JPH09233568A - リモコン操作機器およびリモコン中継器 - Google Patents
リモコン操作機器およびリモコン中継器Info
- Publication number
- JPH09233568A JPH09233568A JP8031728A JP3172896A JPH09233568A JP H09233568 A JPH09233568 A JP H09233568A JP 8031728 A JP8031728 A JP 8031728A JP 3172896 A JP3172896 A JP 3172896A JP H09233568 A JPH09233568 A JP H09233568A
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- JP
- Japan
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- remote control
- signal
- control signal
- infrared
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- Pending
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
がある場所であっても確実にリモコン送信機で遠隔操作
ができるリモコン操作機器およびリモコン中継器を提供
する。 【解決手段】 リモコン送信機24,25,26によっ
て動作を制御されるリモコン操作機器21,22,23
が複数台ある場合、これらをリモコン信号伝送線で接続
する。各機器は、入力した赤外線リモコン信号が自己あ
ての信号でない場合にはリモコン信号伝送線を介して他
の機器に伝送する。他の機器はこの信号が自己あてのも
のであれば赤外線リモコン信号を直接受信した場合と同
様に動作を処理し、自己あてのものでなければ更に他の
機器に伝送する。このように複数のリモコン操作機器が
互いに他の機器の信号を受信して交換するようにしたこ
とにより、利用者は最も条件のよい機器に信号を送れば
よいことになり、操作が楽になるとともに、リモコン信
号の送受信が確実化する。
Description
を備えたリモコン操作機器をリモコン送信機で操作する
ときの操作性の向上に関する。
となっている。リモコン操作機器とは、リモコン送信機
を備え、このリモコン送信機で遠隔操作が可能な機器で
ある。
電磁波であるため直進性が強く、何物かに遮られると届
かない、また、距離がある程度以上離れると届かないと
いう欠点があった。このため、カラオケボックスなど人
の沢山いる場所で操作する場合には、人に遮られてカラ
オケ装置に赤外線のリモコン信号が届かない場合があっ
た。また、広い部屋で遠くから操作する場合にも装置が
反応しないというおそれがあった。
た場所に設置する必要があり、設置場所に制限があっ
た。
にリモコン操作機器がある場合でも確実にリモコン送信
機で遠隔操作ができるリモコン操作機器およびリモコン
中継器を提供することを目的とする。
明は、赤外線のリモコン信号を受信する赤外線信号受信
手段と、該赤外線信号受信手段から自己宛のリモコン信
号を受信したとき、該リモコン信号の内容に対応した処
理を実行する処理実行手段とを備えたリモコン操作機器
において、前記赤外線信号受信手段が他の機器宛のリモ
コン信号を受信したとき、このリモコン信号を伝送線を
介して他の機器に送信する送信手段と、伝送線を介して
他の機器からリモコン信号を受信する受信手段と、を備
え、該受信手段が自己宛のリモコン信号を受信したと
き、該リモコン信号で前記処理実行手段を動作させるこ
とを特徴とする。
信機がリモコン操作機器に対して送信する赤外線のリモ
コン信号を中継するリモコン中継器であって、前記赤外
線のリモコン信号を受信する受信手段と、該受信手段が
受信したリモコン信号を再送信する再送信手段とを備
え、該受信手段および再送信手段の合計処理時間を前記
リモコン信号のパルス幅と前記リモコン操作機器の受信
サンプリング周期の差以下にしたことを特徴とする。
信機がリモコン操作機器に対して送信する赤外線のリモ
コン信号を中継するリモコン中継器であって、前記赤外
線のリモコン信号を受信する受信手段と、該受信手段が
受信したリモコン信号を再送信する再送信手段と、前記
受信手段が受信したリモコン信号を前記リモコン信号の
1フレームに相当する時間遅延する遅延手段とを備えた
ことを特徴とする。
信機がリモコン操作機器に対して送信する赤外線のリモ
コン信号を中継するリモコン中継器であって、前記赤外
線のリモコン信号を受信する受信手段と、該受信手段が
受信したリモコン信号を再送信する再送信手段とを備
え、前記再送信手段に、前記リモコン信号のキャリア周
波数を変換する周波数変換手段を設けたことを特徴とす
る。
複数台接続されている場合、リモコン信号が他のリモコ
ン操作機器に入力した場合でも、送信手段−受信手段を
介してこの信号が目的のリモコン操作機器に伝送され、
その機器で処理される。したがって、どのリモコン操作
機器にどのリモコン信号を入力した場合でも目的の機器
を制御することができる。したがって、複数のリモコン
操作機器のうち1台を利用者に見える場所に設置してお
けば、そのリモコン操作機器に全てのリモコン信号を入
力して全部の機器を制御することができる。また、複数
のリモコン操作機器を離れた場所に設置した場合でも、
利用者は最も近い場所にあるリモコン操作機器にリモコ
ン信号を入力して全ての機器を制御することができる。
これにより、機器設置の自由度が高くなるとともに、利
用者の操作性を向上することができる。
中継器は、リモコン送信機が発信したリモコン信号を中
継してリモコン操作機器に再送信する。これにより、リ
モコン送信機とリモコン操作機器の視界が遮断されてい
る場合、両者の距離が遠い場合でもリモコン操作を可能
にした。そして、リモコン送信機の赤外線リモコン信号
とリモコン中継器の赤外線リモコン信号が並行してリモ
コン操作機器に受光された場合でも、この信号を正しく
認識できるように以下のように構成した。
速度を速くして両信号のずれをリモコン信号のパルス幅
とリモコン操作機器の受信サンプリング周期以下にし
た。これにより、リモコン操作機器が両信号を一緒に受
信しても波形が崩れず正確に受信することができる。
コン信号の1フレームに相当する時間遅延するようにし
た。これにより、両信号は完全に分離され、リモコン操
作機器は、重ならずに両方を受信することができる。
でキャリア周波数を変換するようにした。これにより、
リモコン操作機器が両信号を同時に受信してもリモコン
送信機の信号とリモコン中継器の信号を分離し、別々に
認識することができる。
コン信号のフォーマット例を示す図である。リモコン信
号の1フレームは約100msで構成されており、1フ
レーム内にリーダコード、カスタムコード、コマンドコ
ードが形成されている。各コードは、560μs幅のパ
ルスがどの位置にあるかによってその内容を表すPPM
変調(パルス位置変調)で信号化されている。さらに、
この560μs幅のパルスは30〜40kHzのキャリ
ア周波数で変調されている。リーダコードは等間隔で繰
り返されるパルス列で構成されており、約10msの長
さである。カスタムコードは約18〜36ms程度の長
さで16ビットのカスタムコードを表示する。カスタム
コードは各リモコン操作機器に個別のコードであり、こ
のコードにより該リモコン信号が自己宛のものか否かを
判断することができる。コマンドコードは各機器独自の
コマンドを任意バイト長で表現したものであり約30〜
50ms程度である。機器本体はこのコマンドコードに
応じて様々の処理動作を実行する。なお、1フレーム終
了後もリモコン送信機のキーを押しつづけた場合には、
複数フレームが送信されるが、2フレーム以後はリーダ
コード部のみが送信される。
態を示す図である。図3において、リモコン送信機4,
5,6から発信される赤外線リモコン信号によってその
動作が制御される3台のリモコン操作機器1,2,3が
設置されているが、リモコン送信機4,5,6の操作位
置から見える位置に設置されているのは機器1のみであ
る。そして、機器1−機器2および機器2−機器3はそ
れぞれリモコン信号伝送線で接続されている。ここでリ
モコン操作機器1,2,3は、たとえば、カラオケ装置
の本体装置、効果アンプ、LDプレーヤなどであり、こ
れらの機器は、前記リモコン信号伝送線以外にオーディ
オ信号やビデオ信号を伝送するケーブルを接続してい
る。なお、オーディオ信号やビデオ信号を伝送する線を
用いて、すなわち、オーディオ信号やビデオ信号に重畳
してリモコン信号を伝送するようにしてもよい。各リモ
コン操作機器1,2,3には、それぞれリモコン送信機
4,5,6が対応して付属している。リモコン送信機
4,5,6は、それぞれ複数のキーを備え、利用者がい
ずれかのキーをオンしたとき、そのキーに対応するリモ
コン信号を送信する。リモコン信号は、上述したよう
に、リーダコード,カスタムコード,コマンドコードか
らなっており、カスタムコードはこのリモコン送信機
(対応するリモコン操作機器)を識別するためのコード
であり、コマンドコードはオンされたキーに対応するコ
ードである。
制御する制御部10に、様々な動作を処理する処理動作
部12が接続されている。処理動作部12は、例えば、
カラオケの本体装置の場合には、音源,文字パターン生
成部,通信制御部などである。そして、制御部10には
リモコン送信機からの赤外線信号を受信する赤外線リモ
コン信号受信部11および、前記リモコン信号伝送線を
介してリモコン信号(電気信号)を送受信するための受
信部13,送信部14が接続されている。
リモコン送信機4,5,6をリモコン操作機器1の受光
部1aに向けて操作する。リモコン操作機器1の制御部
10は受信したリモコン信号が自己宛のものであれば対
応する処理を処理動作部12に指示し、受信したリモコ
ン信号が自己宛のものでなければ送信部14を介してこ
れをリモコン操作機器2に送信する。リモコン操作機器
2は受信部13からリモコン信号を受信するとそのリモ
コン信号が自己宛のものであるかを判断し、自己宛のも
のであれば対応する処理を処理動作部12に指示する。
自己宛のものでなければ送信部14を介してリモコン操
作機器3に送信する。リモコン操作機器3は、受信部1
3からリモコン信号を受信するとそのリモコン信号が自
己宛のものであるかを判断し、自己宛のものであれば対
応する処理を処理動作部12に指示する。自己宛のもの
でなければ送信部14を介して次段に送信するが次段の
リモコン操作機器がないためこの信号は廃棄されること
になる。
2,3はどのような順序で接続し、どの機器に赤外線リ
モコン信号が入力されても同じように動作するように、
機器構成(図2)および図4の動作は共通にされてい
る。すなわち、図2のブロック図、図4のフローチャー
トは、図3の1段目(リモコン操作機器1),2段目
(リモコン操作機器2),3段目(リモコン操作機器
3)のいずれにも対応するものである。
フローチャートである。赤外線リモコン信号受信部11
から赤外線のリモコン信号を受信するかリモコン信号伝
送線から電気信号(電文)のリモコン信号が入力される
かをs1,s2で監視している。赤外線リモコン信号を
受信した場合、および、伝送線から電文リモコン信号が
入力された場合には、この信号のカスタムコードを読み
取り(s3)、自己宛の信号であるかを判断する(s
4)。自己宛の信号であればそのなかのコマンドコード
を読み取り(s5)、このコマンドに対応する処理を実
行する(s6)。一方、自己宛のリモコン信号でない場
合には、送信部14を介して次段にこの信号を出力する
(s7)。もし、終段の機器(図3のリモコン操作機器
3)であった場合には、送信部14に機器が接続されて
いないためこの信号は廃棄されることになる。
コン操作機器が設置される場合でも、そのうち1つが利
用者の視界にあれば、その視界にある機器に向けて全て
のリモコン送信機を操作することができるため、複数の
リモコン操作機器の全てを利用者の視界内に設置する必
要がなくなり、設置の自由度が高くなる利点がある。
形態を示す図である。図5において、リモコン操作機器
21,22,23は、それぞれ離れた場所に設置されて
おり、リモコン信号伝送線が機器21→機器22、機器
22→機器23、機器23→機器21にリング状に接続
されている。なお、リモコン操作機器21,22,23
の内部構成は図2に示す構成とほぼ同様である。機器2
1→機器22間のリモコン信号伝送線は、機器21の送
信部および機器22の受信部に接続されており、機器2
2→機器23間のリモコン信号伝送線は、機器22の送
信部および機器23の受信部に接続されており、機器2
3→機器21間のリモコン信号伝送線は、機器23の送
信部および機器21の受信部に接続されている。したが
って、信号(リモコン信号)は機器21→機器22→機
器23→機器21の順に伝送される。なお、リモコン操
作機器21,22,23には、それぞれリモコン送信機
24,25,26が対応して設けられている。
機24,25,26であっても自分の近くに設置されて
いるリモコン操作機器に向けて操作すればよい。リモコ
ン操作機器21,22,23は、受信した赤外線リモコ
ン信号が自己宛のものでない場合には、これをリモコン
信号伝送線を介して機器間を巡回させ、対応するリモコ
ン操作機器が受け取れるようにする。
フローチャートである。図5のリモコン操作機器21,
22,23は全て同様に同図の動作を実行する(ただ
し、s15,s27の対応処理は各機器独自の処理動作
となる)。赤外線リモコン信号受信部から赤外線のリモ
コン信号を受信するかリモコン信号伝送線から電文のリ
モコン信号が入力されるかをs11,s21で監視して
いる。赤外線のリモコン信号を受信した場合には、この
信号のカスタムコードを読み取り(s12)、自己宛の
信号であるかを判断する(s13)。自己宛の信号であ
ればそのリモコン信号のコマンドコードを読み取り(s
14)、このコマンドに対応する処理を実行する(s1
5)。一方、自己宛のリモコン信号でない場合には、こ
のリモコン信号にこの機器のIDを発信局IDとして付
加し(s16)、リモコン信号伝送線に出力する(s1
7)。これで次の機器に対してこのリモコン信号が伝送
される。
コン信号を受信した場合には(s21)、この電文に自
局のIDが付されているか、すなわち、自局が発信して
伝送線を一巡して戻ってきたものであるかを判断する
(s22)、自局が発信したものの場合には、このリモ
コン信号はいずれの機器宛でもないとしてこのリモコン
信号を廃棄する(s24)。自局が発信したものでなけ
れば、この信号のカスタムコードを読み取り(s2
3)、自己宛の信号であるかを判断する(s25)。自
己宛の信号であれば該リモコン信号のコマンドコードを
読み取り(s26)、このコマンドに対応する処理を実
行する(s27)。一方、自己宛のリモコン信号でない
場合には、送信部を介して次の機器にこの信号を出力す
る(s28)。
コン操作機器が離れて設置されている場合でも、最も近
い機器に向けてリモコン送信機を操作すれば、対応する
機器にそのリモコン信号が伝送され、該対応する機器の
制御が可能になるため、離れた場所に複数のリモコン操
作機器が設置された場合の操作性が向上し、設置の自由
度も高くなる。
のリモコン信号が入力されるかが不明の場合に有効であ
り、上記第1実施形態は、リモコン信号が入力される機
器が1台確定している場合に有効である。
リモコン中継器の構成図、および同リモコン中継器の設
置形態を示す図である。同図(A)において、リモコン
中継器31は、リモコン操作機器33が設置されている
部屋の天井など見晴らしのよい視界の開けた場所に設置
される。利用者がリモコン操作機器33の傍にいる場合
は直接機器33に向けてリモコン送信機32を操作す
る。利用者がリモコン操作機器33から離れた場所にい
る場合には、リモコン中継器31に向けてリモコン送信
機32を操作する。
は、受光部35,整形部36,増幅部37,発光部38
からなっている。リモコン送信機32から発射された赤
外線リモコン信号は、リモコン中継器31の受光部35
に入光する。受光部35はピンフォトダイオードおよび
入力アンプで構成されており、この赤外線信号を電気信
号に変換する。この電気信号は整形部36に入力され
る。整形部36は、コンパレータで構成されており、こ
の信号の波形を整形する。波形を整形された信号は増幅
制御部37で増幅され発光部38に入力される。発光部
38は高輝度赤外線LEDを有しており、入力された信
号でこの高輝度赤外線LEDが発光する。この高輝度赤
外線LEDはリモコン操作機器33の受光部に向けて設
置される。
作機器33間の視界が(テーブルや人間などで)完全に
遮断されている場合やリモコン送信機32−リモコン操
作機器33の距離が十分に大きくリモコン送信機32の
直接光が機器本体33に到達しない場合には、リモコン
中継器31の赤外線信号のみがリモコン操作機器33に
入光するが、視界が完全に遮断されていない場合や両者
の距離がそれほど離れていない場合には、利用者がリモ
コン送信機32を操作したとき、このリモコン送信機3
2が照射した赤外線リモコン信号(元信号)とリモコン
中継器31が中継して再送信した赤外線リモコン信号
(中継信号)の両方がリモコン操作機器33に入光する
場合がある。
場合でも両信号波形が混ざり合うことによって認識不能
にならないよう、受光部35〜発光部38までの回路を
高速のもので構成している。すなわち、図8に示すよう
に、中継信号は、元信号よりも中継器31の内部処理時
間だけ遅れてリモコン操作機器33に入光する。このう
ち、両信号が重なりあっている部分が信頼性の高い信号
であり、どちらか一方のみの部分(斜線部分)は信頼性
が低い。そこで、この重なり合った部分のみでリモコン
操作機器33が信号を検出できるようにする。上述した
ようにリモコン信号のパルス幅は560μs程度であ
り、受信側のサンプリング周期は500μs程度であ
る。そこで、元信号と中継信号の時間差が60μs以下
であれば、重なり合った部分が受信側のサンプリング周
期である500μs以上の長さを保つことができ、確実
な認識が可能になる。そこで、応答の早いオペアンプを
用いLEDのドライバをFETで構成することにより、
上記応答速度を実現する。
ド本体は約100msで終了する。そこで、リモコン中
継器31が受信したリモコン信号を1フレーム遅らせて
送信することによって、赤外線信号の波形の重なりをな
くすこともできる。このため、リモコン中継器31の整
形部36に遅延回路を設けて遅延部として機能させる。
図1から明らかなように遅延時間は100msから12
0ms程度がよい。リモコン操作機器33は、同じ信号
を2フレーム連続して受信した場合、後の信号を有効な
信号として処理することにより、誤った処理をすること
がない。
動作を示すフローチャートである。s31でリモコン信
号を受信するかを監視している。リモコン信号を受信す
ると、一旦100msウェイトする(s32)。このの
ち、再度同じ信号を受信するか否かを検出し(s3
3)。受信した場合は後の(2回目)の信号を解読して
(s35)、対応する処理を実行する(s36)。ウェ
イトののち信号を受信しなかった場合には、リモコン送
信機32またはリモコン中継器31のどちらか一方の信
号のみが受信されたとしてその信号を解読して(s3
4)、その信号に対応する処理を実行する(s36)。
変えることで2つの信号を識別可能にすることもでき
る。図10はこの例を示す図である。
である。受光部41がリモコン送信機の赤外線信号を受
信すると、デコーダ42がその信号のキャリア波形を除
去してPPM信号を再生する。増幅部43はこのPPM
信号を増幅して発光部45を駆動する。発光部45に
は、発信器44が接続されており、増幅部43から入力
されたPPM信号波形を30〜40kHzのキャリア周
波数で変調する。たとえば、リモコン送信機のキャリア
周波数が30kHzであった場合には、このリモコン中
継器の発振器44の発振周波数を40kHzとするな
ど、リモコン送信機のキャリア周波数とリモコン中継器
のキャリア周波数をできるだけ異ならせておく。
モコン信号受信部の構成を示す図である。ピンフォトダ
イオード・入力アンプからなる受光部50には2系統の
フィルタ・デコーダ列が接続されている。一方のフィル
タ・デコーダ列はリモコン送信機から直接入力される赤
外線信号を取り込んでコードを復元するものであり、他
方のフィルタ・デコーダ列はリモコン中継器を介して入
力される赤外線信号を取り込んでコードを復元するもの
である。30kHzの電気信号と40kHzの電気信号
は完全に分離可能である。制御部60はデコーダ53,
54のいずれか一方のみから信号が入力されたときに
は、その信号に基づいて動作を制御し、両方から信号が
入力されたときには、両者を比較し、または、そのいず
れか一方に基づいて動作を制御する。
合でも識別可能である。
別可能であれば、リモコン送信機とリモコン中継器が発
光する赤外線の波長を変えておくようにしてもよい。
ば、複数のリモコン操作機器が設置されている場合、ど
のリモコン操作機器にどのリモコン信号を入力した場合
でも目的の機器を制御することができる。これにより、
複数のリモコン操作機器のうち1台を利用者に見える場
所に設置しておけば、そのリモコン操作機器に全てのリ
モコン信号を入力して全部の機器を制御することができ
る。また、複数のリモコン操作機器を離れた場所に設置
した場合でも、利用者は最も近い場所にあるリモコン操
作機器にリモコン信号を入力して全ての機器を制御する
ことができる。これにより、機器設置の自由度が高くな
るとともに、利用者の操作性を向上することができる。
ば、リモコン送信機とリモコン操作機器の視界が遮断さ
れている場合や両者の距離が遠い場合でもリモコン信号
を伝達することができ、リモコン操作を可能にすること
ができる。そして、リモコン送信機の赤外線リモコン信
号とリモコン中継器の赤外線リモコン信号が並行してリ
モコン操作機器に受光された場合でも、リモコン操作機
器がこの信号を正しく認識できるようにしたことによ
り、中継を確実にすることができる。
ットを示す図
器のブロック図
ト
器の設置形態を示す図
ト
モコン中継器の構成および設置形態を示す図
継信号のずれの許容範囲を説明する図
コン操作機器の動作を示すフローチャート
継器およびこのリモコン中継器が用いられるリモコン操
作機器のブロック図
送信機、11…赤外線リモコン信号受信部、13…受信
部、14…送信部、21,22,23…リモコン操作機
器、24,25,26…リモコン送信機、31…リモコ
ン中継器、32…リモコン送信機、33…リモコン操作
機器、35…受光部、36…整形部(遅延部)、37…
増幅部、38…発光部、41…受光部、42…デコー
ダ、43…増幅部、44…発振器、45…発光部、50
…受光部、51,52…フィルタ、53,54…デコー
ダ、60…制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 赤外線のリモコン信号を受信する赤外線
信号受信手段と、該赤外線信号受信手段から自己宛のリ
モコン信号を受信したとき、該リモコン信号の内容に対
応した処理を実行する処理実行手段とを備えたリモコン
操作機器において、 前記赤外線信号受信手段が他の機器宛のリモコン信号を
受信したとき、このリモコン信号を伝送線を介して他の
機器に送信する送信手段と、伝送線を介して他の機器か
らリモコン信号を受信する受信手段と、を備え、 該受信手段が自己宛のリモコン信号を受信したとき、該
リモコン信号で前記処理実行手段を動作させることを特
徴とするリモコン操作機器。 - 【請求項2】 リモコン送信機がリモコン操作機器に対
して送信する赤外線のリモコン信号を中継するリモコン
中継器であって、 前記赤外線のリモコン信号を受信する受信手段と、該受
信手段が受信したリモコン信号を再送信する再送信手段
とを備え、該受信手段および再送信手段の合計処理時間
を前記リモコン信号のパルス幅と前記リモコン操作機器
の受信サンプリング周期の差以下にしたことを特徴とす
るリモコン中継器。 - 【請求項3】 リモコン送信機がリモコン操作機器に対
して送信する赤外線のリモコン信号を中継するリモコン
中継器であって、 前記赤外線のリモコン信号を受信する受信手段と、該受
信手段が受信したリモコン信号を再送信する再送信手段
と、前記受信手段が受信したリモコン信号を前記リモコ
ン信号の1フレームに相当する時間遅延する遅延手段と
を備えたことを特徴とするリモコン中継器。 - 【請求項4】 リモコン送信機がリモコン操作機器に対
して送信する赤外線のリモコン信号を中継するリモコン
中継器であって、 前記赤外線のリモコン信号を受信する受信手段と、該受
信手段が受信したリモコン信号を再送信する再送信手段
とを備え、前記再送信手段に、前記リモコン信号のキャ
リア周波数を変換する周波数変換手段を設けたことを特
徴とするリモコン中継器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8031728A JPH09233568A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | リモコン操作機器およびリモコン中継器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8031728A JPH09233568A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | リモコン操作機器およびリモコン中継器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09233568A true JPH09233568A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12339110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8031728A Pending JPH09233568A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | リモコン操作機器およびリモコン中継器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09233568A (ja) |
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