JPH0434445Y2 - - Google Patents

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JPH0434445Y2
JPH0434445Y2 JP16774784U JP16774784U JPH0434445Y2 JP H0434445 Y2 JPH0434445 Y2 JP H0434445Y2 JP 16774784 U JP16774784 U JP 16774784U JP 16774784 U JP16774784 U JP 16774784U JP H0434445 Y2 JPH0434445 Y2 JP H0434445Y2
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container
urine
biosensor
water
controller
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトイレ等に設置して尿中のグルコース
や尿酸などの濃度を測定するための健康管理装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、センサーを用いて尿検査をする装置とし
て特開昭56−155850号公報に開示されているよう
に、便器の排管中途部から採尿管を分岐させ、該
採尿管を、センサーを浸漬した検出槽に連結する
と共に、排管と採尿管との分岐点に電磁切替弁を
装着し、且つ前記検出槽下面に一端を連結した採
尿管の他端を、便器の排管に連結し、該採尿管に
電磁式弁を装着すると共に検出槽に洗浄水の送液
管を連結した構造であり、電磁切替弁を作動して
採尿管を開路することによつて尿分析を行い、ま
た電磁式弁を開弁し送液管から洗浄水を送液する
ことによつてセンサーを洗浄するようになつてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、先行技術では、下記の問題が惹起す
る。
(1) 便器の排管とその排管から分岐する採尿管と
の分岐点に装着された電磁切替弁を切り替え
て、尿を検出槽に導尿する構造であるため、便
器の排管にこびり着いた尿成分が分析対象とな
つている尿と混ざり合い、正確な尿分析が行な
えない。
(2) 排管と採尿管との分岐点に装着した電磁切替
弁の他に、洗浄時に開閉する専用の電磁式弁を
必要とするため、機構的に複雑化し、また便器
の排管から導尿する配管を別途に施工するた
め、配管工事が煩雑化し、設備コストが高騰す
る。
(3) 不特定多数人が使用する施設に設置される場
合に便器の排管に装着した電磁切替弁が、塵
(紙屑、タバコの吸いがら等)で故障する虞れ
があり、信頼性が乏しい。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、尿中のグルコースや尿
酸等の濃度を正確に測定できる構造簡単で廉価な
健康管理装置を提供することにある。
(課題を達成するための手段) 上記目的を達成するために講じた技術的手段
は、採尿口と開閉可能な排水口とを開設した収容
器にコントローラーに連係するバイオセンサーを
設けると共に該収容器にバイオセンサーの保護兼
洗浄手段を設けてなり、該保護兼洗浄手段を上記
コントローラーに連係され且つ収容器に定量給水
する給水装置と前記バイオセンサーよりも高い収
容器部分に連通させた排尿路とで構成したことを
要旨とする。
(作用) 上記技術的手段によれば、収容器には、常時バ
イオセンサーを湿らせるために保護水が貯水され
ており、使用者がその尿中のグルコースや尿酸な
どの濃度を測定する場合に、排水口を開いて該保
護水を排水してから再度排水口を閉口し、採尿口
からあらかじめ採取しておいた尿を注入する。注
入された尿がバイオセンサーに触れて、尿中のグ
ルコースや尿酸などの濃度を測定する。その後、
コントローラーから給水装置に信号が送られ、同
給水装置により収容器に定量給水されて収容器内
及びバイオセンサーを洗浄して尿と共に排尿路か
ら排水すると同時にバイオセンサーの保護水を収
容器内に再び確保する。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、便器の排
管にこびり着き清掃できない尿成分が分析対象と
なつている尿と混ざり合つたり、便器に投入され
るタバコや紙屑等で作動が阻害されるようなこと
がなく、尿中のグルコースや尿酸等の濃度を正確
且つ確実に測定できる。
しかも、バイオセンサーの保護兼洗浄手段を、
コントローラーに連係され且つ収容器に定量給水
する給水装置とバイオセンサーよりも高い収容器
部分に連結した排尿路とで構成して、給水装置に
より収容器に定量給水されて収容器内及びバイオ
センサーを洗浄して尿と共に排尿路から排水する
と同時にバイオセンサーの保護水を収容器内に確
保するようにしているから、収容器に先行技術と
同様な専用の電磁式弁等を装着して対処する必要
がなく、採尿管が不要であることも相俟つて構造
的に非常に単純で済み、廉価に提供できる。
(実施例) 本考案の実施例を図面により説明する。
まず、第1図について説明すると、健康管理装
置Aにおける収容器1は、陶器製、樹脂製或いは
金属製などで耐食性に優れた有底筒状に成形して
あり、上部に採尿口1aを、底壁に排水口1bを
設けると共に、側壁には排尿口1cが夫々設けら
れている。
また、前記排尿口1cよりやや下方の側壁内部
には、バイオセンサー2が収容され、且つ給水管
3aを介して給水装置3が接続されている。
上記排水口1bと排尿口1cは、排水管(図示
せず)と排尿路1c′を介して小便器に接続され、
また、該排水口1bは装着された開閉弁4で開閉
可能になつている。
排尿口1aはホツパー1a′を収容器1の上面に
設けることにより、あらかじめ紙コツプ等に採取
した尿を収容器1に容易に注入できるようにして
ある。
バイオセンサー2は酵素センサーであり、生体
細胞により作られるタンパク質で且つ常温で特定
物質の反応を促進する強い触媒作用のある酵素を
利用したもので、これら生体より抽出した酵素を
適当な膜や粒子の内部または表面に結合させ、該
酵素を固定した膜と適当な電極を組み合わせるこ
とにより構成し、水溶液中の特定物質を検知する
センサーである。
更に、該センサー2により尿中のグルコースの
濃度を測定して、その測定結果をコントローラー
5に連係した表示器6から使用者に伝達できるよ
うにしてある。
表示器6は、コントローラー5と電気的に連係
され、使用者に直ちにそれの健康状態を知らせる
もので、小便器の近傍やトイレの中で使用者が見
やすい壁等に取り付けられ、色別、音、ランプの
点滅等によりグルコースが正常人よりも多い場合
に知らせることとする。
また、バイオセンサー2は一度乾燥させると再
び使用することができないので、収容器1内に満
たされた保護水に浸されている。
この保護水は、コントローラー5に電気的に連
係され且つ収容器1に定量給水する給水装置3と
バイオセンサー2よりも高い収容器1部分に連通
させた前記排尿路1cとで構成される保護兼洗浄
手段13で得られるようになつている。
給水装置3はバイオセンサー2が尿中のグルコ
ースを測定し、その結果を表示器6で表示した
後、コントローラー5からの信号により収容器1
内へ定量給水する役目があり、収容器1及びバイ
オセンサー2を洗浄しながら尿を排尿口1c、排
尿路1c′から小便器へ排水すると同時にバイオセ
ンサー2の保護水を収容器1内に確保するように
してある。
尚、この給水装置3の給水は収容器1内の尿を
全部排出し尚且つ保護水を貯水するまでの一定時
間給水され続ける。
前記開閉弁4はコントローラー5と電気的に接
続された電磁弁であり、通常は下側に付勢して排
水口1bを閉じているが、使用者がコントローラ
ー5に設けた開閉動スイツチ5aをONにするこ
とにより上側に動いて排水口1bを開き、収容器
1の中の保護水を排水することができるようにな
つている。
次に第2図に示す実施例について説明する。
この実施例は図示するように、収容器1の上部
に尿を収容するための上部収容室7を設けると共
にその開口部7aにリミツトスイツチ8と連動し
た開閉蓋9を設け、且つ上部収容室7の底壁7b
に通孔10を設けることにより収容器1と連通さ
せている。
また、該収容器1内には、排水口1bと通孔1
0とを選択的に開閉する開閉弁11を設け、スプ
リング12を介して前記開閉蓋9を連結すること
により該開閉蓋9の開閉に連動して排水口1bと
通孔10とを選択的に開閉するように構成されて
いる。
バイオセンサー2は前記実施例と同様に収容器
1に開設した排尿口1cよりやや下方の側壁に取
着されており、一度乾燥させると再び使用するこ
とができないので、収容器1内に満たされた保護
水に前記実施例同様に浸されている。
この保護水は、前記実施例と同様にコントロー
ラー5に電気的に連係され且つ収容器1に定量給
水する給水装置3とバイオセンサー2よりも高い
収容器1部分に連通させた前記排尿路1cとで構
成される保護兼洗浄手段13で得られるようにな
つている。
開閉弁11は連結棒11aの両側端に弁体11
bを設けたものであり、前記開閉蓋9が閉じた状
態では、前記スプリング12により下側に付勢さ
れることで排水口1bを閉口して通孔10を開孔
し(第2図)、逆に開閉蓋9が開いた状態では通
孔10を閉孔して排水口1bを開口するようにな
つている。
そして、使用者が尿中のグルコースを測定する
ために開閉蓋9を開くと、該蓋9とスプリング1
2を介して連結した開閉弁11が上側に移動する
ことにより排水口1bを開口して収容器1内の水
を保護水を排水すると共に通孔10を閉孔する。
次に、使用者があらかじめコツプ等に採取した
尿を上部収容室7に注入し、そして開閉蓋9を閉
じると、前記開閉弁11がスプリング12により
下側に付勢されて通孔10を開孔すると同時に排
水口1bを閉口し、上部収容室7内の尿が通孔1
0から収容器1内に注入される。その作動と平行
してリミツトスイツチ8から開閉蓋9が閉じたこ
とを知らせる信号が送られ、該信号がバイオセン
サー2に伝達されて尿中のグルコースの濃度測定
を開始する。
そして、その測定結果をコントローラー5の表
示器6に表示した後、コントローラー5から給水
装置3に信号が送られて収容器1内への給水が開
始され、該給水が一定期間続けられることにより
収容器1内及びバイオセンサー1を洗浄し収容器
1内の尿を排尿路1c′から排出すると共に同時に
バイオセンサー2の保護水を収容器1内に確保す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は本考案の模式図であり、第2図は他の実施例
を示す模式図である。 尚、図中、A……健康管理装置、1……収容
器、1a……採尿口、1b……排水口、1c……
排尿口、2……バイオセンサー、3……給水装
置、4……開閉弁、5……コントローラー、13
……保護兼洗浄手段、1c′……排尿路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 採尿口と開閉可能な排水口とを開設した収容器
    にコントローラーに連係するバイオセンサーを設
    けると共に該収容器にバイオセンサーの保護兼洗
    浄手段を設けてなり、該保護兼洗浄手段を上記コ
    ントローラーに連係され且つ収容器に定量給水す
    る給水装置と前記バイオセンサーよりも高い収容
    器部分に連通させた排尿路とで構成したことを特
    徴とする健康管理装置。
JP16774784U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0434445Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16774784U JPH0434445Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16774784U JPH0434445Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6182262U JPS6182262U (ja) 1986-05-31
JPH0434445Y2 true JPH0434445Y2 (ja) 1992-08-17

Family

ID=30725536

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16774784U Expired JPH0434445Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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