JPH0573175B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0573175B2 JPH0573175B2 JP20996787A JP20996787A JPH0573175B2 JP H0573175 B2 JPH0573175 B2 JP H0573175B2 JP 20996787 A JP20996787 A JP 20996787A JP 20996787 A JP20996787 A JP 20996787A JP H0573175 B2 JPH0573175 B2 JP H0573175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urine
- test strip
- reservoir
- toilet bowl
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 25
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000007405 data analysis Methods 0.000 claims description 2
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
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- 238000009535 clinical urine test Methods 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は試験紙を尿に浸すことで尿中の各種デ
ータを分析するようにした装置に関する。
ータを分析するようにした装置に関する。
(従来の技術)
放尿の一部を採取し、これをセンサー、試験紙
等によつて分析し、尿中の糖分等の含有量を検出
することで、日常生活において健康管理が行える
ようにした装置が特開昭57−59168号、実開昭62
−14373号及び特開昭62−111039号として知られ
ている。
等によつて分析し、尿中の糖分等の含有量を検出
することで、日常生活において健康管理が行える
ようにした装置が特開昭57−59168号、実開昭62
−14373号及び特開昭62−111039号として知られ
ている。
(発明が解決しようとする問題点)
上述した装置を使用することで日常生活におい
て尿データを測定でき、健康管理に役立つのであ
るが、特開招57−59168号公報に開示される便器
にあつては尿溜り部(採尿つぼ)が便器前方下部
に設けられており、特に女性においては尿を尿溜
り部に溜めることが困難であり極めて使用しにく
い。また採尿後の試験紙を尿に浸す作業及びその
試験紙を分析器に挿入する作業は直接手で持つて
行なわなければならず、使用者の指や衣服に尿が
付着することが考えられ衛生面で問題がある。
て尿データを測定でき、健康管理に役立つのであ
るが、特開招57−59168号公報に開示される便器
にあつては尿溜り部(採尿つぼ)が便器前方下部
に設けられており、特に女性においては尿を尿溜
り部に溜めることが困難であり極めて使用しにく
い。また採尿後の試験紙を尿に浸す作業及びその
試験紙を分析器に挿入する作業は直接手で持つて
行なわなければならず、使用者の指や衣服に尿が
付着することが考えられ衛生面で問題がある。
実開昭62−14373号公報に開示される装置にあ
つては既存の便器のボール面側部に尿溜り部が設
けてあり、その使用にあたつては尿以外の汚物等
が混入しやすく測定の精度が低下することが考え
られる。
つては既存の便器のボール面側部に尿溜り部が設
けてあり、その使用にあたつては尿以外の汚物等
が混入しやすく測定の精度が低下することが考え
られる。
特開昭62−111039号公報には尿の分折を行うセ
ンサ及び駆動装置が開示されているが、駆動装置
が便器取付壁の内側にあり、そのメンテナンス性
が極めて悪いものとなつている。また、センサ自
体を直接尿に接触させて検尿を行なうので、セン
サが不純物の付着によつて劣化するばかりでな
く、不純物を取り除くための洗浄機構も必要とな
り家底で使用するには大掛りな装置となつてい
た。
ンサ及び駆動装置が開示されているが、駆動装置
が便器取付壁の内側にあり、そのメンテナンス性
が極めて悪いものとなつている。また、センサ自
体を直接尿に接触させて検尿を行なうので、セン
サが不純物の付着によつて劣化するばかりでな
く、不純物を取り除くための洗浄機構も必要とな
り家底で使用するには大掛りな装置となつてい
た。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決すべく本発明は、便器の一部
を側方に膨出せしめて尿溜り部を形成し、この尿
溜り部の上方に試験紙を上下させる昇降機構と試
験紙に非接触の光電センサとを設けた。
を側方に膨出せしめて尿溜り部を形成し、この尿
溜り部の上方に試験紙を上下させる昇降機構と試
験紙に非接触の光電センサとを設けた。
(作用)
使用者が昇降機構に試験紙を取付けると、試験
紙は昇降機構によつて尿溜り部まで降下し、尿が
付着した試験紙は昇降機構によつて引き上げら
れ、この後尿溜り部上方に設けたセンサによつて
尿中のタンパク等を分析する。
紙は昇降機構によつて尿溜り部まで降下し、尿が
付着した試験紙は昇降機構によつて引き上げら
れ、この後尿溜り部上方に設けたセンサによつて
尿中のタンパク等を分析する。
(実施例)
以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本発明に係る分析器の斜視図、第2図
は尿溜り部の縦断面図であり、便器1の前部上面
には便座2及び便蓋3が開閉自在に取付けられ、
後部には洗浄タンク等を内蔵したボツクス部4が
設けられている。
は尿溜り部の縦断面図であり、便器1の前部上面
には便座2及び便蓋3が開閉自在に取付けられ、
後部には洗浄タンク等を内蔵したボツクス部4が
設けられている。
また便器1の一側部は外方への膨出部5とさ
れ、この膨出部5内を尿溜り部6としている。こ
の尿溜り部6上面は便器1のボール面7と連続し
ており、ボール面7のうち放尿が当る部分から尿
溜り部6に向つて徐々に高さが低くなるように
し、放尿の一部が自然に尿溜り部6内に流入する
ようにしている。
れ、この膨出部5内を尿溜り部6としている。こ
の尿溜り部6上面は便器1のボール面7と連続し
ており、ボール面7のうち放尿が当る部分から尿
溜り部6に向つて徐々に高さが低くなるように
し、放尿の一部が自然に尿溜り部6内に流入する
ようにしている。
また便器1の上部は二重構造とされ、この中を
洗浄水通路8とし、この洗浄水通路8内に供給し
た洗浄水を孔9を介してボール面7及び尿溜り部
6内に流し出すようにしている。
洗浄水通路8とし、この洗浄水通路8内に供給し
た洗浄水を孔9を介してボール面7及び尿溜り部
6内に流し出すようにしている。
更に、尿溜り部6の上方にはケース10を設
け、このケース10内に昇降機構11及びセンサ
12を配設している。ここで昇降機構11はモー
タによつて回転するドラム13にワイヤ14を巻
回し、このワイヤ14の先端にクリツプ15を取
付けた構成となつている。またセンサ12はリン
ク機構を介して進退動可能とされるとともに反射
測光式の光電センサを用いているために試験紙と
は非接触であり、ケース10下面には開閉自在な
蓋体16を設け、測定の際には蓋体16を閉じ、
測定空間に余分な光が入り込まないようにしてい
る。
け、このケース10内に昇降機構11及びセンサ
12を配設している。ここで昇降機構11はモー
タによつて回転するドラム13にワイヤ14を巻
回し、このワイヤ14の先端にクリツプ15を取
付けた構成となつている。またセンサ12はリン
ク機構を介して進退動可能とされるとともに反射
測光式の光電センサを用いているために試験紙と
は非接触であり、ケース10下面には開閉自在な
蓋体16を設け、測定の際には蓋体16を閉じ、
測定空間に余分な光が入り込まないようにしてい
る。
以上において、尿中の糖分、タンパク、ウロビ
リ、潜血等を検出するには、未使用の試験紙17
を使用者がクリツプ15に取付け、モータの回転
によつてドラム13を回転させてワイヤ14とと
もに試験紙17を尿溜り部6まで降下させる。こ
のとき蓋体16は下方に回動して試験紙17の降
下の邪魔にならないようにしている。そして、試
験紙17下端を尿18に浸して試験紙17に尿を
付着させた後、ドラム13を逆方向に回転させ、
尿が付着した試験紙17を引き上げ、センサ12
にて各種尿データを分析する。
リ、潜血等を検出するには、未使用の試験紙17
を使用者がクリツプ15に取付け、モータの回転
によつてドラム13を回転させてワイヤ14とと
もに試験紙17を尿溜り部6まで降下させる。こ
のとき蓋体16は下方に回動して試験紙17の降
下の邪魔にならないようにしている。そして、試
験紙17下端を尿18に浸して試験紙17に尿を
付着させた後、ドラム13を逆方向に回転させ、
尿が付着した試験紙17を引き上げ、センサ12
にて各種尿データを分析する。
尚、図示例にあつては昇降装置11としてドラ
ム13、ワイヤ14及びクリツプ15を組合せた
ものを用いたが、昇降装置11の構造は任意であ
る。
ム13、ワイヤ14及びクリツプ15を組合せた
ものを用いたが、昇降装置11の構造は任意であ
る。
(発明の効果)
以上に説明した如く本発明によれば、便器の側
部を外方へ膨出させ、これを尿溜り部としたの
で、使用者はボール面に放尿するだけで自然に尿
溜り部に尿を溜めることができ、側方に膨出して
いることから汚物等の混入を防ぐことが可能であ
り精度の高い検尿が行なえる。更にその使用にあ
たつては使用者は不自然な姿勢を強要されること
はなく極めて使用しやすい。
部を外方へ膨出させ、これを尿溜り部としたの
で、使用者はボール面に放尿するだけで自然に尿
溜り部に尿を溜めることができ、側方に膨出して
いることから汚物等の混入を防ぐことが可能であ
り精度の高い検尿が行なえる。更にその使用にあ
たつては使用者は不自然な姿勢を強要されること
はなく極めて使用しやすい。
また昇降機構と光電センサとが尿溜り部の上方
に位置しているので、試験紙を尿に浸す作業及び
試験紙をセンサにて分析する作業において使用者
が試験紙に触れることがなく衛生的であり、セン
サも試験紙に対して非接触であるから不純物が付
着することによつて性能が劣化することがなく且
つセンサ自体の洗浄機構も不要であるので構造が
簡略化できる。そして万が一の故障の時でもメン
テナンスが容易に行なえる。
に位置しているので、試験紙を尿に浸す作業及び
試験紙をセンサにて分析する作業において使用者
が試験紙に触れることがなく衛生的であり、セン
サも試験紙に対して非接触であるから不純物が付
着することによつて性能が劣化することがなく且
つセンサ自体の洗浄機構も不要であるので構造が
簡略化できる。そして万が一の故障の時でもメン
テナンスが容易に行なえる。
また本発明における膨出部を備えた便器は通常
の便器としての使用でも何ら問題がないことは言
うまでもない。
の便器としての使用でも何ら問題がないことは言
うまでもない。
第1図は本発明に係る尿データ分析装置の全体
図、第2図は尿溜り部の縦断面図である。 尚、図面中、1は便器、5は膨出部、6は尿溜
り部、11は昇降機構、12はセンサ、13はド
ラム、14はワイヤ、15はクリツプ、17は紙
験紙である。
図、第2図は尿溜り部の縦断面図である。 尚、図面中、1は便器、5は膨出部、6は尿溜
り部、11は昇降機構、12はセンサ、13はド
ラム、14はワイヤ、15はクリツプ、17は紙
験紙である。
Claims (1)
- 1 便器の一部を側方への膨出部とし、この膨出
部にボール面に放たれた尿の一部が流れ込む尿溜
り部を形成し、この尿溜り部の上方に試験紙を尿
溜り部に対して昇降させる昇降機構と、試験紙に
付着した尿中に含まれる成分を分析する試験紙と
は非接触の光電センサとを設けたことを特徴とす
る尿データ分析装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20996787A JPS6453159A (en) | 1987-08-24 | 1987-08-24 | Urine data analyzing apparatus |
DE88307717T DE3885220T2 (de) | 1987-08-24 | 1988-08-19 | Toilette mit Vorrichtung zum Feststellen der Zusammensetzung von Urin. |
EP88307717A EP0308080B1 (en) | 1987-08-24 | 1988-08-19 | Toilet with urine constituent measuring device |
CA000575458A CA1333011C (en) | 1987-08-24 | 1988-08-23 | Toilet with urine constituent measuring device |
US07/235,504 US4962550A (en) | 1987-08-24 | 1988-08-24 | Toilet with urine constituent measuring device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20996787A JPS6453159A (en) | 1987-08-24 | 1987-08-24 | Urine data analyzing apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6453159A JPS6453159A (en) | 1989-03-01 |
JPH0573175B2 true JPH0573175B2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=16581647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20996787A Granted JPS6453159A (en) | 1987-08-24 | 1987-08-24 | Urine data analyzing apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6453159A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02279791A (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-15 | Kiyouseki Seihin Gijutsu Kenkyusho:Kk | 絹雲母の表面処理方法、絹雲母の固体潤滑剤および絹雲母の固体潤滑剤を分散させた潤滑油組成物 |
JPH02278563A (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-14 | Olympus Optical Co Ltd | 情報記録再生装置用記録媒体回転機構 |
JPH02279792A (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-15 | Kiyouseki Seihin Gijutsu Kenkyusho:Kk | Mcaの表面処理方法、mcaの固体潤滑剤およびmcaの固体潤滑剤を分散させた潤滑油組成物 |
JPH0339155U (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-16 | ||
JPH0339148U (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-16 | ||
JPH0339154U (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-16 | ||
JPH0339147U (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-16 | ||
JPH0339153U (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-16 | ||
JPH0339150U (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-16 | ||
JPH0339152U (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-16 |
-
1987
- 1987-08-24 JP JP20996787A patent/JPS6453159A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6453159A (en) | 1989-03-01 |
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