JP2713776B2 - 尿データ分析用便器 - Google Patents

尿データ分析用便器

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JP2713776B2
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洋式 山崎
直記 ▲塚▼村
好信 内村
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は尿中に含まれる特定成分の定量分析を行う機
能を備えた便器に関する。
(従来の技術) 用便の際の時間を利用して尿中の糖、タンパク、ウロ
ビリノーゲン及び潜血の有無及び割合いを測定するよう
にした便器として実開昭63−120162号に開示されるもの
がある。
上記便器は便器の一部から採取した尿を配管を介して
分析装置の試験紙上に滴下し、試験紙に含ませた試薬と
尿とを反応させて発色せしめ、この発色した部分に光を
当てその反射光量を測定することで尿中の特定成分の割
合いを知るようにしている。
試験紙を用いた分析にあっては、特定の成分が含まれ
ているか否かという定性分析については正確に行える
が、含まれている特定成分の量がどれだけかという定量
分析については正確に行えない。そして成人病の予防に
あたっては特定成分の量が重要となる。尿の定量分析を
行う方法として、試薬を用いた吸光光度定量法が存在す
る。この方法を採用した検尿便器が特開平01−178866号
公報に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 便器は検尿のみに利用されるわけではなく、通常の排
泄行為とりわけ大便による汚損を考慮すれば、排尿部は
簡単な構造で洗浄しやすいことが要求される。前出の特
開平1−178866号公報に開示される便器を利用すれば、
尿成分の定量分析が可能であるが、採尿部の底部に接続
された送給管路が常に開口した状態であり、一旦管路が
詰ってしまえば、洗浄はおろか測定も不可能な状態に陥
ってしまう。
(課題を解決するための手段) 本発明は、便器のボール空間に向けて排泄された尿の
一部を採取する採尿部と、採取した尿の定量分析を行う
分析手段と、この分析手段へ尿を搬送する搬送手段とを
備え、前記採尿部からの尿の採取を前記ボール空間に進
出自在に設けられた吸引ノズルを用いて行う。
(作用) 排泄された尿の一部を吸引ノズルで吸い上げ、尿供給
管を介して分光光度計のセル内に供給し、これとともに
試薬供給管を介してセル内に試薬を供給し、尿と試薬と
を反応させて呈色させる。そしてセル内を挟んで対向配
置した発光素子と受光素子とにより、透過光量を測定す
ることで尿中の特定成分の含有割合いを算出する。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る尿データ分析用便器の斜視図、
第2図は同便器のボックス部内を示す側面図である。
便器1のボール面2の一部には採尿部3を形成し、便
器1の後部上面にはロータンクを収めたボックス部4を
設け、便器1の左側には指血圧計5を便器1の右側には
操作ボックス部6を配置している。
前記ボックス部4内には分光光度計7を設けている。
分光光度計7は石英等からなるセル8を挟んで対向する
位置に発光素子9と受光素子10を配置し、発光素子9か
ら出て、セル8を通過した光を受光素子10にて受けるこ
とで透過光量を知ることができる。
またセル8上方には尿供給管11、試薬供給管12及び洗
浄管13を臨ませ、尿供給管11及び試薬供給管12の途中に
はポンプPを設け、尿供給管11の便器内に臨む先部には
昇降自在な吸引ノズル14を設けている。
以上において尿中の特定成分の割合いを検出するに
は、放尿をした後吸引ノズル14を採尿部3まで伸ばして
尿を吸引し、尿供給管11を介して分光光度計7のセル8
内に入れ、これと同時に試薬供給管12を介して所定量の
試薬をセル8内に滴下して呈色させ、この呈色の濃淡を
透過光量によって測定し、これから尿中の特定成分の割
合いを算出し、壁面等に取付けられている表示盤15に表
示する。
尚、尿中の複数の成分の割合いを知るには、夫々試薬
が異なるため、分光光度計のセル8を測定する成分の数
だけ用意し、同時に複数の成分の割合いを測定してもよ
い。
このようにして特定成分の含有割合いの分析が終了し
たら洗浄管13からセル8内に洗浄水等を供給し、次の測
定に備える。ここでセル8内に洗浄水を残すのは測定誤
差を生じる原因となるので、1回の分析毎に洗浄水とと
もにエアーを供給してセル8内に水を残さないようにす
るのが好ましい。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、採尿部に採取さ
れた尿をボール空間に進出自在な吸引ノズルで採取して
定量分析を行うようにしたので、採尿部を簡単な構造と
することが可能となり、通常の排泄行為に伴い採尿部が
汚損された時でも洗浄もしくは拭き取り等により簡単に
清掃が可能となる。また、吸引ノズル自体も尿の採取時
のみ出現するので汚れる心配がない。そして尿中に含ま
れる成分の定量分析が精度良く可能となり、健康管理の
指標として有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る尿データ分析用便器の斜視図、第
2図は同便器のボックス部内の側面図である。 尚、図面中、1は便器、3は採尿部、7は分光光度計、
11は尿供給管、14は吸引ノズル。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−53159(JP,A) 特開 平1−178866(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器のボール空間に向けて排泄された尿の
    一部を採取する採尿部と、 採取した尿の定量分析を行う分析手段と、 この分析手段へ尿を搬送する搬送手段とを備え、 前記採尿部からの尿の採取を前記ボール空間に進出自在
    に設けられた吸引ノズルを用いて行うことを特徴とする
    尿データ分析用便器。
JP21921389A 1989-08-25 1989-08-25 尿データ分析用便器 Expired - Fee Related JP2713776B2 (ja)

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WO2012074164A1 (ko) * 2010-12-03 2012-06-07 주식회사 메카시스 스트립 수납부재 및 이를 포함하는 소변검사장치

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