JPH01220596A - リモコン信号受信中継装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、複数の遠隔制御対象機器を、単一の代用リ
モコン送信器により遠隔制御できるようにしたリモコン
信号受信中継装置に関する。

［従来の技術］ 家電製品の多くは、リモコン送信器による遠隔操作がで
きるよう構成されており、同一メーカの製品についても
、対象機種によっては信号コードが統一されていない場
合があるなどの不便があった。このため、メーカや遠隔
操作対象のいかんによらず、すべての操作対象を共通の
リモコン送信器を使って遠隔操作できるようにした、学
習機能付きリモコン送信器が提案されるに至った。

第３図に示す従来の学習機能付きリモコン送信器ｌは、
送信コードが異なる複数のリモコン送信器２１〜２ｏの
リモコン信号を、信号ごとにキャリアと送信コードを指
令内容に関連させて学習させることができ、−旦学習を
終えたあとは、遠隔制御対象機器３１〜３ｏに専用のリ
モコン送信器２、〜２゜に代わって、必要とする指令に
対応するリモコン信号を一送信することができる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来の学習機能付きリモコン送信器ｌは、信号コー
ドの異なる複数のリモコン送信器２Ｉ〜２ｎを統合し、
それらの機能を一個に集約できる利点はあるが、遠隔制
御対象機器３．〜３ｎが視野に入る範囲でしか使えない
といった無線方式の制約を抱えており、このため例えば
学習機能付きリモコン送信器Ｉを電話機に接続し、外出
先から家庭内の電化製品を遠隔制御しようとしても、遠
隔制御できる電化製品は、電話機が設置しである場所の
近くに置かれたものに限られる等の課題があった。

［課題を解決するための手段］ この発明は、上記課題を解決したものであり、それぞれ
が専用リモコン送信器を有する複数の遠隔制御対象機器
に対し、各遠隔制御対象機器が内蔵するリモコン受信器
と有線で接続されるリモコン送信回路と、専用リモコン
送信器から送信させたリモコン信号を、これと指令内容
が等価な代用、　リモコン信号に対応させて学習記憶す
る学習記憶手段と、前記代用リモコン信号を受信し、前
記学習記憶手段の記憶を参照しつつ専用リモコン信号に
変え、前記各リモコン送信回路に供給するりモコン信号
中継回路とから構成したことを特徴とするものである。

［作用］ この発明は、複数の遠隔制御対象機器が内蔵するリモコ
ン受信器に、リモコン送信回路を有線で接続するととも
に、各遠隔制御対象機器に専用のリモコン送信器から送
信させたリモコン信号を、これと指令内容が等価な代用
リモコン信号に対応させて学習記憶させておき、代用リ
モコン信号を受信したリモコン信号中継回路が、学習記
憶手段の記憶を参照しつつ専用リモコン信号に変えて各
リモコン送信回路に供給することにより、単一の代用リ
モコン送信器にて複数の遠隔制御対象機器が遠隔制御で
きるようにする。

［実施例］ 以下、この発明の実施例について、第１．２図を参照し
て説明する。第１．２図は、それぞれこのリモコン信号
受信中継装置の一実施例を示す回路構成図及びその学習
機能を説明するためのフローチャートである。

第１図中、リモコン信号受信中継装置１１は、それぞれ
が専用リモコン送信器２．〜２１．を有する複数の遠隔
制御対象機器３．〜３ｎに対し、各遠隔制御対象機器３
．〜３１が内蔵するリモコン受信器３０．〜３０ｒ１と
個々に光フアイバケーブル１２を介して接続したリモコ
ン送信回路１３゜〜１３、と、専用リモコン送信器２１
〜２ｏから送信させたリモコン信号を、これと指令内容
が等価な代用リモコン信号に対応させて学習記憶する学
習記憶手段と、専用リモコン送信器２．〜２゜の代用と
なる代用リモコン送信器Ｉ４から送信される代用リモコ
ン信号を受信し、上記学習記憶手段の記憶を参照しつつ
専用リモコン信号に変え、各リモコン送信回路１３．〜
１３ｎに供給するリモコン信号中継回路１５とから構成
したものである。

学習記憶手段は、学習時にリモコン信号を受光する受光
素子１６と、受光素子１６の受光出力を増幅するアンプ
回路１７に接続され、専用リモコン信号のキャリア周波
数と送信コードを分析する信号分析回路Ｉ８と、信号分
析回路Ｉ８が分析した専用リモコン信号の送信コードを
、指令内容に対応させて記憶する記憶回路１９からなる
。実施例の場合、リモコン信号は、送信コードに従って
パルス幅変調されたＰＷＭ信号により、３４ないし４０
ｋＨｚのキャリアを振幅変調した赤外光が用いられ、一
般に、リモコン送信ｉ１２．．〜２ｒ１によってキャリ
ア周波数と送信コードが異なる。

２０は、リモコン信号中継回路１５に、アンプ回路２１
を介して接続した受光素子であり、あらかじめリモコン
信号受信中継装置１１用として用意される代用リモコン
送信器１４が発するリモコン信号を受光する。

以下、複数の専用リモコン送信器２１〜２ｎの送信コー
ドを、リモコン信号受信中継装置ｔｉに学習させる場合
の動作につき、第２図を参照して説明する。

まず、ステップ（１０１）、（１０２）に示したように
、リモコン信号受信中継装置１１を学習モードに切り替
え、専用リモコン送信器２゜にて、特定のリモコン信号
を送信する。このときのリモコン信号は、受光素子１６
にて受光され、信号分析回路１８による分析にかけられ
る。信号分析回路１８による分析により得られたキャリ
ア周波数と送信コードは、ステップ（１０３）において
、記憶回路１９に格納される。

次に、ステップ（１０４）に示したように、専用リモコ
ン送信器２゜にて送信したのと同じ指令内容をもつリモ
コン信号を、代用リモコン送信器１４を使って送信する
。送信された代用リモコン信号は、受光素子２０にて受
光され、リモコン信号中継回路１５を介して記憶回路１
９に供給される。そして、ステップ（１０５）に示した
ように、専用リモコン送信器２゜を操作したときに記憶
回路１３に格納された指令内容に対応させて格納される
。以下、学習対象となるすべての専用リモコン送信器２
１〜２ｏについて、同様の学習作業を繰り返し行う。

そして、学習作業が完了した時点で学習モードを解除す
る。その結果、判断ステップ（１０６）における肯定結
果を受けて、専用リモコン送信器２ｏに代わる代用リモ
コン送信器１４が、すべての遠隔制御対象機器３１〜３
ｏの遠隔制御に代用可能となる。

すなわち、代用リモコン送信器１４から送り出されたリ
モコン信号は、ステップ（１Ｇ？）以下に示したように
、受光素子２０とアンプ回路２１を経てリモコン信号中
継回路１５に送り込まれ、記憶回路Ｉ９が記憶する代用
リモコン信号と専用リモコン信号の対応関係にもとづい
て、専用リモコン信号に変換される。変換された専用リ
モコン信号は、各リモコン送信回路１３．〜１３ｎから
光フアイバケーブル１２を介して対応するリモコン受信
器３０．〜３０．に供給されるため、あたかも専用リモ
コン送信器２ｎが指令を発したのと同じように、対応す
る遠隔制御対象機器３ｎを制御することができる。

このように、リモコン信号受信中継装置１１は、複数の
遠隔制御対象機器３１〜３ｎが内蔵するリモコン受信器
３０．〜３０．に、リモコン送信回路１３＋〜１３ｎを
光フアイバケーブル１２を介して接続するとともに、各
遠隔制御対象機器３１〜３ｎに専用のリモコン送信器２
１〜２ｒ１から送信させたリモコン信号を、これと指令
内容が等価な代用リモコン信号に対応させて記憶回路１
９に記憶させておき、代用リモコン信号を受信したリモ
コン信号中継回路１５が、記憶回路１９の記憶を参照し
つつ専用リモコン信号に変えて各リモコン送信回路１３
．〜１３６に供給する構成としたから、記憶回路１９に
よる学習を済ませておくことで、単一の代用リモコン送
信器１４による複数の遠隔制御対象機器３．〜３ｎの遠
隔制御が可能であり、これにより特別な汎用リモコン送
信器を用意しなくとも、リモコン信号体系が異なる異種
機器を簡単に遠隔操作することができ、特にホームセキ
ュリティシステムのごとく、電話機に代用リモコン送信
器Ｉ４を接続しておくことで、家庭内のあらゆる家電製
品を、リモコン信号体系の種別や或はその設置場所に関
係なく、外出先から遠隔制御することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明は、複数の遠隔制御対象
機器が内蔵するリモコン受信器に、リモコン送信回路を
有線接続するとともに、各遠隔制御対象機器に専用のリ
モコン送信器から送信させたリモコン信号を、これと指
令内容が等価な代用リモコン信号に対応させて学習記憶
手段に記憶させておき、代用リモコン信号を受信したリ
モコン信号中継回路が、学習記憶手段の記憶を参照しつ
つ専用リモコン信号に変えて各リモコン送信回路に供給
する構成としたから、学習記憶手段による学習を済ませ
ておくことで、単一の代用リモコン送信器による複数の
遠隔制御対象機器の遠隔制御が可能であり、これにより
特別な汎用リモコン送信器を用意しなくとも、リモコン
信号体系が異なる異種機器を簡単に遠隔操作することが
でき、特にホームセキュリティシステムのごとく、電話
機に代用リモコン送信器を接続しておくことで、家庭内
のあらゆる家電製品を、リモコン信号体系の種別や或は
その設置場所に関係なく、外出先から遠隔制御すること
ができる等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１．２図は、それぞれこの発明のリモコン信号受信中
継装置の一実施例を示す回路構成図及びその学習機能を
説明するためのフローチャート、第３図は、従来の学習
機能付きリモコン送信器の一例を示す回路構成図である
。 ２、〜２．．．．専用リモコン送信器、３．〜３、、、
、、遠隔制御対象機器、１１．、、リモコン信号受信中
継装置、１２．、、光フアイバケーブル、１３．−１３
ｎ、、、　リモコン送信回路。 １４、、、代用リモコン送信器、ｔＳ、、、リモコン信
号中継回路、１８．、、信号分析回路。 １９、、、記憶回路、３０．〜３０１．．．．リモコン
受信器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. それぞれが専用リモコン送信器を有する複数の遠隔制御
   対象機器に対し、各遠隔制御対象機器が内蔵するリモコ
   ン受信器と有線で接続されるリモコン送信回路と、専用
   リモコン送信器から送信させたリモコン信号を、これと
   指令内容が等価な代用リモコン信号に対応させて学習記
   憶する学習記憶手段と、前記代用リモコン信号を受信し
   、前記学習記憶手段の記憶を参照しつつ専用リモコン信
   号に変え、前記各リモコン送信回路に供給するリモコン
   信号中継回路とからなるリモコン信号受信中継装置。