JPH0529737B2 - - Google Patents

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JPH0529737B2
JPH0529737B2 JP59023721A JP2372184A JPH0529737B2 JP H0529737 B2 JPH0529737 B2 JP H0529737B2 JP 59023721 A JP59023721 A JP 59023721A JP 2372184 A JP2372184 A JP 2372184A JP H0529737 B2 JPH0529737 B2 JP H0529737B2
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JP
Japan
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urine
receiving tank
sensor
toilet bowl
seat
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JP59023721A
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JPS60168839A (ja
Inventor
Nagasada Sakai
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は便や尿を検査するために構成した水洗
式の座式便器に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、汚物受け槽の部分を水平に配置した
水洗式座式便器に関する技術は公知とされている
のである。例えば実開昭58−145387号公報に記載
の如くである。
本発明はこのように長く水平に構成した汚物受
け槽の部分に尿センサーや便センサーを配置した
ものである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 通常の水洗式座式便器は、汚物受け槽が短く、
かつ大きな角度の斜面を有した形状となつていた
のである。
故に、便や尿は汚物受け槽には溜まらず、直接
に、便槽内の溜まり水の中に落下したり、あるい
は、汚物受け槽に落下してもすぐに便槽内の溜ま
り水の中に流れ込むようになつていた。
しかし、このような構造であると、便や尿は便
槽の水の中にあるために、便器内の糞尿を目視で
検査したり、あるいは取り出して検査したり、ま
た、含まれている成分を分析することは出来なか
つた。このために、便や尿を検査する場合には、
座式の便器を利用することは出来なかつたのであ
る。
これに対して、本発明は、汚物受け槽を前後に
長くし、あるいは便槽をより後方に位置させると
共に、汚物受け槽の前後の傾斜をなくし、汚物受
け槽内に便や尿を溜めることが出来るために、簡
単に便や尿の成分等をセンサーで検出することが
できるように構成したものである。またその他
に、体温脈拍センサー16や健康表示パネル9を
設けて、該排便者の健康状態を色々な面から健康
表示パネル9に表示するのである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、
次に該課題を解決する手段を説明する。
水洗式座式便器の汚物受け槽2を前後に長く
し、前後の傾斜を無くすと共に、該汚物受け槽2
の部分に、便センサー7を配置したものである。
また、水洗式座式便器の汚物受け槽2を前後に
長くし、前後の傾斜を無くすと共に、該汚物受け
槽2の部分に、尿溜まり6を構成する凹部を設
け、該尿溜まり6内に尿センサー8を配置したも
のである。
また、水洗式座式便器の汚物受け槽2を前後に
長くし、前後の傾斜を無くすと共に、該汚物受け
槽2の部分に、尿溜まり6を構成する凹部を設
け、該尿溜まり6内に尿センサー8を配置し、更
に便座4の上面に体温脈拍センサー16を配置し
たものである。
また、水洗式座式便器の汚物受け槽2を前後に
長くし、前後の傾斜を無くすと共に、該汚物受け
槽2の部分に、尿溜まり6を構成する凹部を設
け、該尿溜まり6内に尿センサー8を配置し、更
に近傍に健康表示パネル9を配置し、尿センサー
8よりの信号を表示すべく構成したものである。
(ホ) 実施例 本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以
上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例
の構成を説明する。
従来における座式構造の便器は、第1図に示す
如く、平面視が楕円状の縁1内の前部に斜面状の
汚物受け槽2設け、更に該汚物受け槽2の後部に
は便槽3を位置し、これら全体を陶器等で一体構
成していたのであつた。4は便座であり、5は上
蓋である。
よつて、便座4上に座つたままで便や尿を排出
すると、便は便槽3内に直節に落下し、あるいは
汚物受け槽2に落下して、溜まり水の溜まつてい
る便槽3内に滑り落ちるのである。
また、尿も汚物受け槽2から便槽3内に流れ込
むのである。このために、便槽内の便や尿の色艶
や形状及び成分等を、目視であるいは測定器で検
知し、健康状態を知ることは出来なかつたのであ
る。
しかし、胃漬瘍や十二指腸潰瘍のときには黒い
便が出てくることが多く、また、腸の機能の低下
によつて水様便や、泥状の便あるいは固形便等が
出て来たり、更に、直腸ガンや大腸ガンの場合に
は血便が出てきたりするのである。
また、糖尿病や肝炎あるいは肝硬変のときには
糖の多い尿が出てくるし、高血圧の場合にはコレ
ステロールの多い尿や、塩分の多い尿が出てくる
のである。
このために、本発明は第2図・第3図及び第4
図に示す如く、便器内の汚物受け槽2を前方に伸
ばしてほぼ水平状態にし、汚物受け槽2に尿溜ま
り6を設けたのである。よつて、便器上に座つて
排便や脱尿を行うと、便は矢印方向の如く汚物受
け槽2上に落下して、汚物受け槽2から便槽3内
にはすぐに流れ落ちないのである。
また、尿の排出によつて汚物受け槽2の尿溜ま
り6内に溜まつていた水を押し流し、ここに尿が
溜まるのである。
よつて、便や尿を検査する場合には、便器の前
部が長くなつているために、便器の前方上部から
便器内を覗きこんで、これら便や尿を目視で検査
することが出来、また、汚物受け槽2や尿溜まり
6に便センサー7や尿センサー8等を設けて、便
や尿の成分等を検知し、健康表示パネル9にて知
ることができることである。
そして、これら検査等が終わつたら、レバー1
8の操作によつて水タンク20内を水を便器内に
放出し洗い流すのである。
このようにして洗い流したあとの便槽3内に
は、再び奇麗な水が溜まるのである。そして、尿
溜まり6内に溜まつていた尿は水によつて押し流
され、尿溜まり6内には再び奇麗な水が溜まるの
である。
次に、汚物受け槽2や尿溜まり6内に溜まつた
便や尿を便センサー7や尿センサー8によつて検
知するには、第5図に示す如く、汚物受け槽2の
一部を透明ガラス面10とし、このガラス面10
の下部に形状や色艶及び成分を検知する便センサ
ー7を装備し、更に、該便センサー7から上部の
ガラス面10を突き抜けて成分を検知する検知棒
11を突出させたのである。
このセンサー7によつて検知された便の形状や
色艶及び成分は、コントロールボツクス13内で
数値に変換され、便所の壁等に装備した健康表示
パネル9にてそれぞれ知ることが出来るようにし
たのである。
そして、尿溜まり6の側部にも尿センサー8を
装備し、該尿センサー8によつて検知した成分等
もコントロールボツクス13で数値に変換され、
健康表示パネル9にて表示することが出来るよう
にしたのである。そして尿の成分等を検出しない
場合には、バルブ19のコツク19aを『開』の
状態にし、尿溜まり6からの尿センサー8方向に
尿が流れ込まないようにしてある。
また、第6図の如く、尿溜まり6の下部と便槽
3間をパイプ12で連結し、該パイプ12の途中
に尿の成分や色を検知する尿センサー8を装備し
て、前記同様に健康表示パネル9によつて表示す
る構造とすることもできる。
次に、従来の形状の便器であつても、第7図及
び第8図に示す如く、便や尿の溜まり具となる蓋
14を便槽3の上部に載せ、この蓋14上に溜ま
つた便や尿を目視で検査することもできるのであ
る。
そして、検査後に便器内に水を流すと、蓋14
上の便や尿は、蓋14の後部に設けてある排出孔
14aから水と共に便槽3内に流れ込むのであ
る。
また、この溜まり具となる蓋14の上部等に、
便や尿の成分を検知するセンサー15を装備し
て、それぞれの成分を検出することも出来るので
ある。17は蓋の支持把手である。
また、便座4に体温や脈拍数及び呼吸回数を検
知する体温脈拍センサー16あるいはスイツチ等
を装備し、これら体温脈拍センサー16等によつ
て体温(℃)、脈拍数(回/分)、呼吸回数(回/
分)等を検出し、この結果を前記同様に表示パネ
ル9にて表示することもできるようにしてある。
(ヘ) 発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するのである。
第1図に、水洗式座式便器の汚物受け槽2を前
後に長くし、前後の傾斜を無くすと共に、該汚物
受け槽2の部分に、便センサー7を配置したの
で、排便後の便がすぐに便槽3内に流れ落ちるこ
とが無いので、便センサー7の周囲に便を滞留す
ることが可能となり、便センサー7により便の状
態を瞬時に検出することが出来るのである。便セ
ンサー7による検出後には、洗浄水により汚物受
け槽2の上の便も流すことが出来るのである。
第2に、汚物受け槽2の部分に尿溜まり6を構
成する凹部を設け、該尿溜まり6内に尿センサー
8を配置したので、汚物受け槽2の部分に落下し
た場合に流れ易い尿を、一時的に尿溜まり6内に
溜めて、尿センサー8により尿の成分分析を行う
ことが出来るようになつたのである。
第3に、便座4の上面に体温脈拍センサー16
を配置したので、便座4の上に座つた状態の排便
者の大腿部により、体温と脈拍を計ることが出来
るので、身体に測定用の器具を装着することな
く、座つて排便を行うだけで、健康状態を知るこ
とが出来るのである。
第4に、水洗式座式便器の近傍に健康表示パネ
ル9を配置し、尿センサー8よりの信号を表示す
べく構成したので、座つて排尿を行つている短い
時間内に、健康診断を行い、これを数値として表
示することが可能となつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水洗式座式便器の側面断面図、
第2図は本件発明における水洗式座式便器の側面
断面図、第3図は本発明における水洗式座式便器
の側面断面図、第4図は第3図の平面図、第5図
は汚物受け槽及び尿溜まりにセンサーを装備し、
表示パネルで検出する構造とした電気回路図、第
6図は第5図における他の実施例、第7図は便槽
に蓋を被せた状態の便器の側面断面図、第8図は
第7図の平面図である。 2……汚物受け槽、3……便槽、6……尿溜ま
り、7……便センサー、8……尿センサー、9…
…健康表示パネル、14……蓋、16……体温脈
拍センサー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水洗式座式便器の汚物受け槽2を前後に長く
    し、前後の傾斜を無くすと共に、該汚物受け槽2
    の部分に、便センサー7を配置したことを特徴と
    する水洗式座式便器。 2 水洗式座式便器の汚物受け槽2を前後に長く
    し、前後の傾斜を無くすと共に、該汚物受け槽2
    の部分に、尿溜まり6を構成する凹部を設け、該
    尿溜まり6内に尿センサー8を配置したことを特
    徴とする水洗式座式便器。 3 水洗式座式便器の汚物受け槽2を前後に長く
    し、前後の傾斜を無くすと共に、該汚物受け槽2
    の部分に、尿溜まり6を構成する凹部を設け、該
    尿溜まり6内に尿センサー8を配置し、更に便座
    4の上面に体温脈拍センサー16を配置したこと
    を特徴とする水洗式座式便器。 4 水洗式座式便器の汚物受け槽2を前後に長く
    し、前後の傾斜を無くすと共に、該汚物受け槽2
    の部分に、尿溜まり6を構成する凹部を設け、該
    尿溜まり6内に尿センサー8を配置し、更に近傍
    に健康表示パネル9を配置し、尿センサー8より
    の信号を表示すべく構成したことを特徴とする水
    洗式座式便器。
JP2372184A 1984-02-10 1984-02-10 水洗式座式便器 Granted JPS60168839A (ja)

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JP2372184A JPS60168839A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 水洗式座式便器

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JP2007332614A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Inax Corp 大便器洗浄水量測定治具および該治具を用いて大便器洗浄水量を所定の洗浄水量に設定する方法

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