湿度65%RHの雰囲気中で24時間
放置後、その上にエポキシ樹脂系中塗塗料「レタン中塗
E」(関西ペイント社製)を乾燥膜厚で約35μmとな
るように塗布し、温度20℃・湿度65%RHの雰囲気
中で24時間放置後、さらにポリウレタン樹脂系上塗塗
料「レタン6000」(関西ペイント社製)を乾燥膜厚
で約30μmとなるように塗布し、温度20℃・湿度6
5%RHの雰囲気中で7日間乾燥して各塗板を作成し
た。得られた各塗板について、下記試験方法に基いて各
種試験を行った。その試験結果を後記表2に示す。 (*1)促進サイクル試験:各塗板を、促進耐候性試験
(JIS K-54009.8 サンシャインウェザオメ
ーター)に3時間、次いで耐湿性試験(JISK-540
0 9.2温度50℃・湿度95%RH以上の恒温恒湿
槽)に3時間供し、次いで温度20℃・湿度75%RH
の雰囲気で18時間放置することを1サイクルとして3
0サイクル試験に供し、試験後の塗膜外観を観察した。
次いで塗面上にナイフで互いに60度の角度で交わり素
地に達するクロスカット傷を入れた。このクロスカット
傷の上からセロハン粘着テープを付着させ、テープの一
方の端を持って塗面を直角に保ち、瞬間的に引き剥がし
塗膜の剥離程度を観察し、下記基準で評価した。 ○:塗面外観に異常なく、テープテストでクロスカット
傷部からいずれかの方向に1.5mm未満の剥がれがあ
る △:塗面外観に異常なく、テープテストでクロスカット
傷部からいずれかの方向に1.5mm以上5mm未満の
剥がれがある ×:塗面に錆、フクレ、はがれが発生している、あるい
はテープテストでクロスカット傷部の大部分に剥がれが
ある (*2)塩水噴霧試験:各塗板を温度35℃で240時
間塩水噴霧試験に供し、(*1)と同様の方法で評価し
た。 (*3)耐湿性試験:各塗板を、温度50℃・湿度95
%RH以上の恒温恒湿槽に240時間置き、(*1)と
同様の方法で評価した。 (*4)旧塗膜適性:3×70×150mmの溶融亜鉛
めっき鋼板を温度50℃、湿度95%RH以上の恒温恒
湿槽に240時間置いた後、鋼板表面をウエスで拭き、
長油性フタル酸樹脂系シアナミド鉛錆止め塗料「SDシ
アナミドサビナイト」(関西ペイント社製)をエアスプ
レーで乾燥膜厚が30μmとなるように塗布した。これ
を促進耐候性試験(サンシャインウェザオメーター)5
00時間に供した後、塗面上にナイフでクロスカット傷
を入れたものを被塗板とした。該被塗板に、上記実施例
及び比較例に示すように製造例1〜11で得た各塗料組
成物及び中塗塗料、上塗塗料を順次塗装してなる塗板
を、温度20℃・湿度60%RHの雰囲気中に放置し、
塗面が乾燥した際の塗面の状態を観察した。評価基準は
下記の通りである。 ○:異常なし △:部分的に塗膜のリフティング発生 ×:全面に塗膜のリフティング発生
【0049】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 正 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AE03 CA13 CA33 DB05 EB32 EB33 EC13 EC23 EC30 EC54 4J038 CM022 CR012 DA092 DB001 DB021 DB091 DB261 DB262 DB302 HA026 HA166 HA176 HA376 HA436 JA01 JA16 JB18 KA03 KA06 KA08 KA20 NA01 NA03 NA12 PC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】亜鉛めっき鋼構造物の表面に、(A)1分
    子中にエポキシ基を1個以上有し、かつ下記有機溶剤
    (E)に溶解可能なエポキシ樹脂、(B)カルボニル化
    合物でブロック化された第1級アミノ基を2個以上有
    し、該ブロック化されたアミノ基以外のアミノ基を有さ
    ないケチミン類化合物、(C)鱗片状顔料、(D)脱水
    剤及び(E)有機溶剤を含有する塗料であって、該有機
    溶剤(E)が、脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃
    以上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水
    素系溶剤を、該有機溶剤(E)中、95重量%以上含有
    する一液型エポキシ樹脂塗料組成物を塗装することを特
    徴とする亜鉛めっき鋼構造物の塗装方法。
  2. 【請求項2】一液型エポキシ樹脂塗料組成物が、エポキ
    シ基を有さない変性エポキシ樹脂、キシレン樹脂、トル
    エン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂及び石油樹脂から
    選ばれる少なくとも1種の樹脂成分を含有する請求項1
    記載の塗装方法。
  3. 【請求項3】一液型エポキシ樹脂塗料組成物による塗膜
    上に、さらに着色上塗り塗料を塗装する請求項1記載の
    塗装方法。
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