JPH07322365A - 赤外線リモートコントロールシステム - Google Patents

赤外線リモートコントロールシステム

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JPH07322365A
JPH07322365A JP6129815A JP12981594A JPH07322365A JP H07322365 A JPH07322365 A JP H07322365A JP 6129815 A JP6129815 A JP 6129815A JP 12981594 A JP12981594 A JP 12981594A JP H07322365 A JPH07322365 A JP H07322365A
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JP
Japan
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remote control
control signal
carrier
infrared
signal
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JP6129815A
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Inventor
Shinji Miyagawa
新司 宮川
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Marantz Japan Inc
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Marantz Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモコン送信機からの信号を赤外線受信機を
用いて受信してリモコン制御信号をケーブルで伝送して
赤外線リモコン制御信号のキャリアの周波数やリモコン
制御信号のフォーマットが異なる被制御機器を一括して
制御することが可能な赤外線リモートコントロールシス
テムを実現する。 【構成】 赤外線で変調されたリモコン制御信号を受
け、キャリアで変調された状態のリモコン制御信号を信
号ケーブルに対して送出する赤外線受信機60と、この
赤外線受信機60から送出されたキャリア変調されたリ
モコン制御信号を信号ケーブル20を介して受信し検波
を行う受信検波手段74,この受信検波手段74で検波
されたリモコン制御信号に従って制御を行う制御手段7
5,前記赤外線受信機60から送出されたキャリア変調
されたリモコン制御信号を赤外線で変調して送出する赤
外線送出手段78を有する制御機70と、を備えたこと
を特徴とする赤外線リモートコントロールシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠隔操作に用いられる赤
外線リモートコントロールシステムに関し、更に詳しく
は、オーディオシステムの主たる機器と離れた位置から
複数の機器を一括して遠隔操作するに適した赤外線リモ
ートコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオシステムにおいて用いられる
赤外線リモートコントロールシステムでは、単一の機器
のみを遠隔操作するのみならず、1つのリモコン送信機
で複数の機器を遠隔操作することが可能である。
【0003】このように1つのリモコン送信機で複数の
機器を操作する場合、リモコン送信機に複数の機器のリ
モコン制御信号を予め割り当ててある。
【0004】ところで、操作者とオーディオシステムと
が一定距離以上離れている場合、例えば別室に設置した
オーディオシステムを操作するような状況が発生するこ
ともある。このような場合には、赤外線受信機を操作者
の近辺(例えば同室など、リモコン送信機からの赤外線
リモコン信号が到達する範囲)に配置し、赤外線受信機
とオーディオシステムの主たる機器(プリメインアン
プ,レシーバ等、以下この赤外線受信機に接続された機
器を制御機という)とを信号ケーブルで接続してリモコ
ン制御信号を有線伝送する。そして、更に主たる機器か
ら他の機器(CDプレーヤ,カセットデッキ等、以下こ
れらを被制御機器という)にリモコン制御信号を分配す
るように接続する。
【0005】図3はこの種のオーディオシステムで用い
られる赤外線リモートコントロールシステムの概略構成
を示す構成図、図4は主要部の詳細な構成を示す構成図
である。
【0006】これら図3,図4において、リモコン送信
機1は複数のキーを有するキー入力部を備えており、操
作者のキー操作に応じたリモコン制御信号を赤外線で変
調して赤外線発光ダイオードから送出するものである。
尚、このリモコン送信機1は、キー入力を検出するキー
入力エンコーダ,キー入力に応じたリモコン制御信号を
生成してキャリア(搬送波)で変調してディジタル信号
(PCM信号などのパルス信号)に変換する命令デコー
ダなどによって構成されている。
【0007】また、一般的な赤外線発光ダイオードは連
続発光させるよりパルス状に発光させたほうが順電流を
大きくすることができる。このため、赤外線発光ダイオ
ードをパルス状に発光させることでリモコンとしての到
達距離も大きくなる。従って、リモコン制御信号がキャ
リアで変調されたパルス状の信号が赤外線で送出される
ようリモコン送信機1は構成されている。尚、一般的に
はこのキャリアの周波数は40kHz程度である。
【0008】赤外線受信機10はリモコン送信機1から
の赤外線を受け、リモコン制御信号を抽出してケーブル
20を介して制御機(ここでは後述するレシーバ30)
に伝達するものである。このため、赤外線に感度を有す
るフォトダイオードなどで構成された受光部11、受光
部11で光電変換された受信信号の振幅を制限してノイ
ズなどの影響を除くためのリミッタアンプ12、リモコ
ン送信機1でリモコン制御信号の変調に用いられたキャ
リアの周波数のみを通過させることで不要信号を除去す
るためのバンドパスフィルタ(BPF)13、キャリア
からリモコン制御信号を抽出する検波回路14、検波さ
れて抽出されたリモコン制御信号を外部に送出するため
のRCAピン形式などの出力端子15から構成されてい
る。
【0009】レシーバ30は赤外線受信機10から離れ
た位置(リモコン送信機1からの赤外線リモコン信号が
直接届かない位置)でリモコン制御信号をケーブル20
を介して受ける制御機である。このため、ケーブル20
からリモコン制御信号を受けるためのRCAピン形式な
どの入力端子31、入力端子31からのリモコン制御信
号を所定のレベルに増幅するバッファアンプ32、リモ
コン制御信号の命令を解読してレシーバ30全体の動作
を統括的に制御するマイコン33、入力端子31からの
リモコン制御信号を所定のレベルに増幅するバッファア
ンプ34、バッファアンプ34で増幅されたリモコン制
御信号を被制御機器(CDプレーヤ40,カセットデッ
キ50,または各種オーディオ,ビデオ機器等)に出力
するためRCAピン形式などの出力端子35を備えてい
る。そして、出力端子35からのリモコン制御信号はケ
ーブル21,22を介してCDプレーヤ40,カセット
デッキ50に供給されている。
【0010】このように構成された赤外線リモートコン
トロールシステムの動作は以下のようになっている。
【0011】リモコン送信機1から送出されたリモコン
制御信号を含んだ赤外線(赤外線リモコン信号)は赤外
線受信機10の受光部11で光電変換されて電気信号に
される。この電気信号はキャリアで変調されたリモコン
制御信号(搬送リモコン制御信号)の他に蛍光灯などか
らのノイズも含まれている。このため、リミッタアンプ
12で所定の振幅に制限され、大振幅のノイズ成分が除
去される。また、キャリアの周波数付近の信号のみを通
過させるバンドパスフィルタ13により、異なる周波数
の信号が除去される。そして、検波器14で検波され
て、キャリア成分が除かれてリモコン制御信号が抽出さ
れる。
【0012】このように抽出されたリモコン制御信号は
ケーブル20によって伝送され、リモコン送信機1及び
赤外線受信機10とは離れたところに配置されたレシー
バ30に供給される。そして、このリモコン制御信号は
制御機であるレシーバ30から被制御機器であるCDプ
レーヤ40やカセットデッキ50にも信号ケーブル2
1,22を介して分配される。
【0013】このようにして、リモコン送信機を操作す
る操作者から離れた位置にあるオーディオシステムの複
数の機器を一括して1つのリモコン送信機で操作できる
ようになる。このように、機器を設置した場所と異なる
場所から操作を行う機能はマルチルーム機能と呼ばれ、
近年重要視されてきている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
赤外線リモートコントロールシステムにおいては同一メ
ーカーの機器を制御することしかできない。例えば、図
3,図4のような構成で、レシーバ30のリモコン制御
信号の出力端子35に異なるメーカーの機器を接続した
としても制御を行うことはできない。これは、メーカー
毎に送出する赤外線リモコン制御信号のキャリアの周波
数や信号ケーブルに流れるリモコン制御信号のフォーマ
ットが異なっているために、赤外線受信機10を介して
リモコン制御信号を確実に抽出できず、レシーバに伝送
することができないことに起因している。
【0015】しかし、オーディオシステムの場合、異な
るメーカーの機器を接続することも多く、赤外線受信機
10を用いた遠隔操作で各社の機器を制御したいという
要望もある。また、オーディオ機器とビデオ関連機器と
を接続することもあり、異なる赤外線リモコン制御信号
のキャリアの周波数やリモコン制御信号のフォーマット
の系を有する機器を操作したい要望は更に多い。
【0016】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、リモコン信号送信機からの信号を赤外
線受信機を用いて受信してリモコン制御信号をケーブル
で伝送して赤外線リモコン制御信号のキャリアの周波数
やリモコン制御信号のフォーマットが異なる被制御機器
を一括して制御することが可能な赤外線リモートコント
ロールシステムを実現することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、1又は2
以上の装置からなり、キャリアの周波数又は/及びリモ
コン制御信号のフォーマットが互いに異なる赤外線リモ
コン制御信号を送出するリモコン送信機と、赤外線で変
調されたリモコン制御信号を受け、キャリアで変調され
た状態のリモコン制御信号を送出する赤外線受信機と、
その赤外線受信機に接続され、赤外線受信機が受信する
リモコン制御信号を伝達するための信号ケーブルと、そ
の信号ケーブルを介し、赤外線受信機からのキャリアで
変調されたリモコン制御信号を受信し検波を行う受信検
波手段、その受信検波手段で検波されたリモコン制御信
号に従って後段に接続する被制御機器の制御を行うため
の制御手段を有し、且つ、前記赤外線受信機からのキャ
リアで変調されたリモコン制御信号を外部に送出する赤
外線送出手段を有する制御機と、を備えて構成される赤
外線リモートコントロールシステムにより解決される。
【0018】
【作用】課題を解決する手段である赤外線リモートコン
トロールシステムによれば、赤外線で変調されたリモコ
ン制御信号を受けた赤外線受信機はキャリアで変調され
た状態のリモコン制御信号を信号ケーブルに対して送出
し、キャリアで変調されたリモコン制御信号を信号ケー
ブルを介して受けた制御機は検波を行ってリモコン制御
信号に従って制御を行うと共に、キャリアで変調された
リモコン制御信号を赤外線で変調して外部に送出する。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例の赤外線リモート
コントロールシステムの主要部の構成を示す構成図、図
2は赤外線リモートコントロールシステムの全体の構成
を示す構成図である。
【0021】これらの図において、リモコン送信機1,
2,3は本実施例の赤外線リモートコントロールシステ
ムに接続される各機器を制御するためのものである。従
って、複数のメーカーの機器を操作する場合には、それ
に対応した複数のメーカーの機器用のリモコン送信機で
構成される。つまり、リモコン送信機1,2,3は、赤
外線リモコン制御信号のキャリアの周波数やリモコン制
御信号のフォーマットがそれぞれ固有である受信側に対
応されている。
【0022】赤外線受信機60はリモコン送信機1〜3
からの赤外線リモコン信号を受けてキャリアで変調され
たリモコン制御信号(搬送リモコン制御信号)を抽出し
て信号ケーブルに出力するものであり、受光部61,キ
ャリア分離部62,パルス整形部63,キャリア増幅部
64,ドライバ部65,出力端子66から構成されてい
る。
【0023】また、レシーバ70はキャリアで変調され
たリモコン制御信号(搬送リモコン制御信号)を信号ケ
ーブルを介して受ける制御機を構成するもので、リモコ
ン制御信号によってレシーバの動作を統括的に制御する
と共に、同一メーカーの機器(すなわち、赤外線リモコ
ン制御信号のキャリアの周波数及びリモコン制御信号の
フォーマットが同一の系である機器)へリモコン制御信
号を供給し、また、他社の機器(すなわち、赤外線リモ
コン制御信号のキャリアの周波数やリモコン制御信号の
フォーマットが異なる系である機器)へ赤外線リモコン
信号としてリモコン制御信号を送出する機能を有してお
り、入力端子71,リミッタアンプ72,バンドパスフ
ィルタ(BPF)73,検波回路74,マイコン75,
出力端子76,ドライバアンプ77,赤外線発光ダイオ
ード(IR−LED)78を有している。また、出力端
子76には、同一メーカのCDプレーヤ40,カセット
デッキ50等が接続されている。そして、赤外線発光ダ
イオード78から送出される赤外線リモコン信号を受け
るようにレシーバ70とは異なるメーカーの機器80,
90がレシーバ70近傍に配置されている。
【0024】尚、制御機を経由して搬送リモコン制御信
号もしくは赤外線リモコン信号を受ける機器を被制御機
器と呼ぶことにする。
【0025】このように構成された本実施例の赤外線リ
モートコントロールシステムの動作は以下の通りであ
る。
【0026】赤外線受信機60の前面パネルに取り付け
られた受光部の赤外線フォトダイオードは、リモコン送
信機1〜3より送出された赤外線リモコン信号を受け光
電変換して電気信号に変換する。この電気信号はリモコ
ン制御信号がキャリアで変調された状態の搬送リモコン
制御信号であるので、キャリア分離部62がパルス信号
としてのリモコン制御信号と高い周波数のキャリア(搬
送波)とを分離する。
【0027】分離されたリモコン制御信号はパルス整形
部63で波形整形され、正確な波形のパルスにされる。
一方、キャリアもキャリア増幅部63にて増幅とリミッ
タによる波形整形がなされて正確な波形の信号にされ
る。これらリモコン制御信号とキャリアとをドライバ部
65の2つの入力端子にそれぞれ供給し、リモコン制御
信号をキャリアで変調して搬送リモコン制御信号を生成
する。これと共に、搬送リモコン制御信号を必要な振幅
に増幅し、出力端子66に送出する。
【0028】尚、ここで示した赤外線受信機60はキャ
リア分離し各々波形整形及び増幅をした後に再び変調し
ているが、受光部61で光電変換された搬送リモコン制
御信号を単に増幅するだけの構成も可能である。従っ
て、キャリア分離を行う場合も行わない場合も、リモコ
ン送信機1〜3から送出されたのと等しいフォーマット
及び等しい周波数のキャリアで変調された搬送リモコン
制御信号が信号ケーブル20に送出される。
【0029】この搬送リモコン制御信号は信号ケーブル
20を経由して、赤外線受信機60とは離れた位置に配
置された制御機を構成するレシーバ70に導かれる。レ
シーバ70の入力端子71で信号ケーブル20から受け
た搬送リモコン制御信号をドライバアンプ77で所定の
振幅まで増幅し、赤外線発光ダイオード78から赤外線
リモコン信号として送出する。尚、赤外線発光ダイオー
ド78はレシーバ70の前面パネルに設置する他、延長
コード等によりレシーバ70から分離して周囲の家具,
壁,柱等に設置することも可能である。また、入力端子
71で受けた搬送リモコン制御信号が十分な振幅を有し
ている場合には、増幅を行うことなく赤外線発光ダイオ
ードを駆動することも可能である。
【0030】このようにして赤外線受信機から信号ケー
ブルを介して受けた搬送リモコン制御信号を赤外線に乗
せて送出するようにしたことで、制御機を構成するレシ
ーバ70と同一メーカーの被制御機器のみならず他メー
カーの被制御機器でもマルチルーム機能により操作する
ことが可能になる。
【0031】一方、レシーバ70の入力端子71で受け
た搬送リモコン制御信号をリミッタアンプ72で所定の
振幅に制限する。また、キャリアの周波数付近の信号の
みを通過させるバンドパスフィルタ73により、レシー
バ70の搬送リモコン制御信号と異なるキャリア周波数
の信号を除去する。そして、検波器74で検波して、キ
ャリア成分を除いてリモコン制御信号を抽出する。
【0032】このように抽出されたリモコン制御信号は
レシーバ70の動作を統括的に制御するマイコン75に
供給される。また、これと同時に、出力端子76に導か
れて、レシーバ70と同一メーカーの被制御機器である
CDプレーヤ40やカセットデッキ50にも信号ケーブ
ル21,22を介して分配される。このようにして、リ
モコン送信機を操作する操作者から離れた位置にあるオ
ーディオシステムの同一メーカーの複数の被制御機器も
従来通り一括して操作できる。
【0033】また、本発明の他の実施例として、赤外線
受信機60を図1に示した構成とする代わりにマイコン
を用いて構成することも可能である。この様にする場
合、受光部からの搬送リモコン制御信号をキャリア分離
部でキャリアとリモコン制御信号とに分離する。そし
て、キャリアの周波数を周波数カウンタ等で検出し、検
出された周波数をマイコンに通知する。これにより、マ
イコンが正確なキャリアを新たに生成する。また、リモ
コン制御信号もマイコンに供給し、マイコン内部でリモ
コン制御信号のフォーマット等を解析し、正確なパルス
のリモコン制御信号を新たに生成する。このようにして
生成されたリモコン制御信号を同様にして生成されたキ
ャリアで変調して出力する。このように構成した場合、
マイコンを使用することで若干のコスト上昇が避けられ
ないが、リモコン制御信号及びキャリアを解析して生成
し直しているので増幅回路(パルス整形部,キャリア増
幅部)の周波数特性等によって影響されることなく正確
な信号を生成することが可能になる。
【0034】また、ノイズなどの理由によりマイコンに
よってもリモコン制御信号を再生成できないような場合
には、赤外線受信機の受光部の近くに警告ランプを設け
ておいて、マイコン側から警告信号を発生してこの警告
ランプを点灯させるようにすることも可能である。
【0035】そして、本発明の更に他の実施例として、
レシーバ70を図1に示した構成とする代わりに、図1
に示したキャリア分離を行う赤外線受信機60と同様の
キャリア分離を行う構成にするか、若しくは上述のマイ
コンによりキャリア及びリモコン制御信号を再生成する
構成にすることも可能である。このようにレシーバ70
側でキャリア分離若しくはマイコンによりリモコン制御
信号及び搬送リモコン制御信号を再生成することで、更
に信頼性が向上し、信号ケーブル20へのノイズの混入
にも誤動作の心配がなくなる。また、信号ケーブル20
による搬送リモコン制御信号の減衰にも容易に対処する
ことができる。そして、この場合はレシーバ70側で正
確な処理が可能になりノイズにも強くなるために、赤外
線受信機60側でキャリア分離をせずに単に受光部61
の光電変換出力を増幅して信号ケーブル20に出力する
ような構成にすることも可能になる。このようにした場
合、赤外線受信機60の構成を簡単にすることが可能に
なる。また、レシーバ70側でマイコンによりキャリア
及びリモコン制御信号の再生成を行うのであれば、レシ
ーバ側のマイコン75を利用することができるので、構
成を簡略化することも可能になる。
【0036】また、赤外線受信機60若しくはレシーバ
70でマイコンを用いてキャリア及びリモコン制御信号
を再生成した場合には、ノイズが多くキャリアの振幅が
小さい搬送リモコン制御信号を正確に再現できる効果を
期待しうる。すなわち、通常のリモコン送信機では1回
のキー操作がなされた場合に同じフォーマットのリモコ
ン制御信号を複数回送信するようにしているので、これ
ら複数回受信した信号から元の信号を再現することがで
きる。従って、このようなマイコンによるリモコン制御
信号の再生成が赤外線リモコン信号の伝送途中に行われ
ることで、信頼性が向上する。
【0037】以上詳細に説明したように、赤外線受信機
で受信した赤外線リモコン信号をキャリアを含めた搬送
リモコン制御信号として信号ケーブルで制御機に伝送す
るようにすると共に、この制御機では搬送リモコン制御
信号を赤外線で変調して被制御機器へ送出するようにし
たことで、システムの主たる機器と離れた位置から複数
の機器を一括して遠隔操作できるようになりマルチルー
ム機能を実現することができる。
【0038】尚、以上の実施例ではオーディオシステム
を例にして説明を行ったが、ここに示した以外のオーデ
ィオ機器や各種映像機器、更にオーディオ機器及び映像
機器の組み合わせ等にも使用することが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明では、
赤外線受信機で受信した赤外線リモコン信号をキャリア
を含めた搬送リモコン制御信号として信号ケーブルで制
御機に伝送するようにすると共に、この制御機では搬送
リモコン制御信号を赤外線で変調して被制御機器へ送出
するようにしたことで、リモコン送信機からの信号を赤
外線受信機を用いて受信してリモコン制御信号を信号ケ
ーブルで伝送して各社の機器を一括して制御することが
可能な赤外線リモートコントロールシステムを実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の赤外線リモートコントロー
ルシステムの主要部の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例の赤外線リモートコントロー
ルシステムの全体構成を示す構成図である。
【図3】従来の赤外線リモートコントロールシステムの
全体構成を示す構成図である。
【図4】従来の赤外線リモートコントロールシステムの
主要部の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1,2,3 リモコン送信機 20 信号ケーブル 40 CDプレーヤ 50 カセットデッキ 60 赤外線受信機 61 受光部 62 キャリア分離部 63 パルス整形部 64 キャリア増幅部 65 ドライバ部 66 出力端子 70 レシーバ(制御機) 71 入力端子 72 リミッタアンプ 73 バンドパスフィルタ 74 検波回路 75 マイコン 76 出力端子 77 ドライバアンプ 78 赤外線発光ダイオード 80 CDプレーヤ 90 カセットデッキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は2以上の装置からなり、キャリア
    の周波数又は/及びリモコン制御信号のフォーマットが
    互いに異なる赤外線リモコン制御信号を送出するリモコ
    ン送信機と、 赤外線で変調されたリモコン制御信号を受け、キャリア
    で変調された状態のリモコン制御信号を送出する赤外線
    受信機と、 その赤外線受信機に接続され、赤外線受信機が受信する
    リモコン制御信号を伝達するための信号ケーブルと、 その信号ケーブルを介し、赤外線受信機からのキャリア
    で変調されたリモコン制御信号を受信し検波を行う受信
    検波手段、その受信検波手段で検波されたリモコン制御
    信号に従って後段に接続する被制御機器の制御を行うた
    めの制御手段を有し、且つ、前記赤外線受信機からのキ
    ャリアで変調されたリモコン制御信号を外部に送出する
    赤外線送出手段を有する制御機と、 を備えて構成される赤外線リモートコントロールシステ
    ム。
JP6129815A 1994-05-20 1994-05-20 赤外線リモートコントロールシステム Pending JPH07322365A (ja)

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