JPH0454452Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0454452Y2 JPH0454452Y2 JP1987010514U JP1051487U JPH0454452Y2 JP H0454452 Y2 JPH0454452 Y2 JP H0454452Y2 JP 1987010514 U JP1987010514 U JP 1987010514U JP 1051487 U JP1051487 U JP 1051487U JP H0454452 Y2 JPH0454452 Y2 JP H0454452Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conduit
- urine
- toilet bowl
- water
- toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 claims description 35
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 24
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 6
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 229940077085 diagnostic agent for diabetes testing Drugs 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 1
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- 102000004169 proteins and genes Human genes 0.000 description 1
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は尿中に含有される各種成分を検出して
表示する尿データ測定用便所装置に関する。
表示する尿データ測定用便所装置に関する。
(従来の技術)
放尿の一部を採取し、これをセンサーによつて
分析し、尿中の糖分等の含有量を検出すること
で、日常生活において糖尿病等の検査を行えるよ
うにした便所装置として、特開昭59−217844号或
いは特開昭60−117157号に開示されるものが知ら
れている。
分析し、尿中の糖分等の含有量を検出すること
で、日常生活において糖尿病等の検査を行えるよ
うにした便所装置として、特開昭59−217844号或
いは特開昭60−117157号に開示されるものが知ら
れている。
特開昭59−217844号に開示される装置は便器の
ボール面から尿を採取し、これを分析した後その
尿を便器のトラツプ部へ排出するようにしてお
り、特開昭60−117157号に開示される装置は便器
のボール面から採取した尿を分析した後、再びボ
ール面に排出するようにしている。
ボール面から尿を採取し、これを分析した後その
尿を便器のトラツプ部へ排出するようにしてお
り、特開昭60−117157号に開示される装置は便器
のボール面から採取した尿を分析した後、再びボ
ール面に排出するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点)
上述した従来の装置にあつては、分析後の尿を
導管を介してトラツプ内の封水中又はボール面に
排出するようにしているため、導管中を封水又は
洗浄水が逆流するおそれがある。そして導管中を
水が逆流すると、分析のために採取した尿が希釈
され正確な分析値が得られない。
導管を介してトラツプ内の封水中又はボール面に
排出するようにしているため、導管中を封水又は
洗浄水が逆流するおそれがある。そして導管中を
水が逆流すると、分析のために採取した尿が希釈
され正確な分析値が得られない。
また、上述した装置では、導管内は尿が通過す
るだけであり、このため導管内にスケールが付着
し、詰りが発生しやすく、更に先の分析に用いた
尿が導管中に残るため他人の尿と混ざり正確な分
析が行えないという問題がある。
るだけであり、このため導管内にスケールが付着
し、詰りが発生しやすく、更に先の分析に用いた
尿が導管中に残るため他人の尿と混ざり正確な分
析が行えないという問題がある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決すべく本考案は、採尿部にて
採取した尿を分析器に導く導管の開口を便器のボ
ール面上方に臨ませるとともに、導管に洗浄用の
給水管を接続するようにした。
採取した尿を分析器に導く導管の開口を便器のボ
ール面上方に臨ませるとともに、導管に洗浄用の
給水管を接続するようにした。
(作用)
便器の採尿部に溜つた尿は導管を介してボール
面の上方まで運ばれ、分析器の試験紙等に滴下さ
れ、分析後は給水管からの水で導管内を洗浄し、
次いで導管内の水を排出して次の分析に備える。
面の上方まで運ばれ、分析器の試験紙等に滴下さ
れ、分析後は給水管からの水で導管内を洗浄し、
次いで導管内の水を排出して次の分析に備える。
(実施例)
以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
する。
第1図は本考案に係る便所装置の縦断面図、第
2図は同装置の平面図であり、便器1のボール部
2の開口3は従来の開口よりも後方部分が大きく
なつている。
2図は同装置の平面図であり、便器1のボール部
2の開口3は従来の開口よりも後方部分が大きく
なつている。
ボール部2の前部には尿を採取するための開閉
弁8を設け、この開閉弁8に導管9の一端部を接
続している。
弁8を設け、この開閉弁8に導管9の一端部を接
続している。
この開閉弁8はモータ23により開閉され採尿
時等必要な時のみ開き、異物が導管9に入るのを
防止するとともに、弁体22の上部にはストレー
ナ21を設けて異物が入るのを防止するようにし
ている。
時等必要な時のみ開き、異物が導管9に入るのを
防止するとともに、弁体22の上部にはストレー
ナ21を設けて異物が入るのを防止するようにし
ている。
導管9の途中には小型ポンプ10を設けるとと
もに導管9は便器1の側面に沿つて後方に配管さ
れ、その他端はボール部2の後部、即ち従来の便
器にあつてはボール部となつていなかつた部分に
上方から臨んでいる。また導管9の出口付近には
尿が通過したことを検知する尿通過センサー24
を設け、試験紙12に尿が滴下されたことを検知
し、検知後所定時間後に小型ポンプ10の駆動を
停止するようにしている。
もに導管9は便器1の側面に沿つて後方に配管さ
れ、その他端はボール部2の後部、即ち従来の便
器にあつてはボール部となつていなかつた部分に
上方から臨んでいる。また導管9の出口付近には
尿が通過したことを検知する尿通過センサー24
を設け、試験紙12に尿が滴下されたことを検知
し、検知後所定時間後に小型ポンプ10の駆動を
停止するようにしている。
そして、前記導管9が臨む部分には分析器11
が設けられている。この分析器11は第2図に示
す如く、試験紙12を収納したカセツト13と、
フオトダイオード等を組込んだセンサー14とか
らなり、カセツト13及びセンサー14は例えば
ボール部2の上部内側面に取付けられる。
が設けられている。この分析器11は第2図に示
す如く、試験紙12を収納したカセツト13と、
フオトダイオード等を組込んだセンサー14とか
らなり、カセツト13及びセンサー14は例えば
ボール部2の上部内側面に取付けられる。
また、前記導管9のポンプ10よりも上流側に
は便器洗浄用タンク17から伸びる給水管18が
接続され、この給水管18の途中には小型ポンプ
19及びバルブ20を設けている。
は便器洗浄用タンク17から伸びる給水管18が
接続され、この給水管18の途中には小型ポンプ
19及びバルブ20を設けている。
以上において使用者がスタートスイツチをオン
として放尿を行うと、ボール部2の開閉弁8を開
き尿を採取し、ポンプ10によつて導管9を介し
て分析器11の位置まで運び、カセツト13から
自動的に引き出された試験紙12上に所定時間滴
下し、尿を滴下したことによる発色の度合いを所
定時間後センサー14にて検出し、尿中の糖分、
タンパク、ウロビリ或いは潜血の量を測定し、こ
の測定値を制御装置15を介して表示器16に表
示する。
として放尿を行うと、ボール部2の開閉弁8を開
き尿を採取し、ポンプ10によつて導管9を介し
て分析器11の位置まで運び、カセツト13から
自動的に引き出された試験紙12上に所定時間滴
下し、尿を滴下したことによる発色の度合いを所
定時間後センサー14にて検出し、尿中の糖分、
タンパク、ウロビリ或いは潜血の量を測定し、こ
の測定値を制御装置15を介して表示器16に表
示する。
また、センサー14による測定が終了したなら
ば、試験紙12をそのまま便器1に棄てた後、ポ
ンプ10およびポンプ19を作動させ、バルブ2
0を開として、導管9およびポンプ10の洗浄を
行う。本実施例では、ポンプ19の吐水能力をポ
ンプ10の吐水能力より大きく設置している為、
導管9とポンプ10の洗浄が同時に行えるが、ま
ずポンプ10を動かしポンプ10部を洗浄し、次
にポンプ10を停止し、導管9を洗浄してもよ
い。このとき開閉弁8は開状態としておき、導管
9内に溜つている尿を便器のトラツプ内に排出す
る。この時洗浄水は開閉弁8からボール部2に噴
出するが、弁体22及びストレーナー21により
ボール部2内より飛び出すことはない。
ば、試験紙12をそのまま便器1に棄てた後、ポ
ンプ10およびポンプ19を作動させ、バルブ2
0を開として、導管9およびポンプ10の洗浄を
行う。本実施例では、ポンプ19の吐水能力をポ
ンプ10の吐水能力より大きく設置している為、
導管9とポンプ10の洗浄が同時に行えるが、ま
ずポンプ10を動かしポンプ10部を洗浄し、次
にポンプ10を停止し、導管9を洗浄してもよ
い。このとき開閉弁8は開状態としておき、導管
9内に溜つている尿を便器のトラツプ内に排出す
る。この時洗浄水は開閉弁8からボール部2に噴
出するが、弁体22及びストレーナー21により
ボール部2内より飛び出すことはない。
次いで導管9内が洗浄水で満たされたならばバ
ルブ20を閉、ポンプ19をオフとし、ポンプ1
0を駆動し、導管9に残つている水を排出し、次
の分析に備える。
ルブ20を閉、ポンプ19をオフとし、ポンプ1
0を駆動し、導管9に残つている水を排出し、次
の分析に備える。
尚、図示例にあつては、採尿部7を便器のボー
ル部に設けたが、便器内に進退可能或いは揺動可
能としたアーム先端に採尿部を設け、大便時には
このアームを邪魔にならない位置まで引き込むよ
うにしてもよい。
ル部に設けたが、便器内に進退可能或いは揺動可
能としたアーム先端に採尿部を設け、大便時には
このアームを邪魔にならない位置まで引き込むよ
うにしてもよい。
(考案の効果)
以上に説明した如く本考案によれば、日常生活
において各種の尿データを検出することができ極
めて便利であるとともに、尿分析器に尿を滴下す
る導管の開口を便器のボール部上方に臨ませたた
め、当該開口を介して導管中を洗浄水等が逆流す
ることなく、また、測定した後には導管内を洗浄
できるのでスケールが溜ることなく、更に洗浄後
の水を排出できるので正確な分析値を検出するこ
とができる。
において各種の尿データを検出することができ極
めて便利であるとともに、尿分析器に尿を滴下す
る導管の開口を便器のボール部上方に臨ませたた
め、当該開口を介して導管中を洗浄水等が逆流す
ることなく、また、測定した後には導管内を洗浄
できるのでスケールが溜ることなく、更に洗浄後
の水を排出できるので正確な分析値を検出するこ
とができる。
また、洗浄用の給水管を便器洗浄用タンクに接
続し、洗浄水を供給する場合には万が一洗浄水が
逆流したとしても便器洗浄用タンクに入るだけで
あり水道管へは逆流しないため、飲料水を汚染す
ることはない。
続し、洗浄水を供給する場合には万が一洗浄水が
逆流したとしても便器洗浄用タンクに入るだけで
あり水道管へは逆流しないため、飲料水を汚染す
ることはない。
第1図は本考案に係る便所装置の断面図、第2
図は分析器の概略構成図である。 尚、図面中1は便器、2はボール部、6は採尿
孔、7は採尿部、9は導管、11は分析器、18
は給水管である。
図は分析器の概略構成図である。 尚、図面中1は便器、2はボール部、6は採尿
孔、7は採尿部、9は導管、11は分析器、18
は給水管である。
Claims (1)
- 採尿部を有する便器と、前記採尿部に一端が開
口し、他端が便器のボール面の上方に開口する導
管と、この導管の途中に一端が接続され他端が便
器洗浄用タンクに接続される洗浄用の給水管と、
前記導管の他端開口の近傍に設けられ導管から滴
下された尿を分析する分析器とからなることを特
徴とする尿データ測定用便所装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987010514U JPH0454452Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | |
US07/149,190 US4961431A (en) | 1987-01-27 | 1988-01-27 | Toilet device with health examination system |
EP88300665A EP0278631B1 (en) | 1987-01-27 | 1988-01-27 | Toilet device with health examination system |
CA000557523A CA1324415C (en) | 1987-01-27 | 1988-01-27 | Toilet device with health examination system |
DE8888300665T DE3879726T2 (de) | 1987-01-27 | 1988-01-27 | Toilettengeraet mit einem system zur gesundheitsuntersuchung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987010514U JPH0454452Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63118566U JPS63118566U (ja) | 1988-08-01 |
JPH0454452Y2 true JPH0454452Y2 (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=30796878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987010514U Expired JPH0454452Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0454452Y2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6391562A (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-22 | Omron Tateisi Electronics Co | 尿自動検査装置 |
JPS6394159A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-25 | Omron Tateisi Electronics Co | 尿自動検査装置 |
JPS6394158A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-25 | Omron Tateisi Electronics Co | 尿自動検査装置 |
JPS6396554A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-27 | Omron Tateisi Electronics Co | 尿自動検査装置 |
-
1987
- 1987-01-27 JP JP1987010514U patent/JPH0454452Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6391562A (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-22 | Omron Tateisi Electronics Co | 尿自動検査装置 |
JPS6394159A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-25 | Omron Tateisi Electronics Co | 尿自動検査装置 |
JPS6394158A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-25 | Omron Tateisi Electronics Co | 尿自動検査装置 |
JPS6396554A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-27 | Omron Tateisi Electronics Co | 尿自動検査装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63118566U (ja) | 1988-08-01 |
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