JPS63184057A - 健康デ−タ測定便器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は各種健康データを検出する手段を一体的に組込
んだ便器に関する。

（従来の技術） トイレを使用する際に尿を採取し、この尿を試験紙に含
浸させ、分析器にかけて尿中の糖、タンパク等の含有量
を検出する方法が特開昭５７−５９１１３８号等として
知られている。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した方式によれば、毎日の日常生活において尿の分
析によって判断できる病気を予防することはできても十
分とは言えない。

即ち、成人病等を予防するには尿データの他に血圧、心
拍等も必須の健康データであり、これらデータを総合的
に判断しなければならない。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決すべく本発明は、各種尿データを検出
する検出手段と、血圧及び心拍を検出する検出手段とを
便器自体に一体的に組込むようにした。

（作用） 用便の際に尿を採取して各種尿データを検出し、これと
同時に使用者の体の一部から血圧、心拍等を検出し、こ
れら各種データを制御装置を介して所定の表示部に表示
する。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。

第１図は本発明に係る便器の全体斜視図であり、便器（
１）の底板（２）の前部には体重計（３）が設けられ、
底板（２）の後部には排気ファン及び配管等を内蔵した
ボックス部（４）が設けられ、このボックス部（４）の
下部には排気用の吸引窓（５）が形成され、ボックス部
（４）の上部には洗浄水を貯溜するロータンク（６）が
設けられ、ボックス部（４）からは前方に向って便器本
体（７）が張り出している。

便器本体（７）の上面には便座（８）及び蓋（９）が設
けられ、また便器本体（７）の構造は第２図の断面図に
示すように、ポール面（１０）のうち放尿が直接当たる
部分に複数の温度センサー（１１）・・・を埋設してい
る。このように温度センサー（１１）・・・を直接法が
当たる部分に埋設することで尿の温度が低下しないうち
に尿温を測定でき、また温度センサー（１１）・・・を
複数個埋設することで最も高い温度を採用すればよいこ
ととなり信頼性の高いデータを検出できる。

また便器本体（７）のポール面（ｌＯ）にはモーター（
４１）によって開閉する開閉弁（４２）を設けて採尿部
（１３）としている、弁体（４３）の上部にはストレー
ナ（４４）を設けて導管内にゴミ等の異物が入ることを
防止している。更に便器本体（７）のポール部の後部上
方には第３図に示すように試験紙力セラ）（１４）及び
光電センサー（１５）を設け、前記採尿部（１３）内に
採取した尿をポンプ（４Ｂ）及び導管（１Ｂ）を介して
カセット（１４）から繰り出された試験紙（１７）に滴
下し、試験紙（１７）の発色の度合いをフォトダイオー
ド等を組込んだ光電センサー（１５）によって検出し、
尿中の糖、タンパク、ウロビリ及び潜血の含有量を測定
する。

尚、尿の採取手段については、上記のものに限らず１便
器本体（７）内において左右に揺動するアームの先端又
は前後に伸縮する伸縮アームの先端に採尿部を設は尿を
吸引採取するようにしてもよい。

また導管は、定期的または随昨洗剤で洗浄しスケールの
付着を防止するようにしている。

一方、前記ボックス部（４）の右側からは前方に張り出
し部（１８）が一体重に形成され、この張り出し部（！
８）の前面には血圧及び心拍を検出する検出手段（１９
）を設けている。

この検出手段（１９）は指を挿入することができるバン
ドとなっており、このバンドは内部にエアーを供給でき
る二重構造をなし、バンドに指を挿入した状態でバンド
内にエアーを供給し、指を強く圧迫して血液の流れを一
旦止め、次いで徐々にエアーを抜き、血液が流れ初めだ
ときの血圧を最高血圧、エアーを完全に抜き、血液の流
れが通常状態に戻ったときの血圧を最低血圧として検出
する。また心拍については脈音センサーにて測定する。

以上に述べた温度センサー（１１）、光電センサー（１
５）及び検出手段（１８）によって検出されたデータは
制御装置（４５）のメモリーに格納され、格納されたデ
ータは張り出し部（１８）の上面に設けた表示パネル（
２０）に表示される。

尚、将来的には上記各種データを医療機関と直結した中
央管理センターに伝送し、専門家による登録者の集中健
康管理も可使となる。

次に前記表示パネルの一例を第４図に基いて説明する。

表示パネル（２０）は３つの部分に分けられ、右側部分
には通常の便器洗浄操作ボタン、局部洗浄装置操作ボタ
ン（２１）・・・が設けられ、中央部分には各種警告ラ
ンプを設け、左側部分には各種データの表示部を設けて
いる。具体的にはランプ（２２）は試験紙のカセットが
セットされていないことを示し、ランプ（２３）は洗剤
が不足していることを示し、ランプ（２４）は断水状態
を示し、ランプ（２５）は尿不足であることを示し、ラ
ンプ（２６）は試験紙がないことを示し、ランプ（２７
）はその他の部分の故障を示すようになっており、また
表示部（２８）は各種尿データを示し１表示部（２８）
は血圧、心拍数等を示し、更にボタン（３０）は登録者
ボタンである。

この登録者ボタン（３０）は検査対象を特定するための
ものであり、健康データを経時的にグラフ等によって表
示したり、前記した中央管理センターに検査データを伝
送する場合に対象者を特定するためのものである。

第５図は別実施例を示す図であり、この実施例にあって
はロータンク（６）の左側面に揺動アーム（３１）を取
付け、この揺動アーム（３１）の先端面に血圧、心拍及
び心電を検出する検出手段（１９）を設けている。尚、
揺動アーム（３１）の高さ位置は前方へ揺動した状態で
使用者の心臓の位置と略等しくなる位置が好ましい。ま
たこの実施例にあっては表示パネル（２０）をトイレの
壁面に取付けている。

（発明の効果） 以上に説明した如く本発明によれば、通常の日常生活に
おいて、人間の鰭康管理に必要な各種データを検査する
ことができ極めて便利である。

また各種データの測定も使用者が特別の操作をすること
なくボタン等を押すだけで足りるので、老人等であって
も簡単に使用できる等多くの効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る便器の全体斜視図、第２図は便器
の断面図、第３図は尿データ検出手段を示す図、第４図
は表示パネルの一例を示す図、第５図は別実施例を示す
図である。 尚、図面中（１）は便器、（３）は体重計、（７）は便
器本体、（１１）は温度センサー、（１３）は採尿部、
（１５）は尿データ検出手段、（１９）は血圧、心拍検
出手段、（２０）は表示パネルである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 尿中に含有される特定成分の割合を検出する検出手段と
   、使用者の血圧及び心拍を検出する検出手段とを便器の
   一部として一体的に組込んだことを特徴とする健康デー
   タ測定便器。