JPS63178695A - リモ−ト・コントロ−ル・システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、リモート・コントロール装置とこのリモー
ト・コントロール装置によつて制御される被制御装置と
から構成されるリモート・コントロール・システムに関
し、これらの両装置が伝送ラインで結ばれた有線式（ワ
イヤード）のもの。

光、電磁波、超音波等の空間伝搬信号を利用して伝送ラ
インを省略することのできる無線式（ワイヤレス）にも
変更可能なものの両方を含むリモート・コントロール・
システムに関する。

このようなリモート・コントロール・システムは、業務
用システムのみならず民生品にも広く応用されている。

最も身近なものとしてはテレビジョン受像機のリモート
・コントロール拳システムがあろう。民生用には伝送ラ
インが不要な無線式が広く採用されている。

ところが近接した場所に配置された複数台の被制御装置
を個別に制御するような場合には、無線式は必ずしも好
ましいものではない。各被制御装置に向けてリモート・
コントロール装置から発射された光、信号、電磁波、超
音波等が混信して、エラーが生じて所望の制御ができな
か９たり希望しない被制御装置を制御してしまうという
事態が起きやすいからである。また、被制御装置が光信
号、電磁波、超音波を遮蔽するボックス内に組込まれた
場合にはもはや無線式によるリモート・コントロールは
不可能となってしまう。

そこで、上述のような場合には有線式のシステムが採用
される。しかしながら、有線式のリモート・コントロー
ル・システムには次のような問題点がある。

リモート・コントロールすべき項目の種類。

すなわちリモート・コントロール装置に設けられた操作
スイッチの数だけの伝送ラインが必要となる。

操作スイッチ人力信号をパラレル／シリアル変換して対
応するコード信号として伝送する場合には伝送ラインの
数は減少するが、同期をとるために必ずクロック信号が
必要となる。また、この方式はいわゆるＤＣ（直流）伝
送方式であるから。

伝送のためにかなりの電力が必要となるとともに簡易な
交流カップリング回路を使用できないので回路構成が複
雑になりやすい。

発明の概要 発明の目的 この発明は、クロック信号が不要でしかも消費電力を節
約することができる有線式のリモート・コントロール・
システムを提供することを目的とする。

発明の構成と効果 この発明によるリモート・コントロール・システムは、
リモート・コントロール装置と、このリモート・コント
ロール装置によって制御される被制御装置と１両装置を
接続するための伝送ラインとを含んでいる。上記リモー
ト・コントロール装置は、入力信号を直列のコード信号
に変換する手段、上記直列コード信号をＰＷＭ変調（パ
ルス幅変調）する第１の変調手段、および搬送波信号を
上記ＰＷＭ変調信号によってさらに変調する第２の変調
手段を備えていることを特徴とする。また上記被制御装
置は、上記伝送ラインを経て伝送されてきた被変調搬送
波信号を検波する手段、および検波された信号から上記
コードを判別する手段を備えていることを特徴とする。

この発明では、送信すべきコード信号がＰＷＭ変調され
ており、この変調方式は一定の繰返し周波数をもつパル
スを用いているので、クロック信号を別途に伝送する必
要はない。またＰＷＭ信号によってさらに搬送波を変調
しているので、高周波の交流伝送方式となり、伝送のた
めの平均電力を減少させることが可能となるとともに、
簡易な交流カップリング回路を採用することもできるよ
うになる。高周波の搬送波を用いているので、この搬送
波を光信号、超音波信号等に変換してまたは電磁波信号
として空中伝搬させることも可能となり、何線式のみな
らず無線式への応用の展開か可能となる。すなわち、後
述する実施例のようにワイヤード、ワイヤレス共用シス
テムも容易に可能となる。

この発明は、すべてのタイプの被制御装置のリモート・
コントロールに適用できるのはいうまでもない。

実施例の説明 この実施例は、ワイヤード、ワイヤレス共用システムを
示すものである。

第１図において、リモート・コントロール・システムは
被制御袋ＥＩＯ，リモート・コントロール装置２０およ
びこれらの装置１０と２０を接続するための伝送ライン
４０から構成されている。被制御装置１０は、テレビジ
ョン受像機、静止画像再生装置。

音響再生装置、その他何らかの操作人力によって所定の
動作を行なう電気装置のすべてを含む概念である。この
被制御装置１０はリモート・コントロール装置２０のキ
ーボード２１からの操作人力によって制御されるが、こ
の被制御装置１０の操作パネルに設けられたキ一群から
の操作入力によっても制御される構成としてももちろん
よい。第１図では被制御装置１０のリモートやコントロ
ール信号の受信回路のみが示され、この装置［０の固有
の動作を行なうための回路は省略されている。

リモート・コントロール装置２０において、キーボード
２１には、被制御装置１ｏに動作指令を与えるだめの種
々のキー、スイッチ等が設けられている。これらのキー
またはスイッチによって入力された動作指令信号は、コ
ード発生回路２２において、その動作指令を表わす所定
ビット（たとえば８ビツト）のパラレルなバイナリイ・
コードに変換され、さらにパラレル／シリアル（Ｐ／Ｓ
）変換回路２３においてシリアルなコード信号に変換さ
れる。

このシリアル・バイナリイ・コードは、ＰＷＭ変調（パ
ルス幅変調；　ｐｕｌｓｅ　ｗｉｄｔｈ　ｍｏｄｕｌａ
ｔｉｏｎ　；Ｐ　Ｄ　Ｍ　−ｐｕｌｓｅ　ｄｕｒａｔｌ
ｏｎ　［１Ｉｏｄｕｌａｔｉｏｎともいう）回路２４に
送られる。ＰＷＭとは、第２図に示されているように、
繰返し周波数（繰返し周期Ｔ）が一定のパルス列の各パ
ルスの幅Ｗ　、Ｗ　をバイナリイ値に応じて変化させる
ことである。

ＰＷＭ変調されたコード信号ａは次に振幅変調回路２５
に人力する。搬送波発振回路２Ｂからは一定・の高周波
数（たとえば４０ＫＨｚ）の搬送波が発生し変調回路２
５に与えられている。この変調回路２５では、この搬送
波が入力するＰＷＭ変調変調信号上って振幅変調され、
第２図に示すような高周波信号すとして出力され、ドラ
イバとしてのトランジスタ２７に与えられる。

被制御装置１０とリモート・コントロー／Ｌ［置２０と
を接続する伝送ライン４ｏは、リモート・コントロール
装置２ｏから被制御装置１ｏに変調された信号すを伝送
するためのコントロール・ライン４１ト。

リモート・コントロール装置２ｏの動作電力を被制御装
置１０から送電するための電源ライン４２とがら構成さ
れている。

リモート・コントロール装置２ｏとこのライン４゜との
接続は着脱自在のプラグとジャックとからなるコネクタ
４６によって達成されている。伝送ライン４０の一端に
はプラグ４１ｂ、　４２ｂが設けられている。これは２
つの端子４１ｂ、　４２ｂをもつ１つのプラグの形態で
実現しても、２つのプラグ４１ｂ、　４２ｂで実現して
もどちらでもよいが２便宜的に２つのプラグがあるもの
として説明する。リモート・コントロール装置２０側に
は２つのジャックがあるが。

または２つの受入端子をもつ１つのジャックが設けられ
ている。以下では２つのジャックがあるものとして説明
する。一方のジャックはスイッチ付のものであり、スイ
ッチングされるべき端子を３０ａ、　３０ｂで示す。コ
ントロール・ライン４１のプラグ４１ｂが差込まれてい
ないときにはこのスイッチはオンであり１両端子３０ａ
、　３０ｂは接続されている。プラグ４１ｂ差込まれる
とこのスイッチはオフとなり、プラグ４１ｂは端子３０
ｂに接続される。電源ライン４２のプラグ４２ｂは差込
まれることによって他方のジャック（端子）３１に接続
される。

上述したようにこの実施例では、ワイヤードとワイヤレ
スの両方の形態でリモート・コントロールが行なえるよ
うになっている。ワイヤレス送信のために赤外線発光ダ
イオード２８が設けられ、これは上述のスイッチ付ジャ
ック（端子３０ａ、　３０ｂ）を介してドライバとして
のトランジスタ２７に接続されている。したがって、プ
ラグ４１ｂがこのスイッチ付ジャックに差込まれていな
いときにはジャックのスイッチがオンであり１発光ダイ
オード２８が駆動されるので、変調信号すは光の形態で
被制御装置１０に向って伝搬していく。プラグ４１ｂが
スイッチ付ジャックに差込まれるとこのスイッチがオフ
となるので発光ダイオード２８はトランジスタ２７から
切離され、変調信号すは端子３０ｂからプラグ４１ｂを
経てコントロール・ライン４１上を被制御装置１０に向
って伝送されていく。

電源ライン４２およびジャック３１に差込まれたプラグ
４２ｂを経てリモート・コントロール装置２０に送られ
た電力は電源回路２９に与えられ、この回路２９からリ
モート・コントロール装置２０のすべての回路に供給さ
れる。

被制御装置１０には、ワイヤレス通信においてリモート
・コントロール装置２０から送られてくる光信号を受信
するためのフォト・ダイオード１５と。

ワイヤード通信において制御信号と動作電力の送受を行
なうためのコネクタ４５とが設けられている。コネクタ
４５には、リモート・コントロール装置片２０と同じよ
うに、スイッチ付ジャックと１通常のジャック１７とが
含まれている。スイッチ付ジャックにおいて端子１６ａ
、　Ｌ６ｂがスイッチによってオン、オフされる。すな
わち、コントロール−ライン４１のプラグ４１ａが差込
まれたときにこのスイッチがオフとなり、リモート・コ
ントロール装置２０からライン４１を通って伝送されて
きた信号すは増幅回路１３に人力する。プラグ４１ａが
スイッチ付ジャックから引抜かれたときにこのスイッチ
はオンとなり、端子ｌｅａと１６ｂが接続される。この
場合には、フォト・ダイオード１５が動作可能となり、
光信号に変換された信号すがフォト・ダイオード１５で
受信され、増幅回路１３に入力する。

第１図の回路ではプラグ４１ａがスイッチ付ジャックに
差込まれたときにもフォト・ダイオード１５は動作可能
となっているが、このときにフォト・ダイオード１５を
完全に切離すようにしてもよい。または、フォト・ダイ
オード１５とプラグ４１ａを増幅回路１３に対して並列
に接続するようにしてもよい。この場合には、スイッチ
付ジャックは不要であり１通常のジャックを用いること
ができる。

電源ライン４２のプラグ４２ａがジャック１７に差込ま
れると、被制御装置１０内に設けられた電源回路１４か
ら電力がライン４２を通ってリモート・コントロール装
置２０に供給される。この電源回路■４は被制御装置１
０の他の回路に動作電力を供給するためにも用いられる
。

ワイヤードの形態にせよりイヤレスの形態であれ、増幅
回路１３に入力した信号すは増幅されたのち検波回路１
２に送られ、ここでＰＷＭ変調変調信号形に復調される
。この復調された信号は制御回路１１に人力し、そのパ
ルス幅から動作指令を表わすコードが識別される。制御
回路１１はたとえばマイクロプロセッサで構成すること
もできるが。

ＰＷＭ変調変調信号形調は公知のハードウェアによって
実現することもできる。いずれにしても制御回路１１は
、復調されたコードから、リモート・コントロール装置
２０においていかなる動作指令が与えられたかを認識し
、その指令に応じた動作を行なうよう制御する。

以−１−のようにしてこの実施例においては、単にプラ
グを着脱するだけでワイヤードの形態、ワイヤレスの形
態のいずれか所望の形態でリモート・コントロールを行
なうことができる。被制御装置１０、　　リモート・コ
ントロール装置２０のいずれの側においても、共通の送
、受信回路を設ければ足り、ワイヤレスのための特別の
およびワイヤードのための特別の２種類の送、受信回路
を設ける必要はなくなる。ワイヤード通信はワイヤレス
の場合に比べるとリモート・コントロール装置２０側の
消７１力が増大するので、リモート・コントロール装置
２０に追加の電力を供給するために電源ライン４２が設
けられている。このことによって、リモート・コントロ
ール装置２０には小型の電池を備えれば足りる。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の実施例を示すブロック図。 第２図は信号を示す波形図である。 ＩＯ・・・被制御装置。 １１・・・制御回路。 １２・・・検波回路。 ２０・・・リモート・コントロール装置。 ２Ｉ・・・キーボード。 ２２・・・コード発生回路。 ２３・・・Ｐ／Ｓ変換回路。 ２４・・・ＰＷＭ変調回路。 ２５・・・増幅変調回路。 以　　上 特許出願人　　富士写真フィルム株式会社代　　理　　
人　　　弁　理　士　　加　　藤　　朝　　道（外１名
）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）リモート・コントロール装置と、このリモート・
   コントロール装置によって制御される被制御装置と、両
   装置を接続するための伝送ラインとを含み、 上記リモート・コントロール装置は、 入力信号を直列のコード信号に変換する手段、上記直列
   コード信号をＰＷＭ変調する第１の変調手段、および 搬送波信号を上記ＰＷＭ変調信号によってさらに変調す
   る第２の変調手段を備え、 上記被制御装置は、 上記伝送ラインを経て伝送されてきた被変調搬送波信号
   を検波する手段、および 検波された信号から上記コードを判別する手段を備えて
   いる、 リモート・コントロール・システム。
2. （２）上記リモート・コントロール装置に、変調された
   搬送波を光信号に変換する手段が設けられ、上記被制御
   装置に上記光信号を受信する手段が設けられている、特
   許請求の範囲第（１）項に記載のリモート・コントロー
   ル・システム。
3. （３）上記リモート・コントロール装置に、変調された
   搬送波を光信号に変換する電光変換手段と、上記伝送ラ
   インが接続されたときに上記電光変換手段を上記第２の
   変調手段から切離し、上記伝送ラインが切離されたとき
   に上記電光変換手段を上記第２の変調手段に結合させる
   手段とが設けられ、上記被制御装置に上記光信号を受信
   する手段が設けられている、特許請求の範囲第（１）項
   に記載のリモート・コントロール・システム。
4. （４）上記伝送ラインに電源ラインが含まれている、特
   許請求の範囲第（１）項に記載のリモート・コントロー
   ル・システム。