JPS60168839A

JPS60168839A - 水洗式座式便器

Info

Publication number: JPS60168839A
Application number: JP2372184A
Authority: JP
Inventors: 酒井　長貞
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-02-10
Filing date: 1984-02-10
Publication date: 1985-09-02
Also published as: JPH0529737B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本件発明は便や尿を検査するために構成した水洗式の座
式便器に関するものである。

従来の水洗式の座式便器は、汚物受は槽が短く珪つ大き
な角度の斜面を有した形状となっていた。このために、
便や尿は汚物受は槽には溜らず直接に、便槽内の溜り水
の中に落下したり、あるいは、汚物受は槽に落下しても
すぐに便槽内の溜り水の中に流れ込むようになっていた
。

しかし、このような構造であると、便や尿は便槽の水の
中にあるために、便器内の糞尿を目視で検査したり、あ
るいは、取り出して検査したりまた、含まれている成分
を分析することは出来なかった。このために、便や尿を
検査する場合には座式の便器を利用することは出来なか
ったのである。

これに対して、本件発明は、汚物受は槽を前後に長くし
、あるいは便槽をより後方に位置させると共に、汚物受
は槽の前後の傾斜をなくし、さらに、便槽口の上方から
、取り外し自在の蓋を被せるように構成することにより
、容品に目視で便や尿を検査することが出来、また、汚
物受は槽内に便や尿を溜めることが出来るために、簡単
に便や尿の成分等をセンサーで掲出することも出来、さ
らに、従来の形状の便器であっても、便槽の上部に蓋を
被せることにより、便や尿が便槽内に流れ込むのを阻止
することが出来、簡単に便や尿の色艶や形状及び成分等
を知ることが出来、これら便や尿によって健康状態のチ
ェック等が出来るようにすることを目的としたものであ
る。

本件発明の目的は以上の通りであり、つぎに添（−Ｊの
図面に基づいて本件発明の詳細な説明する。

従来における座式構造の便器は、第１図に示す如く、平
面視が楕円状の縁１内の前部に斜面状の汚物受は槽２を
設け、さらに該汚物受は槽２の後部にば便槽３を位置し
、これら全体を陶器等で一体構成していたのであった。

４は便座であり、５は上蓋である。

よって、便座４上に座ったままで便や尿を排出すると、
便は矢方向の如く便槽３内に直接に落下し、あるいは汚
物受は槽２に落下して、溜り水のｉｎ’ｌっでいる便槽
３内に滑り落ちるのであり、また尿も汚物受は槽２から
便槽３内に流れ込むのである。このために、便槽内の便
や尿の色艶や形状及び成分等を、目視であるいは測定器
で検知し、健康状態を知ることは出来なかったのである
。

しかし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のときには黒い便が出て
くることが多く、また、腸の機能の低下によって水様便
や泥状の便あるいは固形側等が出て来たり、さらに、直
腸ガンや大腸ガンの場合には血便が出てきたりするので
ある。

また、糖尿病や肝炎あるいは肝硬変のときには糖の多い
尿が出てくるし、高血圧の場合にはコレステロールの多
い尿や、塩分の多い尿が出てくるのである。

このために、本件発明は第２図、第３図及び第４図に示
す如く、便器内の汚物受は槽２を前方に伸ばしてほぼ水
平状体にし、汚物受は槽２に深情り６を設けたのである
。よって、便器上に座って排便や脱圧をおこなうと、便
は矢方向の如く汚物受は槽２上に落下して、汚物受は槽
２から便槽３内にはずぐに流れ落ちないのである。また
、尿の排出によって汚物受は槽２の深情り６内に溜って
いた水を押し流し、ここに尿が溜るのである。よって、
便や尿を検査する場合には、便器の前部が長くな９てい
るために、便器の前方上部から便器内を覗きこんで、こ
れら便や尿を目視で検査することが出来、また、汚物受
は槽２や深情り６にセンサー７・８等を設けて、便や尿
の成分等を検知し、表示パネル９にて知ることが出来る
のである。

そして、これら検査等が終わったら、しＲ−１８の１Ｍ
作によって水タンク９内の水を便器内に放出し、洗い流
すのである。このようにして洗い流したあとの便槽３内
には、再びきれいな水が溜るのである。そして、深情り
６内に溜っていた尿も水によって押し流され、深情り６
内には再び奇麗な水が溜るのである。

つぎに、汚物受は槽２や深情り６内に溜った便や尿をセ
ンサー７・８によって検知するには、第５図に示す如く
、汚物受は槽２の一部を透明ガラス面１０とし、このガ
ラス面１０の下部に形状や色艶及び成分を検知するセン
サー７を装備し、さらに該センサー７から上部のガラス
面１０を突き抜けて成分を検知する検知棒１１を突出さ
せたのである。

このセンサー７によって検知された便の形状や色艶及び
成分は、コントロールボ・ノクス１３内で数４ｉ’ｊに
変換され、便所の壁等に装備した表示）くネル９にてそ
れぞれ知るようにしたのである。

そして、深情り６の側部にもセンサー８を装備し、該セ
ンサー８によって検知した成分等もコントロールボック
ス１３で数値に変換され、表示ツクネル９にて表示する
ことが出来るようにしたのである。そして、尿の成分等
を検出しない場合には、バルブ１９のコック１９ａを「
閉Ｊの状態にして、深情り６からセンサー８方向に尿が
流れ込まなも）ようにするようにしである。

また、第６図の如く、深情り６の下部と便槽３間をパイ
プ１２で連結し、該パイプ１２の途中に尿の成分や色を
検知するセンサー８を装備して前記動用に表示パネル９
によって表示する構造とすることも出来る。

つぎに、従来の形状の便器であっても、第７図及び第８
図に示す如く、便や尿の溜り具となる蓋１４を便槽３の
上部に載せ、この蓋１４上に溜った便や尿を目視で検査
することも出来るのである。そして、検査後に便器内に
水を流すと、蓋１４上の便や尿は、蓋１４の後部に設け
である排出孔１４ａから水と共に便槽３内に流れ込むの
である。また、この溜り具となる蓋１４の上部等に、便
や尿の成分を検知するセンサー１５を装備して、それぞ
れの成分を検出することも出来るのである。１７は蓋の
支持把手である。

また、便座４に体温や脈拍数及び呼吸回数を検知するセ
ンサー１６あるいはスイッチ等を装備し、これらセンサ
ー１６等によって、体温（”　Ｃ）　、脈拍数（回／分
）、呼吸回数（回／分）等を検出し、この結果を前記同
様に表示パネル９にて表示するごとも出来るようにしで
ある。

以上の如く本件発明は、汚物受は槽を前後に長くし、あ
るいは便槽をより後方に位置させると共に、汚物受は槽
の前後の傾斜をなくし、さらに、便槽口の上方から、取
り外し自在の蓋を被せるよ・うに措成したことにより、
容易に目視で便や尿を検査することが出来、また、汚物
受は槽内に便や尿を溜めることが出来るために、簡単に
便や尿の成分等をセンサーで掲出することも出来、さら
に、従来の形状の便器であっても、便槽の上部に蓋を被
せることにより、便や尿が便槽内に流れ込むのを■Ｉ止
することが出来、簡単に便や尿の色艶や形状及び成分等
を知ることが出来、これら便や尿によって簡単に健康状
態のチェック等が出来るようにした効果をもたらしたの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の水洗式座式便器の側面断面図。第２図は、本件発明における水洗式座式便器の側面断面
図。第３図は、本件発明における水洗式座式便器の側面断面
図。第４図は、第３図の平面図。第５図は、汚物受は槽及び深情りにセンサーを装備し、
表示パネルで検出する構造とした電気回路図。第６図は、第５図における他の実施例。第７図は、便槽に蓋を被せた状態の便器の側面断面図。第８図は、第７図の平面図。２　・・・汚物受は槽　３　・・・便槽１４　・・・蓋第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、汚物受けＨＩ２を前後に長くし、あるいは便４
ｒ／　３をより後方に位置させると共に、汚物受は槽２
の前後の傾斜をなくしたことを特徴とする水洗式座式便
器。
（２）０便槽口３の上方から、取り外し自在の蓋１４を
被せるように構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第（１１項記載の水洗式座式便器。