JPH0435809Y2 - - Google Patents

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JPH0435809Y2
JPH0435809Y2 JP1253087U JP1253087U JPH0435809Y2 JP H0435809 Y2 JPH0435809 Y2 JP H0435809Y2 JP 1253087 U JP1253087 U JP 1253087U JP 1253087 U JP1253087 U JP 1253087U JP H0435809 Y2 JPH0435809 Y2 JP H0435809Y2
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JP
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urine
conduit
analyzer
toilet bowl
toilet
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JP1253087U
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JPS63120163U (ja
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Priority to US07/149,190 priority patent/US4961431A/en
Priority to EP88300665A priority patent/EP0278631B1/en
Priority to CA000557523A priority patent/CA1324415C/en
Priority to DE8888300665T priority patent/DE3879726T2/de
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は尿中の糖分等の各種尿データを測定す
ることを可能とした尿データ測定用便器の排気構
造に関する。
(従来の技術) 便器に採尿部を設け、この採尿部にて採取した
尿を導管中を通して分析器まで送り、尿中の成分
を分析するようにした便所装置として、特開昭59
−217844号或いは特開昭60−117157号に開示され
るものが知られている。
特開昭59−217844号に開示されるものは、採尿
部にて採取した尿を導管を介して液体クロマトグ
ラフまで送り、分析した後の尿を同じく導管を介
してトラツプ部に排出するようにしており、特開
昭60−117157号に開示される装置は便器のボール
面から採取した尿を分析した後、再び導管を介し
てボール面に排出するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来の装置にあつては、分析後の尿を
導管を介してトラツプ内の封水中又はボール面に
排出するようにしているため、導管中を封水又は
洗浄水が逆流するおそれがある。そして導管中を
水が逆流すると、分析のために採取した尿が希釈
され正確な分析値が得られない。
そこで、導管の端部を便器のボール面上方に臨
ませて、この端部から分析器へ尿を滴下すること
が考えられるが、尿滴下に伴なう異臭を除くこと
ができない。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、採尿部にて
採取した尿を分析器に導く導管の開口を便器のボ
ール面上方に臨ませるとともに、分析器近傍に排
気用の吸引口を形成した。
(作用) 尿滴下に伴つて発生する異臭(尿臭)は吸引口
から吸引され外部に排気される。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
第1図は本考案に係る排気構造を適用した便器
の平面図、第2図は同便器の断面図であり、便器
1のボール部2の前部をなす内側壁3にはポツプ
アツプ式の開閉弁7を設け採尿部6とし、この開
閉部7に導管8の一端を接続し、この導管8の他
端をボール部2の後部上方で一側に寄つた位置に
設けた分析器9に臨ませている。
また導管8の出口付近には尿通路検出センサー
21を設けている。
分析器9は第3図に示すように試験紙10を多
数収納するとともに導管8の下方へ一枚づつ試験
紙10を送り出すカセツト11と、尿滴下による
試験紙10の発色を検出するフオトダイオード等
を組込んだセンサー12とからなつている。
また、便器1の後部にはボツクス部13を連設
し、このボツクス部13内には洗剤タンクにつな
がる配管14及び排気用の配管15を設け、配管
15の途中には排気フアン16を設けている。そ
して前記ボツクス部13の上部は配管14とつな
がる洗浄水の通路17とされ、この通路17には
洗浄水をボール面に流し出すための孔18…が形
成されている。更に便器1の上部には前記排気用
の配管15がつながる排気路19が形成され、こ
の排気路19はボール部13の上部側面で且つ前
記分析器9に近接する位置に吸引口20を形成し
ている。
以上において、尿はボール部の採尿部6に流れ
込み、この尿をポンプ等によつて導管8を介して
分析器9の位置まで運び、カセツト11から自動
的に引き出された試験紙10上に所定時間滴下
し、尿を滴下したことによる発色の度合いをセン
サー12にて検出し、尿中の糖分、タンパク、ウ
ロビリ或いは潜血の量を測定し、この測定値を制
御装置を介して表示器に表示する。
そして、以上の尿データ測定中において、排気
フアン16を駆動し、吸引口20、排気路19及
び配管15を介して分析器9周辺の空気を外部に
排出し、異臭が便所内に籠らないようにする。こ
こで排気フアン16は常時オンにしておいてもよ
いし、便器1の付近に人体検知センサーを設けて
おき人が近づき人体検知センサーが検知した時に
オンし、検知しなくなるとオフするようにしても
よい。この場合には尿データ測定中だけでなく通
常の使用においても異臭を排出することができ
る。又は、尿通過検知センサー21が尿を検知し
た時に排気フアン16をオンし、所定時間後にオ
フするようにしてもよい。
第4図及び第5図は、他の実施例を示すもので
あり、第4図は一部断面した側面図、第5図は一
部断面した平面図である。30は洗浄用タンクを
覆うとともに尿データ測定用の分析器9、制御部
等を収納するケーシングであり、前部には便座3
2、便蓋31を枢着している。
分析器9はボール部13側に突出したケーシン
グの前部に設けられており、分析器9を収納して
いるケーシングの側壁には吸引口20を設けると
ともに外部につながる排気路19を設けて尿デー
タ測定中の異臭を排出するようにしている。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案によれば、便器に設
けた採尿部に溜めた尿を導管を介して分析器の試
験紙に滴下するにあたり、ボール部上方から滴下
するようにしたので導管中を洗浄水等が逆流する
ことがなく、また尿の滴下中に排気フアンを駆動
して異臭を排除できるため、使用に不快感が伴な
うことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る排気構造を適用した便器
の平面図、第2図は同便器の断面図、第3図は分
析器の概略構成図、第4図は他の実施例を示す一
部断面した側面図、第5図は一部断面した平面図
である。 尚、図中1は便器、2はボール部、8は導管、
9は分析器、15は排気用の配管、16は排気フ
アン、19は排気路、20は吸引口である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 便器に設けた採尿部に導管の一端を接続し、こ
    の導管の他端を便器のボール部の上部内方に配置
    した尿データ分析器に臨ませ、更に尿データ分析
    器近傍には排気用の吸引口を形成したことを特徴
    とする尿データ測定用便器の排気構造。
JP1253087U 1987-01-27 1987-01-30 Expired JPH0435809Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1253087U JPH0435809Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30
US07/149,190 US4961431A (en) 1987-01-27 1988-01-27 Toilet device with health examination system
EP88300665A EP0278631B1 (en) 1987-01-27 1988-01-27 Toilet device with health examination system
CA000557523A CA1324415C (en) 1987-01-27 1988-01-27 Toilet device with health examination system
DE8888300665T DE3879726T2 (de) 1987-01-27 1988-01-27 Toilettengeraet mit einem system zur gesundheitsuntersuchung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1253087U JPH0435809Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63120163U JPS63120163U (ja) 1988-08-03
JPH0435809Y2 true JPH0435809Y2 (ja) 1992-08-25

Family

ID=30800745

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