JPH0254024A - 検尿便器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ集土の利用分野） この発明はセンサにより尿中に含まれる糖、タンパク等
の成分を分析するようにした検尿便器に関する。

（従来の技術） 放尿の一部を採取してセンサにより尿中の糖、タンパク
等を検出するようにした検尿便器として実開昭５９−１
８３９６９号に示されるようなものが知られている。

この検尿便器は、便器の一部に尿溜り部を形成し、この
尿溜り部に溜った尿を配管を介してセンサまで送るよう
にしたものである。

（発明が解決しようとする課題） ところでセンサにより尿成分を分析する場合、当該セン
サに尿が付着するようなことがあると、センサが汚れ、
その後の分析において正確な尿データが得られなくなる
おそれが生ずる。そこでかかるおそれをなくすため、定
期的にセンサの洗浄を行う必要があるが、かかる洗浄に
おいては洗浄後センサが十分に乾くまで時間を要し、従
フてその間は尿分析を行うことができず、このようなと
きに検尿便器の使用者が当該便器により検尿を行うとや
はり正確なデータを得ることができず不具合を生ずるこ
ととなる。

そこでこの発明はかかる従来の課題を解決すべく成され
たもので、その目的とする処は、使用者がしばらくいな
いと推定される時間帯にセンサの洗浄を行い得るように
した検尿便器を提供するにある。

（１ｓ題を解決するための手段） 上記課題を解決するためこの発明は、尿中に含まれる糖
、タンパク等の成分を分析するためのセンサ本体部１６
ａと、このセンサ本体部１８ａを洗浄する洗浄装置２０
とを備えた検尿便器１において、時間を測定するタイマ
を設け、このタイマの出力信号に基づき、当該便器の使
用者がいないと推定される時間帯に前記センサ本体部ｌ
ｅａを洗浄するようにしてなる。

（作用） 使用者がいないときにセンサを洗浄するのであるから、
センサが濡れているときに分析が行なわれることはなく
、従ってセンサの洗浄に伴う誤った分析データが得られ
ることもない。

（実施例） 以下にこの発明の実施例を添付図面に従つて説明する。

第１図はこの発明に係る検尿便器の斜視図、第２図は同
便器の一部断面側面図、第３図は同平面図、第４図、第
５図は検尿装置を示す図である。

便器１の前部上面には便座２＆び便蓋３が設けられ、そ
の−側部には操作部４が、他の側部には血圧計５及びデ
イスプレィ６ａを備えたモデム６が設けられ、後部には
洗浄タンク７、検尿装置８、及びボール９内の水位を変
更する水位変更装置１０等を内蔵したボックス部１１が
設けられている。

前記検尿装置８は、試験紙挿入口１２より挿入された試
験紙１３を把持し、ボール９面に形成された尿温り部１
４内に浸漬せしめる昇降機構１５と、この昇降機構１５
により尿に浸された試験紙１３の変色状況を光学的に分
析するセンサ部１６とからなる。

前記昇降機構１５は駆動用のモータ１５ａと、尿温り部
１４に向かって傾斜するガイド１５ｂと、このガイド１
５ｂに沿って前記モータ１５ａにより昇降する昇降アー
ム１５ｃと、このアーム先端部に設けられた試験紙１３
の把持装置１５ｄとを備えてなり、一方前記センサ部１
６は光センサを内蔵したセンサ本体部１６ａと、このセ
ンサ本体部ｌｅａを支持したガイドレールｔａｂと、こ
のガイドレール１６ｂに沿ってセンサ本体部１６ａを進
退動せしめる駆動用モータ１６ｃと、洗浄後のセンサ本
体部１６ａを乾かすためのブロア一部ｌａｄとを備えて
なる。

かかる構成において本実施例に係る検尿便器によれば、
便ＩＩＩの試験紙挿入口１２より試験紙１３が挿入され
ることを少なくとも一つの条件として、不図示のマイク
ロコンビエータにて次のような手順により検尿を行う。

■先ず、水位変更装置１０を駆動してボール内の水位を
下げ、尿温り部１４を水面下より出現させる。

■その後不図示の尿温検出センサが使用者の放尿を検出
してから所定時間後に、前記昇降機構１５により昇降ア
ーム１５ｃを降下せしめて試験紙１３を尿温り部１４内
に浸漬せしめる。

■更にその後、試験紙１３への採尿がなされると昇降ア
ーム１５ｃを上昇せしめるとともに、センサ本体部１６
ｍを前進せしめて検査を行う。

■そして検査が終了すると昇降機構１５を再度駆動させ
て廃紙な行うとともに、使用者の操作に基づく洗浄がな
された場合には、その後水位変更装置１０を駆動させて
ボール内の水位を元の水位に戻し、尿温り部１４を水面
下に水没させる。

こうして本実施例に係る検尿便器は、一連の検尿操作を
行うのであるが、かかる操作時において前記センサ部１
４ａに試験紙１３からの尿が付着することもあり、これ
によりセンサに汚れ等が生ずると以後の検査において誤
った分析データが得られるおそれがある。

そこでこの実施例では前記洗浄タンク７の水をセンサ本
体部１６ａに吐出して該センサ本体部１６ａを洗浄すべ
く、洗浄タンフッよりセンサ本体部１６ａに洗浄水を導
く洗浄バイブ１フ、１８とポンプ１９からなる洗浄装置
２０を設け、このポンプ１９を前記マイクロコンピュー
タに内蔵したタイマにより、使用者がいないと推定され
る、例えば午前２時又は３時頃に駆動することによりセ
ンサ本体部ｌｅａを洗浄するとともに、前記ブロアーｌ
ａｄで乾かすようにしている。

（発明の効果） 以上の説明より明らかなようにこの発明によれば、予め
定められた検尿便器の使用者がいないと推定される時間
帯にそのセンサ部を洗浄するようにしたため、センサ部
が洗浄後乾き切らないうちに使用されるという不具合を
防止し得、使用者は信頼性を持って当該検尿便器を使用
し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る検尿便器の斜視図、第２図は同
便器の一部断面側面図、第３図は同平面図、第４図、第
５図は検尿装置を示す図である。 そして図面中、１は検尿便器、７は洗浄タンク、１６は
センサ部、１６ａはセンサ本体部、２０は洗浄装置であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 尿中に含まれる糖、タンパク等の成分を分析するための
   センサ本体部と、このセンサ本体部を洗浄する洗浄装置
   とを備えた検尿便器において、時間を測定するタイマを
   設け、このタイマの出力信号に基づき、当該便器の使用
   者がいないと推定される時間帯に前記センサ本体部を洗
   浄するようにしたことを特徴とする検尿便器。