JPH0254025A - 検尿便器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） ゛この発明は尿成分を分析する装置を備えた検尿便器に
関する。

（従来の技術） 放尿の一部を採取してセンサにより尿中の糖、タンパク
等を検出するようにした検尿便器として実開昭５９−１
８３９６９号に示されるようなものが知られている。

この検尿便器は、便器の一部に尿温り部を形成し、この
尿温り部に溜った尿を配管を介してセンサまで送るよう
にしもものである。

（発明が解決しようとする課題） ところでこのように尿温り部に溜った尿を採取して、検
尿を行うようにした場合、その検尿後において当該尿温
り部等を十分に洗浄しておかなければ、次の使用者によ
る検尿において前の使用者の尿が混入されるおそれがあ
り、又ポール内に前使用者の試験紙等が捨てられていた
のでは不快なものとなる。

そこでかかる検尿便器におていはその使用後において十
分に洗浄し得るように給水がなされるが、その検尿後に
おいて使用者が洗浄し忘れた堝合に問題が生ずる。

そこでこの発明はかかる従来の課題を解決すべく成され
たもので、その目的とする処は、使用者が検尿後に洗浄
操作をし忘れたような場合には自動的に洗浄し得、もっ
て清潔感及び信頼性に優れた検尿便器を提供するにある
。

（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するためこの発明は、尿成分を自動的に
分析する装置８を備え、分析終了−使用者の所定の行為
に基づいてボール９内を洗浄する給水手段２２を備えた
検尿便器１において、該便器１の使用者を検出する使用
者検出手段２ａと、前記給水手段２２による洗浄が行わ
れていることを検出する洗浄検出手段２４ａと、前記使
用者検出手段２ａと洗浄検出手段２４ａの出力信号に基
づき、検尿終了後使用者が検出されなくなるまでの間に
前記洗浄が行われたか否かを判断する判断手段とを設け
、該判断手段の出力信号に基づき前記洗浄が行われなか
った場合には、前記給水手段を駆動して洗浄を行う自動
洗浄手段を設けてなる。

（作用） このような構成によれば検尿後便器を洗浄し忘れた場合
でも便器は自動的に洗浄される。

（実施例） 以下にこのｉａ明の実施例を添付図面に従って説明する
。

第１ｔ！ｉｌｌはこの発明に係る検尿便器の斜視図、第
２図は同便器の一部断面側面図、第３図は同平面図、第
４図、第５図は検尿装置を示す図である。

便器１の前部上面には便座２及び便蓋３が設けられ、そ
の−側部には操作部４が、他の側部には血圧計５及びデ
イスプレィ６ａを備えたモデム６が設けられ、後部には
洗浄タンク７、検尿装置８、及びボール９内の水位を変
更する水位変更装置１０等を内蔵したボックス部１１が
設けられている。

前記洗浄タンク７はタンク底部に便器清浄用の排水弁２
３及びこれな駆動するロータリーソレノイド２４とから
なる給水手段２２を備えている。

前記検尿装置８は、試験紙挿入口１２より挿入された試
験紙１３を把持し、ボール面９に形成された尿温り部１
４内に浸漬せしめる昇降機構１５と、この昇降機構１５
により尿に浸された試験紙１３の変色状況を光学的に分
析するセンサ部１６とからなる。

前記昇降機構１−５は駆動用のモータ１５ａと、尿温り
部１４に向かって傾斜するガイド１５ｂと、このガイド
１５ｂに沿って前記モータ１５ａにより昇降する昇降ア
ーム１５ｃと、このアーム先端部に設けられた試験紙１
３の把持装置１５ｄとを備えてなり、一方前記センサ部
１６は光センサを内蔵したセンサ本体部１６ａと、この
センサ本体部ｌｅａを支持したガイドレール１６ｂと、
このガイドレール１６ｂに沿ってセンサ本体部１８ａを
進退動せしめる駆動用モータ１８ｃと、洗浄後のセンサ
本体部ｌｅａを乾かすためのブロア一部ｌｅｄとを備え
てなる。

かかる構成において本実施例に係る検尿便器によれば１
便器ｌの試験紙挿入０１２より試験紙１３が挿入される
ことを少なくとも一つの条件として、不図示のマイクロ
コンピュータにて次のような手順により検尿を行う。

■先ず、水位変更装置１０を駆動してボール内の水位を
下げ、尿温り部１４を水面下より出現させる。

■その後不図示の尿温検出センサが尿を検出してから所
定時間後に、前記昇降機構１５により昇降アーム１５ｃ
を降下せしめて試験紙１３を尿温り部１４内に浸漬せし
める。

■更にその後、試験紙１３への採尿がなされると昇降ア
ーム１５ｃを上昇せしめるとともに、センサ本体部ｌｅ
ａを前進せしめて検査を行う。

■そして検査が終了すると昇降機構１５を再度駆動させ
て廃紙を行うとともに、使用者の操作に基づく洗浄がな
された場合には、その後水位変更装置１０を駆動させて
ボール内の水位を元の水位に戻し、尿温り部１４を水面
下に水没させる。

こうして本実施例に係る検尿便器は、一連の検尿操作を
行うのであるが、かかる操作時において前記■の操作に
おける使用者による洗浄がなされない場合も生じ得る。

そこでこの実施例では使用者による洗浄がなされない場
合の不具合を解消するため１便座２に使用者が腰かけた
ことを検出する着座センサ２ａを設けることで使用者の
有無を検出する検出手段を構成するとともに、前記ロー
タリーソレノイド２４が駆動されたことを検出する例え
ばソレノイド駆動電流検出回路２４ａを設けることで洗
浄が行われたか否かを検出する洗浄検出手段を構成する
一方、これらセンサ２ａ及び検出回路２４ａと前記ヤイ
クロコンピュータ等により一連の検尿操作の終了後、使
用者がいなくなるまでの間（着座センサが検出信号を出
力しなくなるまでの間）に洗浄が行われたか否かを判断
する判断手段を構成し、この判断手段により便器の洗浄
がなされなかったと判断された場合には前記ロータリー
ソレノイドをマイクロコンピュータにより自動的に操作
して洗浄を行うようにしている。

以上、この発明の実施例について説明したが、この発明
はかかる実施例に限定されることはなく、例えば前記使
用者の検ば手段は便座スイッチに代り反射型の光センサ
等により構成するようにしてもよく、又洗浄検出手段も
例えば流速センサ等により構成するようにしてもよい。

（発明の効果） 以上の説明より明らかなようにこの発明によれば、検尿
便器をその使用者が洗浄し忘れた場合でも自動的に洗浄
することができ、もって清潔感及び信頼性に優れた検尿
便器を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る検尿便器の斜視図、第２図は同
便器の一部断面側面図、第３図は同平面図、第４図、第
５図は検尿装置を示す図である。 そして図面中、１は検尿便器、２ａは便座スイー２千（
検出手段）、８は検尿便器、９はポール、２２は給水手
段、２４ａは洗浄検出手段である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 尿成分を自動的に分析する装置を備え、分析終了後使用
   者の所定の行為に基づいてボール内を洗浄する給水手段
   を備えた検尿便器において、該便器の使用者を検出する
   使用者検出手段と、前記給水手段による洗浄が行われて
   いることを検出する洗浄検出手段と、前記使用者検出手
   段と洗浄検出手段の出力信号に基づき、検尿終了後使用
   者が検出されなくなるまでの間に前記洗浄が行われたか
   否かを判断する判断手段とを設け、 該判断手段の出力信号に基づき前記洗浄が行われなかっ
   た場合には、前記給水手段を駆動して洗浄を行う自動洗
   浄手段を設けたことを特徴とする検尿便器。