JPS63177181A - シ−ト材担持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は１例えば電子写真式カラー複写機のような複数
色の画像を屯畳現像転写する画像形成装置において、シ
ート材を担持して移動させるシート材担持装置に関する
。

（従来の技術） 従来より、電子写真式カラー複写機における現像転写工
程などのように複数色の画像を重Ｓｌ現像転写するため
に無端状に走行する記録材支持部材にシート材を担持し
てシート材にの所定位置に繰返し画像形成を行う画像形
成装置が広く知られている。このようなシート材を走行
する担持体に担持して走行させるシート材担持装置は、
−１電妃力ラー複写機ばかりでなく、コンピュータやフ
ァクシミリなどのプリンタ部にも適用されるものである
。

この種のシート材担持装置は、例えば電−１’　”ｊ真
穴カラー複写機においては、一般に回転円ｔ、１状に形
成された転写ドラムにシート材を把持するグリッパを配
してこれが所定の位置において開閉するように構成し、
該グリッパの開閉にタイミングを合せてシート材すなわ
ちシート状の転写材を送給して転写ドラムにこれを把持
させ、さらに転写ドラムの回転と共にシート材を感光ド
ラムと対向する転写位置まで移動させて、シート材！―
に画像を転写形成する。

ところでヒ記のシート材担持装置においては、転写位置
にあるシート材があらかじめ転写ドラムヒのシート材支
持部材に均一に密着していなければ、機械的及び静電的
に転写条件が部分的に異なり、転写−画像の部分的な濃
度低下を招いたり、或いはシート材の不完全な密着状態
で第１回目の画像転写時と２回１１以後の多重転写時と
のシート材の相対位置にずれを生じて、多重転写画像の
色ズレを招くことがある。このため、シート材が転写ド
ラムへ把持された後、転写位置へ至るまでに転写ドラム
の内部にコロナ帯電器を設け、さらに第１回［１の転写
時にシート材支持部材とシート材を挟んでその対向位置
に対向電極として押当てローラをシート材へ押し占て１
両者の作用によって機械的及び静電気的に、シート材の
シート材支持部材への密着固定を行うことが提案されて
いる。従来このような押当てローラは導電性のすべり軸
受によって転写ドラム本体と導電性を維持しつつ回転可
能に支持され、シート材に適当な押圧力を作用させてシ
ート材との摩擦力によって従動回転するようになってい
る。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、ｌ〕記従来の技術にあっては、シート材との摩
擦力によって従動回転する押当てローラは、飛散したト
ナーが対向電極ローラの軸受摺動面に侵入し従動ｆ１荷
が増大すること、押当てローラの回転速度は転写ドラム
の回転に従うため安定せず、押当てローラとシート材と
の摩擦力は静摩擦力と動摩擦力との間を絶えまなく変動
すること等の理由によりシート材との摩擦力が予想外に
大きくなってしまうことがある。

−・方、シート材を把持するグリッパを開閉するには、
転写ドラム内部で回転するカムとグリッパ＜−１，と−
・体的に回転するカムフォロアーとの係合によって行い
、シート材を把持するには通常ばねの反発力を利用する
。しかし、このグリッパの把持力を増加させようとする
と、グリッパを開閉するカム等の機構内で転写ドラムの
回転力に対して生ずる負荷変動が増加して画像ブレを引
き起こし、又はねの寿命を短くする原因ともなるので、
グリッパの把持力はあまり大きくすることができない。

従って、Ｌ記押当てローラとシート材との摩擦力が予想
外に大きくなった場合に、シート材が転写ドラムＬで位
置ずれを起こし、シート材のたるみや浮きも生ずるので
多重転写時の画像の色ずれが生じ、画質が劣化してしま
うという問題点があった。

そこで本発明は１−記従来技術の問題点を解決するため
になされたもので、その［１的とするところは押当てロ
ーラとシート材との摩擦負荷を適切なｒｉｌに維持し、
シート材の転写ドラムヒでのたるみや浮きを防１トして
転写画像の部分的濃度低下がなくなるとともに、シート
材の転写ドラム上の位置ずれによる転写画像のずれを防
上可能なシート材担持装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） Ｌ記問題点を解決するために１本発明にあっては、シー
ト材を把持し無端状に移動可能なシート材担持手段と、
該シート材担持手段上のシート材に接離可能でかつ所定
の速度で回転駆動される回転体とを備え、該回転体はそ
の周速度が前記シート材担持１段における前記シート材
の移動速度と同速度又は低速度となるように駆動するよ
う構成した。

（作　用） Ｌ記構成を有する本発明にあっては、シート材と回転体
との摩擦負荷を安定させ、シート材の転写ドラムへの密
着性と位置精度を向りするようにしたものである。

（実施例） 以ドに未発明を図示の実施例にノ、（いて説明する。

第３図は本発明の一実施例に係るシート材担持装置を適
用したカラー複写機の概略構成図を示しており、１は回
転式現像装置で、回転体中にはそれぞれ、イエロー現像
器ｌＹ、マゼンタ現像器ＬＭ、　シアン現像器ＩＣおよ
びブラック現、像器ＩＢＫを搭載している。２は外部よ
りの現像剤（トナー）補給装置で、２Ｙはイエローホツ
ノク。

２Ｍはマゼンタホッパ、２Ｃはシアン現像器く、また２
８にはブラックホッパを示す。

このカラー複写機全体のシーケンスについて、まず、フ
ルカラーモードの場合を例として簡単に説明する。３は
、図示矢印方向に回転する感光体ドラムで、ドラム七の
感光体は帯電器４によって均等に帯電される。つぎに、
転写材Ｓのイエロー画像信号により変調されたレーザ光
Ｅにより画像露光が行われ、感光体にラム３」二に静電
潜像が形成され、そののち、あらかじめ現像位置に定置
されたイエロー現像器ＩＹによって現像が行われる。

一方、給紙ガイド５ａ、　　レジストローラ６、給紙ガ
イド５ｂを経由して進行したシート材Ｓは、所定タイミ
ングに同期してグリッパ７により把持され、回転体とし
ての押当てローラ８とその対向極によって静電的にシー
ト材担持手段としての転写ドラム９に巻き付けられる。

転写ドラム９は、感光体ドラム３と同期して図示矢印方
向に回転しており、イエロー現像器Ｙで現像された顕像
は。

転写部において転写帯電器１０によって転写される。転
写ドラム９はそのまま、回転を継続し１次の色（第３図
においてはマゼンタ）の転写に備える。

・方、感光体ドラム３は、帯電器１１により除電され、
クリーニング部材１２によってクリーニングされ、再び
帯電器４によって帯電され、次のマゼンタ画像信ｔ）に
より１１η記のような露光を受ける。この間に現像装置
ｌは回転して、マゼンタ現像器ＩＭが所定の現像位置に
定置されていて所定のマゼンタ現像を行う、続いて、以
りのような行程を、それぞれシアンおよびブラックに対
して行い、４色分の転写が終了すると転写紙りの４色顕
像は各帯電器１３．１４により除電され、前記グリフパ
７を解除すると共に１分離爪１５によって転写ドラム９
より分離され、搬送ベルト１６で定着器１７に送られ、
−１のフルカラープリントシーケンスが終了し、所要の
フルカラープリント画像が形成される。

第１図及び第２図は本実施例に係るシート材担持装置を
示しており、第１図において、８は導電性部材で構成さ
れた押当てローラ、２２及び２３は押当てローラ８両端
の小径部を導電性を維持しつつ、回転可能に支持し、自
ら導電性部材で構成された揺動アーム、２４は揺動アー
ム２２゜２３を揺動中心として揺動可能に支持し、不図
示の回転駆動源との連結によって押当てローラ８がシー
ト材Ｓの移動方向に順方向にかつ周速度が転写ドラム９
の周速と同じかもしくはやや遅い速度で回転可能に駆動
される駆動軸である。

２５は押当てローラ８の小径部８ａに一体的に固定され
たベルトプーリー、２６は駆動軸２４に一体的に固定さ
れたベルトプーリー、２７はベルトプーリー２６の回転
力をベルトプーリー２５へ伝達するベルトである。

２８は揺動アーム２２を装置本体と電気的に導通させる
アース線、２９．３０は揺動アーム２２．２３にそれぞ
れ回転可能に支持されたピン、３１は装置本体に固定さ
れた軸受、３２は軸受３１に回転可能に支持される揺動
軸、３３は揺動軸３２の端部に一体的に固定されたカム
フォロア、３４及び３５は揺動軸３２に一体的に固定さ
れ、揺動軸３２の回転力によってそれぞれピン２９とピ
ン３０を押圧する板ばねである。３６は不図示のフラン
チを介して回転駆動源と連結され、フランチの着脱と共
に回転と停止１ユの動作が順次＋ｉｊ能なカム軸、３７
はカム軸３６に［−４定され、小゛ｒ、径部３７ａと大
半径部３７ｂを有し、力１、フォロア３３の先端へ漬沁
魂ｄその変位を伝達する偏心カムである。

また第２図において、９はシート材Ｓを担持して回転ｆ
ｉ丁能な転写ドラム、３は感光４ネト−ラム、８は転写
ドラム９１二に保持され転写ドラム９の回転と）（に移
動し、シート材Ｓを把持可能に開閉動作するグリッパ、
６はシート材Ｓをグリッパ８へ把持１１［店にタイミン
グをとって搬送するレジストローラである。

３８は押当てローラ８に対向する転写ドラム９内の位置
に配置されそのコロナ放電によってシート材Ｓを静電気
的に転写ドラム９への吸着作用をする吸着り１シ電器、
３９は感光体ドラム３上に形成された現像画像をシート
材Ｓへ転写させる転写帯電器、１５はシート材Ｓを転写
ドラム９から離脱する際、転写ドラム９側へ揺動し、上
記離脱動作を補助する分離爪である。

以ヒの構成において、本実施例に係るシート材ＪＱ持装
置では、次のようにしてシート材の担持及び移動が行わ
れる。すなわち偏心カム３７はその小゛ｈ径部３７ａが
カムフォロアー３３へ作用する角度位置にあり、第１図
の示す位置に対してカムフォロアー３３は矢印Ａ方向の
角度位置にあり、板ばね３４，３５からピン２９．３０
への作用力は弱く、押当てローラ８の自信によって揺動
アーム２２．２３は矢印Ｃ方向への揺動位置にあり。

転写ドラム３から離間している（第２図の点線の位置）
０次にシート材Ｓがレジストローラ６によって送出タイ
ミングをとって転写ドラム３の回転と共に移動するグリ
ッパ７へ搬送されると、グリッパ７はシート材Ｓの先端
を把持し、シート材Ｓを転写ドラム９の回転方向へ搬送
していく。

それとほぼ同時に偏心カム３７はクラッチ動作によって
半回転し、大半径部３７ｂがカムフォロアー３３へ作用
し、揺動軸３２を矢印Ｂ方向へ回動させる。これによっ
て板ばね３４，３５はピン２９．３０を押圧し、揺動ア
ーム２２．２３を矢印り方向へ揺動させて、押当てロー
ラ８を−に方へ持ち七げ、転写ドラム９へ５接させる。

さらに、サーボモータ（図示せず）によって駆動軸２４
が駆動され、プーリ２６、ベルト２７゜プーリ２５を介
して押当てローラ８が転写ドラム９の周速度と同じかや
やＦまわる速度で駆動される。また、吸着帯電器３８の
コロナ放電がなされる。その直後、グリッパ７にくわえ
られたシート材Ｓは押当てローラ８と吸着帯電器３８の
間を通過し、７常速度で回転する押当てローラ８から安
定した適切な負荷を受は転写ドラム９に対して浮きやた
るみなく機械的に密着度を増しさらに吸着帯電器３８の
コロナ放電による静電気力によって転写ドラム９表面に
吸着する。

そしてシート材Ｓの先端が感光体ドラム３と転写ドラム
９が対向する転写位置に到達直前から転写帯電器３９が
コロナ放電を開始し、感光体ドラム３上に形成された現
像画像をシート材Ｓへ静電転写する。

−・方、シート材Ｓの後端が吸、？７帯電器３８と押８
てローラ８との対向位置を通過すると、カム軸３６がク
ラッチ操作によって半回転し、小半径部３７ａがカム、
フォロアー３３へ当接する角度位置となり、揺動軸３２
から板ばね３４，３５を介してピン２９．３０への押圧
力が減少することによって揺動アーム２２．２３は押当
てローラ８の自信によって矢印Ｃ方向へ揺動し、その結
果、押当てローラ８は転写ドラム９から離脱する。この
ため多毛転写の際にシート材Ｓが転写ドラム９の回転と
共に再び吸着帯電器３８の対向位置に到達したときには
、シート材Ｓ上の転写画像が押当てローラ８に接するこ
もとなく、乱れない、その後、駆動軸２４の回転が停止
トシ、押当てローラ８の回転が市まる。

多重転写終了後は分離爪１５の手前の位置でグリッパ７
が開き、分離爪１５が下降してシート材Ｓの分離動作が
行われる。

このように押当てローラをその作用時に所定の周速度で
回転することとしたので、押当てローラの軸受面の状態
に影響されることがなく、シート材への摩擦負荷の変動
をシート材Ｓの搬送性及び密着性に影響しない程度の範
囲に押さえることができるので、常に適切な摩擦負荷を
安定して供給することができる。

また、押８てローラ８を転写ドラム９の移動速度と同速
度又は低速度となるように駆動するので、シート材Ｓの
たるみを防ｒｌ−して転写画像の部分的濃度低下をなく
すとともに、シート材Ｓの転写ドラム９トの位置ずれに
よる転写画像のずれを防１１−することができる。

尚、本実施例においてはシート材担持手段としてドラム
状のものを用いたが、これに限らずベルト状のものを用
いてもよい。

また、本発明は電子写真方式の複写機やプリンターに限
らず、熱転写式プリンタやインクジェット式プリンタの
シート材１［１持装置にも＾川することができる。

（発明の効果） 以！二の構成及び作用を有する本発明にあっては、回転
体上のシート材に対し常に適切な摩擦負荷を安定して供
給することができ、シート材のたるみを防１トシて転写
画像の部分的低下をなくすとともに、シート材の回転体
−Ｌにおける位置ずれによる転写画像のずれを防１１−
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例に係るシート材担
持装置を示すもので、第１図は回転体の機構の構成図、
第２図は本実施例の概略構成図、また、第３図は本実施
例を適用した電子写真式カラー複写機の概略ＭＩｉ成図
である。 符　　号　　の　　説　明

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シート材を把持し無端状に移動可能なシート材担持手段
   と、該シート材担持手段上のシート材に接離可能でかつ
   所定の速度で回転駆動される回転体とを備え、該回転体
   はその周速度が前記シート材担持手段における前記シー
   ト材の移動速度と同速度又は低速度となるように駆動し
   たことを特徴とするシート材担持装置。