JP2015526949A - 赤外線信号を提供する方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

赤外線信号を提供するシステム、方法、装置、製品が開示されている。装置は、赤外線装置を備え、第1装置から第1信号を受信する。第1信号は、アナログコマンドを示す。赤外線装置は、第1信号をアナログ方式でリニアに操作する。操作された信号は、アナログに保持される。赤外線装置は、操作された信号を第2装置に中継する。中継された操作信号は、コマンドを示し、第1信号と区別しない。

Description

関連出願の参照
本願は、2012年3月23日に出願された米国特許出願第13/487,946号の優先権を主張するものである。
本開示は、家庭用電化製品に関するものであり、特に、赤外線信号を提供する方法及び装置に関する。
技術の進歩のおかげで、音楽コンテンツだけでなく、他の種類のメディア、例えば、テレビコンテンツ、ムービー、及び対話型コンテンツなどが、アクセスしやすいものになっている。例えば、ユーザは、従来のオーディオ及びビデオコンテンツにアクセスする従来の手段に加えて、オンラインストア、インターネットラジオ局、オンライン音楽サービス、オンラインムービーサービスなどを通じて、インターネット上のオーディオ、ビデオ、オーディオとビデオとの両方のコンテンツにアクセスすることができる。家の内外における音楽、映像、及びオーディオ・ビデオコンテンツへの需要は、高まり続けている。
本開示技術の特徴、態様、及び利点は、以下の記載、添付の特許請求の範囲、及び添付の図面を参照するとより理解しやすい。
図1は、本明細書で開示された方法及び装置の実施形態を実施可能なシステム例の図を示し、 図2Aは、内蔵アンプとスピーカーを備えるゾーンプレーヤーの例の図を示し、 図2Bは、内蔵アンプを備えるとともに外部スピーカーに接続されたゾーンプレーヤーの例の図を示し、 図2Cは、A/V受信機とスピーカーに接続されたゾーンプレーヤーの例の図を示し、 図3は、コントローラの例の図を示し、 図4は、オーディオ再生デバイスとディスプレー装置とを含むシステム例を示し、 図5は、ゾーンプレーヤーの例の内部機能ブロック図を示し、 図6は、コントローラの例の内部機能ブロック図を示し、 図7は、赤外線装置の例の内部機能ブロック図を示し、 図8は、ディスプレー装置の例の内部機能ブロック図を示し、 図9は、赤外線信号を提供する方法の代表例のフローチャートを示し、 図10は、赤外線信号を処理する方法の代表例のフローチャートを示す。
さらに、図面は、いくつかの例示の実施形態を説明することを目的としているが、本開示が、図面に示した配置及び手段に限定されるものではないことは理解される。
I.概要
オーディオ再生デバイスは、メディア提示システムにおいて使用され、ディスプレー装置にオーディオを出力することができる。一例では、オーディオ再生デバイスはサウンドバーであり、ディスプレー装置はテレビである。そのような例では、多くの場合、サウンドバーがテレビに近接して置かれている。例えば、サウンドバーは、テレビ画面の底部に沿って置かれている。テレビの多くは、赤外線(IR)リモートセンサを含んでおり、見通し線上を伝送するリモート制御信号を受信することにより、テレビを制御している。IRセンサは、多くの場合、テレビの下部に沿って配置されている。例えば、IRセンサは、テレビの底部ベゼルに配置されている。このように、サウンドバーは、テレビと一緒に使用される。そのため、サウンドバーからIRセンサへの見通し線上にいくつかのブロックが置かれている場合か、又はサウンドバーからIRセンサへの見通し線上の一部にブロックが置かれている場合、テレビをリモート制御することが難しくなるか、又はテレビをリモート制御することができなくなる可能性がある。
上述した遮蔽(Shadowing)の問題を解決するため、従来のオーディオ再生デバイスでは、リモートコントローラからIR信号を受信し、IR信号を処理してバイナリ形式でデータを取得するように構成されている。従来のオーディオ再生デバイスは、バイナリデータをディスプレー装置に再送信することができる。しかし、そのようなシステムにおいて、IR信号を処理してバイナリデータを生成することは、フィルタリングすることを必要とする。フィルタリングは、IR信号復調の開始時間と終了時間とを決定する方法と共に行われる。この処理量によっては、オーディオ再生デバイスからディスプレー装置へデータを再送信する際に、データの遅延が生じる。
いくつかの例では、ディスプレー装置は、リモートコントローラと従来のオーディオ再生デバイスとの両方からIR信号を受信することができる。IR信号の受信の可否は、例えば、オーディオ再生デバイスの位置及びコントローラを操作しているユーザの位置次第である。ディスプレー装置では、2つの同じIR信号を受信すると共に、その信号に基づいて動作している。ディスプレー装置は、2つの同じIR信号のうち1つのIR信号をリモートコントローラからすぐに受信し、もう1つのIR信号をオーディオ再生デバイスから遅れて受信している。そのため、ディスプレー装置は、間違って応答することが頻繁にある。
本明細書に開示されているシステム、方法、装置、及び製品の例は、オーディオ再生デバイスにおいて、上述した遮蔽の問題を解決するか、又は遮蔽を防止できる。そのため、本明細書に開示されているシステム、方法、装置、及び製品は、ディスプレー装置をユーザのコマンドに対して適切に応答させることができる。さらに、本明細書に開示されているシステム、方法、装置、及び製品は、IR制御技術を用いた任意の用途に有利に適用することができる。
本明細書に開示されている方法及び装置の例では、オーディオ再生デバイスは、ユーザコントローラからIR信号を受信し、元IR信号を操作し、操作されたIR信号(操作IR信号)をアナログ方式でディスプレー装置に中継する。そのような例では、中継されたIR信号(中継IR信号)は、大幅に遅延することなくディスプレー装置に再送信される(例えば、顕著な遅延が見られることなくディスプレー装置に再送信される)。ある実施形態では、遅延を減少させる、又は遅延を無くすために、オーディオ再生デバイスは、元IR信号をデジタル方式で処理していない。さらに、中継IR信号は、実際にはリニアでアナログに保持される。中継IR信号は、ディスプレー装置によって受信されたとき、元IR信号と区別されないか、又は元IR信号と実質的に区別されない。中継IR信号がリニアであると共に大幅に遅延することなく送信されるため、ディスプレー装置は、コントローラからの元IR信号、及び/又はオーディオ再生デバイスからの中継IR信号を、単一信号として受信すると共に、受信した単一信号を処理することができる。
装置の例は、第1装置から第1信号を受信する赤外線装置を備える。第1信号は、アナログコマンドを示している。赤外線装置の例は、第1信号をアナログ方式でリニアに操作している。操作された信号は、アナログに保持される。赤外線装置は、操作された信号を第2装置に中継する。中継された操作信号は、コマンドを示す。また、中継された操作信号は、ディスプレー装置において第1信号と区別されないか、又は第1信号と実質的に区別されない。
方法の例は、第1装置から第1信号を受信するステップを含む。第1信号は、アナログコマンドを示す。方法は、第1信号をアナログ方式でリニアに操作するステップを含む。操作された信号は、アナログに保持される。方法は、操作された信号を第2装置に中継するステップを含む。中継された操作信号は、コマンドを示す。また、中継された操作信号は、ディスプレー装置において第1信号と区別されないか、又は第1信号と実質的に区別されない。
オーディオ再生デバイスの例は、オーディオ信号ソースに基づいてオーディオ信号を生成するオーディオ出力装置を備える。オーディオ再生デバイスは、オーディオ出力装置を制御するプロセッサを備える。オーディオ再生デバイスは、第1装置から第1信号を受信する赤外線装置を備える。第1信号は、アナログコマンドを示す。赤外線装置の例は、第1信号をアナログ方式でリニアに操作している。操作された信号は、アナログに保持される。赤外線装置は、操作された信号を第2装置に提供する。中継された操作信号は、コマンドを示す第1信号と区別されない。
本明細書では、様々な例が提供されている。
II.動作環境の例
図面を参照すると、同様の部分に対しては、複数の図面において、同様の符号を付している。図1は、本明細書で開示された1つ以上の実施形態が実行可能な、又は実施可能なシステム100の例を示している。
例示のために、システム100は、複数のゾーンで構成されたホームを示し、ホームは1つのゾーンのみで構成することができる。ホーム内の各ゾーンは、例えば、オフィス、浴室、寝室、キッチン、ダイニングルーム、ファミリールーム、ホームシアタールーム、ユーティリティ又はランドリールーム、及びパティオなどの異なる部屋又はスペースを示してもよい。そのように構成されている場合では、1つのゾーンが複数の部屋を含んでいてもよい。ホーム内の各ゾーンに1つ以上のゾーンプレーヤー102−124が示されている。ゾーンプレーヤー102−124は、再生デバイス、マルチメディアユニット、スピーカー、プレーヤーなどと呼ばれ、オーディオ、ビデオ、及び/又はオーディオビジュアルの出力を行う。コントローラ130は、システム100の制御を行う。コントローラ130は、ゾーンに固定されていてもよいし、あるいは、コントローラは130、ゾーンの周りを移動可能な移動体であってもよい。システム100は、複数のコントローラ130を含んでもよい。システム100は、例示的なハウスオーディオシステム全体を表すが、本明細書に記載の技術は、これらの特定の場所への用途に限定されず、又、図1のハウスオーディオシステム100全体のような広範囲のシステムにも限定されない。
a.ゾーンプレーヤーの例
図2A、図2B、図2Cは、様々な種類のゾーンプレーヤーの例を示している。例えば、図2A、図2B、図2Cのゾーンプレーヤー200、202、及び204は、それぞれ、図1のゾーンプレーヤー102−124のいずれにも対応できる。いくつかの実施形態では、オーディオが、フルレンジプレーヤー等の単一のゾーンプレーヤーのみから再生されてもよい。いくつかの実施形態では、オーディオは、2つ以上のゾーンプレーヤー、例えば、複数のフルレンジプレーヤーの組み合わせ、又はフルレンジプレーヤーと特定のプレーヤーとの組み合わせ等で再生されてもよい。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー200−204はまた、「スマートスピーカー」と呼ばれてもよい。この理由は、オーディオの再生以上の処理能力を備えているからであり、以下に詳細に述べられている。
図2Aは、フルレンジサウンドを再生可能なサウンド生成機器208を含むゾーンプレーヤー200を示す。サウンドは、オーディオ信号から得られ、オーディオ信号は、有線データネットワーク上又は無線データネットワーク上でゾーンプレーヤー200によって受信することができる。サウンド生成機器208は、1つ以上の内蔵アンプと、1つ以上のスピーカーを含む。内蔵アンプは、図4を参照して以下にさらに詳細に述べられている。スピーカー又は音響トランスデューサは、例えば、ツイーター、ミッドレンジドライバ、低域ドライバ、及びサブウーファーのいずれかを含むことができる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー200は、ステレオオーディオ、モノラルオーディオ、又はその両方を再生するように静的に又は動的に構成することができる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー200が他のゾーンプレーヤーとグループ化されてもよい。ステレオオーディオ、モノラルオーディオ、及び/又はサラウンドオーディオを再生するとき、又はゾーンプレーヤー200によって受信したオーディオコンテンツがフルレンジより低いとき、ゾーンプレーヤー200は、フルレンジサウンドのサブセットを再生するように構成することもできる。
図2Bは、分離したスピーカー210に電力を供給する内蔵アンプを含むゾーンプレーヤー202を示す。分離したスピーカーは、例えば、任意のタイプのラウドスピーカーを含むことができる。ゾーンプレーヤー202は、1つ、2つ、又はそれより多い数の別々のラウドスピーカーに電力を供給するように構成されてもよい。ゾーンプレーヤー202は、有線パスを通じてオーディオ信号(例えば、右又は左のチャンネルオーディオ又はその構成に応じた数のチャンネル)を分離したスピーカー210に対して通信するように構成されている
図2Cは、内蔵アンプを含まないが、データネットワーク上で受信した、オーディオ信号を、内蔵アンプを備えるオーディオ(又は「オーディオ/ビデオ」)受信機214に通信するゾーンプレーヤー204を示している。
図1に戻って、いくつかの実施形態では、1つ、いくつか、又はすべてのゾーンプレーヤー102から124は、ソースから直接オーディオを取り出すことができる。例えば、ゾーンプレーヤーは、再生されるべきオーディオコンテンツの再生リスト又は再生列を含んでいてもよい。再生列内の各項目は、ユーアールアイ(URI)又はいくつかの他の識別子を含んでいてもよい。URI又は識別子は、オーディオソースに対するゾーンプレーヤーを指し示すことができる。ソースは、インターネット(例えば、クラウド)上で見つけられるかもしれないし、データネットワーク128上の別のデバイス、ゾーンプレーヤー自体に格納されたコントローラ130からローカルに見つかるかもしれないし、又はゾーンプレーヤーと直接通信するオーディオソースから見つかるかもしれない。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤーは、オーディオそのものを再生できるし、オーディオを再生するために別のデバイスに送信できるし、又はゾーンプレーヤーと1つ以上の追加のゾーンプレーヤーとを同期してオーディオを再生することもできる。いくつかの実施形態では、再生するために別のゾーンプレーヤーに異なる第2オーディオコンテンツを送信している間、ゾーンプレーヤーは、第1オーディオコンテンツを再生することができる(又は全く再生できない)。
説明のため、カリフォルニア州サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドが現在販売提供している「PLAY:5」、「PLAY:3」、「CONNECT:AMP」、「CONNECT」、及び「SUB」と呼ばれるゾーンプレーヤーがある。他の過去、現在、及び/又は将来の任意のゾーンプレーヤーは、追加的に又は代替的に本明細書で開示された実施例のゾーンプレーヤーに実装して使用することができる。更に、ゾーンプレーヤーは、図2A、2B、及び2Cに示された特定の例又は提供されるソノズ製品に限定されないことを理解する。例えば、ゾーンプレーヤーは、有線のヘッドホン又は無線のヘッドホンを含んでいてもよい。更に別の例では、ゾーンプレーヤーは、テレビ用のサウンドバーを含んでいてもよい。更に別の例では、ゾーンプレーヤーは、アップル社のIPOD(商標)又は同様のデバイス用のドッキングステーションを含むことができるし、又、それらと対話することができる。
b.コントローラの例
図3は、ドッキングステーション302内の無線コントローラ300の例を示す。説明のため、コントローラ300は、図1の制御デバイス130に対応可能である。ドッキングステーション302が備えられている場合、ドッキングステーション302は、コントローラ300のバッテリーを充電するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、コントローラ300は、タッチスクリーン304を備えており、ユーザは、タッチスクリーン304をタッチすることでコントローラ300と対話可能となっている。例えば、ユーザは、オーディオコンテンツの再生リストを取り出し、ナビゲートし、1つ以上のゾーンプレーヤーの動作を制御し、システム構成100の全体を制御することができる。ある実施形態では、任意の数のコントローラを使用して、システム構成100を制御することができる。いくつかの実施形態では、システム構成100を制御可能なコントローラの数を制限することができる。コントローラは、無線コントローラ300のように無線であってもよいし、又はデータネットワーク128に有線で接続されてもよい。
いくつかの実施形態では、複数のコントローラがシステム100に使用される場合、各コントローラは、共通のコンテンツを表示するために調整されてもよいし、1つのコントローラから生じた変更を示すためにすべてのコントローラを動的に更新してもよい。調整は、例えば、コントローラによって、1つ以上のゾーンプレーヤーから直接又は間接的に状態変数を定期的に要請することによって行われてもよい。状態変数は、システム100についての情報を提供してもよく、例えば、現在のゾーングループ構成、1つ以上のゾーンで再生しているもの、ボリュームレベル、及び興味のある他の項目などを提供してもよい。状態変数は、必要に応じて、又は多くの場合プログラムされて、ゾーンプレーヤー(及び、もし望むのであれば、コントローラ)間のデータネットワーク128上に渡されてもよい。
更に、任意のネットワーク対応携帯デバイス、例えば、IPHONE(登録商標)、IPAD(登録商標)、ANDROID(登録商標)対応電話、又は任意の他のスマートフォン若しくはネットワーク対応デバイスなどで実行されるアプリケーションが、データネットワーク128に接続することによってコントローラとして使用できる。ラップトップ又はデスクトップパーソナルコンピュータ(PC)若しくはMAC(登録商標)上で実行されるアプリケーションも、コントローラ130として使用される。そのようなコントローラは、データネットワーク128、ゾーンプレーヤー、無線ルータを備えるインタフェースを通じてシステム100に接続されるか、又はいくつかの他の構成された接続パスを使用してシステム100に接続されてもよい。カリフォルニア州サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドが提供するコントローラの例としては、「コントローラ200」、「SONOS(登録商標) CONTROL」、「SONOS(登録商標) Controller for IPHONE(登録商標)」、「SONOS(登録商標) Controller for IPAD(登録商標)」、「SONOS(登録商標) Controller for ANDROID(商標)」、「SONOS(登録商標) Controller for MAC(登録商標)又はPC」を含む。
c.データ接続の例
図1のゾーンプレーヤー102から124は、直接又は間接的にデータネットワーク、例えばデータネットワーク128に接続される。コントローラ130は、直接又は間接的にデータネットワーク128に接続されるか、又は個別にゾーンプレーヤーに接続されてもよい。データネットワーク128は、示された他の構成要素から目立つように図中に八角形で示されている。データネットワーク128が1つの場所に示されているが、そのようなネットワークは、システム100の中及び周りに拡がっていることが理解される。特に、データネットワーク128は、有線ネットワーク、無線ネットワーク、又は有線ネットワークと無線ネットワークの両方の組み合わせとすることができる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ以上は、専有のメッシュネットワークに基づいて、データネットワーク128に無線で接続されている。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ以上は、非メッシュトポロジーを使用して、データネットワーク128に無線で接続される。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ以上は、イーサネット(登録商標)又は同様の技術を使用し、データネットワーク128への有線を介して接続されている。1つ以上のゾーンプレーヤー102−124をデータネットワーク128に接続することに加えて、データネットワーク128は、更に、例えば、インターネットなどのワイドエリアネットワークにアクセス可能である。
いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124のいくつか、又はいくつかの他の接続デバイスをブロードバンドルータに接続することによって、データネットワーク128が形成されてもよい。他のゾーンプレーヤー102−124は、その後、データネットワーク128に対して有線で追加することができるか、又は無線で追加することができる。例えば、ゾーンプレーヤー(例えば、ゾーンプレーヤー102−124のいずれか)は、ゾーンプレーヤーに設けられたボタンを単に押すことによって、システム構成100に追加され(又はいくつかの他のアクションを実行し)、データネットワーク128への接続を可能にしている。ブロードバンドルータは、例えば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)に接続することができる。ブロードバンドルータは、他のアプリケーション(例えば、ウェブサーフィン)に使用可能なシステム構成100内の別のデータネットワークを形成するために使用することができる。データネットワーク128はまた、そのようにプログラムされている場合にも使用することができる。一例では、第2ネットワークは、サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドによって開発されたソノズネット・プロトコルを実装してもよい。ソノズネットは、安全で、AES暗号化された、ピア・ツー・ピアの無線メッシュネットワークを表す。あるいは、ある実施形態では、データネットワーク128は、家庭内の他の用途に使用されるネットワーク、例えば従来の有線ネットワーク又は無線ネットワークと同じネットワークである。
d.ゾーン構成の例
特定のゾーンは、1つ以上のゾーンプレーヤーを含むことができる。例えば、図1のファミリールームでは、2つのゾーンプレーヤー106及び108を含んでおり、一方キッチンでは、1つのゾーンプレーヤー102を備えていることが示されている。別の例では、ホームシアタールームは、5.1チャンネル以上のオーディオソースからのオーディオ(例えば、5.1以上のオーディオチャネルにてエンコードされたムービー)を再生する追加のゾーンプレーヤーを有する。いくつかの実施形態では、1つは、ルーム内又はスペース内にゾーンプレーヤーを配置し、コントローラ130を介してゾーンプレーヤーを新しいゾーンに割り当てるか、又は既存のゾーンに割り当てることができる。そのように、ゾーンが形成されてもよく、別のゾーンと組み合わされてもよく、取り除かれてもよく、特定の名前(例えば、「キッチン」)を与えてもよい。また、望むのならば、コントローラ130でそのようにするようにプログラムされてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、ゾーン構成は、コントローラ130又はいくつかの他の機構を使用して構成された後においても動的に変更してもよい。
いくつかの実施形態では、ゾーンが、2つ以上のゾーンプレーヤー、例えば、ファミリールームにおいて2つのゾーンプレーヤー106及び108を含む場合、2つのゾーンプレーヤー106及び108は、同じオーディオソースを同期して再生するように構成することができる。また、2つのゾーンプレーヤー106及び108は、例えば、左と右のチャンネルのように、2つの別のサウンドを再生するようにペアにすることもできる。言い換えれば、サウンドのステレオ効果は、一方を左サウンド用、他方を右サウンド用として使用する2つのゾーンプレーヤー106及び108を通して、再現されてもよく、又は強化されてもよい。ある実施形態では、ペアのゾーンプレーヤー(「結合したゾーンプレーヤー」とも呼ばれる)は、同じゾーン又は異なるゾーンにおける他のゾーンプレーヤーと同期してオーディオを再生することもできる。
いくつかの実施形態では、2つ以上のゾーンプレーヤーを音響的に統合し、単一の統合されたゾーンプレーヤーを形成することができる。統合されたゾーンプレーヤーは、追加のスピーカードライバを通ってサウンドが流れるため、(複数の異なったデバイスから構成されている)統合されたゾーンプレーヤーは、統合されていないゾーンプレーヤー又はペアにされたゾーンプレーヤーと比べて、サウンドの処理や再現を異なるように構成することができる。統合されたゾーンプレーヤーは、更に、単一のゾーンプレーヤー又は他の統合されたゾーンプレーヤーとペアにすることができる。例えば、統合された再生デバイスのそれぞれの再生デバイスは、統合モードに設定可能である。
いくつかの実施形態によれば、ユーザは、ゾーンプレーヤーのグループ化、統合、ペアリング等のいずれかを行い続け、所望の構成を完成させることができる。グループ化、統合、及びペアリングの操作は、好ましくは、例えば、コントローラ130を使用するなどの制御インタフェースを通じて行われ、異なる構成を作成するようにスピーカーワイヤーを、例えば、個々の、離れたスピーカーに物理的に接続及び再接続することなく行われる。このように、本明細書に記載された特定の実施形態は、より柔軟で動的なプラットフォームを提供し、サウンド再生をエンドユーザに提供することができる。
e.オーディオソースの例
いくつかの実施形態では、各ゾーンは、別のゾーンのオーディオソースと同じオーディオソースから再生できる。また、各ゾーンは、それぞれ異なるオーディオソースで再生することもできる。例えば、誰かがパティオ上でグリルしながら(grilling)、ゾーンプレーヤー124を介してジャズ音楽を聞くことができる。また、誰かがキッチンで食事の準備をしながらゾーンプレーヤー102を介してクラシック音楽を聞くこともできる。さらに、誰かがオフィスにいながら、パティオ上でゾーンプレーヤー124を介して再生されているジャズ音楽と同じ音楽を、ゾーンプレーヤー110を介して聞くこともできる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー110と124を介して再生されるジャズ音楽が、同期して再生される。複数のゾーン間で再生を同期することで、オーディオを途切れさせることなく(又はほぼ途切れさせることなく)聞きながら、ユーザは、複数のゾーンを移動することができる。さらに、ゾーンを「パーティーモード」とし、連結された全てのゾーンが同期してオーディオを再生することもできる。
ゾーンプレーヤー102−124によって再生されるオーディオコンテンツのソースは、多数ある。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー自体が有する音楽にアクセスされ、その音楽が再生されてもよい。いくつかの実施形態では、コンピュータ又はネットワーク接続ストレージ(NAS)上に記憶された個人のライブラリから音楽が、データネットワーク128を介してアクセスされ、再生されてもよい。いくつかの実施形態では、インターネットラジオ局、番組、及びポッドキャストが、データネットワーク128を介してアクセスすることができる。ユーザに音楽とオーディオコンテンツを流す、及び/又はダウンロードさせる音楽サービス又はクラウドサービスは、データネットワーク128を介してアクセスできる。さらに、音楽は、例えば、ターンテーブル又はCDプレーヤーなどの従来のソースから、ラインイン接続を介してゾーンプレーヤーに接続して、得られてもよい。オーディオコンテンツはまた、異なるプロトコル、例えば、アップル社のAIRPLAY(登録商標)ワイヤレス技術を使用して、アクセスすることができる。1つ以上のソースから受信されたオーディオコンテンツは、データネットワーク128及び/又はコントローラ130を介して、ゾーンプレーヤー102から124の間で共有することができる。上述したオーディオコンテンツのソースは、本明細書において、ネットワークベースのオーディオ情報ソースと呼ばれる。しかしながら、ネットワークベースのオーディオ情報は、それらに限定されない。
いくつかの実施形態では、例示のホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120は、テレビ132などのディスプレー装置に接続されている。いくつかの例では、テレビ132が、ホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120のためのオーディオソースとして使用されており、一方、他の例においては、テレビ132からのオーディオ情報がオーディオシステム100内のゾーンプレーヤー102−124のいずれかと共有することができる。
f.ホームシアターの例
図4は、オーディオ再生デバイス402とディスプレー装置404とを含むシステム400の例を示す。図4に示すオーディオ再生デバイス402は、サウンドバー等のゾーンプレーヤーである、しかしながら、ゾーンプレーヤーは、任意の種類のオーディオ再生デバイスを含むことができる。例示的なオーディオ再生デバイス402は、ゾーン内に配置されている。ゾーンは、更にサブウーファー406及びリアサラウンドデバイス408等のゾーンプレーヤーを含んでいる。図4に示された例は、テレビ(例えば、ディスプレー装置404)と組み合わせたホームシアターシステムとして使用することができる。しかしながら、サブウーファー406及びリアサラウンドデバイス408は、ディスプレー装置404と連動させてオーディオを再生する必要はないが、リスナーに対してサウンド効果を加えるために設けられてもよい。サブウーファー406及びリアサラウンドデバイス408は、例えば、より深い低音及びリア/サイドのサウンド効果を追加するために設けられてもよい。
コントローラ410は、オーディオ再生デバイス402及び/又はディスプレー装置404と通信する。コントローラ410は、1つ以上のリモートコントローラを含むことができる。例えば、リモートコントローラは、テレビ、ユニバーサルリモートコントローラ、テレビに備え付けのサウンドバー等に対応してもよい。コントローラ410は、1つ以上のコマンドボタン又はソフトキー(例えば、タッチスクリーン制御デバイスに設けられるようなソフトウェアで構成可能なボタン)を含み、ユーザが押すと、ディスプレー装置404に対してコマンドを出す。コマンドは、例えば、電源オン/オフ、ボリューム増大、ボリューム減少、ミュート、チャンネル制御等を含むことができる。
オーディオ再生デバイス402の例は、無線接続412を介してコントローラ410と通信する。いくつかの実施形態では、システム400のユーザが、コントローラ410を使用してオーディオ再生デバイス402を制御し、例えば、オーディオ再生デバイス402のオーディオ出力ボリュームを変更すること(例えば、ボリュームを上げる、ボリュームを下げる、ミュートする等)、又は信号源を変更することができる。信号源とは、再生するオーディオ情報を、オーディオ再生デバイス402が取得するためのソースである。また、システム400のユーザは、コントローラ410を使用して、ゾーンが特定のオーディオ情報ソースからオーディオを再生するように構成することができる。また、システム400のユーザは、コントローラ410を使用して、オーディオ再生デバイス402への任意の他の設定、及び/又は構成の調整を行うことができる。
ディスプレー装置404の例は、例えば、無線接続414を介して、コントローラ410と通信する。コントローラ410を使用して、システム400のユーザは、ディスプレー装置404を制御し、例えば、ボリュームコマンドをディスプレー装置404に対して通信すること、ディスプレー装置404への入力を変更すること、ディスプレー装置404の電源をオン及び/又はオフにすること、及び/又はそうでなければディスプレー装置404へ任意の他の設定及び/又は構成の調整を行うことができる。いくつかの実施形態では、オーディオ再生デバイス402は、リモートコントローラを使用したディスプレー装置404の制御を記憶することができる。
図示された例では、コントローラ410は、オーディオ再生デバイス402とディスプレー装置404との両方を制御している(例えば、コントローラ410はユニバーサルリモートコントローラである)。コントローラ410は、オーディオ再生デバイス402とディスプレー装置404とを選択して通信するか、及び/又はオーディオ再生デバイス402とディスプレー装置404と同時に通信することができる。いくつかのそのような例では、オーディオ再生デバイス402及びディスプレー装置404は、オーディオ再生デバイス404とディスプレー装置404とのどちらかに応じて、メッセージを送信すると共にコマンドを受信する。コントローラ410は、コマンドを与えるために通信するように構成される。いくつかの例では、オーディオ再生デバイス402及びディスプレー装置404は、それぞれ専用のユーザ入力装置を備えていてもよい。例えば、別の複数のコントローラが使用され、オーディオ再生デバイス402とディスプレー装置404とのそれぞれを制御してもよい。
図4に示された例では、オーディオ再生デバイス402は、有線接続416及び/又は無線接続418を介してディスプレー装置404と接続される。有線接続416及び/又は無線接続418は、オーディオ情報、制御メッセージ、コマンド、オーディオメタデータ及び/又はビデオメタデータ、及び/又は他の情報を、オーディオ再生デバイス402とディスプレー装置404との間で送信する。有線接続416に使用できる有線接続の例としては、TOSLINK(登録商標)のような光ファイバ接続、RCAコネクタを使用するオーディオ接続、HDMI(登録商標)を使用するマルチメディア接続、イーサネット(登録商標)を使用するデータ接続、いくつかの他の有線接続、又はそれらのいくつかの組み合わせがある。無線接続412、414、418は、赤外線(IR)接続、無線周波数(RF)接続、Bluetooth(登録商標)接続、任意の他の無線接続、又はそれらのいくつかの組み合わせを含むことができる。いくつかのディスプレー装置、例えば、テレビ等は、オーディオ出力機構(例えば、スピーカー)を設けているが、システム400においては、ディスプレー装置404上の任意のオーディオ出力機構の代わりに(又はオーディオ出力機構を補完するために)オーディオ再生デバイス402が、オーディオを出力してもよい。
いくつかの実施形態では、オーディオ再生デバイス402は、複数の異なるオーディオ情報ソース間で選択することができる。その複数の異なるオーディオ情報ソースのうちの1つは、ディスプレー装置404である。いくつかの実施形態では、ディスプレー装置404がスイッチとして機能するときか、又はディスプレー装置404がデバイスを増やすためにハブとして機能するとき、ディスプレー装置404は、オーディオ情報の複数の潜在ソースを示す。いくつかの実施形態では、ディスプレー装置404は、テレビであり、異なる入力装置間の切換を行うことができる。異なる入力装置とは、例えば、ビデオゲームコンソール、ケーブル放送、通信放送、及び/又は放送テレビプログラム、DVDプレーヤー、Blu−ray(登録商標)プレーヤー、ビデオカセットプレーヤー、デジタルビデオプレーヤー、及び/又は任意の他の入力装置等である。
ディスプレー装置404に加えて、オーディオ再生デバイス402は、他のオーディオ情報ソース、例えば、ネットワークベースのオーディオ情報ソース等を選択することができる。ネットワークベースのオーディオ情報ソースは、例えば、ルータ420又は別のネットワーク対応デバイス(例えば、インターネットに接続し、直接データネットワークに接続するIPAD(登録商標)、IPHONE(登録商標)、又はANDROID(商標)デバイス等)を介して、アクセスされてもよい。オーディオ再生デバイス402は、有線又は無線接続422を介して、ルータ420又は他のネットワーク対応デバイスに接続されている。オーディオ再生デバイス402は、(例えば、インターネット及び/又はローカルエリアネットワークを介して)ネットワークベースのオーディオ情報ソースにアクセスできる。別の例では、オーディオ再生デバイス402は、例えば、3G接続又は4G接続を通して、ネットワークベースのオーディオ情報ソースに直接アクセスする。又、オーディオ再生デバイス402は、ブロードバンド接続を介して、ネットワークベースのオーディオ情報ソースに直接アクセスする。
オーディオ再生デバイス402及びディスプレー装置404によって送受信されるメッセージは、例えば、イーサネット(登録商標)パケット等のパケットベースのメッセージであってもよい。メッセージの種類(例えば、ボリュームメッセージ、ソースメッセージ等)及び/又は任意の追加情報(例えば、ボリュームアップ、ボリュームダウン、ミュート、ミュート解除、特定のオーディオ情報ソース等)は、例えば、パケットベースメッセージのペイロード内を転送可能である。データは、赤外線を使用して、オーディオ再生デバイス402とディスプレー装置404とによって、追加的に又は代替的に送信されてもよいし、又は受信されてもよい。
図4のシステム400は、複数のグループに分割されてもよい。それぞれのグループは、例えば、より広い場所(例えば、家)の異なる部屋に配置されてもよい。コントローラ410は、モバイルであり、任意の時点で、任意のグループと同じ物理的位置にあってもよいし、そうでなくてもよい。グループは、例えば、異なる位置に配置されてもよいし、又は(例えば、コントローラ410を介して)ユーザの方向に合わせて配置されてもよい。この場合、デバイス402、404、406、408が、同じオーディオ又は異なるオーディオチャンネルを同期して再生する。ユーザは、選択的に又は代替的にグループに指示を出し、ディスプレー装置404から発しているオーディオを再生する一方、別のグループが(例えば、ルータ420を介して)別のオーディオ情報ソースから発している他のオーディオを再生する。
オーディオ再生デバイス402、ディスプレー装置404、サブウーファー406、及び/又はリアサラウンドデバイス408のいずれかが、マスター/スレイブ配列でグループ化されてもよい。デバイス402−408のうちの1つは、それとは別のデバイス402−408及び/又はルータ420と通信し、オーディオ情報、同期している信号、及び/又はコマンドを受信してもよいし、及び/又は提供してもよい。次に、デバイス402−408は、互いに通信し、オーディオ情報、同期している信号、及び/又はコマンドを受信する及び/又は提供する。
オーディオ再生デバイス402は、IR装置424を含み、コントローラ410とディスプレー装置404との間の通信を可能にしている。いくつかの例では、オーディオ再生デバイス402は、ディスプレー装置404の前に配置されており、ディスプレー装置404が、コントローラ410から信号及び/又はコマンドを受信することを妨げている。例えば、オーディオ再生デバイス402は、ディスプレー装置404上のIR受信機の前に配置されてもよい。IR装置424は、オーディオ再生デバイス402がコントローラ410(又はシステム400内の任意の他のデバイス)からIR信号を受信することを可能にすると共に、IR信号を操作することを可能にする。オーディオ再生デバイス402は、ディスプレー装置404がIR信号を受信して処理できるような方法で、操作されたIR信号を中継することができる。
図示された例では、ユーザがコントローラ410上のキー、ボタン、又はコマンドを作動する。この作動に反応して、コントローラ410は、無線接続414を介してディスプレー装置404の方向にIR信号(例えば、コマンド)を送信してもよい。しかしながら、オーディオ再生デバイス402及び/又はディスプレー装置404の配置によっては、ディスプレー装置404へのIR信号の経路がオーディオ再生デバイス402によってブロックされる可能性もあるし、他の場合にはブロックされない可能性もある。いくつかの実施形態では、ディスプレー装置404へのIR信号の経路が、ブロックされているか否かにかかわらず、IR信号が、無線接続412を介してオーディオ再生デバイス402によって受信されている。IR装置424は、元IR信号を操作し、操作されたIR信号(操作IR信号)をディスプレー装置404に対してリニアかつ大幅に遅延することなく(例えば、顕著な遅延が見られることなく)、ディスプレー装置404に中継している。IR装置424は、操作IR信号を、無線接続418を介してディスプレー装置404に送信する。いくつかの実施形態では、操作IR信号が、大幅に遅延することなくディスプレー装置404に送信される。なぜならば、IR信号は、デジタル方式で処理されないからである。いくつかの実施形態では、IR装置424は、元IR信号を示す第2のIR信号を生成し、第2のIR信号をディスプレー装置404へ送信している。いくつかの実施形態では、IR装置424は、ディスプレー装置404によって受信されるIR信号のみを生成している。これは、オーディオ再生デバイス402によってディスプレー装置404上のIRセンサがブロッキングされるためである。その結果、1つ又は2つのIR信号(又はIR信号の一部)がディスプレー装置404上のIRセンサに到達しているかどうかに関係なく、オーディオ再生デバイスは、いくつかの実施形態において、ディスプレー装置404が、ユーザの意図するコマンドを正確に受信することができる。
図示された例では、ディスプレー装置404は、オーディオ再生デバイス402から少なくとも中継されたIR信号(中継IR信号)を受信する一方、中継IR信号を処理し、コマンドを実行する(例えば、オーディオソースを変更する)ことができる。いくつかの例では、ディスプレー装置404は、元IR信号(又はその一部)を、無線接続414を介してコントローラ410から受信する一方、中継IR信号(又はその一部)を、無線接続418を介してオーディオ再生デバイス402から受信する。そのような例では、IR装置424が、操作IR信号をリニアにかつ大幅に遅延することなく中継されるので、ディスプレー装置404は、元IR信号と中継IR信号とを、単一IR信号として処理することができる。言い換えれば、ディスプレー装置404で受信されたIR信号は、コントローラ410からの元IR信号と、オーディオ再生デバイス402からの中継IR信号とを組み合わせたものである(例えば、受信されたIR信号は、元IR信号と中継IR信号との和である)。したがって、ディスプレー装置404は、別のIR信号と区別せずに、単一の命令で受信されたIR信号を処理する。従来のシステムでは、IR信号はデジタル方式で繰り返されていたので、繰り返されたIR信号の送信の際に大幅な遅延が生じていた。そのような従来のシステムでは、元のIR信号と繰り返されたデジタルIR信号とを受信するデバイスは、どちらかのIR信号を処理することができない。IR装置424の例は、図7を参照して以降で更に詳細に述べられている。
III.ゾーンプレーヤー
図5を参照すると、実施の形態に関連するゾーンプレーヤー500の例示的なブロック図が示されている。図4のゾーンプレーヤー500は、ネットワークインタフェース502、プロセッサ508、メモリ510、オーディオ処理コンポーネント512、1つ以上のモジュール514、オーディオアンプ516、及びスピーカーユニット518を含む。スピーカーユニット518は、オーディオアンプ516に接続されている。図2Aは、そのようなゾーンプレーヤーの例を図示している。他のタイプのゾーンプレーヤーは、(例えば、図2Bに示される)スピーカーユニット518又は(例えば、図2Cに示される)オーディオアンプ516を含まなくてもよい。さらに、ゾーンプレーヤー500は、別のコンポーネントに統合できることが意図されている。例えば、ゾーンプレーヤー500は、屋内又は屋外で使用するテレビ、照明、又はいくつかの他のデバイスの一部として構成することができる。
いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース502は、データネットワーク128上のゾーンプレーヤー500と他のデバイスとの間のデータフローを可能にする。いくつかの実施形態では、データネットワーク128上の別のゾーンプレーヤー又はデバイスからオーディオを取得することに加えて、ゾーンプレーヤー500は、オーディオソースから、例えば、ワイドエリアネットワーク上のオーディオソースから、又はローカルネットワーク上のオーディオソースから直接オーディオにアクセスできる。更に、いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース502は、各パケットのアドレス部を扱い、各パケットが正しい宛先に到達するように、ゾーンプレーヤー500に向かうべきパケットを受信する。したがって、特定の実施形態では、パケットのそれぞれは、IPベースのソースアドレスだけでなくIPベースの宛先アドレスも含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース502は、無線インタフェース504と有線インタフェース506のどちらか一方又は両方を含むことができる。無線インタフェース502は、無線周波数(RF)インタフェースとも呼ばれ、ゾーンプレーヤー500にネットワークインタフェース機能を提供し、通信プロトコル(例えば、IEEE802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、又は802.15.1を含む任意の無線規格)に従って他のデバイス(例えば、他のゾーンプレーヤー、スピーカー、受信機、データネットワーク128に関連付けられたコンポーネントなど)と無線で通信する。無線インタフェース504は、1つ以上のラジオを含んでもよい。無線信号を受信し、無線信号を無線インタフェース504に提供し、無線信号を送信するため、ゾーンプレーヤー500は、1つ以上のアンテナ520を含む。有線インタフェース506は、ネットワークインタフェース機能をゾーンプレーヤー500に提供し、通信プロトコル(例えば、IEEE802.3)に従って他のデバイスと有線で通信する。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤーは、インタフェース504と506の両方を含む。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー500は、無線インタフェース504のみを含むか、又は有線インタフェース506のみを含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサ508は、クロック駆動の電子デバイスであり、コンピュータのメモリ510に記憶された命令に従って、入力データを処理するように構成されている。メモリ510は、1つ以上のソフトウェアモジュール514を搭載することができるデータストレージであり、コンピュータのプロセッサ508によって実行されることで特定のタスクを実行することができる。図示された実施形態では、メモリ510は、有形のコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、プロセッサ508によって実行可能な命令を記憶している。いくつかの実施形態では、タスクとは、ゾーンプレーヤー500が別のゾーンプレーヤー又はネットワーク上のデバイスから(例えば、ユーアールエル(URL)又はいくつかの他の識別子を使用して)オーディオデータを取得することであってもよい。いくつかの実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー500が別のゾーンプレーヤーにオーディオデータを送信することか、又はネットワーク上のデバイスにオーディオデータを送信することであってもよい。いくつかの実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー500のオーディオの再生を1つ以上の追加のゾーンプレーヤーと同期させることであってもよい。いくつかの実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー500を1つ以上のゾーンプレーヤーとペアにし、マルチチャネルオーディオ環境を作成することであってもよい。追加のタスク又は代替的なタスクは、1つ以上のソフトウェアモジュール514及びプロセッサ508を介して実行することができる。
オーディオ処理コンポーネント512は、1つ以上のデジタル−アナログ変換器(DAC)、オーディオ前処理コンポーネント、オーディオ強化コンポーネント又はデジタル信号プロセッサなどを含むことができる。いくつかの実施形態では、オーディオ処理コンポーネント512は、プロセッサ508の一部であってもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース502を介して取り出されたオーディオは、オーディオ処理コンポーネント512によって処理される、及び/又は意図的に変更される。さらに、オーディオ処理コンポーネント512は、アナログオーディオ信号を生成することができる。処理されたアナログオーディオ信号は、オーディオアンプ516に提供され、スピーカー518を通して再生される。また、オーディオ処理コンポーネント512は、ゾーンプレーヤー500から再生するための入力としてアナログ又はデジタル信号を処理し、ネットワーク上の別のゾーンプレーヤーに送信することができる。また、オーディオ処理コンポーネント512は、ネットワーク上の別のデバイスに再生と送信の両方を行うための回路を含むこともできる。入力の例としては、ラインイン接続(例えば、オートディテクティング3.5mmオーディオラインイン接続)を含む。
オーディオアンプ516は、1つ以上のスピーカー518を駆動できるレベルまでオーディオ信号を増幅するデバイスである。1つ以上のスピーカー518は、個々の変換器(例えば、「ドライバ」)又は1つ以上のドライバを内包する筐体を含んだ完全なスピーカーシステムを含むことができる。特定のドライバは、例えば、サブウーファー(例えば、低周波用)、ミッドレンジドライバ(例えば、中周波用)、及びツイーター(例えば、高周波用)であってもよい。筐体は、例えば、密封することもでき、又は移植することもできる。各トランスデューサは、それ自体の個々の増幅器によって駆動されてもよい。
現在、市販されている例として知られているゾーンプレーヤーとして、内蔵アンプとスピーカーとを備えるPLAY:5がある。PLAY:5は、例えば、インターネット又はローカルネットワークなどのソースから直接オーディオを取り出すことができる。特に、PLAY:5は、5アンプ、5ドライバ・スピーカーシステムであり、それは2つのツイーター、2つのミッドレンジドライバ及び1つのウーファーを含んでいる。PLAY:5を通じてオーディオコンテンツを再生する場合、トラックの左側のオーディオデータは、左側のツイーターと左側のミッドレンジドライバから送られる。トラックの右側のオーディオデータは、右側のツイーターと右側のミッドレンジドライバから送られる。また、モノラル低音は、サブウーファーから送られる。さらに、両方のミッドレンジドライバと両方のツイーターが同じイコライゼーション(又は実質的に同じイコライゼーション)を有してもよい。つまり、これらの両方が同じ周波数であるが、異なるオーディオチャネルから送信される。PLAY:5は、インターネットラジオ局又はオンライン音楽・ビデオサービスからのオーディオ、ダウンロードされた音楽、アナログオーディオ入力、テレビ、DVDなどを再生することができる。
IV.コントローラ
図6を参照すると、図1の制御デバイス130に対応可能なコントローラ600の例示的なブロック図が示されている。コントローラ600は、システム内のマルチメディアアプリケーションの制御、自動化及びその他のことを可能にするために使用することができる。特に、コントローラ600は、ネットワーク上にて利用可能な複数のオーディオソースを選択することを可能にすると共に、無線又は有線のネットワークインタフェース608を介して1つ以上のゾーンプレーヤー(例えば、図1のゾーンプレーヤー102−124)の制御を可能にするように構成することができる。一実施形態によれば、無線通信は、標準規格に基づいている(例えば、赤外線、ラジオ、あるいはIEEE802.11a、802.11b、802.11g、802.11n又は802.15を含む無線規格等)。さらに、特定のオーディオがコントローラ600を介してアクセスされている場合か、又は特定のオーディオがゾーンプレーヤーを経由して再生されている場合、画像(例えば、アルバムアート)又は他のデータが、オーディオ及び/又はオーディオソースに関連付けられてコントローラ600へ送信されると共に、表示される。
コントローラ600には、スクリーン602と入力インタフェース614が設けられている。これにより、ユーザはコントローラ600と対話し、例えば、多くのマルチメディア項目の再生リストをナビゲートしたり、1つ以上のゾーンプレーヤーの動作を制御することができる。コントローラ600上のスクリーン602は、例えば、液晶ディスプレー(LCD)スクリーンとすることができる。スクリーン602は、マイクロコントローラ(例えば、プロセッサ)606によって制御されるスクリーンドライバ604と通信すると共に、コマンドを受信する。メモリ610は、1つ以上のアプリケーションモジュール612をロードすることができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションモジュール612は、複数のゾーンプレーヤーを選択してゾーングループにグループ化し、ゾーンプレーヤーを同期して、オーディオを再生することができるように構成されている。いくつかの実施形態では、アプリケーションモジュール612は、ゾーングループ内のゾーンプレーヤーのオーディオサウンド(例えば、ボリューム)を制御するように構成されている。動作中において、マイクロコントローラ606がアプリケーションモジュール612の1つ以上を実行するとき、スクリーンドライバ604は、スクリーン602を駆動するための制御信号を生成し、特定のユーザインタフェースにアプリケーションを表示する。
コントローラ600は、有線又は無線でゾーンプレーヤーと通信可能なネットワークインタフェース608を含む。いくつかの実施形態では、ボリュームコントロール及びオーディオ再生同期などのコマンドは、ネットワークインタフェース608を介して送信される。いくつかの実施形態では、保存されたゾーングループ構成がネットワークインタフェース608を介してゾーンプレーヤーとコントローラとの間で転送される。コントローラ600は、1つ以上のゾーンプレーヤー、例えば、図1のゾーンプレーヤー102−124などを制御することができる。特定のシステム用に複数のコントローラを利用することができる。各コントローラは別のコントローラと共通の情報を共有することができる。又は、ゾーンプレーヤーが構成データ(例えば、状態変数など)を格納している場合、ゾーンプレーヤーから共通の情報を取り出すことができる。さらに、コントローラは、ゾーンプレーヤーに統合することもできる。
他のネットワーク対応デバイス、例えば、IPHONE(登録商標)、IPAD(登録商標)若しくは他の任意のスマートフォン又はネットワーク対応デバイス(例えば、PC又はMAC(登録商標)などのネットワーク化されたコンピュータなど)は、特定の環境内のゾーンプレーヤーと対話するためのコントローラ、又は制御するためのコントローラとしても使用できることに留意すべきである。いくつかの実施形態では、ソフトウェアアプリケーション又は更新は、ネットワーク対応デバイス上にダウンロードされ、本明細書で述べられている機能を実行できる。
ある実施形態では、ユーザは、コントローラ600から少なくとも2つのゾーンプレーヤーを含むゾーングループ(結合されたゾーンとも呼ばれる)を作成することができる。ゾーングループ内のゾーンプレーヤーは、同期化された方法でオーディオを再生し、ゾーングループ内のすべてのゾーンプレーヤーが同一のオーディオソースを再生する方法か、試聴遅延がないか又は音が途切れない(試聴遅延がほぼないか又は音の途切れがほぼない)ように同期する方法で、同一のオーディオソースのリストを再生することができる。同様に、いくつかの実施形態では、ユーザがコントローラ600を用いてグループのオーディオボリュームを大きくするとき、グループのオーディオボリュームを大きくする信号又はデータが、ゾーンプレーヤーの1つに送信され、グループ内の他のゾーンプレーヤーのボリュームを一緒に大きくする。
ユーザは、コントローラ600を介して、「Link Zones(ゾーンをリンク)」又は「Add Zones(ゾーンを追加)」のソフトボタンをアクティブにすることによってゾーンプレーヤーをゾーングループにグループ化することができ、又ユーザは、「Unlink Zones(ゾーンをリンク解除)」又は「Drop Zones(ゾーンをドロップ)」ボタンをアクティブにすることによってゾーングループをグループ解除することができる。例えば、オーディオを再生するためにゾーンプレーヤーを一緒に「参加させる」ための1つの機構は、複数のゾーンプレーヤーをリンクしてグループを形成することである。
ある実施形態では、ユーザは、例えば、単一のゾーンで開始し、その後、手動でそれぞれのゾーンをそのゾーンにリンクすることによって、6つのゾーンプレーヤーのうち任意の数のゾーンプレーヤーだけをリンクすることができる。
ある実施形態では、ゾーンは、コマンドを使用して共に動的にリンクし、(最初にゾーンシーンを作成した後に)ゾーンシーン又はテーマを作成することができる。例えば、「Morning(朝)」ゾーンシーンコマンドは、寝室、オフィス、及びキッチンゾーンを1つの動作で一緒にリンクすることができる。この単一コマンドがないと、ユーザは、各ゾーンを手動で個別にリンクする必要がある。単一コマンドは、マウスクリック、ダブルマウスクリック、ボタンを押すこと、ジェスチャー、又はいくつあの他のプログラムされた動作を含んでもよい。他の種類のゾーンシーンをプログラムすることもできる。
ある実施形態では、ゾーンシーンは、時間(例えば、アラームクロック機能)に基づいてトリガーすることができる。例えば、ゾーンシーンは、午前8:00に適用されるように設定することができる。システムは、適切なゾーンに自動的にリンクすることができ、特定の音楽を再生するように設定することができる。任意の特定のゾーンが時間に基づいて状態を「オン」又は「オフ」にトリガーすることができるが、例えば、ゾーンシーンは、シーンとリンクされた任意のゾーンが、予め定義されたオーディオ(例えば、お気に入りの歌、ア予め定義された再生リスト)を、特定の時間に、及び/又は特定の期間で再生可能なようにしている。何らかの理由により、スケジュールされた音楽の再生を失敗した(例えば、再生リストが空である、共有への接続がない、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)の失敗、インターネットラジオ局へのインターネット接続がないなどの)場合、バックアップブザーが鳴るようにプログラムすることができる。
IV.赤外線装置の例
図7は、例示的なオーディオ再生デバイス402の例示的なIR装置424の内部機能ブロック図であり、デバイス間(例えば、図4のコントローラ410とディスプレー装置404)の通信を行っている図を示す。IR装置424は、コントローラ410からIR信号を受信し、IR信号を操作し、操作されたIR信号をディスプレー装置404に中継している。操作IR信号は、コントローラ410から受信した元IR信号のリニアで、アナログ的性質を保持している。操作IR信号は、ディスプレー装置404から受信されたとき、元IR信号と区別されない。図7のIR装置424は、受信機702、アンプ704、フィルタ706、オフセットコントローラ708、電流ドライバ710、及び出力712を含む。
受信機702の例は、デバイス(例えば、コントローラ410)からIR信号を受信する。コントローラ410から受信されるIR信号は、ユーザによってオーディオ再生デバイス402及び/又はディスプレー装置404に送られてもよい。受信機702は、例えば、フォトダイオードを用いて実現することができる。
アンプ704の例は、受信機702によって受信したIR信号を増幅する(例えば、アンプ704は、IR信号強度を大きくする)。アンプ704は、例えば、任意の適切な増幅回路を用いて実現することができる。
フィルタ706の例は、増幅したIR信号(増幅IR信号)をフィルタリングする。例えば、メディアシステム内の他のデバイス(例えば、固定光源)が、複数のIR光(IR雑光)を発することができる。このIR雑光は、コントローラ410から送信されたIR信号と無関係である。フィルタ706は、増幅IR信号からIR雑光を取り除くために使用される。制御システムの多く(例えば、コントローラ410)は、38kHzでIR信号を変調する。したがって、フィルタ706は、例えば、38kHz付近でバンドパスフィルタを実装してもよい。加えて、フィルタ706によって除去された増幅IR信号内にオフセット直流(DC)があってもよい。フィルタ706は、例えば、任意の適切なフィルタ回路を用いて実現することができる。
オフセットコントローラ708の例は、フィルタリングしたIR信号のDCオフセットを制御する。リニアなIR信号(又はほぼリニアなIR信号)を出力することにより、ディスプレー装置404が、IR信号をコントローラ410とオーディオ再生デバイス402との両方からほぼ同時に受信すると共に、処理することが可能になる。なぜならば、リニアな信号は、単一IR信号にして、処理することができるからである。IR装置424が、リニアなIR信号を出力できるため、オフセットコントローラ708は、制御されたDCオフセットをフィルタリングしたIR信号に加える。フィルタリングしたIR信号は、オフセットされ、IR信号をバイアスすることができる(例えば、発光ダイオード(LED)が背景で安定した、最小のIR光を放出することができる)。この背景IR光のストリームにより、ディスプレー装置404が、「ネガティブ光」としてIR信号の減少を知ることが可能となる。オフセットコントローラ708は、制御された方法でDCオフセットをフィルタリングしたIR信号に加える。この場合、オーディオ再生デバイス402によって処理された各IR信号が、十分な量だけオフセットされる。また、そのオフセット量はディスプレー装置404によって知ることができる。オフセットコントローラ708は、例えば、任意の適切な回路を用いて実現することができる。
電流ドライバ710の例は、オフセットIR信号用のリニアな電流源を供給し、出力712を駆動する。出力712は、例えば、発光ダイオード(LED)を用いて実現されてもよい。LEDは、それらを通って流れる電流に比例した光を発する。したがって、電流ドライバ710がリニアな電流源を提供することにより、IR装置424がリニアなIR信号を出力することが可能となる。出力712は、操作IR信号を出力する。いくつかの例では、中継IR信号が、実際にリニアにならない場合、中継された信号は、実際にはデジタル表示される(例えば、中継IR信号が1と0とのストリームとして送信される)。そのような例では、ディスプレー装置404は、中継IR信号を、大幅に遅延することなく(例えば、ディスプレー装置404に対して著しく遅延することなく)送信されたものとして、処理することができる。電流ドライバ710は、例えば、任意の適切な回路を用いて実現することができる。任意の数及び/又は種類の、電流ドライバ710及び/又は出力712が使用され、操作IR信号をディスプレー装置404に供給してもよい。例えば、複数のLEDがオーディオ再生デバイス402の後方に沿って配置され、ディスプレー装置404が様々な位置から中継IR信号を受信できるようにしてもよい。
図8は、信号及び/又はコマンドを受信すると共に処理するディスプレー装置404の例の内部機能ブロック図を示す。図示された例では、ディスプレー装置404は、1つ以上のデバイス(例えば、いくつかの例では、図2のコントローラ410、オーディオ再生デバイス402、又はその両方)からIR信号を受信する。図8のディスプレー装置404は、受信機802、フィルタ804、及びプロセッサ806を含む。
受信機802の例は、無線接続414を介してコントローラ410から信号及び/又はコマンドを受信する、及び/又は受信機802は、無線接続418を介してオーディオ再生デバイス402から信号及び/又はコマンドを受信する。コマンドの例は、ボリュームコマンド(例えば、ボリュームアップ、ボリュームダウン、ミュート、ミュート解除)及び/又は入力選択コマンド(例えば、入力デバイスをどのオーディオ及び/又はビデオ情報のソースに設定するか)などを含む。図示された例では、受信されるコマンドは、赤外光パルスを含むIR信号である。
上述したように、オーディオ再生デバイス402のIR装置424は、コントローラ410からIR信号を受信し、IR信号を操作し、IR信号をリニアに、大幅に遅延することなく中継する。受信機802は、オーディオ再生デバイス402から少なくとも中継されたIR信号を受信する。受信機802は、追加的に(又は代替的に)コントローラ410から元IR信号(又はその一部)を受信することができる。例えば、オーディオ再生デバイス402は、コントローラ410からの元IR信号を完全にブロックしない。この場合、受信機802は、コントローラ410からの元IR信号と、オーディオ再生デバイス402により提供される中継IR信号との両方の信号を、単一信号として受信することができる。中継IR信号は、リニアで大幅に遅延することなく操作されると共に送信されるので、受信機802によって受信した元IR信号と中継IR信号とを合わせた信号(例えば、受信した信号は、元IR信号と中継IR信号との和である)は、間違えることも悪影響を及ぼすこともなく、ディスプレー装置404(例えば、プロセッサ806)によって処理される。受信機802は、例えば、フォトダイオードを用いて実現することができる。
フィルタ804の例は、少なくとも中継IR信号(例えば、中継IR信号、又は元IR信号と中継IR信号とを受信した単一IR信号としたもの)をフィルタリングする。上述したように、メディアシステム内の他のデバイス(例えば、固定光源)は、いくつかのIR光(IR雑光)を発してもよい。このIR雑光は、コントローラ410及び/又はオーディオ再生デバイス402から送信されたIR信号と無関係である。したがって、フィルタ804を使用し、受信したIR信号からIR雑光を取り除いている。例えば、フィルタ804は、38kHz付近にバンドパスフィルタを実装し、望ましくないIR光を取り除いてもよい。加えて、例えば、フィルタ804によって取り除かれた受信したIR信号の中に複数のDCオフセットがあってもよい。フィルタ804は、例えば、任意の適切なフィルタ回路を用いて実現することができる。
図8のプロセッサ806の例は、少なくとも中継IR信号に基づいてディスプレー装置404の様々な機能(例えば、ボリューム機能、オーディオソース機能)を制御している。例えば、元IR信号及び/又は中継IR信号内に送信されたコマンドがボリュームを大きくするコマンドであった場合、プロセッサ806は、少なくとも中継IR信号を復調することにより、送信されたコマンドを識別し、ボリューム増大を実行する。
IR装置424及びディスプレー装置404は、図7及び図8に示されているが、図7及び図8に示されているインタフェース、データ構造、要素、処理、及び/又はデバイスは、1つ以上を組み合わせることができ、1つ以上に分割することができ、1つ以上を再配置することができ、1つ以上を省略することができ、1つ以上を取り除くことができ、及び/又は任意の方法で1つ以上を実装することができる。さらに、受信機702、アンプ704、フィルタ706、オフセットコントローラ708、電流ドライバ710、出力712、受信機802、フィルタ804、プロセッサ806、及び/又はより一般的に、IR装置424及び/又はディスプレー装置404は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はこれらの任意の少なくとも1つ以上の組み合わせによって実現することができる。したがって、例えば、受信機702、アンプ704、フィルタ706、オフセットコントローラ708、電流ドライバ710、出力712、受信機802、フィルタ804、プロセッサ806、及び/又はより一般的に、IR装置424及び/又はディスプレー装置404のうちのいずれかは、1つ以上の回路、1つ以上のプログラム可能なプロセッサ、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、1つ以上のプログラム可能論理回路(PLD)、及び/又は1つ以上のフィールド・プログラマブル・ロジック・デバイス(FPLD)等によって実現することができる。
本発明のいくつかの装置クレームは、単純にソフトウェア及び/又はファームウェアの実装をカバーするように読めるが、本明細書においては、受信機702、アンプ704、フィルタ706、オフセットコントローラ708、電流ドライバ710、出力712、受信機802、フィルタ804、及び/又はプロセッサ806のうち少なくとも1つが、ソフトウェア及び/又はファームウェアを記録することができるコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、メモリ、DVD、CD等を含むことを明確に定義している。さらにまた、IR装置424及び/又はディスプレー装置404は、図7及び図8に示されたものに加えて、又はそれらに替えて、1つ以上の要素、処理及び/又はデバイスを含むことができる。また、IR装置424及び/又はディスプレー装置404は、図示された要素、処理及びデバイスのいずれか又はすべてを複数含むことができる。
図9は、赤外線信号を供給する方法900の例示的なフローチャート示す。図9の方法900の例は、受信機702がユーザ入力装置(例えば、図4のコントローラ410)からIR信号を受信すると開始する(ブロック902)。コントローラ410から受信したIR信号は、ユーザによってオーディオ再生デバイス402及び/又はディスプレー装置404に送信されてもよい。アンプ704は、受信機702によって受信したIR信号を増幅する(ブロック904)。フィルタ706は、増幅したIR信号(増幅IR信号)をフィルタリングする(ブロック906)。例えば、メディアシステム内の他のデバイス(例えば、固定光源)は、いくつかのIR光(IR雑光)を発する。このIR雑光は、コントローラ410から送信したIR信号と無関係である。したがって、フィルタ706は、増幅したIR信号からIR雑光を取り除くために使用される。加えて、フィルタ706によって取り除かれた増幅IR信号内にはいくつかのDCオフセットがあってもよい。オフセットコントローラ708は、フィルタリングしたIR信号にDCオフセットを加える(ブロック908)。フィルタリングしたIR信号がオフセットされ、IR信号がバイアスされる(例えば、LEDが安定した、わずかな一定の背景IR光を発する)。オフセットコントローラ708は、制御された方法でDCオフセットをフィルタリングしたIR信号に加える。これにより、オーディオ再生デバイス402によって処理される各IR信号が、ディスプレー装置404により読み取るのに十分な量をオフセットされる。電流ドライバ710は、オフセットしたIR信号用にリニア電流源を供給する(ブロック910)。出力712は、例えば、複数のLEDを介して、操作IR信号を中継する(ブロック912)。方法900は、別のIR信号が受信された後に終了することができる、及び/又は繰り返すことができる。
図10は、IR信号を処理する方法1000の例示的なフローチャートを示す。図10の方法1000の例は、コントローラ410(図4)がユーザ入力を受信し、オーディオ再生デバイス402及び/又はディスプレー装置404を制御すると開始する(ブロック1002)。例えば、ユーザ入力は、ボリューム、及び/又はオーディオ/ビデオソースの変化であってもよい。コントローラ410は、ユーザ入力に基づいてIR信号を出力する(ブロック1004)。例えば、コントローラ410は、ボリュームの変化及び/又はオーディオソースの変化を示すIR信号を生成する。オーディオ再生デバイス402のIR装置424(図4)は、IR信号を受信し(ブロック1006)、元IR信号に基づいて操作されたIR信号(操作IR信号)を中継する(ブロック1006)。IR信号を操作して中継する処理は、図9の説明で述べている。ディスプレー装置404の受信機802は、少なくとも中継されたIR信号(中継IR信号)を受信する(ブロック1010)。例えば、受信機802は、中継IR信号か、又は元IR信号と中継IR信号とを合わせた信号を受信する。中継IR信号は、IR装置424によってリニアで大幅に遅延することなく生成されるので、中継IR信号と、元IR信号とが、単一IR信号として組み合わせられる、及び/又は処理される。これにより、ディスプレー装置404による処理は、混乱を避けることができる。フィルタ804は、少なくとも中継IR信号をフィルタリングしている。フィルタ804は、少なくとも中継IR信号からIR雑光(例えば、ゾーン内の固定光源からのIR光)を取り除くと共に、少なくとも中継IR信号内のDCオフセットを取り除いている(ブロック1012)。プロセッサ806は、少なくとも中継IR信号を処理し、ブロック1002で受信したユーザ入力を実行する(ブロック1014)。例えば、プロセッサ806は、中継IR信号を復調し、復調したIR信号に基づいてボリューム及び/又はオーディオソースを変更する。方法1000は、コントローラ410で別のユーザ入力を受信した後、終了する、及び/又は繰り返す(ブロック1002)。
家庭の例では、ユーザは、サウンドバーがテレビに近接して(例えば、テレビの前に)配置されるようにメディアシステムを設定してもよい。そのような例では、オーディオは、テレビ自体のスピーカーオーディオから再生されるよりもむしろ(又はテレビのスピーカーに加えて)サウンドバーを使用して再生されてもよい。家庭内のユーザ(例えば、サウンドバーの前の椅子に直接座っているユーザ)は、リモートコントローラを使用し、テレビの電源を入れるように指示しようとしてもよい。テレビに対するサウンドバーの位置によっては、サウンドバーはリモートコントローラから指示を受信する。サウンドバーは、例えば、サウンドバーの後方(サウンドバーの後方がテレビの前である)のLEDを用いて、指示をテレビに中継する。テレビは、サウンドバーから中継された指示を受信し、指示を処理し、その指示に従って電源を入れる。
例えば、ユーザ(サウンドバーの左側のソファーに座っているユーザ)がテレビとサウンドバーとから角度があり、テレビがリモートコントローラからの元の指示と、サウンドバーからの中継された指示とを受信することができる場合、テレビが作動し、その両方の指示を1つの指示として受信すると共に処理することで、電源を入れることができる。テレビはその両方の指示を単一の指示として処理することができる。なぜならば、サウンドバーが大幅に遅延させることなく(例えば、最小限の処理で)、リニアな方法で指示を中継するためである。
V.結論
上述した点を考慮して、開示された方法及び装置の例では、オーディオ再生デバイスが使用され、ユーザコントローラ(リモートコントローラ)から信号(例えば、IR信号)を受信し、その信号をディスプレー装置(例えば、テレビ)に提供することができることは明らかである。そのような例では、オーディオ再生デバイスは、ディスプレー装置上のIRセンサをブロック(又は部分的にブロック)していても、ユーザがユーザコントローラを用いて提示装置を制御することを可能にしている。
本明細書に開示された方法及び装置の例は、オーディオ再生デバイスがユーザコントローラからIR信号を受信し、IR信号を操作し、操作したIR信号をアナログ方式でディスプレー装置に中継している。そのような例では、中継したIR信号(中継IR信号)は、リニアであり、大幅に遅延することなくディスプレー装置に送信される。なぜならば、中継IR信号は、デジタル方式で処理されないからである。したがって、ディスプレー装置は、コントローラから元IR信号及び/又はオーディオ再生デバイスからの中継IR信号を単一信号として受信すると共に処理することができる。
本明細書では、様々な例示のシステム、方法、装置、及び製品は、他のコンポーネントの中で、ハードウェア上で実行されるファームウェア及び/又はソフトウェアを含むことが開示されている。しかしながら、そのような例は、単なる例示であり、限定されるものとみなすべきではない。例えば、これらのファームウェアコンポーネント、ハードウェアコンポーネント、及び/又はソフトウェアコンポーネントのいくつか又はすべてが、専らハードウェアに、専らソフトウェアに、専らファームウェアに、又はハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの任意の組み合わせに具現化することができることが意図されている。したがって、例示のシステム、方法、装置、及び/又は生産物を説明しているが、提供されるそれらの例は、それらのシステム、方法、装置、及び/又は生産物を実施する唯一の方法ではない。
更に、本明細書において「実施形態」の言及は、実施形態に関連して述べられた特定の特徴、構造、又は特性が、本発明の少なくとも1つの実施例に含まれ得ることを示している。本明細書の様々な場所でこの語句が用いられているが、すべてが同じ実施形態を言及するものではなく、又、他の実施形態を除いた別個の実施形態又は代替の実施形態でもない。このように、本明細書で述べられた実施形態は、明示的に及び暗黙的に、当業者によって、他の実施形態砥組み合わせることができることが理解される。
本明細書は、例示的な環境、システム、手順、ステップ、論理ブロック、処理、及び他のシンボル表現に関して広く示されており、それらは直接又は間接的にネットワークに接続されるデータ処理デバイスの動作に類似するものである。これらの処理説明及び表現は、一般的に当業者によって使用され、それらの仕事の内容を他の当業者に最も効率良く伝えることができる。多くの具体的な内容が、本開示を理解するために提供されている。しかしながら、当業者にとって、本開示の特定の実施形態が特定の、具体的な詳細なしに実施され得ることは理解される。他の例では、周知の方法、手順、コンポーネント、及び回路が、実施形態を不必要に曖昧にすることを避けるため、詳細に説明していない。したがって、本発明の範囲は、上記した実施形態よりむしろ添付された特許請求の範囲によって定義される。
添付の特許請求の範囲のいずれかが単にソフトウェア及び/又はファームウェアへの実装をカバーするように読み取ると、少なくとも1つの例における要素の1つ以上は、本明細書では、ソフトウェア及び/又はファームウェアを記憶する有形媒体、例えば、メモリ、DVD、CD、Blu−ray(登録商標)等を含むことが明確に定められている。

Claims (19)

  1. 第1装置からアナログコマンドである第1信号を受信するステップ、
    第1信号をアナログ方式でリニアに操作するステップ、ここで操作された信号はアナログに保持される、
    操作された信号を第2装置へ中継するステップ、ここで中継された操作信号は、コマンドを示し、第1信号と区別されない、
    を含む、方法。
  2. 第1信号を操作するステップは、
    第1信号を増幅するステップ、
    第1信号をフィルタリングするステップ、
    第1信号をオフセットするステップ、
    電流源を第1信号に提供するステップ、ここで電流源はリニアである、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第1信号は、赤外線信号である、請求項1に記載の方法。
  4. 操作された信号は、少なくとも1つの発光ダイオードを用いて中継される、請求項1に記載の方法。
  5. 第2装置は、中継された操作信号と第1信号とを区別せずに、第1信号と中継された操作信号とを単一信号として受信する、請求項1に記載の方法。
  6. 第2装置は、中継された操作信号と第1信号とを区別せずに、単一信号を処理し、コマンドを実行する、請求項5に記載の方法。
  7. 単一信号は、第1信号と中継された操作信号との和である、請求項5に記載の方法。
  8. 前記方法は、再生デバイスによって実行される、請求項1に記載の方法。
  9. 赤外線装置を備え、
    赤外線装置は、
    第1装置からアナログコマンドを示す第1信号を受信し、
    第1信号をアナログ方式でリニアに操作し、ここで操作された信号は、アナログに保持される、
    操作された信号を第2装置へ中継し、ここで中継された操作信号はコマンドを示し、第1信号と区別されない、
    装置。
  10. 赤外線装置は、
    第1信号を増幅し、
    第1信号をフィルタリングし、
    第1信号をオフセットし、
    第1信号へ電流源を供給し、ここで電流源はリニアである、
    請求項9に記載の装置。
  11. 操作された信号は、少なくとも1つの発光ダイオードを用いて中継される、請求項9に記載の装置。
  12. 第2装置は、中継された操作信号と第1信号とを区別せずに、第1信号と中継された操作信号とを単一信号として受信する、請求項9に記載の装置。
  13. 第2装置は、中継された操作信号と第1信号とを区別せずに、単一信号を処理し、コマンドを実行する、請求項12に記載の装置。
  14. 単一信号は、第1信号と中継された操作信号との和である、請求項12に記載の装置。
  15. 赤外線装置は、再生デバイス内に配置される、請求項9に記載の装置。
  16. オーディオ信号ソースに基づいてオーディオ信号を生成するオーディオ出力装置、
    オーディオ出力装置を制御するプロセッサ、
    赤外線装置、
    を備え、
    赤外線装置は、
    第1装置からアナログコマンドを示す第1信号を受信し、
    第1信号をアナログ方式でリニアに操作し、ここで操作された信号はアナログに保持される、
    操作された信号を第2装置に中継し、ここで中継された操作信号はコマンドを示し、第1信号と区別されない、
    オーディオ再生デバイス。
  17. 第2装置は、中継された操作信号と第1信号とを区別せずに、第1信号と中継された操作信号とを単一信号として受信する、請求項16に記載のオーディオ再生デバイス。
  18. 第2装置は、中継された操作信号と第1信号とを区別せずに、単一信号を処理し、コマンドを実行する、請求項17に記載のオーディオ再生デバイス。
  19. 単一信号は、第1信号と中継された操作信号との和である、請求項16に記載のオーディオ再生デバイス。
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